JP3038469U - 電磁誘導加熱アイロン台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイロンからアイロン加熱用の電源コードを
無くすことである。 【解決手段】 非鉄金属板材のアイロン台１の上面の下
部に電磁誘導加熱部２、３、４を設け、電磁誘導加熱部
２、３、４の加熱制御回路部５をアイロン台１の内部に
設けたことである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、加熱されるアイロン台に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、衣類にアイロンをかける場合いは、コード付きアイロンかコードレス・ アイロンを使用していたが、コード付きアイロンは、コードが邪魔になることが 多く、コードレス・アイロンはアイロンを加熱するアイロン置台にあるアイロン 接続端子に接続しないと、加熱出来ない不便と衣類にアイロンをかけて居る内に アイロンの熱が低くなり、一々、アイロン置台に接続して加熱する煩わしさがあ る。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

アイロンに付いている電源コードを無くし、コードレス・アイロンの加熱用の アイロン置台を使用しないことである。

【０００４】

【課題を解決するため手段】

任意形状の非鉄金属板から成るアイロン台の上面の下部に複数個の電磁誘導加 熱用部を設け、電磁誘導加熱部の加熱制御回路部をアイロン台に設けたことであ る。

【０００５】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１、図２に示す様に、非鉄金属板から成るアイロン台１の上面の下部に電磁 誘導による複数個の電磁誘導加熱部２、３、４を設けてある。 この電磁誘導加熱部２、３、４は、アイロン台１に設けてある加熱制御回路部 ５で通常の交流電源の５０サイクル又は、６０サイクルの周波数をパルス波形状 で１００サイクル又は、１２０サイクルにして電磁誘導加熱部２、３、４の上面 に図３に示すアイロン８が来た時、アイロン８の下部に設けた鉄材８ａの電磁誘 導損失が多くなり発熱が早くなる様にしてある。 また、加熱制御回路部５は、アイロン８の下部にある鉄材８ａの発熱温度を強 、中、弱等に制御出来る様に、電磁誘導加熱部２、３、４の電気回路を制御する ことで、アイロンをかける時の温度を調節することができる。 図４は、本考案の電磁誘導加熱部２、３、４と加熱制御回路部５との電気的接 続を示し、電源接続用コード９で任意の電源コンセントに接続する様になつてい る。 非鉄金属板材のアイロン台１の上面に設けた織布６はアイロンをかける時の衣 類の当たりをよくするためであり、熱に強い耐熱性の素材を使用する。

【０００６】

【考案の効果】

本考案は、上記のとうり構成されているので、アイロンの電源コードを無くす ことにより、アイロンかけのときの電源コードが邪魔になることがない。 また、アイロンをアイロン台に載せないかぎり、アイロンが加熱されないので 、アイロンだけでは火傷を生ずる度合いが減少し、アイロン台に手を付いても、 鉄損による電磁誘導加熱のため、手が火傷する危険が無い。

【図面の簡単な説明】

【図１】電磁誘導加熱アイロン台の側断面図であろ。

【図２】電磁誘導加熱アイロン台の平面図である。

【図３】一電磁誘導加熱部とアイロンとの関係図であ
る。

【図４】電磁誘導加熱部と加熱制御回路部との電気的接
続図である。

【符号の説明】

１ アイロン台 ２、３、４ 電磁誘導加熱部 ５ 加熱制御回路部 ６ 織布 ７ 足部 ８ アイロン ８ａ 鉄材 ９ 電源コード

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】任意形状の非鉄金属板材から成るアイロン
   台（１）の上面の下部に複数個の電磁誘導加熱部（２、
   ３、４）を設け、電磁誘加熱部（２、３、４）の加熱制
   御回路部（５）をアイロン（１）の内部に設けたことを
   特徴とした電磁誘導加熱アイロン台。