JPH0675972U - 除雪機の走行用クローラ - Google Patents

除雪機の走行用クローラ

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JPH0675972U
JPH0675972U JP1666293U JP1666293U JPH0675972U JP H0675972 U JPH0675972 U JP H0675972U JP 1666293 U JP1666293 U JP 1666293U JP 1666293 U JP1666293 U JP 1666293U JP H0675972 U JPH0675972 U JP H0675972U
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悟 米田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 除雪機の走行用クローラおいて、両側端部が
直線状であるために走行中に該クローラの両側端部が雪
を直線状に踏圧してしまい、該両側端部より駆動力を得
られず、クローラが走行面より沈んでも容易に脱出でき
るようにする。 【構成】 走行用クローラ1の両側端部に全周にわたっ
て切欠部1aを設けるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、除雪機の走行用クローラの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、雪上を走行するためにクローラ走行装置を具備した除雪機において、走 行用クローラは、雪上にて駆動力を得るために、接地表面に全周にわたって凸状 部を設け、該凸状部が雪上に接地して、グリップ力を得て走行駆動していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の走行用クローラでは、両側端部は直線状となっており、踏み固 まっていない雪上では走行とともに走行部が沈み込んでしまうことがあり、この 場合走行跡は直線状のわだちとなり、旋回や方向転換する場合には、側方へのグ リップがないためそのわだちから抜け出ることができず、前後方向しか除雪でき ないことがあり、旋回性能も悪かったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の如き課題を解決するために、次のような構成とする。即ち、 除雪機の走行用クローラにおいて、該走行用クローラの両側端部の全周にわたっ て切欠部を構成するものである。
【0005】
【作用】
方向転換等を行う場合には、走行用クローラの両側端部の切欠部が雪に噛み込 んでグリップを得て、クローラ表面の凸部とにより駆動力が得られ、旋回・方向 転換を容易にできるのである。
【0006】
【実施例】
本考案の解決すべき課題及び構成は以上の如くであり、次に添付の図面に示し た本考案の実施例を説明する。図1は除雪機の全体斜視図、図2は本考案の走行 用クローラの平面図、図3は同じく側面図、図4は同じく正面図、図5は同じく 部分平面図、図6は同じく側面部分断面図、図7は図5におけるX−X線断面図 、図8は図5におけるY−Y線断面図である。
【0007】 図1において、除雪機の全体構成を説明する。走行用クローラ1を巻回したク ローラ走行装置2のトラックフレーム上にエンジンE、バッテリーBを設置し、 前部には雪を掻き込むオーガ部3を配設し、該エンジンEとオーガ部3との間に ブロアを設け、該ブロアを被覆するブロアカバー4上部より排雪シュート5を上 方に突設し、該オーガ部3より掻き込んだ雪をブロアにて吹き出し、該排雪シュ ート5により案内して排出するように構成している。また、エンジンEの後方に 操向ハンドル6を配設し、走行クラッチレバー8、変速レバー9、及びシュート 操作レバー10等を設けた操作パネル7を該操向ハンドル6の基端部に配置して いる。
【0008】 走行用クローラ1の形状について、図2乃至図8より説明する。走行用クロー ラ1の接地表面には、凸状体1b及び1cが交互に全周にわたって突設されてお り、該凸状体1b・1cを雪上に押圧し、該凸状体同士の隙間に雪を噛み込ませ てグリップ力を得るように構成している。
【0009】 また、裏面、即ち、クローラ走行装置のスプロケット、アイドラ、及び転輪を 噛合する側には、中央の左右に転輪押さえ部(芯金)1d・1dを一定間隔をお いて内側全周にわたって突設しており、該転輪押さえ部1d・1d間において転 輪が案内され、駆動スプロケットが嵌合して、該駆動スプロケットの回動により 走行用クローラ1が回転されて走行駆動するように構成している。
【0010】 そして、本考案の走行用クローラは、更に、その両側端部において、切欠部1 a・1a・・・が全周にわたって所定間隔を開けて設けられ、本実施例では凸状 体1bと凸状体1bの間を切り欠いて雪を踏み固めない部分を作っている。こう して構成することにより、除雪機の走行中において、走行用クローラ1が雪上を 走行駆動している際に、直進走行では凸状体1b・1cが雪面にグリップして滑 ることなく走行でき、旋回や方向転換では、該切欠き部1a・1a・・・がある ことによって、クローラ両側端部が側方の雪が噛み込まれ、また、切欠き部1a ・1a・・・によってできた踏み固めない部分上を走行するので、凹凸部上を走 行することになってグリップ力も増し、雪上で確実にグリップ力を得て走行でき るのである。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成することにより、次の如き効果を奏する。即ち、走 行用クローラの両側端部の全周にわたって切欠部を設けることにより、除雪機の 走行駆動中において、該走行用クローラの両側端部の切欠部に雪が噛み込まれ、 該両側端部においてもグリップ力が得られて走行駆動力を増大させることができ 、該走行用クローラが雪内に沈み込んでも、側方へのグリップ力があるので脱出 し易く、方向転換や旋回も容易にでき、除雪機を円滑に走行駆動できるようにな ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】除雪機の全体斜視図である。
【図2】走行用クローラ1の平面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】同じく正面図てある。
【図5】同じく部分平面図である。
【図6】同じく側面部分断面図である。
【図7】図5におけるX−X線断面図である。
【図8】図5におけるY−Y線断面図である。
【符号の説明】
1 走行用クローラ 1a 切欠部 1b 凸状体 1c 凸状体 1d 転輪押さえ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除雪機の走行用クローラにおいて、該走
    行用クローラの両側端部の全周にわたって、切欠部を構
    成したことを特徴とする除雪機の走行用クローラ。
JP1993016662U 1993-04-05 1993-04-05 除雪機の走行用クローラ Expired - Lifetime JP2604435Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993016662U JP2604435Y2 (ja) 1993-04-05 1993-04-05 除雪機の走行用クローラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JPH0675972U true JPH0675972U (ja) 1994-10-25
JP2604435Y2 JP2604435Y2 (ja) 2000-05-15

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