JPS62127001A - スキ−靴におけるフイツテイング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スキー靴、特にリアエントリ式のスキー靴
におけるフィツト性を向上させるフィッティング装置に
関するものである。

〔従来の技術〕

リアエントリ式のスキー靴は、合成樹脂製のアウターシ
ェルと、このアウターシェル内に挿入されるインナーブ
ーツとから成り、上記アウターシェルを足首から下方部
分子−覆うシェルボディと、足首から腸（すね）部分を
覆うフロントカッと、踵（かかと）から脹ら脛（ふぐら
はき）部分を覆うリアカフの３部材によって構成し、上
記リアカフを後方側へ開閉自在に設けたものであり、靴
を履いたり、脱いだりよる際に、リアカフを後方に開く
形式のものである′。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来、上記のようなリアエントリ式のスキー靴の場合、
スキー靴と足の固定は、リアカッとフロントカフとを結
合するバックルの締付けによって行なっているたけであ
るから、足首から下方部分のシェルボディ内の足の固定
が十分でなく、フィツト性か悪いという問題があった。

そこで、この発明は、リアエントリ式のスキー靴におい
て、足首から下方部分を覆うシェルボディ内のフイント
性を向上させようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の問題点を解決するために、この発明は、シェルボ
ディとインナーブーツとの間にインナーブーツの上面を
横切る締付はベルトを挿入し、この締付はベルトの一端
をシェルボディの内面の一側に固定すると共に、この締
付はベルトの他端側をシェルボディの内面の他側に設け
たピンに掛け渡してシェルボディの内面中央に折り返し
、この折り返した締付はベルトの先端にナツトを取付け
、シェルボディの内面中央に、一端をシェルボディの外
面に引出したボルトを回転自在に支持せしめ、このボル
トに上記ナツトを螺合せしめたのである。

〔作用〕

上記のボルトを回転させれば、上記ナツトがボルトに沿
って移動する。このナツトの移動により、締付はベルト
が引締められたり、緩められたりするので、締付はベル
トを引締める方向にナツトを移動させることにより、イ
ンナーブーツを介して足がしっかりと固定される。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。

スキー靴１は、合成樹脂製のアウターシェル２と、この
アウターシェル２内に挿入されるインナーブーツ３とか
ら成る。

上記アウターシェル２は、足首から下方部分を覆うシェ
ルボディ４と、足首から膜部分を覆うフロントカフ５と
、踵から脹ら脛部分を覆うリアカフ６との３部材によっ
て構成されている。上記フロントカフ５とリアカフ６の
下端両側はそれぞれシェルボディ４の内外両課部分の若
干下方に、ピン７によって取付けられている。リアカフ
６はシェルボディ４に対して回動自在に取付けられてお
り、後方へ開閉可能になっている。

第１図乃至第３図に示す実施例は、フィッティング装置
を甲部分に設けたものである。

甲部分におけるシェルボディ４とインナーブーツ３との
間にはインナーブーツ３の上面を横切る締付はベルト８
が挿入されている。この締付はベルト８は、金属あるい
は合成樹脂によって形成されている。上記締付はベルト
８の一端は、シェルボディ４の外側部の内面に、リベッ
ト９によって固定されている。上記締付はベルト８の他
端側は、シェルボディ４の内側部の上方寄りの内面に設
けたピン１０に掛け渡されて、シェルボディ４の内面の
中央部分に折り返されている。この折り返された締付は
ベルト８の先端部分には、ナツト１１が固着されている
。

上記シェルボディ４の甲部内面には、シェルボディ４の
外側部から内側部に向けてボルト１２が挿通され、この
ボルト１２の両端はシェルボディ４に回転自在に支持さ
れている。このボルト１２のシェルボディ４外側部側端
部は、シェルボディ４の外面に引出され、その端部にレ
バー１３がシェルボディ４に対して起伏自在に取付けら
れている。シェルボディ４の外側部には、上記レバー１
３を収容する凹部１４が形成されている。

上記締付はベルト８先端のナツト１１は、上記ボルト１
２に螺合させられている。

上記レバー１３を起し、このレバー１３を持ってボルト
１２を回転させると、ボルト１２（こ沿ってボルト１２
と螺合するナツト１１が左右に移動する。

したがって、上記ナツト１１をシェルボディ４の外側部
に向かって移動させると、これに伴って締付はベルト８
が次第に引締められ、締付はベルト８がインナーブーツ
３を介して足の甲部分を押え付ける。これにより、足の
甲部分がしっかりと固定される。

上記の実施例は、フィッティング装置をシェルボディの
甲部分に設けたが、フィッティング装置を設ける位置は
特に限定されず、これを足首部分に設けてもよい。

〔効果〕

以上のように、この発明によれば、リアエントリ式のス
キー靴において、シェルボディ内の足がしっかりと固定
されるので、フィツト性が著しく向上するという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すスキー靴の側面図、
第２図は同上のフィッティング装置部分の斜視図、第３
図は同上の甲部分の断面図である。 ２・・・アラターンエル、３・・・インナーブーツ、４
・・・シェルボディ、５・・・フロントカフ、６・・・
リアカフ、８・・・締付はベルト、１０・・・ビン、１
１・・・ナツト、１２・・・ボルト。 特許出願人　　　　奈良スポーツ株式会社同代理人　　
　　鎌　　１）文　　二 第１図 ４、 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 合成樹脂製のアウターシェルと、このアウターシェル内
   に挿入されるインナーブーツとから成り、上記アウター
   シェルを、足首から下方部分を覆うシェルボディと、足
   首から臑部分を覆うフロントカフと、踵から脹ら脛部分
   を覆うリアカフの３部材によつて構成し、上記リアカフ
   を後方側へ開閉自在に設けて成るリアエントリ式のスキ
   ー靴におけるフィッティング装置において、シェルボデ
   ィとインナーブーツとの間にインナーブーツの上面を横
   切る締付けベルトを挿入し、この締付けベルトの一端を
   シェルボディの内面の一側に固定すると共に、この締付
   けベルトの他端側をシェルボディの内面の他側に設けた
   ピンに掛け渡してシェルボディの内面中央に折り返し、
   この折り返した締付けベルトの先端にナットを取付け、
   シェルボディの内面中央に、一端をシェルボディの外面
   に引き出したボルトを回転自在に支持せしめ、このボル
   トに上記ナットを螺合せしめたことを特徴とするスキー
   靴におけるフィッティング装置。