JPH0675264U - パネル用額縁における上枠の開閉構造 - Google Patents

パネル用額縁における上枠の開閉構造

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JPH0675264U
JPH0675264U JP2167293U JP2167293U JPH0675264U JP H0675264 U JPH0675264 U JP H0675264U JP 2167293 U JP2167293 U JP 2167293U JP 2167293 U JP2167293 U JP 2167293U JP H0675264 U JPH0675264 U JP H0675264U
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正一 平林
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株式会社ミサキ三伸
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 固定部材14と可動部材23とを用いる。額
縁の縦枠1bにビス止めする支持板15に、その両側縁
部を直角に起立させてガイド枠16を設ける。支持板1
5の下端部に、ロック用小突起21aを設けたクリップ
状の弾性板21を取り付ける。一方、ガイド枠16への
嵌合部26を設けた摺動板24の下端部に抜け止め用突
起24aを設け、それにロック用小孔25を設ける。ま
た、摺動板25の上端部に回動板27を枢着し、該回動
板27の上端部に、額縁の上枠1aにビス止めする支持
板28を直角に張り出す。 【効果】 額縁の上枠を前後いずれの側にもずらすこと
ができる。摺動板をガタつくことなくスムーズにスライ
ドさせることができ、且つまた摺動板の脱落も効果的に
防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパネル用額縁における上枠の開閉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パネル用額縁は、アルミニウム製の上下枠と二本の縦枠からなる方形で且つ夫 々の内面側にパネル嵌合溝を設けてなるものであり、そしてまたパネルの着脱を 行うために上枠を開閉できるように構成されている。
【0003】 然して、斯かるパネル用額縁における上枠の開閉構造として、本考案者は先に 図9乃至図12に示すものを案出した(実願昭61- 197504号、実公平4- 18443号 )。
【0004】 該上枠の開閉構造は、ネジ孔4aを設けた支持板4に、直角に板5を起立させ ると共に該板5に縦方向の透溝6を設けた固定部材3と、前記板5側に向けて抜 け止め用突起9を突設し、その頚部9aを前記透溝6に摺動自在に嵌合させると 共に頭部を板5に沿って折曲し、更に該抜け止め用突起9から前記透溝6の長さ の分だけ上方の位置に半球状の小突起10を設けると共に後記支持板12側の下 端部に下方に向けて延設部11aを設け、更に該延設部11a側又はこれと反対 側の垂直部分に切欠部11bを設けた摺動板11の上端部に、ネジ孔12aを設 けた支持板12を直角に張り出した可動部材8とを用い、前記固定部材3をパネ ル用額縁1の縦枠1bの上端部に挿し込み、該縦枠1bの裏側から挿し込むビス 7を固定部材3の支持板4のネジ孔4aに螺合して、該支持板4を縦枠1bの上 端部内の後壁1b′に固定すると共に、前記可動部材8の支持板12を上枠1a の端部に挿し込み、該上枠1aの裏側から挿し込むビス13を前記支持板12の ネジ孔12aに螺合して、該支持板12aを上枠1aの両端部内の後壁に固定し てなるものである。 尚、2は各枠の内面側に設けたパネル嵌合溝である。
【0005】 そしてまた、斯かる開閉構造によれば、従来のフック式の構造に比して小型化 することができ、且つまた、摺動板11に半球状の小突起10を設けていること から、上枠1aを閉じている状態においては、確実にロックしておくことができ るという効果を有する。更にまた、摺動板11が引き上げられた後、前方又は後 方側に回動する構造であるから、上枠1aは大きく前方又は後方側にずれること になり、パネルの着脱をスムーズに行うことができるという効果も有する。
【0006】 しかしまた反面、斯かる開閉構造では、上枠の支持板12を設けた摺動板11 そのものが前方又は後方に回動するものであり、そして該摺動板11は切欠部1 1bを設けた側にしか回動させることができず、したがって上枠1aは前方又は 後方のどちらか一方にしかずらすことができないという問題があった。
【0007】 このため、額縁を壁面から外してパネルを交換する場合には、支障なくスムー ズに交換を行うことができるが、例えば、摺動板11を後方側に回動するように してセットした場合には、何かの都合上簡単に取り外すことができないように額 縁を壁面にしっかりと固定してしまった場合に、甚だ不都合である。
【0008】 また、摺動板11と透溝6を設けた板5との摺接面に、縦枠1bの上端部の挿 し込み口の大きさによってはガタが生ずることもある。このため、摺動板11を 上げ下げするときに、擦れたり当たったりする音がし、またガタが大きすぎると 、摺動板11の抜け止め用突起9が板5の透溝6から抜け出る虞がある。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、摺動板の上端部に回動板を枢 着し、該回動板に上枠の支持板を形成することによって、額縁の上枠を前方と後 方のいずれの側にもずらすことができ、しかも摺動板を固定部材のガイド枠に沿 って摺動させることにより、ガタつくことなくスムーズにスライドさせることが でき、且つ摺動板の脱落も防止することができるようになしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
而して、本考案の要旨とするところは、上端近傍にネジ孔を設けると共に下端 部を直角に起立させて連結部を形成した支持板に、その両側縁部を直角に起立さ せてガイド枠を設け、更に前記連結部に、ロック用小突起を有するクリップ状の 弾性板を、開放部が上方を向くようにして取り付けた固定部材と、下端部に前記 クリップ状の弾性板に向けて抜け止め用突起を設けると共に該抜け止め用突起に ロック用小孔を設け、更に前記支持板と対向する面に前記ガイド枠の嵌合部を設 けた摺動板の上端部に、前記支持板又はこれと反対方向に回動自在に回動板を枢 着し、該回動板の上端部に、ネジ孔を設けた上枠の支持板を直角に張り出した可 動部材とを用い、前記固定部材をパネル用額縁の縦枠の上端部に挿し込み、該縦 枠の裏側から挿し込むビスを支持板のネジ孔に螺合して、該支持板を縦枠の上端 部内の後壁に固定すると共に、前記可動部材の上枠の支持板を上枠の端部に挿し 込み、該上枠の裏側から挿し込むビスを前記上枠の支持板のネジ孔に螺合して、 該上枠の支持板を上枠の両端部内の後壁に固定してなるパネル用額縁における上 枠の開閉構造にある。
【0011】
【作用】
次に、本考案の作用について説明する。 額縁の上枠が閉じている状態にあっては、可動部材の摺動板は、その下端部の ロック用小孔に、固定部材のクリップ状弾性板のロック用小突起が嵌入する位置 まで下がっている。したがって、この状態にあっては、額縁の両方の縦枠と下枠 のパネル嵌合溝に嵌め込まれているパネルは、その上面を上枠によって外れない ように押さえられている。
【0012】 また、パネルの交換等のために上枠を開放する場合には、上枠を上方に引き上 げ、最高の状態まで引き上げたときに前方又は後方に倒せばよい。尚、このとき には、前後いずれの側にも倒すことができる。そして、上枠を引き上げるときに は、可動部材の摺動板は固定部材のガイド枠に沿ってスライドするから、ガタつ くことなくスムーズに引き上げることができる。そしてまた、最高の状態まで引 き上げると、可動部材の摺動板の下端部の抜け止め用突起が、固定部材における 支持板の上端近傍に設けたネジ部又は該ネジ部に螺合したビスに当接して、抜け 出ることが防がれるものである。
【0013】 そして、その後上枠を倒すと、可動部材の摺動板の上端部に枢着した回動板が 前方又は後方に回動し、上枠が大きく前方又は後方にずれるものである。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。 図1は本考案の第一実施例の固定部材と可動部材の組付前の斜視図、図2は組 付後の斜視図、図3は組付後の正面図、図4は組付後の側面図、図5は摺動板の 側面図、図6は摺動板の平面図、図7は上枠を開いた状態の額縁の部分拡大斜視 図である。
【0015】 図中、14は固定部材であり、パネル用額縁1の縦枠1bの上端部内の後壁1 b′にビス止めする支持板15に、その両側縁部を直角に起立させてガイド枠1 6を設けてなるものである。また、該支持板15には、上端近傍に後記ビス螺合 用のネジ孔17を設けると共に、下端部を直角に起立させて連結部15aを形成 し、該連結部15aに後記ビス螺合用のネジ孔18を設けている。19は縦枠1 bの背面側の孔(図示せず。)から挿し込み、前記支持板15のネジ孔17に螺 合させるビスである。20は前記連結部15aに螺合させるビスである。
【0016】 21はクリップ状の弾性板であり、内側に向けてロック用小突起21aが設け られている。また、該弾性板21は開放部が上方を向くようにして前記連結部1 5aにビス止めされる。22はワッシャーである。
【0017】 23は可動部材であり、軸断面形状を縦枠1bの内部形状に適合させ、下端部 に前記弾性板21に向けて抜け止め用突起24aを設けると共に該抜け止め用突 起24aにロック用小孔25を設け、更に前記支持板15との対向面に、前記ガ イド枠16の嵌合部26を設けた摺動板24の上端部に、前記支持板15又はこ れと反対方向に回動自在に回動板27を枢着し、該回動板27の上端部に上枠1 aの両端部内の後壁にビス止めする支持板28を直角に張り出してなるものであ る。尚、27aは枢軸である。29は支持板28に設けた後記ビス螺合用のネジ 孔である。30は上枠1aの背面側の孔(図示せず。)から挿し込み、前記支持 板28のネジ孔29に螺合させるビスである。
【0018】 次に、図8に示した本考案の第二実施例について説明する。 本実施例と前記第一実施例との相違点は、固定部材における支持板のガイド枠 と、可動部材における摺動板のガイド枠嵌合部の構造にある。
【0019】 即ち、第一実施例の場合には、ガイド枠16は支持板15の両側縁部を直角に 起立させて、支持板とガイド枠との断面形状をコ字形に形成し、また一方、ガイ ド枠嵌合部26はガイド枠16に嵌合するよう突出させて形成しているものであ る。
【0020】 これに対して、本実施例は、ガイド枠16の先端16aを内側に向けて直角に 折曲する一方、ガイド枠嵌合部26の両側縁部に、前記ガイド枠16の先端16 aが嵌入する溝26a、26aを設けたものである。これにより、固定部材と可 動部材の一体的な結合は、より強化される。 尚、その他の構成は前記第一実施例と同様であるので、同一の部材には同一の 符号を付して詳細な説明は省略する。
【0021】
【考案の効果】
本考案は上記の如き構成、作用であり、摺動板の上端部に、前後いずれの側に も自由状態に回動させることができるように回動板を枢着し、該回動板に上枠の 支持板を形成したものであるから、額縁の上枠を前後いずれの側にもずらすこと ができるものである。また、摺動板を固定部材のガイド枠に沿って摺動させるも のであるから、ガタつくことなくスムーズにスライドさせることができる。且つ また摺動板の脱落も効果的に防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の固定部材と可動部材の組
付前の斜視図である。
【図2】固定部材と可動部材の組付後の斜視図である。
【図3】固定部材と可動部材の組付後の正面図である。
【図4】固定部材と可動部材の組付後の側面図である。
【図5】摺動板の側面図である。
【図6】摺動板の平面図である。
【図7】上枠を開いた状態の額縁の部分拡大斜視図であ
る。
【図8】本考案の第二実施例の要部説明図である。
【図9】従来例の固定部材と可動部材の組付前の斜視図
である。
【図10】固定部材と可動部材の組付後の斜視図であ
る。
【図11】可動部材の摺動板が上昇して後方に傾いた状
態の斜視図である。
【図12】上枠が開いた状態の額縁の部分拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
14 固定部材 15 支持板 15a 連結部 16 ガイド枠 17 ネジ孔 18 ネジ孔 19 ビス 20 ビス 21 クリップ状の弾性板 23 可動部材 24 摺動板 24a 抜け止め用突起 25 ロック用小孔 26 ガイド枠の嵌合部 27 回動板 28 上枠の支持板 29 ネジ孔 30 ビス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端近傍にネジ孔を設けると共に下端部
    を直角に起立させて連結部を形成した支持板に、その両
    側縁部を直角に起立させてガイド枠を設け、更に前記連
    結部に、ロック用小突起を有するクリップ状の弾性板
    を、開放部が上方を向くようにして取り付けた固定部材
    と、下端部に前記クリップ状の弾性板に向けて抜け止め
    用突起を設けると共に該抜け止め用突起にロック用小孔
    を設け、更に前記支持板と対向する面に前記ガイド枠の
    嵌合部を設けた摺動板の上端部に、前記支持板又はこれ
    と反対方向に回動自在に回動板を枢着し、該回動板の上
    端部に、ネジ孔を設けた上枠の支持板を直角に張り出し
    た可動部材とを用い、前記固定部材をパネル用額縁の縦
    枠の上端部に挿し込み、該縦枠の裏側から挿し込むビス
    を支持板のネジ孔に螺合して、該支持板を縦枠の上端部
    内の後壁に固定すると共に、前記可動部材の上枠の支持
    板を上枠の端部に挿し込み、該上枠の裏側から挿し込む
    ビスを前記上枠の支持板のネジ孔に螺合して、該上枠の
    支持板を上枠の両端部内の後壁に固定してなるパネル用
    額縁における上枠の開閉構造。
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