JPH0677953B2 - 射出成形用鋳型装置 - Google Patents

射出成形用鋳型装置

Info

Publication number
JPH0677953B2
JPH0677953B2 JP2092962A JP9296290A JPH0677953B2 JP H0677953 B2 JPH0677953 B2 JP H0677953B2 JP 2092962 A JP2092962 A JP 2092962A JP 9296290 A JP9296290 A JP 9296290A JP H0677953 B2 JPH0677953 B2 JP H0677953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection molding
molding
mold
mold apparatus
wall surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2092962A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0396312A (ja
Inventor
アントニウス・ヴァン・ポールテン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGURON PURESHIJON TOORINGU BV
Original Assignee
NAGURON PURESHIJON TOORINGU BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from NL8501893A external-priority patent/NL8501893A/nl
Application filed by NAGURON PURESHIJON TOORINGU BV filed Critical NAGURON PURESHIJON TOORINGU BV
Publication of JPH0396312A publication Critical patent/JPH0396312A/ja
Publication of JPH0677953B2 publication Critical patent/JPH0677953B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • B29C45/2632Stampers; Mountings thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1742Mounting of moulds; Mould supports
    • B29C2045/1745Mounting of moulds; Mould supports using vacuum means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/06Vacuum
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/81Sound record

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は射出成形の分野に係わり、詳述すれば、開位置
と閉位置との間を相対移動自在な少なくとも2つの型よ
りなり、該型が閉位置にあれば両者間に成形空洞が形成
されるとともに、可塑プラスチック材を前記成形空洞に
供給する供給路が前記成形空洞と連通するようになって
おり、また、前記型が開位置にあれば、成形品が取出せ
るようになっており、かつ、前記成形空洞を形成する壁
面に中子が保持手段により所定位置にて配置されるよう
に構成した射出成形用鋳型装置に関する。
従来の技術 前記の構成の鋳型装置はよく知られており、その一例と
して、コンパクトディスクの製造に使われているものが
ある。コンパクトディスクは、中心に孔が形成されてい
て、デジタル信号の形でオーディオ情報が収録されてい
るものであり、一般にオーディオ情報は、ディスクの片
面に螺旋状に配列されたピットなるくぼみの形で記録さ
れており、もとは、と言えば、成形機の成形空洞に臨む
円盤状中子に補完関係を以って形成されている凸凹から
転写されてできるものである。
コンパクトディスクの製造に当っては、寸法が正確であ
ることなどの厳しい規格に合致しなければならない要件
がある。
中子として使われる原盤にしても、非常に正確に位置決
めしておかねばならず、また、壁面に対しても平坦性を
保たなければならない。例えば、成形したコンパクトデ
ィスクが取出せる鋳型の開状態にあっても、ニッケル製
の中子はそとの設定位置に正確に残っていなければなら
ない。
使えば生産個数1000個に相当する中子の全使用時間、中
子を正確に設定、保持するには、従来は、円盤の中心孔
のリムを保持する一方で、外周縁をも保持することがこ
れを行っていた。ところが、中子はあまり時間をかけな
いで交換できるのが必要であり、他方では、収録させる
情報が変ればそれに応て原盤をも取替える必要がある。
プラスチック製鋳型は一般に高価である。中子を所定位
置に設定保持するための特殊な保持手段と共に中子を使
うとなれば、もっと高価なものとなる問題がある。更
に、中子が容易に取替えできるようにするとなれば、鋳
型がまた更に高価なものとなりかねない。
発明の構成 そこで本発明は、簡単に生産でき、しかも低廉であると
同時に、成形品の寸法の精度と安定性を保証しうる射出
成形用鋳型装置を提供するのを目的とするものである。
本発明によれば、前述の構成の鋳型装置において、少な
くとも真空吸引作用により中子を前記壁面に対して保持
せしめるために、保持手段を真空源と連結自在とするこ
とにより、前述の目的が達成しうる。
成形品が例えばコンパクトディスクの如くのもので、プ
ラスチック製品であれば、前記中子としては、真空源と
連結自在な凹所を少なくとも1つ有する一方の鋳型の壁
面に保持されるシート体とする。尚、凹所としては、例
えばリング状溝であっても良い。
この場合、前記凹所は壁面の円周帯で延在していること
が望ましく、壁面の円周帯とは、形成されるかも知れな
い中心孔のまわりの部分と解すべきである。
好ましい実施例としては、シート体に中心孔があって、
この中心孔のリムを挾持することでシート体を所定位置
に設定、保持する機械的手段が得られるように鋳型装置
を構成するのが望ましい。鋳型装置が開状態の時に湯口
を容易に外せるようにするには、供給路を形成空洞に向
って径大となる形状にするのが望ましい。
特定の目的の場合、成形品に中心孔を形成するのが必
要、ないし、望ましいことがある。このための後処理に
ついては公知である。しかし、本発明においては、成形
品に中心孔を形成するには、穿孔手段を用いるのが望ま
しい。穿孔手段を用いれば、後処理として穿孔するのと
比べれば、成形品における残留応力が減少させることが
できる。ことに、穿孔手段を一方の型の一部分を構成す
る円筒部材が構成し、これに穿孔すべき中心孔と同一形
状をした前周縁をもたせるとともに、他方の型に対して
離間、接近する方向に移動自在とし、前記前周縁と他方
の型の成形面との間の距離を調節する調節手段が得られ
るようにするのが望ましい。この場合、調節手段は、異
ったプラスチック材を用いても、最良質の成形品が得ら
れるように経験に基いて調節でき、こうすることで、冷
間射出成形や熱間射出成形のいずれをも用いることがで
きる。
穿孔手段を最適ストロークに設定しうるためには、外部
から操作しうる調節手段を設けるのが望ましい。その場
合、射出成形時に最大設定距離から最小設定距離、例え
ばゼロ距離まで漸次移動させる操作手段に設けても良い
し、また、射出成形時に往復運動するように実施しても
良い。
供給路に対向する成形空洞の壁面には中央凹部を形成
し、この凹部の底を、穿孔した成形品の中央部を排出す
るエゼクターの端面を以って構成するのが望ましい。
以後、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施
例を詳述する。
先ず第1図において、1は本発明による射出成形用鋳型
装置であって、これは前型2と後型3とで構成されてい
る。前面4には中心穴6を有するニッケル製円盤5が取
付けられるようになっているとともに、一たん取付けれ
ば、円盤保持具7により前面4に対して保持される。詳
述すれば、円盤保持具7にはネジ部8が一体形成されて
いるので、このネジ部8を後型3における内ネジ付きブ
シュ9に螺着させることにより、保持具7のフランジ10
が円盤5の中心穴6におけるリムを挾持した状態で円盤
5を前面4に確固に保持させることができる。この場
合、保持具7をまわしてブシュ9に螺着させることも考
えられるが、本発明においては、外部動力源と連結した
回転軸11を回転させることにより、その回転力を斜歯車
装置を介してブシュ9に伝達して、保持具7をブシュ9
に対して矢印13の方向へ引き入れるようにしている。そ
うすれば、保持具7は、保持具7の形状に合せて形成さ
れている凹14に収納されるとともに、フランジ10が円盤
5を外方により前面4へと押えつけることになる。
図示の鋳型装置1はコンパクトディスクの製造に使われ
る。ニッケル製円盤5は、図面において左側の表面にコ
ンパクトディスクを形成するためにデジタル情報を担持
しているものであって、0.300±約0.025ミリの厚さに仕
上げられている。しかし、これより厚さの大きい円盤を
取付ける場合は、凹所14の段部17に交換リング16を1個
ないし必要個数だけ挿入することにより、厚さの異った
円盤にも対応できるようにしてある。
前述のように、フランジ10が前面4と協働して円盤5の
中心穴6におけるリムを挾持することにより、円盤5を
後型3に保持させるのであるが、円盤5の外周部の浮き
出しは、前面4にリング状溝18を形成し、これを吸引路
19とリング状隙間20とを介して吸引管21に接続すること
で真空吸着させれば完全に防ぐことができる。尚、後型
3には螺旋状の冷却ジャケット22が形成されていて、冷
却用流体が循環するようになっている。
第2図に前型2の内部構造を示す。図示の状態では、前
型2と後型3とが閉塞されていて、両者間に円盤状成形
空洞23が形成されている。この成形空洞23は、鋳型装置
1が図示の如く開位置にあれば、成形空洞23に向って径
大になっている供給路24を介して非引抜型射出成形ユニ
ットの射出ノズル25と連通している。矢印27は、作動位
置への射出ノズル25の相対移動方向を示す。尚、供給路
24は前型2の可動中心部26を貫通して形成されている。
第3図は、バネ座金28の作用により射出ノズル25が矢印
27の方向へ後進することにより、中心部26が左方へ移動
し、それに伴って、供給路24の形状に対応してテーパー
状をなす湯口29が形成されて残されるところを示す。こ
の湯口29は成形されたコンパクトディスク30の中心から
突出するものであって、コンパクトディスク30に中心孔
を形成する時に、穿孔手段によりコンパクトディスク30
から切離される。穿孔手段は穿孔機素31を以って構成さ
れており、この穿孔機素31の前端32における直径は、中
心部26が移動する前型2における中心空洞33の直径に対
応している。かくて、穿孔機素31の前端32が円筒形中心
空洞33の縁部34と協働して、第4図に示すようにコンパ
クトディスク30の中央部35を穿孔することで、コンパク
トディスク30に中心孔を形成する。
コンパクトディスク30の中心部35を穿孔するために必要
な穿孔機素31の前進運動は、圧力路36を介して加圧して
ピストン37を左方へ移動させることで達成しうる。この
ピストン37は、2つの半割り品よりなる連結リング38を
介して穿孔機素31と連結されている。
ピストン37の斜面フランジ39と穿孔機素31の斜面フラン
ジ40とを相互連結する半割式連結リング38の内面形状
は、斜面フランジ39,40の形状に対応する傾斜当接面を
備えているので、リング38を構成する2つの半割り部品
を互いに締めつけることにより、ピストン37と穿孔機素
31とを確実に、しかも非常に簡単に連結させることがで
きる。
第5図は、鋳型装置1に開位置、即ち、前型2を後型3
から開離させたところを示しており、この状態では、コ
ンパクトディスク30は前面4に保持された円盤5にくっ
ついているとともに、ディスク30の中心部35からは湯口
29が外方に突出している。湯口29が付着した状態での中
心部35はディスク30の残部とは穿孔されているものの、
第5図に示す如く後型3に保持されたまま残るのは、穿
孔機素31の前面に外方に向って径小になっている凹所41
が形成されていて、コンパクトディスクが成形されるに
伴って中心部35の湯口29とは反対側の部分42が前記凹所
41へと浸入するからである。前記凹所41の底はエゼクタ
ー43の前面を以って形成されているから、バネ44による
圧力に抗して矢印45の方向へエゼクター43を駆動させれ
ば、凹所41に侵入している部分42が外部へ、湯口29、中
心部35と共に廃材として排出される。
このようにして中心孔を有するコンパクトディスク30が
完成するのではあるが、このディスク30は、吸着パッド
47を備えたマニピュータ42により前面4より取り外され
て次工程へと搬送される。
吸引管21は真空源と連通している。この真空源は射出成
形ユニットの一部を構成していて、それに備えられてい
る制御手段によ第5図に示した段階、即ち、湯口29、中
心部35、部分42などの不要部の取除きとコンパクトディ
スク30の取外しの段階中、作動せられる。つまり、真空
供給が停止させられる。
第1図から第5図に示した円盤保持具7の変形例を第6
図から第9図に示す。第6図に示した円盤保持具43は、
その前端面にコンパクトディスクの中心孔を形成する円
筒突起49が形成されている点で、前述の実施例における
保持具7とは異っている。
第6図に示した保持具49におけるフランジ10の拡大詳細
図を第7図に示すが、これは保持具7におけるフンラジ
10と同一である。
第8図に示す変形例においては、第6図に示した円盤保
持具48があるのと同一位置に中心部材50が、コンパクト
ディスクの中心孔を形成する円筒突起49と共にその前端
面に設けられている。この変形例における中心部材50
は、フランジ10が形成されていないことから、厳密には
円盤保持具ではないけれども、真空吸着法によりニッケ
ル製円盤5を保持している。このために、リング状溝18
が円盤5の外周部に対応して形成されているばからでは
なく、径小のリング状溝52が円盤5の内周部に対応して
形成されており、両溝18,52が連結路53を介して連通し
ているとともに、吸引管21と連結されている。
第9図に示したものはどちらかと言うと第8図に示した
ものの変形例であって、鋳型装置1が閉位置にある時、
環状縁部54が円盤5を押え込むようなことはなく、むし
ろ、前面4と当接するように構成されている。この場
合、リング状溝18は、縁部54の内径の内側に位置決めさ
れる。第9図の実施例は、数値光学ディスク(NOD)を
製造するのに好都合である。
第10図に、後型3の前面4に凹部55が形成されていると
ころを示す。この凹部55には、矢印57の方向から先ず焼
結青銅製充填片56が充填され、その後、矢印58の方向か
ら充填材59を充填することにより、多孔性充填片56が固
着されている。吸引路19はこの凹部55に連通している。
実施例によっては、鋳型装置が開位置に設定されている
時以外でも真空源を作動させるのが望ましいか、また
は、必要なことがある。
第11図と第12図とに夫々示した鋳型装置60,61は、大部
分の構成が前述の鋳型装置1と類似しているものの、同
じ射出成形用でも、熱間射出成形(hot injection)に
適する点で前述の鋳型装置1とは異っている。このこと
は、鋳型装置1における中心部26に相当する中心部63に
おける、供給路24に相当する供給路62の形状を見ればわ
かることである。それより重要なのは、第3図にて用い
た符号で説明すれば、中心空洞33の周縁部34から穿孔機
素31の前端32までの距離を調節する調節手段が設けられ
ていることである。
詳述すれば、鋳型装置60,61においては、射出成形時に
必要とあれば穿孔機素31が可動となるようにすることが
できる。このような時、中心部63は穿孔機素31の侵入時
にはまだ引込められていないことから、厳密な意味では
穿孔作用の問題はない。穿孔機素31の前端32は、未硬化
プラスチックを自由に貫通する。
第11図に示した鋳型装置60には、穿孔機素31と連結した
非引抜型カム(undrawn cam)と、わずかばかり傾斜さ
せたキー溝を介して連結した摺動片64が設けられてい
る。この構成により、摺動片64が上下動すると、穿孔機
素31が摺動片64の斜面65に応じて軸方向に移動すること
ができる。このようにして穿孔機素31の位置を調節する
ことができるのである。摺動片64はラック66に連結され
ており、また、このラック66は流体モータによりピニオ
ン67を介して駆動されるようになっている。ラック66に
支持させたカム69が斜面70,71を備えていて、マイクロ
スイッチ72,73と協働する関係にあるので、穿孔機素31
の軸方向への調節範囲は、マイクロスイッチ72,73の間
の距離で定まる。圧縮バネ74,75は、カム69より離れる
方向へリング76,77を付勢して慣性力の影響を相殺して
いる。尚、リング76,77は、固定衝撃緩衝片78,79と協働
して、円滑停止用係止装置を構成している。
図示していないが、流体モータ68の代りに、付属品とし
ての調節自在制御装置と電動パルスモーターを利用する
こともできる。この場合、即ち、パルスモーターを用い
れば、カム及びマイクロスイッチなどの比較的複雑な制
御装置を使わなくてもよいし、穿孔機素のストロークを
判断するものとして、例えば指計数器の如くのデジタル
計数手段を利用することもできる。
第12図の鋳型装置61においては、穿孔機素31は、被駆動
部片81と協働するねじ溝を備えた端部80を以って支持さ
れている。被駆動部片81は、ラック82の移動により回転
させられる。ラック82の移動は、ピストン型シリンダー
83からの駆動力を伝達することによって行なわれる。即
ち、シリンダー83が作動すればラック82が移動し、これ
により被駆動部片81が回転してネジ溝のある端部80、よ
って、穿孔機素31を軸方向に繰出したり、繰込んだりす
る。端部80としては、それが自由に移動するようであっ
てはならないので、図示していないが、例えばキー溝係
合によるなど、適当な方法で回転しないように保持され
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までは、異なった動作段階にある本発
明の実施例による射出成形用鋳型装置の縦断面図、第6
図は、中子としての円盤を保持する一方法を示す部分拡
大断面図、第7図は第6図の部分拡大図、第8図は第6
図の変形例を示す図、第9図は第8図の変形例を示す
図、第10図は、真空源と連通させる鋳型の凹所に多孔質
材料を充填させたところを示す部分拡大断面図、第11図
と第12図とは、調節自在穿孔機素を備えた本発明の第2
および第3実施例による鋳型装置の一部切欠き縦断面図
である。 1,60,61……鋳型装置、2……前型、3……後型、4…
…前面、5……ニッケル製円盤、7……円盤保持具、10
……フランジ、23……成形空洞、25……射出ノズル、31
……穿孔機素。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状成形品(30)を成形する射出成形用
    鋳型装置(1,2,3)において、 圧力を掛けながら可塑プラスチック材を導入する圧力導
    管(24)に接続される成形空洞(23)が形成される閉位
    置と、前記成形空洞(23)において形成される円盤状成
    形品(30)を取り出す開位置間を互いに相対移動自在な
    少なくとも2つの型(2,3)と、 少なくとも1つの中子(5)を真空吸引作用により成形
    空洞(23)の壁面(4)に保持するように、前記中子
    (5)を所定位置に保持するために真空源と接続自在な
    保持手段(10,55,56)と、 円盤状成形品(30)の中心部を穿孔することにより中心
    孔を形成する穿孔手段と、 円盤状成形品(30)の中心孔を穿孔して分離された円盤
    状成形品の部分(29)を排出するエゼクター(43)と、 前記円筒部材(31)の前周縁と、前周縁と相対する位置
    にある他方の型(2)の成形壁面との間の距離を外部か
    ら操作自在に調節する調節手段(64,66,67,69,70,71,7
    2,73)を備え、 前記穿孔手段は、一方の型(3)の一部分を構成すると
    共に、円盤状成形品を穿孔形成される中心孔と同一形状
    を有する前周縁を備える一方、他方の型(2)に接近か
    つ離間する方向に移動自在な円筒部材(31)で構成さ
    れ、かつ、成形空洞(23)の該壁面(4)は、圧力導管
    (24)と対向して、前記成形空洞(23)に向かって径小
    となる中心凹部(41)を形成すると共に、中心凹部の底
    は、エゼクター(43)の端面によって形成されているこ
    とを特徴とする射出成形用鋳型装置。
  2. 【請求項2】該中子(5)は、平坦な壁面(4)に配置
    したシート体であると共に、前記壁面(4)は、真空源
    と接続自在な凹所(18)が少なくとも1つ設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の射出成形用鋳型装
    置。
  3. 【請求項3】前記凹所(18)は、壁面(4)の円周にお
    いて延在していることを特徴とする請求項2に記載の射
    出成形用鋳型装置。
  4. 【請求項4】前記凹所(55)は、多孔質材(56)で充填
    されていることを特徴とする請求項2に記載の射出成形
    用鋳型装置。
  5. 【請求項5】該多孔質材(56)は、焼結材であることを
    特徴とする請求項4に記載の射出成形用鋳型装置。
  6. 【請求項6】該シート体(5)は、中心孔が設けられる
    と共に、前記中心孔のリムを挟持することで前記シート
    体(5)を所定位置に設定し、かつ、保持する機械的手
    段(7,10,48)を設けたことを特徴とする請求項2に記
    載の射出成形用鋳型装置。
  7. 【請求項7】該圧力導管(24)は、成形空洞に向かって
    径大になっていることを特徴とする請求項1に記載の射
    出成形用鋳型装置。
  8. 【請求項8】鋳型(1,2,3)が少なくとも開位置にある
    時に真空源を作動させる制御手段を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の射出成形用鋳型装置。
  9. 【請求項9】成形空洞(23)の前記壁面(4)と、少な
    くとも前記成形空洞(23)に対向する中子(5)の表面
    の何れか一方、または両方に窒化チタンを塗布してなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形用鋳型装
    置。
JP2092962A 1985-07-01 1990-04-06 射出成形用鋳型装置 Expired - Lifetime JPH0677953B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8501893 1985-07-01
NL8501893A NL8501893A (nl) 1984-09-07 1985-07-01 Spuitgietmatrijs met inzetstuk en spuitgietinrichting daarvoor.

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60277775A Division JPS6230015A (ja) 1985-07-01 1985-12-09 射出成形用鋳型装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0396312A JPH0396312A (ja) 1991-04-22
JPH0677953B2 true JPH0677953B2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=19846234

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60277775A Granted JPS6230015A (ja) 1985-07-01 1985-12-09 射出成形用鋳型装置
JP2092962A Expired - Lifetime JPH0677953B2 (ja) 1985-07-01 1990-04-06 射出成形用鋳型装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60277775A Granted JPS6230015A (ja) 1985-07-01 1985-12-09 射出成形用鋳型装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4737096A (ja)
JP (2) JPS6230015A (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01127815U (ja) * 1988-02-24 1989-08-31
EP0338906B1 (en) * 1988-04-16 1994-10-05 Daicel Chemical Industries, Ltd. Method for molding a formatted substrate for an optical disk and a mold assembly used in the method
JPH0675892B2 (ja) * 1988-09-01 1994-09-28 株式会社名機製作所 ディスク用成形型
US5071597A (en) * 1989-06-02 1991-12-10 American Bank Note Holographics, Inc. Plastic molding of articles including a hologram or other microstructure
US5326240A (en) * 1991-10-12 1994-07-05 Sony Corporation Metal mold device for molding a disc substrate
US5297951A (en) * 1992-05-13 1994-03-29 Kabushiki Kaisha Meiki Seisakusho Mold for producing molded discs
NL9201075A (nl) * 1992-06-18 1994-01-17 Od & Me Bv Installatie voor het vervaardigen van registratiedragers.
JP2974230B2 (ja) * 1993-04-23 1999-11-10 株式会社精工技研 スタンパ着脱装置をもつディスク基盤成形金型
US5620635A (en) * 1995-01-11 1997-04-15 Derozier; Gaston Ophthalmic lens manufacturing equipment and method
JP3294971B2 (ja) * 1995-08-07 2002-06-24 株式会社名機製作所 ディスク基板およびその成形用型
JP3043606B2 (ja) * 1995-10-25 2000-05-22 株式会社精工技研 成形金型内にスタンパプレートを保持する手段
JPH09141707A (ja) * 1995-11-17 1997-06-03 Seiko Giken:Kk 成形金型内にスタンパプレートを保持する手段
JP3241983B2 (ja) 1995-11-28 2001-12-25 株式会社精工技研 光ディスク基盤射出成形金型用スタンパプレート着脱装置
JPH09150438A (ja) 1995-11-28 1997-06-10 Seiko Giken:Kk 光ディスク基盤射出成形金型のスタンパプレート装着装置
JP3217258B2 (ja) * 1996-01-23 2001-10-09 株式会社名機製作所 光ディスク基盤用成形型
JP3602916B2 (ja) * 1996-06-28 2004-12-15 東芝機械株式会社 ディスク成形用金型
JP2965908B2 (ja) * 1996-07-05 1999-10-18 株式会社精工技研 調温液体シール手段を備える光ディスク成形用金型装置
US5833902A (en) * 1996-10-24 1998-11-10 Husky Injection Molding Systems Ltd. Injection molding apparatus and process for changing mold elements
US5893998A (en) * 1997-02-21 1999-04-13 Sony Corporation Boundary apparatus for optical component molding
US6095786A (en) * 1997-05-30 2000-08-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Substrate forming mold, and plate thickness adjusting method of formed substrate in substrate forming mold
CN1274478C (zh) * 2001-07-31 2006-09-13 Sk化学株式会社 用于模制产品的方法以及其中所使用的模具
KR20030080571A (ko) * 2002-04-09 2003-10-17 강승구 넥타이
US20050200051A1 (en) * 2004-03-09 2005-09-15 Selectech Inc. Method and apparatus for molding a composite modular tile with edge interlocks
US8119725B2 (en) * 2005-05-17 2012-02-21 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Fiber reinforced polypropylene composite interior trim cover panels
US7972129B2 (en) * 2005-09-16 2011-07-05 O'donoghue Joseph Compound tooling system for molding applications
WO2010053565A1 (en) * 2008-11-07 2010-05-14 Sorensen Research And Development Trust Injection molding a hollow product

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60245529A (ja) * 1984-05-22 1985-12-05 Sumitomo Heavy Ind Ltd コンパクトデイスク或はビデオデイスク等の円盤状記録媒体成形用金型

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4213927A (en) * 1979-06-29 1980-07-22 Alberti John D Method of making picture phonograph record
DE3167483D1 (en) * 1980-09-05 1985-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd A method of producing an information recording disk
US4466934A (en) * 1980-10-31 1984-08-21 Discovision Associates Hot sprue valve assembly for an injection molding machine
KR900000622B1 (ko) * 1984-05-17 1990-02-01 마쯔시다덴기산교 가부시기가이샤 광학유리소자의 성형방법 및 광학유리소자의 프레스 성형금형

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60245529A (ja) * 1984-05-22 1985-12-05 Sumitomo Heavy Ind Ltd コンパクトデイスク或はビデオデイスク等の円盤状記録媒体成形用金型

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6230015A (ja) 1987-02-09
US4737096A (en) 1988-04-12
JPH0396312A (ja) 1991-04-22
JPH0260502B2 (ja) 1990-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0677953B2 (ja) 射出成形用鋳型装置
US4880587A (en) Process for production of an injected molded part
EP0177991B1 (en) Injection mould with insert piece and injection moulding unit for same
US7186109B2 (en) Stamper holder, mold component, and mold assembly
JPH0970831A (ja) 心出し調整用ガイドピンを備える金型
JPS6110421A (ja) 光学デイスク成形金型
US4402660A (en) Apparatus for producing disc records with a molded-in center hole
JP4987305B2 (ja) 射出成形金型
US5718960A (en) Bonded composite disk, and method and apparatus for producing the same with consistent adhesive thickness
JPS59230731A (ja) 中心部を開口した薄肉円盤の射出成形装置
JPH0460414B2 (ja)
JPH056101Y2 (ja)
JP4451370B2 (ja) ディスク基板の射出成形装置
JPH05237880A (ja) 樹脂歯車の成形装置
JPH08300421A (ja) 光ディスク基板用成形金型装置
JP2003220631A (ja) 成形金型と成形方法と成形基板及び光ディスク
JP2770557B2 (ja) 情報記録体成形用金型における内周ホルダーの着脱機構
JPH06143362A (ja) 射出成形用金型におけるゲートカット機構
JPH0688293B2 (ja) 情報記録ディスク射出成形装置及びその鏡面板芯出し方法
JP2003103576A (ja) ディスク基盤射出成形用金型装置及びディスク基盤射出成形方法
JP2514868B2 (ja) 情報記録盤成形用射出金型
SU1685736A1 (ru) Устройство дл нанесени полимерных покрытий
JPH07156218A (ja) 光ディスク基板の成形金型及び成形方法
SU617273A1 (ru) Литьева форма дл изготовлени изделий из полимерных материалов
JPH0422416B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term