JPH0678005A - Msk変調回路 - Google Patents

Msk変調回路

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JPH0678005A
JPH0678005A JP22996392A JP22996392A JPH0678005A JP H0678005 A JPH0678005 A JP H0678005A JP 22996392 A JP22996392 A JP 22996392A JP 22996392 A JP22996392 A JP 22996392A JP H0678005 A JPH0678005 A JP H0678005A
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msk
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Kenji Saeki
健治 佐伯
Tatsuo Hiramatsu
達夫 平松
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は入力データのパターンに関係
無く良好にMSK変調を行うことができるMSK変調回
路を提供することである。 【構成】 重み付け正弦波と搬送波は第1乗算器13で
乗算され、位相が反転する二つの出力となる。この二つ
の出力は第1スイッチ14でI軸入力データにより選択
される。また、重み付け正弦波と搬送波のそれぞれ90
°位相出力も同様に第2乗算器15で乗算され、第2ス
イッチ16でQ軸入力データにより選択される。そして
両スイッチ出力は加算器11で加算されMSK信号とし
て出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星通信や移動通信に
用いられるMSK変調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星通信や移動通信に利用されて
いるデジタル変調方式として定包絡線のまま狭帯域通信
が可能であるMSK(Minimum Shift Keying)変調があ
る。このMSK変調は例えば、科学技術出版社発行の
「スペクトラム拡散通信システム」の156頁〜161
頁に記載されている。
【0003】図2は従来のMSK変調回路を示す。入力
端子1には伝送速度が1/2Tの2値(±1)のI軸入
力データが入力される。入力端子2にはI軸入力データ
からTだけ遅延したQ軸入力データが入力される。3は
周波数fs=1/4Tなる重み付け正弦波を発生する第
1発振器で、I軸入力データと第3乗算器4で乗算する
ことにより重み付けを行う。第1発振器3出力は第1移
相器5で90°移相され、この出力と前記Q軸入力デー
タとが第4乗算器6で乗算されて重み付けされる。第3
乗算器4出力は更に第5乗算器7で第2発振器8より発
生する周波数fcの搬送波と乗算される。また、前記第
4乗算器6出力は第2移相器9で90°移相された搬送
波と第6乗算器10で乗算される。そして、第5及び第
6乗算器出力は加算器11で加算され、出力端子12よ
り直交変調されたMSK信号として出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のMSK変調回路
において各乗算器には周知の二重平衡型作動増幅器が用
いられる。この二重平衡型作動増幅器を用いることによ
り作動対の電位バランスを取ることにより被変調波及び
搬送波リークを最小に抑えることができる。
【0005】ところが、この二重平衡型作動増幅器を用
いる場合、作動対の直流バイアスが固定となるため作動
対の入力の直流分をカットする必要がある。従って、平
均的に0になるような2値入力でなければ良好にMSK
変調することができないという欠点があった。
【0006】本発明は上述の点に鑑み為されたものであ
り、入力2値データがどのようなパターンであっても良
好にMSK変調をかけることができるMSK変調回路を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、180°位相
の異なる二つの出力端子を有し、重み付け正弦波の余弦
成分と搬送波の余弦成分とを乗算する第1乗算器と、1
80°位相の異なる二つの出力端子を有し、重み付け正
弦波の正弦成分と搬送波の正弦成分とを乗算する第2乗
算器と、第1の入力2値データで制御され、前記第1乗
算器の二つの出力端子の一方を選択する第1選択手段
と、第2の入力2値データで制御され、前記第2乗算器
の二つの出力端子の一方を選択する第2選択手段と、前
記第1選択手段出力及び前記第2選択手段出力を加算し
てMSK信号を出力する加算器とからなるMSK変調回
路である。
【0008】
【作用】本発明のMSK変調回路は重み付け正弦波と搬
送波を先に乗算した後に、入力2値データを乗算器で掛
け合わす代わりに入力2値データの極性により180°
位相が異なる乗算器の出力を選択する。そして、この出
力を合成することによりMSK信号を得る。
【0009】即ち、重み付け正弦波の余弦成分と搬送波
の余弦成分を乗算すると出力は cos(πt/2T)cos(2πfct) (1) 180°反転した出力は −cos(πt/2T)cos(2πfct) (2) 又、重み付け正弦波の正弦成分と搬送波の正弦成分を乗
算すると出力は sin(πt/2T)sin(2πfct) (3) 180°反転した出力は −sin(πt/2T)sin(2πfct) (4) となる。
【0010】そして、I軸入力データの極性により出力
(1)か(2)を選択し、Q軸入力データの極性により
出力(3)か(4)を選択して両者を合成することによ
り、従来と全く等価にMSK変調回路を実現できる。こ
れにより、乗算器の入力は正弦波のみで出力信号は常に
一定であり入力データに無関係となる。
【0011】
【実施例】以下、図面に従って本発明の一実施例を説明
する。図1は本実施例における直交変調回路を示し、図
2と同一部分には同一符号を付し説明を省略する。
【0012】本実施例では重み付け正弦波を発生する第
1発振器3出力と搬送波を発生する第2発振器8出力と
は互いに180°反転した出力端子を有する二重平衡型
作動増幅器で構成される第1乗算器13で乗算される。
この第1乗算器の二つの出力は第1スイッチ14に供給
され、I軸入力データにより選択されて出力される。
【0013】一方、第1及び第2位相器5、9出力も第
1乗算器13と同様な構成の第2乗算器15で乗算さ
れ、第2スイッチ16でQ軸入力データにより選択され
て出力される。
【0014】そして、第1及び第2乗算器出力は加算器
11で加算されMSK信号として出力される。
【0015】上述の構成により、図2の従来例と全く等
価な回路でありながら、入力データを掛け合わす乗算器
の代わりにスイッチを用いることができるため、第1、
第2乗算器の入力は正弦波のみで出力信号は常に一定と
なり入力データに無関係となる。
【0016】従って、入力データが平均的に0にならな
くても良好にMSK変調動作を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、乗算器の入力は正弦波のみと
することができるため、入力2値データが平均的に0に
ならなくても良好にMSK変調をかけることができる。
【0018】また、従来、二重平衡型作動増幅器を用い
た乗算器を4個使用していたが、本発明では乗算器2個
とスイッチ2個で構成できるため、回路構成が簡単とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるMSK変調回路のブ
ロック図である。
【図2】従来例におけるMSK変調回路のブロック図で
ある。
【符号の説明】
3 第1発振器 5 第1移相器 8 第2発振器 9 第2位相器 11 加算器 13 第1乗算器 14 第1スイッチ 15 第2乗算器 16 第2スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 180°位相の異なる二つの出力端子を
    有し、重み付け正弦波の余弦成分と搬送波の余弦成分と
    を乗算する第1乗算器と、180°位相の異なる二つの
    出力端子を有し、重み付け正弦波の正弦成分と搬送波の
    正弦成分とを乗算する第2乗算器と、第1の入力2値デ
    ータで制御され、前記第1乗算器の二つの出力端子の一
    方を選択する第1選択手段と、第2の入力2値データで
    制御され、前記第2乗算器の二つの出力端子の一方を選
    択する第2選択手段と、前記第1選択手段出力及び前記
    第2選択手段出力を加算してMSK信号を出力する加算
    器とからなるMSK変調回路。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2乗算器は二重平衡型作
    動増幅器により構成されてなる請求項1記載のMSK変
    調回路。
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