JPH10277758A - メジャーリングプローブ自動補正装置 - Google Patents

メジャーリングプローブ自動補正装置

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Publication number
JPH10277758A
JPH10277758A JP9085112A JP8511297A JPH10277758A JP H10277758 A JPH10277758 A JP H10277758A JP 9085112 A JP9085112 A JP 9085112A JP 8511297 A JP8511297 A JP 8511297A JP H10277758 A JPH10277758 A JP H10277758A
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JP
Japan
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measuring probe
computer
work
nozzle
axis
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9085112A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyuki Miyabuchi
城之 宮渕
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP9085112A priority Critical patent/JPH10277758A/ja
Publication of JPH10277758A publication Critical patent/JPH10277758A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザー加工機において、ノギス等を用いて
手作業で実施している補正作業を解消し、メジャーリン
グプローブを加工ヘッドの側部に垂設して倣いセンサー
とし、コンピュータに倣い制御を付加し自動補正できる
メジャーリングプローブ自動補正装置の提供。 【解決手段】 レーザー加工機において、加工ヘッド1
の軸芯に平行して、この加工ヘッド1の側部に、メジャ
ーリングプローブ3を下向きに垂設し、コンピュータ制
御によってX、Y及びZ軸方向のノズル2の中心とメジ
ャーリングプローブ3との距離の位置補正を自動的に行
うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザー加工機
において、加工ヘッドとメジャーリングプローブとの距
離の位置補正を自動的に行うメジャーリングプローブ自
動補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザー加工機等における切断加
工に際して、メジャーリングプローブを使用して加工テ
ーブル上のワークがX、Y座標軸に正しく載置されてい
るかどうかをワークの端部周縁に沿ってX軸及びY軸に
対する平行度を測定検出し、誤差がある場合は、作業者
がノギスなどで測定しワークを載置し直す等の操作を行
っている。また加工ヘッドの先端に位置するノズルの中
心とメジャーリングプローブとの距離の補正は、例えば
図6を例に説明すれば切断操作後、作業者が手作業によ
りノギス等でX1 〜X3 、Y1 〜Y3 を測定し、その誤
差をコンピュータのマクロ変数に入力し補正を行ってい
る。また、ノズルとワークの端面との高さの差について
も、例えばティーチング装置でリモコン等により手動で
測定し、その誤差をコンピュータのマクロ変数に入力し
何回も補正するという作業をしている。この補正作業
は、加工ヘッド内部のレーザービーム用集光レンズのク
リーニング実施後、レンズの焦点がずれた時などノズル
とメジャーリングプローブの位置関係の調整が必要とな
り、その都度行わなければならず、なおノギスを用いて
測定する作業では作業者による個人差が生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この補正作業は前述の
ように、レンズのクリーニング実施後及びレンズの焦点
が変更する度に実施せねばならず、熟練した作業者で
も、例えば30分程度の時間を必要とし、更に、作業者
単位の個人差による誤差の問題も含めて機械稼働率の低
下を招くなどの課題がある。
【0004】この発明は上述の点に着目して成されたも
ので、ノギス等を用いて手作業で実施している補正作業
を解消するために、メジャーリングプローブを加工ヘッ
ドの側部に垂設して倣いセンサーとし、コンピュータに
倣い制御を付加し自動補正できるメジャーリングプロー
ブ自動補正装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0006】(1) レーザー加工機において、加工ヘ
ッドの軸芯に平行して、この加工ヘッド側部に、メジャ
ーリングプローブを下向きに垂設し、コンピュータ制御
によってX、Y及びZ軸方向のノズルの中心とメジャー
リングプローブとの距離の位置補正を自動的に行うこと
を特徴とするメジャーリングプローブ自動補正装置。
【0007】(2) メジャーリングプローブを倣いセ
ンサーとし、コンピュータ制御に倣い制御を付加したこ
とを特徴とする前項(1)記載のメジャーリングプロー
ブ自動補正装置。
【0008】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を説
明する。
【0009】図1及び2は、レーザー加工ヘッドの機能
の一例を示す側面図、図3はこの発明に係る加工ヘッド
とメジャーリングプローブとの位置関係を示す平面図、
図4(a)及び(b)は加工ヘッドとメジャーリングプ
ローブとの位置関係を示す側面図、図5(a),(b)
はノズルの高さ位置関係を示す拡大側面図及びZ座標を
示す図、図6は基準モデルとしてX、Y軸方向に基準量
を設定した切断加工の実施の形態を示す平面図、図7は
作用関係を示すブロック図である。
【0010】図面について説明すれば、1は加工ヘッド
であって、この加工ヘッド1の上方より入射するレーザ
ービームLBがミラー及び集光レンズLを介してノズル
2のセンターを通って照射される。このレーザービーム
LBの光軸は前記加工ヘッド1の軸芯となるC軸と一致
しており、この加工ヘッド1はC軸を軸として回転可
能、且つワークWpに対して垂直なZ軸に沿って上下動
自在であり、また加工ヘッド1の先端に位置するノズル
2はW軸に沿って上下動自在であると共に、図2に示す
ようにA軸に沿って左右に扇形に振って斜めにレーザー
ビームLBを照射出来るようになっている。
【0011】3はメジャーリングプローブであって、こ
のメジャーリングプローブ3は倣いセンサーとしての機
能を有し、加工ヘッド1のフランジ部Fに先端を下向き
に、加工ヘッド1の軸芯と分離して垂設され、メジャー
リングプローブ3の先端には接触針としての機能を有す
る鋼製または樹脂製の小球が設けられている。
【0012】そしてメジャーリングプローブ3が被測定
物(この場合ワークWp)に接触して発する信号を入力
して、X、Y及びZ軸の補正をコンピュータによって自
動的に行えるように構成されている。
【0013】なお、光軸移動型加工ヘッド(レーザーノ
ズルヘッド)の場合は、キャリッジ(図示せず)による
X、Y軸方向移動に加え、加工ヘッド1の回転軸となる
C軸、加工ヘッド1がワークWpに対して垂直方向に上
下動するZ軸及びノズル2が上下動するW軸、更にノズ
ル2が左右に扇形に振れるA軸の6軸制御機能を備えて
いる。
【0014】上述の構成に基づいて作用を説明する。
【0015】メジャーリングプローブ3をゆっくりと徐
々に加工テーブル上のワークWpの上面に到達するまで
下降させ、このワークWpの上面に接した点(ワークW
pの上部表面周縁部)を基点(=Z端面)として、この
ワークWpの端面にメジャーリングプローブ3が接触す
ると、このメジャーリングプローブ3からコンピュータ
制御部に信号が送られコンピュータの演算処理によっ
て、例えばこのZ端面からノズル2の先端が、基準モデ
ルとして設定した基準量10mm上昇した位置で、前記
メジャーリングプローブ3と合体している加工ヘッド1
を一旦停止させ、基点から10mm上がったこの位置
(基準量)を倣い制御機能を有するコンピュータのメモ
リに記憶させる。なおZ軸方向(垂直方向)の補正の場
合は、ノズルをW軸に沿って上下動させ補正作業を補完
することができる。
【0016】一度記憶された、前述の基準量(この場合
ワークWpの端面からノズル2の先端までの距離10m
m)はコンピュータの倣い制御機能によって、次回の動
作からは、スタートボタンを押す操作のみで、自動的に
上記条件の下に、加工ヘッドの高さ位置決め操作が行わ
れる。
【0017】図5(a),(b)に示すように、例えば
ワークWpの端面とノズル2の先端との距離をZlと
し、この距離ZlをZ座標で考えれば、ワークの端面が
1 でありノズル2の位置がZ2 であって、この差(Z
2 −Z1 =Zl)を10mmとして基準量として設定し
ておけば、メジャーリングプローブ3で測定した値が1
0mmになるまでコンピュータの処理によって自動的に
補正が繰り返される。
【0018】なお、図4に示すように、ノズル2とメジ
ャーリングプローブ3とがZ軸上で例えば高さの位置の
ずれが+0.8mmあるとすれば、Zl=10+0.8
=10.8mmとなり、このZlの10.8mmが基準
量となり、前記メジャーリングプローブ3の測定した測
定値がこの基準量10.8mmと一致するまでコンピュ
ータによって補正が繰り返されることになる。
【0019】垂直方向のZ軸の補正が終わると次にX及
びY軸方向の補正を実施する。例えば図6に示すよう
に、基準モデルとして、X、Y軸方向の基準量を30m
m平方として30mm平方に切断加工を行い、次にメジ
ャーリングプローブにより〜まで測定してこの四辺
形(この場合は正方形)の中心を計算して求め、そして
この計算して求めた中心点を基点として周囲に50mm
平方の四辺形を切断加工し(ミクロジョイント付き)、
〜を測定しX1 、X2 、X3 及びY1 、Y2、Y3
の誤差をコンピュータにより自動計算し補正値を求め、
補正値が合致するまで自動で補正が繰り返される。
【0020】更に説明を加えるならば、ワークWpの端
面がX、またはY軸に平行とならずに多少ずれて、加工
テーブル上に載置されても、上述の補正機能によって、
従来のようにノギスを使って測定し、ワークWpを載置
し直すという手作業を解消することができる。
【0021】即ち、X、Y及びZ軸上に夫々、基準量及
び基準形状を設定して、倣い制御ができるようにコンピ
ュータに倣い制御機能を付加し、次回の操作からはスタ
ートを押すのみで、自動的にノズルの中心とメジャー
リングプローブとの距離の位置補正ができるようにな
る。
【0022】更に、この自動補正ができることにより、
他のユーザーにとっても非常に有利な条件となる。
【0023】
【発明の効果】 加工ヘッドと組み合わせたメジャーリ
ングプローブに倣いセンサーとしての機能を付加し、コ
ンピュータによって自動補正作業を行うことによって、
手作業による補正作業を解消し、補正時間を短縮し能率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レーザー加工ヘッドの機能の一部を示す側面
【図2】 レーザー加工ヘッドの機能の一部を示す側面
【図3】 この発明に係る加工ヘッドとメジャーリング
プローブとの位置関係を示す平面図
【図4】(a)、(b) 加工ヘッドとメジャーリング
プローブとの位置関係を示す側面図
【図5】(a)、(b) ノズルの高さ位置関係を示す
拡大側面図及びZ座標を示す図
【図6】 基準モデルとしてX、Y軸方向に基準量を設
定した切断加工の実施の形態を示す平面図
【図7】 作用関係を示すブロック図
【符号の説明】
1 加工ヘッド 2 ノズル 3 メジャーリングプローブ F フランジ部 L 集光レンズ LB レーザービーム Wp ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー加工機において、加工ヘッドの
    軸芯に平行して、この加工ヘッド側部に、メジャーリン
    グプローブを下向きに垂設し、コンピュータ制御によっ
    てX、Y及びZ軸方向のノズルの中心とメジャーリング
    プローブとの距離の位置補正を自動的に行うことを特徴
    とするメジャーリングプローブ自動補正装置。
  2. 【請求項2】 メジャーリングプローブを倣いセンサー
    とし、コンピュータ制御に倣い制御を付加したことを特
    徴とする請求項1記載のメジャーリングプローブ自動補
    正装置。
JP9085112A 1997-04-03 1997-04-03 メジャーリングプローブ自動補正装置 Withdrawn JPH10277758A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008241608A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Jtekt Corp ワーク基準点機上検出方法及びその方法を用いた加工装置
KR200449315Y1 (ko) 2008-10-15 2010-06-30 왕-링 황 부품 가공기의 측량보상장치
TWI409125B (zh) * 2009-06-09 2013-09-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 鐳射切割機

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040706