JPS639017A - 磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体及びその製造方法Info
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- JPS639017A JPS639017A JP15180886A JP15180886A JPS639017A JP S639017 A JPS639017 A JP S639017A JP 15180886 A JP15180886 A JP 15180886A JP 15180886 A JP15180886 A JP 15180886A JP S639017 A JPS639017 A JP S639017A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は磁気記録媒体特に、後で追加することも消すこ
ともできない判定情報を磁性塗料の塗工時に入れること
により成る偽造防止に優れた磁気記録媒体及びその製造
方法に関するものである。
ともできない判定情報を磁性塗料の塗工時に入れること
により成る偽造防止に優れた磁気記録媒体及びその製造
方法に関するものである。
(従来の技術)(発明が解決すべき問題点)近年磁気記
録媒体が特に磁気カードの形態で、小額貨幣の代りをす
る金額券として使用される場合が増加している。ここで
一番問題となるのは磁気情報の改ざんやカードの複製に
よる不正使用を如何に防止するかである。
録媒体が特に磁気カードの形態で、小額貨幣の代りをす
る金額券として使用される場合が増加している。ここで
一番問題となるのは磁気情報の改ざんやカードの複製に
よる不正使用を如何に防止するかである。
そこで様々な不正使用防止策が用いられているが、その
うち最も簡単なものは磁気記録情報を暗号化した暗唱番
号を入れたりするソフトウェアによる方法であるが、不
正使用防止効果はそれ程高くはない。
うち最も簡単なものは磁気記録情報を暗号化した暗唱番
号を入れたりするソフトウェアによる方法であるが、不
正使用防止効果はそれ程高くはない。
そこでより不正使用防止効果の高い磁気カードそのもの
に不正使用防止機能を持たせるという方法が提案されて
いる。これらは大別すると二程頚となり、その一つは記
録された磁気情報を隠蔽して読み取れなくすることによ
り磁気情報の改ざんや復製を困難にする方法であり、他
の一つは磁気カードが正規のものか否かを判定するため
の識別機能をカードそのものに入れておくことにより、
偽造を防ぐ方法である。
に不正使用防止機能を持たせるという方法が提案されて
いる。これらは大別すると二程頚となり、その一つは記
録された磁気情報を隠蔽して読み取れなくすることによ
り磁気情報の改ざんや復製を困難にする方法であり、他
の一つは磁気カードが正規のものか否かを判定するため
の識別機能をカードそのものに入れておくことにより、
偽造を防ぐ方法である。
例えば第一の種類の不正防止策として知られているもの
には、磁気記録部を多層化することKより、正規の情報
を遮蔽し読み取れなくしたり、ダミー情報を重畳し、正
規の情報の解析を困難にするものがある。又、第二の種
類の不正防止策としては、光学的バーコードや磁気バー
コードを設けたものや、磁気記録部に厚さむらをもたせ
たものがある。
には、磁気記録部を多層化することKより、正規の情報
を遮蔽し読み取れなくしたり、ダミー情報を重畳し、正
規の情報の解析を困難にするものがある。又、第二の種
類の不正防止策としては、光学的バーコードや磁気バー
コードを設けたものや、磁気記録部に厚さむらをもたせ
たものがある。
しかしこれらの方法はそれぞれ欠点もあり未だ十分とは
云えない。即ち第一の方法は製造工程が複雑でかつ記録
の書き込み読み出し装置が複雑になるなどの欠点があり
、又陰蔽する方法の詳細が判ってしまえば、磁気記録に
詳しい者であれば情報を読み出し解析することは可能で
あり、従って複製も可能となってしまう。第二の種類の
不正防止策を施したものは正しい判定情報を持った正規
のカードでなければ例え磁気情報を偽造できたとしても
実際に使用できない。しかし判定情報のパターンは一種
類又は限られた種類しか入れられないため、同じ種類の
判定情報の入ったカードが多数存在し、それら正規のカ
ードの情報を書き換えることKより多量のカードの偽造
が可能となってしまう。
云えない。即ち第一の方法は製造工程が複雑でかつ記録
の書き込み読み出し装置が複雑になるなどの欠点があり
、又陰蔽する方法の詳細が判ってしまえば、磁気記録に
詳しい者であれば情報を読み出し解析することは可能で
あり、従って複製も可能となってしまう。第二の種類の
不正防止策を施したものは正しい判定情報を持った正規
のカードでなければ例え磁気情報を偽造できたとしても
実際に使用できない。しかし判定情報のパターンは一種
類又は限られた種類しか入れられないため、同じ種類の
判定情報の入ったカードが多数存在し、それら正規のカ
ードの情報を書き換えることKより多量のカードの偽造
が可能となってしまう。
(問題点を屏決するための手段)
本発明による磁気記録媒体は上記第二の種類に属するが
、従来の方法の有する欠点を克服し、不正使用が非常に
困難な磁気記録媒体を提供し、かつその簡単な製造方法
を提供するものである。
、従来の方法の有する欠点を克服し、不正使用が非常に
困難な磁気記録媒体を提供し、かつその簡単な製造方法
を提供するものである。
即ち、本発明の概要は非磁性体からなるベース上に非磁
性体からなるベースの上に磁気層が塗布されてなる磁気
記録媒体に於て、該磁気層を構成している磁性粉の主た
る配向部分が磁気層の長手方向(XX軸方向)に形成さ
れ、その一部の配向部分が磁気層の垂直方向(YY軸方
向)又は平面方向(ZZ軸方向)に形成されていること
を特徴とする磁気記録媒体を第1の発明とし、非磁性体
からなるベースの上に磁性塗料を塗布して磁気層を形成
し、該磁気層の長手方向(XX軸方向)に配向処理した
後、塗工面が乾燥する前に前記磁気層の一部分を、長手
方向に対し垂直方向(YY軸方向)又は平面方向(ZZ
軸方向)K加えられた磁場により配向を乱し、その後塗
工面を乾燥することを特徴とする磁気記録媒体の製造方
法を第2の発明とする。
性体からなるベースの上に磁気層が塗布されてなる磁気
記録媒体に於て、該磁気層を構成している磁性粉の主た
る配向部分が磁気層の長手方向(XX軸方向)に形成さ
れ、その一部の配向部分が磁気層の垂直方向(YY軸方
向)又は平面方向(ZZ軸方向)に形成されていること
を特徴とする磁気記録媒体を第1の発明とし、非磁性体
からなるベースの上に磁性塗料を塗布して磁気層を形成
し、該磁気層の長手方向(XX軸方向)に配向処理した
後、塗工面が乾燥する前に前記磁気層の一部分を、長手
方向に対し垂直方向(YY軸方向)又は平面方向(ZZ
軸方向)K加えられた磁場により配向を乱し、その後塗
工面を乾燥することを特徴とする磁気記録媒体の製造方
法を第2の発明とする。
なお本発明に於て磁気層を形成する磁性粉の方向は主た
る方向部分も、一部の配向部分もその部分の大部分の磁
性粉の方向によって決定される。
る方向部分も、一部の配向部分もその部分の大部分の磁
性粉の方向によって決定される。
(作用)
本発明の記録媒体は、上記の様な構造を有するため、こ
れに磁気情報を書き込めばXX軸方向の磁場配向く対し
垂直方向となる記録媒体の厚さ方向(YY軸方向)又は
記録媒体の平面方向(ZZ軸方向)のいわゆる配向の乱
れた部分の出力は他の部分より出力が小さくなり、磁気
ヘッドにより簡単に検知可能な識別情報となる。
れに磁気情報を書き込めばXX軸方向の磁場配向く対し
垂直方向となる記録媒体の厚さ方向(YY軸方向)又は
記録媒体の平面方向(ZZ軸方向)のいわゆる配向の乱
れた部分の出力は他の部分より出力が小さくなり、磁気
ヘッドにより簡単に検知可能な識別情報となる。
従って出力の小さくなった部分の長さ、個数、カード端
からの位置等を検知、照合すればよいものである。
からの位置等を検知、照合すればよいものである。
又、本発明の記録媒体の製造方法は、ベースの上に磁性
塗料を塗布し、続いて磁気層が未乾燥のうちにベースの
進行方向即ち磁気層の長手力向即ち磁気記録する時の記
録方向(XX軸方向)に磁場配向処理を施し、ついで更
にこの磁気層が未乾燥のうちに電磁石又は永久磁石によ
り該長手方向に対して垂直つまりベースの厚さ方向(Y
Y軸方向)又は平面方向(ZZ軸方向)に磁場を加えて
配向を乱す処理を行ない、然る後塗工面を乾燥する製造
方法である。
塗料を塗布し、続いて磁気層が未乾燥のうちにベースの
進行方向即ち磁気層の長手力向即ち磁気記録する時の記
録方向(XX軸方向)に磁場配向処理を施し、ついで更
にこの磁気層が未乾燥のうちに電磁石又は永久磁石によ
り該長手方向に対して垂直つまりベースの厚さ方向(Y
Y軸方向)又は平面方向(ZZ軸方向)に磁場を加えて
配向を乱す処理を行ない、然る後塗工面を乾燥する製造
方法である。
次に添付図面により本発明を説明する。
第1図は本発明の磁気記録媒体の製造工程を示し、リー
ル1から送り出されるボリエテレンテレフタレートテー
ブの如き非磁性テープ2に磁性塗料を塗工機の塗工ヘッ
ド3により塗工して、磁性層4を構成し、次いで例えば
1.5 KO6の磁場配向装置5によりテープの進行方
向(長さ方向)に磁柱層4内の磁性体を配向する。
ル1から送り出されるボリエテレンテレフタレートテー
ブの如き非磁性テープ2に磁性塗料を塗工機の塗工ヘッ
ド3により塗工して、磁性層4を構成し、次いで例えば
1.5 KO6の磁場配向装置5によりテープの進行方
向(長さ方向)に磁柱層4内の磁性体を配向する。
次に磁性塗料の塗膜が乾燥する前に第2図已に示すよう
な電磁石6a又は同図すに示すような永久磁石6bを埋
め込んだ磁石人ロール等の磁石6を用いて磁気塗工面の
XX軸方向く対し垂直方向即ちYY軸方向又は平面方向
(ZZ軸方向)K磁場を加えることにより配向を例えば
90・ 異なる方向に乱す。
な電磁石6a又は同図すに示すような永久磁石6bを埋
め込んだ磁石人ロール等の磁石6を用いて磁気塗工面の
XX軸方向く対し垂直方向即ちYY軸方向又は平面方向
(ZZ軸方向)K磁場を加えることにより配向を例えば
90・ 異なる方向に乱す。
この場合配向が乱された部分はカード状に打抜いたとき
に一定のトラック上に並ぶようにする。
に一定のトラック上に並ぶようにする。
この場合配向を乱すための電磁石について云えば0〜1
0 KOeの間で磁界を変化させることができ、印加す
る直流電流を任意の間隔で0N10FF をくり返すこ
とができるようなものが好ましい。又、電磁石の最頂部
は任意の形状でよいが、ここでは110mX1の長手形
のものを用いた。
0 KOeの間で磁界を変化させることができ、印加す
る直流電流を任意の間隔で0N10FF をくり返すこ
とができるようなものが好ましい。又、電磁石の最頂部
は任意の形状でよいが、ここでは110mX1の長手形
のものを用いた。
なおマイクロコンピュータ−を用いた制御装置により、
電磁石に流す電流の0N10FF をランダムに繰り
返すことにより磁気媒体にランダムなパターンで配向の
乱れを形成せしめることができる。
電磁石に流す電流の0N10FF をランダムに繰り
返すことにより磁気媒体にランダムなパターンで配向の
乱れを形成せしめることができる。
この場合印加磁場はあまり強いと磁性層の表面が荒れた
り、厚さが変化する。反対にあまり弱いと十分に配向を
乱すことができない。
り、厚さが変化する。反対にあまり弱いと十分に配向を
乱すことができない。
又塗工面があまり未乾燥だと印加磁場の影響を強く受け
、配向の乱れる範囲が大きくなってしまい、正規の磁界
情報を記録するトラックに影響を与えるおそれがあり、
反対に乾燥が進んでしまった後では配向を乱すことはで
きなくなるので、適当に乾燥した段階が好ましい。
、配向の乱れる範囲が大きくなってしまい、正規の磁界
情報を記録するトラックに影響を与えるおそれがあり、
反対に乾燥が進んでしまった後では配向を乱すことはで
きなくなるので、適当に乾燥した段階が好ましい。
又、第2図すのように永久磁石を埋め込んだロールは、
例えばロール本体としてアルミニウムを用い、ロール径
は100Mとし、永久磁石はロールの円周方向に12個
配置して作成することができる。それぞれの永久磁石の
磁界の強さは、最頂部で1.5KOθであり、この場合
、ロールの回転スピードをランダムに調節することによ
り、ランダムなパターンで配向を乱すことができる。
例えばロール本体としてアルミニウムを用い、ロール径
は100Mとし、永久磁石はロールの円周方向に12個
配置して作成することができる。それぞれの永久磁石の
磁界の強さは、最頂部で1.5KOθであり、この場合
、ロールの回転スピードをランダムに調節することによ
り、ランダムなパターンで配向を乱すことができる。
電磁石を用いる場合は、原反の幅方向にカードをとるこ
とのできる数だけ磁石を配置し、それぞれランダムなパ
ターンを入れることにより、個々のカードで異なった識
別情報を入れることができる。永久磁石を用いる場合は
、原反の幅方向くカードをとる位置に合せてロール上に
磁石を配置すればよい。
とのできる数だけ磁石を配置し、それぞれランダムなパ
ターンを入れることにより、個々のカードで異なった識
別情報を入れることができる。永久磁石を用いる場合は
、原反の幅方向くカードをとる位置に合せてロール上に
磁石を配置すればよい。
第1図に戻るが、XX軸方向に配向処理したものを部分
的に90”異なるYY軸方向又は22軸方向に配向した
後は、乾燥装置7に入り乾燥させ、配向を固定した後リ
ール8に巻取る。その後は所定のカード長に切断してカ
ードとすることができる。
的に90”異なるYY軸方向又は22軸方向に配向した
後は、乾燥装置7に入り乾燥させ、配向を固定した後リ
ール8に巻取る。その後は所定のカード長に切断してカ
ードとすることができる。
第3図は上記の方法により製造された磁気カード10の
一例を示す平面図で、9は磁場配向の乱れた部分を示す
。
一例を示す平面図で、9は磁場配向の乱れた部分を示す
。
又第4図は上記第3図の磁気カード10の配向を乱され
た部分を含むトラックの断面を示し、矢印は磁性層11
の磁場の方向を示す。磁場配向の乱れた部分9は磁性粉
の抗磁力とはソ同じか又はそれ以下の強さの磁場を与え
ることにより、十分に本発明の目的に叶う友は磁気塗工
面に対して垂直(YY軸方向)に配向する。
た部分を含むトラックの断面を示し、矢印は磁性層11
の磁場の方向を示す。磁場配向の乱れた部分9は磁性粉
の抗磁力とはソ同じか又はそれ以下の強さの磁場を与え
ることにより、十分に本発明の目的に叶う友は磁気塗工
面に対して垂直(YY軸方向)に配向する。
第5図は上記の如き磁場配向の乱された部分(図では3
ケ所)を含む高保磁力カード用磁気リーダー/ライター
を用いて210 PCIでトラックに磁気記録な行ない
、その記録を読み出した時の出力をン/クロスコープに
表示させたものであムこれKよれば磁場配向の乱された
部分の磁気出力は、そうでない部分の出力より約4o%
低くなった0この出力の低い部分の個数や、カード端か
らの位置を検知することにより十分安定してカードを識
別することができる。
ケ所)を含む高保磁力カード用磁気リーダー/ライター
を用いて210 PCIでトラックに磁気記録な行ない
、その記録を読み出した時の出力をン/クロスコープに
表示させたものであムこれKよれば磁場配向の乱された
部分の磁気出力は、そうでない部分の出力より約4o%
低くなった0この出力の低い部分の個数や、カード端か
らの位置を検知することにより十分安定してカードを識
別することができる。
実施例
次に本発明の実施例について述べる。
実施例1
下記の配合の磁性塗料を作成した。
レシチン
1 #トルエン
60 #メチルエテルケトン
601メチルイソブチルケトン
60 ’この磁性塗料を用い第1図に示した方法で
5 KOeの磁場配向処理及び配向の乱しを行なった。
1 #トルエン
60 #メチルエテルケトン
601メチルイソブチルケトン
60 ’この磁性塗料を用い第1図に示した方法で
5 KOeの磁場配向処理及び配向の乱しを行なった。
ここでは電磁石6aを用いて配向を厚み方向(YY軸方
向)に乱した。電磁石の最頂部で磁場の強さは1.5K
Oeとした。
向)に乱した。電磁石の最頂部で磁場の強さは1.5K
Oeとした。
電磁石に流す電流は原反を磁気カードに打ち抜いた時に
配向の乱された所が3ケ所入るようにON10 FFさ
せた。
配向の乱された所が3ケ所入るようにON10 FFさ
せた。
このような磁気カードの配向を乱した部分を含むトラッ
クに、高抗磁力カード用磁気リーダー/ライターを用い
て210 FCIでオールF(16進)のFM記録をし
、読み出しを行なったところ、磁場の配向が乱された部
分の磁気出力は然らざるところの出力より約40fi低
くなり、この出力の低い部分の個数や、カード端からの
位置を検知することKより、十分安定してカードを識別
することができた。
クに、高抗磁力カード用磁気リーダー/ライターを用い
て210 FCIでオールF(16進)のFM記録をし
、読み出しを行なったところ、磁場の配向が乱された部
分の磁気出力は然らざるところの出力より約40fi低
くなり、この出力の低い部分の個数や、カード端からの
位置を検知することKより、十分安定してカードを識別
することができた。
実施例2
実施例1と同様に磁性層を塗工し、配向した後、/、
ロールにより磁性層の一部分の配向を厚さ方向 ゛(Y
Y軸方向)に乱した。
Y軸方向)に乱した。
ロールの回転をランダムに変えることにより、それぞれ
のカードに2〜3ケの配向を乱した部分を入れることが
できた。
のカードに2〜3ケの配向を乱した部分を入れることが
できた。
実施例3
下記配合の磁性塗料を作成した。
磁性粉(r−re、o、 藺5000e )
100重量部レシチン
1 #莱社 部品名 N−,5115ノ トルエン 801メ
チルエチルケトン 80 ′メ
チルイソブチルケトン 80 ′こ
の磁性塗料を用い第1図に示した方法で配向処理及び配
向の乱しを行なった。ここでは電磁石6aKより配向を
乱した。磁場の強さは電磁石の最頂部で0.5 KOe
とした。電磁石に流す電流は原反な磁気カードに打ち抜
いた時K、配向の乱された所が3ケ所入るようにON/
I)FFさせた。
100重量部レシチン
1 #莱社 部品名 N−,5115ノ トルエン 801メ
チルエチルケトン 80 ′メ
チルイソブチルケトン 80 ′こ
の磁性塗料を用い第1図に示した方法で配向処理及び配
向の乱しを行なった。ここでは電磁石6aKより配向を
乱した。磁場の強さは電磁石の最頂部で0.5 KOe
とした。電磁石に流す電流は原反な磁気カードに打ち抜
いた時K、配向の乱された所が3ケ所入るようにON/
I)FFさせた。
この上うKして得られた磁気カードの配向を乱した部分
を含むトラックK、低抗石炊カカード用磁気リーダー/
ライターを用いて210 PCIで、オールF(16進
)のFM記録をし、読み出しを行なったところ、磁場配
向が乱された部分の磁気出力はそうでない所の出力より
約30チ低くなつ九以上YY軸方向に乱した部分を設け
た例を示したが、22軸方向でも容易に類推されよう。
を含むトラックK、低抗石炊カカード用磁気リーダー/
ライターを用いて210 PCIで、オールF(16進
)のFM記録をし、読み出しを行なったところ、磁場配
向が乱された部分の磁気出力はそうでない所の出力より
約30チ低くなつ九以上YY軸方向に乱した部分を設け
た例を示したが、22軸方向でも容易に類推されよう。
又、磁性粉の配向方向は幾何学的正確さを必要としない
ことは勿論である。
ことは勿論である。
(発明の効果)
以上の如く本発明の磁気カードは磁気層のXX軸方向に
配向された磁性体を、所定の数だけこれと901異なる
YY軸又は22軸方向に配向させた乱れた部分を設けて
いるので、その部分の出力を低下させ、その部分の出力
とその位置を検知することにより容易に識別情報を得ら
れるもので、製造方法は極めて簡単であるが偽造等をな
し難いという格別の効果を奏するものである。
配向された磁性体を、所定の数だけこれと901異なる
YY軸又は22軸方向に配向させた乱れた部分を設けて
いるので、その部分の出力を低下させ、その部分の出力
とその位置を検知することにより容易に識別情報を得ら
れるもので、製造方法は極めて簡単であるが偽造等をな
し難いという格別の効果を奏するものである。
即ち本発明による磁気カードは以下の特徴をもっている
。を磁気記録層の塗工と偽造防止処置を施すことが一度
の工程でできるため、製造コストは比較的安価である。
。を磁気記録層の塗工と偽造防止処置を施すことが一度
の工程でできるため、製造コストは比較的安価である。
λ磁性層の塗工時でなければ偽造防止情報を入れられな
いため、同じ物を偽造することは非常に困難である。ま
た、この情報は後で消すことはできない。五個々のカー
ドで異なったパターンの情報を入れることが可能である
。
いため、同じ物を偽造することは非常に困難である。ま
た、この情報は後で消すことはできない。五個々のカー
ドで異なったパターンの情報を入れることが可能である
。
即ち、あるパターンの偽造防止情報を持つカードは一枚
しか存在しないため、偽造は更に困難となる。4.偽造
防止の情報を検知するのく普通の磁気ヘッドが使用でき
、特殊なヘッドまたは検知装置は必要ない。5.磁気記
録層の上に隠蔽層を塗工、印刷などにより設ければ、偽
造防止部はほとんど目視不能となる。即ち、磁気記録面
に図柄、磯告年要求の多い高抗磁力磁性粉が使用できる
。
しか存在しないため、偽造は更に困難となる。4.偽造
防止の情報を検知するのく普通の磁気ヘッドが使用でき
、特殊なヘッドまたは検知装置は必要ない。5.磁気記
録層の上に隠蔽層を塗工、印刷などにより設ければ、偽
造防止部はほとんど目視不能となる。即ち、磁気記録面
に図柄、磯告年要求の多い高抗磁力磁性粉が使用できる
。
第1図は本発明の方法の概略を示す工程図、第2図は本
発明で用いられる電磁石及び永久磁石の一例を示す斜視
図、第3図は本発明の記録カードの一例を示す正面図、
第4図はその断面図、第5図は磁場配向を乱された部分
を含むトラックに磁気記録を行ないその記録を読み出し
た時の出力をシンクロスコープで表示させた状態図であ
る。 1:リール 2:非磁性テープ 3:塗工ヘッド 4:
磁気層 5:磁場配向装置 6a:電磁石 6b:永久
磁石 7:乾燥装置 8:リール9:磁場配向の乱れた
部分 10:磁気カード11:磁性層 代理人 弁理士 竹 内 守 猜1 図 手続補正書(自発) 昭和61年8月8日
発明で用いられる電磁石及び永久磁石の一例を示す斜視
図、第3図は本発明の記録カードの一例を示す正面図、
第4図はその断面図、第5図は磁場配向を乱された部分
を含むトラックに磁気記録を行ないその記録を読み出し
た時の出力をシンクロスコープで表示させた状態図であ
る。 1:リール 2:非磁性テープ 3:塗工ヘッド 4:
磁気層 5:磁場配向装置 6a:電磁石 6b:永久
磁石 7:乾燥装置 8:リール9:磁場配向の乱れた
部分 10:磁気カード11:磁性層 代理人 弁理士 竹 内 守 猜1 図 手続補正書(自発) 昭和61年8月8日
Claims (2)
- (1)非磁性体からなるベースの上に磁気層が塗布され
てなる磁気記録媒体に於て、磁気層を構成している磁性
粉の主たる配向部分が磁気層の長手方向(XX軸方向)
に形成され、その一部の配向部分が磁気層の垂直方向(
YY軸方向)又は平面方向(ZZ軸方向)に形成されて
いることを特徴とする磁気記録媒体 - (2)非磁性体からなるベースの上に磁性塗料を塗布し
て磁気層を形成し、該磁気層の長手方向(XX軸方向)
に配向処理した後塗工面が乾燥する前に前記磁気層の一
部分を、長手方向に対し垂直方向(YY軸方向)又は平
面方向(ZZ軸方向)に加えられた磁場により配向を乱
し、その後塗工面を乾燥することを特徴とする磁気記録
媒体の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15180886A JPS639017A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15180886A JPS639017A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS639017A true JPS639017A (ja) | 1988-01-14 |
JPH0368453B2 JPH0368453B2 (ja) | 1991-10-28 |
Family
ID=15526758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15180886A Granted JPS639017A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS639017A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0676283A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-03-18 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 磁気記録媒体の製造方法 |
JPH0676284A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-03-18 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 磁気記録媒体の製造方法 |
WO2010150853A1 (ja) * | 2009-06-24 | 2010-12-29 | 国立大学法人東京大学 | 磁性薄膜の製造方法、磁性薄膜及び磁性体 |
JP2011046121A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Toppan Forms Co Ltd | 積層帳票体 |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP15180886A patent/JPS639017A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0676283A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-03-18 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 磁気記録媒体の製造方法 |
JPH0676284A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-03-18 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 磁気記録媒体の製造方法 |
WO2010150853A1 (ja) * | 2009-06-24 | 2010-12-29 | 国立大学法人東京大学 | 磁性薄膜の製造方法、磁性薄膜及び磁性体 |
JP2011029620A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-02-10 | Univ Of Tokyo | 磁性薄膜の製造方法、磁性薄膜及び磁性体 |
CN102473519A (zh) * | 2009-06-24 | 2012-05-23 | 国立大学法人东京大学 | 磁性薄膜的制造方法、磁性薄膜及磁性体 |
EP2447965A4 (en) * | 2009-06-24 | 2016-11-16 | Univ Tokyo | METHOD FOR PRODUCING A MAGNETIC THIN LAYER, MAGNETIC THIN LAYER AND MAGNETIC MATERIAL |
US9886978B2 (en) | 2009-06-24 | 2018-02-06 | The University Of Tokyo | Process for production of magnetic thin film, magnetic thin film, and magnetic material |
JP2011046121A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Toppan Forms Co Ltd | 積層帳票体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0368453B2 (ja) | 1991-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |