JP2022086336A - 治具、載置台、ロボットシステム、ロボットシステムの制御方法、ロボットシステムを用いた物品の製造方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

治具、載置台、ロボットシステム、ロボットシステムの制御方法、ロボットシステムを用いた物品の製造方法、制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ロボット装置と加工工具を用いてワークを加工する際の制御上の基準値を高精度に設定することができる治具を提供する。【解決手段】平面形状の第1面と、前記第1面に設けられ、前記第1面に対して垂直な方向に突出する突出部と、を備えたことを特徴とする治具を採用した。【選択図】図4

Description

本発明は、治具に関する。
現在、多くの産業においてロボット装置が生産現場の省人化や自動化のために工場等で搬送、組み立て、加工工程などで広く利用されている。特に近年では、ロボット装置として多関節ロボットアームに加工具を取りつけ、多関節ロボットアームの自由度を活かして、複雑かつ高精度な形状を有する部品の加工が行われている。しかしながら、ワークの形状によっては、加工中にロボットアームの特異点を通過したり、加工具の工具長によりロボットアームを構成するリンク同士が干渉して、加工ができない場合がある。その際には、加工対象となるワークの載置位置や加工具の工具長を変更することで対応することができるが、ワークと加工具との相対的な位置関係をロボット装置の制御において定義する基準値にズレが生じてしまう。
特許文献1に記載のロボット装置は、回転工具の代わりに回転工具基部の回転駆動軸に取り付けられる治具と、基準点が設定された外部基準部材とを備えている。この先行技術では、治具と外部基準部材の位置合せに基づいて、組立後の回転工具ユニットの位置および姿勢を、事前に設定された回転工具ユニットの位置および姿勢に一致させ、相対的な位置関係の調整を行うことが記載されている。
特開平6-79567号公報
しかしながら特許文献1に記載の技術は、基準点の打たれた外部基準部材を有しているが、回転工具ユニットの中心軸の傾きを補正するための基準面についての記載が無い。そのため、加工具の傾きを考慮した基準値の補正を行うことができず、基準値の精度が低下してしまう。
そこで本発明の課題は、上記課題に鑑み、ロボット装置と加工工具を用いてワークを加工する際の制御上の基準値を高精度に設定することができる治具を提供する。
上記課題を解決するため、本発明においては、平面形状の第1面と、前記第1面に設けられ、前記第1面に対して垂直な方向に突出する突出部と、を備えたことを特徴とする治具を採用した。
本発明によれば、ロボット装置と加工工具を用いてワークを加工する際の制御上の基準値を高精度に設定することができる。
実施形態におけるロボットシステム1000の概略図である。 実施形態におけるロボットシステム1000の制御系を示した制御ブロック図である。 実施形態におけるワーク側治具1と工具側治具4を示した図である。 実施形態におけるワーク側治具1と工具側治具4の断面図と測定系を示した図である。 実施形態におけるワーク側治具1の断面を詳細に示した図である。 実施形態における制御フローチャートである。 実施形態における面振れを測定する際を示した図である。 実施形態における芯振れを測定する際を示した図である。 実施形態におけるワーク側治具1の断面を詳細に示した図である。
以下、添付図面に示す実施例を参照して本発明を実施するための形態につき説明する。なお、以下に示す実施例はあくまでも一例であり、例えば細部の構成については本発明の趣旨を逸脱しない範囲において当業者が適宜変更することができる。また、本実施形態で取り上げる数値は、参考数値であって、本発明を限定するものではない。なお以下の図面において、図中の矢印X、Y、Zはロボットシステムの全体の座標系を示す。一般に、XYZ3次元座標系は、設置環境全体のワールド座標系を示す。その他、制御の都合などによって、ロボットハンド、指部、関節などに関して適宜ローカル座標系を用いる場合がある。本実施形態では全体の座標系であるワールド座標系をXYZ、ローカル座標系をxyzで表すものとする。
(第1の実施形態)
本実施形態のロボットシステム1000について、図1を参照しながら説明する。図1は本実施形態におけるロボットシステム1000を示した概略図である。図1に示すように、ロボットシステム1000は、多関節のロボットアーム本体100と、ロボットアーム本体100を制御する制御装置200と、制御装置200に接続された外部入力装置300とを備えている。ロボットアーム本体100の先端部には、工具回転装置400が設けられ、工具回転装置400の回転チャックにワークを加工する加工工具405が装着されている。工具回転装置400と加工工具405とがエンドエフェクタとして機能する。
また、ロボットアーム本体100と加工工具405により加工を行うワークを搭載するための搭載部2と、搭載部2を作業台に固定するため台座3を備えている。搭載部2にワークと加工工具405との相対的な位置関係の設定を行うための治具1が設けられる。
ロボットアーム本体100は、作業台または地面と接触するベース部103と、ベース部103に設けられた基台120、6つのリンク121、122、123、124、125、126を備えている。これらリンク121~126を図1に示す各矢印方向へ回動可能に連結する6つの関節J~J(111~116)と、を備えている。また、関節J~Jはリンク121~126を搖動または回動させるためのアーム用モータ131~136を有している(図2)。さらに各関節111~116にはエンコーダ30a(図2)を設けており、このエンコーダから各関節の角度を検出し制御装置200にフィードバックしている。
工具回転装置400は、加工工具405を回転させるための工具用モータ402(図2)を備えている。工具用モータ402にも、アーム用モータ131~136と同様にエンコーダ30が備えられており、制御装置200にフィードバック可能となっている。
ここで、本実施形態におけるワークはカメラ等の用いられるレンズを想定している。加工工具405はレンズ面の研磨を行う研磨工具である。ロボットシステム1000は、ロボットアーム本体100および加工工具405を用いて、材料としてのレンズを研磨する処理を行い、研磨仕上げされたレンズを成果物および物品として製造を行う。
ロボットアーム本体100のJ軸付け根を原点とする座標系XYZをロボットシステム1000のグローバル座標系8とする。また、工具回転装置400の傾きを含む姿勢を表す座標系xyzを工具回転装置400のローカル座標系(工具座標系)6とする。グローバル座標系8における、想定されるワーク上側曲面とワーク中心軸14との交点となる座標値をワーク中心位置9(Xw,Yw,Zw)とする。加工工具405の先端の座標値を工具オフセット位置7(Xt,Yt,Zt)とする。ワーク中心位置9と、工具オフセット位置7は、ロボットアーム本体100と加工工具405とを用いてワークを加工する際の制御上の基準値となる。
図2は図1のロボットシステム1000の制御系の詳細な構成を示したブロック図である。制御装置200は、コンピュータで構成されており、プロセッサであるCPU(Central Processing Unit)201を備える。また、記憶部として、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、HDD(Hard Disc Drive)204、記録ディスクドライブ205を備えている。また、各機器と通信を行うためのインタフェース206、207、208、209、210を備える。CPU201、ROM202、RAM203、インタフェース206~210は、互いに通信可能にバス211で接続されている。このうち、RAM203は外部入力装置300の操作による教示点や制御指令などのデータの一時記憶に用いられる。ROM202には、CPU201に、各種演算処理を実行させるためのBIOS等の基本プログラム230が格納されている。CPU201は、HDD204に記録(格納)された制御プログラムに基づいて各種演算処理を実行する。HDD204は、CPU201の演算処理結果である各種のデータ等を記憶する記憶部である。記録ディスクドライブ205は、記録ディスク231に記録された各種データやプログラム等を読み出すことができる。更に、インタフェース207、208には、各種画像が表示されるモニタ311や書き換え可能な不揮発性メモリや外付けHDD等の外部記憶装置312が接続されている。
外部入力装置300は、例えばティーチングペンダント(TP)のような操作装置が考えられるが、ロボットプログラムを編集可能な他のコンピュータ装置(PCやサーバ)であってもよい。外部入力装置300は、制御装置200に対して有線ないし無線の通信接続手段を介して接続することができ、ロボット操作および状態表示などのユーザインターフェース機能を有する。外部入力装置300により入力された各関節111~116の目標関節角度をインタフェース206及びバス211を介してCPU201に出力する。
CPU201は、例えば外部入力装置300で入力された教示点データをインタフェース206から受信する。また、外部入力装置300から入力された教示点データに基づきロボットアーム本体100の各軸の軌道を生成し、インタフェース209を介し、アーム用モータドライバ230を用いてアーム用モータ131~136に送信することができる。CPU201は、各アーム用モータ131~136の回転角度の制御量を示す駆動指令のデータを所定間隔でバス211及びインタフェース209を介してアーム用モータドライバ230に出力する。
アーム用モータドライバ230は、CPU201から入力を受けた駆動指令に基づき、各アーム用モータ131~136への電流の出力量を演算し、各アーム用モータ131~136へ電流を供給して、各関節J~Jの関節角度制御を行う。また、前述したエンコーダ30からのパルス信号をインタフェース209及びバス211を介してCPU201に出力する。即ち、CPU201は、アーム用モータドライバ230を介して、エンコーダ30により検出される関節J~Jの関節角度現在値が目標関節角度となるように、各アーム用モータ131~136による関節111~116のフィードバック制御を実行する。
さらに制御装置200は工具用モータ401ともインタフェース210および工具用モータドライバ430を介して接続されている。工具用モータドライバ430は、CPU201から入力を受けた駆動指令に基づき、工具用モータ401への電流の出力量を演算し、工具用モータ401へ電流を供給して、工具用モータ401の速度制御を行う。また、前述したエンコーダ30からのパルス信号をインタフェース210及びバス211を介してCPU201に出力する。即ち、CPU201は、工具用モータドライバ430を介して、エンコーダ30により検出される工具用モータ401の速度の現在値が目標速度となるように、工具用モータ401のフィードバック制御を実行する。
次に、本実施形態におけるロボットアーム本体100と加工工具405とを用いてワークを加工する際の制御上の基準値を設定するためのワーク側治具1と工具側治具4について詳述する。図3は本実施形態におけるワーク側治具1と工具側治具4を示した概略図である。
図3より、台座3は、作業台または地面に固定されるとともに、搭載部2が設けられている。搭載部2はワークとしてのレンズが嵌め込まれることでレンズを載置するヤトイ(載置台)である。搭載部2にワーク側治具1が嵌め込まれる。
工具側治具4は工具回転装置400の回転チャックに装着され、ロボットアーム本体100を駆動することで、工具側治具4の位置および姿勢を変化させることができる。工具側治具4および工具回転装置400の姿勢は、ローカル座標系6の各軸周りの回転角度θx、θy、θzにより制御される。
ワーク中心軸14は、ワークとしてのレンズの中心およびワーク側治具1の中心が通る軸である。工具回転軸41は、加工工具405および工具側治具4の回転中心となる軸である。
次に図4を用いてワーク側治具1と工具側治具4の具体的な構成および測定系について説明する。図4は本実施形態におけるワーク側治具1と工具側治具4のYZ平面に各測定手段を示したものである。
図4より、工具側治具4の先端部45は円錐形状で、円錐形状の頂点は加工工具405の先端長さと同一となっている。ワーク側治具1には、平面形状の平面12が設けられており、平面12には加工側治具4側に所定量突出した突出部である円柱13が設けられている。円柱13の工具側治具4側の上面かつワーク中心軸14を通る位置(ワーク中心軸上)に、加工側治具4の先端部45を近接させるマーク部17が設けられている。マーク部7は、溝部として設けられている。
また、平面12に対する工具回転軸41の傾きを面振れとして測定する面振れ測定手段43が配置されている。また、ワーク側治具1の円柱13のマーク部17に対する工具回転軸41のズレを芯振れとして測定する芯振れ測定手段44が配置されている。面振れ測定手段43と芯振れ測定手段44は、てこ式のダイヤルゲージ等を用いることが挙げられるが、その他変位が測定できる測定機であれば、種類は問わない。本実施形態では、ミツトヨ社製のダイヤルインジケータを使用する。また、説明の便宜上、「面振れ測定手段43」、「芯振れ測定手段44」と分けて説明しているが、同様のダイヤルインジケータを使用するものとする。
これら治具と測定手段とを用いて、平面12に対する工具回転軸41の傾き、および円柱13のマーク部17に対する工具回転軸41のズレを測定することで、ワークを加工する際の制御上の基準値の設定を行う。
次にワーク側治具1の詳細な形状について図5を用いて説明する。図5は本実施形態におけるワーク側治具1の断面および搭載部2の断面を詳細に示した説明図である。図5(a)はワーク側治具1の断面図、図5(b)はワーク側治具1の断面にワーク(レンズ)の自由曲面形状を点線で示した図、図5(c)は搭載部2(ヤトイ)の断面図をそれぞれ示している。
図5(a)より、前述したようにワーク側治具1には、工具回転軸41との面振れを測定するために、ワーク中心軸14と垂直な面方向(XY面方向)に広がる平面12が形成されている。またワーク側治具1には、工具回転軸41との芯振れを測定するために、平面12に略垂直かつワーク中心軸14と同軸に円柱13が形成されている。
図5(b)より、円柱13は、円柱13の上面18がワーク(レンズ)の上側曲面16の頂点を通過するように形成されている。換言すると、円柱13は、円柱13のZ方向の突出長さは、ワーク(レンズ)の厚みと同程度となるように形成されている。また上面18には、ワーク中心軸14との交点に位置する場所にマーク部17が形成されている。さらにワーク側治具1の搭載部2と接触する(平面12の反対側の)曲面15は、ワーク(レンズ)の下側曲面19と同じ曲率を有する。なお、本実施形態ではワークのレンズとして上側曲面16と下側曲面19との曲率が同程度の凸レンズを例に取り説明しているかこれに限られない。例えば、上側曲面16が凸レンズであり、下側曲面19が凹レンズである凹凸レンズを用いても構わない。その際は、ワーク側治具1の形状を上記のように凹凸レンズの曲率に合わせて形成する。また本実施形態では、平面12と円柱13の側面部は、後述する測定手段のプローブが接触する部分であるため、算術平均粗さRaが1.6以下となるように仕上げている。
図5(c)より、搭載部2はワーク外形受け部22とワーク裏面受け部23とが設けられている。ワーク外径受け部22は、ワーク中心軸14と同軸となる筒状形状で形成している。ワーク裏面受け部23は所定の傾斜を有するテーパ構造で形成している。図4および図5(c)より、ワーク側治具1は、ワーク側治具1の外形部分(レンズではコバに相当する部分)がワーク外形受け部22と接触するとともに、ワーク側治具1の曲面15がワーク裏面受け部23と接触するように載置される。これにより、マーク部17がワーク中心軸14を通るように、ワーク側治具1を、搭載部2および台座3に載置させることができる。
次にロボットシステム1000において、ワーク中心軸14に対する工具回転軸41の傾き(Δθx,Δθy)、およびワーク中心位置9(Xw,Yw,Zw)と工具先端オフセット位置7(Xt,Yt,Zt)を設定する方法について説明する。
図6は本実施形態におけるワーク中心軸14に対する工具回転軸41の傾きと、ワーク中心位置9と工具先端オフセット位置7とを設定する際のフローを示す制御フローチャートである。図7は面振れ測定手段43を用いて面振れを測定している際の図である。図7(a)は実際に面振れ測定手段43を設置した際の概略図、図7(b)は面振れ測定手段43による測定のイメージを示したグラフである。図8は芯振れ測定手段44を用いて芯振れを測定している際の図である。図8(a)は実際に芯振れ測定手段44を設置した際の概略図、図8(b)は芯振れ測定手段44による測定のイメージを示したグラフである。
以下で述べるフローは主にユーザーが制御装置200を用いてロボットアーム本体100を操作、および測定手段を用いることで実行されるものとする。
図6より、まずステップS1にて、ユーザーが、ワーク側治具1を搭載部2に載置するとともに、工具側治具4を工具回転装置400の回転チャックに接続する。さらに、ユーザーが、工具側治具4に、面振れを測定する面振れ測定手段43を設置する。
ここで図7(a)より、面振れ測定手段43は、目盛板43a、スピンドルを有するステム43b、測定子となるプローブ43cを備え、固定治具43dにより、工具側治具4に取り付けられている。これにより工具側治具4を、工具回転軸41を軸として回転させることで、平面12上を、プローブ43cを工具側治具4の回転と連動させて這わせることが可能となる。また目盛板43aはゼロ点を基準として+または-方向に針が振れる振分目盛であり、プローブ43cはZ軸方向において上下に可動できるようになっており、プローブ43cの上下の移動に応じて、目盛板43aの針が動く。
次にステップS2にて、ロボットアーム本体100を用いて、工具側治具4を所定の姿勢(θx,θy)に制御し、所定の姿勢(θx,θy)で工具側治具4の先端部45を、ワーク側治具1の平面12に近接させる。その際、工具回転軸41とワーク中心軸14が平行な関係となるようにする。図7(a)の状態では、説明都合上分かりやすくするために工具回転軸41とワーク中心軸14を所定の距離離しているが、工具回転軸41とワーク中心軸14とはできるだけ近い方が好ましい。例えば、工具回転軸41をワーク中心軸14上に位置させた状態で、固定治具43dの取付位置を変更してプローブ43cを平面12に接触させ、円柱13の周りをプローブ43cを這わせても構わない。そして、面振れ測定手段43のプローブ43cを平面12に接触させる(図7(a))。また、プローブ43cを平面12に接触させた際に目盛板43aの目盛りをゼロに合わせる。
次にステップS3にて、面振れ測定手段43を工具回転軸41周りに回転させて、ワーク中心軸14に対する工具回転軸41の面振れ量、すなわち誤差(+Δ,-Δ)を測定する。
ここで、図7(b)より、工具側治具4の工具回転軸41が平面12に対して傾いている場合、プローブ43cは回転により上下に移動する。その際、図7(b)ように回転角度によって、目盛りがゼロから+に振れたり、-に振れたりする。この振れ量を誤差(+Δ,-Δ)としている。
次にステップS4にて、誤差(+Δ,-Δ)が、所定の閾値(規格値)以内であるか判定する。本実施形態では、ユーザーが、目盛り板43aを見つつ、所定の回転角度時の誤差をプロットしながら評価する。図7(b)の例では、回転角度により閾値より大きい部分があるので、ステップS4:Noより、ステップS5に進む。そして、ロボットアーム本体100に接続された外部入力装置300を用いて、誤差(+Δ,-Δ)が小さくなるように、工具側治具4の姿勢(θx,θy)を修正する。そして再度ステップS2から、面振れ測定手段43を用いて誤差(+Δ,-Δ)を測定する。この手順を繰り返して、誤差(+Δ,-Δ)を閾値以下に収める。誤差(+Δ,-Δ)が閾値以内となれば、ステップS4:YesよりステップS6に進む。以上が、工具側治具4の面振れの修正を行うフローである。
次にワーク中心軸14に対する工具回転軸41の並進方向のずれ(芯振れ)を修正する。その際、工具回転軸41周りにおいて異なる2姿勢で、ワーク中心軸14と工具回転軸41の位置合わせを行い、その際のロボットアーム本体100の各関節J~Jの回転角度を取得する。異なる2姿勢とは、工具回転軸41周りにロボットアーム本体100の手先(工具回転装置400)を回転させることで、ロボットアーム本体100の姿勢を異ならせることである。
まずステップS6にて、工具側治具4に芯振れ測定手段44を設置する。ここで、図8(a)より、面振れ測定手段44は、目盛板44a、スピンドルを有するステム44b、測定子となるプローブ44cを備え、固定治具44dにより、工具側治具4に取り付けられている。芯振れ測定手段44の目盛板44aも、ゼロ点を基準として+または-方向に針が振れる振分目盛であり、プローブ44cがY軸方向において左右に可動できるようになっており、プローブ44cの左右の移動に応じて、目盛板44aの針が動く。
次にステップS7にて、ロボットアーム本体100を制御し、ステップS1~ステップS5で修正した工具回転軸41の姿勢(θx,θy)を維持しながら、先端部45をマーク部17に近接させつつ、ロボットアーム本体100を第1姿勢に取らせる。そして目盛板44aを紙面上側方向に向けた状態で、芯振れ測定手段44が平面12に接触しないようにかつ、プローブ44cを円柱13の側面部に接触させる(図8(a))。また、プローブ44cを円柱13の側面部に接触させた際に目盛板44aの目盛りをゼロに合わせる。これにより工具側治具4を、工具回転軸41を軸として回転させることで、円柱13の側面上を、プローブ43cを工具側治具4の回転と連動させて這わせることが可能となる。
なお、工具側治具4(手先)の姿勢を固定した状態で、ロボットアーム本体100を動作させる技術は、一般的なロボット製品において標準的に実装されている制御モードであるため、説明を省略する。
次にステップS8にて、芯振れ測定手段44を工具回転軸41周りに回転させて、ワーク中心軸14に対する工具回転軸41の芯振れ量、すなわち誤差(+Δ,-Δ)を測定する。
ここで、図8(b)より、工具側治具4の工具回転軸41がワーク中心軸14に対してズレている場合、プローブ43cは偏芯しながら回転するため円柱13により左右に移動する。その際、図8(b)ように回転角度によって、目盛りがゼロから+に振れたり、-に振れたりする。この振れ量を誤差(+Δ,-Δ)としている。
次にステップS9にて、ロボットアーム本体100が第1姿勢の場合の誤差(+Δ,-Δ)が閾値(規格値)以内であるか判定する。本実施形態では、ユーザーが、目盛り板44aを見つつ、所定の回転角度時の誤差をプロットしながら評価する。図8(b)の例では、回転角度により閾値より大きい部分があるので、ステップS9:Noより、ステップS10に進み、ロボットアーム本体100に接続された外部入力装置300を用いて、誤差(+Δ,-Δ)が小さくなるように、第1姿勢を修正する。そしてステップS7に進み、再度芯振れ測定手段44を用いて誤差(+Δ,-Δ)を測定する。この手順を繰り返して、第1姿勢における誤差(+Δ,-Δ)を閾値以下に収める。誤差(+Δ,-Δ)が閾値以下となれば、ステップS9:YesよりステップS11に進む。
そしてステップS11にて、誤差(+Δ,-Δ)が修正された状態の第1姿勢におけるロボットアーム本体100の各関節J~Jの回転角度を各エンコーダ30により取得する。
次にステップS12にて、ロボットアーム本体100を制御し、ステップS1~ステップS5で修正した工具回転軸41の姿勢(θx,θy)を維持しながら、先端部45をマーク部17に近接させつつ、第1姿勢とは異なる第2姿勢を取らせる。ここで第2姿勢とは、第1姿勢の状態から、工具回転軸41周りに工具回転装置400を所定量回転させ、ロボットアーム本体100の姿勢を異ならせた状態である。この状態で、工具側治具4に設置した芯振れ測定手段44のプローブ44cを円柱13の側面部に接触させる。
次にステップS13にて、芯振れ測定手段44を工具回転軸41周りに回転させて、ワーク中心軸14に対する工具回転軸41の芯振れ量、すなわち誤差(+Δ,-Δ)を測定する。
次にステップS14にて、ロボットアーム本体100が第2姿勢の場合の誤差(+Δ,-Δ)が閾値(規格値)以内であるか判定する。本実施形態では、ユーザーが、目盛り板43aを見つつ、所定の回転角度時の誤差をプロットしながら評価する。誤差(+Δ,-Δ)が閾値より大きい場合はステップS14:Noより、ステップS15に進み、ロボットアーム本体100に接続された外部入力装置300を用いて、誤差(+Δ,-Δ)が小さくなるように、第2姿勢を修正する。そしてステップS12に進み、再度芯振れ測定手段44を用いて誤差(+Δ,-Δ)を測定する。この手順を繰り返して、第2姿勢における誤差(+Δ,-Δ)を閾値以下に収める。誤差(+Δ,-Δ)が閾値以下となれば、ステップS14:YesよりステップS16に進む。
そしてステップS16にて、誤差(+Δ,-Δ)が修正された状態の第2姿勢におけるロボットアーム本体100の各関節J~Jの回転角度を各エンコーダ30により取得する。
最後にステップS17にて、ワーク中心位置9(Xw,Yw,Zw)と工具オフセット位置7(Xt,Yt,Zt)の値を計算する。以下、ステップS17の詳細について説明する。
まず、工具オフセット位置7の座標(Zt)を工具側治具4の寸法測定により取得する。そして座標(Xt)、座標(Yt)を算出するが、未知の座標が2つあるため、ロボットアーム本体100を2つの異なる姿勢に制御し、芯振れを測定している。
次に前述のステップS11で取得した第1姿勢におけるロボットアーム本体100の各関節J~Jの回転角度から順運動学計算で求めた工具側治具4の位置座標を(X1,Y1,Z1)とする。また、ステップS11で取得した第1姿勢におけるロボットアーム本体100の各関節J~Jの回転角度から順運動学計算で求めた工具側治具4の回転軸方向(θz方向)の角度をRz1とする。
また前述のステップS16で取得した第2姿勢におけるロボットアーム本体100の各関節J~Jの回転角度から順運動学計算で求めた工具側治具4の位置座標を(X2,Y2,Z2)とする。また、ステップS16で取得した第2姿勢におけるロボットアーム本体100の各関節J~Jの回転角度から順運動学計算で求めた工具側治具4の回転軸方向(θz方向)の角度をRz2とする
ここで、式(1)を用いて、2つの姿勢における工具側治具4の位置座標に対して、工具オフセット位置7の座標(Xt,Yt)をRz1,Rz2の角度分回転させた値を算出し、第1項と第2項の差分をf(Xt,Yt)と定義する。
Figure 2022086336000002
この差分f(Xt,Yt)を繰り返し計算により最小化する計算を、式(2)を用いて行い、最終的な工具オフセット位置7の座標(Xt,Yt)を求める。
Figure 2022086336000003
さらに最終的な工具先端オフセット位置7の座標(Xt,Yt,Zt)と、ステップS9で取得した第1姿勢における各関節J~Jの回転角度を用いて順運動学計算することで、ワーク中心位置9の座標(Xw,Yw,Zw)を求める。なお、順運動学計算する際に使用するロボットアーム本体100のリンクパラメータ(36個)については、あらかじめリンクパラメータを測定し計算することで取得されているものとする。
以上により、ワーク中心位置9の座標(Xw,Yw,Zw)と工具オフセット位置7の座標(Xt,Yt,Zt)を求めることができる。特にワーク側治具1において、面振れの測定を行うための平面12と、芯振れの測定を行うための円柱13とマーク部17とを設けている。これにより、ワーク側治具1に対する工具回転軸41の相対的な位置関係を制御上定義する基準値を、工具回転軸41の傾きも考慮して高精度に設定することができる。また、ワーク側治具1の円柱13、円柱13の上面18、マーク部17および曲面15は加工対象となるワーク(レンズ)に合わせて形成されており、加工側治具4も加工工具4に合わせて形成されている。よって、ワーク(レンズ)と加工工具405との相対的な位置関係の基準値を高精度に制御上で定義でき、ロボットアーム本体100と加工工具405とを用いて高精度にワーク(レンズ)を加工できる。またワークを搭載部2に搭載するときと同じ接触面でワーク側治具1も当接するため、加工する際のワークと同様の設置精度を確保することができる。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態におけるワーク側治具1について説明する。図9は本発明の第2の実施形態におけるワーク側治具1の断面を詳細に示した図である。図9(a)はワーク側治具1の断面図、図9(b)はワーク側治具1の断面にワーク(レンズ)の自由曲面形状を点線で示した図、図9(c)は搭載部2(ヤトイ)の断面図をそれぞれ示している。
本実施形態のワーク側治具1の基本構成は、図7に示す断面形状以外は同様であるため、説明を省略する。図9(a)より、本実施形態におけるワーク側治具1の第1実施形態と異なる点は、工具回転軸41との面振れを測定するための平面12の外径側および円柱13側は、平面12とは同一平面でなく、逃げ形状12aを備えている点である。
図9(b)より、円柱13は、円柱13の上面18がワーク(レンズ)の上側曲面16の頂点を通過するように形成されている。換言すると、円柱13は、円柱13のZ方向の突出長さは、ワーク(レンズ)の厚みと同程度となるように形成されている。また上面18には、ワーク中心軸14との交点に位置する場所にマーク部17が形成されている。さらにワーク側治具1の搭載部2と接触する曲面15は、ワーク(レンズ)の下側曲面19と同じ曲率を有する。
図9(c)より、搭載部2はワーク外形受け部22とワーク裏面受け部23とが設けられている。ワーク外径受け部22は、ワーク中心軸14と同軸となる筒状形状で形成している。ワーク裏面受け部23は所定の傾斜を有するテーパ構造で形成している。ワーク側治具1は、ワーク側治具1の外形部分(レンズではコバに相当する部分)がワーク外形受け部22と接触するとともに、ワーク側治具1の曲面15がワーク裏面受け部23と接触するように載置される。これにより、マーク部17がワーク中心軸14を通るように、ワーク側治具1を、搭載部2および台座3に載置させることができる。
また図9(b)図9(c)より、曲面15は、搭載部2のワーク裏面受け部23と接する部分のみワークと同じ曲率となっており、それ以外の部分の形状は、搭載部2と干渉しなければ、どんな形状でも良い。図中では、ワーク中心軸14付近が平面となっている。
以上、逃げ形状12aがあることで、面振れを測定するために仕上げを行わなければならない平面12の範囲を減らすことができ、ワーク側治具1の加工時の負担を低減することができる。
(その他の実施形態)
以上述べた第1、第2の実施形態の処理手順は具体的には制御装置200およびユーザーにより実行されるものである。従って上述した機能をユーザーに実行可能なようにするソフトウェアのプログラムを記録した記録媒体を制御装置200に供給し、CPU201が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによって達成されるよう構成することができる。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した各実施形態の機能を実現することになり、プログラム自体およびそのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。例えば上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、各実施形態では、コンピュータで読み取り可能な記録媒体がROM202或いはRAM203であり、ROM202或いはRAM203に制御プログラムが格納される場合について説明した。しかしながら本発明はこのような形態に限定されるものではない。本発明を実施するための制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であれば、いかなる記録媒体に記録されていてもよい。例えば、制御プログラムを供給するための記録媒体としては、HDD、外部記憶装置、記録ディスク等を用いてもよい。
また上述した種々の実施形態では、ロボットアーム本体100が複数の関節を有する多関節ロボットアームを用いた場合を説明したが、関節の数はこれに限定されるものではない。ロボットアームの形式として、垂直多軸構成を示したが、パラレルリンク型など異なる形式の関節においても上記と同等の構成を実施することができる。
また、上述した種々の実施形態において、ロボットアーム本体100と台座3とを所定の作業台に設置し、セルシステムとして構成する場合、ロボットアーム本体100と台座3とを作業台から着脱可能に構成しても構わない。
また上述した種々の実施形態は、制御装置に設けられる記憶装置の情報に基づき、伸縮、屈伸、上下移動、左右移動もしくは旋回の動作またはこれらの複合動作を自動的に行うことができる機械に適用可能である。
なお本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されない。
1 ワーク側治具
2 搭載部
3 台座
4 工具側治具
6 ローカル座標系(工具座標系)
7 工具オフセット位置
8 グローバル座標系
9 ワーク中心位置
12 平面
13 円柱
14 ワーク中心軸
15 曲面
16 上側曲面
17 マーク部
18 上面
19 下側曲面
22 ワーク外径受け部
23 ワーク裏面受け部
41 工具回転軸
43 面振れ測定手段
44 芯振れ測定手段
45 先端部
100 ロボットアーム本体
103 ベース部
~J(111~116) 関節
120 基台
121~126 リンク
200 制御装置
300 外部入力装置
400 工具回転装置
405 加工工具
1000 ロボットシステム

Claims (19)

  1. 平面形状の第1面と、
    前記第1面に設けられ、前記第1面に対して垂直な方向に突出する突出部と、
    を備えたことを特徴とする治具。
  2. 請求項1に記載の治具において、
    前記突出部には、マーク部が設けられている、
    ことを特徴とする治具。
  3. 請求項1または2に記載の治具において、
    前記第1面の反対側に、所定の曲率を有した曲面形状の第2面が設けられている、
    ことを特徴とする治具。
  4. 請求項3に記載の治具において、
    前記第2面の前記所定の曲率は、ワークの曲率に基づき設定されている、
    ことを特徴とする治具。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の治具において、
    前記突出部は円柱である、
    ことを特徴とする治具。
  6. 請求項5に記載の治具において、
    前記円柱の中心は、ワークの中心軸上に位置している、
    ことを特徴とする治具。
  7. 請求項1に記載の治具において、
    前記第1面は、ワークの中心軸に対して垂直な方向に設けられる面である、
    ことを特徴とする治具。
  8. 請求項1から4のいずれか1項に記載の治具において、
    前記突出部の突出長さは、ワークの厚みに基づき設定されている、
    ことを特徴とする治具。
  9. 請求項2に記載の治具において、
    前記マーク部は、ワークの中心軸上に位置している、
    ことを特徴とする治具。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の治具において、
    前記第1面には、粗さの異なる逃げ部が設けられている、
    ことを特徴とする治具。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の治具が載置される載置台であって、
    前記治具の外形部が接触する第1受け部を備えている、
    ことを特徴とする載置台。
  12. 請求項3または4に記載の治具が載置される載置台であって、
    前記治具の前記第2面が接触する第2受け部を備えている、
    ことを特徴とする載置台。
  13. 請求項1から10のいずれか1項に記載の治具と、前記治具と接触させる加工側治具が設けられた複数の関節を有するロボットアームと、を備えたロボットシステム。
  14. 請求項13に記載のロボットシステムを用いて、ワークを加工する際の制御上の基準値を設定する制御方法であって、
    前記ロボットシステムは、
    制御装置と、
    前記第1面に対する前記加工側治具の傾きを測定する第1測定手段と、
    前記突出部に対する前記加工側治具のズレを測定する第2測定手段と、を備え、
    前記制御装置が、
    前記傾きと前記ズレとが閾値以下となるように修正した前記ロボットアームの前記関節の角度に基づき前記基準値を設定する、
    ことを特徴とする制御方法。
  15. 請求項14に記載の制御方法において、
    前記第1測定手段と前記第2測定手段は、ダイヤルゲージである、
    ことを特徴とする制御方法。
  16. 請求項14または15に記載の制御方法において、
    前記基準値は、ワークの中心位置の座標と、前記加工工具の所定の位置の座標である、
    ことを特徴とする制御方法。
  17. 請求項14から16のいずれか1項に記載の制御方法により前記基準値が設定されたロボットシステムを用いて物品の製造を行うことを特徴とする物品の製造方法。
  18. 請求項14から16のいずれか1項に記載の制御方法をコンピュータで実行可能な制御プログラム。
  19. 請求項18に記載の制御プログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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