JPH0626650A - ヒーター付き高周波加熱装置 - Google Patents

ヒーター付き高周波加熱装置

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JPH0626650A
JPH0626650A JP18197092A JP18197092A JPH0626650A JP H0626650 A JPH0626650 A JP H0626650A JP 18197092 A JP18197092 A JP 18197092A JP 18197092 A JP18197092 A JP 18197092A JP H0626650 A JPH0626650 A JP H0626650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
heated
heating chamber
hot air
circulation fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP18197092A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Onizuka
典夫 鬼塚
Sukeyoshi Shibata
祐美 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18197092A priority Critical patent/JPH0626650A/ja
Publication of JPH0626650A publication Critical patent/JPH0626650A/ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ヒーター付き高周波加熱装置に関
するもので、被加熱物の焼きムラ改善に関するものであ
る。 【構成】 オーブン中心に対し、循環ファン29への吸
気孔26と吹出孔27を相対して位置させ、被加熱物3
2の下面も熱風がよく通過する構成とした。この構成に
より食品の全周がほぼ均一に加熱され焼きムラをなくす
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒーター付きの高周波加
熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヒーター付き高周波加熱装置にお
いては、循環ファンケースから加熱室への熱風の循環が
不充分で被加熱物の表裏が均等に加熱できないという課
題があった。以下図面により説明する。
【0003】図4は従来のヒーター付き高周波加熱装置
の正面断面図である。図5は従来のヒーター付き高周波
加熱装置の平面図である。
【0004】図4に示すように加熱室1の側面には高周
波加熱手段であるマグネトロン2及び電気加熱手段のヒ
ーター3が結合されている。
【0005】マグネトロン2とヒーター3は主にそれら
のサイズ及び冷却構成より加熱室1の別々の側面に結合
されており、マグネトロン2は高周波電源4との接続及
び冷却ファン5による冷却性の面より加熱室右側板1b
に結合され、一方ヒーター3は吸気孔6及び吹出孔7を
通して循環ファンケース8内への水や食品カスの侵入防
止や組み立て性を考慮して加熱室上側面1aに結合する
構成にしているのが一般的である。
【0006】ヒーター3の電気熱源による加熱は、加熱
室上側板1aの上方に循環ファンケース8内にて循環フ
ァン9の回転により発生する風が循環ファンケース8内
のヒーター3により加熱され熱風10となり、加熱室上
側板1aの吹出孔6を通して加熱室1内のターンテーブ
ル11に載置された被加熱物12を加熱するものであ
る。また、被加熱物12の加熱を終えた熱風10は加熱
室上側板1aの吸気孔を通して循環ファン9の吸気部に
吸引され循環している。循環ファン9はプーリーA1
3、ゴムベルト14及びプーリーB16を介して循環フ
ァンモーター15により駆動される。
【0007】図5に示すように加熱室1の加熱室上側板
1aのほぼ中央に循環ファン9、循環ファン9の真下に
吸気孔6、循環ファン9を中心にヒーター3及び吹出孔
7をほぼ全周状に配置してそれらを循環ファンケース8
で覆っている。従って、循環ファン9の真下のに吸気孔
6より入って来た風は循環ファン9により風圧を与えら
れヒーター3により加熱され熱風10となり吹出孔7を
通り加熱室1に入って行く。吹出孔7は全周状にほぼ均
等に且つ多量にあるため、吹出孔7を通る熱風10の速
度は小さいものとなっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成においては、図4に示すように、加熱室上側板1aの
吹出孔7を通して加熱室1内の入ってくる熱風10は加
熱室横側板1bの内側全周囲を下に下りて来ても、被加
熱物12の下でお互いに衝突してしまうことになる。し
たがって、被加熱物12の下に回り込んでもここを通過
して吸気孔7に返る事が出来ない。これは被加熱物12
の下側を通過して被加熱物12の下側から加熱すべき熱
風10は理論的には存在しないことになる。現実的には
加熱室横側板1bの内側全周囲を通る熱風10の風速が
場所により異なるため、僅かな風の存在は確認される
が、前述した如く加熱室横側板1bの内側を下に下りて
来る熱風10の風速は小さく、且つ循環ファン9の吸気
孔6が被加熱物12のほぼ中央真上にあるため、熱風1
0は被加熱物12の下側をほとんど通ることなく大半が
被加熱室12の上側を通過して循環ファン9の吸気孔6
に吸引されるという循環になっている。このため被加熱
物12の上側は良く焼けるが下側はほとんど焼けないと
いうものであった。
【0009】従来この不均一加熱を防止するため、全加
熱時間の半分の頃、被加熱物の上下をひっくり返してい
た。これは使用者にとって時間を拘束されたり、高温の
ものをひっくり返す操作を必要とするなど不便で且つ危
険なものであった。
【0010】この不便性を解消するため、実公昭61−
33443号、実公昭58−56487号、実公昭58
−52408号、実公昭58−29361号、実公昭5
8−6163号公報では被加熱物の上下にヒーターを配
置し、また、特公昭63−53号公報では被加熱物を回
転させて、被加熱物の上下側の均一加熱性を確保してい
るものである。
【0011】しかし、従来の方法では、新たなヒータ
ー、ヒーター保持装置、断熱装置、絶縁などにかかる部
品及び組立コストが高価になり、また、オーブン下側に
ヒーターが剥き出しになり、操作性、清掃性、高温安全
性など新たな課題も発生している。
【0012】そこで本発明は被加熱物の均一加熱を使用
者に不便をかける事なく且つ安価に達成したヒーター付
き高周波加熱装置を提供することを第1の目的としてい
る。
【0013】また、加熱室内の下側まで確実に熱風を循
環させる構成を提供することを第2の目的とし、吸気及
び吹出し風に方向性をもたせる構成を提供することを第
3の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のヒーター付き高周波加熱装置は下記構成とし
た。
【0015】すなわち、前記第1の目的を達成するため
に加熱室の1面のほぼ中心に対して前記吸気孔と前記吹
出孔を相対して位置させる構成としたものである。
【0016】また第2の目的を構成するため吸気孔と吹
出孔を対角線上に位置させる構成としたものである。ま
た第3の目的を達成するため吸気孔に入る吸気と吹出孔
から出る吹出し風が被加熱物を加熱しないショートカッ
ト現象を起こさないように整流性をもたせる構成とし
た。
【0017】
【作用】本発明は前記下構成によって、吹出し風の方向
が一定の方向となるため、被加熱物の上下周囲に熱風を
当てることができ被加熱物を均等に加熱することができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】電気熱源による加熱の第1の実施例を図1
に示す。加熱室上側板21aの上方にはヒーター23、
循環ファン29及び循環ファンケース28があり加熱室
上側板21aにその中心より前方に及び吸気孔26また
中心より後方に吹出孔27を相対して配置してある。循
環ファンケース28内でヒーター23により加熱された
熱風は吹出孔27より吹き出される。従来と異なるのは
被加熱物32に対して吹出孔27が片側にしかないので
熱風30は被加熱物32の上下を通り吸気孔26へと吸
い込まれるという整然とした循環路が構成されるため、
被加熱物32は上下及び側面から受熱して均一加熱が達
成されるものである。
【0020】第2の実施例は、図2に示すように吸気孔
26と吹出孔27を対角線上に位置させたもので、循環
ファン29により送られたヒーター23により加熱され
た熱風30は循環ファンケース28及び加熱室21のコ
ーナーに収束され、熱風30がさらに加熱室21の底部
まで容易に到達せしめたものである。
【0021】第3の実施例は、図3に示すように吸気ガ
イド36及び吹出ガイド37などにより吸気孔26に入
る熱風30の吸気方向と吹出孔27からでる吹出し風の
方向を整流して、吹出孔27より出てきた熱風30が被
加熱物32を充分加熱する事なくすぐ吸気孔26に吸引
吸される循環風のショートカット現象を防止して確実に
熱風30が被加熱物32を加熱する構成としたものであ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように請求項1のヒーター付き高
周波加熱装置においては、下記の効果が得られる。
【0023】(1)被加熱物が上下及び側面から受熱し
て均一加熱が達成されるものである。これは不均一加熱
を防止するため、全加熱時間の半分の頃、被加熱物の上
下をひっくり返すなど、使用者にとって手間や時間の拘
束のみならず、高温の容器及び被加熱物をひっくり返す
不安全操作を回避せしめるものである。
【0024】(2)ヒーターで発生せしめた熱を被加熱
物の上下及び側面の前面から伝達する事ができてエネル
ギー効率を高めることができる。
【0025】(3)前記(1)に述べた不便性改善のた
め、新たなヒーター及びそれにかかる断熱装置、絶縁装
置等の部品及び組み立てコストを発生せしめることなし
に被加熱物の均一加熱を達成することができる。
【0026】また、第2の請求項においては熱風を加熱
室底部まで容易に送ることのできる構造にて前記第1の
請求項の効果を達成するものである。
【0027】また、第3の請求項においては加熱室内で
熱風の吸気孔及び吹出孔間のショートカットを防止する
ことで確実に上記第1の請求項の効果を達成するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるヒーター付き高周波
加熱装置の側面断面図
【図2】本発明の他の実施例におけるヒーター付き高周
波加熱装置の平面図
【図3】本発明の他の実施例におけるヒーター付き高周
波加熱装置の側面断面図
【図4】従来のヒーター付き高周波加熱装置の高周波加
熱時の正面断面図
【図5】従来のヒーター付き高周波加熱装置の高周波加
熱時の平面図
【符号の説明】
21 加熱室 23 ヒーター 26 吸気孔 27 吹出孔 28 循環ファンケース 29 循環ファン 32 被加熱物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室
    に収納された被加熱物を加熱するために前記加熱室に結
    合された高周波加熱手段と、ヒーターと、ヒーターで加
    熱された空気を撹拌する循環ファンと、循環ファンを格
    納する循環ファンケースからなり、循環ファンケースと
    加熱室とに熱風を循環させる為の吸気孔及び吹出孔を有
    し、加熱室の1側面のほぼ中心に対して前記吸気孔と吹
    出孔を相対して位置させたヒーター付き高周波加熱装
    置。
  2. 【請求項2】吸気孔と排気孔を対角線上に位置させた請
    求項1記載のヒーター付き高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】熱風の循環流を整流するために吸気ガイド
    と排気ガイドとを設けた構成からなる請求項1記載のヒ
    ーター付き高周波加熱装置。
JP18197092A 1992-07-09 1992-07-09 ヒーター付き高周波加熱装置 Pending JPH0626650A (ja)

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