JPH0676283A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPH0676283A
JPH0676283A JP4194599A JP19459992A JPH0676283A JP H0676283 A JPH0676283 A JP H0676283A JP 4194599 A JP4194599 A JP 4194599A JP 19459992 A JP19459992 A JP 19459992A JP H0676283 A JPH0676283 A JP H0676283A
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magnetic
magnetic ink
recording medium
magnetic recording
barrier layer
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JP4194599A
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Hiroshi Yamamoto
浩 山本
Shunichi Kuboi
俊一 久保井
Hideaki Urushibata
英昭 漆畑
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Tomoegawa Co Ltd
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Tomoegawa Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造工程が簡略化し、生産コストが低減し
て、かつ磁気記録媒体を多数積み重ねた場合の積層安定
性が良好な磁気記録媒体が得られるための製造方法を提
供すること。 【構成】 支持体の少くとも片面に磁性インキを印刷す
る工程と、該磁性インキに対して配向処理を施す工程
と、次いで磁性インキを乾燥させる工程とを連続してお
こなう磁気記録媒体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は銀行カードやバス回数券
等に使用される支持体上に磁性部分を形成するための磁
気記録媒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より磁気記録媒体の製造過程におい
て、支持体上に塗布された磁性塗料が未乾燥状態の段階
に強い磁場を加えて、磁性塗料中の磁性体粒子の磁化容
易軸を1方向に揃えることによって(以下、磁場配向処
理と称する)、高記録密度で高分解能な記録層を得る技
術手段が知られている。すなわち、従来、磁気記録媒体
に磁場配向処理をおこなうには次のような製造工程がお
こなわれていた。 フィルム等の基体に磁性塗料を塗工し磁気膜を設け
る工程。 未乾燥状態の磁性塗料の層に磁場配向処理を施す工
程。 磁性塗料を乾燥させる工程。 磁気膜を貼着あるいは転写させるため、接着層を塗
工し、乾燥させる工程。 磁性塗料が塗工された磁気膜をストライプ状等の必
要な形状、大きさにカットする工程。 カットされた磁気膜を支持体に貼着あるいは転写す
る工程。 このような従来の製造方法は、上記〜の工程につい
ては連続して実施できるが、、、の工程は別個に
実施する必要がある。そのため製造工程が繁雑となり生
産コストが高いという問題を生じ、又支持体上に貼着あ
るいは転写した磁気膜が厚くなり、磁気記録媒体表面に
段差ができて多数積み重ねた場合の安定した積層性に問
題を生じていた。又、従来は塗布方式により磁気膜を設
けていたので、磁性塗料は基体の全面に設ける手段しか
なく、スポット(局部)状に設けることはできなかっ
た。したがって、磁気膜を必要な形状にカットした場
合、使用できない形状の磁気膜が生じて生産コストを高
めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、支持体の一
部又は大部分に磁気記録層を設けた磁気記録媒体の製造
方法において、従来の製造方法に比べて工程が簡略化
し、生産コストが低減し、かつ磁気記録媒体を多数積み
重ねた場合の積層安定性が良好な磁気記録媒体が得ら
れ、スポット状に磁気記録層を設けることができるため
生産コストが低減する磁気記録媒体の製造方法を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の製造方法
は、支持体の少くとも片面に磁性インキを印刷する工程
と、該磁性インキに対して配向処理を施す工程と、次い
で磁性インキを乾燥させる工程とを連続しておこなうこ
とを特徴とする磁気記録媒体の製造方法であり、又第2
の製造方法は支持体の少くとも片面にバリア層を印刷す
る工程と、バリア層を乾燥させる工程と、バリア層の上
に磁性インキを印刷する工程と、該磁性インキに対して
配向処理を施す工程と、次いで磁性インキを乾燥させる
工程とを連続しておこなうことを特徴とする磁気記録媒
体の製造方法である。
【0005】以下、図面を参照しつつ本発明を説明す
る。図1は本発明の第1の製造方法を示す1例である。
図1において、支持体1を送り出しリール2より送り出
し、ロール6を経て印刷装置3に導き磁性インキを印刷
する。印刷装置3で印刷された支持体1は、磁場配向装
置4、乾燥装置5、ロール7を経て、カッターによって
(図示しない)任意の形状に切断することにより磁場配
向された磁気記録媒体が得られるものである。
【0006】ここで、支持体1としては、上質紙、板
紙、ポリエチレンテレフタレートフィルム、あるいはこ
れらを芯材として上下に上質紙を貼り合せた積層体、片
面ラミネート紙、両面ラミネート紙等が適用される。
又、該支持体にはタルク、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、酸化珪素等の顔料と接着剤で構成されたコート剤が
塗被された紙、ポリエチレンテレフタレートフィルム、
ポリプロピレンフィルム、ポリビニルブチラールフィル
ム等も適用できる。又、印刷装置3としては、凸版印刷
装置、オフセット印刷装置、グラビア印刷装置、フレキ
ソ印刷装置、スクリーン印刷装置等特に限定されるもの
ではない。
【0007】磁性インキは、磁性粉をポリウレタン樹
脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリオレフィン樹
脂、ポリアミド樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体樹
脂、紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂等のバインダ
ー樹脂中に均一分散したものが使用できる。この中でも
特に紫外線硬化型樹脂又は電子線硬化型樹脂を使用した
磁性インキが、紫外線又は電子線により瞬時に乾燥でき
るため製造上好ましい。紫外線硬化型樹脂は、オリゴマ
ー(プレポリマー、光重合性低重合体)、モノマー(反
応性希釈剤、光重合性単量体)、光重合開始剤等より構
成される。又、電子線硬化型樹脂は、前記紫外線硬化型
樹脂の構成から光重合開始剤を用いない構成としたもの
である。より具体的には、オリゴマーとしては、例え
ば、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレー
ト、ウレタンアクリレート、ポリオールアクリレート、
不飽和ポリエステルオリゴマー等があげられ、モノマー
としては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、N−ビニルピロリド
ン、メトキシテトラエチレングリコールアクリレート、
N,N−ジメチルアクリルアミド、N−メチロールアク
リルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリル
アミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、
N,N−ジメチルアミノプロピルアクリレート等の単官
能モノマー、ジエチレングリコールジアクリレート、ト
リエチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオールジアクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート、グリセリンジグリシジルエーテルジア
クリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリ
スリトールヘキサアクリレート等の多官能モノマーがあ
げられる。また、光重合開始剤としては、例えば、ベン
ゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソブ
チルエーテル、ベンゾインプロピルエーテル等のベンゾ
インアルキルエーテル系、2−ヒドロキシ−2−メチル
プロピオフェノン等のプロピオフェノン系、アセトフェ
ノン、2、2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、2、2−ジエトキシアセトフェノン等のアセトフェ
ノン系、2−エチルアントラキノン、2−クロルアント
ラキノン等のアントラキノン系、2,4−ジメチルチオ
キサントン、2−クロロチオキサントン等のチオキサン
トン系を例示することができる。
【0008】磁性粉としては、γ−Fe2 3 、バリウ
ムフェライト、ストロンチウムフェライト等の磁性体が
使用されるが、書込んだ磁気記録情報が通常の永久磁石
により消去又は減衰するトラブルを防止するため、保磁
力が1500〜5000エルステッドの高保磁力の磁性
体を適用することが望ましい。磁性粉とバインダー樹脂
との配合比率は、磁性粉の割合が多い程磁気特性が良く
なるものの印刷膜強度が低下するため、磁性粉:バイン
ダー樹脂で40:60〜70:30の範囲が好ましく、
49:51〜57:43がより好ましい。磁性インキの
粘度は150〜430ポイズの範囲が好ましい。粘度が
150ポイズより低い場合には配向磁石に磁性インキが
付着したり、磁場配向処理時に磁力線が通りやすいよう
に磁性粉が凝集するため表面に盛り上がってしまい印刷
膜の平滑性を悪化させ、印刷面が粗くなる。一方430
ポイズより粘度が高いと配向処理を施しても磁性粉の配
向性が悪いため配向効果が得られなくなる。
【0009】磁場配向装置4は磁力2000〜1000
0ガウスの永久磁石を有する磁場配向装置等が使用で
き、特に磁性粉の保磁力の値に対して2倍以上の磁力を
有するものが好ましい。又、乾燥装置5は、熱風乾燥等
の熱による乾燥装置でもよいが、磁気インキに紫外線硬
化型樹脂又は電子線硬化型樹脂を使用した場合は、紫外
線又は電子線照射装置を用いることが磁気インキを瞬時
に乾燥固化できるので好ましい。
【0010】ところで、紙や不織布等の多孔性の支持体
に磁性インキを塗工あるいは印刷した場合、磁性インキ
中の樹脂成分等の一部が支持体中に浸透し、支持体上の
磁性インキの粘度が高くなる現象が生じる。磁性インキ
の粘度が高くなると磁場配向装置によって磁気インキに
配向処理を施しても磁性粉の動きが鈍いため配向効果が
十分に得られにくい。したがって、本発明の第2の製造
方法においては、磁性インキを多孔性の支持体に印刷す
る前にバリア層を印刷することにより、磁性インキの一
部が支持体中に浸透し粘度が高くなる現象を防ぐもので
ある。具体的には、図2に示すとおりであって、支持体
1を送り出しリール2より送り出し、ロール6を経てバ
リア層の印刷装置8に導きバリア層を印刷する。次に支
持体1上のバリア層をバリア層の乾燥装置9に導いてバ
リア層を乾燥固化させ、磁気インキの印刷装置3、磁場
配向装置4、乾燥装置5、ロール7を経てカッター(図
示しない)によって任意の形状に切断し、磁気記録媒体
が得られるものである。
【0011】図2における印刷装置3、磁場配向装置4
及び乾燥装置5については、前記図1において適用され
るものと同様である。バリア層の印刷装置8は、凸版印
刷装置、オフセット印刷装置、グラビア印刷装置、フレ
キソ印刷装置、スクリーン印刷装置等任意の印刷装置が
適用できる。又、バリア層の材料はアクリル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂を使用できるが、
乾燥固化の時間が短かい紫外線硬化型樹脂又は電子線硬
化型樹脂が好ましい。又、バリア層には必要に応じて酸
化珪素、炭酸カルシウム、水酸化アルミ、アルミナホワ
イト、硫酸バリウム、クレー等の体質顔料や、バリウ
ム、カルシウム等の金属セッケン等の添加剤を添加する
こともできる。さらに又、バリア層の乾燥装置9は熱風
乾燥等の熱による乾燥装置でもよいが、バリア層に紫外
線硬化型樹脂又は電子線硬化型樹脂を使用した場合は、
紫外線又は電子線照射装置を用いることが好ましい。
【0012】本発明の第1の製造方法の別の実施態様と
して、支持体に磁性インキを印刷する工程、磁性インキ
に対して磁場配向処理する工程及び磁性インキを乾燥さ
せる工程を複数回繰り返しおこない、磁性インキからな
る磁気記録層を複数層積層して設けてもよい。具体的に
は、図3のように、印刷装置3、磁場配向装置4及び乾
燥装置5を繰り返して二系列連続して設けて磁気記録媒
体を製造することができる。又、本発明の第2の製造方
法の別の実施態様として、図4に示すように、支持体上
にバリア層を設けた後、印刷装置3、磁場配向装置4及
び乾燥装置5を二系列以上連続して設けて磁気記録媒体
を製造してもよい。又、磁性インキを乾燥させて支持体
上に磁気記録層を設けた後、磁気記録層を目視できなく
するための隠蔽層、文字や絵柄等の印刷層、あるいは磁
気記録層を保護するための保護層を設けてもよい。又、
支持体の両面に磁性インキを印刷する場合にも本発明の
製造方法は適用することができる。
【0013】
【実施例】
〈実施例1〉図3の工程に従って下記の手順にて磁気記
録媒体を作製した。ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂ア
クリレート、ポリオール系アクリレート、UV開始剤、
UV禁止剤を調合した紫外線硬化型樹脂53重量部に対
して、保磁力2700エルステッドのバリウムフェライ
ト47重量部と小量のカーボンブラックを均一に分散し
た磁性インキ(粘度:350ポイズ)を、坪量168g
/m2 の上質紙にオフセット印刷機を用いて10mm幅
のストライプ状に印刷した。そして、該磁性インキが未
乾燥固化状態のうちに5000ガウスの磁場配向装置に
45m/分の速度でストライプが平行になるように通
し、磁気インキに磁場配向処理を施した後、紫外線照射
装置にて紫外線を照射して磁気インキを乾燥固化させ
た。上記の磁性インキの印刷、配向処理及び紫外線によ
る乾燥固化処理の操作を繰り返しおこない磁気記録層を
二層設けた後、カッターによってカード状に切断し、磁
気記録媒体を作製した。得られた磁気記録媒体の磁気特
性は、保磁力2764エルステッド、残留磁束密度0.
26マクセル/cm、角形比0.76、磁気層の厚さ
0.003mmであり、良好な結果であった。
【0014】〈実施例2〉磁性インキに希釈剤5重量部
を添加して粘度を200ポイズにした以外は、実施例1
と同様にして磁気記録媒体を作製した。得られた磁気記
録媒体の磁気特性は、保磁力2764エルステッド、残
留磁束密度0.26マクセル/cm、角形比0.82、
磁気層の厚さ0.003mmであり、良好な結果であっ
た。
【0015】〈実施例3〉バリウムフェライトの代わり
に2700エルステッドのストロンチウムフェライトを
使用した以外は、実施例1と同様にして磁気記録媒体を
作製した。得られた磁気記録媒体の磁気特性は、保磁力
2764エルステッド、残留磁束密度0.26マクセル
/cm、角形比0.76、磁気層の厚さ0.003mm
であり、良好な結果であった。
【0016】〈実施例4〉磁気配向装置に8000ガウ
スのものを使用した以外は、実施例1と同様にして磁気
記録媒体を作製した。得られた磁気記録媒体の磁気特性
は、保磁力2764エルステッド、残留磁束密度0.2
6マクセル/cm、角形比0.76、磁気層の厚さ0.
003mmであり、良好な結果であった。
【0017】〈実施例5〉図4の工程に従って下記の手
順にて磁気記録媒体を作製した。アクリル系の紫外線硬
化型樹脂を、坪量168g/m2 の板紙にオフセット印
刷機を用いて厚さ約1μmで10mm幅のストライプ状
に印刷しバリア層を設け、紫外線照射装置にて紫外線を
照射してバリア層を乾燥固化させた。その後、バリア層
の上に重なる位置に、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂
アクリレート、ポリオール系アクリレート、UV開始
剤、UV禁止剤を調合した紫外線硬化型樹脂53重量部
に対して、保磁力2700エルステッドのバリウムフェ
ライト47重量部と小量のカーボンブラックを均一に分
散した磁性インキ(粘度:350ポイズ)を印刷し、該
磁性インキが未乾燥固化状態のうちに5000ガウスの
磁気配向装置に45m/分の速度でストライプが平行に
なるように通し、磁気インキに配向処理を施した後、紫
外線照射装置にて紫外線を照射して磁気インキを乾燥固
化させた。上記の磁性インキの印刷、配向処理及び紫外
線による乾燥固化処理の操作を繰り返しおこない磁気記
録層を二層設けた後、カッターによってカード状に切断
し、磁気記録媒体を作製した。得られた磁気記録媒体の
磁気特性は、保磁力2733エルステッド、残留磁束密
度0.284マクセル/cm、角形比0.84、バリア
層から磁気層までの厚さが0.003mmであり、良好
な結果であった。
【0018】〈実施例6〉バリウムフェライトの代わり
に2700エルステッドのストロンチウムフェライトを
使用した以外は、実施例5と同様にして磁気記録媒体を
作製した。得られた磁気記録媒体の磁気特性は、保磁力
2764エルステッド、残留磁束密度0.26マクセル
/cm、角形比0.83、バリア層から磁気層までの厚
さが0.003mmであり、良好な結果であった。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、磁気インキからなる磁
気記録層を印刷により設けるため、製造工程が従来のよ
うに中断しないで磁気記録媒体を製造することができ
る。したがって、生産性が向上し、生産コストが低減す
るという効果を奏する。又、支持体上の磁気記録層を薄
く設けることができるため、磁気記録媒体を多数積み重
ねた場合の積層安定性に問題がないという効果も奏す
る。又、スポット状に磁気記録層を形成できるため、磁
性インキを必要以上に使うことがなく生産コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気記録媒体の第1の製造方法の一例を示す工
程図である。
【図2】磁気記録媒体の第2の製造方法の一例を示す工
程図である。
【図3】磁気記録媒体の第1の製造方法の他の例を示す
工程図である。
【図4】磁気記録媒体の第2の製造方法の他の例を示す
工程図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 送り出しロール 3 印刷装置 4 磁場配向装置 5 乾燥装置 6 ロール 7 ロール 8 バリア層の印刷装置 9 バリア層の乾燥装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の少くとも片面に磁性インキを印
    刷する工程と、該磁性インキに対して配向処理を施す工
    程と、次いで磁性インキを乾燥させる工程とを連続して
    おこなうことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】 支持体の少くとも片面にバリア層を印刷
    する工程と、バリア層を乾燥させる工程と、バリア層の
    上に磁性インキを印刷する工程と、該磁性インキに対し
    て配向処理を施す工程と、次いで磁性インキを乾燥させ
    る工程とを連続しておこなうことを特徴とする磁気記録
    媒体の製造方法。
  3. 【請求項3】 磁性インキが紫外線硬化型樹脂を含有
    し、かつ磁性インキを乾燥させる工程が紫外線を照射し
    て磁性インキを乾燥させることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の磁気記録媒体の製造方法。
  4. 【請求項4】 磁性インキが電子線硬化型樹脂を含有
    し、かつ磁性インキを乾燥させる工程が電子線を照射し
    て磁性インキを乾燥させることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の磁気記録媒体の製造方法。
  5. 【請求項5】 バリア層に紫外線硬化型樹脂を使用し、
    かつバリア層を乾燥させる工程が紫外線を照射してバリ
    ア層を乾燥させることを特徴とする請求項2記載の磁気
    記録媒体の製造方法。
  6. 【請求項6】 バリア層に電子線硬化型樹脂を使用し、
    かつバリア層を乾燥させる工程が電子線を照射してバリ
    ア層を乾燥させることを特徴とする請求項2記載の磁気
    記録媒体の製造方法。
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