JPH07204008A - 締め金具 - Google Patents

締め金具

Info

Publication number
JPH07204008A
JPH07204008A JP6304067A JP30406794A JPH07204008A JP H07204008 A JPH07204008 A JP H07204008A JP 6304067 A JP6304067 A JP 6304067A JP 30406794 A JP30406794 A JP 30406794A JP H07204008 A JPH07204008 A JP H07204008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boot
fastener
pin
leg
fastener according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6304067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3781446B2 (ja
Inventor
Antonello Marega
マレーガ アントネルロ
Mario Sartor
サルトール マリオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tecnica SpA
Original Assignee
Tecnica SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tecnica SpA filed Critical Tecnica SpA
Publication of JPH07204008A publication Critical patent/JPH07204008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3781446B2 publication Critical patent/JP3781446B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
    • A43B5/047Ski or like boots characterised by type or construction details provided with means to improve walking with the skiboot
    • A43B5/0474Ski or like boots characterised by type or construction details provided with means to improve walking with the skiboot having a walk/ski position

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 後方へのブーツレッグの傾きを許容すること
により、ブーツシェルに対して脚が最適な位置となるよ
うにし、足入れ性および歩行動作を容易にするスポーツ
ブーツ用の締め金具を提供する。 【構成】 ブーツシェル12と、このブーツシェル12
にレッグ枢着ピン20を介して枢着されたブーツレッグ
18との間に設けられ、ブーツシェル12にブーツレッ
グ18を締め付けるための締め金具22であって、一端
側がブーツシェル12に第一のピン28を介して枢着さ
れた第一の部材24と、この第一の部材24に連結ピン
32を介して一端側が枢着されると共に他端側がブーツ
レッグ18に第二のピン30を介して枢着された第二の
部材26と、この第二の部材26に形成される操作アー
ム40とを具え、第一の部材24は、全体の長さが変わ
るように相互に連結した少なくとも二つの連結調整部材
34, 36からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブーツシェルに対して
ブーツレッグが回動自在に枢着された形態のスポーツ用
ブーツのための締め金具に関し、特にリヤエントリータ
イプのスキーブーツに応用して好適なものである。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たるイタリア国実用新案登録出願第TV93U
000056号の明細書の記載に基づくものであって、
当該イタリア国実用新案登録出願の番号を参照すること
によって当該イタリア国実用新案登録出願の明細書の記
載内容が本明細書の一部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】モトクロスシューズや、スノーボード用
のスキーブーツ、あるいは山スキー、特にスキーブーツ
などのスポーツ用ブーツにおいては、足入れ性や脱ぎ易
さを確保するためにブーツシェルに対してブーツレッグ
を回動自在に枢着し、このブーツレッグを回動すること
によりブーツの開口部を広げるようにしたものが知られ
ている。このような形式のブーツ、特に、近年のスキー
ブーツにおいては、スキーヤーの脚の下部を包むと共に
足ならびにスキーに対して脚の曲げの変化を許容する機
能を持つ堅固な合成樹脂を成形してなるブーツシェルに
対し、スキーブーツの履き心地をより快適にするため、
軟質材料で作ったインナシューズがブーツシェルおよび
ブーツレッグの内側に収納されている。
【0004】スキーブーツのブーツシェルとブーツレッ
グとの間に設けられて、ブーツレッグをブーツシェルに
締め付けるための締め金具は、一端側が相互に回動自在
に枢着された少なくとも第一の部材と第二の部材とを有
する。そして、これら第一の部材および第二の部材のそ
れぞれ他端側は、ブーツシェルおよびブーツレッグに対
して回動自在に枢着され、第一の部材および第二の部材
の何れか一方には、操作アームが形成されている。
【0005】スキーブーツに対して足を入れる方法に関
し、実質的に二つの形式のスキーブーツが存在する。第
一の形式、いわゆるフロントエントリータイプのスキー
ブーツは、通常、足を入れるために幅を広げることがで
きる開口を形成する二つのフラップがスキーブーツの前
部に設けられる。リヤエントリータイプのスキーブーツ
として知られた第二の形式のものは、ブーツシェルと前
べろとブーツレッグとを有する。リヤエントリータイプ
のスキーブーツがフロントエントリータイプのスキーブ
ーツよりも簡単に足入れができることは、極めて明白で
ある。さらに、このリヤエントリータイプのスキーブー
ツは、水および雪に対しても良好な密閉性を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のリヤエントリー
タイプのスキーブーツは、足入れ性を容易にするため、
その着脱時に足の甲に対応するスキーブーツの部分と、
かかとが収納されるスキーブーツの部分との間の距離を
増大させなければならず、このために以下に記すような
不具合を有する。
【0007】すなわち、装着時に足とスキーブーツとの
間の微小な隙間あるいは軽い接触状態を確保するため、
足の甲に対応するスキーブーツの部分の厚みを増大させ
る必要がある。この結果、ブーツシェルに対して調整可
能なブーツレッグの傾き量が不足気味となり、足入れ性
が損なわれてしまう。
【0008】一方、中央エントリータイプのスキーブー
ツは、リヤエントリータイプのスキーブーツと同じよう
に作られていると思われがちであるが、この中央エント
リータイプのスキーブーツは、足入れを容易にするため
にブーツシェルに対してブーツレッグの後方への傾きを
許容する器具が与えられ、それによってリヤエントリー
タイプのスキーブーツと同じ利点を得ている。このよう
なタイプのスキーブーツは、ブーツレッグが後方に傾い
た時に歩行が容易になるという別な利点を有する。
【0009】欧州特許出願第0229405号に記載さ
れた実施例の図9から図12には、ピン32によって相
互に枢着され、それぞれピン30, 35の手段によって
ブーツシェル1およびブーツレッグ2にそれぞれ枢着し
た二つのクランク状部材29, 31を有する締め金具が
描かれている。その図9には、前方にブーツレッグ2が
傾いた締め付け位置にある締め金具が描かれている。こ
の位置を基準として、ブーツレッグ2から一方のクラン
ク状部材が離れる動きとなるように、ブーツシェル1に
枢着した他方のクランク状部材の上に一方のクランク状
部材を移動して締め金具の締め付けを解除し、これによ
ってピン30, 35がより接近する結果、ブーツレッグ
2が後方に傾くようになっている。ブーツレッグ2を再
び最初の位置にして締め金具を締め付けるためには、同
じクランク状部材を最初の位置まで引き上げることで達
成できる。
【0010】しかしながら、上述した締め金具は、ブー
ツレッグが後方に傾いた時、図10および図11に描い
たように、歩行動作の間ずっと、締め金具がブーツレッ
グ2から突出するという事実のため、種々の欠点を有す
る。実際、スポーツ活動の間ずっとスキーヤーが重い衣
類およびスキー板の如きスポーツ用品のためにぎごちな
い方法で歩くということを考慮に入れた時、締め金具が
スキーブーツの後部から突出することは、すでに困難と
なっている歩行をさらに妨げる可能性がある。さらに、
この締め金具が障害物にぶつかって損傷を受けたり、さ
らには周囲の人達にぶつかって事故をもたらす可能性が
ある。
【0011】
【発明の目的】本発明の第一の目的は、後方へのブーツ
レッグの傾きを許容することにより、ブーツシェルに対
して脚が最適な位置となるようにし、足入れ性および歩
行動作を容易にするスポーツブーツ用の締め金具を提供
することにある。
【0012】本発明の第二の目的は、ブーツレッグが前
方に傾いたスポーツ活動のために有効な位置およびスポ
ーツブーツを履いたりあるいは歩いたりする場合に有効
なブーツレッグが後方に傾いた位置の両方において、ブ
ーツレッグから外側に突出しない締め金具を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による締め金具
は、ブーツシェルと、このブーツシェルにレッグ枢着ピ
ンを介して回動自在に枢着されたブーツレッグとの間に
設けられ、前記ブーツシェルに前記ブーツレッグを締め
付けるための締め金具であって、一端側が前記ブーツシ
ェルに第一のピンを介して回動自在に枢着された第一の
部材と、この第一の部材に連結ピンを介して一端側が回
動自在に枢着されると共に他端側が前記ブーツレッグに
第二のピンを介して回動自在に枢着された第二の部材
と、これら第一の部材および第二の部材の何れか一方に
形成される操作アームとを具え、前記第一の部材および
前記第二の部材の何れか一方は、全体の長さが変わるよ
うに相互に連結した少なくとも二つの連結調整部材から
なることを特徴とするものである。
【0014】ここで、前記連結調整部材は、相互に回動
自在に枢着した二つのクランク状部材とすることがで
き、これを左右にそれぞれ有するものであっても良い。
また、前記少なくとも二つの連結調整部材は、全体の長
さが伸縮し得るように相対的に摺動可能に連結されてい
るものであっても良く、他方の前記連結調整部材の突出
部が摺動自在に係合する溝部を一方の前記連結調整部材
に形成することができる。さらに、一方の前記連結調整
部材が中空をなし、この一方の連結調整部材の内側に他
方の前記連結調整部材の一部を収納することも可能であ
る。この場合には、前記一方の連結調整部材を枠状に形
成し、この一方の連結調整部材の内側に収納される前記
他方の連結調整部材の一部を棒状とし、この連結調整部
材に前記ブーツレッグの傾きを調整するナット部材を前
記他方の連結部材に沿って移動可能に設けるようにして
も良い。そして、前記ナット部材に前記棒状をなす他方
の連結調整部材に形成した雄ねじと螺合する雌ねじを刻
設し、このナット部材の外周面に操作用のきざみを形成
することが有効である。そして、前記ナット部材と枠状
をなす前記一方の連結調整部材の底部との間に圧縮ばね
を介装したり、前記枠状をなす一方の連結調整部材の外
側に位置する前記棒状をなす他方の連結調整部材の一端
部に調整ノブを取り付け、この調整ノブに対して前記棒
状をなす連結調整部材の長手方向に沿って移動可能に雌
ねじ部を形成することも可能である。
【0015】なお、前記締め金具を前記ブーツシェルの
後部に配置し、前記第一の部材を前記ブーツシェルに前
記第一のピンを介して回動自在に枢着し、前記第二の部
材を前記ブーツレッグに前記第二のピンを介して回動自
在に枢着し、前記操作アームを前記第二の部材に形成
し、前記連係調整部材を前記第一の部材に設けることが
できる。この場合、前記第一のピンと前記第二のピンと
の間に前記連結ピンが位置して前記ブーツレッグの後方
移動を阻止する前記締め金具の締め付け位置を設定し、
この締め付け位置において前記第一の部材の長さが最小
となるようにしたり、前記第二のピンに対して前記第一
のピンの反対側に前記連結ピンが位置して前記ブーツレ
ッグの後方移動を許容する前記締め金具の締め付け解除
位置を設定し、この締め付け解除位置において前記第一
の部材の長さが最大となるようにすることができる。ま
た、前記締め金具は、前記締め付け位置および前記締め
付け解除位置の両方で、前記ブーツレッグに形成した台
座に収納されるものであっても良い。
【0016】一方、前記少なくとも二つの連結調整部材
の間にコイルばねなどの緩衝部材を介装するようにして
も良い。また、前記ブーツシェルに対して前記第一の部
材を回動自在に枢着する前記第一のピンが、前記ブーツ
シェルに形成したピン案内溝に沿って少なくとも二つの
位置に移動可能となるようにしても良く、前記第二の部
材をクランク状部材とすることができる。
【0017】
【作用】本発明によると、ブーツシェルに対してブーツ
レッグが締め付け状態では、第一のピンと第二のピンと
の間に連結ピンが位置し、二つの連結調整部材の長さが
最小になり、ブーツレッグのレッグ枢着ピン回りの回動
が拘束される。
【0018】この状態から操作アームを回すと、連結ピ
ンが第一のピンに対して第二のピンの反対側か、あるい
は第二のピンに対して第一のピンの反対側に位置し、二
つの連結調整部材の長さが最大となり、レッグ枢着ピン
回りのブーツレッグの回動が可能な状態となる。
【0019】何れの場合も、締め金具はブーツレッグに
形成した台座に収納される。
【0020】
【実施例】本発明による締め金具をスキーブーツに応用
した一実施例について図1〜図5を参照しながら詳細に
説明する。
【0021】これら図1〜図5において、スキーブーツ
は、全体として参照符号10で示され、レッグ枢着ピン
20によってブーツレッグ18を回動自在に枢着した堅
固なブーツシェル12を有し、このレッグ枢着ピン20
は、紙面に対して垂直な軸線回りにブーツレッグ18と
ブーツシェル12との間の相対回転を許容する。締め金
具22は、より詳細に後述するように、ブーツレッグ1
8の後方移動を許容するため、前記ブーツシェル12お
よびブーツレッグ18の後部でこれらの間に介装され
る。
【0022】前記締め金具22は、それぞれピン28,
30によってブーツシェル12およびブーツレッグ18
にそれぞれ回動自在に枢着した参照符号24, 26で示
す第一および第二のクランク状部材を有し、これらクラ
ンク状部材24, 26は連結ピン32によって相互に回
動自在に枢着されている。ピン28, 30, 32の軸線
は、スキーブーツ10の前後方向に沿った鉛直面、つま
り紙面に対して直交している。この締め金具22の移動
は、実質上、この鉛直面に沿って行われる。
【0023】前記第一のクランク状部材24は、二つの
連結調整部材34, 36を有する。第一の連結調整部材
34は、第一のピン28によってブーツレッグ18に回
動自在に枢着されるのに対し、第二の連結調整部材36
は、連結ピン32によって第二のクランク状部材26に
回動自在に枢着される。この第二の連結調整部材36
は、図5に示すように、中空をなし、その内側に伸縮自
在の構造を形成するように摺動する第一の連結調整部材
34がある。コイルばね38は、第二の連結調整部材3
6の内側に収納され、この第二の連結調整部材36と第
一の連結調整部材34との間に介装され、コイルばね3
8は、締め金具22の締め付けあるいは締め付け解除操
作の間に発生するがた付きを減らす機能を有する。第二
のクランク状部材26の操作は、第二のピン30に対し
て当該クランク状部材26の反対側に延びる操作アーム
40により容易に行うことができる。
【0024】前記第一のピン28は、締め金具22が締
め付けられてブーツレッグ18が前方位置にある時、お
よび締め金具22が外されてブーツレッグ18が後方位
置にある時、共にブーツシェル12に対して変化するよ
うに、ブーツレッグ18の傾きを許容するブーツシェル
12に設けた溝42に沿って調整可能である。図1およ
び図2に描いた締め付け位置、および図4に描いた締め
付け解除位置の両方とも、ブーツレッグ18の前方位置
および後方位置をそれぞれ描いており、締め金具22は
ブーツレッグ18に設けた台座44の内側に完全に収納
される。
【0025】締め金具22の締め付けおよび締め付け解
除操作をより理解するため、スキー活動中の状態の位置
となる図2に描いたブーツレッグ18の前方位置を基準
として、レッグ枢着ピン20の軸線回りのブーツレッグ
18の後方回転が、ピン28, 30の相互接近をもたら
し、この相互接近が重要であることを指摘しておく。つ
まり、図2は、二つのピン28, 30の間に介在する二
つのクランク状部材24, 26を連結ピン32が接続し
た状態を描写している。このような位置において、第一
のクランク状部材24の第一の連結調整部材34は、完
全に第二の連結調整部材36の内側に収納され、操作ア
ーム40ならびに第二のクランク状部材26はロック状
態にある。ここで、第二のクランク状部材26がロック
状態となって第一のクランク状部材24が短くなってい
るため、これがつっかえ棒となって二つのピン28, 3
0は相互に近づくことができず、従ってブーツレッグ1
8のいかなる後方回転も阻止される。
【0026】図3中の矢印Aに示すように、操作アーム
40を操作して第二のクランク状部材26を約180度
回転することにより、図4に示すように、二つのクラン
ク状部材24, 26を接続する連結ピン32は、第二の
ピン30に対して第一のピン28の反対位置に移動す
る。この位置において、操作アーム40ならびに第二の
クランク状部材26がロック状態となり、第一のクラン
ク状部材24は最も引き伸ばされた状態となる。この結
果、ブーツレッグ18は、図4中の矢印Bで示すよう
に、この図4に描いた位置まで後方に倒すことができ
る。ブーツレッグ18をさらに後方に傾けることによ
り、第一の連結調整部材34は第二の連結調整部材36
に完全に嵌め込まれ、これ以上のブーツレッグ18のさ
らなる後方回転が妨げられる。このようなブーツレッグ
18の後方への傾きの制限位置は、第一のクランク状部
材24の長さの最大変化量に依存する。
【0027】ブーツレッグ18を最初の位置にして締め
金具22を締め付けるためには、操作アーム40を回転
することで充分である。その結果、第二のクランク状部
材26がその第二のピン30を軸として回転し、そして
二つのクランク状部材24,26を接続する連結ピン3
2は、ピン28, 32の間の距離および第一のクランク
状部材24の長さのの減少をもたらす二つのピン28,
30の間の中間位置、すなわち締め付け位置に移動す
る。第一のクランク状部材24が完全に二つのピン2
8, 30の間に位置し、この第一のクランク状部材24
の長さをさらに短く縮めることができないので、二つの
ピン28, 30は、必然的にそれらの間が離れるように
移動しなければならず、ブーツレッグ18が前方に移動
することを強制され、そして操作アーム40が最初の位
置に達した時、図2に示すように、ブーツレッグ18は
前方に倒される。最終的に、操作アーム40を締め付け
ることによって、ブーツレッグ18は後方への回転が妨
げられる。
【0028】締め金具22を締め付けるため、上述した
操作アーム40を回転する代わりに、ブーツレッグ18
を前方に傾けるこることによって行うことも可能であ
る。すなわち、ブーツレッグ18を前方に傾けると、こ
れと同時に第一のクランク状部材24の長さが伸びて完
全に延びた位置に達する。そして、ブーツレッグ18を
さらに前方に傾けることにより、第一のクランク状部材
24は完全に引っ込められ、ブーツレッグ18が後方に
傾くのを妨げる図2に描いた位置に達し、操作アーム4
0により第二のクランク状部材26をほぼ180度回転
するのに充分となる。
【0029】上述した実施例に対し、概念上および機能
上同等物に修正や変更を行うことは当然可能である。
【0030】例えば、本発明における締め金具の変更実
施例は、先のものと同様の締め金具からなり、ブーツシ
ェルと第二のクランク状部材とにそれぞれ回動自在に枢
着した第一のクランク状部材が所定長であり、この第一
のクランク状部材に第二のクランク状部材との枢着位置
の反対側に操作アームを形成し、第二のクランク状部材
を伸縮自在の伸長性を有するものであっても良い。以
下、明瞭化の目的で先の実施例と同じ参照符号を、類似
あるいは相似の部材を示すために用いることとする。
【0031】この変更実施例での締め金具22が締め付
けられた状態において、操作アーム40ならびに第一の
クランク状部材が締め付けられ、二つのクランク状部材
24, 26を接続する連結ピン32は、第一のピン2
8, 30の間に介装され、第二のクランク状部材26
は、完全に引っ込められる。この結果、ブーツレッグ1
8の任意の後方への傾きが妨げられるので、二つのピン
28, 30の間の間隔を減少させることはできない。
【0032】操作アーム40を約180度回転すること
によって、連結ピン32は、第一のピン28に対して第
二のピン30の反対側の所定位置に達し、第二のクラン
ク状部材26の長さが伸びる。従って、ブーツレッグ1
8は後方に倒れることが可能となり、このブーツレッグ
18の後方への傾きにより、第二のクランク状部材26
の長さが減少し、ふたたび第二のクランク状部材26が
完全に引っ込んだ位置になる。ブーツレッグ18を最初
の位置に戻して締め金具22を締め付けるためには、先
に説明したように、操作アーム40をほぼ180度回転
するか、あるいはその代わりにブーツレッグ18を前方
に移動することで充分であり、これに引き続いて締め金
具22を締め付けるべく操作アーム40を回転する。
【0033】本発明は、締め金具22が締め付けられて
スキー行動を許容するような位置にブーツレッグ18が
ある時のみならず、締め金具22の締め付けが解除され
て歩行を容易にするため、ブーツレッグ18が真っ直ぐ
となる締め付け解除位置にある時も、ブーツレッグ18
に適切に形成した台座44の内側に収納されるという事
実の結果、種々の利点を有する。例えば、締め金具22
が歩行行動の間、ブーツレッグ18が真っ直ぐな位置に
ある時、ブーツレッグ18から突出しないということを
容易に認めることが可能であり、スキーヤーが歩行中に
つまずいてしまうような可能性を低下させることができ
る。さらに、締め金具22がぶつかって損傷を受けてし
まうような可能性も減少させることができる。
【0034】本発明は、ブーツレッグ18のより大きな
前方傾斜を許容するため、ブーツシェル12に対する第
一のクランク状部材24の支持点、すなわち第一のピン
28を溝42に沿って段階的に移動することができるよ
うに、さらに改良することができる。
【0035】本発明の締め金具は、この締め金具の後者
の特徴と共働するか、あるいは単独で、負荷が作用した
時にスキーブーツの前方への可撓性を制限することがで
きるばね構造と共に与えることができる。
【0036】先の図面の参照符号をできるだけ多く使用
した変更実施例を図6に示す。この実施例において、参
照符号40は、図5に示した中空の連結部材調整部材3
6に対応する枠状連結調整部材136に設けた操作アー
ムである。この枠状連結調整部材136は、ねじ軸13
4(先の実施例の第一の連結調整部材34に相当する)
を内側に収納し、雌ねじを切ったナット部材142の外
周面が保持され、ねじ軸134に沿ったナット部材14
2の位置は、当該ナット部材142の外周面を外側から
操作することによって調整することができる。圧縮ばね
138は、枠状連結調整部材136の底とナット部材1
42との間に介装され、このばねは図5のコイルばね3
8と同じ緩衝機能を有する。
【0037】ねじ軸134の下端は、調整ノブ144が
ねじ軸134の軸線に沿って移動することができる第一
のピン128を具えた雄ねじ部材によって、調整ノブ1
44に一体的に連結される。上述した説明から、図6の
実施例が先の図に描いた実施例の締め付けおよび解放の
状態のみならず、以下の状態の達成もまた確実であるこ
とは明らかである。すなわち、調整ノブ144の回転位
置を変えることによるブーツレッグの最大傾きの調整、
およびナット部材142の回転位置を変えることにより
曲がるブーツレッグの調整。
【0038】本発明は、前述したたように、他のスポー
ツブーツにも使用できることが可能である。例えば、こ
の締め金具は、スノーボード用スキーブーツの側部締め
金具や、山スキーブーツの前べろの締め金具としても使
用することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明の締め金具によると、一端側がブ
ーツシェルに第一のピンを介して回動自在に枢着された
第一の部材と、この第一の部材に連結ピンを介して一端
側が回動自在に枢着されると共に他端側がブーツレッグ
に第二のピンを介して回動自在に枢着された第二の部材
と、これら第一の部材および第二の部材の何れか一方に
形成される操作アームとを設け、第一の部材および前記
第二の部材の何れか一方を、全体の長さが変わるように
相互に連結した少なくとも二つの連結調整部材にて形成
したので、後方へのブーツレッグの傾きを許容すること
により、ブーツシェルに対して脚が最適な位置となるよ
うにし、足入れ性および歩行動作を容易にするスポーツ
ブーツ用の締め金具を得ることができる。
【0040】また、ブーツレッグに台座を形成し、締め
付け位置および締め付け解除位置の両方で締め金具をこ
の台座に収納するようにしたので、ブーツレッグが前方
に傾いたスポーツ活動のために有効な位置およびスポー
ツブーツを履いたりあるいは歩いたりする場合に有効な
ブーツレッグが後方に傾いた位置の両方において、ブー
ツレッグから外側に突出しないスポーツブーツ用の締め
金具を得ることができる。
【0041】さらに、スポーツブーツに設けられた掛け
金に対するレバーの掛け止めが困難な場合、あらかじめ
締め金具を操作してブーツシェルに対してブーツレッグ
を締め付けることにより、掛け金に対するレバーの掛け
止め操作を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による締め金具をスキーブーツに応用し
た一実施例におけるスキーブーツの断面形状を表す概念
図である。
【図2】図1に示した実施例における締め金具の締め付
け状態を表すスキーブーツの一部を抽出した概念図であ
る。
【図3】図1に示した実施例における締め金具を締め付
け解除状態に移行させる場合の操作レバーの移動軌跡を
示すスキーブーツの一部を抽出した概念図である。
【図4】図1に示した実施例における締め金具の締め付
け解除状態あるいは歩行状態を表すスキーブーツの一部
を抽出した概念図である。
【図5】図1に示した本実施例における締め金具の部分
の分解斜視図である。
【図6】本発明による締め金具の他の実施例の構造を表
す断面図である。
【符号の説明】
10 スキーブーツ 12 ブーツシェル 18 ブーツレッグ 20 レッグ枢着ピン 22 締め金具 24 第一のクランク状部材 26 第二のクランク状部材 28 第一のピン 30 第二のピン 32 連結ピン 34 第一の連結調整部材 36 第二の連結調整部材 38 コイルばね 40 操作アーム 42 溝 44 台座 134 ねじ軸 136 枠状連結調整部材 138 圧縮ばね 142 ナット部材 144 調整ノブ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブーツシェルと、このブーツシェルにレ
    ッグ枢着ピンを介して回動自在に枢着されたブーツレッ
    グとの間に設けられ、前記ブーツシェルに前記ブーツレ
    ッグを締め付けるための締め金具であって、 一端側が前記ブーツシェルに第一のピンを介して回動自
    在に枢着された第一の部材と、この第一の部材に連結ピ
    ンを介して一端側が回動自在に枢着されると共に他端側
    が前記ブーツレッグに第二のピンを介して回動自在に枢
    着された第二の部材と、これら第一の部材および第二の
    部材の何れか一方に形成される操作アームとを具え、 前記第一の部材および前記第二の部材の何れか一方は、
    全体の長さが変わるように相互に連結した少なくとも二
    つの連結調整部材からなることを特徴とする締め金具。
  2. 【請求項2】 前記連結調整部材は、相互に回動自在に
    枢着した二つのクランク状部材であることを特徴とする
    請求項1に記載した締め金具。
  3. 【請求項3】 前記連結調整部材は、相互に回動自在に
    枢着した二つのクランク状部材を左右にそれぞれ有する
    ものであることを特徴とする請求項2に記載した締め金
    具。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも二つの連結調整部材は、
    全体の長さが伸縮し得るように相対的に摺動可能に連結
    されていることを特徴とする請求項1に記載した締め金
    具。
  5. 【請求項5】 一方の前記連結調整部材には、他方の前
    記連結調整部材の突出部が摺動自在に係合する溝部が形
    成されていることを特徴とする請求項4に記載した締め
    金具。
  6. 【請求項6】 一方の前記連結調整部材が中空をなし、
    この一方の連結調整部材の内側に他方の前記連結調整部
    材の一部が収納されていることを特徴とする請求項4に
    記載した締め金具。
  7. 【請求項7】 前記締め金具は前記ブーツシェルの後部
    に配置され、前記第一の部材は前記ブーツシェルに前記
    第一のピンを介して回動自在に枢着され、前記第二の部
    材は前記ブーツレッグに前記第二のピンを介して回動自
    在に枢着され、前記操作アームは前記第二の部材に形成
    され、前記連係調整部材は前記第一の部材に設けられて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2または請
    求項3または請求項4または請求項5または請求項6に
    記載した締め金具。
  8. 【請求項8】 前記第一のピンと前記第二のピンとの間
    に前記連結ピンが位置して前記ブーツレッグの後方移動
    を阻止する前記締め金具の締め付け位置が設定され、こ
    の締め付け位置において前記第一の部材の長さが最小と
    なることを特徴とする請求項7に記載した締め金具。
  9. 【請求項9】 前記第二のピンに対して前記第一のピン
    の反対側に前記連結ピンが位置して前記ブーツレッグの
    後方移動を許容する前記締め金具の締め付け解除位置が
    設定され、この締め付け解除位置において前記第一の部
    材の長さが最大となることを特徴とする請求項7または
    請求項8に記載した締め金具。
  10. 【請求項10】 前記締め金具は、前記締め付け位置お
    よび前記締め付け解除位置の両方で、前記ブーツレッグ
    に形成した台座に収納されるものであることを特徴とす
    る請求項9に記載した締め金具。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも二つの連結調整部材の
    間に緩衝部材が介装されていることを特徴とする請求項
    1または請求項2または請求項3または請求項4または
    請求項5または請求項6または請求項7または請求項8
    または請求項9または請求項10に記載した締め金具。
  12. 【請求項12】 前記緩衝部材がコイルばねを有するも
    のであることを特徴とする請求項11に記載した締め金
    具。
  13. 【請求項13】 前記ブーツシェルに対して前記第一の
    部材を回動自在に枢着する前記第一のピンは、少なくと
    も二つの位置に移動可能であることを特徴とする請求項
    7または請求項8または請求項9または請求項10また
    は請求項11または請求項12に記載した締め金具。
  14. 【請求項14】 前記第一のピンは、前記ブーツシェル
    に形成したピン案内溝に沿って移動可能であることを特
    徴とする請求項13に記載した締め金具。
  15. 【請求項15】 前記第二の部材がクランク状部材であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2または請求
    項3または請求項4または請求項5または請求項6また
    は請求項7または請求項8または請求項9または請求項
    10または請求項11または請求項12または請求項1
    3または請求項14に記載した締め金具。
  16. 【請求項16】 前記一方の連結調整部材が枠状に形成
    され、この一方の連結調整部材の内側に収納される前記
    他方の連結調整部材の一部が棒状をなし、この連結調整
    部材に前記ブーツレッグの傾きを調整するナット部材が
    前記他方の連結部材に沿って移動可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載した締め金具。
  17. 【請求項17】 前記ナット部材には、前記棒状をなす
    他方の連結調整部材に形成した雄ねじと螺合する雌ねじ
    が刻設され、このナット部材の外周面には操作用のきざ
    みが形成されていることを特徴とする請求項16に記載
    した締め金具。
  18. 【請求項18】 前記ナット部材と枠状をなす前記一方
    の連結調整部材の底部との間に圧縮ばねが介装されてい
    ることを特徴とする請求項16に記載した締め金具。
  19. 【請求項19】 前記枠状をなす一方の連結調整部材の
    外側に位置する前記棒状をなす他方の連結調整部材の一
    端部には、調整ノブが取り付けられ、この調整ノブは、
    前記棒状をなす連結調整部材の長手方向に沿って移動可
    能に設けられていることを特徴とする請求項16に記載
    した締め金具。
  20. 【請求項20】 前記調整ノブには、前記棒状をなす他
    方の連結調整部材にねじ込まれる雌ねじ部が形成されて
    いることを特徴とする請求項19に記載した締め金具。
JP30406794A 1993-12-07 1994-12-07 締め金具 Expired - Fee Related JP3781446B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT93TV000056U IT230955Y1 (it) 1993-12-07 1993-12-07 Dispositivo di bloccaggio per calzature sportive, in particolare per scarponi da sci
IT93U000056 1993-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07204008A true JPH07204008A (ja) 1995-08-08
JP3781446B2 JP3781446B2 (ja) 2006-05-31

Family

ID=11419269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30406794A Expired - Fee Related JP3781446B2 (ja) 1993-12-07 1994-12-07 締め金具

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5560128A (ja)
EP (1) EP0657115B1 (ja)
JP (1) JP3781446B2 (ja)
AT (1) ATE177915T1 (ja)
DE (1) DE69417362T2 (ja)
IT (1) IT230955Y1 (ja)

Families Citing this family (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITTV940016U1 (it) * 1994-03-31 1995-10-01 Calzaturificio Tecnica Spa Perfezionamento di un dispositivo di bloccaggio per calzature sportive in particolare per scarponi da sci.
US5832635A (en) * 1997-01-17 1998-11-10 Items International, Inc. Apparatus for adjusting the forward lean and flexibility of footwear
US6076287A (en) * 1998-04-29 2000-06-20 Shimano Inc. Stance-support attachment for freestyle snowboard boot
US6643955B2 (en) * 1998-06-19 2003-11-11 Lange International S.A. Retention and release mechanism for a ski boot and ski boot incorporating the same
US6155577A (en) * 1998-08-12 2000-12-05 Shimano Inc. Highback lever mechanism
US7937854B2 (en) * 2005-11-08 2011-05-10 Nike, Inc. Article of footwear having force attenuation membrane
US8671658B2 (en) 2007-10-23 2014-03-18 Ener-Core Power, Inc. Oxidizing fuel
US8393160B2 (en) 2007-10-23 2013-03-12 Flex Power Generation, Inc. Managing leaks in a gas turbine system
US8701413B2 (en) 2008-12-08 2014-04-22 Ener-Core Power, Inc. Oxidizing fuel in multiple operating modes
EP2227974B1 (en) * 2009-03-10 2012-05-02 Calzaturificio S.C.A.R.P.A. S.p.A. Ski boot
US8621869B2 (en) 2009-05-01 2014-01-07 Ener-Core Power, Inc. Heating a reaction chamber
EP2547888A4 (en) 2010-03-15 2016-03-16 Ener Core Power Inc TREATMENT OF FUEL AND WATER
US9057028B2 (en) 2011-05-25 2015-06-16 Ener-Core Power, Inc. Gasifier power plant and management of wastes
ITPD20110331A1 (it) * 2011-10-20 2013-04-21 Garmont S R L Scarpone da sci con meccanismo migliorato della selezione sciata-camminata
US9273606B2 (en) 2011-11-04 2016-03-01 Ener-Core Power, Inc. Controls for multi-combustor turbine
US9279364B2 (en) 2011-11-04 2016-03-08 Ener-Core Power, Inc. Multi-combustor turbine
US9241532B2 (en) 2012-01-04 2016-01-26 K-2 Corporation Ski/walk mechanism
US9328916B2 (en) 2012-03-09 2016-05-03 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with heat control
US8807989B2 (en) 2012-03-09 2014-08-19 Ener-Core Power, Inc. Staged gradual oxidation
US9534780B2 (en) 2012-03-09 2017-01-03 Ener-Core Power, Inc. Hybrid gradual oxidation
US8980193B2 (en) 2012-03-09 2015-03-17 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation and multiple flow paths
US9726374B2 (en) 2012-03-09 2017-08-08 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with flue gas
US8844473B2 (en) 2012-03-09 2014-09-30 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with reciprocating engine
US9359947B2 (en) 2012-03-09 2016-06-07 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with heat control
US9359948B2 (en) 2012-03-09 2016-06-07 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with heat control
US9328660B2 (en) 2012-03-09 2016-05-03 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation and multiple flow paths
US8926917B2 (en) 2012-03-09 2015-01-06 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with adiabatic temperature above flameout temperature
US9273608B2 (en) 2012-03-09 2016-03-01 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation and autoignition temperature controls
US9567903B2 (en) 2012-03-09 2017-02-14 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with heat transfer
US9353946B2 (en) 2012-03-09 2016-05-31 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with heat transfer
US8671917B2 (en) 2012-03-09 2014-03-18 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with reciprocating engine
US9371993B2 (en) 2012-03-09 2016-06-21 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation below flameout temperature
US9206980B2 (en) 2012-03-09 2015-12-08 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation and autoignition temperature controls
US9267432B2 (en) 2012-03-09 2016-02-23 Ener-Core Power, Inc. Staged gradual oxidation
US9347664B2 (en) 2012-03-09 2016-05-24 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with heat control
US9017618B2 (en) 2012-03-09 2015-04-28 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with heat exchange media
US9234660B2 (en) 2012-03-09 2016-01-12 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with heat transfer
US9381484B2 (en) 2012-03-09 2016-07-05 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation with adiabatic temperature above flameout temperature
US8980192B2 (en) 2012-03-09 2015-03-17 Ener-Core Power, Inc. Gradual oxidation below flameout temperature
FR3033476B1 (fr) * 2015-03-12 2019-07-05 Salomon Sas Coque a languette interne
ES2906567T3 (es) * 2015-05-06 2022-04-19 Ober Alp Spa Bota de esquí provista de un mecanismo de selección de esquí-marcha mejorado
GB201522642D0 (en) * 2015-12-22 2016-02-03 Leatt Corp Protective footwear
US11278079B2 (en) * 2018-01-16 2022-03-22 Phantom Snow Industries Llc Adjustable and dual-suspension boot levers
IT201800007043A1 (it) * 2018-07-09 2020-01-09 Scarpone da sci

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2057094C3 (de) * 1970-11-20 1973-11-22 Altenburger Kg, 7893 Jestetten Vorrichtung fur Skistiefel zur Begrenzung des Schwenkbereiches eines gegenüber einem Schaftunterteil ver schwenkbaren Schaftoberteils
AT374667B (de) * 1981-01-26 1984-05-25 Dynafit Gmbh Schischuh
CH645001A5 (fr) * 1982-01-22 1984-09-14 Battelle Memorial Institute Chaussure de ski.
CH666794A5 (fr) * 1986-01-17 1988-08-31 Lange Int Sa Chaussure de ski.
CH669718A5 (ja) * 1986-06-06 1989-04-14 Lange Int Sa
GB8623767D0 (en) * 1986-10-03 1986-11-05 Secr Defence Electromagnetic projectile launcher
US4839973A (en) * 1987-04-09 1989-06-20 Lange International S.A. Ski boot
JPS645501A (en) * 1987-06-29 1989-01-10 Yamaha Corp Ski boots
FR2678490B1 (fr) * 1991-07-01 1993-09-24 Salomon Sa Chaussure de ski avec dispositif de blocage de tige.
AT399258B (de) * 1991-12-20 1995-04-25 Koeflach Sportgeraete Gmbh Skischuh

Also Published As

Publication number Publication date
DE69417362T2 (de) 1999-08-26
IT230955Y1 (it) 1999-07-05
ATE177915T1 (de) 1999-04-15
DE69417362D1 (de) 1999-04-29
EP0657115A1 (en) 1995-06-14
ITTV930056V0 (it) 1993-12-07
EP0657115B1 (en) 1999-03-24
ITTV930056U1 (it) 1995-06-07
JP3781446B2 (ja) 2006-05-31
US5560128A (en) 1996-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07204008A (ja) 締め金具
EP0466032B1 (en) Downhill ski boot assembly
US5966843A (en) Snowboard boot ankle support device
US4839973A (en) Ski boot
CA1219439A (en) Ski boot into which the foot is introduced from the rear
JPH0234601B2 (ja)
US6325405B2 (en) Active highback system for a snowboard boot
JPH0321161B2 (ja)
US5915821A (en) Snowboard boot
EP0945080B1 (en) Fastening lever for sports shoes
EP0749702A1 (en) Snowboard boot
JPH11505150A (ja) 滑走ボードに靴を保持する装置
JPH08173202A (ja) スキー靴
US6663118B1 (en) Snowboard interface with an upper portion that translates and rotates relative to a lower portion
JPH01124103U (ja)
US4338735A (en) Dynamic internal fitting system for a sport shoe
US5079859A (en) Rear-entry ski boot
US6173510B1 (en) Boot for a gliding sport, in particular an alpine ski boot
US20030159313A1 (en) Sports shoe for practising a gliding sport
JPH07194404A (ja) スポーツ用フットウエア、特にスキー・ブーツ
JPH0439841B2 (ja)
JP2543632B2 (ja) スキ―靴
JPH07275008A (ja) 締め金具
JP3011526U (ja) スキー靴
JP2526993Y2 (ja) スキー靴

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees