JPH08173202A - スキー靴 - Google Patents

スキー靴

Info

Publication number
JPH08173202A
JPH08173202A JP7243904A JP24390495A JPH08173202A JP H08173202 A JPH08173202 A JP H08173202A JP 7243904 A JP7243904 A JP 7243904A JP 24390495 A JP24390495 A JP 24390495A JP H08173202 A JPH08173202 A JP H08173202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
collar
lower leg
belt
ski
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7243904A
Other languages
English (en)
Inventor
Roberto Ostinet
ロベルト オスティネット
Mario Mattiuzzo
マリオ マチューゾ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lange International SA
Original Assignee
Lange International SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lange International SA filed Critical Lange International SA
Publication of JPH08173202A publication Critical patent/JPH08173202A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots

Abstract

(57)【要約】 【課題】 力の伝達が良好に行なわれる高い硬度と、脚
の曲げが良好に行なわれる柔軟性との両者が、できるだ
け、十分に満足されるように下側の脚の支持の向上を図
る。 【解決手段】 足及びかかとを囲み定めのない容積のシ
ェル形状に形成された下部と、このシェル1に回動可能
に結合されカラー2の形状に形成された靴脚とからな
り、シェル1及びカラー2を閉じて締め付ける手段4,
5,6を備え、カラー2の関節部3に保持されるととも
に後側下方へ向けて5°乃至25°の範囲で傾斜して形
成されシェル1を囲む下側脚ベルト10を備え、この下
側脚ベルト10にその締め付け方向Fが関節部3の上方
を通るように該下側脚ベルト10を閉じて締め付けるバ
ックル11を備え、カラー2の硬度を明白に増加させる
必要がないように、かつ、前側への曲げの可能性を減じ
ることなく下側の脚の支持の向上を図った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基本的に足(foo
t)及びかかと(heel)を囲み定めのない容積のシェル
形状に形成された下部(lower part)と、該シェルに回
動可能に結合されカラーの形状に形成された靴脚(boot
leg)とからなり、上記シェル及びカラーを閉じて締め
付ける手段を備えたスキー靴にに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスキー靴の良く知られたタイプ
は、例えば、ヨーロッパ特許EP−0,358,599
号,ヨーロッパ特許EP−0,371,915号,ヨー
ロッパ特許EP−0,379,836号に掲載されてい
る。
【0003】スキーを行なっているとき、スキー靴は、
スキーとスキーヤーの脚との間のいわば中間面として動
く。雪の表面上でスキーが受ける反作用が速やかにそし
て正確に脚に伝達されるようにするために、逆の言い方
をすれば、スキーヤーによって脚や中間面を通してスキ
ーに働かされる制御が速やかにそして正確に伝達される
ために、足(foot)と下側の脚(lower leg )はスキー
靴によって充分に保持されていなければならないととも
に、スキー靴の靴底は拘束によってスキーに固く連結さ
れていなければならない。理想的には、勿論、足と下側
の脚をスキー靴が完全に固定しなければならない。
【0004】靴脚は両立し難い2つの要求を満足させな
ければならない。即ち、一方では、スキーに対して脚に
よって及ぼされ、あるいは、その逆に足に対してスキー
によって及ぼされる力ができるだけ良好に伝達されるた
めに靴脚が高い硬度を有し、他方では、靴脚がスキー靴
を履いたり脱いだりする目的で開かれ、脚の周囲を閉じ
て締め付けることのために、脚の曲げをできるだけ良好
に許容できるように、充分な柔軟性を有していることが
要求される。一般に、単一片で製造されるカラーは、こ
れらの2つの要求を満足させる目的で、スキーの制御に
おける正確さを犠牲にして、妥協させることを必要とし
てきた。
【0005】スキー競技においては、このような正確さ
は直に不満足を与えるものと判断されるとともに、それ
を改善しようと努められる。そして、スキー靴は、19
80年に、ブランド名「MUNARI」によって、カラ
ーを3つの部分にして製造することが企図された。即
ち、このカラーは、シェル上に延びる前側舌片と、シェ
ルに回動可能に結合される下側ハーフカラーと、この下
側ハーフカラーに後側で連結され下側の脚を囲む上側ハ
ーフカラーとを備えて構成された。
【0006】下側ハーフカラーは、足の甲上を通過しか
かとに対して対角線方向の締め付けを与えるバックルを
備えている。これらの3つの部分からなるカラーの製造
は、異なる硬度を有する部分を持つことを可能とし、こ
の下側カラーが上側カラーよりも硬くなることを可能と
し、靴を履いたり脱いだりするために靴脚の開きを極端
に妨げること抑制した。
【0007】この下側ハーフカラーのバックルの位置
は、足の甲とかかととを通る対角線に沿ってスキー靴の
対角線方向の締め付けを与えるために整えられ、この位
置は脚を曲げるとき、下側ハーフカラーが直接にシェル
を押圧し、それにもかかわらず続けられる曲げの影響が
あると、シェルに対する圧力は、ちょうど足の甲より下
側で、シェルの横方向の拡張を引き起こす結果となり、
足の保持とスキーの制御との程度を減ずる結果を引起こ
してしまう。
【0008】これは次のようなことを指摘する。かかと
の対角線方向の締め付けは、固定した容積のシェルを含
むとともに、足が足の甲を押すように形成された部分を
使用した内部の対角線方向の締め付けによって保持さ
れ、そして、足がケーブルによってかかとの方向に引き
込まれるという所謂後ろ入りの靴(rear-entry boots)
の出現の元となってきたようであるという神話(myth)
を生じさせてきた。この神話は、一組のスキー靴の購買
者が、この靴を試着したとき、足の保持を調べるために
かかとを上げることを試みるほどのことである。しかし
ながら、かかとを非常に局部的に締め付けることは現代
のスキー技術には不適切であり、そのため、足の回りに
良く分配される締め付けが望ましいことが分かる。
【0009】また、スキー靴は、1983年から、ブラ
ンド名「DOLOMITE」によるものが更に良く知ら
れている。この靴脚は、足の甲の上で堅固に脚の前を囲
むカラーと、一方が足の甲の上を通り、他方がかかとの
上であってシェルの下側のシェルの後側を通るベルトを
備えた定めのない容積のシェルとからなる。このベルト
は、かかとの方向にシェルの対角線方向の良好な締め付
けをうることを可能にしているが、しかしながら、その
下側の位置は、下側の脚の支持に貢献することができな
い。更に、カラーの関節部は、上側にずれて食い違って
しまい、もはや、くるぶしに脚の自然の関節を対応させ
ることができなくなってしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
においては、力の伝達が良好に行なわれる高い硬度と、
脚の曲げが良好に行なわれる柔軟性との両者が、必ずし
も、十分に満足されるように構成されてるとは言えない
という問題があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、靴脚を構成する
カラーによって下側の脚(lower leg )の支持を向上さ
せる点にあり、特に、 カラーの硬度を明白に増加させる必要がないよう
に、換言すれば、使用者がスキー靴を履いたり脱いだり
するときに気が付かないような硬度にして支持の向上を
図り、 従来型のカラーとの関係で前側への曲げの可能性を
減じることなく支持の向上を図り、 シェルの拡張現象が増加することなく支持の向上を
図り、 力の伝達が良好に行なわれる高い硬度と、脚の曲げが良
好に行なわれる柔軟性との両者が、できるだけ、十分に
満足されるように下側の脚の支持の向上を図ったスキー
靴の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明のスキー靴は、足及びかかとを囲み定め
のない容積のシェル形状に形成された下部と、該シェル
に回動可能に結合されカラーの形状に形成された靴脚と
からなり、上記シェル及びカラーを閉じて締め付ける手
段を備えたスキー靴において、上記カラーは、上記シェ
ル上の該カラーの関節部上部に設けられ上記シェルを囲
む下側脚ベルトを備え、該下側脚ベルトは、その締め付
け方向が上記関節の上方を通るように該下側脚ベルトを
閉じて締め付けるバックルを備えた構成としている。
【0013】そして、必要に応じ、上記下側脚ベルト
は、上記カラーを囲む付加部分で構成している。そして
また、必要に応じ、上記シェル上のカラーの関節部とし
てのピンは、上記下側脚ベルトを貫通して該下側脚ベル
トを保持する構成としている。また、必要に応じ、上記
下側脚ベルトは、異なる硬度を有した2種の材料で形成
されたカラーの一部で構成している。
【0014】更に、必要に応じ、上記下側脚ベルトのバ
ックルの締め付け方向は、後側下方へ向けて5°乃至2
5°の範囲で傾斜して形成されている構成としている。
更にまた、必要に応じ、上記シェルは更に該シェルを拡
張させないようにする補強バンドを備え、該補強バンド
を、上記カラーの関節部を貫通し上記シェルの後側にお
いて上記下側脚ベルトよりも下方に位置させるとともに
上記シェルの両側で靴底へ向けて前方斜めに傾斜させて
延在させた構成としている。
【0015】詳しくは、カラーが、シェル上の該カラー
の関節部上部に設けられシェルを囲む下側脚ベルト(lo
wer-leg belt)を備え、この下側脚ベルトが、その締め
付け方向が上記関節の上方を通るように該下側脚ベルト
を閉じて締め付けるバックルを備えた構成としている。
このベルトは、従来型の下側のバックルと略同じ高さ
で、好ましくは、僅かに下側で、下側の脚を囲むととも
にそれによって締め付け、そして、靴底に対して足を押
圧する。このベルトは、付加部分(additional part )
からなり、この付加部分を保持するために、シェル上の
靴脚の関節部のためのピンを用い、できればこの付加部
分を貫通させる。しかし、この付加部分は他の手段によ
って適当な位置に保持して良い。
【0016】このベルトは、カラーの部分、特に、カラ
ーの下側部分からなり、このカラーの具体例としては、
二重の注入工程によって得られる硬度の異なる2つの材
料で形成されている。加えるに、下側脚ベルトのバック
ルの締め付け方向は、好ましくは、後ろ側に向けて僅か
に傾斜させるのが良く、これによって、締め付け力が靴
底の方向に向かう分力を持つことになる。この分力は、
シェルの後側の囲み形状のために反作用の分力を生じさ
せ、これらの2つの分力が靴底に対してかかとを押圧す
ることに寄与する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
スキー靴について詳細に説明する。添付図面は、本発明
のスキー靴の例を示している。図1は、スキー靴を閉じ
た状態で外側から見た図である。図2は、下側脚ベルト
の斜視図である。
【0018】図1及び図2に示すスキー靴は、足及びか
かとを囲み、靴底を含み定めのない容積のシェル1を備
えている。このシェル1には、カラー2からなる靴脚が
周知の手段によって、略くるぶしの高さに位置させられ
た2点において、回動可能に結合されている。これらの
関節部3の1つが図面に示されている。
【0019】この関節部3は、例えば、リベット等で構
成される金属ピンで形成されている。シェル1は、2つ
の締め付けバックル4、5を備えている。バックル5
は、この場合、前側に突き出した延長部を備えて形成さ
れた特有の形状を有している。カラー2は、閉じて締め
付けるバックル6を備えている。このバックル6の上に
は、カラーの上端の直下に位置させられ、「VELCR
O」(登録商標)の閉止片からなるストラップ7が設け
られている。このストラップ7は、知られた方法で脛骨
を支持するために安楽用のインナブーツ9の舌片8に前
側が係止されている。
【0020】スキー靴は、更に、シェル1上の関節部3
の直上にカラー2を囲む下側脚ベルト10を備えてい
る。この下側脚ベルト10は、その結果、同様に、シェ
ル1を囲んでいる。例えば、下側脚ベルト10は、関節
部3の中央上部約4cmに位置した区域に延在させられ
ている。この下側脚ベルト10は、例えば、カラー2よ
りも硬質の材料で構成される。この下側脚ベルト10
は、上記のバックル6と同様の閉じて締め付けるバック
ル11を備え、その締め付け方向は関節部3の上部を通
過している。この下側脚ベルト10のバックル11の締
め付け方向は、後側下方へ向けて僅かに傾斜している。
例えば、この傾斜は、約8°に設定されている。また、
傾斜角度の範囲は、好ましくは、5°乃至25°の範囲
での設定が良い。上記関節部3は、下側脚ベルト10を
貫通しており、その結果、下側脚ベルト10はこれらの
関節部3によってシェル1とカラー2に保持されてい
る。
【0021】下側脚ベルト10は、図2に分離して示さ
れている。この図は、下側脚ベルト10が、シェル1上
のカラー2の関節部3が挿通される円形の孔12,13
を備えていることを示している。この下側脚ベルト10
は、脚の前側に締め付け力、即ち、約8°の傾斜で後側
に向けて僅かに傾斜した力Fを及ぼす。この力Fは、カ
ラー2を直角に横切る分力F1 と、靴底に向かう分力F
2 とに分解される。シェル1の後側の囲み形状によっ
て、この締め付け力は、靴底に向かう傾斜した方向の分
力F3 を有した反作用を生じさせる。この分力F2 と分
力F3 が靴底に対してかかとを押圧することに寄与する
ことになる。下側脚ベルト10は、その結果、スキー靴
においてかかとの支持を十分に満足させることに貢献し
つつ、下側の脚の支持を向上させる機能を十分に満足さ
せる。
【0022】下側脚ベルト10は、上記示した傾斜と異
なる他の傾斜を持っても良い。この傾斜は、好ましく
は、5°乃至25°の範囲での設定が良い。下側脚ベル
ト10は、水平に設定されても、下側の脚を支持する機
能を果たすことができる。また、シェル上のカラーの関
節部が下側脚ベルトを貫通することは、絶対的に必要な
ことではない。事実、このベルトは、他の手段によって
カラー2に直角に保持されることができる。例えば、後
側においてリベットや突起によって保持し、溝や止め具
によって側面に保持できる。
【0023】下側脚ベルト10は、補強バンド14と共
同して使用される。この補強バンド14は、カラーの関
節部を貫通し、ベルトの下側で、シェルの後側から靴底
の方向に、シェルの両側において、前側に傾斜して延在
している。このような補強バンド14は、硬質のプラス
チックで形成され、脚が曲げられたときシェル上のカラ
ー2の押圧力によって引起こされるシェルの拡張に対向
する。このようなバンドは、本件出願人名義のヨーロッ
パ特許EP−0,380,444号に掲載されている。
【0024】実施の形態として、ベルトは、2つの材料
で形成されたカラーの部分で構成されて良い。この場
合、ベルトは、カラーの下側部分全体を有利に構成し、
シェルの上側部分を囲むとともに、シェル上のカラーの
関節部としてのピンが貫通するようにする。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスキー靴
によれば、バックルで閉めて締め付け可能なシェルを囲
む下側脚ベルトを備え、その締め付け方向をカラーの関
節の上方を通るようにしたので、カラーの硬度を明白に
増加させることなく、使用時の硬度を増加させることが
でき、スキーに対して脚によって、あるいは、その逆に
足に対してスキーによって及ぼされる力をできるだけ良
好に伝達することができ、スキーの操作性を大幅に向上
させることができる。
【0026】また、その締め付け方向がカラーの関節の
上方なので、従来型のカラーとの関係で前側への曲げの
可能性を減じることなく支持の向上を図ることができる
とともに、シェルに及ぶ力をベルトで受けることができ
るので、シェルの拡張現象が増加することなく支持の向
上を図ることができ、更にまた、下側脚ベルトのバック
ルを外せば、使用者がスキー靴を履いたり脱いだりする
ことを容易に行なうことができ、脚の曲げを良好に許容
できる充分な柔軟性をうることができる。即ち、本発明
によれば、力の伝達が良好に行なわれる高い硬度と、脚
の曲げが良好に行なわれる柔軟性との両者が、できるだ
け、十分に満足されるように下側の脚の支持の向上を図
ることができた。
【0027】更に、シェル上のカラーの関節部を下側脚
ベルトに貫通させた場合には、ベルトの回動をカラーの
回動と同様の部位で行なうことはできるので、前側への
曲げの可能性をより一層減じることなく支持の向上を図
ることができる。更にまた、下側脚ベルトを、異なる硬
度を有した2種の材料で形成した場合には、力の伝達が
良好に行なわれる高い硬度と、脚の曲げが良好に行なわ
れる柔軟性とに対応できるように、より一層有利に構成
することができる。
【0028】また、下側脚ベルトのバックルの締め付け
方向を、後側下方へ向けて5°乃至25°の範囲で傾斜
して形成した場合には、ベルトの前側に靴底に向かう分
力を生じさせるとともに、ベルトの後側にも靴底に向か
う傾斜した方向の分力を生じさせることができるので、
この2つの分力によって靴底に対してかかとを押圧する
ことができ、より一層脚の支持の向上を図ることができ
るという効果がある。。そしてまた、補強バンドを備え
た場合には、シェルの拡張現象を確実に抑止でき、スキ
ーの操作性をより一層向上させることができるととも
に、脚の支持もより一層確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスキー靴を靴を閉じ
た状態で示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るスキー靴の下側脚ベ
ルトを示す斜視図である。
【符号の説明】 1 シェル(下部) 2 カラー(靴脚) 3 関節部(ピン) 4 バックル 5 バックル 6 バックル 7 ストラップ 8 舌片 9 インナブーツ 10 下側脚ベルト 11 バックル 12 孔 13 孔 14 補強バンド F 力 F1 分力 F2 分力 F3 分力

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足及びかかとを囲み定めのない容積のシ
    ェル形状に形成された下部(1)と、該シェルに回動可
    能に結合されカラー(2)の形状に形成された靴脚とか
    らなり、上記シェル及びカラーを閉じて締め付ける手段
    (4,5,6)を備えたスキー靴において、 上記カラー(2)は、上記シェル上の該カラーの関節部
    (3)上部に設けられ上記シェルを囲む下側脚ベルト
    (10)を備え、該下側脚ベルトは、その締め付け方向
    (F)が上記関節の上方を通るように該下側脚ベルトを
    閉じて締め付けるバックル(11)を備えたことを特徴
    とするスキー靴。
  2. 【請求項2】 上記下側脚ベルト(10)は、上記カラ
    ー(2)を囲む付加部分であることを特徴とする請求項
    1記載のスキー靴。
  3. 【請求項3】 上記シェル上のカラーの関節部としての
    ピン(3)は、上記下側脚ベルト(10)を貫通して該
    下側脚ベルトを保持することを特徴とする請求項2記載
    のスキー靴。
  4. 【請求項4】 上記下側脚ベルトは、異なる硬度を有し
    た2種の材料で形成されたカラーの一部であることを特
    徴とする請求項1記載のスキー靴。
  5. 【請求項5】 上記下側脚ベルトのバックルの締め付け
    方向は、後側下方へ向けて5°乃至25°の範囲で傾斜
    して形成されていることを特徴とする請求項1,2,3
    または4記載のスキー靴。
  6. 【請求項6】 上記シェル(1)は更に該シェルを拡張
    させないようにする補強バンド(14)を備え、該補強
    バンド(14)を、上記カラーの関節部を貫通し上記シ
    ェルの後側において上記下側脚ベルトよりも下方に位置
    させるとともに上記シェルの両側で靴底へ向けて前方斜
    めに傾斜させて延在させたことを特徴とする請求項3,
    4または5記載のスキー靴。
JP7243904A 1994-08-30 1995-08-30 スキー靴 Pending JPH08173202A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH02648/94-9 1994-08-30
CH02648/94A CH687802A5 (fr) 1994-08-30 1994-08-30 Chaussure de ski.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08173202A true JPH08173202A (ja) 1996-07-09

Family

ID=4238474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7243904A Pending JPH08173202A (ja) 1994-08-30 1995-08-30 スキー靴

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5718067A (ja)
EP (1) EP0699399B1 (ja)
JP (1) JPH08173202A (ja)
CH (1) CH687802A5 (ja)
DE (1) DE69508677T2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT236450Y1 (it) * 1997-02-07 2000-08-17 Lange Int Sa Scarpone da sci
CH691753A5 (fr) 1997-11-11 2001-10-15 Lange Internat Sa Chaussure de ski.
CH692231A5 (fr) * 1998-03-12 2002-04-15 Lange Internat Sa Chaussure pour sport de glisse.
US6026594A (en) 1998-06-19 2000-02-22 Fougere; Raymond Ski boot with improved closure strap
FR2876883B1 (fr) * 2004-10-22 2007-03-09 Salomon Sa Sangle bas de jambe
AT503820B1 (de) 2006-02-28 2008-12-15 Atomic Austria Gmbh Sportschuh
AT503765B1 (de) * 2006-06-07 2009-06-15 Atomic Austria Gmbh Sportschuh
US8132344B2 (en) * 2008-06-30 2012-03-13 Black Diamond Equipment, Ltd. Selectable boot support and articulation system
EP2494880B1 (fr) 2011-03-04 2017-04-26 Rossignol Lange S.R.L. Sangle de maintien et serrage pour chaussure de sport de glisse
EP2572599B1 (fr) * 2011-09-26 2015-04-22 Rossignol Lange S.R.L. Coque de chaussure de ski avec spoiler
US20130255102A1 (en) 2012-04-02 2013-10-03 Rayford Terrell Supplemental removable stick on cleat for footwear
WO2016164102A1 (en) 2015-04-10 2016-10-13 Raymond Fougere Ski boot and strap combination providing enhanced lateral performance
USD848137S1 (en) 2017-08-28 2019-05-14 ProAdvent LLC Retention element for ski boot liner
US10327500B2 (en) 2017-08-28 2019-06-25 ProAdvent LLC Ski boot dynamic support strap

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH214531A (de) * 1939-04-25 1941-04-30 Pini Andreas Sportschuh, insbesondere für Skifahrer.
CH289667A (de) * 1951-04-17 1953-03-31 Schuhfabrik Henke & Co Aktieng Sportschuh, insbesondere für Skifahrer.
AT180011B (de) * 1952-10-17 1954-10-25 Ferdinand Stadler Sportschuh
DE916696C (de) * 1952-11-25 1954-08-16 Emanuel Schucan Riemenfuehrung fuer Sportstiefel, insbesondere fuer den Skilauf
BE792314A (fr) * 1971-12-06 1973-06-05 Rhone Poulenc Sa Perfectionnement aux reins artificiels
FR2345960A1 (fr) * 1976-04-01 1977-10-28 Salomon & Fils F Perfectionnements apportes aux chaussures de ski
US4184273A (en) * 1977-09-06 1980-01-22 Scott Usa, Inc. Boot with hinged upper
DE8001170U1 (de) * 1980-01-17 1982-03-18 Lederer, Josef, 8069 Jetzendorf Skistiefel
FR2564710B1 (fr) * 1984-05-25 1991-08-16 Salomon & Fils F Chaussure de ski
US4788780A (en) * 1987-03-02 1988-12-06 Boggs Ernest R Overboot
CH677585A5 (ja) 1988-09-09 1991-06-14 Lange Int Sa
CH677589A5 (ja) 1988-11-30 1991-06-14 Lange Int Sa
CH678386A5 (ja) 1989-01-27 1991-09-13 Lange Int Sa
CH678385A5 (ja) 1989-01-27 1991-09-13 Lange Int Sa
CH680897A5 (en) * 1989-10-06 1992-12-15 Lange Int Sa Ski boot with two-part leg
IT1240253B (it) * 1990-02-16 1993-11-30 Nordica Spa Struttura di scarpone da sci
US5193294A (en) * 1990-05-04 1993-03-16 Nordica S.P.A. Ski boot with quarters having multiple sections
IT221191Z2 (it) * 1990-08-10 1994-02-16 Brixia Calzaturificio Scarpone da sci
FR2670654A1 (fr) * 1990-12-20 1992-06-26 Salomon Sa Chaussure de ski alpin a entree par l'arriere, munie d'elements de jointure amovibles.
US5435080A (en) * 1992-12-17 1995-07-25 Meiselman; Jamie Boot for snowboarding and the like

Also Published As

Publication number Publication date
US5718067A (en) 1998-02-17
EP0699399B1 (fr) 1999-03-31
EP0699399A1 (fr) 1996-03-06
CH687802A5 (fr) 1997-02-28
DE69508677D1 (de) 1999-05-06
DE69508677T2 (de) 1999-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5966843A (en) Snowboard boot ankle support device
US5499461A (en) Boot for guiding sports
US7207126B2 (en) Movable cover for rigidifying and/ or protecting the front face of an article of footwear, such as a snowboard boot
US6076285A (en) Sports shoe
JP2793980B2 (ja) スノーボード用ブーツ
JP3120175B2 (ja) スノーボードブーツ
JPH08173202A (ja) スキー靴
US20020062579A1 (en) Sports boot with flexible frame
JPH08317803A (ja) スノーボード用ブーツ
EP0774217A2 (en) Non-rigid shoe for a snow board
US5761835A (en) Snowboard boot
EP0712588B1 (en) Innerboot particularly for skates
JPS62164401A (ja) 外皮形式のスポ−ツ靴の内部ライニング
JPH025903A (ja) スポーツ靴及びその製靴方法
US6279252B1 (en) Support device, particularly for shoes
US6173510B1 (en) Boot for a gliding sport, in particular an alpine ski boot
US6539648B1 (en) Boot for sport involving sliding motion
US20030159313A1 (en) Sports shoe for practising a gliding sport
JPH0732722B2 (ja) スキー靴
JPH07194404A (ja) スポーツ用フットウエア、特にスキー・ブーツ
JPH0411523Y2 (ja)
JPH0630002Y2 (ja) スキー靴
JPH0216642Y2 (ja)
JPH0319763Y2 (ja)
JPH0427369Y2 (ja)