JPH0679567A - 産業用ロボットにおける回転工具の組立再現性保証装置 - Google Patents

産業用ロボットにおける回転工具の組立再現性保証装置

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JPH0679567A
JPH0679567A JP25370592A JP25370592A JPH0679567A JP H0679567 A JPH0679567 A JP H0679567A JP 25370592 A JP25370592 A JP 25370592A JP 25370592 A JP25370592 A JP 25370592A JP H0679567 A JPH0679567 A JP H0679567A
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rotary tool
jig
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JP25370592A
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Eiji Minamiyama
英司 南山
Yoshihiro Aihara
富浩 相原
Tooru Kurenuma
榑沼  透
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業用ロボットにおいて、作業工具の分解・
組立後に教示動作を再度行う必要がなく、高い製作精度
を要求されず、簡単かつ迅速に作業を実行し、作業効率
を向上し、回転工具の組立再現性を保証する。 【構成】 回転工具基部4と回転工具15からなる回転
工具ユニットを手首部2に備え、必要に応じてこの回転
工具ユニットの分解・組立が行われる産業用ロボットに
適用され、回転工具の代わりに回転工具基部の回転駆動
軸4aに取り付けられる治具7と、基準点14が設定さ
れた外部基準部材8とを備え、治具と外部基準部材の位
置合せに基づいて、組立後の回転工具ユニットの位置お
よび姿勢を、事前に設定された回転工具ユニットの位置
および姿勢に一致させるように調整を行うように構成さ
れる。治具は円錐形の形態を有しかつその先端が外部基
準部材の上面に臨むように取り付けられ、外部基準部材
は、治具の先端部が臨む上面に2つの直交したV字ノッ
チ12,14を形成し、これらのV字ノッチの交点14
が基準点として規定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットにおけ
る回転工具の組立再現性保証装置に係り、グラインダデ
ィスク等の回転工具の分解・組立が行われる産業用ロボ
ットにおいて、回転工具の取付けの位置および姿勢の再
現性が良好に保持される回転工具の組立再現性保証装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】作業工具としてグラインダディスク等の
回転工具を有し、この回転工具でワークを研削する産業
用ロボット(以下ロボット)では、作業対象のワークが
決定されかつ作業内容が確定された後に、その回転工具
が所定作業を実行できるように所望の位置および姿勢に
なるための教示作業が行われる。教示作業で教示された
内容は、ロボットに付設されたマイコン制御装置のメモ
リに格納される。
【0003】かかるロボットでは、従来、ユーザにおけ
る使用段階で、回転工具を必要に応じて交換または修理
するため、回転工具をロボット手先部から取外し、再び
他の回転工具または同一の回転工具を取り付けるための
分解・組立作業を行うことが多い。ロボットでは、ロボ
ット手先部に装着された回転工具について、工具中心点
(TCP;Tool Center Point )が設定される。この工
具中心点の座標は、仮想的な点として、前記のマイコン
制御装置のメモリに記憶される。前述の教示作業では、
この工具中心点に関して、各教示点における回転工具の
位置および姿勢の教示データが作成される。前述のごと
く、回転工具の分解・組立作業において回転工具を取り
外した後に再び新たに回転工具を取り付けると、組立誤
差が発生し、取付け後の工具中心点の設定位置が、取外
し前の工具中心点の設定位置と異なり、ずれが発生する
のが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、回転工
具の分解・組立作業により組立誤差に起因して、制御装
置に記憶された工具中心点位置と、組立後の実際の工具
中心点位置との間でずれが発生すると、最初に教示され
た作業用動作プログラムでは、所定の作業を行うことが
できない。この問題を解決するためには、一般的に、回
転工具を新たに取り付けた後に、再び、回転工具を実際
のワークになぞらせ、新しい工具中心点に基づいて教示
動作を行う必要がある。回転工具の分解・組立作業は比
較的に頻繁に発生するので、そのたびに教示動作を行う
ことは、作業を煩雑にし、ロボットの作業自動化を妨
げ、作業効率を低減するという問題を提起する。
【0005】また、従来、ロボット手先部の、回転工具
を含むハンドを構成する部品を、できる限り高い精度で
作製し、分解・組立後の工具中心点のずれをできる限り
小さくするようにしたロボットも存在する。しかし、か
かるロボットは特殊なロボットであって、製作コストも
高くなり、一般的な産業用ロボットに向かない。
【0006】本発明の目的は、産業用ロボットにおい
て、作業工具の分解・組立後に教示動作を再度行う必要
がなく、高い製作精度を要求されず、簡単かつ迅速に作
業を実行し、作業効率を向上することのできる回転工具
の組立再現性保証装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転工具の
組立再現性保証装置は、回転工具基部と回転工具からな
る交換可能な回転工具ユニットを手首部に備え、必要に
応じてこの回転工具ユニットの分解・組立が行われる産
業用ロボットに適用されるものであり、回転工具の代わ
りに回転工具基部の回転駆動軸に取り付けられる治具
と、基準点が設定された外部基準部材とを備え、治具と
外部基準部材の位置合せに基づいて、組立後の回転工具
ユニットの位置および姿勢を、事前に設定された回転工
具ユニットの位置および姿勢に一致させるように調整を
行うように構成される。前記の構成において、好ましく
は、治具は円錐形の形態を有しかつその先端が外部基準
部材の上面に臨むように取り付けられ、外部基準部材
は、治具の先端部が臨む上面に2つの直交したV字ノッ
チを形成し、これらのV字ノッチの交点が基準点として
規定される。前記の構成において、好ましくは、治具は
平面形状が三角形の平板部材であり、その上面に各辺に
対応して第1マークが付され、外部基準部材は、治具の
平面形状に対応する形状の凹部を備え、この凹部の各辺
に第1マークに対応して第2マークが付されるように構
成される。
【0008】
【作用】本発明では、産業用ロボットにおいて回転工具
ユニットの分解・組立を行うにあたって、回転工具基部
の回転駆動軸に取り付けられる治具と、この治具との所
定の位置関係を利用して位置合せを行うための外部基準
部材とを専用に設け、治具と外部基準部材の相互関係を
利用して分解・組立の前後の各回転工具ユニットの工具
中心点をずれを求め、このずれがなくなるように調整が
行われる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、本発明が適用される産業用ロボッ
トの要部構成と、本発明に係る組立再現性保証装置の機
械的構成を示す。
【0010】1はロボットのアーム、2は手首部を示
す。ロボットのその他の部分は、その図示を省略してい
るが、従来の一般的な産業用ロボットの構成を有する。
手首部2の先はハンド部分であり、このハンド部分に作
業工具ユニットが取り付けられる。本実施例では、作業
工具ユニットは回転工具ユニットである。図示されたハ
ンド部分の構成に関し、3は手首回転部、4は内部に回
転駆動装置等を含む回転工具基部、5,6は回転工具基
部4を固定するホルダである。回転工具基部4は回転駆
動軸4aを有し、作業中、この回転駆動軸4aにグライ
ンダディスク等の回転工具が取り付けられる。回転工具
基部4と回転工具によって回転工具ユニットが構成され
る。図1では、回転工具は取り付けられておらず、その
代わりに着脱自在な治具7が取り付けられている。治具
7は下方先端部が尖った円錐形のブロックであり、所要
の剛性を有する材料によって形成される。治具7の下方
位置に配置される8は外部基準部材であり、外部基準部
材8は、例えば地面(基準面)9上に立設された支柱1
0の上に設置される。治具7の先端部は、外部基準部材
8の上面に臨んでいる。
【0011】図2は外部基準部材8を上側から見た斜視
図を示す。図2によって、外部基準部材8の上面部の構
造が明らかになる。上面には、その中心部に所定の径を
有する孔11が形成され、さらに直交する2本のV字ノ
ッチ12,13が形成される。V字ノッチ12,13の
仮想的交点は、孔11の中心点と一致する。図3は外部
基準部材8の平面図、図4は外部基準部材8の側面図で
ある。図3および図4において孔11、V字ノッチ1
2,13が示される。14は2本のV字ノッチの谷底の
交点であり、以下では原点14という。この原点14
は、後述するように分解前の基準点として利用される。
外部基準部材8は、例えば外径が100mm、孔11の
径が20〜30mm程度の寸法を有している。
【0012】図5は、回転工具ユニットの分解・組立工
程で発生する組立誤差を説明するための図である。実線
で示した回転工具基部4および回転工具15は分解前の
ものを示し、破線で示した回転工具基部4′および回転
工具15′は組立後のものをを示す。分解工程では、ホ
ルダ5,6を解除することにより、回転工具基部4およ
び回転工具15が取り外される。組立工程では、新たに
回転工具基部4′および回転工具15′がホルダ5,6
で固定され、取り付けられる。このように、分解・組立
作業を行うと、組立て時に組立誤差が発生し、その結
果、図示されるように工具中心点16,16′がずれ
る。回転工具の場合、通常、工具中心点は端部に設定さ
れる。このように工具中心点がずれると、新しいに工具
中心点16′について教示を再び行わなければ、実際に
研削作業を行うことができない。
【0013】本実施例の場合には、工具中心点16,1
6′のずれ、すなわち回転工具15と回転工具15′の
位置と姿勢のずれを正確に測定し、測定したずれの量を
用いて、事前に教示・設定された位置と姿勢のデータを
修正する。これによって、組立後の工具中心点と分解前
に設定された工具中心点を実質的に一致させることがで
き、回転工具の組立再現性を良好に保証することができ
る。回転工具15,15′の位置と姿勢のずれを正確に
測定するために、前述の治具7と外部基準部材8が用い
られる。
【0014】次に、新たに取り付けた回転工具ユニット
が、予め設定された所望の取付け位置および取付け姿勢
の状態で取り付けられているか否かを、治具7と外部基
準部材8を用いて判定する方法を原理的に説明する。
【0015】回転工具ユニットを新たに取り付けた時、
最初の段階では、回転工具基部4′をホルダ5,6で固
定した状態で回転駆動軸4aには回転工具15′の代わ
りに治具7を取り付ける。この状態が図1に示された状
態である。次に、治具7と外部基準部材8の位置合せを
行うことで、工具中心点16と工具中心点16′の間に
どのようなずれが存在するかを測定する。かかる位置合
せを行うためには、次のことが前提として必要である。
すなわち分解前の回転工具ユニットの取付け状態におい
て、回転工具15の代わりに治具7を取付けて、図6に
示すように治具7の先端が外部基準部材8の原点14に
一致させ、このときの治具7の先端位置の座標を読取
り、メモリに記憶させておくことが必要である。この治
具7の先端位置の座標は原点14の位置座標である。こ
のときの原点14の位置は基準点となる。この条件の下
で、回転工具ユニット(回転工具基部と回転工具)の分
解・組立を行い、前述のように、再び治具7を回転工具
基部4′に取り付ける。
【0016】組立後に、取り付けた治具7を、先にメモ
リに記憶した先端位置の座標に基づいて再び外部基準部
材8に対して接近させ、位置合わせのためのセットを行
う。このセット状態において、例えば、前述の図6に示
すように治具7の先端が原点14と一致する場合には、
工具中心点16の位置と工具中心点16′の位置が一致
していることを意味し、位置のずれが発生していないと
判断できる。治具7の先端と原点14とがどのような位
置関係にあるかについては、外部基準部材8のV字ノッ
チ12,13のそれぞれを真横から視認することで判断
できる。V字ノッチ12,13のそれぞれにおいて、治
具7の先端がV字谷の底に位置するときには、治具7の
先端が原点14に一致していると判断される。
【0017】上記の組立後における治具7と外部基準部
材8との位置合せでは、一般的に、図7に示すように、
治具7の先端と原点14との間には位置ずれが発生す
る。この位置ずれは、図示されるように、ずれ成分が、
例えばΔx,Δz、さらにΔy(図示されず)として定
量的に求められる。これらのずれ成分Δx,Δy,Δz
は、治具7の先端の実際の位置の座標を求め、メモリに
記憶された原点14の座標との差を演算することにより
求めることができる。このようにずれが定量的に求めら
れることにより、このずれのデータを用いて、最初に設
定された工具中心点16の位置と実際の工具中心点1
6′の位置とが実質的に一致するように、教示された作
業用動作プログラムを補正し調整を行う。その後、治具
7を取外し、回転工具15′を回転工具基部4′に取り
付け,補正された作業用動作プログラムを実行して所定
の研削作業を行う。以上のごとくして、回転工具ユニッ
トの組立再現性を高い精度で保証し、分解・組立後の研
削作業を簡易にかつ迅速に行うことができる。
【0018】上記のごとく、V字ノッチ12,13の原
点14と治具7の先端との位置関係で、組立誤差に起因
して発生する位置ずれを測定できる。また治具7の先端
と原点との位置を一致させた状態で、V字ノッチ12,
13のそれぞれの傾斜面と治具7の周面との隙間の空き
具合に基づいて、組立誤差に起因して発生する姿勢のず
れを測定することができる。従ってかかる姿勢のずれを
測定することにより、回転工具ユニットの姿勢のずれに
ついても、補正が行われる。こうして、産業用ロボット
の回転工具ユニットの分解・組立に起因して発生する位
置・姿勢のずれを、治具7および外部基準部材8を利用
することによって測定し、動作プログラム上そのずれが
なくなるように修正を行い、組立再現性の良好性を保持
する。
【0019】なお、外部基準部材8に形成された孔11
は、治具7が外部基準部材8に当たるのを防ぐために設
けられたものである。従って、孔11である必要はな
く、凹部であってもかまわない。
【0020】また、上記の治具7と外部基準部材8との
位置合せのための動作は、図8に示されるように、ロボ
ット本体17に各種制御指令等を与える制御器18をオ
ペレータが操作することにより行われる。ロボット本体
17には複数のアクチュエータが含まれる。制御器18
には、制御指令の作成および各種データ処理を行うマイ
コン制御装置が含まれ、さらに、所要データの入力や教
示指令の入力を行うための入力装置が備えられている。
オペレータが入力装置を操作することにより、ロボット
本体17を動作させ、治具7の先端位置を外部基準部材
8の原点に一致させる。治具7の先端位置と外部基準部
材8の原点とが一致した時、ロボット本体17の動作制
御量に基づいて、治具7の先端位置の座標が求められ、
当該座標は、制御器18のマイコン制御装置のメモリに
格納される。また、分解・組立後のずれを測定する場合
にも、同様な操作が行われる。位置および姿勢のずれの
測定は、前述のごとく、外部基準部材8を利用してオペ
レータが観察することにより行われる。ずれは、オペレ
ータの目視によって測定される。また測定装置によって
自動的に測定するように構成することも可能である。
【0021】前記実施例によれば、ロボットハンドの位
置・姿勢を表す6軸の数値のうち5軸の数値を確定し、
調整することができる。なおz軸回りについて発生する
ずれは、位置および力の制御によってこれを補償するこ
とができるので、そのずれを求めて補正する必要はな
い。
【0022】図9は前記実施例の変形例を示す。図9に
示すごとく、外部基準部材8の支持構造は、支柱21を
地面9の上に立設し、この支柱21の側方に延びた上下
2つの腕部22に取り付けられた、弾性体23で支持さ
れかつ上下に移動自在なロッド24から構成される。ロ
ッド24は、所定範囲内で弾性体23で常に上方に移動
するように支持され、上側から力が加わったときには下
方に移動する。ロッド24の上部に外部基準部材8は固
定される。上記の構成によれば、治具7と外部基準部材
8との位置合せを行う際に、治具7の先端が外部基準部
材8の上面に接触しても、外部基準部部材8がその支持
構造により下方に逃げることができるので、治具7およ
び外部基準部材8が破損しないという利点を有する。
【0023】図10および図11は、治具と外部基準部
材の他の実施例を示す。前記実施例で既に説明した要素
には同一の符号を付す。4は回転工具基部、4aは回転
駆動軸、31は治具、32は外部基準部材である。治具
31は所定の厚みを有する板材で、平面形状は三角形で
ある。外部基準部材32は、治具31の平面形状と同一
形状の凹部33を有する。組立後の回転工具ユニットの
回転駆動軸4aに治具31を取付け、この治具31と外
部基準部材32との位置合せを行う。治具31の上面に
は3箇所にマーク34が付されており、他方、外部基準
部材32の上面には、マーク34に対応して3箇所にマ
ーク35が付されている。治具31と外部基準部材32
の位置合せは、治具31が外部基準部材32の凹部33
に嵌合した状態で、マーク34とマーク35の一致状
態、および治具31の上面と外部基準部材32の上面と
の高さ位置の一致状態を見ることにより、行われる。本
実施例の治具31と外部基準部材32を用いれば、ロボ
ットのハンドの位置・姿勢を規定する6軸の数値をすべ
て決定することができる。特に本実施例は、例えば振動
工具に適している。
【0024】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、分解・組立前後の回転工具の位置および姿勢を調
整する治具と外部基準部材を設けるようにしたため、回
転工具ユニットを繰返し分解・組立しても、組立再現性
が良好に保証される産業用ロボットを実現でき、実用性
の高い産業用ロボットを実現できる。組立再現性が保証
されるため、ワークの仕上り精度も向上する。本発明が
適用された産業用ロボットでは、従来のように再ティー
チングが不要となるので、操作が容易となり、円滑かつ
迅速に作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組立再現性保証装置の構成図であ
る。
【図2】外部基準部材の斜視図である。
【図3】外部基準部材の平面図である。
【図4】外部基準部材の側面図である。
【図5】分解・組立の前後の工具中心点のずれを示すロ
ボットハンド部分の側面図である。
【図6】治具の先端と外部基準部材の原点が一致した状
態を示す側面図である。
【図7】治具の先端と外部基準部材の原点との間にずれ
が存在する状態を示す側面図である。
【図8】全体的なシステム構成を示す構成図である。
【図9】外部基準部材の他の実施例を示す側面図であ
る。
【図10】治具と外部基準部材の他の実施例を示す平面
図である。
【図11】上記の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 …アーム 2 …手首部 4 …回転工具基部 5,6 …ホルダ 7 …治具 8 …外部基準部材 11 …孔 12,13 …V字ノッチ 14 …原点 31 …治具 32 …外部基準部材 33 …凹部 34,35 …マーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転工具基部と回転工具からなる交換可
    能な回転工具ユニットを手首部に備え、必要に応じて前
    記回転工具ユニットの分解・組立が行われる産業用ロボ
    ットにおいて、前記回転工具の代わりに前記回転工具基
    部の回転駆動軸に取り付けられる治具と、基準点が設定
    された外部基準部材とを備え、前記治具と前記外部基準
    部材の位置合せに基づいて、組立後の回転工具ユニット
    の位置および姿勢を、事前に設定された回転工具ユニッ
    トの位置および姿勢に一致させるように調整を行うこと
    を特徴とする産業用ロボットにおける回転工具の組立再
    現性保証装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の産業用ロボットにおける
    回転工具の組立再現性保証装置において、前記治具は円
    錐形の形態を有しかつその先端が前記外部基準部材の上
    面に臨むように取り付けられ、前記外部基準部材は、前
    記治具の先端部が臨む前記上面に2つの直交したV字ノ
    ッチを形成し、これらのV字ノッチの交点が前記基準点
    として規定されることを特徴とする産業用ロボットにお
    ける回転工具の組立再現性保証装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の産業用ロボットにおける
    回転工具の組立再現性保証装置において、前記治具は平
    面形状が三角形の平板部材であり、その上面に各辺に対
    応して第1マークが付され、前記外部基準部材は、前記
    治具の平面形状に対応する形状の凹部を備え、この凹部
    の各辺に前記第1マークに対応して第2マークが付され
    ることを特徴とする産業用ロボットにおける回転工具の
    組立再現性保証装置。
JP25370592A 1992-08-28 1992-08-28 産業用ロボットにおける回転工具の組立再現性保証装置 Pending JPH0679567A (ja)

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