JPH07275008A - 締め金具 - Google Patents

締め金具

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JPH07275008A
JPH07275008A JP7412095A JP7412095A JPH07275008A JP H07275008 A JPH07275008 A JP H07275008A JP 7412095 A JP7412095 A JP 7412095A JP 7412095 A JP7412095 A JP 7412095A JP H07275008 A JPH07275008 A JP H07275008A
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JP
Japan
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lever
pin
tightening
fastening
temporary
Prior art date
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JP7412095A
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Goggia Giuseppe
ジウゼッペ ゴギア
Breda Marco
マルコ ブレダ
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Tecnica SpA
Original Assignee
Tecnica SpA
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/14Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
    • A43C11/1406Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/14Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
    • A43C11/1406Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
    • A43C11/142Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the shoe, e.g. rack
    • A43C11/144Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the shoe, e.g. rack characterised by means to retain the preferred position on the rack when the fastening means are in the loosened position
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/14Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
    • A43C11/1406Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
    • A43C11/142Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the shoe, e.g. rack
    • A43C11/1446Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the shoe, e.g. rack characterised by special protection means to prevent damage or accidental loosening of the fastening means

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 着用者のふくらはぎの部分の筋肉が太くて
も、締め付け調整ラックとレバーとを容易に連結するこ
とが可能な締め金具を提供する。 【構成】 靴10の開口部分を覆う一対のフラップ1
6, 18の一方に固定され、かつ複数の溝28が形成さ
れた締め付け調整ラック22と、他方のフラップ18に
基端側が回動自在に枢着されて締め付け調整ラック22
の溝28に係合し得る締め付けピン36を有するレバー
24とを具え、靴10の開口部分を締め付けるための締
め金具20であって、締め付けピンよりもレバー24の
先端側から突出すると共に締め付け調整ラック22の溝
28に係合して靴10の開口部分を仮締めする仮締めピ
ン36をさらに具え、仮締めピン36を締め付け調整ラ
ック22の溝28に係合してレバ24ーを操作し、一対
のフラップ16, 18を仮締めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スポーツ用履物、特に
スキー靴のためのレバータイプの締め金具に関する。
【0002】なお、本明細書の記述は、本件出願の優先
権の基礎たるイタリア国実用新案登録出願第TV94U
000015号明細書の記載に基づくものであって、こ
のイタリア国実用新案登録出願の番号を参照することに
よって、当該イタリア国出願の明細書の記載内容が本明
細書の一部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】本発明の対象となるレバータイプの締め
金具は、着用者の足を出入りさせるためのスポーツ用履
物、例えばスキー靴の前部開口を覆う左右一対の前フラ
ップを相互に連結し、着用者の足首から脛にかけての部
分と、これに対応したスキー靴の部分とを適切に密着さ
せるために広く使用されている。
【0004】かかる従来の締め金具は、一般に一対のフ
ラップの一方を構成する化粧前フラップに固定され、か
つ複数の溝が形成された締め付け調整ラックと、化粧前
フラップが重ね合わされる他方の前フラップに基端側が
回動自在に枢着されて締め付け調整ラックの溝の何れか
に係合し得る締め付けピンを有するレバーとを具え、前
フラップを相互に重ね合わせてレバーの締め付けピンを
締め付け調整ラックの適当な溝に引っ掛け、この状態で
レバーを回動操作することによって前フラップを相互に
締め付け、スキー靴の前部開口の大きさを調整するよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、スキー靴の前フ
ラップはアウターシェルと同一材料によって形成されて
おり、比較的剛性の高い硬質の材料を使用している。こ
のため、着用者がスキー靴に足を入れてから前フラップ
を重ね合わせ、レバーに形成された締め付けピンを締め
付け調整ラックの溝に係合させることは、これが締め付
けピンに最も近い溝であっても多少の困難を伴うもので
ある。特に、ふくらはぎの部分が太い着用者の場合に
は、上述した操作がより一層困難となる傾向を持つこと
は、容易に想像ができよう。
【0006】つまり、着用者が前フラップを重ね合わ
せ、レバーと締め付け調整ラックとを連結しようとした
場合、締め付け調整ラックの溝の何れかにレバーの締め
付けピンが的確に係合するように、足首の周囲のスキー
靴の部分を手で押さえて強力に挟み付ける必要がある。
しかも、この作業を防寒用の重いスキーウェアを着用し
た状態で行わなければならず、特にふくらはぎの部分が
太い着用者の場合には、極めて手間の掛かる作業とな
る。
【0007】このようなことから、上述したレバータイ
プの締め金具においては、締め付け調整ラックの溝に対
してレバーに形成された締め付けピンを容易に係合させ
るため、従来からある締め付けピンとは別な仮締め用の
ピン(以下、仮締めピンと記述する)をレバーの先端内
側に設け、あらかじめ仮締めピンを締め付け調整ラック
の溝に係合してレバーを操作し、一対のフラップを引き
寄せて開口部を仮締めすることにより、これ以降の締め
付けピンの係合操作を容易化するようにした締め金具が
すでに提案されている。この改良された締め金具を用い
た場合、特にふくらはぎの部分が太い着用者であって
も、あらかじめ仮締めピンを用いて一対のフラップを引
き寄せ、開口部を仮締めすることができるため、締め付
け調整ラックの適当な溝に対してレバーの締め付けピン
を比較的容易に係合させることが可能となる。
【0008】しかしながら、上述したような締め金具を
用いたとしても、レバーの長さを変えずに対応している
以上、ふくらはぎの部分がさらに太い着用者の場合には
これでも充分とは言えない。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、着用者のふくらはぎの
部分の筋肉が太くても、締め付け調整ラックとレバーと
を従来のものよりも容易に連結することが可能なレバー
タイプの締め金具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による締め金具
は、靴の開口部分を覆う一対のフラップの一方に固定さ
れ、かつ複数の溝が形成された締め付け調整ラックと、
他方の前記フラップに基端側が回動自在に枢着されて前
記締め付け調整ラックの前記溝に係合し得る締め付けピ
ンを有するレバーとを具え、前記靴の開口部分を締め付
けるための締め金具であって、前記締め付けピンよりも
前記レバーの先端側から突出すると共に前記締め付け調
整ラックの前記溝に係合して前記靴の開口部分を仮締め
する仮締めピンをさらに具えたことを特徴とするもので
ある。
【0011】ここで、前記仮締めピンは、前記レバーの
先端側から突出する操作位置と、前記レバーの内側に納
まる収納位置とに切り換え可能に前記レバーに取り付け
られたものであっても良く、この場合、前記仮締めピン
は、前記レバーに回動自在に取り付けられ、例えば前記
レバーの先端部に一対の連結アームの基端部がそれぞれ
回動自在に枢着され、これら連結アームの先端部に前記
仮締めピンの両端部が連結されているものとすることが
できる。
【0012】また、前記仮締めピンは、前記レバーの先
端部に突出状態で固定されていても良く、この場合、前
記レバーの一部を構成する板材の先端部を曲げ加工する
ことによって形成したものとすることができる。
【0013】さらに、前記レバーの長手方向に沿って摺
動可能に前記レバーに取り付けられると共に先端部に前
記仮締めピンを形成した板材と、この板材と前記レバー
とに設けられて前記レバーの先端部からの前記仮締めピ
ンの突出位置を規制する手段とをさらに具えることも可
能である。
【0014】
【作用】本発明によると、レバーの先端部に最も近い締
め付け調整ラックの溝に対して締め付けピンよりも近接
する仮締めピンをこの締め付け調整ラックの溝に係合さ
せ、レバーを操作することによって一対のフラップを相
互に引き寄せ、靴の開口部分を仮締め状態とする。
【0015】仮締めピンが、レバーの先端側から突出す
る操作位置と、レバーの内側に納まる収納位置とに切り
換え可能な場合、この仮締めピンを使用時以外はレバー
の内側に収めておき、仮締めする必要がある場合のみレ
バーの先端側から突出させる。ここで、この仮締めピン
が、レバーに回動自在に取り付けられ、例えばレバーの
先端部に一対の連結アームの基端部をそれぞれ回動自在
に枢着し、これら連結アームの先端部に仮締めピンの両
端部を連結している場合、仮締めピンを操作位置と収納
位置とに切り換える場合、連結アームを回動させること
によって行う。
【0016】また、仮締めピンをレバーの先端部に突出
状態で固定したり、これをレバーの一部を構成する板材
の先端部を曲げ加工することによって形成した場合に
は、仮締めピンが強固となる。
【0017】一方、先端部に仮締めピンを形成した板材
をレバーの長手方向に沿って摺動可能にレバーに取り付
け、この板材とレバーとにレバーの先端部からの仮締め
ピンの突出位置を規制する手段を設けたものにおいて
は、仮締めピンを使用する場合のみ、レバーに対して板
材を摺動させ、レバーの先端部から仮締めピンを突出さ
せ、それ以外の場合にはレバーの内側に収めておく。
【0018】
【実施例】本発明による締め金具をスキー靴に応用した
実施例のいくつかについて、図1〜図9を参照しながら
詳細に説明する。
【0019】第一の実施例におけるスキー靴の外観をそ
れぞれ表す図1および図5に示すように、スキー靴10
は、レッグピース14を回動可能に枢着した固定ボディ
12を具える。前記レッグピース14には、二つの前フ
ラップ16, 18が形成され、これら二つの前フラップ
16, 18をあらかじめ引き離すことによって、スキー
靴10の前部開口が形成され、この前部開口を介してこ
のスキー靴10の中に着用者の足を出し入れすることが
できるようになっている。
【0020】レッグピース14の前フラップ16, 18
の締め付けは、複数(図示例では2つ)の締め金具20
を操作することによって達成される。これら複数の締め
金具20は、上下に並ぶ化粧前フラップ16にそれぞれ
固定した締め付け調整ラック22と、化粧前フラップ1
6が重ね合わされる前フラップ18の後端側にそれぞれ
回動自在に枢着されて、これら締め付け調整ラック22
と対応する上下二つのレバー24とを具える。
【0021】本実施例の主要部を抽出拡大した図2およ
び図6に示すように、締め付け調整ラック22は、着用
者の足首の周囲に沿って並ぶ所定数の歯26と溝28と
を交互に具え、またレバー24は、溝28の何れかと係
合する図示しない一般的な締め付けピンを有する。
【0022】前記レバー24の部分の外観を表す図3お
よびその断面構造をそれぞれ表す図4, 図7に示すよう
に、レバー24は、足首の部分に沿って凸状に湾曲した
枠状をなす延長主ボディ30を有し、この延長主ボディ
30の自由端、つまり先端部30aに枢着ピン31を介
して一対のアーム32, 34の基端部が回動自在に枢着
され、これらアーム32, 34の先端部に仮締めピン3
6の両端部が一体的に連結された状態となっている。
【0023】このため、仮締めピン36は、図2〜図4
に示すように延長主ボディ30の先端部から突出する操
作位置と、図5〜図7に示すように延長主ボディ30の
先端部内側に収納される収納位置との間をアーム32,
34と共に枢着ピン31回りに回動することが可能であ
る。
【0024】従って、ふくらはぎの部分が太い着用者
や、非力な着用者の場合には、仮締めピン36の操作位
置に突出させ、この状態で、締め付け調整ラック22の
先端側(図2中、左端側)の溝28に仮締めピン36を
引っ掛け、レバー24を操作することによって、極めて
容易にスキー靴10の前部開口を仮締め状態とすること
ができる。このようにして締め付け調整ラック22とレ
バー24とを一旦、係合させた後、残りの締め付け調整
ラック22の適当な溝28にレバー24の図示しない締
め付けピンを係合させるが、すでにスキー靴10の前部
開口が仮締め状態となっているため、この操作は極めて
容易に行うことが可能であり、これに続いて仮締めピン
36を係合させていたレバー24の方の係合を解除し、
改めてその締め付けピンを締め付け調整ラック22の適
当な溝28に係合させ、レバー24を操作してスキー靴
10の前部開口と着用者の足首部分との密着性を適切に
調整すれば良い。
【0025】本実施例では、仮締めピン36を収納位置
に納めることができるため、着用者に応じて仮締めピン
36を操作位置に常時突出させておいたり、逆に、ふく
らはぎの細い着用者の場合には仮締めピン36を収納位
置に常時納めておき、必要な場合にのみこれを操作位置
に突出させるような使用方法も自由に選択することがで
きる。
【0026】上述した実施例では、一対のピン32, 3
4を回動することによって仮締めピン36をレバー24
の先端部から突出させるようにしたが、このレバー24
の長手方向に沿って仮締めピン36を摺動させることに
より、仮締めピン36をレバー24の先端部から突出さ
せるようにすることも可能である。
【0027】このような本発明の他の一実施例における
レバーの先端部の外観を図8に示し、その断面構造を図
9に示すが、先の実施例と同一機能の部材および部分に
は、これと同一の符号を記してその説明を省略するもの
とする。すなわち、レバーの一部を構成する枠状をなす
延長主ボディ30の自由端、つまり先端部30aには、
締め付けピン38が一体的に嵌着されており、この延長
主ボディ30の内側には、金属の板材にて形成したスラ
イダ40がその長手方向に沿って摺動自在に保持されて
いる。このスライダ40の先端部には、ほぼ直角に屈曲
して延長主ボディ30の先端部から突出し得る屈曲部4
0aが形成され、この屈曲部40aの先端に仮締めピン
36が一体的に設けられている。
【0028】仮締めピン36が延長主ボディ30の先端
部から突出し得るように、前記スライダ40の中央部に
は、延長主ボディ30の内側に突設したストッパ42に
対して摺動自在に嵌合する長穴44が形成されており、
これによって図8に示すスライダ40の一方の往復動端
が操作位置となり、図9に示す他方の往復動端が収納位
置となるように規制されている。つまり、これらストッ
パ42および長穴44が本発明におけるレバー24の先
端部からの仮締めピン36の突出位置を規制する手段と
して機能するが、上述したストッパ42および長穴44
に限らず、仮締めピン36の突出位置を規制することが
可能でありさえすれば、本実施例以外の他の構造を採用
することも当然可能である。
【0029】従って、先の実施例と同様に、仮締めピン
36を操作位置にセットする場合には、この仮締めピン
36に指を引っ掛けて延長主ボディ30から引っ張れば
良く、逆に収納位置に納める場合には、屈曲部40aを
延長主ボディ30側に押し込むだけで良く、何れの場合
においてもストッパ42が長穴44の端部に当接するこ
とによって位置決めすることができる。本実施例におい
ても、先の実施例と同様に、仮締めピン36を操作位置
に常時突出させておいたり、逆に、ふくらはぎの細い着
用者の場合には仮締めピン36を収納位置に常時納めて
おき、必要な場合にのみこれを操作位置に突出させるよ
うな使用方法も自由に選択することができる。
【0030】なお、上述した二つの実施例では仮締めピ
ン36を操作位置と収納位置とに切り換えることができ
るようにしているが、アーム32, 34やスライダ40
を延長主ボディ30と一体的に固定し、仮締めピン36
をレバー24の先端部から常に突出状態としておくこと
も可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明の締め金具によると、レバーの先
端部に最も近い締め付け調整ラックの溝に対して締め付
けピンよりも近接する仮締めピンをこの締め付け調整ラ
ックの溝に係合させ、レバーを操作することによって一
対のフラップを相互に引き寄せ、靴の開口部分を仮締め
状態とするようにしたので、着用者のふくらはぎが太い
場合であっても、従来の締め金具より容易かつ軽い操作
力で靴の開口部分を仮締めすることができる。
【0032】また、仮締めピンを、レバーの先端側から
突出する操作位置と、レバーの内側に納まる収納位置と
に切り換え可能とした場合、この仮締めピンを使用時以
外はレバーの内側に収めておき、仮締めする必要がある
場合のみレバーの先端側から突出させることができるの
で、美観および安全性の点でより好ましいものとするこ
とができる。
【0033】さらに、仮締めピンをレバーの先端部に突
出状態で固定したり、これをレバーの一部を構成する板
材の先端部を曲げ加工することによって形成した場合に
は、仮締めピンが強固となるため、レバー自体の設計お
よび製造が容易である。
【0034】一方、先端部に仮締めピンを形成した板材
をレバーの長手方向に沿って摺動可能にレバーに取り付
け、この板材とレバーとにレバーの先端部からの仮締め
ピンの突出位置を規制する手段を設けたものにおいて
は、仮締めピンを使用する場合のみ、レバーに対して板
材を摺動させ、レバーの先端部から仮締めピンを突出さ
せ、それ以外の場合にはレバーの内側に収めておくこと
ができるので、先の場合と同様に、美観および安全性の
点でより好ましいものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による締め金具をスキー靴に応用した一
実施例の外観を表す斜視図であり、仮締めピンを使用し
た状態を示す。
【図2】図1に示した実施例における主要部の抽出拡大
図である。
【図3】図1に示した実施例におけるレバーの先端部の
外観を表す斜視図である。
【図4】図3に示したレバーの先端部の構造を表す断面
図である。
【図5】仮締めピンを引っ込めた状態における図1に示
した実施例に対応する斜視図である。
【図6】図5に示した状態における主要部の抽出拡大図
である。
【図7】図5に示したレバーの先端部の構造を表す断面
図である。
【図8】本発明による締め金具の他の実施例におけるレ
バーの先端部の外観を表す斜視図である。
【図9】図8に示した実施例におけるレバーの先端部の
構造を表す断面図である。
【符号の説明】
10 スキー靴 14 レッグピース 12 固定ボディ 16 化粧前フラップ 18 前フラップ 20 締め金具 22 締め付け調整ラック 24 レバー 26 歯 28 溝 30 延長主ボディ 30a 先端部 31 枢着ピン 32, 34 アーム 36 仮締めピン 38 締め付けピン 40 スライダ 40a 屈曲部 42 ストッパ 44 長穴

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴の開口部分を覆う一対のフラップの一
    方に固定され、かつ複数の溝が形成された締め付け調整
    ラックと、他方の前記フラップに基端側が回動自在に枢
    着されて前記締め付け調整ラックの前記溝に係合し得る
    締め付けピンを有するレバーとを具え、前記靴の開口部
    分を締め付けるための締め金具であって、前記締め付け
    ピンよりも前記レバーの先端側から突出すると共に前記
    締め付け調整ラックの前記溝に係合して前記靴の開口部
    分を仮締めする仮締めピンをさらに具えたことを特徴と
    する締め金具。
  2. 【請求項2】 前記仮締めピンは、前記レバーの先端側
    から突出する操作位置と、前記レバーの内側に納まる収
    納位置とに切り換え可能に前記レバーに取り付けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載した締め金具。
  3. 【請求項3】 前記仮締めピンは、前記レバーに回動自
    在に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記
    載した締め金具。
  4. 【請求項4】 前記レバーの先端部に一対の連結アーム
    の基端部がそれぞれ回動自在に枢着され、これら連結ア
    ームの先端部に前記仮締めピンの両端部が連結されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載した締め金具。
  5. 【請求項5】 前記仮締めピンは、前記レバーの先端部
    に突出状態で固定されていることを特徴とする請求項1
    に記載した締め金具。
  6. 【請求項6】 前記仮締めピンは、前記レバーの一部を
    構成する板材の先端部を曲げ加工することによって形成
    したものであることを特徴とする請求項5に記載した締
    め金具。
  7. 【請求項7】 前記レバーの長手方向に沿って摺動可能
    に前記レバーに取り付けられると共に先端部に前記仮締
    めピンを形成した板材と、この板材と前記レバーとに設
    けられて前記レバーの先端部からの前記仮締めピンの突
    出位置を規制する手段とをさらに具えたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載した締め金具。
JP7412095A 1994-03-31 1995-03-30 締め金具 Pending JPH07275008A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT94TV000015U ITTV940015U1 (it) 1994-03-31 1994-03-31 Perfezionamento di un dispositivo di chiusura a leva per calzature sportive
IT94U000015 1994-03-31

Publications (1)

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JPH07275008A true JPH07275008A (ja) 1995-10-24

Family

ID=11419374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7412095A Pending JPH07275008A (ja) 1994-03-31 1995-03-30 締め金具

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EP (1) EP0677254A1 (ja)
JP (1) JPH07275008A (ja)
IT (1) ITTV940015U1 (ja)

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