JPH0678976B2 - トンネル検査装置 - Google Patents

トンネル検査装置

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JPH0678976B2
JPH0678976B2 JP61116235A JP11623586A JPH0678976B2 JP H0678976 B2 JPH0678976 B2 JP H0678976B2 JP 61116235 A JP61116235 A JP 61116235A JP 11623586 A JP11623586 A JP 11623586A JP H0678976 B2 JPH0678976 B2 JP H0678976B2
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JP
Japan
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signal
synchronization
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imaging
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JP61116235A
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JPS62273438A (ja
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憲明 木村
観治 村沢
益生 小西
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Denryoku Chuo Kenkyusho
Mitsui Zosen KK
Original Assignee
Denryoku Chuo Kenkyusho
Mitsui Zosen KK
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、トンネルの覆工として巻かれている無筋コ
ンクリートの厚さおよびその裏側の地山の空洞を探査す
るトンネル検査装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、トンネルの内壁は無筋コンクリートで覆われ、
地山の崩壊がおこらないようにしている。しかし、この
コンクリートも永久的に内壁を保護できるわけではな
く、時間の経過による劣化によつて弱くなつたところか
ら崩れることがあるので、定期的に監視を行ない、弱く
なつているところはすぐに補修をするようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来はコンクリート面を目視によつて監
視し、異常のあるところを発見したときはドリリングを
行なつてその地点のコンクリートの厚さおよび、その裏
側に空洞ができていないかどうかを調べていたので効率
が悪く、コンクリートが劣化した後でなければ対策を施
こすことができないという欠点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
このような欠点を解決するためにこの発明は、電波によ
りコンクリートの状態を調査する監視装置および、その
地点におけるコンクリートの状態を撮像する撮像装置を
設け、それぞれの装置に記録したデータを再生し、表示
部にトンネルの断面とその部分に対応する可視部分を並
べて表示するようにしたものである。
〔作用〕
電波によつてコンクリートの厚さおよび、その裏側に空
洞があるか否かを測定し、測定点におけるコンクリート
の状態を撮像装置を撮像する。
〔実施例〕
第1図はこの発明を適用して構成した測定装置の一実施
例を示すブロツク図である。同図において、1はトンネ
ルの内壁に施工されたコンクリート、2はトンネル内を
走行する台車、3は電波の送受信を行なうアンテナ、4
は電波によつて観測する付近のコンクリート面を撮像す
るビデオカメラ、5は地中レーダ装置、6はデータレコ
ーダ、7はビデオデツキ、8はデータレコーダとビデオ
デツキに記録された信号の同期をとるための同期パルス
を発生する同期パルサ、9は走行位置データを表わす信
号を発生する位置データ発生器であるロータリエンコー
ダ、10はCPU、11は台車2の走行方向と目標の方向のと
のズレを検出する方向制御センサ、12は走行方向の制御
を行なうステアリングコントローラ、13は台車2を走行
駆動する台車駆動装置である。
第2図は第1図に示す装置において収集したデータを解
析する装置のブロツク図であり、21は地中レーダ装置5
で集めたデータを解析し、コンクリートの断面状態およ
びその裏側の地山の状態を表わす信号に変換して出力す
る信号処理装置、22はデイジタル信号をビデオ信号に変
換する信号変換器、23は信号合成器、24はモニタ装置で
ある。
このように構成された装置の動作は次のとうりである。
台車2は方向制御センサ11によつて正確に目標方向を検
出し、その方向に走行するようにステアリングコントロ
ーラ12によつて制御を受けながら走行する。この走行
中、地中レーダ装置5からアンテナ3を介して送受信さ
れる電波により集められたコンクリート断面方向の情報
がデータレコーダ6に記録され、その地点のコンクリー
ト表面の状態がビデオデツキ7に記録される。このとき
それぞれの記録データの同期をとるための同期パルスが
同期パルス8によつて加えられる。また、データレコー
ダ6にはロータリエンコーダ9から走行地点の位置情報
を表わす信号が加えられる。
このようにして収集されたデータは第2図に示す装置で
読出され、データレコーダ6に記録された信号は信号処
理装置21によつて解析され、コンクリートの断面状態お
よびその裏側の地山の状態を表わす信号として出力され
た後、信号変換器22によつてビデオ信号に変換される。
この段階でデータレコーダ6の出力およびビデオデツキ
7の出力はともにビデオ信号となつているので、信号合
成器23によつて合成され、モニタ装置24によつて表示さ
れる。
この結果、モニタ装置24では第3図に示すように、例え
ば画面の上半分に断面方向の画像が表示され、下半分に
その部分のコンクリート表面の画像が表示される。これ
らの画像は同期パスによつて同期がとられているので、
同一地点の画像、すなわち、コンクリート表面に対応す
る断面部分とが完全に一致するようになつている。そし
て、これらのデータは記録してあるので、いつでも、何
回でも再生が可能であり、表面状態と断面状態を後で見
ながら補修の時期を検討することができる。
アンテナ3はコンクリート面を摺動させるのが望ましい
が、走行による磨耗が生ずるので、第4図に示すように
車輪3a,3bを取付け、なめらかに滑るようにし、かつパ
ンタグラフ3cにより適度の圧力でコンクリート面に押圧
することが望ましい。この時、アーム3dは伸縮自在にし
ておき、トンネルの径の変化に対応できるようにしてお
く。第5図は車輪を用いず、エアを吹きつけることによ
つて所定の間隔を保つようにした例である。
方向制御センサ11は第6図に示すように超音波などで台
車2からトンネル内壁までの距離x1,x2を測定して常に
この距離を保つようにすれば良い。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、コンクリートの断面情
報と表面情報をあわせて記録するようにしたので、リア
ルタイムにコンクリートの状態が確実に監視できること
はもちろん、データを記録してあるので検査状態をいつ
でも再現でき、メンテナンスを行なう時期の判断を誤ま
りなく行なえ、事故を未然に防止できるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用してデータを収集す
る装置のブロック図、第2図は第1図の装置で収集した
データを再生する装置のブロツク図、第3図はモニタ画
面の一例を示す図、第4図および第5図はアンテナの取
付状態を示す図、第6図は方向制御の一例を示す図であ
る。 1……コンクリート、2……台車、3……アンテナ、4
……ビデオカメラ、5……地中レーダ装置、6……デー
タレコーダ、7……ビデオデツキ、8……同期パルサ、
9……ロータリエンコーダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 益生 岡山県玉野市和田6−11−1 (56)参考文献 特開 昭61−17051(JP,A) 実開 昭60−93962(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中レーダ装置と、データレコーダと、信
    号処理装置と、信号変換器と、撮像・記録装置と、同期
    信号発生器と、位置データ発生器と、表示手段とから構
    成され、 前記位置データ発生器は走行位置データを発生するもの
    であり、 前記同期信号発生器は、前記データレコーダの記録情報
    と前記撮像・記録装置の記録情報を同期させるためのパ
    ルスを発生させるものであり、 前記地中レーダ装置は、トンネルのコンクリート壁を貫
    通する方向の断面状態を電波により探査するものであ
    り、 前記データレコーダは、前記地中レーダ装置によって探
    査したデータを前記同期信号発生器から発生する同期パ
    ルスに同期させた上で前記位置データ発生器から送出さ
    れる観測地点の位置情報とともに記録するものであり、 前記撮像・記録装置は、電波によって探査する付近のコ
    ンクリート壁の表面状態を撮像してその撮像結果を前記
    同期信号発生器から発生する同期パルスに同期させて記
    録するものであり、 前記信号処理装置は、前記データレコーダに記録された
    信号を読み出してコンクリートの断面状態およびその裏
    側の地山の状態を表す信号として出力するものであり、 前記信号変換器は、前記信号処理装置出力信号をビデオ
    信号に変換するものであり、 前記表示手段は、前記ビデオ信号に変換された信号処理
    装置からの信号と、それと同期して前記撮像・記録装置
    から読み出された信号とを画面上に並べて表示するもの
    であることを特徴とするトンネル検査装置。
JP61116235A 1986-05-22 1986-05-22 トンネル検査装置 Expired - Fee Related JPH0678976B2 (ja)

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