JP3777431B2 - 引違い窓及び片引き窓の換気機構付き施錠装置 - Google Patents

引違い窓及び片引き窓の換気機構付き施錠装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は引違い窓や片引き窓に取付けられる換気機構付き施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
引違い窓を施錠状態にしたままで、換気を行うことができる従来技術として次の2つのタイプを代表例に挙げることができる。
第1のタイプは換気框タイプであり、これは内外障子の何れかの上框に複数の小さな換気口を設け、これらの換気口をスライド板によって開閉させる構造である。
第2のタイプは段階タイプであり、これは例えば、実開昭63−102871号に記載されているように(図20図(a)乃至(c)参照)、クレセント受け100として施錠用フック101の他、換気用のフック102,102を複数段設け、何れかのフックとクレセント103とを係合させて、窓枠と内外障子間の両サイドの開放幅を段階的に調整する構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、第1の換気框タイプは窓枠の上部を介してのみ換気を行うため、室内の空気の対流に対応することができずに、効率的な換気が困難であるという問題点がある他、第2タイプに比べて構造が複雑であってサッシ価格を上昇させる要因となっている。
【0004】
一方、第2の段階タイプは安価ではあるものの、段階的に内外障子の開放量を調整するため住居者の意に沿う換気空間を得ることができなかったり、また図20(a)に示すようにクレセント受け100が水平方向に拡がってしまうため、見栄えも悪いという問題点があった。
この第2の段階タイプでは、その他各障子の「がたつき」が生じ易く、また換気空間となった内外障子の両サイドから虫が侵入したり、雨等が浸入してしまうという問題点もあった。
【0005】
そこで本願発明は、まず換気空間の開放量を無段階的に調整できて、住居者の意に沿う開放量を得ることができ、クレセント受けが水平方向に拡がらずに見栄えも良く、しかも室内の空気の対流に対応させて窓の上下からの換気もでき、低価格化を図ることができる引違い窓等の換気機構付き施錠装置を提供すること、また換気状態のまま、クレセントの施錠を可能にして防犯対策に優れた引違い窓等の換気機構付き施錠装置を提供すること、さらに各障子の「がたつき」が生じ難い引違い窓の換気機構付き施錠装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願発明の引違い窓の換気機構付き施錠装置は請求項1に記載のように、内外障子を窓枠内に開閉自在に装着させた引違い窓において外障子の召合せ框に取付けたクレセント受けに係合するクレセントを内障子の召合せ框に回動自在に設けるとともに、前記クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、各召合せ框を窓枠面内方向に引分ける引分空間が形成される前記クレセントであって、前記クレセントは、クレセント受けに係合する係合体と、回動軸を中心に前記係合体を回動させる回動ハンドルとからなり、前記係合体の略半円状の外周に沿って、始端から終端まで所定の角度に亘って設けられた係合溝を備え、該係合溝は前記クレセント受けのフック内を回動可能な回動面と、内外障子の各召合せ框を窓枠面内方向に引分けた場合に、フックの先端を受入れるフック受入凹部を備え、前記回動面は係合溝の始端から終端にかけて徐々に幅狭に形成されていることを特徴とする。
クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、そのクレセントにより引分空間が作られるので、換気空間の開放量を無段階的に調整できて、住居者の意に沿う開放量を得ることができる。またクレセント受けを従来の様に複数段とする必要がないので、クレセント受けが水平方向に拡がらずに見栄えも良い。しかも室内の空気の対流に対応させて窓枠の上下からの換気もでき、またクレセントの改良のみで引違い窓の換気機構付き施錠装置を提供できるのでサッシの低価格化を図ることができる。
【0007】
かるクレセントによれば、係合溝はクレセントの施錠時に前記クレセント受けのフックと係合され、開錠時に前記フックの先端との係合から開放されるとともに、クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、内外障子の各召合せ框を窓枠面内方向に引分ける引分空間を作ることができる。
【0008】
上述のように、本願発明の引違い窓の換気機構付き施錠装置は、クレセントの回動操作により換気空間の開放量を無段階的に調整できるものの、請求項に記載のように前記クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、各召合せ框の引分け可能幅に対応する換気空間を示唆する換気位置示唆手段を設けることが望ましく、この換気位置示唆手段により好適な換気空間を住居者に報知することができる。
【0009】
前記換気位置示唆手段は具体的には請求項に記載のように、回動ハンドルの裏面に設けられた孔にセットされた付勢手段と、この付勢手段によって常時、クレセントの台座に向けて付勢されている摺動部材と、この摺動部材の一部が嵌合する嵌合孔を前記台座に設けてなる。かかる構成によれば、回動ハンドルを回動する際に前記摺動部材が前記嵌合孔にはまり込んだときの音と、回動の抵抗力が回動ハンドルを通じて操作者に伝わり、好適な換気空間を住居者に報知することができる。なお、上記構成とは逆に、前記台座側に付勢手段と摺動部材をセットする孔を設け、回動ハンドル側に嵌合孔を設けても良い。
【0010】
本願発明の引違い窓の換気機構付き施錠装置に、請求項4のように前記クレセントの回動操作を規制する回動規制手段を設ければ換気状態のままクレセントの施錠を可能にして防犯対策に優れた引違い窓等の換気機構付き施錠装置となる。
【0011】
前記回動規制手段の具体的構成は、請求項に記載のように、回動ハンドルの裏面に設けられた複数個の回動位置規制孔と、これらの回動位置規制孔に出没する施錠片を一端に備え、他端に湾曲部を備え、かつ両端のほぼ中央で軸着されているシーソーレバーと、該シーソーレバーの軸と前記湾曲部間に配置されて施錠状態を維持するように前記シーソーレバーを付勢する付勢手段と、該付勢手段に抗して前記湾曲部を起こす昇降キーからなることを特徴とする。かかる構成によれば、前記回動位置規制孔を複数個所定の位置に設けることにより、所定の換気状態にて仮施錠されているクレセントを完全施錠にすることができて、防犯対策に優れた引違い窓等の換気機構付き施錠装置となる。
【0012】
上記各構成の引違い窓の換気機構付き施錠装置では施錠状態から換気状態に移行しても自動的に各召合せ框が引分かれるものではなく、居住者が内外障子の各召合せ框を引分けなければならない。そこで請求項に記載のように、クレセントのみの操作により、内障子または外障子の何れか一方の召合せ框を自動的に引分けたり、内外障子の各召合せ框を等分に引き分けることができる障子引分け機構を設けてもよい。この障子引分け機構によれば、自動的に内外障子の各召合せ框等を引分けることができるばかりでなく、窓枠と内外障子の竪框との換気空間を両サイドで略等しくすることもでき、さらに内外障子の「がたつき」を防止することができる。
【0013】
前記障子引分け機構の具体的構成は、請求項に記載のように、内外障子の何れか一方の竪框又は両竪框、或いは窓枠の何れか一方の竪枠又は左右両竪枠に埋め込まれる取付枠と、その取付枠内に収容されたラッチと、該ラッチを付勢する付勢手段からなっていることを特徴とする。かかる構成の障子引分け機構が例えば内外障子の両竪框にそれぞれ取付けられている場合、クレセント受けのフックとクレセントの回動面間には引分空間が形成され、と同時に前記ラッチが付勢手段に付勢されて、窓枠の各竪枠を押すことにより、各召合せ框を等分に引分ける様に作用し、自動的に換気空間を作る。従って自動的に内外障子の各召合せ框等を引分けることができるばかりでなく、窓枠と内外障子の竪框との換気空間が両サイドで略等しくなり、さらに内外障子の「がたつき」を防止することができる。
【0014】
請求項8に記載のように、片引きサッシ窓の外障子の召合せ框にクレセント受けを、内障子の召合せ框にクレセントを回動自在に設けるとともに、前記クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、何れかの召合せ框を窓枠面内方向に引分ける引分空間が形成される前記クレセントであって、前記クレセントは、クレセント受けに係合する係合体と、回動軸を中心に前記係合体を回動させる回動ハンドルとからなり、前記係合体の略半円状の外周に沿って、始端から終端まで所定の角度に亘って設けられた係合溝を備え、該係合溝は前記クレセント受けのフック内を回動可能な回動面と、内外障子の各召合せ框を窓枠面内方向に引分けた場合に、フックの先端を受入れるフック受入凹部を備え、前記回動面は係合溝の始端から終端にかけて徐々に幅狭に形成されていることを特徴とする片引き窓の換気機構付き施錠装置としてよい。片引き窓の場合、通常は外障子が嵌殺しとなっているので、障子の召合せ框が引分かれることになり、内障子と窓枠間に換気空間が形成される。なお、この片引き窓の換気機構付き施錠装置に上記換気位置示唆手段、回動規制手段、障子引分け機構を設けてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて上記各発明のそれぞれの実施の形態を説明する。
まず請求項1及び請求項2に対応する実施の形態に係るクレセントを図1乃至図3に基づいて説明する。
図1はクレセントの正面図、図2は図1に示したA−A´線矢視のクレセント断面図、図3は図1に示したB−B´線矢視のクレセント部分断面図である。なお図2の断面図では後に詳述するクレセント内部構造を省略している。
【0016】
実施形態に係るクレセント1は、図1に示すように引違い窓の外障子2の召合せ框20に固定されたクレセント受け4に係合する係合体10と、回動軸12を中心に前記係合体10を回動させる回動ハンドル13からなり、このクレセント1の特徴は係合溝14を前記係合体10に設けている点である。
【0017】
前記係合溝14は、クレセント1の施錠時に前記クレセント受け4のフック41と係合され、開錠時に前記フック41との係合から開放されるとともに、クレセント1の回動操作による施錠及び開錠間の過程で、内外障子2,3の各召合せ框20,30を窓枠面内方向Yに引分ける引分空間を作るものである。
即ち、係合溝14は略半円状の係合体10の外周11に沿って、始端S1(B矢視の箇所)から終端S2(B´矢視の箇所)まで約130度に亘って設けられた溝であって、前記フック41のコ字状部43内を回動可能な或いは摺動可能な側面(回動面140、以下摺動面ともいう)と、内外障子2,3の各召合せ框20,30を窓枠面内方向Yにスライドさせた場合に、フック41の先端42を受入れるフック受入凹部141を備えている。
【0018】
前記摺動面140は図3に示すように係合溝14の始端S1で最大幅となり、終端S2に向かうに従い徐々に幅狭となり、終端S2で最小幅となっている。而して最大幅と最小幅の「差」が、クレセント1の回動操作により摺動面140を前記フック41のコ字状部43から徐々に離脱させることになり、各召合せ框20,30を窓枠面内方向Yに引分けることができる引分空間を作り、ひいては各障子2,3と窓枠間に換気空間を作ることになる。
【0019】
前記受入凹部141は、各召合せ框20,30を窓枠面内方向Yに引分けた際に外障子2の召合せ框20に固定されたクレセント受け4のフック先端42を受入れることができる深さ及び幅に成形されていて、前記引分空間がクレセント受け4に影響されないようになっている。
【0020】
上記のように構成されたクレセント1は、回動ハンドル13が召合せ框30と略平行に起立した状態で完全施錠状態となり、図1の図面上時計回りに回動した回動ハンドル13が召合せ框30と略直交する状態で開錠状態となり、その間が仮施錠状態及び換気状態となるように係合体10、回動軸12及び回動ハンドル13が一体的に成形されている。
なお、係合体10と回動ハンドル13とは一体的に成形し、その係合体10と回動軸12とを別体として両者を軸着してもよい。
【0021】
次に上記クレセント1の動作を図4乃至図9に基づいて詳細に説明する。
図4は完全施錠状態のクレセント斜視図、図5は同状態でのクレセントとクレセント受けの係合状態を示す要部断面図、図6は同状態での引違い窓の概略断面図である。また図7は換気状態のクレセント斜視図、図8は同状態でのクレセントとクレセント受けの係合状態を示す要部断面図、図9は同状態での引違い窓の概略断面図である。
【0022】
図4に示す完全施錠状態では、図5に示すようにクレセント受け4のフック41と係合体10の摺動面140とが緊密に係合し、また図6に示すように内外障子2,3の各竪框21,31も窓枠に密接している。
この完全施錠状態から回動ハンドル13を図7で示す矢印方向に操作するに従い、各召合せ框20,30が矢印X方向に引離され、さらに前記回動ハンドル13を約60度回動させた時点で、図8の実線で示したクレセント受け4のフック41とクレセント1の摺動面140間には引分空間V(例えば5〜7mm)が形成されることになる。
そこで操作者が内外障子2,3の各召合せ框20,30を、例えば略等分に図8の窓枠面内方向Y,Yに引分けると、クレセント受け4のフック先端42がクレセント1の係合溝14の受入凹部141に入込み(2点鎖線で現したクレセント受け4)、かつ再びクレセント受け4のフック41と係合体10の摺動面140とが係合して仮施錠状態となる。
その結果、図9に示すように各障子2,3と窓枠間に換気空間V1,V2(例えばそれぞれ5〜7mm)が形成され、換気状態となる。
【0023】
この換気状態から施錠する場合に回動ハンドル13を反時計回りに操作すると前記クレセント1の摺動面140とクレセント受け4のフック41とにより徐々に各召合せ框20,30の引戻し(図7のZ,Z方向)及び引寄せ(図7のX方向)が行われ、ハンドル操作のみで施錠することができる。
【0024】
従ってこの実施形態に係る引違い窓の換気機構付き施錠装置では、引違い窓を施錠状態にしたままで、内外障子2,3の換気空間を無段階的に調整できて、住居者の意に沿う開放量を得ることができる。
また、クレセント受け4が水平方向に拡がらずに室内側からの見栄えも良い。さらに各障子2,3と窓枠間に換気空間が形成されるので、室内の空気の対流に対応させて窓枠の上下からの換気もでき、しかもクレセントのみ改良によりサッシの低価格化を図ることができる。
【0025】
なお、上記クレセント1の係合溝14は始端S1から終端S2まで約130度に亘って設けられているが、図10に示すようにその係合溝14を角度α分、例えば15〜30度程度延ばしてクレセント1Aを構成してもよい。
これは前記係合溝14の始端S1最大幅と終端S2最小幅を上記クレセント1と同一にしつつ、摺動面140の摺動距離を長くすることにより、クレセント1Aの回動操作をスムーズに行うための構成である。また係合溝14の始端S1最大幅と終端S2最小幅の「差」を上記クレセント1より大きくして引分空間をより広くすることができる構成でもある。
【0026】
次に、請求項3及び請求項4に対応する換気位置示唆手段の実施の形態及び請求項5及び請求項6に対応する回動規制手段の実施の形態を図11乃至図13に基づいて説明する。
図11は図1に示したクレセント1のC−C´線矢視断面図、図12は完全施錠状態のクレセント1の内部構造を示すクレセント背面図、図13(a)は開錠状態のクレセント1の内部構造を示すクレセント背面図である。
【0027】
換気位置示唆手段6は換気状態を無段階的に調整できる前記クレセント1に対し、好適な換気空間を示唆するもので、図11に示すように回動ハンドル13の裏面130に設けられた孔60にセットされた付勢手段としてのスプリング61と、このスプリング61によって常時、台座5の凸状頂面50に向けて付勢されている剛球62と、この剛球62の一部が嵌合する嵌合孔51を前記凸状頂面50に設けてなる。
この嵌合孔51は、例えば前記回動ハンドル13が起立位置から約30度回動された位置(第1の換気状態)と、さらに約30度回動された位置(第2の換気状態)に対応できるように前記凸状頂面50に設けられている。
かかる換気位置示唆手段6では、回動ハンドル13を回動する際に前記剛球62が前記嵌合孔51にはまり込んだときの「カチッ」という音と、回動の抵抗力が回動ハンドル13を通じて操作者に伝わるようになっている。
【0028】
前記嵌合孔51の位置や数は上記実施の形態に限定されるものではなく、前記クレセント1の換気状態において任意に設定することができる。
また上記実施の形態とは逆に、前記台座5の凸状頂面50にスプリングと剛球をセットする孔を設け、ハンドル側に嵌合孔を設けても良い。
また、スプリング及び剛球の代わりに板バネ等を用いても良い。
【0029】
前記回動規制手段7は所定の換気状態でクレセント1の回動を規制し、防犯対策ともするもので、図12及び図13(a)のように、上下方向にスライドするスイッチ70と、このスイッチ70に連動する係止板71と、回動軸12に一体的に固着されている回転板74とから構成され、この回転板74には前記係止板71に規制される係止凸部75が設けられている。
【0030】
そして、施錠時には前記スイッチ70の裏面に設けられた嵌合凸部72が、前記台座5の内部側面に設けられた嵌合凹部73に嵌合しており、同時に前記係止板71が前記係止凸部75を規制し、ダブルロック状態にしている。
スイッチ70を上方にスライドさせると、そのスライドに連動して前記係止板71が回転板74の係止凸部75を開放し回動ハンドル13を操作できるようにしている。
図12に示した回動規制手段7は、施錠を確実にするダブルロック機構として構成されているが、例えば図13(b)のように、前記第1の換気状態と前記第2の換気状態に対応する回転板74の回転位置にそれぞれ前記係止凸部75,75,75を設けるようにして、各換気状態でもクレセント1の回動を規制できるようにすれば、防犯上有効である。
【0031】
なお、図11等に示すように、前記回動軸12の先端部に回動ハンドル13の操作をスムーズに行わせる回動円滑手段8が設けられている。
該回動円滑手段8は、一端が前記回動板74の周縁に他端が台座5側に固定された圧縮スプリング80により構成されていて、施錠状態から開錠状態に移行する際に、前記圧縮スプリング80が回動力に適度の対抗力を付与するようになっている。
以上のような内部構成を備えたクレセント1は、ネジを介して前記内障子3の召合せ框30に固定されている。
【0032】
次に、前記回動規制手段7の別構成の実施の形態を図14及び図15に基づいて説明する。
この回動規制手段7Aは、前記回動規制手段7と同様に施錠の完全化を図るとともに、所定の換気状態にて仮施錠されているクレセント1を完全施錠とするものであり、上記回動規制手段7とは異なりクレセント1の回動軸12と別体に構成されている。
その具体的構成は、回動ハンドル13の裏面に設けられた回動位置規制孔131と、この回動位置規制孔131に出没する施錠片76aを一端に備え、他端に湾曲部76bを備え、かつ両端のほぼ中央で軸着されているシーソーレバー76と、軸と前記湾曲部76b間に配置されて施錠状態を維持するように前記シーソーレバー76を付勢する付勢手段としてのスプリング78と、上方に移動することによりその先端が前記スプリング78に抗して前記湾曲部76bを起こす昇降キー77からなっている。なお、前記付勢手段は前記シーソーレバー76を付勢できるものであればいずれでもよく、例えば板バネ等でよい。
【0033】
かかる構成の回動規制手段7Aにおいて、前記回動位置規制孔131を第1の換気状態と第2の換気状態にそれぞれ対応し得る位置に設けることにより、所定の換気状態にて仮施錠されているクレセント1を完全施錠にすることができる。なお、図15に示すように前記スプリング78と前記湾曲部76bの構成を前記回動規制手段7Aに対し対称的な構成とし、前記換気位置示唆手段6と併存させてもよい。
このようにすれば前記剛球62が前記嵌合孔51にはまり込むことにより回動の抵抗力が回動ハンドル13を通じて操作者に伝わった時点で、前記キー77を操作して施錠することができる。
【0034】
次に図16〜図18に基づいて請求項7及び請求項8に対応する障子引分け機構の実施形態を説明する。
上述のように、上記構成の換気機構付きクレセント1では、施錠状態から換気状態に移行しても自動的に各召合せ框20,30が引分かれるものではなく、操作者が内外障子2,3の各召合せ框20,30を引分けなければならない。
そこで換気機構付きクレセントのみの操作により、内外障子2,3を自動的に引分けることができる障子引分け機構9を設けたもので、かかる機構は図16に示すように内外障子2,3の各竪框21,31に埋め込まれた取付枠90と、その取付枠90内に収容されたラッチ91と、該ラッチ91内の収容孔92に収容され、その一端が前記取付枠90に固定され、他端が収容孔92に当接或いは固定されてラッチ91を付勢する付勢手段としてのスプリング93を備えている。
【0035】
かかる構成の障子引分け機構9は、ラッチ91を窓枠に対向させるように図17に示す位置にて各竪框21,31にそれぞれ3カ所取付けられていて、次のように作用する。
即ち、図18に示すようにクレセント1の施錠状態時には2点鎖線で示す位置に竪框21,31が位置し、前記ラッチ91は窓枠の竪枠に設けられたヒレ96によって前記取付枠90内に納められている。
この状態でクレセント1を換気状態にすると、上述のようにクレセント受け4のフック41とクレセント1の摺動面140間には引分空間が形成され、と同時に前記ラッチ91がスプリング93に付勢されて前記ヒレ96を押して内外障子2,3を等分に引分ける様に作用し、自動的に換気空間を作る。
従って、自動的に内外障子2,3を引分けることができるばかりでなく、窓枠と内外障子2,3の竪框21,31との換気空間が両サイドで略等しくなり、さらに内外障子2,3の「がたつき」を防止することができる。
【0036】
上記障子引分け機構9は、内外障子2,3の竪框21,31に設けられているが、窓枠に設けてもよいし、また両サイドではなく、いずれか一方の側に設けてもよい。
また、付勢手段としては、上記スプリングの他、板バネ、ゴムでもよい。
【0037】
上記各引違い窓の換気機構付き施錠装置において、図19に示すように窓枠の左右竪枠を構成する各ヒレの内、室外最外郭のヒレ94,94と室内最外郭のヒレ95,95を、換気状態時の各竪框21,31の一部で重複する程度に延在させるようにしてもよい。
これは、換気状態時に雨が降っても雨水が室内に浸入することを防ぐための構成で、かかる構成では空気は図19に示す矢印のような空気流通経路を流れる。
【0038】
また、上記構成では室外側からの視線が前記ヒレ94,95により遮断されるので、プライバシーの保護を図ることができ、また換気空間に「手」を入れることができないので防犯対策も万全になる。
【0039】
さらに、換気空間から虫等が室内に侵入ことを防止するため、前記空気流通経路のいずれかに毛足が長いモヘヤ97等を設けてもよい。
【0040】
なお、上記各実施形態では引違い窓に前記クレセント1を取り付けているが、外障子が嵌殺しの片引き窓に前記クレセント1を取り付けてもよい。
その際に上記換気位置示唆手段6や回動規制手段7、障子引きけ機構9などを装着するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置によれば、クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、そのクレセントにより引分空間が作られるので、換気空間の開放量を無段階的に調整できて、住居者の意に沿う開放量を得ることができる。またクレセント受けを従来の様に複数段とする必要がないので、クレセント受けが水平方向に拡がらずに見栄えも良い。
しかも室内の空気の対流に対応させて窓枠の上下からの換気もでき、またクレセントの改良のみで引違い窓の換気機構付き施錠装置を提供できるのでサッシの低価格化を図ることができる。
【0042】
合溝はクレセントの施錠時に前記クレセント受けのフックと係合され、開錠時に前記フックの先端との係合から開放されるとともに、クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、内外障子の各召合せ框を窓枠面内方向に引分ける引分空間を作ることができる。
【0043】
請求項に記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置によれば、好適な換気空間を住居者に報知することができる。
【0044】
請求項に記載の換気位置示唆手段によれば、回動ハンドルを回動する際に前記摺動部材が前記嵌合孔にはまり込んだときの音と、回動の抵抗力が回動ハンドルを通じて操作者に伝わり、好適な換気空間を住居者に報知することができる引違い窓の換気機構付き施錠装置となる。
【0045】
請求項に記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置のように、前記クレセントの回動操作を規制する回動規制手段を設ければ、換気状態のままクレセントの施錠を可能にして防犯対策に優れた引違い窓等の換気機構付き施錠装置となる。
【0046】
請求項に記載の回動規制手段によれば、前記回動位置規制孔を複数個所定の位置に設けることにより、所定の換気状態にて仮施錠されているクレセントを完全施錠にすることができて、防犯対策に優れた引違い窓等の換気機構付き施錠装置となる。
【0047】
請求項に記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置によれば、自動的に内外障子の各召合せ框等を引分けることができるばかりでなく、窓枠と内外障子の竪框との換気空間が両サイドで略等しくなり、さらに内外障子の「がたつき」を防止することができる。
【0048】
請求項に記載の障子引分け機構によれば、この障子引分け機構が例えば内外障子側に取付けられてる場合、クレセント受けのフックとクレセントの摺動面間には引分空間が形成され、と同時に前記ラッチが付勢手段に付勢されて、内外障子を引分ける様に作用し、自動的に換気空間を作る。従って自動的に内外障子の各召合せ框等を引分けることができるばかりでなく、窓枠と内外障子の竪框との換気空間が両サイドで略等しくなり、さらに内外障子の「がたつき」を防止することができる。
【0049】
請求項8に記載の発明によれば、片引き窓の場合、通常は外障子が嵌殺しとなっているので、内障子の召合せ框が引分かれることになり、内障子と窓枠間に換気空間が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に対応する実施形態に係るクレセントの正面図、
【図2】図1に示したA−A´線矢視のクレセント断面図、
【図3】図1に示したB−B´線矢視のクレセント部分断面図、
【図4】完全施錠時のクレセント斜視図、
【図5】図4に示した状態でのクレセントとクレセント受けの係合状態を示す要部断面図、
【図6】図4に示した状態での引違い窓の概略断面図、
【図7】換気操作時のクレセント斜視図、
【図8】図7に示した状態でのクレセントとクレセント受けの係合状態を示す要部断面図、
【図9】図7に示した状態での引違い窓の概略断面図、
【図10】クレセントの別構成を示すその正面図、
【図11】図1に示したクレセントのC−C´線矢視断面図、
【図12】クレセントの内部構造を示すクレセントの背面図、
【図13】(a)はクレセントの内部構造を示すクレセントの背面図、(b)は別構成の回転板の裏面図、
【図14】回動規制手段の別構成の実施の形態を示すクレセントの縦断面図、
【図15】さらに回動規制手段の別構成を示すその概略図、
【図16】障子引分け機構の断面図、
【図17】障子引分け機構を取り付けた窓枠の正面図、
【図18】障子引分け機構の作用を説明するための竪框横断面図、
【図19】雨対策などを施した引違い窓の断面図、
【図20】(a)は従来技術のクレセント受けの斜視図、(b)は同クレセントの斜視図、(c)は同クレセント受けとクレセントの係合状態を示す引違い窓の要部断面図である。
【符号の説明】
1 クレセント 10 係合体
11 外周 12 回動軸
13 回動ハンドル 130 裏面
131 回動位置規制孔
14 係合溝 140 摺動面
141 受入凹部
2 外障子 20 召合い框
21 竪框
3 内障子 30 召合い框
31 竪框
4 クレセント受け 41 フック
42 フック先端 43 コ字状部
5 台座 50 凸状頂面
51 嵌合孔
6 換気位置示唆手段 60 孔
61 スプリング 62 剛球
7 7A 回動規制手段 70 スイッチ
71 係止板 72 嵌合凸部
73 嵌合凹部 74 回転板
75 係止凸部
76 シーソーレバー 76a 施錠片
76b 湾曲部 77 昇降キー
78 スプリング
8 回動円滑手段 80 圧縮スプリング
9 障子引分け機構
90 取付枠 91 ラッチ
92 収容孔 93 スプリング
94,95 96 ヒレ 97 モヘヤ。

Claims (8)

  1. 内外障子を窓枠内に開閉自在に装着させた引違い窓において外障子の召合せ框に取付けたクレセント受けに係合するクレセントを内障子の召合せ框に回動自在に設けるとともに、前記クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、各召合せ框を窓枠面内方向に引分ける引分空間が形成される前記クレセントであって、
    前記クレセントは、クレセント受けに係合する係合体と、回動軸を中心に前記係合体を回動させる回動ハンドルとからなり、前記係合体の略半円状の外周に沿って、始端から終端まで所定の角度に亘って設けられた係合溝を備え、該係合溝は前記クレセント受けのフック内を回動可能な回動面と、内外障子の各召合せ框を窓枠面内方向に引分けた場合に、フックの先端を受入れるフック受入凹部を備え、前記回動面は係合溝の始端から終端にかけて徐々に幅狭に形成されていることを特徴とする引違い窓の換気機構付き施錠装置。
  2. 前記クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、各召合せ框の引分け可能幅に対応する換気空間を示唆する換気位置示唆手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置。
  3. 前記換気位置示唆手段は、回動ハンドルの裏面に設けられた孔にセットされた付勢手段と、この付勢手段によって常時、クレセントの台座に向けて付勢されている摺動部材と、この摺動部材の一部が嵌合する嵌合孔を前記台座に設けてなることを特徴とする請求項2に記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置。
  4. 前記クレセントの回動操作を規制する回動規制手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置。
  5. 前記回動規制手段は回動ハンドルの裏面に設けられた複数個の回動位置規制孔と、これらの回動位置規制孔に出没する施錠片を一端に備え、他端に湾曲部を備え、かつ両端のほぼ中央で軸着されているシーソーレバーと、該シーソーレバーの軸と前記湾曲部間に配置されて施錠状態を維持するように前記シーソーレバーを付勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗して前記湾曲部を起こす昇降キーからなることを特徴とする請求項4に記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置。
  6. 前記クレセントのみの操作により、内障子または外障子の何れか一方の召合せ框を自動的に引分けたり、内外障子の各召合せ框を等分に引き分けることができる障子引分け機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置。
  7. 前記障子引分け機構は、内外障子の何れか一方の竪框又は両竪框、或いは窓枠の何れか一方の竪枠又は左右両竪枠に埋め込まれる取付枠と、その取付枠内に収容されたラッチと、該ラッチを付勢する付勢手段からなっていることを特徴とする請求項6に記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置。
  8. 片引き窓の外障子の召合せ框にクレセント受けを、内障子の召合せ框にクレセントを回動自在に設けるとともに、前記クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、何れかの召合せ框を窓枠面内方向に引分ける引分空間が形成される前記クレセントであって、
    前記クレセントは、クレセント受けに係合する係合体と、回動軸を中心に前記係合体を回動させる回動ハンドルとからなり、前記係合体の略半円状の外周に沿って、始端から終端まで所定の角度に亘って設けられた係合溝を備え、該係合溝は前記クレセント受けのフック内を回動可能な回動面と、内外障子の各召合せ框を窓枠面内方向に引分けた場合に、フックの先端を受入れるフック受入凹部を備え、前記回動面は係合溝の始端から終端にかけて徐々に幅狭に形成されていることを特徴とする片引き窓の換気機構付き施錠装置。
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