JP3602916B2 - ディスク成形用金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光学ディスク等のディスク成形用金型に係り、特に移動側金型または固定側金型のいずれかの成形表面に取付けるスタンパの固定および交換作業を簡便に行うことができるように構成したディスク成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金型の成形表面にスタンパを取付ける手段として、種々の構成からなるものが提案されている。しかるに、この種の取付け手段としては、スタンパの外周とスタンパのセンタにおいて、それぞれ所要の取付け部材により着脱自在に取付けるのが一般的である。
【0003】
例えば、スタンパの外周部を固定リングを嵌合させることにより固定すると共に、スタンパのセンタは、スタンパ固定ピンの一端部を挿通係合してこれを金型の中心孔に挿入し、このスタンパ固定ピンの他端部に設けたテーパ溝に、金型に摺動自在に設けたくさび形部材を係合させて固定するように構成したものが提案されている(実開昭58−159619号公報参照)。
【0004】
また、前記スタンパの取付け手段として、スタンパの外周部はリング部材を介してねじ具等により固定し、一方スタンパのセンタは、ピン状のスタンパ押えを挿通係合すると共に、このスタンパ押えの他端部にねじ部を設け、このねじ部に対し外部調整可能な歯車機構を噛合させてスタンパの固定とその着脱とを行うよう構成したものも提案されている(特公昭62−45809号公報参照)。
【0005】
さらに、スタンパのセンタを固定するものとして、固定用の係合ピンを使用し、このピンの他端部をくさび止めして固定するように構成したものでは、操作は比較的簡便であるが、スタンパのセンタ部分に偏荷重が掛り、金型の成形表面に対し変位状態でスタンパが取付けられることになり、製品の成形不良の原因となる難点がある。
【0006】
一方、前記固定用の係合ピンの他端部をねじ止めして固定するように構成したものでは、その着脱作業が煩雑となり、しかも外部操作を容易にするには構造が複雑となって、金型の製造コストが増大する等の難点がある。
【0007】
このような観点から、本出願人は、先に金型の成形表面に取付けるスタンパの取付け手段として、その固定および交換作業が簡単な操作でしかも迅速かつ確実に達成することができるように構成した光学ディスク成形用金型を得るべく鋭意研究を重ねた結果、図5および図6に示すように、移動側金型10と固定側金型20とに、それぞれ金型キャビティ部を形成する入子12、22と、このキャビティ部の位置決めを行うリング14、24とを設け、前記キャビティ部を形成するいずれかの金型の成形表面にスタンパ30を取付けるよう構成してなる光学ディスク成形用金型において、スタンパ30の外周部にリング部材34、36を取付け、このリング部材34、36に対しスタンパ30を取付ける側の移動側金型10に設けたリング14の内周側面に円周方向にほぼ等角度で複数個の爪部材38を配設し、一方前記リング24および入子22の外周部に、前記爪部材38と対応して逃げ溝40を設けて、前記爪部材38と逃げ溝40との嵌合によってスタンパの外周部を金型の成形表面に着脱自在に取付けるよう構成した光学ディスク成形用金型を開発し、特許出願を行った(特開平4−216026号公報)。
【0008】
すなわち、この光学ディスク成形用金型は、さらにスタンパ30のセンタに円筒状のセンタ押え62を挿通係合し、このセンタ押え62の反スタンパ側に円周方向にほぼ等間隔で複数の爪部66を設け、一方スタンパを取付ける側の金型の中心部に流体圧操作によって進退動作するシリンダピストン60を配置して、このシリンダピストン60の先端部に前記爪部66と当接して係合する係合部を設け、前記センタ押えの回動により爪部66とシリンダピストン60の係合部とを係合させ、かつシリンダピストン60の進退動作によりスタンパ30を金型の成形表面に着脱自在に取付けるよう構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、前述した従来の光学ディスク成形用金型においては、スタンパ30のセンタには、図5および図6に示すように、円筒状のセンタ押え62を挿通係合し、これを移動側金型10の中心部に設けたシリンダピストン60と対向するように嵌合し、しかもこの場合、前記センタ押え62の金型に対する挿入位置の位置決めは、入子12の一部に配置した受けリング64によって規定するよう構成されている。
【0010】
また、前記センタ押え62を固定するため、前記センタ押え62の反スタンパ側(シリンダピストン60との当接部)に円周方向にほぼ等間隔で複数個の爪部66を設け、一方これら爪部66と対向する前記シリンダピストン60の先端部に、前記爪部66と嵌合しこれを係止する突起68を設けて、前記センタ押え62とシリンダピストン60とを着脱自在に固定するように構成されている。
【0011】
しかしながら、前記従来の構成においては、光学ディスクの成形に際して、センタ押え62に対する樹脂圧は、受けリング64により受けると共に、前記爪部66と突起68と溝部70とから形成されるクランプエリアは、前記受けリング64より内側に位置するため、スタンパ30の内径の大きさは、受けリング64の大きさ以上となり、従ってスタンパの内径を小さく成形することが困難であった。
【0012】
そこで、本発明の目的は、金型の成形表面に取付けるスタンパの取付け手段として、その固定および交換作業が簡単な操作でしかも迅速かつ確実に達成することができると共に、スタンパのセンタ押えの構成を小形化してスタンパの内径をより小さくすることを可能にし、しかも成形に際してバリを発生しないように構成したディスク成形用金型を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係るディスク成形用金型は、
金型キャビティ部を形成する、移動側、固定側のいずれかの金型を構成する入子の成形表面に円筒状のセンタ押えによりスタンパを取付けると共に、前記入子には前記センタ押え用の挿入口が形成されており、前記金型内の前記スタンパ中心軸方向に配置されたセンタスリーブの外周と前記挿入口との間に前記円筒状のセンタ押えを挿通係合し、このセンタ押えに対し金型の中心部に流体圧操作によって進退動作するシリンダピストンを配置して、このシリンダピストンの先端部に前記センタ押えを当接配置し、前記センタ押えによりスタンパを金型の成形表面に着脱自在に取付けるよう構成したディスク成形用金型において、
前記センタ押えは前記シリンダピストンとの当接部に円周方向にほぼ等間隔で複数の爪部を設けると共に、
前記シリンダピストン先端部に前記爪部と係合する突起を設け、
前記入子の挿入口下端部には前記センタ押え底面の前記入子に対する挿入方向の位置を規定する受け面を有する段部が形成されており、
前記センタスリーブの外周と前記入子に形成された挿入口内周面との間には前記センタ押えの回転に伴う前記爪部の移動空間を形成する溝部が形成されており、さらに
前記センタ押えの爪部とシリンダピストンの突起、溝部及び段部は、前記センタスリーブの外周と前記挿入口の内周面との間に形成されるリング状空間内に配置されており、
前記リング状空間は、当該リングの内径及び外径がそれぞれ前記入子の段部内径及び前記挿入口の内周径と等しく、当該リングの軸方向長さは前記段部の上面から前記爪部の下端面までの長さとして区画されていることを特徴とする。
【0014】
この場合、前記センタ押えは、その外周部をシール部材を介して前記スタンパを取付ける側の金型の入子の内周部に気密に挿通し、その金型の入子の内部側に離型用エアを供給するエア通路を設け、成形品の成形時に前記エア通路から供給される離型用エアを前記センタ押えとシリンダピストンとの間隙を介して、前記センタ押えの内径部側より移動側金型と固定側金型との間に形成されるキャビティ部に導入するように構成することができる。
【0015】
【実施例】
次に、本発明に係るディスク成形用金型の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、前記図5および図6に示す従来のディスク成形用金型と同一の構成部分については、同一の参照符号を付して説明する。
【0016】
図1および図2は、本発明のディスク成形用金型の一実施例を示すそれぞれ要部断面図である。すなわち、図1において、移動側金型10は、金型中央部に円形キャビティを形成する入子12と、その外周に配置した移動側リング14とを備える。また、固定側金型20は、前記移動側金型10と同様に、金型中央部に円形キャビティを形成する入子22と、その外周に配置した固定側リング24とを備える。
【0017】
しかるに本実施例においては、前記移動側金型10の入子12の外表面に形成される成形表面にスタンパ30が取付けられる。
【0018】
そこで、このスタンパ30を取付ける手段として、本実施例においては、図2に拡大して示すように、まずスタンパ30の外周部に、入子12の外周縁部に設けた凹部32に嵌合する固定用リング部材34と、これに重合してスタンパ30の外周部を挾持する支持リング部材36とが適宜ねじ止め固定される。
【0019】
次に、スタンパ30のセンタの取付け手段につき説明する。図1および図2に示すように、本実施例において、移動側金型10の中心部には、突出ピン54をガイドするセンタピン56と、このセンタピン56を囲繞保持する押出しスリーブ58およびこれを囲繞するセンタスリーブ59を備え、さらにこのセンタスリーブ59の外周に、後述するスタンパ30のセンタに取付けるセンタ押え62を固定するためのシリンダピストン60が進退可能に設けられる。
【0020】
しかるに、スタンパ30のセンタには、図3および図4に示すように、円筒状のセンタ押え62を移動側金型を形成している入子12に形成された挿入口へ挿通係合し、これを前記移動側金型10の中心部に設けたシリンダピストン60と対向するように嵌合する。この場合、センタ押え62の底面の、前記入子12に対する挿入方向即ち、図3において下方へ挿入したときの深さ方向の位置決めは、入子12の下端部に形成された段部63の上面側を形成している受け面によって規定する。さらに、成形中の樹脂圧は、センタ押え62を介して段部63の受け面に作用している。
【0021】
また、センタ押え62を固定するため、前記センタ押え62のシリンダピストン60との当接部(反スタンパ側)に、円周方向にほぼ等間隔で複数個の爪部66を設け、一方これら爪部66と対向する前記シリンダピストン60の先端部に、前記爪部66と嵌合しこれを係止する突起68を設けて、前記センタ押え62とシリンダピストン60とを着脱自在に固定するように構成する。また、センタスリーブ59の外周と前記入子12に形成された挿入口内周面との間には前記センタ押え62の回転に伴う前記爪部66の移動空間を形成する溝部70が形成されている。さらに、前記センタ押え62の底面の入子12に対する挿入方向の位置を規定するよう入子12の下端部に設けた上面側を受け面とする段部63が形成されている。この場合、前記センタ押え62の爪部66前記シリンダピストン60の突起68溝部70、及び段部63は前記センタスリーブ59の外周と前記挿入口の内周面との間に形成されるリング状空間内に配置されており、
このリング状空間は、当該リングの内径及び外径がそれぞれ前記入子12の段部内径及び前記挿入口の内周径と等しく、当該リングの軸方向長さは前記段部63の上面から前記爪部66の下端面までの長さとして区画されている。
【0022】
なお、前記センタ押え62の先端部に設けた爪部66と、シリンダピストン60の先端部に設けた突起68との円周方向の嵌合寸法をAとし、前記爪部66の円周方向の寸法をBとし、そして前記突起68の円周方向の寸法をCとすると、前記受け面を有する段部63と溝部70との間に形成される前記各部A、B、Cの位置関係は、図4に示す通りである。
【0023】
そこで、前記シリンダピストン60は、その一部に設けたピストン部72を囲繞するように設けた流体室74内へ、油圧または空気圧を適宜切換弁の作用下に流入または排出させることにより、前記センタ押え62に対し、前進または後退させることができる。
【0024】
従って、前記シリンダピストン60を図3の上方へ前進させた時には、前記センタ押え62は、金型の成形表面より突出するので、このセンタ押え62を所定の方向へ回動させて爪部66と突起68との係合を解除した後引き抜けば、前記シリンダピストン60から簡便に取外すことができる。また、前記センタ押え62の取付けに際しては、前記のようにシリンダピストン60を前進させた状態で、センタ押え62の爪部66とシリンダピストン60の突起68との嵌合を行い、次いでシリンダピストン60を図3の下方へ後退させることにより、簡便にセンタ押え62の固定を達成することができる。
【0025】
なお、図2において、参照符号65は、前記センタ押え62の外周部を囲繞する移動側金型10の入子12に設けたシール部材としてのO−リングを示す。また、図1および図2において、参照符号76は、離型用エアを案内するために、移動側金型10に設けたエア通路を示す。このエア通路76は、ディスクの成形時において、成形品を離型する際に、前記エア通路76を介してエアブローを行うことにより、エアは移動側金型10のシリンダピストン60の溝部70の間隙およびセンタ押え62とセンタスリーブ59との間隙を順次経て、移動側金型10と固定側金型20との間に形成されるキャビティ部にブローされて、成形品の離型を円滑に行うように構成することができる。
【0026】
このようにして、本発明によれば、前記スタンパ30のセンタの固定手段の着脱操作を行うことにより、簡便にスタンパの取付けおよび交換作業を達成することができると共に、スタンパのセンタ押えの構成を小形化してスタンパの内径をより小さくすることを可能にし、しかも成形に際してバリを発生することなく、高精度のディスク成形品の成形を達成することができる。
【0027】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
前述した実施例から明らかなように、本発明によれば、スタンパのセンタにおいて、円筒状のセンタ押えを挿通係合して、このセンタ押えは、シリンダピストンとの当接部に円周方向にほぼ等間隔で複数の爪部を設けると共に、シリンダピストンの先端部に前記爪部と係合する突起を設け、前記センタ押えの爪部とシリンダピストンの突起および溝部と前記センタ押えの底面の、金型に対する挿入方向の位置を規定するよう設けた受け面を有する段部とを、センタスリーブの外周と入子の挿入口内周面との間に形成されるリング状空間内に配置されよう構成したことにより、スタンパのセンタの固定を簡便かつ着脱自在に達成することができる。
【0029】
しかも、本発明においては、スタンパのセンタ押えの構成が簡略となり、小形化することが可能であるから、スタンパの内径をより小さくすることを可能にし、その成形を容易に実現することができる。
【0030】
特に、本発明において、前記センタ押えは、その外周部をシール部材を介して前記スタンパを取付ける側の金型の入子の内周部に気密に挿通し、その金型の入子の内部側に離型用エアを供給するエア通路を設け、成形品の成形時に前記エア通路から供給される離型用エアを前記センタ押えとシリンダピストンとの間隙を介して、前記センタ押えの内径部側より移動側金型と固定側金型との間に形成されるキャビティ部に導入するように構成したことにより、成形に際してバリを発生することなく、前記成形品の成形と相俟って、高精度の成形を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク成形用金型の一実施例における要部断面図である。
【図2】図1に示すディスク成形用金型の要部拡大断面図である。
【図3】図1に示すスタンパのセンタの取付け状態を示す要部断面図である。
【図4】図3に示すスタンパのIV−IV線要部断面図である。
【図5】従来の光学ディスク成形用金型の要部拡大断面図である。
【図6】図5に示すスタンパのセンタの取付け状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 移動側金型
12、22 入子
14 移動側リング
20 固定側金型
24 固定側リング
30 スタンパ
32 凹部
34 固定用リング部材
36 支持リング部材
54 突出ピン
56 センタピン
58 押出しスリーブ
59 センタスリーブ
60 シリンダピストン
62 センタ押え
63 段部
65 O−リング
66 爪部
68 突起
70 溝部
72 ピストン部
74 流体室
76 エア通路

Claims (2)

  1. 金型キャビティ部を形成する、移動側、固定側のいずれかの金型を構成する入子の成形表面に円筒状のセンタ押えによりスタンパを取付けると共に、前記入子には前記センタ押え用の挿入口が形成されており、前記金型内の前記スタンパ中心軸方向に配置されたセンタスリーブの外周と前記挿入口との間に前記円筒状のセンタ押えを挿通係合し、このセンタ押えに対し金型の中心部に流体圧操作によって進退動作するシリンダピストンを配置して、このシリンダピストンの先端部に前記センタ押えを当接配置し、前記センタ押えによりスタンパを金型の成形表面に着脱自在に取付けるよう構成したディスク成形用金型において、
    前記センタ押えは前記シリンダピストンとの当接部に円周方向にほぼ等間隔で複数の爪部を設けると共に、
    前記シリンダピストン先端部に前記爪部と係合する突起を設け、
    前記入子の挿入口下端部には前記センタ押え底面の前記入子に対する挿入方向の位置を規定する受け面を有する段部が形成されており、
    前記センタスリーブの外周と前記入子に形成された挿入口内周面との間には前記センタ押えの回転に伴う前記爪部の移動空間を形成する溝部が形成されており、さらに
    前記センタ押えの爪部とシリンダピストンの突起、溝及び段部は、前記センタスリーブの外周と前記挿入口の内周面との間に形成されるリング状空間内に配置されており、
    前記リング状空間は、当該リングの内径及び外径がそれぞれ前記入子の段部内径及び前記挿入口の内周径と等しく、当該リングの軸方向長さは前記段部の上面から前記爪部の下端面までの長さとして区画されていることを特徴とするディスク成形用金型。
  2. 請求項1において、前記センタ押えは、その外周部をシール部材を介して前記スタンパを取付ける側の金型の入子の内周部に気密に挿通し、その金型の入子の内部側に離型用エアを供給するエア通路を設け、成形品の成形時に前記エア通路から供給される離型用エアを前記センタ押えとシリンダピストンとの間隙を介して、前記センタ押えの内径部側より移動側金型と固定側金型との間に形成されるキャビティ部に導入するように構成したことを特徴とするディスク成形用金型。
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