JP3386118B2 - 窓用通気ロック - Google Patents

窓用通気ロック

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JP3386118B2 JP2000176522A JP2000176522A JP3386118B2 JP 3386118 B2 JP3386118 B2 JP 3386118B2 JP 2000176522 A JP2000176522 A JP 2000176522A JP 2000176522 A JP2000176522 A JP 2000176522A JP 3386118 B2 JP3386118 B2 JP 3386118B2
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穰二 手代木
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有限会社昭和サービス
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はサッシ窓を少し開け
て通気を確保した状態でサッシ窓を固定する窓用通気ロ
ックに関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、サッシ窓を少し開けて通気を確
保した状態でサッシ窓を固定する窓用通気ロックとして
は、従来、図4ないし図6に示す構造のものがある。こ
の窓用通気ロック1は横長状をなすベース板2の一端側
にクランプレバー3が取付けられ、他端側にベース板2
を間隔をおいて切り起こしたクレセント受け4、4が設
けられている。前記ベース板2のクランプレバー3を設
けた一端にはクレセント受け押え5が突設されていると
共に、クランプレバー3には枠状の係合金具8が回動自
在に取付けられている。 【0003】図6に示すように外側引き違いサッシ窓6
Aと内側引き違いサッシ窓6Bをずらせて通気を確保し
ながら固定する場合、先ず図5図に示す外側引き違いサ
ッシ窓6Aのガラス10に内側から窓用通気ロック1を
当てる。次にこのサッシ窓6Aの縦框に取付けたクレセ
ント受け7に、クランプレバー3の枠状の係合金具8を
引っ掛けてクランプレバー3を矢印方向に倒すと、図6
に示すようにクレセント受け押え5に、クレセント受け
7が当接した状態で固定される。 【0004】次に内側のサッシ窓6Bをずらせて重ね、
ここに取付けたクレセント9を回動させて、窓用通気ロ
ック1に設けた一方のクレセント受け4に嵌合させて固
定する。このようにして窓用通気ロック1で2枚のサッ
シ窓6A、6Bをずらせて重なり部分の幅だけ通気空間
を確保した状態で固定することができる。 【0005】しかしながら、従来の窓用通気ロック1は
レバー式なので、固定する時にはクランプレバー3を前
方に押し付けるだけで固定できるが、これをサッシ窓6
Aから取外す時には、クランプレバー3の係合金具8が
クレセント受け7に強い力で係合しているので、クラン
プレバー3を指先で手前に引き起こすのに大きな力が必
要であり、力の弱い女性や子供などはクランプレバー3
を外しにくい問題があった。また取外した窓用通気ロッ
ク1は、保管場所を決めておかないと紛失してしまう問
題もあった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題点
を改善し、通気ロックを外側引き違いサッシ窓の縦框に
一体に連結し、使用しない時には回動させて折り畳むこ
とができる窓用通気ロックを提供するものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
窓用通気ロックは、外側引き違いサッシ窓の縦框に取付
けられた取付板と、この取付板に上下方向に180度の
範囲で回動自在に軸支された横長状をなすベース板と、
このベース板の長手方向に沿って間隔をおいて形成され
た複数個のクレセント受けと、前記取付板とベース板を
連結する軸を囲むようにベース板に形成された複数の凸
部と、取付板に形成され、前記凸部が順次嵌合する複数
の丸孔と、この丸孔と凸部で構成されたストッパーとか
らなることを特徴とするものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図3を参照して詳細に説明する。図1において1
2は窓用通気ロックで、これは外側引き違いサッシ窓の
縦框に取付けられる取付板13と、ここに回動自在に軸
支された横長状をなすベース板15とで構成されてい
る。前記取付板13は図中、左端側にクレセント受け1
4aが形成されて、右側にビス孔18が開孔されてい
る。また前記ベース板15は横長状をなし、その左端部
と中間に2個のクレセント受け14b、14cが形成さ
れ、右端側に半円状の円弧部16が形成されている。 【0009】この取付板13と、横長状をなすベース板
15は図2に示すように軸17で回動自在に軸支され、
このベース板15は仮想線で示すように上下方向に18
0度の範囲で回動するようになっている。取付板13
は、軸17を囲むように90度の間隔で4個の丸孔2
1、21が形成されている。またベース板15の右端側
の円弧部16には、この内側の軸17を囲むように90
度の間隔で4個の凸部22、22が形成され、これが嵌
合する前記丸孔21、21とでストッパー20が形成さ
れている。更にベース板15には強度を増すようにその
周縁に沿ってフランジ23が形成されている。 【0010】上記構成の窓用通気ロック12を用いて図
3に示すように2枚のサッシ窓6A、6Bをずらせて固
定する場合、先ず外側引き違いサッシ窓6Aの縦框に取
付板13をビス19で水平に固定する。次に内側引き違
いサッシ窓6Bをずらして、この縦框に取付けたクレセ
ント9を、ベース板15の左端部に形成したクレセント
受け14cに係合させると、2枚のサッシ窓6A、6B
をずらせて通気空間を確保した状態で固定することがで
きる。またベース板15には、間隔をおいて2個のクレ
セント受け14b、14cが形成されているので、サッ
シ窓6A、6Bの重なり幅を2段階にして通気幅を調整
することができる。 【0011】また窓用通気ロック12を使用しないでサ
ッシ窓6A、6Bを全部閉じて施錠する時には、クレセ
ント9をクレセント受け14cから外して、内側引き違
いサッシ窓6Bをずらせてから、ここに取付けたクレセ
ント9を取付板13に形成したクレセント受け14aに
係合させる。このときベース板15は取付板13に軸1
7で回動自在に軸支されているので、図3に仮想線で示
すようにベース板15を手で持って上方に回動させて折
り畳んだ状態にしておく。 【0012】このように窓用通気ロック12を使用しな
い時には、ベース板15を外側引き違いサッシ窓6Aの
縦框に沿って折り畳んでおけるので、従来の取外し式の
窓用通気ロック1のように紛失することなく、また折り
畳んでコンパクトになるので窓からの視界の妨げとなら
ず違和感がない。またベース板15を外側引き違いサッ
シ窓6Aの縦框に沿って折り畳んでおくので、カーテン
やブラインド、あるいはその紐などが引っ掛からない。
更に窓ガラス10をクリーニングする場合にも、ベース
板15を上下に回動させながらクリーニングすることが
できる。 【0013】またストッパー20は、取付板13の丸孔
21、21とベース板15の凸部22、22とで構成さ
れているので、回動させて横に倒していくと凸部22が
丸孔21に順次嵌合してベース板15を水平または垂直
に保持することができる。更にベース板15は軸17で
上下方向に180度の範囲で回動するので、4枚窓のよ
うに右勝手や左勝手の場合でも両方に兼用することがで
きる。 【0014】なお上記説明ではベース板15に2個のク
レセント受けを形成した場合について示したが3個以上
形成しても良い。 【0015】 【発明の効果】以上説明した如く本発明の請求項1に係
る窓用通気ロックによれば、クレセント受けを設けたベ
ース板を、外側引き違いサッシ窓の縦框に一体に連結し
ているので、従来の取外し式の窓用通気ロックのように
紛失することがない。またベース板が回動自在に連結さ
れているので、使用しない時にはベース板を外側引き違
いサッシ窓の縦框に沿って折り畳むことによりコンパク
トになり、窓からの視界の妨げとならず違和感がなく、
しかもカーテンやブラインド、あるいはその紐などが引
っ掛からない。更に窓ガラスをクリーニングする場合に
も、ベース板を上下に回動させながらクリーニングする
ことができる。 【0016】またベース板の長手方向に沿って間隔をお
いて複数個のクレセント受けを形成したので、サッシ窓
の重なり幅を複数段にして通気幅を調整することができ
る。またストッパーは、取付板に設けた複数の丸孔と、
これに嵌合するベース板に設けた複数の凸部とで構成さ
れているので、回動させて横に倒していくと凸部が丸孔
に順次嵌合してベース板を水平または垂直に保持するこ
とができる。更にベース板は軸で上下方向に180度の
範囲で回動するので、4枚窓のように右勝手や左勝手の
場合でも両方に兼用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の一形態による窓用通気ロックを
示す正面図である。 【図2】図1の窓用通気ロックを示す断面図である。 【図3】2枚のサッシ窓を窓用通気ロックで固定した状
態を示す正面図である。 【図4】従来のクランプレバー方式の窓用通気ロックを
示す正面図である。 【図5】図4に示すクランプレバー方式の窓用通気ロッ
クを示す断面図である。 【図6】図4に示すクランプレバー方式の窓用通気ロッ
クでサッシ窓を固定した状態を示す正面図である。 【符号の説明】 1 窓用通気ロック 2 ベース板 3 クランプレバー 4 クレセント受け 5 クレセント受け押え 6A 外側引き違いサッシ窓 6B 内側引き違いサッシ窓 7 クレセント受け 9 クレセント 12 窓用通気ロック 13 取付板 14aクレセント受け 14bクレセント受け 14cクレセント受け 15 ベース板 16 円弧部 17 軸 20 ストッパー 21 丸孔 22 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 15/02 E05C 17/60

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 外側引き違いサッシ窓の縦框に取付けら
    れた取付板と、この取付板に上下方向に180度の範囲
    で回動自在に軸支された横長状をなすベース板と、この
    ベース板の長手方向に沿って間隔をおいて形成された複
    数個のクレセント受けと、前記取付板とベース板を連結
    する軸を囲むようにベース板に形成された複数の凸部
    と、取付板に形成され、前記凸部が順次嵌合する複数の
    丸孔と、この丸孔と凸部で構成されたストッパーとから
    なることを特徴とする窓用通気ロック。
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