JPH0680Y2 - 電磁誘導加熱式アイロン装置 - Google Patents

電磁誘導加熱式アイロン装置

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JPH0680Y2
JPH0680Y2 JP8993189U JP8993189U JPH0680Y2 JP H0680 Y2 JPH0680 Y2 JP H0680Y2 JP 8993189 U JP8993189 U JP 8993189U JP 8993189 U JP8993189 U JP 8993189U JP H0680 Y2 JPH0680 Y2 JP H0680Y2
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JP
Japan
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pad
electromagnetic induction
base
ironing
induction coil
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JP8993189U
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JPH0330999U (ja
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一春 椿
仁 渡辺
広 山本
隆 石渡
博明 坂井
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Toshiba Home Technology Corp
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Toshiba Home Technology Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は電磁誘導コイルを用いてアイロン本体のベー
スを加熱する電磁誘導加熱式アイロン装装置に関する。
(従来の技術) この種のアイロン装置は、アイロン掛けの作業を行なう
アイロン掛け台と、磁性体製のベースを備えるアイロン
本体とで構成されている。そしてアイロン掛け台の上面
にパッドが設けられ、このパッドの下方側に該パッドに
対向して電磁誘導コイルが組み込まれている。
このような状態で前記パッドの上にアイロン本体のベー
スを当てると、このベースが磁性体であるから、パッド
の下面側に配置した電磁誘導コイルに高周波交番磁界が
発生してベースが誘導加熱される。そしてこのように加
熱されたベースを用いてパッドの上で衣類などにアイロ
ン掛けをする。
(考案が解決しようとする課題) ところがこのようにベースが電磁誘導で逐次加熱される
と、ベースからパッドへの熱伝導によりパッドの全体が
比較的高温度にまで上昇してしまう。パッドの熱容量は
比較的大きく、したがってアイロン掛けの作業が終了し
たのちにパッドが常温近くまで下降するのに比較的長時
間を要し、このためその終了後にアイロン掛け台をその
まま室内の片隅などに放置してしまうと、幼児などが高
温度のパッドに触れて火傷を負うような危険があり、ま
たアイロン掛けの作業中にベースの温度を強から弱に切
り替える場合に、そのベースがパッドの熱の影響を受け
て速やかに強から弱に切り替わらない難点がある。
この考案はこのような点に着目してなされたもので、そ
の目的とするところは、パッドを冷却してパッドが必要
以上に高温度となることがないようにした電磁誘導加熱
式アイロン装装置を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案はこのような目的を達成するために、上面にパ
ッドを有し、このパッドの下方側に該パッドと対向して
電磁誘導コイルが組み込まれたアイロン掛け台、および
磁性体製のベースを有したアイロン本体を備え、前記ア
イロン本体のベースを前記パッドに当て前記電磁誘導コ
イルにより前記ベースを誘導加熱するものにおいて、前
記アイロン掛け台内にファンを設けるとともに、前記パ
ッドの下面側に通風路を形成し、この通風路に前記ファ
ンの動作で空気を流通させ、この空気でパッドを冷却す
るようにしたものである。
(作用) このような構成においては、通風路を流通する空気によ
りパッドが冷却されため、パッドの温度が必要以上に上
昇するようなことがない。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
図中1はアイロン掛けの作業に使用するアイロン掛け台
で、このアイロン掛け台1は偏平の箱形状に形成され、
上面にはそのほぼ全体に亘るような大きな開口部2が形
成され、この開口部2が支持板3により閉塞され、この
支持板3の上に前記開口部2に合致するパッド4が嵌着
固定されている。アイロン掛け台1の上面の一部は前記
パッド4と隣接するアイロン置き部5であり、このアイ
ロン置き部5の上面の一部に支持突起6が、また他の一
部に電源スイッチ7がそれぞれ設けられている。
アイロン掛け台1の内部には、上面に開口部10を有し
たケース11が設けられ、このケース11内に前記パッ
ド4のほぼ全体に対向するように電磁誘導コイル12が
収納され、さらに前記アイロン置き部5に対向してファ
ンケーシング15が設けられ、このファンケーシング1
5内にファン16が収納されている。ケース11の開口
部10はカバー17で閉塞され、このカバー17と前記
支持板3およびアイロン置き台5との間に隙間が確保さ
れ、この隙間により通風路18が構成されている。
前記ファンケーシング15は吸入口20および吐出口2
1を有し、前記吐出口21が前記カバー17に形成され
た連通口22に接続し、またファンケーシング15の反
対側におけるアイロン掛け台1の側面に排気口23が形
成され、この排気口23にガード24が設けられてい
る。そして前記ファンケーシング15の吐出口21が前
記連通口22から前記通風路18を前記排気口23に連
通し、またケース11の底面およびアイロン掛け台1の
底面に前記ファンケーシング15の反対側において複数
の小孔からなる吸気口25が形成されている。
28はアイロン本体で、このアイロン本体28は鉄など
の磁性体からなるベース29の上面にハンドル30を取
り付けてなり、前記ベース29を前記支持突起6に当て
てアイロン置き部5の上に載置しておくことができるも
のである。
なお、31…はアイロン掛け台1を水平に支持する脚体
で、また32は電源コードである。
このように構成されたアイロン装置を使用するに当たっ
ては、まず電源スイッチ7を投入し、パッド4にベース
29を当ててアイロン本体28をアイロン掛け台1の上
に載置する。これに応じて、パッド4の下方に配置した
電磁誘導コイル12に高周波交番磁界が発生してベース
29が誘導加熱されるから、このベース29が所定温度
に達したのちに、このベース29を用いてパッド4の上
でアイロン掛けの作業を行なう。このようなアイロン掛
けの作業の最中にも、ベース29が電磁誘導コイル12
による高周波交番磁界により誘導加熱され、したがって
その温度低下が防止され、連続的にアイロン掛けの作業
を続行することができる。
一方、電源スイッチ7の投入に応じてファン16が回転
し、この回転によりアイロン掛け台1の外部の空気が吸
気口25からケース11内に順次流入し、この空気が電
磁誘導コイル12の周囲を流通して吸入口20からファ
ンケーシング15内に流入し、さらにこの空気が吐出口
21から通風路18内に流出する。そしてこの空気が通
風路18内を流通して排気口23から順次流出する。こ
のように通風路18内に順次空気が流通することによ
り、パッド4から熱が吸収されてパッド4が冷却され、
このためパッド4の温度上昇が抑制され、パッド4が必
要以上に高温度となるようなことがない。また吸気口2
5からケース11内に流入した空気が電磁誘導コイル1
2の周囲に流通するから、この電磁誘導コイル12も冷
却され、その過熱が防止される。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、通風路を流通す
る空気によりパッドを冷却してその必要以上の温度上昇
を抑制でき、したがってアイロン掛けの作業が終了した
のちにはパッドの温度が速やかに低下し、このため幼児
などがパッドに触れて火傷を負うような危険を防止で
き、またアイロン掛けの作業中にベースの温度を強から
弱に切り替える場合に、パッドの温度が必要以上に高く
ないからその切り替えが速やかに行われる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による電磁誘導加熱式アイ
ロン装装置の断面図、第2図は同じく斜視図である。 1…アイロン掛け台、 4…パッド、 12…電磁誘導コイル、 16…ファン、 18…通風路、 28…アイロン本体、 29…ベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石渡 隆 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 熱器具株式会社内 (72)考案者 坂井 博明 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 熱器具株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にパッドを有し、このパッドの下方側
    に該パッドと対向して電磁誘導コイルが組み込まれたア
    イロン掛け台、および磁性体製のベースを有したアイロ
    ン本体を備え、前記アイロン本体のベースを前記パッド
    に当て前記電磁誘導コイルにより前記ベースを誘導加熱
    するものにおいて、前記アイロン掛け台内にファンを設
    けるとともに、前記パッドの下面側に通風路を形成し、
    この通風路に前記ファンの動作で空気を流通させ、この
    空気でパッドを冷却することを特徴とする電磁誘導加熱
    式アイロン装置。
JP8993189U 1989-07-31 1989-07-31 電磁誘導加熱式アイロン装置 Expired - Lifetime JPH0680Y2 (ja)

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JP8993189U JPH0680Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 電磁誘導加熱式アイロン装置

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JP8993189U JPH0680Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 電磁誘導加熱式アイロン装置

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Publication Number Publication Date
JPH0330999U JPH0330999U (ja) 1991-03-26
JPH0680Y2 true JPH0680Y2 (ja) 1994-01-05

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JP2007097550A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Fuji Trailer Manufacturing Co Ltd 圃場作業機
JP4966534B2 (ja) * 2005-10-07 2012-07-04 株式会社富士トレーラー製作所 粉粒状物散布作業機

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JPH0330999U (ja) 1991-03-26

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