JP2000014410A - 自動紐締め及び紐解き機能を具えた靴 - Google Patents

自動紐締め及び紐解き機能を具えた靴

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JP2000014410A
JP2000014410A JP10198144A JP19814498A JP2000014410A JP 2000014410 A JP2000014410 A JP 2000014410A JP 10198144 A JP10198144 A JP 10198144A JP 19814498 A JP19814498 A JP 19814498A JP 2000014410 A JP2000014410 A JP 2000014410A
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shoelace
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Ryuko Shu
龍交 周
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動紐締め及び紐解き機能を具えた靴の提
供。 【解決手段】 使用者の足が靴体1に挿入されて押し板
6が踏まれると、押し板6がクランクアーム53を押し
て伸ばし、クランクアーム53が梭片51を前方にスラ
イドさせて梭片51が靴紐3を牽引して靴体1の作動空
間10内に引込み、靴紐3が靴体1のアッパーを締めつ
け、上記押しボタン71が押されて止め片72による押
し板6の挿入部材61に対する係止が解除された後に使
用者が足を靴体1より抜き出すと、押し板6が弾性部材
8の作用を受けて上に開き、クランクアーム53が梭片
51を後方に牽引して靴紐3に対する牽引作用を喪失さ
せ、靴紐3がゆるんで使用者が靴を脱ぎやすくしてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の自動紐締め及
び紐解き機能を具えた靴に関し、特に、靴に足を入れた
時に自動的に靴紐が締まり並びに靴を脱ぐ時に靴紐を解
くことができるようにしてあり、簡単に着脱できるよう
にした紐靴の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】靴は現代人が歩行し足を保護するのに不
可欠の物品であり、且つ着用しての快適さと利便性のた
めに、業者は不断に新製品を開発しており、流行に合い
しかも優れた機能を有する製品が次々と販売されてい
る。しかし着脱の構造及び利便性においては改善された
設計は未だ見られず、即ち、着脱の構造においては、靴
紐を結ぶもの、靴紐無しのもの、及びスライドファスナ
ー付きのものがあるが、その中、後の二者は着脱時に毎
回靴紐を結ぶ或いは解くという面倒さがない。しかし靴
紐付きの靴については相変わらず靴紐を締めたり解いた
りする必要があり、このため一部の消費者はその操作の
煩わしさから靴紐付きの靴の購入を敬遠する傾向にあっ
た。また人によっては靴紐の締め解き操作の煩わしさを
回避するために靴紐を足の甲に完全には合わないように
ゆるく結んで着脱時に靴口を拡張させてその靴口から直
接足を出し入れしている。しかしこのような履き方をす
ると、歩く時に靴が上下に動くという現象が発生し、ま
た着脱の度に靴口を拡張すると靴が変形し損壊しやすか
った。また市販の靴には弾性を有する疑似靴紐が組み付
けてあるものがある。それは靴紐の弾性が着脱時の拡張
される靴口に組み合わされるようにしたものである。し
かしこの構造の欠点は、この疑似靴紐が弾性帯であり、
即ち何度も着脱して伸ばされる内に、弾性疲労を形成し
てゆるんでしまい、そうなると走行時に上下にずれ動い
て着用感の悪さを発生したり走行に影響を与えることで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、紐靴に対し
て、一種の自動紐締め及び紐解きを可能とする設計を提
供し、それにより紐靴の着脱を容易とすることを課題と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、自動
紐締め及び紐解き機能を具えた靴において、 (1)靴体1を具え、押し板6が開閉可能に設けてある
一つの作動空間10が該靴体1の靴底11の中層に形成
されて、該作動空間10に自動紐締め及び紐解き装置2
が組付けられ、靴面に靴紐3を通すための紐孔13と該
紐孔13に対応する紐案内道が設けられ、靴紐3末端が
紐案内道を通過して上記作動空間10に進入して自動紐
締め及び紐解き装置2に組み合わされて結ばれている。 (2)少なくとも一本の靴紐3を具え、該靴紐3は紐孔
13を通された後にその延伸された両末端が靴体1の靴
面に設けられた紐案内道に通されて靴底11中層の作動
空間10に進入し並びに緊締機構4の紐通し片41、4
2と作動及び調整機構5の梭片51の長孔511を通過
した後に相互に結ばれている。 (3)自動紐締め及び紐解き装置2が靴体1の靴底11
の作動空間10内に組付けられ、該自動紐締め及び紐解
き装置2は、緊締機構4と、作動及び調整機構5と、押
し板6と、少なくとも一つの弾性部材8と、一つの制御
機構7とを包括する。 (4)上記緊締機構4は、少なくとも一つの紐通し片4
1、42を具え、該紐通し片41、42は靴底11の作
動空間10内に固着され、且つ紐通し片41、42の側
面に少なくとも一つの紐通し孔411、421が穿設さ
れて該紐通し片41、42を靴紐3末端が貫通する。 (5)上記作動及び調整機構5は、梭片51を具え、該
梭片51の側面に一つの長孔511が穿設され、各靴紐
3の引張り紐31が紐通し片41、42の紐通し孔41
1、421を貫通した後に、該長孔511内を貫通し、
梭片51が前後にスライドするのを受けて靴紐3が緊締
或いはゆるむようにしてあり、該作動及び調整機構5は
さらに上からの圧力を受けて伸び圧力を開放されて山形
を呈する一つのクランクアーム53を具え、該クランク
アーム53の一端のアームロッド531の末端に止め棒
533が形成され、この止め棒533が梭片51の上面
に開設された任意の止め溝52に係止され、クランクア
ーム53のもう一つのアームロッド532の一側末端に
軸534が形成されて、該軸534は靴底11内側の作
動空間10後方の端面に設けられた軸止め溝111に固
定され、クランクアーム53の二つのアームロッド53
1、532を連結する枢軸535が上記押し板6の底面
に突き当たる。 (6)上記押し板6は、靴の内底部分の長さに対応する
よう形成され、並びに上向きにヒンジ式に開閉可能に靴
底面112下の靴底11上に設置され、且つその底面
に、下端に係止ヘッド611を具えた挿入部材61が凸
設されて、該押し板6は靴が着用状態にある時に該該挿
入部材61を以て靴底11内の制御機構7により係止さ
れる。 (7)上記弾性部材8は、上記押し板6の底面に緊締機
構4の紐通し片41、42上面との間に設置され、押し
板6が平らな状態で圧迫されて弾性エネルギーを保存し
そのエネルギーを靴紐3を解く動作に提供する。 (8)上記制御機構7は、押されて作動する押しボタン
71を具え、押しボタン71は防水カバー70が組み合
わされて、靴底11或いは靴の靴面の根元の位置に固定
され、押しボタン71の内側端面に突き当たる止め片7
2が設けられ、止め片72の係止部723が押された状
態の押し板6に凸設された挿入部材61の係止ヘッド6
11を係止する。 (9)使用者の足が靴体1に挿入されて押し板6が踏ま
れると、押し板6がクランクアーム53を押して伸ば
し、クランクアーム53が梭片51を前方にスライドさ
せて梭片51が靴紐3を牽引して靴体1の作動空間10
内に引込み、靴紐3が靴体1の靴面を締めつけ、上記押
しボタン71が押されて止め片72による押し板6の挿
入部材61に対する係止が解除された後に使用者が足を
靴体1より抜き出すと、押し板6が弾性部材8の作用を
受けて上に開き、クランクアーム53が梭片51を後方
に牽引して靴紐3に対する牽引作用を喪失させ、靴紐3
がゆるんで使用者が靴を脱ぎやすくしてある。以上の
(1)から(9)の構成を有することを特徴とする、自
動紐締め及び紐解き機能を具えた靴としている。
【0005】請求項2の発明は、前記靴体1に設けられ
た紐案内道が、紐孔13内側位置と靴体内側皮面間で夾
層式に設けられ、靴紐3末端が内蔵式に延伸されている
ことを特徴とする請求項1に記載の自動紐締め及び紐解
き機能を具えた靴としている。
【0006】請求項3の発明は、前記靴紐3が中空の装
飾部30と、該装飾部30を貫通し装飾部30の両端よ
り突出して延伸されている引張り紐31で組成され、該
装飾部30の長さは左右の相互に対応する紐孔間の距離
に対応し、引張り紐31の長さは紐締め及び紐解き動作
に必要な長さに設けられることを特徴とする、請求項1
に記載の自動紐締め及び紐解き機能を具えた靴としてい
る。
【0007】請求項4の発明は、前記靴紐3が、紐孔に
平行式に通されるかるか或いは交差式に通されるか、或
いは1本の靴紐3が総紐孔より少ない数の紐孔に通され
て飾り靴紐が残りの靴孔に装着され、該1本の靴紐3が
飾り靴紐を通した以外の紐孔に通された後に紐案内道を
通って靴体内に進入するか、或いはその他の組合せ方式
で靴紐3が紐孔に組み合わされることを特徴とする、請
求項1又は請求項3に記載の自動紐締め及び紐解き機能
を具えた靴としている。
【0008】請求項5の発明は、前記緊締機構4の紐通
し片41、42が左右対称にそれぞれ一つずつ設けら
れ、二つの紐通し片41、42の間に一つの空間40が
形成されて、該空間の位置に梭片51がスライド自在に
取付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の
自動紐締め及び紐解き機能を具えた靴としている。
【0009】請求項6の発明は、前記作動及び調整機構
5の梭片51の上端面に設けられた止め溝52が一つ或
いは複数設けられて、クランクアーム53が選択的に適
当な止め溝52に係止されることで、クランクアーム5
3の曲がった時の高さと梭片51のスライド行程の長さ
が調整されて、それにより足型或いは足の大きさに合わ
せた靴紐3の牽引長さの調整が行えるようにしてあるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の自動紐締め及び紐解
き機能を具えた靴としている。
【0010】請求項7の発明は、前記作動及び調整機構
5のクランクアーム53を組成する二つのアームロッド
531、532を連接する枢軸の両端にそれぞれスライ
ド部材が取り付けられ、押し板6の上下動作に応じて押
し板6底面に沿って滑らかにスライドするようにしてあ
ることを特徴とする、請求項1に記載の自動紐締め及び
紐解き機能を具えた靴としている。
【0011】請求項8の発明は、前記スライド部材が、
直接成形された円滑体とされるか或いは組み合わせられ
たローラとされうることを特徴とする、請求項7に記載
の自動紐締め及び紐解き機能を具えた靴としている。
【0012】請求項9の発明は、前記制御機構7が一つ
の止め片72と、防水カバーを組み合わせてある一つの
押しボタン71を具え、止め片72に二つのアーム72
1が延設されて該アーム721が押しボタン71の内側
端面に突き当てられ、アーム721の反対側に一つの軸
柱722が延伸されて弾性部材83が組み合わされて常
態で止め片72を押しボタン71方向に付勢するように
してあり、止め片72の二つのアーム721間に短い係
止部723が設けられ、該係止部723が押し板6底面
に凸設された挿入部材61を係止するのに用いられ、該
押しボタン71が押されることで止め片72の係止部7
23が該挿入部材61に対する係止を解除するようにし
てあることを特徴とする、請求項1に記載の自動紐締め
及び紐解き機能を具えた靴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一つの実施例の
立体構造が示されている。図より分かるように、本発明
の自動紐締め及び紐解き機能を具えた靴は、自動紐締め
及び紐解き装置2を具え、それは、靴体1の靴底11の
中層に形成された一つの作動空間10内と、靴面12に
紐孔13の位置に合わせて設けられた夾層式紐案内道1
4に設けられる。この自動紐締め及び紐解き装置2は少
なくとも一本の靴紐3、一つの緊締機構4、一つの作動
及び調整機構5、一つの押し板6、一つの制御機構7及
び弾性部材8で組成される。その中、該靴紐3は本実施
例では左右対称に設けられた紐孔13に通されて相互に
平行な状態を呈する。該靴紐3は中空の装飾部30と、
それを貫通し、装飾部30の両端よりある長さ延伸され
た引張り紐31で組成され、且つこの装飾部30の長さ
は靴面の左右の対応する紐孔13間の長さに対応する。
引張り紐31の長さは靴紐3が緊締及び緩められる動作
に対応可能であるように設けられ、装飾部30の二側に
延伸された引張り紐31の二つの延伸端は、それぞれ靴
面12の紐孔13に対応するよう開設された夾層式紐案
内道14を通って靴底11の中層空間へと延伸され、さ
らに緊締機構4の紐通し片41、42及び作動及び調整
機構5の梭片51の長孔511を通り相互に結ばれて一
体とされ、これにより靴紐3は作動及び調整機構5の梭
片51のスライドにより内向きに引っ張られて緊締され
るか、或いは外向きに引っ張られてゆるめられるように
してある。
【0014】緊締機構4は、二つの相互に対称な形状の
紐通し片41、42を具え、該紐通し片41、42は中
間に適当な距離の空間40を設けた状態で、固定方式で
靴底11の作動空間10底部に固定され、且つ二つの紐
通し片41、42の側面に少なくとも一つの紐通し孔4
11、421が穿設され、本実施例では紐孔13の数に
対応する数の紐通し孔411、421が設けられ、靴紐
3の引張り紐31は該紐通し孔411、421を貫通す
る。この作動及び調整機構5は一つの梭片51を具え、
該梭片51はスライド自在に緊締機構4の二つの紐通し
片41、42の間に形成された空間40内に設置され、
梭片51の側面には一つの長孔511が穿設され、各靴
紐3の引張り紐31が紐通し片41、42の紐通し孔4
11、421を貫通した後に、該長孔511内を貫通す
る。長孔511内で各引張り紐31は、常態の未緊締状
態において、並列状態を呈する。梭片51が前向きにス
ライドすることで、各引張り紐31が引っ張られて靴紐
3が靴面12を締めつける。梭片51の上端面には一つ
以上の止め溝52が設けられ、該止め溝52は、上から
の圧力を受けて平らに伸びるか或いは圧力が開放された
時に折れ曲がってクランク高度を形成するクランクアー
ム53を選択的に係止するのに用いられ、クランクアー
ム53を係止する止め溝52位置の違いによりクランク
アーム53のクランク高度と梭片51のスライド行程の
長さを改変可能であり(図9参照)、それにより靴紐3
が内向きに牽引された時の緊締程度が調整でき、個人の
足形と幅や太さの違いに応じた緊締が行えるようにして
ある。このクランクアーム53は二つのアームロッド5
31、532を枢軸で連接してなり、その一端のアーム
ロッド531の末端に適当な角度を以て弯曲した止め棒
533が形成され、この止め棒533は止め溝52との
係合に使用され、もう一つのアームロッド532の一側
末端に軸534が形成されて、該軸534は靴底11内
側の作動空間10後方の端面に設けられた軸止め溝11
1への固定に用いられる。クランクアーム53の二つの
アームロッド531、532を連結する枢軸535は一
つの押し板6の底面に突き当たる。該押し板6は靴の内
底部分の長さに対応するよう形成され、並びに上向きに
ヒンジ式に開閉可能に靴底面112下の靴底11上に設
置され、且つその底面のクランクアーム53に突き当た
る位置の左右両側に、緊締機構4の二つの紐通し片4
1、42上端面に対して弾性圧迫する弾性部材81、8
2が設けられ、この弾性部材81、82は靴を脱ぐ時に
靴紐3をゆるめる作用を形成するのに利用される。押し
板6の底部のクランクアーム53に突き上げられる位置
より後方の末端近い位置には下向きに一つの挿入部材6
1が設けられ、この挿入部材61の末端に比較的大きな
円径を有する係止用の肩部612を具えた係止ヘッド6
11が形成されて、押し板6が着用時に平らに靴底11
内端面に押しつけられる時、靴底11内に設置された制
御機構7でこの係止ヘッド611の肩部612を係止で
きるようにしてあり、こうして靴着用時に押し板6が任
意に上に開かないようにしてある。
【0015】上述の制御機構7は、押されて作動する押
しボタン71を具え、押しボタン71は防水カバー70
が組み合わされて、靴底11或いは靴の靴面の根元の位
置の後側位置より突出し、押圧操作に便利とされ、押し
ボタン71の内側端面に突き当たる止め片72が設けら
れ、止め片72は延伸された二つのアーム721で押し
ボタン71の内側端面に突き当たり、アーム721の反
対端に一つの軸柱722が設けられ弾性部材83が組み
合わされて常態で押しボタン71方向に付勢するように
してあり、止め片72の二つのアーム721間に短い係
止部723が設けられ、靴が着用状態で押し板6が圧迫
されている時、挿入部材61の係止ヘッド611の肩部
612を係止し(図3参照)、並びに弾性部材81、8
2が圧縮されて弾性エネルギーを保存する。押しボタン
71が内向きに押されて止め片72が押されて内に移動
すると、挿入部材61に対する係止が解除されて(図5
参照)、靴を脱ぐ動作に合わせて弾性部材81、82が
押し板6を上に押し上げ、足の甲で靴紐3に対して上向
きに引っ張る力と梭片51が前に押されず後方に引き戻
されることから靴紐3が外向きにゆるみ、簡単に靴を脱
ぐことができる。
【0016】上述の各機構が組み合わせられた後、本発
明の靴の着脱時の動作について図2から図5を参照して
説明を行う。常態で靴が着用されず放置されている時、
該押し板6はクランクアーム53に突き上げられて上に
開いた状態を呈し、梭片51も元の位置にあり、即ち靴
紐3の引張り紐31を引っ張らない状態に位置する(図
2に各機構組合せ後の常態の状態が示されている)。使
用者が靴を着用する時には、靴口15より足を靴内に挿
入すると、この挿入の動作に伴い、足裏が押し板6を下
向きに押して平らとし、押し板6の動作に伴いクランク
アーム53が下向きに押されて平らに伸ばされ(図3参
照)、梭片51が前方に移動し、移動中に梭片51の長
孔511がその中を貫通する各靴紐3の引張り紐31を
前方に引っ張り、これにより靴紐3が靴体内に引きこま
れ、クランクアーム53が平らになり梭片51の前方へ
の動作が停止すると(図3、4参照)、各靴紐3が内向
きに靴面12に対して緊締状態を呈し、靴面12が足の
甲を被服した状態となる。この時、押し板6の下に設け
られた挿入部材61の係止ヘッド611の肩部612は
制御機構7の二つのアーム721間の係止部723に係
止され、押し板6が着用状態及び走行時にいずれも制御
機構7により係止されて上向きに開いて歩行に影響する
ことが防止されている。且つ弾性部材81、82が圧縮
されて紐をゆるめる動作に必要なエネルギーを保存す
る。反対に、靴を脱ぐ時には、使用者がただ制御機構7
の押しボタン71を手指或いはもう一方の足の靴先で内
向きに押圧すると(図5参照)、止め片72が内縮して
挿入部材61に対する係止を解除し、それに弾性部材8
1、82の動作エネルギー組み合わされて押し板6が上
向きに開き、この時、クランクアーム53が下向きの押
圧力より開放されて、梭片51を前方に押す作用力が解
除されるため梭片51が後方に引き戻され、靴紐3も引
っ張られなくなり、足を上に引き出す作用力により靴面
12が被覆状態から開放された状態となり、靴紐3も靴
体1内より外向きに引き出され、クランクアーム53が
高度を回復するにつれて梭片51が後方に移動してもと
の位置に回復し(図2参照)、未着用状態に回復し、こ
うして靴を脱ぐ時の自動紐解き動作が完成する。
【0017】さらに、図6は、本発明の作動及び調整機
構5のクランクアーム53のもう一つの実施例を示す。
該実施例では二つのアームロッド531、532を連接
する枢軸535の両側にスライド部材8が組付けられ、
このスライド部材8は円形滑動体とされるか或いはロー
ラ(図7参照)とされ、押し板6底面に突き当たる部分
とされて、押し板6の開閉に合わせて押し板6底面に沿
ってスライドしてひっかかりを発生させない。また上述
の靴紐3の紐孔13への装着方法は、図1に示されるよ
うな平行式に限られるわけではなく、交差方式(図8参
照)とされても、或いは1本の靴紐3を直接比較的少な
い紐孔13数に組み合わせて、1本の靴紐3とその引張
り紐31を直接中段及び最上段の紐孔に通してから夾層
式紐案内道14に通してから緊締機構4と作動及び調整
機構5と組み合わせて結んでも、先の実施例と同様に自
動紐締め及び紐解き動作を達成でき、本発明により使用
者はいちいち靴紐を結んだり解いたりすることなく簡単
に紐靴を着脱できるようになる。
【0018】
【発明の効果】本発明の提供する自動紐締め及び紐解き
機能を具えた靴は、使用者がいちいち靴紐を結んだり解
いたりすることなく簡単に着脱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例の分解斜視図である。
【図2】図1の実施例の組合せ断面図で未着用状態を示
す。
【図3】図1の実施例の組合せ断面図で着用状態を示
す。
【図4】図3の平面断面動作表示図である。
【図5】図1の実施例の靴が脱がれる時の側面断面動作
表示図である。
【図6】本発明の作動及び調整機構のクランクアームの
もう一つの実施例表示図である。
【図7】本発明の作動及び調整機構のクランクアームの
さらにもう一つの実施例表示図である。
【図8】本発明の靴紐のもう一つの装着方式表示図であ
る。
【図9】本発明の作動及び調整機構のクランクアームの
調整表示図である。
【符号の説明】
1 靴体 10 作動空間 11 靴底 12 靴面 13 紐孔 14 夾層式紐案内道 2 自動紐締め及び紐解き装置 3 靴紐 4 緊締機構 5 作動及び調整機構 6 押し板 7 制御機構 8 弾性部材 30 装飾部 31 引張り紐 41、42 紐通し片 51 梭片 511 長孔 40 空間 411、421 紐通し孔 52 止め溝 53 クランクアーム 531、532 アームロッド 533 止め棒 111 軸止め溝 535 枢軸 81、82 弾性部材 61 挿入部材 612 肩部 611 係止ヘッド 71 押しボタン 70 防水カバー 72 止め片 721 アーム 722 軸柱 723 係止部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動紐締め及び紐解き機能を具えた靴に
    おいて、 (1)靴体1を具え、押し板6が開閉可能に設けてある
    一つの作動空間10が該靴体1の靴底11の中層に形成
    されて、該作動空間10に自動紐締め及び紐解き装置2
    が組付けられ、靴面に靴紐3を通すための紐孔13と該
    紐孔13に対応する紐案内道が設けられ、靴紐3末端が
    紐案内道を通過して上記作動空間10に進入して自動紐
    締め及び紐解き装置2に組み合わされて結ばれている。 (2)少なくとも一本の靴紐3を具え、該靴紐3は紐孔
    13を通された後にその延伸された両末端が靴体1の靴
    面に設けられた紐案内道に通されて靴底11中層の作動
    空間10に進入し並びに緊締機構4の紐通し片41、4
    2と作動及び調整機構5の梭片51の長孔511を通過
    した後に相互に結ばれている。 (3)自動紐締め及び紐解き装置2が靴体1の靴底11
    の作動空間10内に組付けられ、該自動紐締め及び紐解
    き装置2は、緊締機構4と、作動及び調整機構5と、押
    し板6と、少なくとも一つの弾性部材8と、一つの制御
    機構7とを包括する。 (4)上記緊締機構4は、少なくとも一つの紐通し片4
    1、42を具え、該紐通し片41、42は靴底11の作
    動空間10内に固着され、且つ紐通し片41、42の側
    面に少なくとも一つの紐通し孔411、421が穿設さ
    れて該紐通し片41、42を靴紐3末端が貫通する。 (5)上記作動及び調整機構5は、梭片51を具え、該
    梭片51の側面に一つの長孔511が穿設され、各靴紐
    3の引張り紐31が紐通し片41、42の紐通し孔41
    1、421を貫通した後に、該長孔511内を貫通し、
    梭片51が前後にスライドするのを受けて靴紐3が緊締
    或いはゆるむようにしてあり、該作動及び調整機構5は
    さらに上からの圧力を受けて伸び圧力を開放されて山形
    を呈する一つのクランクアーム53を具え、該クランク
    アーム53の一端のアームロッド531の末端に止め棒
    533が形成され、この止め棒533が梭片51の上面
    に開設された任意の止め溝52に係止され、クランクア
    ーム53のもう一つのアームロッド532の一側末端に
    軸534が形成されて、該軸534は靴底11内側の作
    動空間10後方の端面に設けられた軸止め溝111に固
    定され、クランクアーム53の二つのアームロッド53
    1、532を連結する枢軸535が上記押し板6の底面
    に突き当たる。 (6)上記押し板6は、靴の内底部分の長さに対応する
    よう形成され、並びに上向きにヒンジ式に開閉可能に靴
    底面112下の靴底11上に設置され、且つその底面
    に、下端に係止ヘッド611を具えた挿入部材61が凸
    設されて、該押し板6は靴が着用状態にある時に該該挿
    入部材61を以て靴底11内の制御機構7により係止さ
    れる。 (7)上記弾性部材8は、上記押し板6の底面に緊締機
    構4の紐通し片41、42上面との間に設置され、押し
    板6が平らな状態で圧迫されて弾性エネルギーを保存し
    そのエネルギーを靴紐3を解く動作に提供する。 (8)上記制御機構7は、押されて作動する押しボタン
    71を具え、押しボタン71は防水カバー70が組み合
    わされて、靴底11或いは靴の靴面の根元の位置に固定
    され、押しボタン71の内側端面に突き当たる止め片7
    2が設けられ、止め片72の係止部723が押された状
    態の押し板6に凸設された挿入部材61の係止ヘッド6
    11を係止する。 (9)使用者の足が靴体1に挿入されて押し板6が踏ま
    れると、押し板6がクランクアーム53を押して伸ば
    し、クランクアーム53が梭片51を前方にスライドさ
    せて梭片51が靴紐3を牽引して靴体1の作動空間10
    内に引込み、靴紐3が靴体1の靴面を締めつけ、上記押
    しボタン71が押されて止め片72による押し板6の挿
    入部材61に対する係止が解除された後に使用者が足を
    靴体1より抜き出すと、押し板6が弾性部材8の作用を
    受けて上に開き、クランクアーム53が梭片51を後方
    に牽引して靴紐3に対する牽引作用を喪失させ、靴紐3
    がゆるんで使用者が靴を脱ぎやすくしてある。以上の
    (1)から(9)の構成を有することを特徴とする、自
    動紐締め及び紐解き機能を具えた靴。
  2. 【請求項2】 前記靴体1に設けられた紐案内道が、紐
    孔13内側位置と靴体内側皮面間で夾層式に設けられ、
    靴紐3末端が内蔵式に延伸されていることを特徴とする
    請求項1に記載の自動紐締め及び紐解き機能を具えた
    靴。
  3. 【請求項3】 前記靴紐3が中空の装飾部30と、該装
    飾部30を貫通し装飾部30の両端より突出して延伸さ
    れている引張り紐31で組成され、該装飾部30の長さ
    は左右の相互に対応する紐孔間の距離に対応し、引張り
    紐31の長さは紐締め及び紐解き動作に必要な長さに設
    けられることを特徴とする、請求項1に記載の自動紐締
    め及び紐解き機能を具えた靴。
  4. 【請求項4】 前記靴紐3が、紐孔に平行式に通される
    かるか或いは交差式に通されるか、或いは1本の靴紐3
    が総紐孔より少ない数の紐孔に通されて飾り靴紐が残り
    の靴孔に装着され、該1本の靴紐3が飾り靴紐を通した
    以外の紐孔に通された後に紐案内道を通って靴体内に進
    入するか、或いはその他の組合せ方式で靴紐3が紐孔に
    組み合わされることを特徴とする、請求項1又は請求項
    3に記載の自動紐締め及び紐解き機能を具えた靴。
  5. 【請求項5】 前記緊締機構4の紐通し片41、42が
    左右対称にそれぞれ一つずつ設けられ、二つの紐通し片
    41、42の間に一つの空間40が形成されて、該空間
    の位置に梭片51がスライド自在に取付けられているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の自動紐締め及び紐解
    き機能を具えた靴。
  6. 【請求項6】 前記作動及び調整機構5の梭片51の上
    端面に設けられた止め溝52が一つ或いは複数設けられ
    て、クランクアーム53が選択的に適当な止め溝52に
    係止されることで、クランクアーム53の曲がった時の
    高さと梭片51のスライド行程の長さが調整されて、そ
    れにより足型或いは足の大きさに合わせた靴紐3の牽引
    長さの調整が行えるようにしてあることを特徴とする、
    請求項1に記載の自動紐締め及び紐解き機能を具えた
    靴。
  7. 【請求項7】 前記作動及び調整機構5のクランクアー
    ム53を組成する二つのアームロッド531、532を
    連接する枢軸の両端にそれぞれスライド部材が取り付け
    られ、押し板6の上下動作に応じて押し板6底面に沿っ
    て滑らかにスライドするようにしてあることを特徴とす
    る、請求項1に記載の自動紐締め及び紐解き機能を具え
    た靴。
  8. 【請求項8】 前記スライド部材が、直接成形された円
    滑体とされるか或いは組み合わせられたローラとされう
    ることを特徴とする、請求項7に記載の自動紐締め及び
    紐解き機能を具えた靴。
  9. 【請求項9】 前記制御機構7が一つの止め片72と、
    防水カバーを組み合わせてある一つの押しボタン71を
    具え、止め片72に二つのアーム721が延設されて該
    アーム721が押しボタン71の内側端面に突き当てら
    れ、アーム721の反対側に一つの軸柱722が延伸さ
    れて弾性部材83が組み合わされて常態で止め片72を
    押しボタン71方向に付勢するようにしてあり、止め片
    72の二つのアーム721間に短い係止部723が設け
    られ、該係止部723が押し板6底面に凸設された挿入
    部材61を係止するのに用いられ、該押しボタン71が
    押されることで止め片72の係止部723が該挿入部材
    61に対する係止を解除するようにしてあることを特徴
    とする、請求項1に記載の自動紐締め及び紐解き機能を
    具えた靴。
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