JP2928833B2 - 繋ぎ梁 - Google Patents

繋ぎ梁

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隆一 西本
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、主梁にH型鋼を用いた鉄骨建築物におい
て、その主梁間に取り付けられる繋ぎ梁の構造に関する
ものである。
従来の技術 主梁にH型鋼を用いた鉄骨建築物においては、その主
梁のフランジ部分に外壁パネル等の取り付け金具を取り
付け、或いは外壁パネル等を直接に取り付けている。そ
して、互いに離れて配置された主梁間の繋ぎ梁も、その
主梁に合わせてH型鋼が用いられている。その繋ぎ梁を
屋根梁として、太陽光を採り入れるためのサッシュ等を
取り付ける場合には、その繋ぎ梁のフランジの内側の端
部にそのサッシュを固定するようにしている。
発明が解決しようとする課題 上記のように、繋ぎ梁にH型鋼を用いると、全てが同
一の部材で統一できる点があるが、その半面、上記のよ
うに屋根部分に太陽光を採り入れるためのサッシュを取
り付ける場合には、H型鋼だと、そのフランジが内側に
も突出しているため、すなわちフランジの幅が大きいこ
とから、そのサッシュを取り付ける空間がそれだけ狭く
なり、太陽光の採り入れ面積が小さくなるという欠点が
ある。この発明は、このような不都合を解消し、なおか
つ、主梁との接合や外壁パネル等の取り付けは、H型鋼
の主梁部分と全く同じに行なえるようにした繋ぎ梁の構
造を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するため、この発明では、H型鋼か
らなる建物の主梁と主梁との間に跨って取付けられる外
周壁用の繋ぎ梁であって、この繋ぎ梁を、前記主梁のほ
ぼ半分の幅を備えた断面コ字形として、建物の外周壁を
構成し且つその繋ぎ梁と同じ方向の前記主梁に対して、
それら繋ぎ梁と主梁の各フランジの外側の端縁同士が平
面から見てほぼ同一直線上となるようにして、繋ぎ梁の
溝を外側にして配置してなることを特徴とする。
作用 上記この発明の構成では、繋ぎ梁と主梁との接合は、
この主梁の一般的な接合方法であるウエブ間に接合プレ
ートを用いて接合することができる。また、その繋ぎ梁
のフランジが外方に突出することになるので、他の主梁
部分と同じようにして外壁パネル或いはその取り付ける
金具を取り付けることができる。他方、フランジは内方
に突出しないので、太陽光を採り入れるためのガラス用
のサッシュを大きく取ることができる。
実 施 例 以下、この発明の構成を実施例について説明すると、
第6図は、いわゆるハイサイドライトと呼ばれる太陽光
を採り入れるためのスペースを設けた建築物の概略であ
って、この図で示すように、建物本体1の1階部分の側
壁より突出して、張出しスペース2が設けられ、この張
出しスペース2の上面に、この発明の繋ぎ梁を用いる傾
斜状の太陽光採り入れ用の屋根3が設けられている。
第5図は、上記ハイサイドライト部分の骨組構造を平
面から見たもので、図において5、5…は、互いに平行
に配置されたH型鋼の主梁、6、6は、そのH型鋼の主
梁5と直角な方向に配置された同じくH型鋼からなる主
梁であり、その一方の方向に配置された最端部の平行な
2本の主梁5、5との間において、それと直角の方向の
一対の繋ぎ梁7、7が設けられている。
第1図〜第4図が、上記繋ぎ梁7の具体的な取り付け
構造を示している。この繋ぎ梁7は、H型鋼からなる主
梁5、6を、その垂直面内で左右方向に半割りした半断
面形状の断面コの字型であり、そのフランジ8、8が上
下平行となるようにして配置されている。この場合、こ
の繋ぎ梁7が渡される主梁5、5間は、互いに上下に高
さが異なっており、すなわち、最外端部側の主梁5の方
が低くなっているから、これに基づき、その繋ぎ梁7の
中間部分を両者間のレベル差を繋ぐための傾斜状とし
て、その両端に、水平部9、9を一体に形成している。
そして、一方すなわち高い方の水平部9は、その繋ぎ梁
7と平行方向の主梁6端面に突き合わせ状にし、かつ、
そのフランジ8の端縁8aが、主梁6のフランジ10、10の
端縁10aとほぼ同一線上となるように配置されるととも
に、これらのウエブ11、12間に渡した接合プレート13を
用いて、ボルト14によって互いに接合されている。この
接合方法は、他の主梁5、6同士の接合方法と同じであ
る。他方、レベルの低いほうの水平部9においては、そ
の繋ぎ梁7と直角な方向の主梁5の端部側面に突き合わ
せ状に配置されるとともに、その主梁5のフランジ10、
10間に取り付けたスチフナー15へ、同様に接合プレート
16を用いてボルト17でこの場合も、前記主梁6と繋ぎ梁
7の接合と同様に、主梁5のフランジ10、10の端縁と繋
ぎ梁7のフランジ8、8の端縁は、ほぼ同一線上となる
ようにして配置される。この第1図では、前記2本の繋
ぎ梁7の内一方のみを示しているが、他方の繋ぎ梁7
も、これと左右対称の状態で、そのフランジ8、8間の
溝が外向きとなるようにして取り付けられる。図中23は
角形鋼管からなる柱であって、その上端に突設した小径
円柱部18先端の水平プレート19において、主梁6の下側
のフランジ10が接合されている。他方、20は、H型鋼か
らなる柱であって、そのフランジ21、21上端面に接合し
た水平接合プレート22、22上に、主梁5の端部が配置さ
れるとともに、ボルトによって接合される。そして、こ
の実施例では示していないが、上記繋ぎ梁7、7及びそ
の繋ぎ梁7両端側の平行な主梁5、5間によって生まれ
る空間内に、サッシュが斜め状に取り付けられて、太陽
光を上方から採り入れるように構成される。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、H型鋼からなる主
梁間に渡される繋ぎ梁を、その主梁の半断面形状の断面
コの字型として、その溝部が外向きとなるようにして配
置されているから、その梁の外側に取り付けられる外壁
パネル等は、主梁と全く同じように、そのフランジへ金
具を取り付けるか或いは直接にそれらの外壁パネル等を
固定でき、また、主梁との接合も、そのウエブ同士を接
合する一般の主梁と全く同様の接合構造を取ることがで
き、そのため、主梁部分と全く同一の作業で行うことが
できるから、作業の統一性が図られ、作業性を向上する
ことができる。更に、繋ぎ梁と主梁との各フランジの外
側の端縁同士が平面から見てほぼ同一直線上となるよう
にして配置されていため、外壁パネルの取り付けが容易
で、従来の外周壁をと全く同一の作業性を有するもので
ある。しかも、フランジが内側に突出しないから、すな
わち、フランジの幅が主梁部分のほぼ半分となるから、
この内側の空間部分を広く取ることができて、いわゆる
ハイサイドライト等の太陽光を採り入れるためのガラス
屋根を設ける場合に、その採り入れ面積を充分に広く取
れるという効果がある。加えて、そのようにフランジの
幅が狭いことから、見た感じもすっきりとした感じとな
り、開放感のあるスペースを構成することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の繋ぎ梁の取り付け構造を示す要部
の斜視図、第2図は同じく側面図、第3図は第2図の右
方向から見た側面図、第4図は、要部の平面図、第5図
は繋ぎ梁を用いた建築物の梁の構成方法を示す要部の配
置図、第6図は、この発明の繋ぎ梁を設けるハイサイド
ライトを備えた建築物の概略正面図である。 5、6……主梁、7……繋ぎ梁、8……繋ぎ梁のフラン
ジ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】H型鋼からなる建物の主梁と主梁との間に
    跨って取付けられる外周壁用の繋ぎ梁であって、この繋
    ぎ梁を、前記主梁のほぼ半分の幅を備えた断面コ字形と
    して、建物の外周壁を構成し且つその繋ぎ梁と同じ方向
    の前記主梁に対して、それら繋ぎ梁と主梁の各フランジ
    の外側の端縁同士が平面から見てほぼ同一直線上となる
    ようにして、繋ぎ梁の溝を外側にして配置してなること
    を特徴とする繋ぎ梁
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