JPH0681303U - アルペンスキー靴 - Google Patents

アルペンスキー靴

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JPH0681303U
JPH0681303U JP050290U JP5029092U JPH0681303U JP H0681303 U JPH0681303 U JP H0681303U JP 050290 U JP050290 U JP 050290U JP 5029092 U JP5029092 U JP 5029092U JP H0681303 U JPH0681303 U JP H0681303U
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tongue
foot
ski
ski boot
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JP050290U
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パリ ジャン
ペリスー クロード
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Salomon SAS
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Salomon SAS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
    • A43B5/0435Adjustment of the boot to the foot
    • A43B5/0443Adjustment of the boot to the foot to the instep of the foot, e.g. metatarsals; Metatarsal clamping devices
    • A43B5/0445Adjustment of the boot to the foot to the instep of the foot, e.g. metatarsals; Metatarsal clamping devices directly actuated by non flexible means, e.g. screws, levers

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ひも緊締式の歩行用靴で得られる足保持と同
等の足保持を可能にするとともに硬質シェルを有するス
キー靴の操作性や支持機能を保存するスキー靴を提供す
る。 【構成】 硬質シェル低部6,27,30,33,3
7,44,48,60,67,74,77,82,8
7,92の内側壁面の少なくとも一方に、少なくとも1
の小舌状部材3,3’;25,25’;28,28’;
34,34’;40,40’;45;55;58,5
8’;72,72’;75,75’;79,79’;8
4,84’;90,90’;97,97’を一体的に連
結して、スキーヤーの足上部を少なくとも部分的に包囲
するよう、また靴の長手方向軸を横断する方向に配設し
たスキー靴。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は「硬質殻体(シェル)型」と呼ばれるスキー靴に関し、特に、より一 般的に「靴本体(シェル)低部」と呼ばれるスキー靴の下方部分、ならびにこの 靴本体低部内でスキーヤーの足部を保持および/または維持する手段についての 特別な構造に関するものである。
【0002】 それ自体公知となっているとおり、硬質の殻体を有するスキーくつの或るもの は、後部分(あるいは後部フード)と前部分(あるいはスリーブ)とで構成され た胴部が載置されている靴本体低部を含み、この前部分は該靴本体低部の上部区 域に設けられた長手方向の割れ目を覆っている。靴の胴部をスキーヤーの脚部に 対して閉鎖する際に働く後方への引張力は、該割れ目の左右縁部をスキーヤーの 足首部上で互いに接近させ、靴本体低部の上部分の変形によって、靴内に足部を 保持することになる。この種のスキー靴はドイツ特許第3247516号明細書 および同第3505056号明細書に記載されている。
【0003】 別の型式のスキー靴も、同様に、靴本体低部の壁部のいかなる変形とも無関係 に作動して該靴本体低部内に足部を保持する装置を利用している。フランス特許 第2343437号明細書および同第2345097号明細書には、このような スキー靴の例が教示されている。さらに、ドイツ特許出願第3429237号明 細書には、スキー靴の前部区域を覆うフード上に配設された引張機構を用いて靴 本体低部の割れ目の変形可能な縁部上方を通るワイヤーにかかる引張により、靴 本体低部を変形させて足部の締め付けを行なうという、足部の締め付けについて のもう一つ別の原理が記載されている。
【0004】 最後に、フランス特許第2556187号明細書には、いわゆる靴本体低部に 由来し、かつ、スキー靴の前部区域からその足首部区域に至るまでの全域をカバ ーする該スキー靴の前部分の変形しにくい硬質の構造体内部にまで延びている、 変形可能な諸部分に、上記フランス特許第2345097号明細書で教示された 締め付けの原理を応用したスキー靴の構造が記載されている。
【0005】 ドイツ特許第3505056号明細書および同第3247516号明細書に記 載されたスキー靴を履いて実際に使用してみると、この種のスキー靴にとって、 スキー靴の密閉性を確保するためには、閉鎖用フードと靴本体低部との間で比較 的正確な調節を行なう必要があること、そしてまた、足の保持を確実に行なうた めには、割れ目の縁部を充分に変形しやすくしておく必要があることが分かる。 これらの要求を満たすことが難しいことは明白である。なぜかというと、更に、 スキーヤーの脚部の屈伸運動の制御に関与するこのようなスキー靴の閉鎖用フー ドが、普通にスキー滑走を行なっている間、絶え間ない相対運動を靴本体低部に 対して引き起こすからである。該フードのこの相対運動は、足保持のため最初に 設定した諸条件を結果的に変更してしまうことになる。
【0006】 スイス特許第506960号明細書に教示されるような他のスキー靴は、足挿 入用の開閉装置を備えた硬質靴本体低部を含むが、このようなスキー靴では、足 部の保持は靴底の内側に一体的に接合されるとともに、弾性を有する保持装置や 紐や編み紐などに連結固定される布製ゲートルを介して行なわれる。このような スキー靴においては、保持装置の圧力を足の全部分が受けることになり、かなり の不快感がある。また更に、このスキー靴は、中足骨/指骨関節部のような足の 或る区域に対して苦痛を与えることさえある。これらの関節部は、特にスキーヤ ーが姿勢を変えると、足に対する負荷配分が変わるので、幅方向に大きな位置変 化を受けることになる。
【0007】 また、アメリカ合衆国特許第3,798,804号明細書に記載されているよ うな公知型式の紐装置を靴の柔らかい甲の部分に備えるとともに、足指区域に位 置する軸の回りを自由に枢動する安全用の硬質上部フードを含む安全スキー靴も 知られている。上記の米国特許の例において、スキー靴は紐装置に連結固定され 、かつ該小舌状部材は、スキー靴を履いて歩行する際、足甲部の屈曲を妨げない よう弾性材料を用いて結合されている複数個の小舌状部材により作られる。この ようなスキー靴は、歩行の際足部を充分に保持してくれるが、自由に枢動する上 述のフードの構造は、密閉性の高いスキー靴を実現することも、また、スキー靴 の胴部を介して硬質靴本体低部に対して加えられる応力に耐えることも不可能に している。
【0008】 本考案は、従来の紐式歩行靴で得られる足保持に匹敵する足保持の利点を有す るとともに、硬質の殻体を有するスキー靴の操作性や支持機能を保持するスキー 靴を提案するものである。この目的のために、本考案は、特にスキーヤーの足甲 部および踵部の諸関節骨質区域に対して圧力をかけることおよび/または及ぼす ことなく、スキーヤーの足の形状を重視するとともに、スキーの実施中に発生す る様々な応力が足部に働いても、前記足の骨質区域の位置を靴本体低部内で変更 できるようにして、内部足保持手段を靴本体低部に結合することを提案する。
【0009】 本考案に基づくスキー靴は、スキーヤーの足の出し入れを可能にする開閉装置 を備えた胴部が取り付けられ、かつスキーヤーの足の前端から少なくとも足首に ほぼ対応する区域まで該足を少なくとも部分的に取り囲む硬質靴本体低部を含み 、その特徴とするところは、少なくとも1の横断方向小舌状部材が前記靴本体低 部の内側面の少なくとも1に一体連結され、かつスキーヤーの足上部を少なくと も部分的に取り囲み、前記小舌状部材は、中足骨と踵骨(踵骨の隆起部)にそれ ぞれ対応する足の骨質隆起部(骨頭部)のほぼ上方を通り、該スキー靴の長手方 向に沿って延びる押し下げ境界線と、踝骨の骨質隆起部ならびに中足骨の骨質隆 起部をそれぞれ通り靴底の面に対してほぼ垂直な2の交差面とによって画定され る区域内で、該靴底の面より上方に位置し、かつ該境界線に沿って靴本体低部か ら押し下げ可能としたことにある。
【0010】 該横断方向小舌状部材は、それが接合される靴本体低部の対応する壁部に比べ て柔軟性を有していると有利である。公知型式の内部足保持装置は、スキーヤー の足の上部に対してこの小舌状部材を接近させる方向に該部材に作用するよう配 設されるが、この足保持装置は、靴本体低部が互いに組み立てられた複数個の部 分で構成されている場合、該靴本体低部、あるいは該靴本体低部のどの部分をも 変形させることはない。
【0011】 例えば、本考案の好ましい実施態様によれば、該小舌状部材が構成する足保持 手段は、押し下げ境界線を起点として、靴本体低部の対応する壁部に比べて柔軟 性を有する。この境界線の下方で、該靴本体低部はスキーヤーの足部の中足骨頭 部および踵骨の骨質区域を収容する。小舌状部材を靴本体低部の壁部に取り付け る構造の場合について言えば、該横断方向小舌状部材の押し下げ境界線が同部材 の連結手段と重なる場合も、重ならない場合もあるということが理解される。ま た、横断方向小舌状部材の押し下げ境界線の下方に位置する靴本体低部又はこれ と同等の構造の全区域は、本来的に硬質であり、その結果足の骨質隆起部区域は 変形しにくい凹部内に収容され、この凹部内には足部を快適に包み込むように適 合させた詰め物(パッド)が設けられるのに対し、該横断方向小舌状部材は足の 上面に押し当てられる変形可能な包囲体によって足の緊締を行なうようになって いるということにも注意されたい。
【0012】 最後に、本考案は内部に単一の横断方向小舌状部材を有するスキー靴に限定さ れるものではなく、スキー靴の片側に、あるいはその両側に配設される一連の複 数個の小舌状部材を利用する全ての構成例にも及ぶものである。図示の例におい て、各小舌状部材はスキー靴の両側に設けた全体的な押し下げ境界線と合致した 押し下げ用境界線を有する。
【0013】 本考案によれば、足保持手段、すなわち小舌状部材について、数多くの変形実 施例が実現可能である。例えば、該小舌状部材は可撓性、柔軟性および/または 伸張性を比較的備えた材料から作ることができる。これら小舌状部材は、構成上 の必要性に従い、様々な接合手段によって靴本体低部の壁部の変形しにくい区域 に取り付けられたり、あるいは該部材の伸長部分または拡張部分を構成すること もできる。要するに、これら小舌状部材はまた、ヒンジ連結および/または溝、 切り込みなどの配置により具体化される撓曲区域を含み、これらの溝などは、該 撓曲区域に使用される材料のもつ強度を変えることにより、特定の線を起点とし て撓曲を促進することができるものである。スキーヤーの足に対する緊締圧力お よび/または保持圧力を最適に配分するため、該小舌状部材は、なにがしかの柔 軟性および/または複数個の切り込み、あるいはスキーヤーの足の形状に適合す るように変形可能な部分などの特定の形状または切り取り部分を有する。
【0014】 スキー靴の硬質殻体(シェル)部分の構造については、特にスキー靴の履装方 式に応じた様々な手法が考えられる。したがって、該靴本体(シェル)低部は、 単一の包囲部材で構成してもよいし、また、スリーブと後部フードとからなる胴 部を該シェル低部上に載置したものでもよく、この場合、後部フードは足を挿入 できるようにするため、後方へ枢動可能となっている。前方に開口部を有する構 造としては、該靴本体低部に、例えば、脱着式またはヒンジ結合式の上部覆いを 設けてもよい。
【0015】 スキー靴本体を構成する硬質部分の構成態様および組立態様がどのようなもの であっても、横断方向小舌状部材から成る足保持手段は、既に見てきた通り、画 定された区域と空間内で上記硬質部分の下方に配設されること、および、少なく とも1の緊締装置および/または操作装置が、前記足保持手段を、特に該手段の 自由端を互いに接近させる方向に、互いに拘束して、足の上部に対して押圧を生 じさせることに留意されたい。
【0016】 前記小舌状部材と足の間に快適性を向上させるための詰め物を充分に介装でき ることが明かである。
【0017】 本考案に基づくスキー靴の複数の実施態様を示す添付の概略図を参照して以下 に述べる説明を読めば、本考案に対する理解が更に深まることになろう。但し、 これらの実施態様は例として挙げたもので、本考案の範囲を限定するものではな い。
【0018】 図1、図2および図3は、それぞれ、足部を保持する2の横断方向小舌状部材 3、3’を含む内部足保持装置を備えた、後方挿入式(リヤ・エントリー式)で 、かつ硬質殻体(シェル)を有するスキー靴1の概略斜視図、縦断面図および横 断面図である。これらの横断方向小舌状部材3、3’は、靴本体(殻体)低部6 の両内側面7、7’上で該殻体低部に接合され、かつスキーヤーの足8の上部を ある程度覆うところまで該足の両側に広がっている。本考案によれば、該小舌状 部材3、3’は、靴底12の面11と交差する2の面9、10の間で、スキー靴 1の長手方向に位置している。図1から、上記の面9、10が足8の踝骨隆起部 13、13’および中足骨隆起部14、14’をそれぞれ通ることが分かる。
【0019】 本考案に基づく図1から図3までの実施態様において、小舌状部材3、3’は それぞれ押し下げ境界線15、15’を起点として靴本体低部6の対応する壁部 より押し下げ可能である。この押し下げ境界線15、15’の下方では、足8の 中足骨隆起部14、14’および踵の骨質区域16は前記靴本体低部6内に収容 されているので、前記小舌状部材3、3’は前記骨質部分に対して緊締効果を全 く有しない。
【0020】 図3は交差面10内にある足の輪郭18を概略的に示す図で、第一指中足骨1 4と第五指中足骨14’の各々について、それぞれの押し下げ境界線15、15 ’に対する中足骨隆起部の位置を明示している。これらの押し下げ境界線は靴底 12の面に対して異なる高さに位置しており、かつ、実際には、足の外側中足骨 隆起部の各々の位置にほぼ対応していることが分かる。
【0021】 該小舌状部材3、3’と靴本体低部6との連結は、図1から図3までに示した 実施例の場合、点17で表されるが、これらの点17は糊付け、蝋付け、縫い合 わせなどの手段であることを概略示すものである。
【0022】 上記のスキー靴1の構成例において、スキー靴の殻体は3の主要な硬質部分に より構成され、その下側部分、すなわち靴本体低部6は先に述べた本考案の目的 となる部材、つまりスリーブ20と後部フード21とを含む。実際には鋲によっ て具体化される軸22は、スキー靴の胴部19を構成する、例えば、後部フード 21および/またはスリーブ20のうち少なくとも一方のヒンジ連結を実現する 。図示されてはいないが、小舌状部材3、3’を作動させるための、紐、レバー 式バックルなど公知型式の装置はスキー靴の外側に設けられていて、前記小舌状 部材3、3’の自由端部を図3に矢印23、23’の方向で示すように、足の上 部に対して接近させ、いわゆる「足部保持」を確実に行なう。
【0023】 図3に続く図4ないし図6は、靴本体低部の両側面上に小舌状部材を接合する ための各種実施態様を示している。この場合、各々の小舌状部材は、該靴本体低 部の壁部から派生する同一材料の延長部分で構成され、該靴本体低部の空間内に 延在する。このようにして、図4の例において、該小舌状部材25、25’は共 に押し下げ境界線15、15’から派生している。これらの押し下げ境界線15 、15’は靴本体低部6の側壁を2の長手方向区域に分けている。分けられた一 方の靴底12に隣接する部分26、26’は、スキー操作に伴なう応力に耐える のに適した硬質の囲いの中に足の低部を収容するために設けられており、足上部 を介して2本の押し下げ境界線15、15’をつないでいるもう一方の部分27 は、足上部を確実に包囲し、万一の場合には、スキーヤーの脚部の屈伸運動によ ってスキー靴胴部のレベルに及ぶ応力を吸収するために設けられている。
【0024】 該上部区域27も変形しにくいが、前記押し下げ境界線15、15’を起点と して、横断方向小舌状部材25、25’を構成する2の側方部分に分けるのが有 利である。該小舌状部材25、25’は靴本体低部6の壁部と同じ材料から成っ ているが、小舌状部材作動装置の作用により足の上方で湾曲できるようにするた め、および/または足の形状に適合するようにするため、該靴本体低部の壁部の 下部区域26や上部区域27の厚みよりも全般的に薄い厚み部分に設けられる。 図5の変形構成例においても、該小舌状部材28、28’は、前述の例と同様、 押し下げ境界線15、15’を起点として靴本体低部30の内部でその材料の延 長部分によって構成されている。本実施例において、前記靴本体低部30の壁部 29、29’に対する前記小舌状部材28、28’の湾曲および変形能力は、該 靴本体低部の硬質下部区域の内壁32、32’の各々にヒンジ区域となる溝31 、31’を設けることによって得られる。図6において、靴本体低部33は、図 4の構成例と同様、押し下げ境界線15、15’を起点として靴本体低部の壁部 35、35’から派生する同一材料の延長部分で構成されてはいるが、その両先 端36、36’が互いに部分的に重なるまで延びている小舌状部材34、34’ を含む。
【0025】 図7に示す構成例では、2の部分38、39から成る靴本体低部37が示され ており、その下方部分38、38’は小舌状部材40、40’を含み、もう一方 の上方部分39は、硬質の閉鎖用蓋部材を形成している。該靴本体低部のこれら 2部分の接合は、つめ手段の突起縁部41、41’で構成され、前記2の部分3 8、39の両方に配置した互いに補完形状の溝42、42’と共働する組立手段 により行われる。組立区域は、例えば、厚みの薄い区域43、43’で作られた 横断方向小舌状部材の湾曲区域を画定する押し下げ境界線15、15’のすぐ近 くに設けることが望ましい。スキー靴の内部足保持機構に所望の働きをさせるた め、該小舌状部材は足上部の形状に適合できるようにする良好な柔軟性を保証す る適宜な厚みを有する。
【0026】 図8は、同じく本考案に基づくスキー靴の内部足保持装置の1変形実施例を示 すが、この場合、靴本体低部44の構造には小舌状部材45が1つしかない。こ の小舌状部材45は足の上表面46を少なくとも部分的に覆うところまで延在し ている。該小舌状部材45は、作動装置の動作によって、靴本体低部44の壁部 47に対してのみ湾曲することが明らかである。図8の例においても、そこを起 点として小舌状部材45の湾曲が開始する押し下げ境界線15は、中足骨隆起部 14、14’の高さよりもやや上方に置かれている。
【0027】 同じく、単一の小舌状部材55を備えた装置の構想のさらに別の例として、図 9は図7の変形実施態様を示す。この変形例において、靴本体低部48は2の部 分からできている。このような構成の場合、閉鎖用覆い49は靴底12に隣接し た前記靴本体低部の下方区域50の側面のどちらか一方52にヒンジ結合される 。このヒンジ結合は、蝶番51を用いて実現される。つめ装置またはそれに類似 した装置53が該靴本体低部の下方区域のもう一方の側面52’に設けられてい て、該閉鎖用覆い49の突起縁部54と共働するようになっているので、閉鎖用 覆い49をスキーヤーの足に対して確実に鎖錠させる。しかしながら、本考案は 、該靴本体低部に対する接合を靴本体低部の側面と一体成形された伸張部分およ び/または拡張部分によって実現する小舌状部材に限定されるものではない。し たがって、前記横断方向小舌状部材を靴本体低部の内部に取り付ける手段を利用 した実施態様も存在する。図10は、該小舌状部材の接合を可能にする取り付け 手段の一例を示す。この取り付け手段は、靴本体低部に対して該小舌状部材の柔 軟な構造を画定する押し下げ境界線15、15’に沿って一種の蝶番を実現して いる。この場合、小舌状部材58、58’は、靴本体低部60の両壁部に配置し た対応する形状の凹部66、66’と共働する円筒形止め具61、61’を介し て該靴本体低部60に接合されている。密閉手段63、63’を備えた凹部66 、66’の底部には、該小舌状部材の厚みに対応する寸法の割れ目59、59’ が設けられているので、これら小舌状部材をスキー靴の外側から取りはずし可能 に該靴本体低部内へ導入することができる。該小舌状部材を靴本体低部内に挿入 しすぎることがないようにするために、該割れ目59、59’の寸法を該円筒形 止め具61、61’の寸法よりも小さくするということは明らかであり、該割れ 目内で前記円筒形止め具の頭部を取りはずし可能にピン止めしておくことができ 、これにより修理時に小舌状部材の交換が可能となる。休止位置にある小舌状部 材が靴本体低部の内部で上方へ向けられるようにするため、該割れ目は舌状部材 を靴本体低部に挿入する所定の角度に沿った方向に向けておくと良い。このよう な配置構成により、該小舌状部材58、58’は、矢印65で示すように、足上 部に接近する方向に或る移動性を付与される。図10の例では、該小舌状部材の 折り曲げ線64、64’の位置は、中足骨隆起部14、14’がその下方に位置 する押し下げ境界線15、15’より高くてもよい。
【0028】 図11は2の部分、すなわち下方部分68、68’ならびに上方部分(または 蓋部材)69から成る靴本体低部67を示している。唇状密閉部材70、70’ が該下方部分68、68’の側面の延長部分に形成されて、蓋部材69と共働す るようになっている。靴本体低部67を構成する2の部材(下方部分68、68 ’および蓋部材69)間の接合点に配設された継ぎ目部材71、71’が密閉性 および/または組立容易性を更に向上させる。図11の構成例において、該小舌 状部材72、72’は靴本体低部の下方部分68、68’に接合されており、か つそれ自体公知で、しかも図面をわかりやすくするために図示を省略した様々な 取り付け手段により、該下方部分68、68’に対し密着させてある。本考案に よれば、該小舌状部材は、少なくとも押し下げ境界線73、73’のところまで 、該靴本体低部の内壁に密着しており、この押し下げ境界線73、73’は、本 考案の対象とする構造の基準となる足の骨質隆起部14、14’を収容する硬質 区域の押し下げ境界線15、15’と、高さが同じであっても、異なっていても 良い。
【0029】 図11に続く図12ないし図16は、小舌状部材の各種実施態様、ならびに各 種型式のスキー靴本体低部上で側方に延在する押し下げ境界線に沿って配設され た、これら小舌状部材の可能な複数個の配置構成を示す。
【0030】 図12において、靴本体低部74はその両側面に3の小舌状部材75、75’ を含む。この小舌状部材75、75’は、靴底12の面11と交差する面9と面 10との間で、スキー靴の長手方向に配置されている。これら小舌状部材75、 75’と靴本体低部74との接合点17は、図示されていない踵骨隆起部および 中足骨隆起部をその下方に収容する押し下げ境界線15、15’よりも、やや下 方に位置している。この結果、足部は靴本体低部内で該小舌状部材75、75’ に対応して足上部に分散する少なくとも3の締め付け区域で保持され、おのおの の小舌状部材は該部材が覆う足の形状に適合するようになっている。
【0031】 図13において、靴本体低部77はスキーヤーの脚低部に対応する区域で垂直 方向の延長部分78を有しており、この延長部分はスキー靴の胴部のスリーブを 構成する。図12の場合と同様、3の小舌状部材79、79’が、接合点17を 介して両側面上で、靴本体低部77に結合されている。該小舌状部材79、79 ’が覆う足上部の形状に該部材を容易に適合させるようにするため、該小舌状部 材79、79’は、足上部の対応する部分上でそれらを接近させる際に、各々が 少なくとも部分的に変形できるよう、平らな半リング状に作られる。
【0032】 図14の例において、後方挿入型のスキー靴用の靴本体低部82は閉鎖用覆い により足の前部で閉じられるようになっている前上方開口部83を含む。この閉 鎖用覆いは図示されていないが、例えば図9または図11で説明した構造と類似 するものでよい。2組の小舌状部材84、84’は、本考案による殻体82と前 記横断方向小舌状部材84、84’との接合境界間に含まれるスキー靴の区域に おいて、靴本体低部82の両側面に接合されている。図14の例において、各小 舌状部材84、84’は靴本体低部82の両側壁内に配設された枢軸85の回り で方向調節ができるように取り付けられているので、該小舌状部材は各種形状の 足にも適合させることができる。図14の場合、面の境界が(踵に向かって見て )中足骨隆起部の手前に位置していることに注目されたい。
【0033】 図15は、前方挿入型のスキー靴用に作られた殻体の構造を示す。このスキー 靴は、靴本体低部87と一体成形により作られた胴後部89を備えており、図1 4の構造について述べたと同様、靴本体低部の前上方開口部88を閉じるための 閉鎖用覆い(図示せず)を収容するようになっている。足をスキー靴の内部で保 持する横断方向小舌状部材90、90’はそれぞれ靴本体低部の両側面に接合さ れている。該小舌状部材90、90’には柔軟な鋸歯形状の切り込み91、91 ’が複数個設けられており、その各々は該小舌状部材が覆う足上部の形状に該部 材を適合させるためのものである。他方、切り込み部91、91’はほぼ押し下 げ境界線15、15’に沿って湾曲する。これに対して、前記小舌状部材90、 90’の取付手段17は押し下げ境界線の下方に配置される。
【0034】 図16は、本考案に基づく足保持装置の変形例を示す。上方開口部93を有す る靴本体低部92は、2の垂直方向延長部94、94’を含み、各延長部は脚低 部の軸内にある踝の伸張部分内でやや側方に広がっている。該延長部94、94 ’のおのおのは、自由端がスキーヤーの脚低部96の前部を少なくとも部分的に 覆う小舌状部材95、95’を担持している。脚低部と足部とを保持するための 小舌状部材95、95’および97、97’は、それぞれ、図16の構成におい て、一方では、踝の隆起部を通る面9で画定された境界内に含まれる区域で靴本 体低部の垂直側方壁部94、94’に接合されており、他方では、靴本体低部9 2の両側面に接合されている。該小舌状部材95、95’および97、97’は 、押し下げ境界線15、15’に沿って、また面9、10の間に含まれる空間に 沿って、同時に、靴本体低部の壁部のおのおのに対して可撓性ならびに柔軟性を 有する。これにより、足の保持を確実にするために該小舌状部材が作動するとき 、中足骨隆起部14、14’にも、また、踵骨隆起部16にも圧力および/また は応力がかかることはない。小舌状部材の形状および/または寸法がいかなるも のであっても、本考案の範囲を逸脱することはなく、該部材を一様に靴本体低部 の両側面に対して対称的にあるいは非対称的に配設することができる。
【0035】 また、ワイヤー/レバー式機構、巻き取り式機構、ガイド紐式機構などのよう な、足保持を確実に行うために小舌状部材を足に接近させることができる適宜な 型式の作動装置および/または制御装置をも使用することができるであろう。
【0036】 同様に、単一の小舌状部材は、その端部を介して靴本体低部に接合することも 可能であろうし、また、靴底の面11と交差する2の面9、10間に画定された 足保持用の所定区域において、足の形状に適合し得る適宜な部材および/または 構造を含むことも可能であろう。つまり、本考案の範囲を逸脱することなしに、 上記の内部足保持装置は、スキー靴の履装方式にかかわりなく、どのような型式 のスキー靴にも容易に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づく内部足保持手段を備えたスキー
靴を示す概略斜視図である。
【図2】2の横断方向小舌状部材から成る足保持手段の
構成を詳細に示す、図1のスキー靴の縦断面図である。
【図3】図2のII−II線に沿って見た横断面図であ
る。
【図4】スキー靴の足保持手段の可能な別変形態様なら
びに靴本体低部に対して足保持手段を連結する方法を示
す、図2のII−II線に沿って見た横断面図である。
【図5】スキー靴の足保持手段の可能な別変形態様なら
びに靴本体低部に対して足保持手段を連結する方法を示
す、図2のII−II線に沿って見た横断面図である。
【図6】スキー靴の足保持手段の可能な別変形態様なら
びに靴本体低部に対して足保持手段を連結する方法を示
す、図2のII−II線に沿って見た横断面図である。
【図7】スキー靴の足保持手段の可能な別変形態様なら
びに靴本体低部に対して足保持手段を連結する方法を示
す、図2のII−II線に沿って見た横断面図である。
【図8】スキー靴の足保持手段の可能な別変形態様なら
びに靴本体低部に対して足保持手段を連結する方法を示
す、図2のII−II線に沿って見た横断面図である。
【図9】スキー靴の足保持手段の可能な別変形態様なら
びに靴本体低部に対して足保持手段を連結する方法を示
す、図2のII−II線に沿って見た横断面図である。
【図10】スキー靴の足保持手段の可能な別変形態様な
らびに靴本体低部に対して足保持手段を連結する方法を
示す、図2のII−II線に沿って見た横断面図であ
る。
【図11】スキー靴の足保持手段の可能な別変形態様な
らびに靴本体低部に対して足保持手段を連結する方法を
示す、図2のII−II線に沿って見た横断面図であ
る。
【図12】本考案に基づく押し下げ境界線に沿った内部
足保持手段の形状と配置構成の実施態様を示す縦断面図
である。
【図13】本考案に基づく押し下げ境界線に沿った内部
足保持手段の形状と配置構成の実施態様を示す縦断面図
である。
【図14】本考案に基づく押し下げ境界線に沿った内部
足保持手段の形状と配置構成の実施態様を示す縦断面図
である。
【図15】本考案に基づく押し下げ境界線に沿った内部
足保持手段の形状と配置構成の実施態様を示す縦断面図
である。
【図16】本考案によるスキー靴の内部足保持手段を実
現する更に他の特別な実施態様を示す縦断面図である。
【符号の説明】
3,3', 25,25', 28,28', 34,34', 40,40',45,55',58,5
8', 72,72', 75,75', 79,79',84,84', 90,90', 95,95',
97,97'……… 小舌状部材 6, 27, 30, 33, 37, 44, 48, 60,67, 74, 77, 82, 87,
92 ……………… 靴本体低部 7,7' ……………………………………… 内部側面 9,10 …………………………………… 交差面 11 ……………………………………… 靴底面 12 ……………………………………… 靴 底 13,13' …………………………………… 踝骨隆起部 14,14' …………………………………… 中足骨隆起部 15,15', 64,64'…………………………… (押し下げ)
境界線 16 ……………………………………… 踵 部 17 ……………………………………… 接合点 26,26' …………………………………… 長手方向区域 29,29', 32,32', 35,35', 47 ………… 壁 部 31,31' …………………………………… 溝 38,38', 68,68' ………………………… 下方部分 39,69 …………………………………… 上方部分 43,43' …………………………………… 最小厚み区域 49 ……………………………………… 閉鎖用カバー
(蓋) 52' ……………………………………… 側 面 59,59' …………………………………… 割れ目 61,61' …………………………………… 円筒状止め具 63,63' …………………………………… 密閉手段 66,66' …………………………………… 凹 部 71,71' …………………………………… 継ぎ目部材 85 ………………………………………… 枢 軸 91,91' …………………………………… 柔軟な鋸歯状
切込み部 94,94' …………………………………… 垂直延長部

Claims (22)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質靴本体低部とその上に載置したスキ
    ーヤーの足の出し入れを可能にする開閉装置を備えた靴
    胴部とを含み、 前記靴本体低部(6、27、30、33、37、44、
    48、60、67、74、77、82、87、92)
    は、靴の前端から少なくともスキーヤーの足首にほぼ対
    応する区域までスキーヤーの足を少なくとも部分的に取
    り囲み、かつ、その内側壁面の少なくとも一方に一体連
    結され、スキーヤーの足上部を少なくとも部分的に包囲
    し、かつ靴の長手方向軸に対してこれを横断する方向に
    配設された少なくとも1の小舌状部材(3,3’;2
    5,25’;28,28’;34,34’;40,4
    0’;45;55;58,58’;72,72’;7
    5,75’;79,79’;84,84’;90,9
    0’;97,97’)を含み、 前記小舌状部材を、中足骨(14,14’)および踵骨
    (16)にそれぞれ対応する足の骨質隆起部のほぼ上方
    を通り、かつ前記スキー靴の長手方向に沿って延び、該
    小舌状部材を押し下げるための境界線(15,15’)
    と、踝骨(13,13’)の骨質隆起部ならびに前記中
    足骨(14,14’)の骨質隆起部をそれぞれ通り、靴
    底(12)の面(11)に対してほぼ垂直な2の交差面
    (9,10)とによって画定される区域内で、前記靴底
    の面より上方に位置させ、かつ前記押し下げ境界線(1
    5,15’)に沿って前記靴本体低部から押し下げ可能
    にしたことを特徴とするスキー靴。
  2. 【請求項2】 前記横断方向小舌状部材(45,55)
    が靴の内部でその内側壁面(47,52’)と一体連結
    されることを特徴とする請求項1に記載のスキー靴。
  3. 【請求項3】 前記靴本体低部の両内側壁面(7,
    7’;26,26’;32,32’;35,35’;3
    8,38’;66,66’;68,68’)と一体であ
    る少なくとも2の横断方向小舌状部材(3,3’;2
    5,25’;28,28’;34,34’;40,4
    0’;58,58’;72,72’)を含むことを特徴
    とする請求項1に記載のスキー靴。
  4. 【請求項4】 押し下げ境界線(15,15’)に沿っ
    て配設された一連の複数個の押し下げ可能な横断方向小
    舌状部材(75,75’;79,79’;84,8
    4’;91,91’;97,97’)を含むことを特徴
    とする請求項3に記載のスキー靴。
  5. 【請求項5】 前記押し下げ境界線(15,15’)が
    蝶番式構造により構成されることを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれか1に記載のスキー靴。
  6. 【請求項6】 前記押し下げ境界線(15,15’)を
    実現する前記蝶番式構造が前記小舌状部材の最小厚みを
    有する板曲げ区域(31,31’;43,43’)で構
    成されることを特徴とする請求項5に記載のスキー靴。
  7. 【請求項7】 前記横断方向小舌状部材(25,2
    5’;28,28’;34,34’;40,40’;4
    5;55)が、前記靴本体低部(27,30,33,3
    7,44,48)の下方内壁部と一体に形成され、その
    箇所で延長部を構成することを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれか1に記載のスキー靴。
  8. 【請求項8】 少なくとも1の小舌状部材(3,3’;
    72,72’;75,75’;79,79’;90,9
    0’;97,97’)が、接着、溶接、縫合、リベット
    付け、等の組立て手段(17,85)により前記靴本体
    低部の下部に接合されることを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれか1に記載のスキー靴。
  9. 【請求項9】 前記組立手段(17,85)が前記押し
    下げ境界線(15,15’)の下方に配設されることを
    特徴とする請求項1ないし8のいずれか1に記載のスキ
    ー靴。
  10. 【請求項10】 前記組立手段が、スキーヤーの足の形
    態に応じて前記小舌状部材(84,84’)の方向を調
    節可能にするヒンジ結合用リベット(85)であること
    を特徴とする請求項9に記載のスキー靴。
  11. 【請求項11】 前記押し下げ境界線(15,15’)
    を実現する蝶番式構造が、玉継ぎ手式蝶番(61,6
    1’;63,63’)で構成されることを特徴とする請
    求項5に記載のスキー靴。
  12. 【請求項12】 前記玉継ぎ手式蝶番(61,61’;
    63,63’)が、前記靴本体低部(60)の内部空間
    に前記横断方向小舌状部材(58,58’)を取りはず
    し可能に導入するための割れ目(59,59’)を形成
    した靴本体低部(60)の外部に配設されることを特徴
    とする請求項11に記載のスキー靴。
  13. 【請求項13】 前記押し下げ境界線(15,15’)
    の下方に位置する靴本体低部の側面(7,7’;26,
    26’;29,29’;35,35’;38,38’;
    66,66’;68,68’)が前記小舌状部材の厚み
    よりも厚い壁部を含むことを特徴とする請求項1ないし
    12のいずれか1に記載のスキー靴。
  14. 【請求項14】 前記押し下げ境界線(15,15’)
    及び交差面(9,10)に隣接する靴本体低部の壁部全
    体が硬質で変形不能であることを特徴とする請求項1な
    いし13のいずれか1に記載のスキー靴。
  15. 【請求項15】 前記靴本体低部(6,30,44,6
    0)が単一の鋳造成形部材からなることを特徴とする請
    求項1ないし13のいずれか1に記載のスキー靴。
  16. 【請求項16】 前記靴本体低部(37,48,67)
    が少なくとも2の組立部分からなり、その一方の部分で
    ある閉鎖用蓋部材(39,49,69)は足の前方上部
    を確実に包囲することを特徴とする請求項1ないし13
    のいずれか1に記載のスキー靴。
  17. 【請求項17】 密閉手段(71,71’)が前記閉鎖
    用蓋部材(69)と前記靴本体低部の下部区域(68,
    68’)との間に設けられることを特徴とする請求項1
    6に記載のスキー靴。
  18. 【請求項18】 前記横断方向小舌状部材が柔軟な材料
    でできていることを特徴とする請求項1ないし14のい
    ずれか1に記載のスキー靴。
  19. 【請求項19】 前記靴本体低部の内部両側面に配設さ
    れた横断方向小舌状部材(34,34’)の自由端部
    (36,36’)が、その作動位置において、足の上部
    で互いに重なり合うことを特徴とする請求項18に記載
    のスキー靴。
  20. 【請求項20】 前記靴本体低部の内部にある前記小舌
    状部材の自由端部が引張手段用の錨着ならびに引掛固定
    手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし19
    のいずれか1に記載のスキー靴。
  21. 【請求項21】 前記靴本体低部(92)が、スキーヤ
    ーの脚低部の軸線の両側で、靴の踵区域(16)から垂
    直に延びる垂直かつ対象的な2の延長部(94,9
    4’)を含み、前記延長部の少なくとも1が前記交差面
    (9)に含まれる押し下げ境界線を起点として、可撓性
    を有する横断方向小舌状部材(95,95’)を備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載のスキー靴。
  22. 【請求項22】 前記横断方向小舌状部材が、必要に応
    じて、引張装置に連結固定され、前記引張装置は靴の外
    側にあって靴内にあるスキーヤーの足に対して前記小舌
    状部材を作動させることを特徴とする請求項1に記載の
    スキー靴。
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