JPH0852733A - ダイシング装置 - Google Patents

ダイシング装置

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JPH0852733A
JPH0852733A JP18759694A JP18759694A JPH0852733A JP H0852733 A JPH0852733 A JP H0852733A JP 18759694 A JP18759694 A JP 18759694A JP 18759694 A JP18759694 A JP 18759694A JP H0852733 A JPH0852733 A JP H0852733A
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啓三 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刃具の位置決めを正確かつ効率的に行うこと
ができるダイシング装置を提供する。 【構成】 レーザ発光体42から出射されたレーザ光
は、プリズム44で反射して顕微鏡37に入射する。顕
微鏡37でとらえた像は、CCDカメラで撮像されると
共に、画像処理装置で処理される。NC装置による位置
制御で、ブレード27の刃先をレーザ光の照射領域内の
所定の基準点に位置決めすると、CCDカメラでは、ブ
レード27の投影像が撮像される。この撮像されたブレ
ード27の投影像から画像処理装置は、基準点に対する
ブレード27の位置ずれを検出する。そして、この位置
ずれに応じてNC装置は、認識しているブレード27の
位置を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイシング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ダイシング装置は、スピンドルモータに
よって回転する円盤状の刃具(ブレード)で、半導体ウ
エハを采の目状に切断してチップ毎に分割するものであ
る。図5は、スピンドルモータ12とその回転軸に取り
付けられたブレード10とを表したものである。なお、
図示しないが、ウエハは、ブレード10の下方に設置さ
れる。
【0003】ダイシング装置による切断においては、ウ
エハをチップ毎に正確に分割するために、ブレード10
の刃先をウエハに対し回転軸方向、すなわち図5におい
てY方向に位置決めし、切断の深さを一定にするために
鉛直方向、すなわちZ方向に位置決めする必要がある。
【0004】ブレード10の刃先の位置決めは、ダイシ
ング装置のNC装置(数値制御装置)が、ブレード10
の刃先の位置を認識し、入力された設定値に基づいて、
スピンドルモータ12をY及びZ方向に移動させること
で行う。但し、NC装置によるブレード10の刃先の位
置認識は、以下のようにして行われる。
【0005】ダイシング装置においては、スピンドルモ
ータ12を上下及び水平移動させる移動機構にスピンド
ルモータ12の位置を検出するための検出器が配設され
ており、NC装置は、その検出値から、スピンドルモー
タの位置を認識する。そして、スピンドルモータの位置
に対する相対的なブレード10の取り付け位置を設定す
ることにより、NC装置は、ブレード10の刃先のY方
向の位置を認識し、ブレード10の径を設定すること
で、ブレード10の刃先のZ方向の位置を認識する。
【0006】しかし、ブレード10は、交換時の取付け
精度によってその位置がY方向にずれたり、磨耗による
径の減少でその刃先がZ方向にずれたりする。従って、
NC装置が認識しているブレード10の位置は、ブレー
ド交換や磨耗状態によって、実際のブレード10の刃先
の位置と異なってくる。そこで、従来では、以下によう
にしてブレード10の刃先のずれを検出し、そのずれの
分NC装置が認識している位置を補正することで、刃先
が正確にウエハに対して位置決めされるようにしてい
た。
【0007】すなわち、Y方向へのずれに対しては、ま
ずダミーのウエハを試し切りし、その切断ラインのずれ
を見ることで、そのずれ分、NC装置が認識しているブ
レード10の位置を変更する補正を行っていた(以下、
これを「オフセット調整」という)。
【0008】また、Z方向へのずれに対しては、ウエハ
が固定される加工テーブルにブレード10を接触させ
て、その接触位置を測定することでブレード10の刃先
の位置を実測し、NC装置が認識している位置とのずれ
の分、補正を行っていた(以下、これを「セットアッ
プ」という)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、オフセット調
整では、ブレード交換や磨耗の度に、ダミーウエハを用
いた実際の切断を行うので、加工能率が悪い。一方、セ
ットアップでは、ブレード10と加工テーブルとを接触
させるので、双方に損傷を与える虞れがある。セットア
ップに関しては、例えば、実開平3−118609号公
報に示されているように、ブレードの下端にレーザをY
方向から照射して、ブレードのZ方向の位置を検出する
被接触型のセットアップがあるが、いずれにしても従来
では、オフセット調整とセットアップとを別々に行わな
ければならず、効率が悪かった。
【0010】そこで、本発明の目的は、刃具の位置決め
を正確かつ効率的に行うことができるダイシング装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、回転する円盤状の刃具で半導体ウエハを切断するダ
イシング装置に、前記刃具の位置を認識すると共に前記
刃具を所定の位置に移動させる位置制御手段と、前記刃
具の下端部をその接線方向から撮像する撮像手段と、こ
の撮像手段によって撮像された前記刃具の像から前記刃
具の位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段
で検出された前記刃具の位置と前記位置制御手段が認識
している前記刃具の位置とのずれを補正する位置補正手
段とを具備させて前記目的を達成する。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
ダイシング装置において、前記撮像手段が、前記刃具の
下端部に対し接線方向に平行光を照射する光照射手段を
備え、この光照射手段の平行光による前記刃具の投影像
を撮像することで前記目的を達成する。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
ダイシング装置において、前記位置検出手段が、前記刃
具の切り込み送り方向と回転軸線方向の位置を検出する
ことで前記目的を達成する。
【0014】
【作用】請求項1記載のダイシング装置では、位置制御
手段が、刃具の位置を認識すると共に、刃具を所定の位
置に移動させる。撮像手段は、刃具の下端部をその接線
方向から撮像し、位置検出手段は、この撮像手段によっ
て撮像された刃具の像から刃具の位置を検出する。そし
て、位置補正手段は、この位置検出手段で検出された刃
具の位置と、位置制御手段が認識している刃具の位置と
のずれを補正する。これにより、刃具は、位置制御手段
によって正確に位置決めされる。
【0015】請求項2記載のダイシング装置では、請求
項1記載のダイシング装置において、撮像手段の光照射
手段が、刃具の下端部に対し接線方向に平行光を照射す
る。そして、この平行光による刃具の投影像を撮像す
る。請求項3記載のダイシング装置では、請求項1記載
のダイシング装置において、位置検出手段が、刃具の切
り込み送り方向と回転軸線方向への位置を検出する。
【0016】
【実施例】以下、本発明のダイシング装置における一実
施例を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図1
は、本実施例によるダイシング装置の機械構成を表した
ものである。
【0017】本実施例のダイシング装置は、チャックテ
ーブル12を備えている。このチャックテーブル12
は、ウエハの裏面に貼られた粘着テープを空気吸引する
ことによりウエハを保持するようになっている。また、
チャックテーブル12は、X軸テーブル15上に固定さ
れており、図示しないモータにより矢印H方向に所定角
度回転するようになっている。X軸テーブル15は、X
軸方向駆動モータ17の駆動によるボールネジ19の回
転で、ガイドレール16に案内されて図1に示すX軸方
向に水平移動されるようになっている。
【0018】また、ダイシング装置は、Y軸方向駆動モ
ータ21及びボールネジ23等によって図1のY軸方向
に水平移動されるY軸テーブル25を備えている。この
Y軸テーブル25には、スピンドルモータ29をスピン
ドル上下動モータ31やボールネジ33等によってZ軸
方向に上下動させる移動機構35が固定されている。ス
ピンドルモータ29の回転軸の所定位置には、ブレード
27が取り付けられている。ブレード27は、移動機構
35によるスピンドルモータ29の降下で、チャックテ
ーブル12上のウエハに対して深さ方向に切り込まれる
ようになっている。
【0019】Y軸テーブル25には、顕微鏡37も固定
部材39を介して固定されている。顕微鏡37は、チャ
ックテーブル12上に固定されるウエハの位置決めをす
るためにウエハ表面のパターン等を拡大して見るための
ものであり、拡大した像はCCDカメラ38(図3参
照)で撮像されるようになっている。顕微鏡37は、モ
ータやボールネジ等からなる図示しない移動機構によっ
て固定部材39に対しZ軸方向に上下動されるようにな
っている。顕微鏡37の焦点は、この上下動で合わされ
る。また、スピンドルモータ29の回転軸に対するブレ
ード27の取付け位置は、顕微鏡37に取り付けられた
CCDカメラ38で撮像する画面の中心と、Y軸方向に
おいて一致するようになっている。
【0020】図2は、本実施例におけるダイシング装置
の一部を拡大して表したものである。この図に示すよう
に、本実施例では、チャックテーブル12の側面部に支
持板40が固定されている。この支持板40上には、ス
ポット状のレーザ光を矢印Aで示すようにX軸方向に照
射するレーザ発光体42が固定されている。また、支持
板40上には、プリズム44が固定されている。このプ
リズム44は、レーザ発光体42からのレーザ光を鉛直
方向に反射させ、顕微鏡37の対物レンズへと入射させ
るようになっている。
【0021】図3は、本実施例によるダイシング装置の
制御系の一部を表したものである。本実施例によるダイ
シング装置は、入力した設定値に従って、各駆動部の制
御を行うNC装置41を備えている。すなわち、NC装
置41は、スピンドルモータ29の回転数や位置(高
さ)を認識すると共に、スピンドルモータ用ドライバ4
3や上下動モータ用ドライバ45をフィードバック制御
することで、スピンドルモータ29を所望の回転数で回
転させたり、スピンドルモータ29を所定の位置(高
さ)に移動させたりするようになっている。また、チャ
ックテーブル12の回転位置を認識すると共に、チャッ
クテーブル12を回転させる駆動モータ47のチャック
テーブル回転モータ用ドライバ49をフィードバック制
御することで、チャックテーブル12を所定角度回転さ
せる。更に、NC装置41は、X軸テーブル15やY軸
テーブル25の位置を認識すると共に、X軸方向駆動モ
ータ用ドライバ51やY軸方向駆動モータ用ドライバ5
3をフィードバック制御することで、X軸テーブル15
やY軸テーブル25を所定位置に移動させるようになっ
ている。
【0022】また、NC装置41は、Y軸テーブル25
の位置やスピンドルモータ29の高さ、及び予め入力し
ておいたブレード27の径や取付け位置等からブレード
27の刃先の位置を認識するようになっている。そし
て、この認識した位置に基づいて、Y軸テーブル25の
位置やスピンドルモータ29の高さを変化させること
で、ブレード27の刃先を所望の位置、例えば、切断加
工の開始位置等に位置決めするようになっている。
【0023】更に、NC装置41には、顕微鏡37を上
下動させる駆動モータ57の顕微鏡上下動モータ用ドラ
イバ59と、画像処理装置55とが接続されている。画
像処理装置55は、顕微鏡37で拡大され、CCDカメ
ラ38で撮像された画像の明暗を画素毎に解析するもの
であり、例えば、チャックテーブル12上のウエハのパ
ターンを解析することで、ウエハの位置を測定したり、
顕微鏡37の焦点ずれを検出したりする。NC装置41
は、画像処理装置55で測定されたウエハの位置に応じ
て、X軸テーブル15やY軸テーブル25を移動させる
ことで、ウエハの位置決めを行ったり、また、画像処理
装置55で検出された焦点ずれに応じて顕微鏡37を上
下動させることで、焦点合わせを行うようになってい
る。
【0024】NC装置41の制御でレーザ発光体42に
よるレーザ光の照射領域にブレード27を位置させて、
その投影像を、プリズム44及び顕微鏡37を介してC
CDカメラ38でとらえた場合、画像処理装置55は、
ブレード27の形状認識やCCDカメラ38の中心点に
対するブレード27の位置ずれを測定するようになって
いる。そして、NC装置41は、この画像処理装置55
からの測定データを基に、ブレード27の位置ずれを補
正するようになっている。
【0025】次に、このように構成された実施例の動作
について、NC装置41が行う処理を中心に説明する。
まず、ブレード27の位置ずれの測定、及びその補正処
理について説明する。NC装置41は、まず、X軸テー
ブル15とY軸テーブル25とを、それぞれX軸及びY
軸上の所定の位置に移動させて、チャックテーブル12
と顕微鏡37とを、図2に示すような位置関係にセット
する。すなわち、発光体42から出射されプリズム44
で反射されるレーザ光が、顕微鏡37へと入射するよう
に、X軸テーブル15とY軸テーブル25の位置を調整
する。
【0026】次に、NC装置41は、レーザ発光体42
からレーザ光を照射させると共に、画像処理装置55で
検出される焦点ずれに応じて顕微鏡37を上下動させて
レーザ光に対して焦点合わせを行う。そして、スピンド
ルモータ29を回転させると共に、スピンドルモータ2
9を降下させて、ブレード27の刃先を、レーザ光の照
射領域内の所定の高さに位置決めし(以下、これを「Z
軸方向の位置決め」という)、レーザ光によるブレード
27の投影像がCCDカメラ38で撮像できるようにす
る。なお、この時位置決めされるレーザ光の照射領域内
の所定位置とは、ブレード27の投影像の下端(刃先)
がCCDカメラ38の中心に位置する高さである。
【0027】図4は、この位置決め後にCCDカメラ3
8がとらえた像を表したものであり、図において点O
は、CCDカメラ38の中心点である。この図に示すよ
うに、CCDカメラ38でとらえられる画像には、レー
ザ光によるブレード27の投影像、すなわち断面形状が
映し出されている。このブレード27の断面形状及びそ
の座標位置は、画像処理装置55によって認識される。
【0028】前述したように、スピンドルモータ29に
対する取付け位置が点OとY軸方向(回転軸線方向)で
一致しているブレード27を、NC装置41によって切
り込み送り方向であるZ軸方向に位置決めしたので、ブ
レード27の刃先は、点Oに位置するはずである。しか
し、図4から理解できるように、実際には、ブレード2
7の刃先271が、点OからY軸方向にΔY、Z軸方向
にΔZだけずれている。
【0029】Y軸方向のずれは、ブレード27の交換時
にその取付け位置がY軸方向にずれたからであり、これ
により、NC装置41が認識しているブレード27のY
軸方向の位置と実際の位置との間にもずれが生じてい
る。また、Z軸方向のずれは、NC装置41が認識して
いるブレード27の刃先の高さが、ブレード27の磨耗
によって、実際の位置からZ軸方向にずれているため生
じている。
【0030】このようにNC装置41が認識しているブ
レード27の位置と、実際の位置とがずれた状態で、ウ
エハの切断加工を行うと、切断位置や深さが不正確とな
ってしまう。従って、本実施例では、NC装置41が、
画像処理装置55で測定されたずれΔY及びΔZに従っ
て、認識しているブレード27の位置を補正する。
【0031】例えば、図4に示したずれΔY、ΔZが、
NC装置41の有するY−Z座標上で、共に+方向への
ずれであるとすると、NC装置41は、認識しているブ
レード27のY−Z座標上の位置からそれぞれΔYとΔ
Zを減算する。そして、その演算値から求めたブレード
27の座標位置に基づいて、以後NC装置41は、ブレ
ード27の位置決めを行う。
【0032】なお、以上のブレード27のずれ検出や補
正処理は、ブレード交換時やブレードの磨耗時、あるい
は、所定枚(例えば、5枚)のウエハを切断する毎に行
う。次に、切断加工処理について説明する。先ず、NC
装置41は、スピンドルモータ29を所定回転数で回転
させる。そして、補正処理によって得られたブレード2
7の位置が、それぞれX軸及びY軸方向において所定の
位置になるように、X軸テーブル15及びY軸テーブル
25を移動させて、チャックテーブル12上のウエハに
対するブレード27のX軸及びY軸方向の位置決めを行
う。次に、NC装置41は、同じく補正処理によって得
られたブレード27の刃先の高さ(Z軸方向の位置)
が、ウエハの上面位置から切り込みたい深さ分、下方に
位置するように、ブレード27を降下させる。なお、こ
の時チャックテーブル12は、ブレード27とウエハと
が接触しない位置にX軸方向にずらしておく。
【0033】続いて、NC装置41は、ブレード27を
前述の所望の深さ分降下させた状態で、X軸テーブル1
5をチャックテーブル12の直径と略等しい振幅で往復
動させると共に、一往復毎にY軸テーブル25を所定ピ
ッチ(例えば、1チップの大きさ分)づつ移動させる。
これにより、ウエハは、所望の深さで全面にわたり切断
される。そして、チャックテーブル12を90°回転さ
せて同様に切断することで、ウエハをチップ毎に采の目
状に分割する。
【0034】以上説明したように、本実施例によるダイ
シング装置では、画像処理装置55によってブレード2
7のずれΔY、ΔZをY−Z平面上で測定するので、従
来では、別々に行っていたオフセット調整とセットアッ
プとによるずれ検出を一度に行うことができ、効率が良
い。また、ずれΔY、ΔZが、画像処理装置55により
データ化されて得られるので、その補正を自動的に行う
ことができる。更に、レーザ光を用いて被接触で補正を
行うので、ブレード27やチャックテーブル12が損傷
することを防止することができる。
【0035】プリズム44によるレーザ光の反射で、位
置決め用の顕微鏡37を用いてブレード27のずれを検
出するようにしているので、ダイシング装置の製造コス
トの上昇を低く抑えることができる。なお、プリズム4
4を用いずに、レーザ光の光路上に、別の顕微鏡及びC
CDカメラを配設し、これらでブレード27の投影像を
とらえるようにしてもよい。また、プリズム44の代わ
りに、顕微鏡37の対物レンズの下方に、顕微鏡37に
一体的に固定されるハーフミラーを設けてもよい。この
場合、顕微鏡37をウエハの位置決めに使用する時は、
ウエハのパターンがハーフミラーを透過して顕微鏡37
でとらえられ、レーザ発光体42からのレーザ光は、反
射して顕微鏡37に入射するように、ハーフミラーの角
度を調整する。
【0036】
【発明の効果】本発明のダイシング装置によれば、刃具
の位置決めを正確かつ効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるダイシング装置の機械
構成を示した斜視図である。
【図2】同装置の位置を拡大した斜視図である。
【図3】同装置の制御系の構成を示したブロック図であ
る。
【図4】同装置のCCDカメラで撮像される画像を示し
た説明図である。
【図5】スピンドルモータとブレードとを示した斜視図
である。
【符号の説明】
12 チャックテーブル 15 X軸テーブル 16 ガイドレール 17 X軸方向駆動モータ 19、23、33 ボールネジ 21 Y軸方向駆動モータ 25 Y軸テーブル 27 ブレード 29 スピンドルモータ 31 スピンドル上下動モータ 35 移動機構 37 顕微鏡 38 CCDカメラ 39 固定部材 40 支持板 41 NC装置 42 レーザ発光体 43 スピンドルモータ用ドライバ 44 プリズム 45 スピンドル上下動モータ用ドライバ 47、57 駆動モータ 49 チャックテーブル回転モータ用ドライバ 51 X軸方向駆動モータ用ドライバ 53 Y軸方向駆動モータ用ドライバ 55 画像処理装置 59 顕微鏡上下動モータ用ドライバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する円盤状の刃具で半導体ウエハを
    切断するダイシング装置において、 前記刃具の位置を認識すると共に、前記刃具を所定の位
    置に移動させる位置制御手段と、 前記刃具の下端部をその接線方向から撮像する撮像手段
    と、 この撮像手段によって撮像された前記刃具の像から、前
    記刃具の位置を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段で検出された前記刃具の位置と、前記
    位置制御手段が認識している前記刃具の位置とのずれを
    補正する位置補正手段とを具備することを特徴とするダ
    イシング装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段は、前記刃具の下端部に対
    し接線方向に平行光を照射する光照射手段を備え、この
    光照射手段の平行光による前記刃具の投影像を撮像する
    ことを特徴とする請求項1記載のダイシング装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検出手段は、前記刃具の切り込
    み送り方向と回転軸線方向の位置を検出することを特徴
    とする請求項1記載のダイシング装置。
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