JPH11300790A - 相互錠止式金型を用いて構成要素内にoリング・リテナを成形する方法および装置 - Google Patents

相互錠止式金型を用いて構成要素内にoリング・リテナを成形する方法および装置

Info

Publication number
JPH11300790A
JPH11300790A JP11004594A JP459499A JPH11300790A JP H11300790 A JPH11300790 A JP H11300790A JP 11004594 A JP11004594 A JP 11004594A JP 459499 A JP459499 A JP 459499A JP H11300790 A JPH11300790 A JP H11300790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
teeth
axis
forming
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11004594A
Other languages
English (en)
Inventor
Andrew J Boast
ジェイ ボースト アンドリュー
K Laucke Philip
ケイ ローク フィリップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Filtertek Inc
Original Assignee
Filtertek Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Filtertek Inc filed Critical Filtertek Inc
Publication of JPH11300790A publication Critical patent/JPH11300790A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/01Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with flat filtering elements
    • B01D29/012Making filtering elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/01Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with flat filtering elements
    • B01D29/05Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with flat filtering elements supported
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2201/00Details relating to filtering apparatus
    • B01D2201/34Seals or gaskets for filtering elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/14Filters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/047Seal ring
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24273Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including aperture

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Oリング・リテナを組み込んだ構成要素を成
形する装置および方法を提供することにある。 【解決手段】 間にOリングを保持しているための第
1、第2の一体成形のキャストレーションを備えたプラ
スチック製構成要素を形成するための方法と装置であ
る。また、それで作った構成要素である。さらに、キャ
ストレーションの外方に濾過材料を備えた1つ以上の濾
過ウインドウを包含するプラスチック製構成要素を形成
するための方法おおび装置も意図している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、Oリング・リテナを組み込ん
だプラスチックの部材を製造する成形装置およびプラス
チック射出成形方法に関する。さらに濾過材料をその中
に成形した製品に関する。Oリングを保持するように成
形構成要素を必要とする用途は多数ある。これらの用途
において、Oリングを受け入れるために構成要素に溝を
設け、OリングがOリング、構成要素およびOリングを
取り囲む部品(たとえば、軸等)の接合部に高品質シー
ルを与えることがしばしば望まれる。しかしながら、こ
の望ましいOリングの特徴は、能率的に製造され、コス
ト的にも効率の良いプラスチック製構成要素のニーズの
犠牲となっていた。たとえば、軸まわりにきれいな作動
流体を必要とす1つの従来技術用途においては、濾過材
料を間に置いた同心の環状リブを包含するプラスチック
の部材が使用されており、軸と部材の間の効果的なシー
ルが環状リブ間での濾過材料および軸との摩擦嵌合に依
存している。明らかに、このような構成要素はその中に
軸との高品質シールを提供するOリングを組み込んだほ
ど有効ではない。
【0002】内部にOリングを入れたプラスチック部品
を製造する際に、部品内径上の溝はコアをつぶすことに
よって作ることができる。このような溝を製造する装置
および方法の例が、米国特許第3,966,385号お
よび同第4,044.092号に開示されている。ここ
ではそれらの構造を詳述することなく、これらの金型
が、高価、複雑であり、出来上がったプラスチック部品
に所望の溝を設けるために作業サイクル毎に作動させな
ければならない多数の可動部分の複雑さにより保守が難
しいと言えば充分である。さらに、これらの従来技術で
は、成形装置の内部幾何学的配置のために溝の深さが限
られている。このような方法および装置は、可能ではあ
るが、方法のコスト効率性、出来上がった構成要素およ
び金型のメンテナンスに関して営業的に実用的ではな
い。
【0003】コアをつぶす代わりに、Oリング溝を普通
の金型部分を用いて2つの構成要素を製造し、各構成要
素にそれぞれ溝を半分だけ形成し、次いで、構成要素を
接着、溶着などで相互に結合することが考えられる。こ
のような方法は明らかに不経済であり、多数の部品など
があることによりOリング・シールが所望通りに機能す
ることは期待できない。あるいは、Oリングを2つの部
分金型内に置き、このようなOリングまわりに構成要素
を成形することによってこのような構成要素を製造する
ことは可能であるかもしれない。しかしながら、このよ
うな現場方法は、特別な構成要素材料およびOリング材
料と成形製品の上層成形部分との間の複雑な相互作用を
必要とする。明らかに、このような金型および方法は、
複雑で高価な製造装置および方法を伴う。さらに、出来
上がった製品が固有の構造を有し、材料上の制限を有す
る可能性がある。
【0004】
【発明の概要】本発明は、上記のニーズを満たすOリン
グ・リテナを組み込んだ構成要素を成形する装置および
方法を意図している。特に、本発明は、成形プラスチッ
ク部品内にOリング・リテナを成形するため方法であっ
て、軸線、キャビティ部分、キャビティ形成面を備え
た、軸線まわりの複数の第1、第2の円周歯を有し、第
1セットが軸線外方の半径方向端部を有し、軸線に最も
近接した平らな部分を備えた表面を有する第1金型部分
を用意する段階と、軸線、キャビティ部分、第2金型部
分軸線まわりに角度的に変位させてあって金型部分を合
わせ係合させたときに第1金型部分の第2、第1のそれ
ぞれの歯とかみ合うキャビティ形成面を備えた複数の第
3、第4の円周歯を有し、第2金型部分の第3の歯が第
2金型部分軸線の外方に半径方向端部を有し、これらの
端部が第2金型部分軸線に最も近接している平らな部分
を備えた表面を有する第2金型部分を用意する段階と、
それぞれの軸線に沿って第2金型部分に対して第1金型
部分を並進させ、第1、第2の金型部分を合わせ係合さ
せて成形部品のためのキャビティを形成する段階と、キ
ャビティ内で部品を成形し、Oリングを保持するための
複数の第1、第2の軸方向に変位した表面を備えた部品
を形成する段階とを包含することを特徴とする方法を意
図している。
【0005】さらに、本発明は、成形部品内にOリング
・リテナを成形するための装置であって、並進運動軸
線、部品を形成するために設けたキャビティおよび分離
線を有し、キャビティの一部を構成する、軸線を有する
第1金型部分であり、軸線まわりに複数の円周歯を有
し、第1金型部分歯が少なくとも第1セット、第2セッ
トとして配置してあり、第1セットが第1金型部分軸線
の外側の半径方向端部を有し、これら端部の表面がキャ
ビティの1セグメントを構成し、このセグメントの表面
が第1金型部分軸線に最も近接している第1金型部分
と、軸線を有し、キャビティの一部を構成する第2金型
部分であり、分離線に沿って第1金型部分と合わせ係合
し、第2金型部分軸線まわりに複数の円周歯を有し、少
なくとも、第2金型部分軸線まわりに角度的に変位して
いて第1金型部分の歯とかみ合う第3、第4のセットと
して配置してあり、第3の歯が、第2金型部分軸線の外
側にあってキャビティの1セグメントを構成する表面を
有する半径方向端部を有し、このセグメントの表面部分
が第2金型部分軸線に最も近接している第2金型部分と
を包含し、それによって、第1、第2の金型部分間に形
成されたキャビティが、表面が互いから軸方向に変位し
ていてOリングを保持する複数の第1、第2のセグメン
トを有する部品を形成することを特徴とする装置を意図
している。
【0006】またさらに、本発明は、Oリングを受け入
れるようになっているモノリシック成形プラスチック製
構成要素であって、貫通ボアを有するほぼプラスチック
製の部材を包含し、この部材が貫通ボア内方へ突出し、
貫通ボアを取り囲んでいる第1、第2のセットのモノリ
シックのキャストレーションを有し、また、第1、第2
のキャストレーション間にあってOリングを受け入れる
ことのできるギャップを構成する環状の壁を有すること
を特徴とするプラスチック製構成要素を意図している。
さらに、本発明の方法、装置および構成要素はプラスチ
ック構成要素に濾材を組み込むことを意図している。し
たがって、本発明は、1つの形態として、構成要素内に
Oリングのためのリテナを創り出す一連の成形内部円周
方向キャストレーションを備えたプラスチック射出成形
構成要素を提供する。これらのキャストレーションは、
種々の直径および外形の広範囲にわたるOリングを適切
に保持するために種々のサイズおよび形状を取り得る。
さらに、別の形態において、装置には、Oリング・リテ
ナから半径方向外方に濾過ウインドウを創り出し、出来
上がった構成要素に濾過機能およびシール機能を果たさ
せる手段が設けられる。ここに記載した装置、方法およ
び製品のすべての形態において、現在知られている技術
以上の経済的で能率的な発明が提供されると考えられ
る。さらに、ここに提供した装置および方法は現在知ら
れている装置および方法以上の多種多様なリテナ幾何学
的配置を提供すると考えられる。
【0007】本発明の他の特徴および利点は、以下の好
ましい実施例についての説明、添付の請求の範囲および
添付図面から明らかになろう。
【0008】
【図面の詳細な説明および発明の好ましい実施例】構成
要素を成形するための装置の一実施例が図1〜5に示し
てある。金型は、第1金型部分10(図1)と第2金型
部分110(図3)とからなる。第1金型部分10は軸
線12を有し、第2金型部分110は軸線112(図
5)を有し、これらの金型部分は相対的に並進して合わ
せ係合状態となり、そられの間に形成されたキャビティ
内プラスチック射出成形部品を創り出すことができる。
合わせ係合したときに、第1金型部分10および第2金
型部分110は分離線8(図5参照)に沿って結合す
る。各金型部分、そして、相互にキー止め、ボルト止め
されたそれぞれの構成部分は、従来技術で周知のように
金型ベースにボルト止めされており(したがって、図示
しない)、現在のところ好ましい実施例では、標準配置
(これも図示しない)の適当なプラスチック射出成形機
内に固定されている。
【0009】第1金型部分10の好ましい実施例は、製
作の容易性などのためにいくつかの構成部分を有する。
第1金型部分軸線12から始まって、そして、より大き
い半径方向の形態の各部片または挿入物を説明するに際
して、まず中心挿入物20が設けてある(図1、5参
照)。中心挿入物20はほぼ円筒形のボア22を備えて
いる。中心挿入物20のキャビティ側(図1参照)に
は、2セットの歯が設けてあり、これらの歯は以下に説
明するように第2金型部分110の対応表面と相互錠止
する合わせ面を備えている。第1セットの歯24は、第
1の平らな表面26、第1の表面26から軸線12に関
して半径方向外方にある第2の表面28およびこれらの
表面26、28間にあって、これらの表面に対してほぼ
直角である中間の表面30とからなる。第2の表面28
は、軸線12と平行な円筒体を構成する円筒形表面部分
29を有する。第2の表面28は、さらに、同一平面上
にある平らな部分31を包含する。また、第1、第2の
表面26、28に対して適当な角度向きの移行表面3
2、34があり、第1セットの歯24の、以下に説明す
る要に、第2金型部分110の対応する歯との係合を容
易にする。中心挿入物20は、さらに、第2セットの歯
44を備えており、これらの歯44は第1セットの歯2
4と互い違いになっている。歯44は、中心挿入物20
の外周面まで延びている1つの平らな表面46を有す
る。
【0010】中心挿入物20の好ましい実施例に関し
て、特に第1セットの歯24の第2の表面28に関し
て、図5の円弧状部分36で示すように、第2の表面2
8の一部が第1の平らな表面26から離れる方向に、そ
して、円筒形表面部分29に向かって丸みが付けてある
ことにも注目されたい。さらにこの好ましい実施例に関
して、第1セットの歯24および第2セットの歯44は
第1金型部分10の軸線12に軸方向に変位している。
特に、この好ましい実施例(図5参照)に関して、第1
の表面26、中間の表面30および第2の表面28は、
基準D1から最も高いところから最も低いところまで軸
線方向の高さのところに配置してあり、表面46は基準
D1から低い高さのところにある(図2も参照)。さら
にこの好ましい実施例に関して、ボア22と流体的に連
通する室壁40が設けてある。壁40は軸線12に対し
て直角であり、表面26、46間の軸線方向高さのとこ
ろにあり、したがって、第2セットの歯44は表面46
と壁40の間に中間の表面48を有する(図2、5)。
【0011】中心挿入物20から半径方向外側にスリー
ブ50があり、これは第1金型部分10に対応するキャ
ビティを一部構成する。スリーブ50は、円筒形のボア
51を通して中心挿入物20をびったりと受け入れるよ
うに構成してある。好ましい実施例に関して、スリーブ
50は平らなフラット56(図1)を包含する。後述す
るように、フラット56は成形作業の間の濾過材料挿入
物の支えとなり、さらに、出来上がった構成要素内に濾
過ウインドウ(図5参照)を創り出す際に助けとなる。
さらに好ましい実施例に関して、スリーブ50は平らな
フラット56から半径方向内方にある環状のフラット5
2およびフラット56を環状のフラット52に連結す
る、軸線12に対してほぼ平行になっている環状の壁5
4を有する。このようにして、環状のフラット52、環
状の壁52および円筒形表面部分29は歯の外方に環状
の溝を構成し、それによって、成形部品に環状のリブを
構成する。フラット56間には、半径方向に延びるチャ
ネル58が適当に設けてあり、内方の環状のフラット5
2と平らなフラット56の半径方向外方とを流体連通さ
せることができる。
【0012】スリーブ50から半径方向外方には外側の
スリーブ60があり、このスリーブ60は、好ましい実
施例では、第1金型部分10に対応するキャビティの一
部を形成する。外側のスリーブ60は、スリーブ50を
緊密に受け入れる円筒形のボア62を備えている。外側
のスリーブ60は、さらに、第1金型部分10のキャビ
ティ形成面の一部を形成する環状のフラット64を備え
る。この技術分野では周知のように、中心挿入物20、
スリーブ50および外側のスリーブ60は適当にキー止
めされ、適当な保持手段、たとえばボルトを備えてり、
金型ベース上の他の挿入物でこれらを保持し、すべての
構成要素を相互に適切に固着して第1金型部分10を確
立するようになっている。さらに、好ましい実施例にお
いては、外側のスリーブ60およびスリーブ50などに
適切なランナーが設けてある。このランナーは、この技
術分野では周知のように、第1金型部分10および第2
金型部分110によって形成されるキャビティ内に樹脂
を射出できるような寸法となっている。
【0013】第2金型部分110に関しては、軸線11
2から開始して、そしてそこから外方へ、中心挿入物1
20(図3参照)が設けてある。多くの点で、第2金型
部分110の中心挿入物120は中心挿入物20と類似
した特徴を有する。したがって、これらの類似した特徴
は中心挿入物20と同様の参照符号に100を加えた参
照符号で示す。特に、好ましい実施例では、中心挿入物
120は第3セットの歯124(第1金型部分10の第
1セットの歯24に類似する)を有し、この歯は、中心
挿入物20上の第2の歯44の平らな表面46とかみ合
う第1の平らな表面126を有する。さらに、第2の表
面128が歯124に設けてあり、この表面は中間の表
面130(図4参照)を介して第1の平らな表面126
に連結している。第2の表面128は、同一平面上にあ
る平らな部分131を包含し、さらに、金型軸線112
まわりにあり、軸線112と平行な円筒形表面を構成す
る表面129を包含する。また、第3の歯124の第1
の表面126および第2の表面128から角度的に変位
して移行表面132,134がある。第3の歯との間で
互い違いに第4セットの歯144がある(これらの歯も
第1金型部分の第2セットの歯44と同様である)。第
4セットの歯144は、中心挿入物20上の第1歯24
の平らな表面26とかみ合う平らな表面146を包含す
る。
【0014】中心挿入物120の歯は、挿入物20の歯
とかみ合うようにも構成してあり、成形された製品(図
5A参照)のためのキャビティの環状内部の一部を形成
する。この形態において、第3セットの歯124は、挿
入物20の対応する第2セットの歯44を押圧し、それ
と共に樹脂のためのシールを創り出すように幾何学的に
構成してある。同様に、第4セットの歯144も挿入物
20の第1セットの歯24を押圧し、それと相補的であ
る。特に、歯をかみ合わせるかまたは相互錠止した際、
第3の歯124の第2の表面の同一平面上の部分131
が第1の歯24の第2の表面の同一平面上の部分31と
平行となることに注目されたい。したがって、好ましい
実施例では、このことを達成するために、中心挿入物1
20の歯を第2金型部分110の軸線112に関して軸
方向に、中心挿入物20の対応する歯の軸線方向高さを
補足する量、変位させている。したがって、基準D2
(図5参照)から最も高いところから最も低いところま
での軸線方向高さに、第1の表面126、第2の表面1
28、そして、表面146がある。さらに、好ましい実
施例においては、移行表面132、134が移行表面3
2、34とかみ合い、それらと密封係合するように押圧
し、第1金型部分10および第2金型部分120を係合
させたときに(図5A参照)樹脂のばりなどを最小限に
抑えるように相対的に傾斜している。
【0015】中心挿入物20と同様に、中心挿入物12
0のためのこの好ましい実施例においては、第2の表面
128はアール136(図5)で示すように丸みが付い
ていると好ましい。また、この好ましい実施例に関し
て、室壁140が設けてあり、この室壁は、基準D2に
関して表面128、146間の軸線方向高さのところに
あり、したがって、中間の表面148(図5参照)を確
立している。第2金型部分110のための中心挿入物1
20から半径方向外方へ進んで、円筒形のボア151を
備えたスリーブ150があり、これは中心挿入物120
密封係合する(図3、5参照)。好ましい実施例のため
のスリーブ150の関連したキャビティ構成部分に関し
ては、フラット156が設けてあり、これは、樹脂をキ
ャビティに射出する前に挿入され、また、出来上がった
構成要素の出来上がった濾過ウインドウを構成する濾過
材料のための支えとなる。ここで、フラット156が濾
過材料を支える手段として機能し、さらに、第2金型部
分110によって構成されるキャビティによって製造さ
れた製品に濾過ウインドウを構成するのにも役立つこと
は注目されたい。
【0016】さらに、好ましい実施例に関して、スリー
ブ150はフラット156から半径方向内方にある環状
のフラット152と、軸線112とほぼ平行にそられの
間に連結した環状の壁154とを有する。また、スリー
ブ150は濾過支持手段156に対して半径方向外方の
環状の壁157を備えており、この環状壁は環状の平ら
な部分159に移行する。このようにして、環状のフラ
ット152、環状の壁154および円筒形表面部分12
9は歯の外方に環状の溝を構成し、それによって、成形
部品に環状のリブを創り出すことができる。さらに、ス
リーブ150の好ましい実施例においては、半径方向の
チャネル158が設けてあり、このチャネルにより、環
状のフラット152とフラット156の半径方向外方の
キャビティ部分との間を流体連通させることができる。
【0017】また、好ましい実施例においては、スリー
ブ150から半径方向外方には外側のスリーブ160が
あり、このスリーブはキャビティの一部を形成する(図
3、5参照)。外側のスリーブ160は円筒形のボア1
62を備えており、このボアはスリーブ150と外側ス
リーブ160との確実な係合を可能とする。外側のスリ
ーブ160は内部の環状のフラット164を備え、これ
はテーパ付きの側壁166に移行し、この側壁が順次環
状の側壁168に移行する。このようにして、テーパ付
きの側壁166は、一体のテーパ付きの壁を形成する手
段を構成する。また、環状の側壁168は外側の環状の
フラット170に連結し、このフラットは順次に外側の
環状の側壁172に連結する。したがって、外側の環状
の側壁172および環状のフラット170は、環状のフ
ラット64との組み合わせにおいて、一体の環状のフラ
ンジを形成する手段を構成する。外側の環状の側壁17
2は、外側のスリーブ160のための環状の外壁174
に連結している。
【0018】第2金型部分110は、好ましい実施例に
よれば、中心挿入物120、スリーブ150および外側
のスリーブ160を包含する。さらに、この技術分野で
は周知のように、プラスチック樹脂のための適切に設置
したランナーを、たとえば、環状の側壁172(図示せ
ず)に対して半径方向外方に設けてもよい。適切な数お
よび配置の放出ピンを完成した部品を適切に放出できる
ように設け、たとえば、外側のスリーブ160を通して
完成した成形構成要素を適切に放出できるようにしても
よい。ここで再び、当業者には周知であるように、第2
金型部分110のための好ましい実施例の種々の構成要
素は適切にキー止めされ、適切な手段によって、相互
に、そして、金型ベース(図示せず)の他の普通の構成
要素に固着される。さらに、好ましい実施例の金型部分
10、110の種々の構成要素はプラスチック射出成形
金型として使用するための適当な普通のツール・スチー
ルからなる。
【0019】本発明の装置の前述の好ましい実施例の動
作を以下に説明する。それぞれの金型ベースは、典型的
な要領でこの技術分野では周知のように普通に構成され
た第1金型部分構成要素および第2金型部分構成要素を
受け入れ、そして、標準の射出成形機(図示せず)に適
当に装着される。この射出成形機は、ゲート、ランナー
などを経て金型キャビティを加熱し、そこに溶融プラス
チックを移送するプラスチック樹脂加熱セクションを包
含する。これらはこの技術分野では周知であり、ここは
詳しく説明しない。射出成形機は、さらに、液圧セクシ
ョンを包含し、このセクションは、それぞれの金型部分
10、110と共に各金型ベースを保持し、成形サイク
ルの適切な段階で、液圧ラムなどを介して金型部分を相
対的に移動させることができる。しかしながら、移動に
先立って、この好ましい実施例においては、濾過材料2
10の環体を、濾過支持手段すなわちフラット156上
に横たえて第2金型部分110内に挿入する(図5参
照)。
【0020】第1金型部分10および第2金型部分11
0は、図5に示すように、軸線12、112に沿って互
いに係合するように相対的に移動させられ、分離線8に
沿って完全に相互錠止あるいは係合する。金型部分は高
圧の下にその位置に一緒に保持され、その間に、樹脂成
形材料が高圧の下に相互錠止した金型部分間に形成され
たキャビティに射出される。材料が、たとえば、金型ベ
ース(図示せず)の普通の内部水冷チャネルを経て冷却
することによって、固化したとき、金型部分10、11
0を相対的な動きによって分離させ、成形部品200を
取り出すことができる。この部品の取り出しは、従来の
放出ピン(図示せず)によって行ってもよい。この部品
の放出に続いて、金型部分は成形サイクルを繰り返すた
めに所定位置に置かれる。ここで、前記作業の大部分が
機械的に行われるが、濾過材料の挿入は自動給送機ある
いはオペレータの手動で実行してもよい。
【0021】この前記成形装置および方法からの出来上
がった製品が図6〜10に示してあり、全体的に200
が付けてある。構成要素200は、それを貫通するボア
によって定められた軸線250および第1セットのキャ
ストレーション、第2セットのキャストレーション22
4、244を包含する。これらのキャストレーション
は、それぞれ内方へ突出し、ボアを取り囲んでいる。第
1のキャストレーション224は、ほぼ同一平面上にあ
る平らな部分229を包含する内面228を有する(図
8、9参照)。同様に、第2のキャストレーション24
4(これらは第1のキャストレーション244から軸線
210まわりに角度的に変位している)は、ほぼ同一平
面上にある平らな部分289を包含する内面288を有
する(図7、9参照)。図9、10に示すように、した
がって、構成要素200はエラストマー材料の適当な寸
法のOリング220を受け入れるようになっている。O
リング220は、手動または機械手段によって、第1の
キャストレーション224と第2のキャストレーション
244の間で構成要素220内に軸線方向に挿入するこ
とができる。
【0022】好ましい実施例において、第1のキャスト
レーション224は、さらに、半環状の形態、たとえ
ば、円形横断面とOリングのそれに一致する湾曲した内
壁部分236を包含する。この内壁部分は、第3の歯1
24の表面138によって形成されている。第1のキャ
ストレーション224の残りのものは、第3の歯124
の中間の表面130によって形成された横方向の壁23
0と、表面132、134によって形成された半径方向
の嘆き232、234である(図6、7、9参照)。同
様に、第2のキャストレーション244は、好ましい実
施例においては、第1の歯24の表面36によって形成
された半環状である湾曲部分238を包含する。第2の
キャストレーション244の他の特徴は、第1の歯24
の中間の表面30により形成された横方向の壁290
と、移行表面32、34によって形成された半径方向の
壁292,294である(図6、7、9参照)。
【0023】好ましい実施例のおけるキャストレーショ
ン224、244から半径方向外方には構成要素200
内に成形された濾過材料210がある。また、好ましい
実施例においては、複数の濾過ウインドウ212があ
る。濾過ウインドウ212は、それぞれ、半径方向のリ
ブ258、278と一体的に結合させた内部の環状のリ
ブ252、272によって構成されている。リブ25
8、278は、順次、それぞれ、外側の環状のリブ26
4、259と一体に結合させてある(図7、8参照)。
この点で、外側の環状のリブ259、264は、さら
に、そこに成形された濾過材料210と共に環状のフラ
ンジ270を形成している(図9参照)。さらに、好ま
しい実施例においては、外側の環状のリブ259は、軸
線210に沿って軸方向に延び、テーパが付けられて軸
線方向テーパテーパ266を形成している(図9参
照)。
【0024】上記したように、好ましい実施例において
は、第1のキャストレーション224および第2のキャ
ストレーション244は半環状の表面228、288を
備えており、これらの表面はOリング220の横断面2
22の湾曲に一致している。したがって、構成要素にO
リング220を組み込み、軸または他の円筒形構造に適
当に装着したとき、Oリング220は円筒形構造または
軸に密封係合することができ、構成要素200は第1、
第2のキャストレーション224、244を経由してO
リング220と密封係合し、軸または円筒形構造との構
成要素200のシールを可能とすると共に、構成要素2
00における濾過材料210の効率を高めることができ
る。しかしながら、本願の特許請求の範囲に記載した発
明が好ましい実施例に予想される範囲を超えた用途も有
することができることに注目されたい。実際に、ここで
開示した第1、第2のキャストレーションは、圧力およ
び温度を含む範囲の環境要因にさらされるプラスチック
製構成要素内へのOリングの保持を必要とする幅広い範
囲の用途でも利用できると考えられる。
【0025】ここに説明した好ましい実施例は次のよう
に製作される。構成要素200は、好ましくは33%ガ
ラス繊維入りナイロン6−6からなる、熱安定のモノリ
シックの成形プラスチック樹脂であると好ましい。ここ
で、このプラスチックの材料が例示であって、この技術
分野では周知の多くの他の適当な材料、たとえば、ナイ
ロン6−12または組立体の作動環境について予想され
る流体および動作温度にとって適したポリエステルを含
む材料を使用し得ることに注目されたい。さらに、好ま
しい実施例においては、濾過材料210は、20%孔面
積を持つ52ミクロン(0.002インチ)ポリエステ
ル・スクリーンである。しかしながら、他の同様の濾過
材料、たとえば、ナイロン、鋼、ブラス、ステンレス鋼
のスクリーンまたはこの技術分野で公知の他の材料も使
用することができ、その選択は、ここでも予想される操
作環境に依存する。
【0026】寸法上、構成要素の好ましい実施例は、第
1のキャストレーション228の横方向の壁230間お
よび第2のキャストレーション244の横方向の壁29
0間などで約1.02インチ(25.9mm)の内径を有
する。環状の壁298は約1.14インチ(29.0m
m)の内径を有する。第1、第2のキャストレーション
の幅に関しては、第1のキャストレーション228につ
いて角度的に測定したような最大幅は軸線210に関し
て約13.5度であり、そして、第2のキャストレーシ
ョン244についての最大幅は約16.5度である。さ
らに、半径方向の壁232、234、292、294
は、軸線210から約10度斜めになっている。濾過ウ
インドウは環状に配置されており、約1.190インチ
(30.23mm)直径の内壁および約1.287インチ
(32.69mm)の外壁を備え、そして、半径方向のリ
ブ278、258は約0.060インチ(1.52mm)
の最大幅となっている。壁259は、約1.407イン
チ(35.7mm)の外径と、を有する。そして、軸線2
10から斜めに約9度で減少するテーパ・セクション2
66を有する。さらに、フランジ270の外径は、約
1.560インチ(39.6mm)である。軸線方向の寸
法において、第1、第2のキャストレーション228、
288は、代表的には、0.042インチ(1.07m
m)厚であり、環状の壁298の軸線方向長さは約0.
112インチ(2.84mm)である。約0.004イン
チ(0.102mm)厚の濾過材料210が、設置された
まわりに構成要素のフランジ側から約0.072インチ
(1.83mm)のところに位置している。構成要素の軸
線方向全長は約0.305インチ(7.75mm)であ
る。このように構成したとき、Oリング220について
約0.072インチ(1.83mm)のクリアランスがあ
り、Oリングそれ自体は、約0.989インチ(25.
1mm)I.D.×0.07インチ(1.78mm)横断面直
径の寸法となっており、適当な合成ゴムなどで構成する
ことができる。
【0027】好ましい成形装置は次のような寸法であ
る。軸線12から始まる第1金型部分10については、
ボア22の直径は約0.50インチ(12.7mm)であ
り、第2歯44の表面46は0.72のインチ(18.
3mm)直径で始まり、1.117(28.37mm)直径
で終わる。第1歯24の第1表面26は、直径が0.8
0インチ(20.3mm)から1.023インチ(25.
98mm)までの範囲にあり、幅が約13.5度となって
おり、そして、第2表面28は1.117(28.37
mm)直径まで続く。表面32、34は、表面26から約
16.5度の幅で始まり、表面46に到達するまで軸線
12から10度に傾斜している。環状のフラット52
は、1.117インチ(28.37mm)から1.194
インチ(30.33mm)直径までに及び、そして、フラ
ット56は1.293インチ(32.84mm)直径まで
延びている。ボア62は1.313インチ(33.35
mm)直径を有し、外側のスリーブ60は2.00インチ
(50.88mm)の外径を有する(したがって、好まし
い実施例においては、フラット56の半径方向外方に環
状のフラットがある)。軸方向について、基準D1から
測定して、第2の歯44の表面46は1.377インチ
(34、98mm)のところにあり、室壁40は1.41
7インチ(35.99mm)のところにある。第1の歯2
4については、同一平面上の表面31は1.493のイ
ンチ(37.92mm)のところにあり、円弧状表面36
は0.30インチ(0.76mm)の半径を有し、第1の
表面26は1.533インチ(38.94mm)である。
スリーブ50に関しては、環状のフラット52は1.3
77インチ(34.98mm)のところにあり、フラット
56は1.428インチ(36.27mm)のところにあ
り、チャネル58は、各々、0.060インチ(1.5
2mm)幅である。表面64は1.377インチ(34.
98mm)のところにある。
【0028】軸線112から始まっている第2金型部分
110については、ボア122の直径は約0.050イ
ンチ(12.7mm)であり、第4の歯144の表面14
6は0.72インチ(18.29mm)直径で始まり、
1.117インチ(28.37mm)直径で終わる。第3
歯124の第1の表面126は、0.80インチ(2
0.32mm)から1.023インチ(25.98mm)直
径の範囲にあり、約13.5度の幅を有し、第2の表面
128は1.117インチ(28.37mm)まで続いて
いる。表面132、134は、表面126から約16.
5度の幅で始まり、表面146に到達するまで軸線11
210度に傾斜している。環状のフラット152は、
1.117インチ(28.37mm)から1.194イン
チ(30.33mm)直径まで及び、そして、フラット1
56は1.293インチ(32.84mm)直径まで延び
ている。ボア162は、1.313インチ(33.35
mm)の直径を有する(したがって、好ましい実施例にお
いては、スリーブ150上のフラット156から半径方
向外方に環状のフラット159がある)。外側のスリー
ブ160は、1.409インチ(35.79mm)のとこ
ろで軸線112から環状の壁166まで約9度のテーパ
まで移行する約1.361インチ(34.57mm)の直
径まで延びる環状のフラット164を有する。続いて、
1.565インチ(39.75mm)の外径を持つ外側の
環状のフラット170まで進む。外側のスリーブ160
は、直径約2.0インチ(50.8mm)である。軸方向
において基準D2から測定して、第4の歯144の表面
146は1.221インチ(31.01mm)のところに
あり、室壁140は1.261インチ(32.03mm)
のところにある。第3の歯124については、同一平面
上の表面131は1.337インチ(33.96mm)の
ところにあり、円弧状の表面136は0.030インチ
(0.76mm)のアールが付けてあり、第1の表面12
6は1.377インチ(34.98mm)のところにあ
る。スリーブ150については、環状のフラット152
は1.221インチ(31.01mm)のところにあり、
フラット156は1.324インチ(33.63mm)の
ところにあり、そして、外側の環状のフラット159は
1.071インチ(27.20mm)のところにある。さ
らに、チャネル158は0.060インチ(1.52m
m)幅である。スリーブ160については、内部の環状
のフラット164は1.071インチ(27.20mm)
のところにあり、環状の壁168は約0.097インチ
(2.48mm)幅であり、環状の壁170は約1.27
2インチ(32.31mm)のところにあり、そして、外
側のスリーブ160の高さは約1.377インチ(3
4.98mm)である。
【0029】先に述べた装置および方法は好ましい実施
例であるが、その代替構造も出願人の現在意図している
発明から逸脱することなく構成可能で得ある。たとえ
ば、各金型部分10および110がいくつかの構成要素
を包含するものとして説明してきたが、より少ないスリ
ーブまたはキャビティの各側を構成する1つだけの挿入
物もおそらく構成可能である。さらに、各金型部分10
および110を、成形前に金型に挿入することができる
濾過材料を支持するフラットを包含するものとして説明
してきたが、1つの金型部分に1つだけフラットを設け
ればよく、このフラットが他方の金型部分上の対応する
相補的な表面、たとえば、平らな表面を押圧し、成形作
業中濾過材料を支持し、出来上がった成形構成要素に濾
過ウインドウを与えるようにしてもよい。あるいは、複
数のフラットが他方の金型部分の対応する相補的な表面
を、間に濾過材料を挟んで押圧し、製品に複数の濾過ウ
インドウを与えてもよい。さらに、明らかなように、適
当な環状のフラットおよび半径方向のチャネルを一方ま
たは両方の金型部分から排除し、濾過材料の各側に交互
に環状あるいは半径方向のリブ(またはそれの組み合わ
せ)を設けたり、濾過材料の片側に半径方向のリブを設
けたり、濾過材料の片側に環状のリブを設けたり、ある
いは、これらの組合わせを採用したりしてもよい。それ
に加えて、濾過材料および金型の濾過材料を支えている
フラットを、好ましい実施例について説明した以外の種
々の軸線方向高さのところに設けてもよい。この場合、
第1、第2のキャストレーションの同一平面上の表面を
軸線方向に越えた位置のみならず、第1、第2のキャス
トレーションそれ自体を軸線方向に越えた位置も含む。
さらに、濾過ウインドウ自体が種々の形状、配置のもの
であってもよく、その場合、特定の角度範囲(たとえ
ば、1コドラント)のみに設置したウインドウあるいは
特定の半径方向の範囲(たとえば、テーパ付きの環状の
壁とフランジ周面の間)に設置したウインドウも含む。
【0030】フランジおよびテーパ付きの壁について
の、好ましい実施例とは異なる幾何学的形態また可能で
ある。構成要素のためのフランジは選ばれた位置で半径
方向または角度的に設置することができ、特に構成要素
を受け入れる領域にただ1つの向きで設置できるように
構成要素のキー止め機能を得ることができる。また、フ
ランジはキャストレーションの両側、あるいは、第1、
第2セットの間または濾過材料の両側で軸線方向に設置
することができる。テーパ付きの壁も同様に与えられた
特定の用途のために種々の角度位置および軸線方向位置
に設置することができる。さらに、構成要素のフランジ
およびテーパならびにここで説明した第2金型部分11
0の対応する部分は本発明の或る種の用途ではオプショ
ンとみなすることができる。
【0031】また、上記した装置、方法および構成要素
に関して、種々のキャストレーション創作幾何学的配置
を容易に想像することができ、それも本発明によってカ
バーすることができると考える。好ましい実施例におい
て、第1金型部分の第1の歯の、第2の歯の表面とかみ
合う表面が平らであり、金型部分の軸線に対して垂直で
あるけれども、表面が金型部分間で対応し、成形中にキ
ャビティに導入される樹脂に対して比較的効果的なシー
ルを形成する限り、他の非平坦あるいは非直角の幾何学
的配置も考えられる。したがって、キャストレーション
内面、したがって、金型部分の対応するキャビティ形成
表面は平らであってもよいが、それぞれの金型部分軸線
に対して斜めであり、厚さが不均一であるか、または、
組立体がさらされる種々の圧力差あるいは或る特定の用
途に伴う他の独特な要因により円周上に種々の保持圧力
を必要とするOリングを保持するようになっているとよ
い。
【0032】さらに、キャストレーションが横断面台形
であると現在のところ好ましいが(図9、10参照)、
キャストレーションが矩形あるいは三角形の横断面のい
ずれかであってもよい。さらに、第1、第2のキャスト
レーション224、244がそれらの間に最小量の角度
的ギャップ248を持って角度的に互い違いになってい
ると好ましいが、関連した挿入物または金型部分表面の
移行表面32、34、132,134の角度変位を変え
るか、あるいは、第1セット24,124に介入してい
る歯および金型部分軸線12,112に対して直角のキ
ャビティ形成用平坦面を持たない第1セットの歯24,
124および第2セットの歯44、144の間に介在す
る1つまたはそれ以上の歯を創り出し、第1、第2のキ
ャストレーション間により大きい角度間隔あるいは軸線
方向間隔を創り出すことによって角度的ギャップ間の距
離を増大させることができることは明らかである。また
さらに、同一平面上にない互い違いの軸線方向表面を備
えたセットの歯により、Oリングを平らでないプロフィ
ール内にOリングを保持することができるが、独特な用
途で要求された場合などに、むしろ、ボア軸線に対する
種々の軸線方向高さのところにある。
【0033】さらに、好ましい実施例において説明した
キャストレーションは円形横断面のOリングを受け入れ
るように構成してある。ここで、第1、第2のキャスト
レーション224、244を湾曲した内面228、28
8を欠き(すなわち、円弧状部分36,136)、矩形
横断面のOリングを受け入れるように構成することがで
きることは了解されたい。この構成は、中心挿入物2
0、120それぞれにある湾曲した表面36,136を
排除することによって達成し得る。したがって、適当な
金型キャビティ表面が平らとなり(たとえば、表面31
または131)および円筒状になり(たとえば、表面2
9または129)、それによって、Oリングの矩形横断
面に一致する直角表面を創り出すことになる。ここに開
示し、特許請求の範囲に記載した装置、構成要素を製造
する方法および構成要素は多数の利点を有する。ここに
開示した装置および方法は簡単な構造であり、しかも、
所望の用途にとって適した要領で適切にOリングと係合
し、保持するOリング用のプラスチック製構成要素に一
連の保持部材を与えるのである。この装置および方法
は、つぶれることがない2つの金型部分の比較的簡単な
構造を使用し、複雑な成形操作を必要とせず、その結
果、経済的な要領で構成要素の製造を可能とする。さら
に、ここに開示した装置および方法は、維持されること
がありえて、典型的な射出成形機械を使用して比較的単
純な製造環境において維持、操作することができる。さ
らに、ここに開示した構成要素は、製造上経済的である
が、所望用途のための或る範囲の作業環境で組立体が正
しく作動できるに充分なOリング用リテナ機構も提供す
る。
【0034】本発明の好ましい実施例を開示したが、本
発明が開示した実施例またはそれらの意図した用途に限
定されるものではないことは了解されたい。ここに説明
したものに加えて、発明から離れることなく、設計上の
変更を行うことが可能である。発明の範囲は添付の特許
請求の範囲に示したとおりであり、特許請求の範囲の意
味および均等範囲に入るすべての変更を含むことを意図
している。したがって、発明を特定の実施例に関して説
明してきたが、構造、材料などの変更はなお発明の範囲
内で当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の第1金型部分のキャビティ
形成部分の、キャビティ側から見た平面図である。
【図2】 図1の中心挿入物周囲の側面図である。
【図3】 この図は、本発明の実施例の第2金型部分の
キャビティ形成部分の、キャビティ側から見た平面図で
ある。
【図4】 図3の中心挿入物周囲の側面図である。
【図5】 図1、3の5−5線に沿った横断面図であ
り、キャビティを形成するように係合した金型部分のキ
ャビティ形成部分を描写している図である。
【図5A】 この図は、それぞれの金型部分の中心挿入
物を係合させたときの、図2、4と同様の側面図であ
る。
【図6】 図1から図5に示す装置から作った成形構成
要素の斜視図である。
【図7】 図6の構成要素の片側の平面図である。
【図8】 図6に示す構成要素の反対側の平面図であ
る。
【図9】 円形横断面の代表的なOリングをプラスチッ
ク製構成要素内に置く前のOリングの横断面と組み合わ
せた、図8の9−9線に沿った横断面図である。
【図10】 Oリングを構成要素内に保持したときの、
図9の構成要素およびOリングの横断面図である。
【符号の説明】
8 分離線 10 第1金型部分 12 軸線 20 中央挿入物 22 円筒形ボア 24 第1セットの歯 26 第1の平らな表面 28 第2表面 29 円筒形表面部分 30 中間表面 31 平らな部分 32 移行表面 34 移行表面 36 円弧状部分 44 第2セットの歯 46 平らな表面 50 スリーブ 52 環状フラット 54 環状壁 56 フラット 58 チャネル 60 外側スリーブ 62 円筒形ボア 64 環状フラット 110 第2金型部分 112 軸線 120 中央挿入物 124 第3セットの歯 126 第1の平らな表面 128 第2表面 130 中間表面 132 移行表面 134 移行表面 144 第4セットの歯 150 スリーブ 151 円筒形ボア 152 環状フラット 154 環状壁 156 フラット 158 半径方向チャネル 159 環状フラット部分 160 外側スリーブ 162 円筒形ボア 164 内部環状フラット 166 テーパ付き側壁 170 外側環状フラット 172 外側環状側壁 174 環状外壁 200 構成要素210 濾過材料 224 第1セットのキャストレーション 228 内面 229 平らな部分 244 第2セットのキャストレーション 236 湾曲内壁部 238 湾曲部分 252 内側環状リブ 258 半径方向リブ 259 外側環状リブ 264 外側環状リブ 270 環状フランジ 272 内側環状リブ 278 半径方向リブ 289 平らな部分

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形部品内にOリング・リテナを成形す
    るための装置であって、並進運動軸線、部品を形成する
    ために設けたキャビティおよび分離線を有し、 a)キャビティの一部を構成する、軸線を有する第1金
    型部分であり、軸線まわりに複数の円周歯を有し、第1
    金型部分歯が少なくとも第1セット、第2セットとして
    配置してあり、第1セットが第1金型部分軸線の外側の
    半径方向端部を有し、これら端部の表面がキャビティの
    1セグメントを構成し、このセグメントの表面が第1金
    型部分軸線に最も近接している第1金型部分と、 b)軸線を有し、キャビティの一部を構成する第2金型
    部分であり、分離線に沿って第1金型部分と合わせ係合
    し、第2金型部分軸線まわりに複数の円周歯を有し、少
    なくとも、第2金型部分軸線まわりに角度的に変位して
    いて第1金型部分の歯とかみ合う第3、第4のセットと
    して配置してあり、第3の歯が、第2金型部分軸線の外
    側にあってキャビティの1セグメントを構成する表面を
    有する半径方向端部を有し、このセグメントの表面部分
    が第2金型部分軸線に最も近接している第2金型部分と
    を包含し、それによって、第1、第2の金型部分間に形
    成されたキャビティが、表面が互いから軸方向に変位し
    ていてOリングを保持する複数の第1、第2のセグメン
    トを有する部品を形成することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置において、第1、第2の
    金型部分のうちの少なくとも1つが、さらに、前記金型
    部分の円周歯から半径方向外方に少なくとも1つの平ら
    な表面を包含し、他の金型部分が、さらに、金型部分を
    合わせ係合させたときに平らな表面に当接している濾過
    材料を支える手段を包含することを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の装置において、第1、第2の
    金型部分の少なくとも1つが、環状の溝を包含してお
    り、この溝がそれを含んでいる金型部分の円周歯から外
    方に位置したキャビティ部分を構成しており、さらに、
    環状の溝と流体的に連通しているキャビティ部分を構成
    する少なくとも1つの半径方向のチャネルを包含するこ
    とを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の装置において、さらに、第
    1、第2の金型部分のうちの少なくとも1つ金型部分の
    円周歯から半径方向外方で成形部品に一体の環状のフラ
    ンジを形成する手段を包含することを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の装置において、さらに、第
    1、第2の金型のうちの少なくとも1つ金型部分の円周
    歯から半径方向外方で成形部品に一体のテーパ付きの外
    壁を形成する手段を包含することを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項2の装置において、さらに、第
    1、第2の金型部分のうちの少なくとも1つの金型部分
    の円周歯から半径方向外方で成形部品に一体のテーパ付
    きの外壁を形成する手段を包含することを特徴とする装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項3の装置において、さらに、第
    1、第2の金型部分のうちの少なくとも1つの金型部分
    の円周歯から半径方向外方で成形部品に一体のテーパ付
    きの外壁を形成する手段を包含することを特徴とする装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項4の装置において、さらに、第
    1、第2の金型部分のうちの少なくとも1つの金型部分
    の円周歯から半径方向外方で成形部品に一体のテーパ付
    きの外壁を形成する手段を包含することを特徴とする装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1の装置において、第1金型部分
    の第1の円周歯外向き半径方向端部のキャビティ形成表
    面または第2金型部分の第3の円周歯外向き半径方向端
    部のキャビティ形成表面が円弧状部分を包含し、この円
    弧状部分が金型部分軸線に最も近接した表面部分からこ
    の軸線から最も遠くの部分まで移行していて円筒形表面
    を構成し、それによって、こうして形成されたキャビテ
    ィが、円形横断面のOリングを保持するようになってい
    る表面を包含することを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項9の装置において、さらに、第
    1、第2の金型部分のうちの少なくとも1つの金型部分
    の円周歯から半径方向外方で成形部品に一体のテーパ付
    きの壁を形成する手段を包含することを特徴とする装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10の装置において、さらに、
    第1、第2の金型部分のうちの少なくとも1つの金型部
    分の円周歯から半径方向外方で成形部品に一体のテーパ
    付きの外壁を形成する手段を包含することを特徴とする
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項9の装置において、第1、第2
    の金型部分のうちの少なくとも1つが、前記金型部分の
    円周歯から半径方向外方に少なくとも1つの平らな表面
    を包含し、他の金型部分が、さらに、金型部分を合わせ
    係合させたときに平らな表面に当接している濾過材料を
    支える手段を包含することを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項10の装置において、第1、第
    2の金型部分のうちの少なくとも1つが、前記金型部分
    の円周歯から半径方向外方に少なくとも1つの平らな表
    面を包含し、他の金型部分が、さらに、金型部分を合わ
    せ係合させたときに平らな表面に当接している濾過材料
    を支える手段を包含することを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項11の装置において、第1、第
    2の金型部分のうちの少なくとも1つが、前記金型部分
    の円周歯から半径方向外方に少なくとも1つの平らな表
    面を包含し、他の金型部分が、さらに、金型部分を合わ
    せ係合させたときに平らな表面に当接している濾過材料
    を支える手段を包含することを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項1の装置において、第1金型部
    分軸線に最も近接してセットされた第1の歯の半径方向
    端部の表面部分が同一平面上にあり、第2金型部分軸線
    に最も近接してセットされた第3の歯の半径方向端部の
    表面部分が同一平面上にあることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 成形部品の内部にOリング・リテナを
    成形するためのキャビティを有する装置であって、 a)ベース基準、軸線、キャビティの一部を形成してい
    る少なくとも1つの表面を有する第1セットの円周歯お
    よびキャビティの一部を形成している少なくとも1つの
    表面を有し、第1歯間に挿入されている第2セットの円
    周歯を有する第1金型部分であり、第1セットの歯が第
    1、第2の表面を有し、第2表面の部分が第1金型部分
    軸線に対してほぼ直角となっており、さらに、第1、第
    2の表面間にある少なくとも1つの中間の表面を有し、
    第1の表面が第2の表面から軸線に対して半径方向内方
    に配置してあり、第2の表面より大きいベース基準から
    の距離に軸線方向に変位しており、第2セットの歯が第
    1セットの歯の第1、第2の表面よりも短いベース基準
    から距離に軸線方向に変位している第1金型部分と、 b)ベース基準、軸線、キャビティの一部を形成してい
    る少なくとも1つの表面を有する第3セットの円周歯お
    よびキャビティの一部を形成している少なくとも1つの
    表面を有する第4セットの円周歯を有する第2金型部分
    であって、第3セット、第4セットの歯が第1金型部分
    の第2、第1セットそれぞれの歯と円周方向に相補的と
    なっており、第2金型部分の第3セットの歯が第1、第
    2の表面を有し、第2表面の一部が第2金型部分軸線に
    対してほぼ直角となっており、さらに、第1、第2の表
    面間に少なくとも1つの中間の表面を包含し、第1の表
    面が第2の表面から第2金型部分軸線に対して半径方向
    内方に配置してあり、第2の表面より大きい第2金型部
    分ベース基準からの距離軸方向に変位しており、第2金
    型部分の第4セットの歯が第2の金型部分の第3セット
    の歯の第1、第2の表面よりも短い第2金型部分ベース
    基準からの距離軸線方向に変位している第2金型部分と
    を包含し、それによって、第1、第2の金型部分を合わ
    せ係合させたときに、第1、第2の金型部分が、第2金
    型部分の第4セットの歯に隣接した第1金型部分の第1
    セットの歯の第2及び中間の表面によって部分的に構成
    され、第1セットの環状のキャストレーションを形成す
    るキャビティ部分と、第1金型部分の第2セットの歯に
    隣接して第2金型部分の第3セットの歯の第2及び中間
    の表面によって部分的に構成され、第2セットの環状の
    キャストレーションを形成するキャビティ部分とを形成
    しており、第1、第2のセットのキャストレーションが
    Oリング・リテナを形成していることを特徴とする装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項16の装置において、前記第1
    金型部分が、さら、第1金型部分軸線に関して前記第
    1、第2のセットの歯から半径方向外方に位置した少な
    くとも1つの平らな表面を包含し、前記第2金型部分
    が、さらに、第1、第2の金型部分を合わせ係合させた
    ときに少なくとも一部が第1金型部分の半径方向外方の
    平らな表面に当接するようになっている少なくとも1つ
    の平らな表面を包含し、それによって、部品を成形した
    ときに濾過材料のための支えを提供することを特徴とす
    る装置。
  18. 【請求項18】 請求項17の装置において、さらに、
    第1、第2の金型部分の円周歯から半径方向外方に一体
    のテーパ付きの外壁を前記成形部品に形成する手段を包
    含することを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項18の装置において、第1、第
    2の金型部分のうちの少なくとも1つの金型部分が環状
    の溝を包含し、この溝がそれを含む金型の円周歯から外
    方に位置したキャビティの一部を構成し、さらに、環状
    の溝と流体的に連通しているキャビティの一部を構成す
    る少なくとも1つの半径方向のチャネルを包含すること
    を特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項16の装置において、さらに、
    第1、第2の金型部分のうちの少なくとも1つの金型部
    分の円周歯から半径方向外方で成形部品に一体の環状の
    フランジを形成する手段を包含することを特徴とする装
    置。
  21. 【請求項21】 請求項17の装置において、さらに、
    第1、第2の金型部分のうちの少なくとも1つの金型部
    分の円周歯から半径方向外方で成形部品に一体の環状の
    フランジを形成する手段を包含することを特徴とする装
    置。
  22. 【請求項22】 請求項18の装置において、さらに、
    第1、第2の金型部分のうちの少なくとも1つの金型部
    分の円周歯から半径方向外方で成形部品に一体の環状の
    フランジを形成する手段を包含することを特徴とする装
    置。
  23. 【請求項23】 請求項19の装置において、さらに、
    第1、第2の金型部分のうちの少なくとも1つの金型部
    分の円周歯から半径方向外方で成形部品に一体の環状の
    フランジを形成する手段を包含することを特徴とする装
    置。
  24. 【請求項24】 請求項16の装置において、第1円周
    歯の外方半径方向端部のキャビティ形成表面または第3
    円周歯外方半径方向端部が円弧状部分を包含し、この円
    弧状部分が、金型部分軸線の最も近接した表面部分から
    その軸線から最も遠い部分まで延びていて円筒形表面を
    構成し、それによって、こうして形成されたキャビティ
    が円形横断面のOリングを保持するようになっている表
    面を包含することを特徴とする装置。
  25. 【請求項25】 請求項17の装置において、第1円周
    歯の外方半径方向端部のキャビティ形成表面または第3
    円周歯外方半径方向端部が円弧状部分を包含し、この円
    弧状部分が、金型部分軸線の最も近接した表面部分から
    その軸線から最も遠い部分まで延びていて円筒形表面を
    構成し、それによって、こうして形成されたキャビティ
    が円形横断面のOリングを保持するようになっている表
    面を包含することを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 請求項18の装置において、第1円周
    歯の外方半径方向端部のキャビティ形成表面または第3
    円周歯外方半径方向端部が円弧状部分を包含し、この円
    弧状部分が、金型部分軸線の最も近接した表面部分から
    その軸線から最も遠い部分まで延びていて円筒形表面を
    構成し、それによって、こうして形成されたキャビティ
    が円形横断面のOリングを保持するようになっている表
    面を包含することを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】 請求項19の装置において、第1円周
    歯の外方半径方向端部のキャビティ形成表面または第3
    円周歯外方半径方向端部が円弧状部分を包含し、この円
    弧状部分が、金型部分軸線の最も近接した表面部分から
    その軸線から最も遠い部分まで延びていて円筒形表面を
    構成し、それによって、こうして形成されたキャビティ
    が円形横断面のOリングを保持するようになっている表
    面を包含することを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】 成形プラスチック部品内にOリング・
    リテナを成形するため方法であって、 a)軸線、キャビティ部分、キャビティ形成面を備え
    た、軸線まわりの複数の第1、第2の円周歯を有し、第
    1セットが軸線外方の半径方向端部を有し、軸線に最も
    近接した平らな部分を備えた表面を有する第1金型部分
    を用意する段階と、 b)軸線、キャビティ部分、第2金型部分軸線まわりに
    角度的に変位させてあって金型部分を合わせ係合させた
    ときに第1金型部分の第2、第1のそれぞれの歯とかみ
    合うキャビティ形成面を備えた複数の第3、第4の円周
    歯を有し、第2金型部分の第3の歯が第2金型部分軸線
    の外方に半径方向端部を有し、これらの端部が第2金型
    部分軸線に最も近接している平らな部分を備えた表面を
    有する第2金型部分を用意する段階と、 c)それぞれの軸線に沿って第2金型部分に対して第1
    金型部分を並進させ、第1、第2の金型部分を合わせ係
    合させて成形部品のためのキャビティを形成する段階
    と、 d)キャビティ内で部品を成形し、Oリングを保持する
    ための複数の第1、第2の軸方向に変位した表面を備え
    た部品を形成する段階とを包含することを特徴とする方
    法。
  29. 【請求項29】 請求項28の方法において、第1、第
    2の金型部分のうちの少なくとも1つが、さらに、濾過
    材料を支えるための手段を備え、さらに、部品の成形段
    階の前に第1、第2の金型部分間に濾過材料を挿入する
    段階を包含することを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項29の方法において、第1、第
    2の金型部分のうちの少なくとも1つが、環状の溝を包
    含し、この溝がそれを含んでいる金型の円周歯から外方
    に位置したキャビティの一部を構成するしており、さら
    に、環状の溝と流体的に連通しているキャビティの一部
    を構成する少なくとも1つの半径方向のチャネルを包含
    することを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 請求項30の方法において、第2金型
    部分が、さらに、濾過材料のまわりに一体の環状のフラ
    ンジを形成するための手段を包含することを特徴とする
    方法。
  32. 【請求項32】 請求項31の方法において、第2金型
    部分が、さらに、その円周歯から半径方向外方に前記成
    形部品の一体のテーパ付き外壁を形成するための手段を
    包含することを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項28の方法において、第2金型
    部分が、さらに、その円周歯から半径方向外方に前記成
    形部品の一体のテーパ付き外壁を形成するための手段を
    包含することを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 請求項29の方法において、第2金型
    部分が、さらに、その円周歯から半径方向外方に前記成
    形部品の一体のテーパ付き外壁を形成するための手段を
    包含することを特徴とする方法。
  35. 【請求項35】 請求項30の方法において、第2金型
    部分が、さらに、その円周歯から半径方向外方に前記成
    形部品の一体のテーパ付き外壁を形成するための手段を
    包含することを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】 成形部品の内部にセグメント式のOリ
    ング・リテナを成形する方法であって、 a)キャビティ部分、ベース基準、軸線、第1セットの
    円周歯および部分的にキャビティを構成する少なくとも
    1つの表面を有し、第1歯間に挿設した第2セットの円
    周歯を有する第1金型部分であり、第1セットの歯が第
    1、第2の表面およびそれらの間の少なくとも1つの中
    間の表面を有し、第1歯の第1表面が、第2の表面から
    軸線に対して半径方向内方に配置してあり、第2の表面
    より大きいベース基準からの距離を軸線方向に変位して
    おり、そして、第2セットの歯が第1セットの歯の第
    1、第2の表面より短いベース基準からの距離軸線方向
    にほぼ変位した少なくとも1つの平らな表面を備えてい
    る第1金型部分を用意する段階と、 b)キャビティ部分、ベース基準、軸線、第3セットの
    円周歯およびキャビティの一部を形成し、第3歯間に挿
    設した少なくとも1つの表面を有する第4セットの円周
    歯を有する第2金型部分であり、第2金型部分の第3、
    第4セットの歯が第1金型部分のそれぞれ第2、第1セ
    ットの歯に対して角度的に相補的となっており、第3セ
    ットの歯が第1、第2の表面と、それらの間の少なくと
    も1つの中間の表面とを有し、第3歯第1表面が第2の
    表面から第2金型部分軸線に対して半径方向内方に配置
    してあり、軸方向に第2の平らな表面より大きい第2金
    型部分ベース基準からの距離軸線方向に変位しており、
    そして、第4セットの歯が第3セットの歯の第1、第2
    の表面より短い第2金型部分ベース基準からの距離軸線
    方向に変位している第2金型部分を用意する段階と、 c)第1金型部分および第2金型部分を互いに相対的に
    それぞれの軸線に沿って移動させて合わせ係合させ、管
    状の成形部品のためのキャビティを形成する段階と、 d)前記キャビティ内で部分を成形し、Oリング・リテ
    ナを形成する少なくとも2つのセグメントを備えた部品
    を形成し、一方のセットが、第1金型部分の第1セット
    の歯の第2、中間の表面および第2金型部分の第4セッ
    トの歯の表面によって部分的に構成され、第2セット
    が、第2金型部分の第3セットの歯第2、中間の表面お
    よび第1金型部分の第2セットの歯の表面によって部分
    的に構成されるようにする段階とを包含することを特徴
    とする方法。
  37. 【請求項37】 請求項36の方法において、第1、第
    2の金型部分のうちの少なくとも1つ金型部分の第1円
    周歯外方半径方向端部のキャビティ形成表面が円弧状部
    分を包含し、この円弧状部分が金型部分軸線に最も近接
    した同一平面上の表面部分から軸線から最も遠い部分ま
    で延びており、円筒形表面を構成しており、それによっ
    て円形横断面のOリングを保持するようになっているキ
    ャビティ表面部分を形成することを特徴とする方法。
  38. 【請求項38】 請求項37の方法において、第1、第
    2の金型部分のうちの少なくとも1つが、濾過材料を支
    える手段を備えており、さらに、部品を成形する段階の
    前に第1、第2の金型部分間に濾過材料を挿入する段階
    を包含することを特徴とする方法。
  39. 【請求項39】 請求項37の方法において、第1、第
    2の金型部分のうちの少なくとも1つが、その円周歯か
    ら外方に位置するキャビティの一部を構成する環状の溝
    と、環状の溝と流体的に連通しているキャビティの一部
    を構成する少なくとも1つの半径方向のチャネルとを包
    含することを特徴とする方法。
  40. 【請求項40】 請求項39の方法において、第2金型
    部分が、さらに、円周歯から半径方向外方に前記成形部
    品の一体のテーパ付きの外壁を形成する手段を包含する
    ことを特徴とする方法。
  41. 【請求項41】 請求項40の方法において、第2金型
    部分が、さらに、円周歯の外方に一体の環状のフランジ
    を形成する手段を包含することを特徴とする方法。
  42. 【請求項42】 請求項37の方法において、第2金型
    部分が、さらに、円周歯の外方に一体の環状のフランジ
    を形成する手段を包含することを特徴とする方法。
  43. 【請求項43】 請求項38の方法において、第2金型
    部分が、さらに、円周歯の外方に一体の環状のフランジ
    を形成する手段を包含することを特徴とする方法。
  44. 【請求項44】 請求項39の方法において、第2金型
    部分が、さらに、円周歯の外方に一体の環状のフランジ
    を形成する手段を包含することを特徴とする方法。
  45. 【請求項45】 Oリングを受け入れるようになってい
    るモノリシック成形プラスチック製構成要素であって、 貫通ボアを有するほぼプラスチック製の部材を包含し、
    この部材が貫通ボア内方へ突出し、貫通ボアを取り囲ん
    でいる第1、第2のセットのモノリシックのキャストレ
    ーションを有し、また、第1、第2のキャストレーショ
    ン間にあってOリングを受け入れることのできるギャッ
    プを構成する環状の壁を有することを特徴とするプラス
    チック製構成要素。
  46. 【請求項46】 請求項45のプラスチック製構成要素
    において、部材が1つ以上の開口を包含し、さらに、開
    口上に横たわり、開口周囲まわりに構成要素内に成形し
    た濾過材料を包含することを特徴とするプラスチック製
    構成要素。
  47. 【請求項47】 ほぼ円形横断面のOリングを受け入れ
    るようになっているモノリシック成形プラスチック製構
    成要素であって、 軸線を構成する貫通ボアを有し、この軸線に向かって内
    方へ突出し、貫通ボアを取り囲んでいる第1、第2のセ
    ットのモノリシック・キャストレーションを有し、キャ
    ストレーション間に環状の壁が設けてあるプラスチック
    製部材を包含し、第1、第2のセットのキャストレーシ
    ョンが第1、第2の4分の1環状の表面をほぼ構成して
    おり、第1の表面が軸線に沿って第2の表面から分離さ
    れており、それによって、第1セットのキャストレーシ
    ョンおよび第2セットのキャストレーションがOリング
    を受け入れることができる半環状のギャップを提供する
    ことを特徴とするプラスチック製構成要素。
  48. 【請求項48】 請求項47のプラスチック製構成要素
    において、プラスチック製の部材が、1つ以上の開口を
    備え、さらに、これらの開口の上に横たわり、開口周縁
    周りに構成要素に成形された濾過材料を包含することを
    特徴とするプラスチック製構成要素。
  49. 【請求項49】 ほぼ矩形横断面のOリングを受け入れ
    るようになっているモノリシック成形プラスチック製構
    成要素であって、 軸線を構成する貫通ボアを有するプラスチック製の部材
    を包含し、この部材が、軸線に向かって内方へ突出して
    おり、貫通ボアを取り囲んでいる第1、第2のセットの
    キャストレーションと、それらの間の環状の壁とを有
    し、第1、第2のセットのキャストレーションが軸線に
    対してほぼ直角の第1、第2の平らな表面をそれぞれほ
    ぼ構成し、第1の平らな表面が軸線に沿って第2の平ら
    な表面から分離されており、それによって、第1セット
    のキャストレーションおよび第2セットのキャストレー
    ションがOリングを受け入れることができる矩形のギャ
    ップを提供することを特徴とするプラスチック製構成要
    素。
  50. 【請求項50】 請求項49のプラスチック製構成要素
    において、プラスチック製の部材が1つ以上の開口を備
    え、これらの開口の上に横たわっており、開口周囲まわ
    りに構成要素内に成形した濾過材料をさらに包含するこ
    とを特徴とするプラスチック製構成要素。
JP11004594A 1998-01-09 1999-01-11 相互錠止式金型を用いて構成要素内にoリング・リテナを成形する方法および装置 Pending JPH11300790A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US7094998P 1998-01-09 1998-01-09
US60/070949 1998-01-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11300790A true JPH11300790A (ja) 1999-11-02

Family

ID=22098339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11004594A Pending JPH11300790A (ja) 1998-01-09 1999-01-11 相互錠止式金型を用いて構成要素内にoリング・リテナを成形する方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US6105789A (ja)
EP (1) EP0934811B1 (ja)
JP (1) JPH11300790A (ja)
CA (1) CA2231066C (ja)
DE (2) DE69903587T4 (ja)
ES (1) ES2186255T3 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6328689B1 (en) 2000-03-23 2001-12-11 Spiration, Inc., Lung constriction apparatus and method
US7282140B2 (en) * 2001-03-02 2007-10-16 Filtertek Inc. Sump filter with filter element cartridge
DE60220733T2 (de) * 2001-03-02 2007-10-18 Filtertek, Inc., Hebron Ölwannenfilter mit Filterpatrone
DE20107582U1 (de) * 2001-05-04 2002-09-12 Reutter Heinrich Behälterverschluß und Verschlußdeckel eines derartigen Behälterverschlusses
US20050045566A1 (en) * 2003-08-29 2005-03-03 Larry Larkin Filtration media created by sonic welding
US7754132B1 (en) * 2005-11-03 2010-07-13 Back Sr Forest H Method of making a spool seal having a smooth sealing surface
US7832735B2 (en) * 2006-01-11 2010-11-16 Skf Usa Inc. Seal assembly with protective filter
WO2009109435A1 (en) * 2008-03-07 2009-09-11 Bekaert Advanced Filtration Sa An elongate mesh pack for use as part of a filter candle
US9181881B2 (en) * 2012-08-03 2015-11-10 Caterpillar Inc. Co-axial quill assembly retainer and dual fuel common rail engine using same
GB2580062B (en) * 2018-12-20 2021-01-06 John Guest International Ltd A mold and method for molding a body or cap for a connector
CN113815202B (zh) * 2021-08-24 2023-05-26 浙江西诺模具有限公司 一种简化一体式针筒模具

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3246369A (en) * 1964-03-09 1966-04-19 Federal Mogul Corp Mold for fluid seal
US3966385A (en) * 1973-12-07 1976-06-29 Wayne Spears Apparatus for forming a groove in a tube
US4044092A (en) * 1974-11-29 1977-08-23 Wayne Spears Groove molding method
JPS59366B2 (ja) * 1975-08-19 1984-01-06 株式会社クボタ ゴウセイジユシセイケイヨウカナガタ
US4258925A (en) * 1978-10-13 1981-03-31 Guyton Manufacturing Company O-ring groove
JPS5946776B2 (ja) * 1980-09-19 1984-11-14 株式会社小林鉄工所 フランジ付き歯車の成形方法及びその装置
AT387750B (de) * 1983-12-29 1989-03-10 Ifw Ind Formen Werkzeug Spritzgiessform
US4737334A (en) * 1987-03-06 1988-04-12 Hewlett-Packard Company Plastic molding of an improved Luer nut
US5456475A (en) * 1988-04-28 1995-10-10 Skf Usa Inc. Protected seal assembly and protective filter unit therefor
AT400126B (de) * 1990-10-30 1995-10-25 Zahradnik Rudolf Spritzgusswerkzeug
US5804123A (en) * 1992-10-21 1998-09-08 Huron Plastics Group, Inc. Method of making plastic part having parting line free O-ring groove for fluid outlet
US5469612A (en) * 1993-12-02 1995-11-28 Continental Pet Technologies, Inc. Method for forming a strain-hardenable plastic container
JP2812198B2 (ja) * 1994-04-28 1998-10-22 豊田合成株式会社 ステアリングホイール用パッドの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0934811A3 (en) 1999-12-15
EP0934811B1 (en) 2002-10-23
DE69903587T2 (de) 2003-06-26
US6105789A (en) 2000-08-22
ES2186255T3 (es) 2003-05-01
EP0934811A2 (en) 1999-08-11
US6461557B1 (en) 2002-10-08
DE69903587D1 (de) 2002-11-28
CA2231066C (en) 2004-05-11
CA2231066A1 (en) 1999-07-09
DE69903587T4 (de) 2003-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1081419A (en) Manufacture of pipe couplings
JPH11300790A (ja) 相互錠止式金型を用いて構成要素内にoリング・リテナを成形する方法および装置
FI83486B (fi) Foerfarande foer framstaellning av ett speciellt i roerskarvar anvaendbart taetningsstycke och form foer framstaellning av taetningsstycket.
JPH0446739B2 (ja)
JP3944382B2 (ja) ウォームホイール、その成形方法及び成形装置
KR101395490B1 (ko) 맨드렐 조립체
CN100563065C (zh) 铜平面换向器的制造方法
US6217810B1 (en) Method of manufacturing gear case
CN104755819A (zh) 密封装置的制造方法及密封装置
JPS6248515A (ja) 分割型加硫モ−ルド
US5370515A (en) Machine for manufacturing polystyrene foam products
TW202241684A (zh) 具快速更換模仁之模具結構
CN210754981U (zh) 一种拨挡鼓槽铸造泥芯结构
CN210283047U (zh) 筒形储物盒制造模具
CN210791909U (zh) 用于制造石油钢管管端外螺纹保护套的注塑模结构
JP4987305B2 (ja) 射出成形金型
CN105312586A (zh) 用于制造滑动套筒的方法
CN114289717B (zh) 一种带有环状槽的齿轮制备模具
CN219786563U (zh) 一种粉末冶金从动链轮的整形模具
CN111375668A (zh) 杯体的水涨模具以及杯体的加工工艺
JP3602916B2 (ja) ディスク成形用金型
CN219276153U (zh) 一种薄壁蜂窝陶瓷过滤器成型模具
CN110681827B (zh) 一种拨挡鼓槽铸造泥芯结构
JPWO2016024321A1 (ja) 湾曲中空金属製品の鋳造装置
EP0473801B1 (en) A device for forming internal grooves in plastic pipes and pipe portions