JPH02503992A - 成型運動用履物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 旺用上 ｌ更生ｉ孟゛。

本発明は一般的に成型運動用履物に関するもので、具体的にはアイススケート、 ローラスケート又はランニングシューズなどと一体になった履物、すなわち成型 された下方の殻体と、これに迅速容易に好適にはラチェット型の閉止具を使って 固定がきるようにした殻体と一体をなす半硬質の上方のベロとを有する成型履物 に関するものである。

従来、一体成型アイススケートやローラスケートやその他運動用履物は、例えば レザーや合成材料で作られた比較的しなやかな上方部分を利用°し、これに付け た閉止手段で上方部分を足に合わせて足を固定するようにしていた。

合成材料の進歩と成型技術の向上によって、最近ではスキーブーツやアイススケ ートやランニングシューズなどのような合成材料から成型された成型運動用履物 が流行するようになっている。成るスポーツ、特にスキーやスケートでは成型履 物が足に与える安全と保護のために著しくポピユラーにな；ている、しかし、成 型履物は成る問題を呈し、特に履物の種々の付属物を着用者の足のまわりに固定 する仕方や、それと共に使用されることのある閉止具に関し問題がある。

運動用履物を含めたあらゆるタイプの履物についておそらく最も普通な閉止具は 、伝統的な締めひも型の閉止具である。

このような締めひも型閉止具を有するアイススケートと一体になった履物の例は 、例えば米国特許第４，５０９，２７６号（１９８５年４月９日、アール・ブア ーク）に記載されている。締めひも型閉止具は広く運動用履物に使用されている けれども、特に履物がぴったりしていなければいけないが、きつすぎてもいけな いというような競技者にとって成る問題がある。このようなぴったり合った履き 心地を得るためには、締めひもを強い力で引っ張らなければならないが、これは 時として材料の破損に至る。さらに、このような締めひも型閉止具は、成型履物 と組合せて使用するには実際的でない。

他のタイプの閉止具は運動用でない履物によく使用されている。例えば、子供の スニーカーにはよくベルクロ型ファスナーが従来の締めひもに代わって使用され る。

米国特許第４，１０７，８５６号（１９７８年８月２２日、アール・ブアーク） は枢動可能に取付けた上方脚部分を有する。すぐ締まる運動用履物を開示してい る。この閉止手段は、しかし、足首より上の部分でだけ締まるので、足金体をシ ューズ又はブーツの中でぴったりだ締めるのでないため、競技用に使用するのに は一般に受は入れられていない。

上述のように、従来技術は、着脱が比較的容易でありながら全体にぴったりした 適合をもたらすことができる固定手段を備えた成型運動用履物を提供していない 。

このような背景に対し１本発明の主たる目的は着用者に全体的にぴったり適合す る成型運動用履物な提供することであ本発明の他の目的は、ｉいたり脱いだりが 比較的容易で、且つ足のまわりのぴったりした適合具合と足の保護との両方につ いて両立する確実性をもつ運動用履物を提供することである。　本発明のさらに 他の目的は、比較的安価に製造できる運動用履物を提供することである。

本発明のさらに他の目的は、アイススケートの用具と一体になった運動用履物を 提供することである。

その他の目的は、アイススケート又はローラスケートと一体になし得る一体成型 運動用履物を提供することである。

さらに他の本発明の目的はランニングシューズの形の運動用履物を提供すること である。

さらにその他の目的は全体的にぴったりした締まり具合を保持するランニングシ ューズの形の一体成型運動用履物を提供することである。

見匪立監！ 上記諸口的及び利点を達成するため、要説すれば本発明は。

普通にアイススケート又はローラスケートといわれるものを形成するようにアイ ススケート又はローラスケートと一体化され得る運動用履物の一体成型品から成 る。このような履物はまたランニングシューズ等のような他の運動用履物にも成 型され得る０本発明の履物は１着用者の足裏、踵及び爪先を受は入れて実質的に 包被するに適した、実質的に硬質の成型された下方殻体から成る。下方殻体の甲 部分は、殻体内部への着脱を可能ならしめるように開いている。さらに、成型さ れた半硬質のベロ部分が開いた甲付近の殻体と一体に設けられる。このベロ部分 は、中央の甲支持部と、そこから外側へ延びる少なくとも一対の相補的な翼部と を有する。相補的翼部は履物の殻体を巻いて着用者の足又は足首のまわりに固定 されるようになっている。翼部の各々の外端に一組の固定部材が設けられ、互い の固定部材が他を固定し合うことによりベロ部分の翼部を殻体のまわりに固定す るようになっている。

この固定部材は調節可能であって、足を履物の中にしっかり保持する役をする。

凰皿勿叉見星脱尻 第１図はアイススケート用具と一体になって一律的アイススケートを形成する本 発明の履物の斜視図である。

第２図は第１図のアイススケートのベロ部分を開いた斜視図である。

第３図は第１図のアイススケートの後方から見た背面図である。

第４図は第１図のアイススケートの底面図である。

第５図は第１図の履物でスケート用具を除き、翼部を除いた底面図である。

第６図は本発明に係るランニングシューズの形の履物の斜視図である。

第７図は第６図のランニングシューズを開いた形の平面図である。

第８図及び第９図は本発明に係る運動用履物に使用され得ろ閉止部材の、それぞ れ正面図及び上面図である。

願り失凰孤五■豆 図面、特に第１図から第５図を参照すると、本発明の運動用履物成型品がアイス スケ−）−１０として示されていて、そのブレード部分】５が１個又はそれ以上 の連結具１８によってブーツ部分２０に取付けられている０本発明の成型履物は 、ウオーキングシューズ、サンダル等その他の用途にも使用し得ることは理解さ れるであろう、ブレード部分１５は在来のデザインものとして示してあり、ブレ ードＩ９と前方、中央及び後方の支え連結具１８とを有している。第５図に示す ように、一対の溝３６がブーツ部分２０の底２１に設けられ、ブレード部分１５ をブーツ部分２０に固定するため連結具１８の各々から延びる調節可能なネジ（ 図示せず）を受は入れるようになっている。

第１図に示すようにブーツ部分２０は１着用者の足を交番プ入れ保持するに適し た一体成型下方殻体２２から成る。この殻体２２は好適に硬質又は半硬質の熱可 塑性材料例えばポリ塩化ビニルから成型され、適当な詰め物等を包含し得る。特 に好適な実施例では殻体２１は射出成型される。殻体２１は甲の部分で開いてい て、殻体２２の内部へ容易に足の導入ができる。

ベロ３０が、これを殻体２２の上へ閉じた時定を殻体２２内にしっかり保持でき るように設けられている。ベロ３０は、３２の部分でつながって殻体２２と一体 成型され、３２の部分は本質的にベロと殻体の間の可撓性ヒンジ又はブリッジを 構成している。

可撓性ブリッジ３２はベロ３０を回して開き、殻体２２の内部を実質的に覆われ ない部分として露出させ、容易且つ快適に足を殻体２２に出し入れできるように する。このような殻体２２の実質的な覆われない内部の露出は、履いている靴下 をすり切れさせたり、押し潰したり、シワを寄せたりしないで足を殻体に挿入す ることを可能にするから、Ｂ物を足のまわりに固定する前に足にぴったりした靴 下に折目やシワを生じないようにさせることができる。ベロ３０は、連結部であ るブリッジ３２と中央の甲支持部３０Ａとを有し、この甲支持部はベロ３０を閉 じた時履物の上方部分まで延びて、ハイトップ式履物の場合足の甲と足の上方部 分とを支え且つ保護する。第６図に示すようなロー力ットシューズの場合は、ベ ロは上方まで延びず足をより多く露出させる。

ハイドツブシユーズの実施態様で、ベロ３０の甲部分３０Ａは足を殻体２２の中 へ入れベロ３０を足の上へ閉じた時、着用者の甲に合致し、包被し、保護し、甲 の上に位置するように構成されている。中央の甲部３０Ａは１足首の領域で殻体 ２２の上方部分を巻くように設けられた相補的な一対の上方翼部３０Ｂへと延び ている。

第１図、第２図及び第３図のハイドツブシユーズの実施例において、並びに第６ 図のローカット又はオツクスフォー下タイプにおいて、ベロ３０はその両側部で 一対の相補的下方翼又は底部翼３０Ｃとなり、中央の甲部分３０Ａから外側へ延 びて足の下方及び裏部分を包んでさらに土踏まずと裏側の一部とを抑え保護する 。

ベロ３０の形状、形態及び全体を包む特徴が甲の上から閉じて着用者の甲の形に 合致するのを可能にし、それにより足の均等な支持並びにベロ３０を閉じた時に きつい点や局部的な締まりをなくし高度の保護を与える。ベロ３０を実質的に開 くと、足の上の部分全部と側方のほとんどがむき出しになるから殻体２２からの 容易な出し入れが可能になる。

上方翼部３０Ｂの各外端に一組の締め具又は固定具４０が設けられていて、翼部 を履物の上方部分のまわりに固定する。−組又は一対の固定具４０が上方翼部３ ０Ｂの各々に結合されているから、翼部３０Ｂの双方が履物の足首部分のまわり に固定される。底部翼３０Ｃの各外端には別の固定具４２０組が設けられていて 、底部翼３０Ｃを履物の下側部分のまわりに固定する。

一対の固定具４２の１つずつが底部翼３０Ｃの各々に結合されているから、底部 翼３０Ｇの双方は履物の底のまわりに固定され得る。

好適に各固定具の対は調節可能として、履物が種々の足形の寸法に適合すると共 に、なお快適でしっかりした均等な適合性を得られるようにする。固定具の１つ の形を第８図と第９図に示す、リング又はループ５０をストラップ５１の端に固 定し、ストラップ５１を例えばＸ３０Ｂの一方に結合する。リング５０はラチェ ットレバー５４の溝の１つに掛合し、矢印５５の方向に引くとラチェットレバー ５４は枢軸ピン５６す通り越してスナップ式に嵌まり、ベロを閉じる。ループ５ ０はラチェットレバー５４に設けたいくつかの溝のどれか１つに嵌められる。ル ープ５０が一番近い溝ａに嵌められると、レバー５４は枢軸ピンの上をより長い 距離引張られる。ループ５０が一番遠い溝Ｃに嵌められると、ループ５０はより 短い距離を引かれる。所望により、いろいろ違った締め方ができることは理解さ れよう、ループとレバーの装置は翼部を殻体のまわりに固定するのに役立つが、 リングとベロの方力）閉じる。のち開くのも操作が容易であるから好適である。

これは高度に調節可能であり、閉じるとスナップ式に固く締まる。

着用者は第１図及び第２図に示した履物を以下のように使用するものである。ま ずベロ３０をブリッジ３２の所で折り返して殻体２２の内部２３を開ける。足を 殻体２２の内部２３へ挿込して完全に殻体の中へ横たえる。ベロ３０をブリッジ ３２で曲げ戻して殻体２２の上へ甲支持部３０Ａを引張る。上方翼部３０Ｂの面 外端を殻体２２の足首部の外まわりに巻き、底部翼３０Ｃの外端をブラケット１ ８の間で殻体２２の底２コのまわりに巻く。上方翼部３０Ｂと底部翼３０Ｃの端 部にある固定具４０と４２の組を噛み合わせ、確実にベロ３０を殻体２２に固定 する。

第６図と第７図は本発明の履物の特にランニングシューズに適したローカットシ ューズ１１０の形の他の実施例を示す。

ランニングシューズは所望によりハイトップ形に作ることもできる。ランニング シューズ１１．０は上方部分１２０とこれに連結した底部１１５の衝撃吸収底１ １６とを有する。底部１１５には１個又はそれ以上の横切り抜き部分１１６が設 けられ、ランニングシューズ１１０の衝撃吸収を助ける。

シューブ１１０の上方部分１２０は第７図に詳しく示すように、一体成型した殻 体１２２を有し、これは着用者の足をその内部１２３に受は入れ保持するように なっている。殻体１２は好適に例えばポリ塩化ビニルなどのような硬質又は半硬 質熱可塑性材料から成型される。ローカット履物の特に好適な実施例において、 殻体１２２は射出成型される。殻体１２２の内部】２３はベロ又は甲の部分で開 いていて２足を容易に入れたり出したりすることができるようになっている。

足を殻体１２２の内部に確実に保持するためベロ１３０が設けられる。このベロ １３０は、ブリッジ又はセルフヒンジ１３２で殻体１２２に一体に取付けられて いる。ベロ１３０は中央の甲部分１３０Ａを有し、これは足の甲に合致してその 上に位置するようになっているから５足の甲を支えると共にその中に確実に保持 する。相補的な一対の中央翼１３０Ｂが中央の甲部分１３０Ａからガ側へ延びて いる。−組の固定具１４０が中央翼１３０Ｂの各外端に設けられる。固定具１４ ０を有している中央翼１３０Ｂの外端の少なくとも一方はシューブ１１０の底１ １５の横切り抜き１１６の１つに挿通される。こうしてベロ１３０は組を成す固 定具１４０を嵌めることにより殻体１２２上に固定される。

以上本発明を特定の好適な形態について説明してきたが、種々の変更及び改良が 請求の範囲に規定される本発明の範囲を逸脱することなくなし得ることは明らか であろう。

Ω 国際調査報告 １ｎｌｔφＭｌ＋、６＋１’Ａｔｃ１．＋ＩＩＯ＋〜ａ、−−−−、−−−−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．　足の爪先、足裏及び踵を受け入れて実質的に包被するように、閉じた踵部 分、爪先部分及び定裏部分と、内部くの導入を可能にする開いた甲部とを有する 実質的に硬質の成型された殻体と、 中央の甲支持部と、該甲支持部から外側へ延びる少なくとも一対の相補的翼部と を有し、該相補的翼部が前記殻体の一部分のまわりに巻きつけられるようになっ ている．前記殻体と前記甲部で一体になっている成型された半硬質のべ口と、 前記翼部を一つに固定して着用者の足を履物に固定するため前記翼部の各外端に 設けた一対の固定具と、から成る成型運動用履物。 ２．前記固定具が、前記一対の翼部の各外端にそれぞれ設けられた、リングと溝 つきレバーとのスナップ嵌め締め具から成る請求の範囲１に記載の成型運動用履 物。 ３．　前記ベロがセルフヒンジにより前記殻体に結合されている請求の範囲■に 記載の成型運動用履物。 ４，　是の裏、踵及び爪先を受け入れて実質的に包被するように、閉じた踵部分 、爪先部分及び底部分と、内部への導入を可能にする開いた甲部とを有する実質 的に硬質の成型された下方殻体と、 少なくとも前部及び後部連結具で前記殻体の底に固定されたアイススケートブレ ードと、 中央の甲支持部と、該甲支持部から外側へ延びる少なくとも一対の相補的中央翼 部とを有し、該相補的中央翼部が前記殻体と前記ブレードとの間で前記殻体のま わりに巻きつけられるようになっている、前記殻体と前記甲部で一体になってい る成型された半硬質のベロと、前記中央翼部を一つに固定して前記ベロを前記殻 体に固定するため前記中央翼部の各外端に設けた相補的な一対の固定具と、 から成る成型アイススケート。 ５．　前記ベロがさらに、前記中央の甲支持部から外側へ延びる少なくとも一対 の相補的上方翼部を有し、該上方翼部は足首の部分で殻体のまわりに巻かれ、各 上方翼部の外端に相補的固定具があって上方翼部を固定する請求の範囲４に記載 のアイススケート。 ６．　前記固定具がラチェット型嵌め合い締め具である請求の範囲４に記載のア イススケート。 ７．　アイススケート用具と一体に連結された履物部分を有するアイススケート であって、 着用者の足の先端を受け入れ実質的に包被するように、足を支持するための実質 的に閉じた爪先部分、踵部分及び底部分と、これら爪先、踵及び底部分への導入 を可能にするため開いた甲部分とを有する実質的に硬質の成型された下方殻体と 、 スケートブレードと、該スケートブレードを前記下方殻体の底に固定するための 保持連結部材と、中央の甲支持部と、該甲支持部から外側へ延びる少なくとも一 対の相補的翼部とを有する、前記甲部分で前記船体と一体をなす成型された半硬 質のベロとから成り、前記翼部は着用者の足を履物内に固定するため前記ベロを 少なくとも前記甲部の上へ固定するため前記殻体の一部のまわりに巻きつけられ るアイススケート。 ８．　前記べロが前記中央の甲支持部から前記一対の翼部と異なる方向へ延びる 第２の対の相補的翼部を有し、該第２の対の翼部は着用者の足の上へ前記べロを 異なる点で固定するため前記殻体の第２の部分のまわりへ巻きつけられる請求の 範囲７に記載のアイススケート。 ９．　前記履物がさらに２要素から成る一組の固定具を有し、その１要素は前記 一対の相補的翼部の１つの翼部に固定され、他の要素はもう１つの翼部に固定さ れて、両翼部を前記殻体の前記一部のまわりに固定する請求の範囲７に記載のア イススケート。 １０．さらに、第１組と第２組の固定具を有し．第１組の１つの要素は前記一対 の翼部の１つの翼部に結合され、第１粗のもう１つの要素は前記一対の翼部のも う１つの翼部に結合され、互いに前記殻体の前記部分に巻きついて前記両翼部を 固定する請求の範囲８に記載のアイススケート。 １１．前記第２組の１つの要素は前記第２の対の翼部の１つの翼部に結合され、 第２組のもう１つの要素は第２の対の翼部のもう１つの翼部に結合され、第２の 対の翼部どうしを前記殻体の第２の部分のまわりに固定する請求の範囲１０に記 載のアイススケート。 １２．着用者の足裏と踵を受け入れ実質的に包被するように、閉じた踵部分、爪 先部分及び定事部分と、内部への導入を可能にする開いた甲部とを有する、実質 的に硬質の成型下方殻体と、 前記殻体の底に固定され、その厚みを貫いて少なくとも１つの横切り抜き部分を 有する靴底と、前記甲部において半硬質である中央の甲支持部と、該中央甲支持 部から外側へ延びる少なくとも一対の相補的中央翼部分とを有し、該相補的中央 翼部分は前記横切リ抜き部分を通って前記殻体のまわりに巻きつけられる、実質 的に硬質で、前記甲部で前記殻体と一体にされた成型ベロと、 前記中央翼部の各々の外端に設けられ、互いに嵌まリ合って前記中央翼部を１つ に結合し前記べロを前記殻体に固定するための、一対の嵌め合い固定具と、から 成る成型シユーズ。