JPS6117051A - コンクリ−ト構造物内部の水分・塩分の検査方法 - Google Patents
コンクリ−ト構造物内部の水分・塩分の検査方法Info
- Publication number
- JPS6117051A JPS6117051A JP13708384A JP13708384A JPS6117051A JP S6117051 A JPS6117051 A JP S6117051A JP 13708384 A JP13708384 A JP 13708384A JP 13708384 A JP13708384 A JP 13708384A JP S6117051 A JPS6117051 A JP S6117051A
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- JP
- Japan
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- concrete structure
- electromagnetic waves
- moisture content
- salinity
- wave
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N22/00—Investigating or analysing materials by the use of microwaves or radio waves, i.e. electromagnetic waves with a wavelength of one millimetre or more
- G01N22/04—Investigating moisture content
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コンクリート構造物の内部へ電磁波を放射し
、得られた放射電磁波の反射波又は透過波を処理し、そ
の結果によって内部検査を行う方法に関するものである
。
、得られた放射電磁波の反射波又は透過波を処理し、そ
の結果によって内部検査を行う方法に関するものである
。
工事材料や施工の良否又は経年劣化等を６Ｉ認するため
に、コンクリート等の各種構造物の内部状態を確認した
いとする強い要請がある。このような場合、従来は、ポ
ーリングコアによる試験、試料の化学分析、コンクリー
ト表面での反発度試験、または超音波の透過ないしは反
射による試験等が行われていた。しかし、試験は非破壊
で行われる・ことが望ましく、また検査し得る事項が極
めて限定されるため、検査内容によっては殆ど不可能と
されていた。たとえば、鉄筋の腐食の状態や、空洞の存
在等はある程度検査可能とされている。一方、コンクリ
ート構造物内に含有される塩分又は水分の寡多は、コン
クリート構造物の強度や寿命に大きな影響があることが
知られているが、これが程度を非破壊で有効に検査する
方法又は装置は存在しない。
に、コンクリート等の各種構造物の内部状態を確認した
いとする強い要請がある。このような場合、従来は、ポ
ーリングコアによる試験、試料の化学分析、コンクリー
ト表面での反発度試験、または超音波の透過ないしは反
射による試験等が行われていた。しかし、試験は非破壊
で行われる・ことが望ましく、また検査し得る事項が極
めて限定されるため、検査内容によっては殆ど不可能と
されていた。たとえば、鉄筋の腐食の状態や、空洞の存
在等はある程度検査可能とされている。一方、コンクリ
ート構造物内に含有される塩分又は水分の寡多は、コン
クリート構造物の強度や寿命に大きな影響があることが
知られているが、これが程度を非破壊で有効に検査する
方法又は装置は存在しない。
コンクリートの含水量を測定する方法としては、（１１
重Ｍ差による方法、（２） コンクリート中にあらか
じめ埋込まれた極板間の電気抵抗を測ることによって求
める方法、（３） コンデンサーの極板間に蓄えられ
た電気量の比によりコンクリートの表面の含水量を測定
する方法、等がある。また、含塩量を測定する方法とし
ては、（１）採取した試料の化学分析により求める方法
、（２）採取した試料液の電気伝導度より求める方法、
（３）採取した試料液に電極板を浸して、硝酸銀溶液を
滴下し、塩化銀が生して変化する電位差より求める方法
、（４）採取した試料液に、重クロム酸系、クロム酸銀
糸等の試験紙を浸して求める方法がある。しかし、いず
れの方法も十分とはいえず、構造物内部の塩分や水分等
を、実用上有効な範囲で正確にかつ高い再現性をもって
検査又は測定する装置又は方法は得られていない。
重Ｍ差による方法、（２） コンクリート中にあらか
じめ埋込まれた極板間の電気抵抗を測ることによって求
める方法、（３） コンデンサーの極板間に蓄えられ
た電気量の比によりコンクリートの表面の含水量を測定
する方法、等がある。また、含塩量を測定する方法とし
ては、（１）採取した試料の化学分析により求める方法
、（２）採取した試料液の電気伝導度より求める方法、
（３）採取した試料液に電極板を浸して、硝酸銀溶液を
滴下し、塩化銀が生して変化する電位差より求める方法
、（４）採取した試料液に、重クロム酸系、クロム酸銀
糸等の試験紙を浸して求める方法がある。しかし、いず
れの方法も十分とはいえず、構造物内部の塩分や水分等
を、実用上有効な範囲で正確にかつ高い再現性をもって
検査又は測定する装置又は方法は得られていない。
本発明の目的は、電磁波を用いるレーダ技術を応用して
、コンクリート構造物の内部検査、特に含有塩分・含有
水分等を検査する方法を提供することである。
、コンクリート構造物の内部検査、特に含有塩分・含有
水分等を検査する方法を提供することである。
この目的は、特許請求の範囲に記載の方法、すなわち、
コンクリート構造物の内部へ電磁波を放射し、該放射電
磁波の反射波又は透過波を取り出し、取り出された電磁
波の入射波に対する変化を演算処理してディスプレイ上
に表示しあるいは記録し、構造物内部の水分・塩分の分
布状況を検査する方法によって達成される。
コンクリート構造物の内部へ電磁波を放射し、該放射電
磁波の反射波又は透過波を取り出し、取り出された電磁
波の入射波に対する変化を演算処理してディスプレイ上
に表示しあるいは記録し、構造物内部の水分・塩分の分
布状況を検査する方法によって達成される。
本発明は、電磁波が物質内を透過・反射等する際の特性
が物質の誘電率によって大きく左右されること、及び物
質の誘電率は含有水分及び含有塩分と密接な関連を有す
るこ゛とに着目してなされたものである。
が物質の誘電率によって大きく左右されること、及び物
質の誘電率は含有水分及び含有塩分と密接な関連を有す
るこ゛とに着目してなされたものである。
本発明にかかる方法によれば、コンクリート構造物の内
部状態、たとえば、全塩分・含水分等を非破壊で検査し
かつその結果をカラーグラフインク表示し又は同記録す
ることが可能となる。したがって、ビルディング、高速
道路、橋梁、橋脚、鉄道施設、堤防、ダム等をはしめ各
種構造物の竣工検査や寿命推定ないしは改造・補修計画
のために必要に応じて行われる随時検査・定期検査等が
極めて容易にかつ廉価に実施し得ることになる。
部状態、たとえば、全塩分・含水分等を非破壊で検査し
かつその結果をカラーグラフインク表示し又は同記録す
ることが可能となる。したがって、ビルディング、高速
道路、橋梁、橋脚、鉄道施設、堤防、ダム等をはしめ各
種構造物の竣工検査や寿命推定ないしは改造・補修計画
のために必要に応じて行われる随時検査・定期検査等が
極めて容易にかつ廉価に実施し得ることになる。
その間、何等の危険をも伴わないため、平常の動作を支
障なく継続することができ、格別の使用中止または退避
等は要求されず、その検査前の準備も簡単なものでよい
。
障なく継続することができ、格別の使用中止または退避
等は要求されず、その検査前の準備も簡単なものでよい
。
以下、実施例を示す添付図を参照しつつ、本宛・明にか
かる方法を開示する。
かる方法を開示する。
第１図は、本発明にかかる検査方法を実施する際の構成
を示すブロック図で、極超短波帯で作動するレーダ一本
体の発生する電磁波は、切り換えによって送受信作用を
行ないつつ白矢印のように移動するアンテナ八によって
、コンクリート構造物Ｓ内に放射される。この場合、１
〜５ＧＨｚ程度の周波数が使用可能である。また、所要
深さの部位を検査するためには、放射される電磁波パル
スを適宜変更することによって実施することができる。
を示すブロック図で、極超短波帯で作動するレーダ一本
体の発生する電磁波は、切り換えによって送受信作用を
行ないつつ白矢印のように移動するアンテナ八によって
、コンクリート構造物Ｓ内に放射される。この場合、１
〜５ＧＨｚ程度の周波数が使用可能である。また、所要
深さの部位を検査するためには、放射される電磁波パル
スを適宜変更することによって実施することができる。
かかる操作は、レーダ一本体Ｒ内に包含さ、れる公知の
構成要素、セレクター・パルスゼネレーター・コントロ
ーラ・サンプラー等によって実施可能であることは明ら
かであろう。
構成要素、セレクター・パルスゼネレーター・コントロ
ーラ・サンプラー等によって実施可能であることは明ら
かであろう。
レーダ一本体Ｒによって得られた情報は、処理装置Ｃに
おいて演算・処理された後、ディスプレイ装置りにより
グラフインク表示される。かかる情報の演算・処理なら
びにグラフインク表示等に関しては、所謂コンピュータ
グラフィソーク技術を適用するこ・とができ、本発明の
属する技術分野において通常の知識を有する者において
は周知技術に属するので、詳述はしない。
おいて演算・処理された後、ディスプレイ装置りにより
グラフインク表示される。かかる情報の演算・処理なら
びにグラフインク表示等に関しては、所謂コンピュータ
グラフィソーク技術を適用するこ・とができ、本発明の
属する技術分野において通常の知識を有する者において
は周知技術に属するので、詳述はしない。
本発明の実施にあたっては、アンテナＡを構造物表面に
沿って移動させながら、反射エコー（第１図）又は透過
信号（第２図）を受信する。この場合に得られる信号強
度は、構造物を構成する物質内部の誘電率分布に応じて
所定の変化をする。
沿って移動させながら、反射エコー（第１図）又は透過
信号（第２図）を受信する。この場合に得られる信号強
度は、構造物を構成する物質内部の誘電率分布に応じて
所定の変化をする。
受信きれた信号から不要電磁波や雑音等を除去した後に
演算・処理を行ない、その出力を前辺って入力されてい
る基準信号と比較し、該比較結果に応じてカラーグラフ
ィック表示を行おうとするものである。本発明にかかる
方法によれば、アンテナ移動に即応して構造物内部の状
況が、第１図及び第２図の一部に示す等濃度分布曲線Ｓ
゛ として表示されるため、複雑な計算等を要求される
ことなく内部検査が行い得る。
演算・処理を行ない、その出力を前辺って入力されてい
る基準信号と比較し、該比較結果に応じてカラーグラフ
ィック表示を行おうとするものである。本発明にかかる
方法によれば、アンテナ移動に即応して構造物内部の状
況が、第１図及び第２図の一部に示す等濃度分布曲線Ｓ
゛ として表示されるため、複雑な計算等を要求される
ことなく内部検査が行い得る。
なお、電磁波を構造物に放射するに際しては、超音波と
は異なり、アンテナを構造物に接触させる必要はない。
は異なり、アンテナを構造物に接触させる必要はない。
すなわち、アンテナは構造物に非接触であっても十分な
検査が可能である。例えば当該構造物の立地条件や形状
等によって構造物表面にアンテナを接触させることがで
きない場合にも十分な内部検査が可能となる。
検査が可能である。例えば当該構造物の立地条件や形状
等によって構造物表面にアンテナを接触させることがで
きない場合にも十分な内部検査が可能となる。
本発明にかかる方法によれば、上述の含有水分や含有塩
分のほかに、若干の配慮を加えることにより構造物内部
の劣化の程度・ひび割れの規模・鉄筋の腐食の程度等を
も検査することができる。
分のほかに、若干の配慮を加えることにより構造物内部
の劣化の程度・ひび割れの規模・鉄筋の腐食の程度等を
も検査することができる。
このような内部検査方法によれば、完全に非破壊で検査
が可能となり、殊に従来極めて困難とされてきた含有塩
分・含有水分の検査が可能となるため、構造物の合理的
保守管理ならびに合理的設計が可能となる。
が可能となり、殊に従来極めて困難とされてきた含有塩
分・含有水分の検査が可能となるため、構造物の合理的
保守管理ならびに合理的設計が可能となる。
好適な実施例に即して本発明を開示したが、本発明の範
囲内において多くの変更又は変形が可能であることは明
らかであろう。
囲内において多くの変更又は変形が可能であることは明
らかであろう。
第１図は、本発明にかかる方法の基本構成の第１の実施
例である。 第２図は、本発明にかかる方法の基本構成の第２の実施
例である。 図中、主な参照符号の対応は下記の通りである。 Ａ：アンテナ Ｒ：レーダ一本体 Ｃ：処理装置 Ｄ：ディスプレイ Ｓ：被検査構造物
例である。 第２図は、本発明にかかる方法の基本構成の第２の実施
例である。 図中、主な参照符号の対応は下記の通りである。 Ａ：アンテナ Ｒ：レーダ一本体 Ｃ：処理装置 Ｄ：ディスプレイ Ｓ：被検査構造物
Claims (1)
- コンクリート構造物の内部へ電磁波を放射し、該放射電
磁波の反射波又は透過波を取り出し、取り出された電磁
波から被検部位内部における誘電率の分布を演算処理し
てディスプレイ上に表示しあるいは記録し、内部の水分
・塩分の分布の状況を検査する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13708384A JPS6117051A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | コンクリ−ト構造物内部の水分・塩分の検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13708384A JPS6117051A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | コンクリ−ト構造物内部の水分・塩分の検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6117051A true JPS6117051A (ja) | 1986-01-25 |
Family
ID=15190491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13708384A Pending JPS6117051A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | コンクリ−ト構造物内部の水分・塩分の検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6117051A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62273438A (ja) * | 1986-05-22 | 1987-11-27 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | トンネル検査装置 |
| JPH02110357A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-23 | Tokai Univ | 物性測定装置 |
| EP1763687A2 (de) * | 2004-06-30 | 2007-03-21 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur werkstoffdurchdringenden ortung eines messsignals |
| JP2010230466A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 対象物中の誘電率算出装置及び誘電率算出方法 |
| JP2016200423A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 日本電信電話株式会社 | 検出方法、検出装置、およびプログラム |
| WO2021100230A1 (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | ジオ・サーチ株式会社 | 鉄筋腐食度評価装置、鉄筋腐食度評価方法、及びコンピュータプログラム |
| US20220205929A1 (en) * | 2019-04-01 | 2022-06-30 | Geo Search Co., Ltd. | Steel deck bridge evaluation device, steel deck bridge evaluation method, and program |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5154473A (en) * | 1974-11-08 | 1976-05-13 | Hitachi Ltd | Maikurohaoryoshita judentokuseino sokuteiho |
-
1984
- 1984-07-04 JP JP13708384A patent/JPS6117051A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5154473A (en) * | 1974-11-08 | 1976-05-13 | Hitachi Ltd | Maikurohaoryoshita judentokuseino sokuteiho |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2008505332A (ja) * | 2004-06-30 | 2008-02-21 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 測定信号の材料透過式位置検出を行うための方法および装置 |
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| JP2021081352A (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | ジオ・サーチ株式会社 | 鉄筋腐食度評価装置、鉄筋腐食度評価方法、及びコンピュータプログラム |
| TWI818180B (zh) * | 2019-11-21 | 2023-10-11 | 日商巨設地工透視科技股份有限公司 | 鋼筋腐蝕速率評估裝置、鋼筋腐蝕速率評估方法、及電腦程式 |
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