JPH0677374U - テレビ受信機 - Google Patents

テレビ受信機

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Publication number
JPH0677374U
JPH0677374U JP015899U JP1589993U JPH0677374U JP H0677374 U JPH0677374 U JP H0677374U JP 015899 U JP015899 U JP 015899U JP 1589993 U JP1589993 U JP 1589993U JP H0677374 U JPH0677374 U JP H0677374U
Authority
JP
Japan
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vehicle
circuit
gps
detection circuit
television
Prior art date
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Pending
Application number
JP015899U
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English (en)
Inventor
昌男 川村
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】取付けが容易で、且つ実際の車両の走行状態を
正確に判断してテレビ画面の表示のオン/オフを制御す
る。 【構成】現在地の緯度情報及び経度情報を自動検出する
現在地検出手段としてのGPSアンテナ31及びGPSレ
シーバ32と、このGPSレシーバ32で検出する緯度情報
及び経度情報の経時的な変化により当該車両の走行状態
の有無を判断する判断手段としての動き検出回路33とを
備え、この動き検出回路33の判断結果に応じてスイッチ
回路15の開閉制御を行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特に車載された状態で使用されるテレビ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、車載での使用を目的とした液晶テレビ受信機が広く一般に普及しつつあ る。この種のテレビ受信機で、当該車両が走行中にはテレビ画面の表示を禁止し 、運転者のわき見運転を防止する機能を有したものがあった。
【0003】 図2はその回路構成を示すもので、アンテナ11により受信したテレビ電波はチ ューナ12へ送られる。このチューナ12は、受信電波中から指定のチャンネルのテ レビ電波を選択し、中間周波信号に変換してPIF回路13へ送出する。
【0004】 このPIF回路13は、チューナ12からの中間周波信号を増幅した後に、検波回 路14へ送出する。検波回路14は、増幅された中間周波信号を映像検波してビデオ 信号と4.5MHzの音声中間周波信号を得、ビデオ信号をハンドブレーキ信号 により開閉するスイッチ回路15を介してクロマ回路16へ、音声中間周波信号をS IF回路18へそれぞれ出力する。
【0005】 このSIF回路18は、検波回路14からの音声中間周波信号を増幅し、検波回路 19へ送出する。検波回路19は、SIF回路18で増幅された音声中間周波信号を音 声検波して低周波の音声信号を得、この音声信号をアンプ回路20で増幅させた後 にスピーカ21を駆動させて音声を再生出力させる。
【0006】 また上記クロマ回路16は、スイッチ回路15を介して検波回路14から送られてき たビデオ信号に対してクロマ信号処理を行なってR,G,Bのカラー信号を得、 このカラー信号を液晶表示モジュール17へ供給してテレビ番組を表示出力させる 。
【0007】 このような回路構成にあって、上記スイッチ回路15はハンドブレーキ信号を制 御信号として液晶表示モジュール17でのテレビ番組の表示出力を必要により遮断 する。すなわちハンドブレーキ信号は、例えば自動車のハンドブレーキが引かれ ている状態で信号レベルが“H”レベルとなり、スイッチ回路15を閉状態として 液晶表示モジュール17での表示出力を実行させるものであり、反対に自動車のハ ンドブレーキが引かれていない状態では信号レベルが“L”レベルとなり、スイ ッチ回路15を開状態として信号の通過を遮断する。
【0008】 また、上記ハンドブレーキ信号に代えて、シフトレバーがニュートラルの位置 あるいはオートマチック車であればパーキングの位置にあることを検出してスイ ッチ回路15の制御信号として利用しても良く、さらにはこれらの信号を組合わせ ることも考えられる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように従来の車載用テレビ受信機では、ハンドブレーキやシフトレバー の位置により当該車両が走行状態であるか否かを判断していたが、ハンドブレー キ、シフトレバーの位置等は当該車両が実際に走行状態であるか否かを表わすも のではなく、正確に車の走行状態を判断することができなかった。
【0010】 また、正確に車の走行状態を判断する方法として、車両内の車速を検知する部 分、例えばスピードメータの接続ケーブル等から信号を検出することも考えられ るが、配線や検出機構のセット等の作業が複雑であり、素人が手軽に取付けられ るものではない。
【0011】 本考案は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 、取付けが容易で、且つ車両の走行状態を正確に判断してテレビ画面の表示のオ ン/オフを制御することが可能な車載用のテレビ受信機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】
すなわち本発明は、近時カーオーディオメーカ等各社から販売されている車載 用のGPS(Global Positioning System :全世界測位システム)ナビゲーショ ンシステムに着目し、現在地の緯度情報及び経度情報を自動検出する現在地検出 手段としてのGPSアンテナ及びGPSレシーバを備え、このGPSレシーバで 検出する緯度情報及び経度情報の時間的な変化により当該車両の走行状態の有無 を判断してテレビ映像の表示のオン/オフ制御を行なうようにしたものである。
【0013】 ここでGPSとは、地球上空を周回する多数個のGPS衛星のうち、最低3個 のGPS衛星から同時に電波を受信することにより、数10m〜100m程度の 誤差で正確な現在地の緯度情報、経度情報及び高度情報を得ることができるもの である。
【0014】
【作用】
上記のような構成とすることにより、取付けが容易で、且つ車両の走行状態を 正確に判断してテレビ画面の表示のオン/オフを制御することが可能となる。
【0015】
【実施例】
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
【0016】 図1は全体の回路構成を示すもので、テレビ受信機としての基本的な構成は上 記図2に示したものと同様であるので、同一部分には同一符号を付してその説明 は省略する。
【0017】 しかるに、上記アンテナ11とは別にしてGPSアンテナ31が設けられ、このG PSアンテナ31で受信したGPS電波はGPSレシーバ32へ送られる。このGP Sレシーバ32は、GPSアンテナ31で受信したGPS電波により逐次現在地の緯 度情報及び経度情報を算出するもので、算出した結果を動き検出回路33へ送出す る。
【0018】 この動き検出回路33は、例えば4ビット程度の小規模なマイクロコンピュータ で構成されるもので、GPSレシーバ32から得た現在地の緯度情報及び経度情報 を適宜時間間隔でサンプリングし、時間的に変化しているか否か、すなわちこの テレビ受信機を搭載している車両が走行しているか否かを判断し、その判断結果 に応じてスイッチ回路15を開閉制御する。
【0019】 上記のような構成にあって、車両が停止している状態では、GPSレシーバ32 の出力する現在地の緯度情報及び経度情報、例えば「N33°34′34″(北 緯33度34分34秒)、E130°35′41″(東経130度35分41秒 )」が時間的に全く変化しない。そのため、上記各情報を逐次サンプリングする 動き検出回路33は、その内容が変化しないことにより車両が停止状態にあること を判断してスイッチ回路15への信号を“H”レベルとし、スイッチ回路15を閉状 態にする。したがって、検波回路14の出力するビデオ信号はスイッチ回路15を介 してクロマ回路16へ送出され、液晶表示モジュール17でのテレビ番組の表示出力 が実行される。
【0020】 また、車両が走行している状態では、GPSレシーバ32の出力する現在地の緯 度情報及び経度情報が例えばサンプリング間隔5秒で「N33°34′34″、 E130°35′41″」から「N33°34′32″、E130°35′39 ″」というように時間的に変化する(これは当該車両が南西の方向に約60km /hの速さで移動していることを示す)。そのため、上記各情報をサンプリング する動き検出回路33は、その内容の変化により車両が走行状態にあることを判断 してスイッチ回路15への信号を“L”レベルとし、スイッチ回路15を開状態にす る。したがって、検波回路14の出力するビデオ信号はスイッチ回路15で遮断され 、液晶表示モジュール17ではテレビ番組の表示出力が行なわれなくなる。このと き、スピーカ21によるテレビ番組の音声出力は続行される。
【0021】 GPSアンテナ31及びGPSレシーバ32は、通常のGPSナビゲーションシス テムと同様、誰にでも簡単に車両に取付けることができるものである。また、予 めGPSナビゲーションシステムを搭載している車両であれば、GPSアンテナ 31及びGPSレシーバ32を車両に取付ける必要もなく、該ナビゲーションシステ ム内のレシーバの出力を分岐して引込むことにより、さらに手軽に本考案のテレ ビ受信機を実施することができる。
【0022】 なお、上記実施例では、GPSアンテナ31及びGPSレシーバ32により現在地 の位置を示す情報として緯度情報と経度情報を挙げたが、GPSではさらに高度 情報を得ることもできるため、この高度情報をも現在地の位置算出に用いれば、 より正確な制御を実行することができる。
【0023】 また、緯度情報及び経度情報を得るための手段としてはGPSに限らず、例え ば慣性航法ナビゲーションシステムを用いることも考えられる。
【0024】
【考案の効果】
以上に述べた如く本考案によれば、取付けが容易で、且つ実際の車両の走行状 態を正確に判断してテレビ画面の表示のオン/オフを制御することが可能な車載 用のテレビ受信機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回路構成を示すブロッ
ク図。
【図2】従来の車載用テレビ受信機の回路構成を例示す
るブロック図。
【符号の説明】
11…アンテナ、12…チューナ、13…PIF回路、14…検
波回路、15…スイッチ回路、16…クロマ回路、17…液晶
表示モジュール、18…SIF回路、19…検波回路、20…
アンプ回路、21…スピーカ、31…GPSアンテナ、32…
GPSレシーバ、33…動き検出回路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に搭載されて使用されるテレビ受
    信機において、 現在地の位置情報を自動検出する現在地検出手段と、 この現在地検出手段で検出する位置情報の経時的な変化
    の有無により上記自動車の走行状態の有無を判断する判
    断手段と、 この判断手段の判断結果によりテレビ映像の表示を断続
    するスイッチング手段とを具備したことを特徴とするテ
    レビ受信機。
  2. 【請求項2】 自動車に搭載されて使用されるテレビ受
    信機において、 外部から与えられる現在地の位置情報の経時的な変化の
    有無により上記自動車の走行状態の有無を判断する判断
    手段と、 この判断手段の判断結果によりテレビ映像の表示を断続
    するスイッチング手段とを具備したことを特徴とするテ
    レビ受信機。
JP015899U 1993-03-31 1993-03-31 テレビ受信機 Pending JPH0677374U (ja)

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JP015899U JPH0677374U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 テレビ受信機

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JP015899U JPH0677374U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 テレビ受信機

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JPH0677374U true JPH0677374U (ja) 1994-10-28

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ID=11901634

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JP015899U Pending JPH0677374U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 テレビ受信機

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