JP3681939B2 - 換気装置 - Google Patents

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JP3681939B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、居室の壁面または、天井面に取り付けられ室外と連通する換気パイプに接続することで居室内の空気を入れ換える換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、居室内の環境の良化を図るために居室内の空気を入れ換える換気装置が普及しており、換気風量が低下することなく、居室内への突出量を少なくして使用者に違和感を与えることがなく、インテリア性の向上を図ることのできるように薄形に形成できるようにすることの要求が高まってきている。
【0003】
従来、この種の換気装置の一例として図14および図15に示すものが知られていた。以下、その構成について図14および図15を参照しながら説明する。
【0004】
図に示すように、壁101を貫通して設けられる換気用パイプ102に装着され、前面に通風路を形成する開口部を有したフレーム103と、フレーム103に嵌合係止される着脱可能な化粧枠104と、化粧枠104に設けた開口部の下縁に設けた受部105と、この受部105に係合される掛け部106を有し、掛け部106より下方に突出部107を設けたシャッター108と、このシャッター108の前方位置において化粧枠104に設けられる化粧パネル109と、シャッター108と化粧枠104間に設けられるシャッター108を開き勝手に作用するばね110とを備え、シャッター108に設けた突部111に当接する傾斜部112をレバー113の横動時に移動させるように設け、シャッター108を掛け部106を支点に傾倒自在に設け、シャッター108を閉じるときには、レバー113の横動操作によりシャッター108を開き勝手に作用するばね110のばね圧に抗して突部111に傾斜部112の高い部分を係合して突部111を押し上げ、この突部111の押し上げを解除すると、シャッター108は掛け部106を支点に上方側が前方に傾き、上方側に通気口114が開口されて室内の汚染された空気を換気するように構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の換気装置では、シャッター108は掛け部106を支点に上方側が前方に傾き開放されるものであるため、通気口114の開口面積を大きくして換気風量を十分に形成することが困難で、通気口114の開口面積を大きくするためにシャッター108の前方への傾き角度を大きくすると、それにともない化粧パネル109が室内側に大きく突出することとなり、使用者に違和感を与えるとともにインテリア性も悪いという課題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するもので、通風口の開口面積を小さくすることなく、壁面または天井面から突出する厚みをより薄くした換気装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の換気装置においては、室内と室外を連通する換気用パイプに装着される筒状部および、通風路を形成する開口部を有したフレームと、このフレームの開口部に連通する吸込口が形成され前記フレームに着脱自在に設けられる化粧枠と、この化粧枠の吸込口を開閉するシャッターと、このシャッターをレバーの横動操作により前後方向に移動して開閉するシャッター開閉手段と、このシャッター開閉手段により開閉されるシャッターの開放時に周囲に通風口が形成されるように前記化粧枠の前方に設けられる化粧パネルとを備え、前記シャッターの全体を、レバーの横動運動に連動して起伏運動を行うシャッター開閉手段により開閉する構成としたものである。
【0008】
この本発明によれば、通風口の開口面積を小さくすることなく、壁面または天井面から突出する厚みをより薄くした換気装置を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、端部の高さ位置が異なる傾斜溝を有し、前記化粧枠の前面下方部に横動自在に設けられる前記レバーと、前記シャッターの前後移動距離に見合う高さに起きる長さでほぼコの字状に曲折し、前記シャッターに回動自在に設けられ、一端を前記化粧枠の前方に回動自在に設け、他端をほぼ逆L字状に曲折し移動端部を形成して前記レバーの傾斜溝に係合する主軸部と、この主軸部とほぼ同様の形状で両端部が前記化粧枠の前方に回動自在に設けられ、前記シャッターを保持するように前記主軸部にほぼ平行に設けられ、前記主軸部の動きに連動して起伏される補助軸部とを備え、前記レバーの横動操作により前記レバーに設けた前記傾斜溝に係合している前記主軸部を起伏させて前記シャッターを開閉する前記シャッター開閉手段を構成したものであり、シャッターの開放時に周囲に通気口が形成されることにより通風口の開口面積が大きくなり、シャッターの前方への開放距離を小さくしても所定の換気風量を得ることができるとともに、レバーを横動させる構造によりレバーが前方に突出することがなくなり壁面または天井面から突出する厚みを薄くすることができるという作用を有する。
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図1〜図13を参照しながら説明する。
【0011】
(実施の形態1)
図1〜図5に示すように、室内と室外を連通するように壁部1を貫通して設けられる換気用パイプ2に装着される筒状部3および、通風路を形成する開口部4を有し、内部にファンモーター5を設けたフレーム6と、フレーム6の開口部4に連通する吸込口7が形成され、フレーム6の外周に嵌合される形状で着脱自在に設けられる化粧枠8と、この化粧枠8の吸込口7を開閉する形状で背面側に吸込口7の周辺に密着するパッキン9を設けたシャッター10と、シャッター10をレバー11の横動操作により前後方向に移動して開閉するシャッター開閉手段12と、シャッター開閉手段12により開閉されるシャッター10の開放時に周囲に通風口13が形成されるように化粧枠8に設けた支持脚14により化粧枠8前方に設けられる化粧パネル15とを設ける。
【0012】
そして、シャッター開閉手段12を、端部の高さ位置が異なる高位置側端部16と低位置側端部17間を結ぶ傾斜溝18を有したレバー本体19にレバー11を一体的に設け、レバー本体19を化粧枠8の前面下方部に設けた受部20に横動自在に設け、シャッター10の前後移動距離に見合う長さでほぼコの字状に曲折し、シャッター10に支持片21を介して回動自在に設けられ、一端を化粧枠8に支持体22を介して回動自在に設け、他端をほぼ逆L字状に曲折し、移動端部23を形成し、移動端部23をレバー11の傾斜溝18に係合する主軸部24を構成する。
【0013】
また、主軸部24とほぼ同様のコの字状で、シャッター10に支持片21を介して回動自在に設けられ、両端部が化粧枠8に設けた支持体22に回動自在に設けられ、主軸部24とほぼ平行となるように補助軸部25を設け、レバー11の横動操作によりレバー11に設けた傾斜溝18に係合している移動端部23を介して主軸部24を起伏させるとともに、主軸部24の動きに連動して補助軸部25も起伏されシャッター10を開閉するように形成する。
【0014】
上記構成において、レバー11に設けた傾斜溝18の高位置側端部16に主軸部24の移動端部23が係合しているときには、主軸部24および補助軸部25は伏せた状態でシャッター10は閉鎖され、シャッター10に設けたパッキン9が吸込口7の周辺部分に密着し外気の侵入が阻止されることとなる。
【0015】
また、シャッター10を開放するときには、レバー11を横動し、レバー11に設けた傾斜溝18の低位置側端部17に主軸部24の移動端部23を移動することにより主軸部24が起立するとともに、補助軸部25も起立してシャッター10全体が前方に移動するとき、シャッター10は円弧状の軌跡上を移動して開放され、シャッター10は、主軸部24と補助軸部25により傾くことなく保持され、シャッター10の周囲に均一な開口を確保することとなる。
【0016】
そして、シャッター10が開放された状態でファンモーター5が運転されると、室内の汚染空気が化粧枠8と化粧パネル15間の周囲に形成される通風口13より吸気され、化粧枠8の吸込口7を通り換気用パイプ2を介して室外に排出され換気されることとなる。
【0017】
このように本発明の実施の形態1の換気装置によれば、化粧枠8の吸込口7を開閉するシャッター10をレバー11の横動操作により前後方向に移動して開閉するシャッター開閉手段12を設け、シャッター開閉手段12により開閉されるシャッター10の開放時に周囲に通風口13が形成されるように化粧枠8の前方に化粧パネル15を設け、シャッター10の全体を、レバー11の横動運動に連動して起伏運動を行うシャッター開閉手段12により開閉するので、通風口13の開口面積が大きくなり、シャッター10の前方への開放距離を小さくしても所定の換気風量を得ることができるとともに、レバー11を横動させる構造とすることにより、レバー11が前方に突出することもなくなり、壁面または、天井面から突出する厚みを薄くすることができ、使用者に違和感を与えることもなく、インテリア性の向上も図ることができる。
【0018】
また、端部の高さ位置が異なる傾斜溝18を設けたレバー11を化粧枠8に横動自在に設け、傾斜溝18に係合する移動端部23を設け、ほぼコの字状でシャッター10に回動自在に設けられ、化粧枠8に起伏自在に設けられる主軸部24と、この主軸部24とほぼ同形状で主軸部24に平行で起伏自在に設けられる補助軸部25とを設け、レバー11の横動操作により主軸部24および補助軸部25を起伏させてシャッター10を開閉するので、シャッター10の開閉時に、シャッター10が前後方向に移動するとき、シャッター10は円弧状の軌跡上を移動することとなり、レバー11の移動に対し、シャッター10の開閉がスムーズに行われ、シャッター10を軽やかに開閉することができるとともに、シャッター10は主軸部24と補助軸部25の2本の軸部により、シャッター10の傾きおよび、揺動が防止され、シャッター10は確実に保持され、シャッター10による通気抵抗の増大や騒音の発生等が防止され、また、シャッター10の閉鎖時における気密性の向上を図ることができる。
【0019】
(実施の形態2)
図6および図7に示すように、レバー11Aの傾斜溝18Aの長さL1を主軸部24の移動端部23の回動距離L2の長さより長い長さに形成した構成とする。
【0020】
上記構成において、レバー11Aの傾斜溝18Aの高位置側端部16に主軸部24の移動端部23が係合し、シャッター(図示せず)が閉鎖されている状態からシャッターが開放される状態になるときには、主軸部24の移動端部23は、レバー11Aの横動により高位置側端部16より低位置側端部17に移動されシャッターが開放される。
【0021】
このとき、レバー11Aの傾斜溝18Aの長さL1が移動端部23の回動距離L2の長さより長い長さに形成されることにより傾斜溝18Aの傾斜角度がゆるやかとなり、レバー11Aの横動によりレバー11Aに設けた傾斜溝18Aを移動する移動端部23の移動が軽やかとなる。
【0022】
このように本発明の実施の形態2の換気装置によれば、レバー11Aの傾斜溝18Aの長さL1を主軸部24の移動端部23の回動距離L2の長さより長い長さに形成したので、傾斜溝18Aの傾斜角度がゆるやかとなり傾斜溝18A内を移動する移動端部23の移動がスムーズに行われ、レバー11Aの横動操作により軽やかに主軸部24の起伏運動を行うことができ、シャッターの開閉操作をより小さい操作力で行うことができることになり、レバー11Aを小形化して美観を向上させることができる。
【0023】
(実施の形態3)
図8に示すように、レバー11Bの傾斜溝18Bの高位置側端部16Aにレバー11Bの横動方向と平行な高位置側保持溝26を設け構成する。
【0024】
上記構成において、シャッター(図示せず)を閉鎖したときには、傾斜溝18Bに係合していた主軸部の移動端部(図示せず)が傾斜溝18Bの高位置側端部16Aに移動し、さらに高位置側端部16Aに設けた高位置側保持溝26に移動することとなる。
【0025】
このとき、高位置側保持溝26は、レバー11Bの横動方向と平行に設けられているため、シャッターに開き勝手の外力が作用しても、移動端部が高位置側保持溝26の側壁に当接して移動端部の移動が阻止され、シャッターは閉鎖状態で保持されることとなる。
【0026】
このように本発明の実施の形態3の換気装置によれば、レバー11Bの傾斜溝18Bの高位置側端部16Aにレバー11Bの横動方向に平行な高位置側保持溝26を設けたので、主軸部の移動端部が傾斜溝18Bの高位置側端部16Aに設けた高位置側保持溝26に係合され、シャッターが閉鎖されたときには、シャッターを開くような外力が加わっても、移動端部は高位置側保持溝26の側壁に当接して保持され、シャッターを閉鎖状態で確実に保持でき、シャッターががたつくのを防止することができる。
【0027】
(実施の形態4)
図9に示すように、レバー11Cの傾斜溝18Cの低位置側端部17Aにレバー11Cの横動方向と平行な低位置側保持溝27を設け構成する。
【0028】
上記構成において、シャッター(図示せず)を開放したときには、傾斜溝18Cに係合していた主軸部の移動端部(図示せず)が傾斜溝18Cの低位置側端部17Aに移動し、さらに低位置側端部17Aに設けた低位置側保持溝27に移動する。このとき、低位置側保持溝27はレバー11Bの横動方向に平行に設けられているため、シャッターに開き勝手の力が作用しても移動端部が低位置側保持溝27の側壁に当接して移動端部の移動が阻止され、シャッターが閉鎖状態で保持されることとなる。
【0029】
このように本発明の実施の形態4の換気装置によれば、レバー11Cの傾斜溝18Cの低位置側端部17Aにレバー11Cの横動方向と平行な低位置側保持溝27を設けたので、主軸部の移動端部が傾斜溝18Cの低位置側端部17Aに設けた低位置側保持溝27に係合され、シャッターが開放されたときには、シャッターに閉じるような外力が加わっても、移動端部は低位置側保持溝27の側壁に当接して保持されシャッターを開放した状態で確実に保持することができる。
【0030】
(実施の形態5)
図10に示すように、レバー11Dの傾斜溝18Dの高位置側端部に形成された高位置側保持溝26Aに主軸部の移動端部(図示せず)がロックされる突起状のロック手段28を設けた構成とする。
【0031】
上記構成において、シャッター(図示せず)を閉鎖したときには、傾斜溝18Dに係合していた主軸部の移動端部が高位置側保持溝26Aに移動し、ロック手段28により移動端部が高位置側保持溝26Aより離脱されないようにロックされることとなる。
【0032】
このように本発明の実施の形態5の換気装置によれば、レバー11Dの高位置側保持溝26Aに主軸部の移動端部がロックされるロック手段28を設けたので、主軸部の移動端部が傾斜溝18Dの高位置側保持溝26Aにロック手段28を越えて係合され、シャッターが閉鎖されたときにはシャッターを開くような外力が加わっても移動端部がロック手段28を乗り越えて傾斜溝18Dの傾斜部分に移動するのがロック手段28により防止され、レバー11Dを操作しない限りロック手段28を乗り越えることができなくなり、シャッターを確実に閉鎖状態で保持することができる。
【0033】
(実施の形態6)
図11に示すように、レバー11Eの傾斜溝18Eの低位置側端部に形成された低位置側保持溝27Aに主軸部の移動端部(図示せず)がロックされる突起状のロック手段28Aを設けた構成とする。
【0034】
上記構成において、シャッター(図示せず)を開放したときには、傾斜溝18Eに係合していた主軸部の移動端部(図示せず)が傾斜溝18Eの低位置側保持溝27Aに移動し、ロック手段28Aにより移動端部が低位置側保持溝27Aより離脱されないようにロックされることとなる。
【0035】
このように本発明の実施の形態6の換気装置によれば、レバー11Eの低位置側保持溝27Aに主軸部の移動端部がロックされるロック手段28Aを設けたので、主軸部の移動端部が傾斜溝18Eの低位置側保持溝27Aにロック手段28Aを越えて係合され、シャッターが開放されたときには、シャッターを閉じるような外力が加わっても移動端部がロック手段28Aを乗り越えて傾斜溝18Eの傾斜部分に移動するのがロック手段により防止され、レバー11Eを操作しない限りロック手段28Aを乗り越えることができなくなり、シャッターを確実に開放状態で保持することができる。
【0036】
(実施の形態7)
図12および図13に示すように、レバー11Fを横動してシャッター10Aを閉鎖したときに、伏せた補助軸部25Aを押さえるリブ29をレバー11Fに設け、シャッター10Aの開放を阻止する構成とする。
【0037】
上記構成において、レバー11Fに設けた傾斜溝18Bの高位置側保持溝26に主軸部24の移動端部23が移動し、主軸部24が伏せた状態となってシャッター10Aが閉鎖されるとき、補助軸部25Aも同様に伏せてシャッター10Aが閉鎖される。このとき、レバー11Fに設けたリブ29が伏せた補助軸部25Aが起立するのを阻止するように押さえ、シャッター10Aの開放が阻止される。
【0038】
このように本発明の実施の形態7の換気装置によれば、レバー11Fを横動してシャッター10Aを閉鎖したときに、シャッター10Aの開放を阻止するように設けられるリブ29をレバー11Fに設けたので、レバー11Fを横動してシャッター10Aを閉鎖したときには、レバー11Fに設けたリブ29によりシャッター10Aの開放されるのが確実に防止されることとなる。
【0039】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明によれば端部の高さ位置が異なる傾斜溝を有し、化粧枠の前面下方部に横動自在に設けられるレバーと、シャッターの前後移動距離に見合う高さに起きる長さでほぼコの字状に曲折し、シャッターに回動自在に設けられ、一端を化粧枠の前方に回動自在に設け、他端をほぼ逆L字状に曲折し移動端部を形成して前記レバーの傾斜溝に係合する主軸部と、この主軸部とほぼ同様の形状で両端部が化粧枠の前方に回動自在に設けられ、シャッターを保持するように主軸部にほぼ平行に設けられ、主軸部の動きに連動して起伏される補助軸部とを備え、レバーの横動操作によりレバーに設けた傾斜溝に係合している主軸部を起伏させてシャッターを開閉するシャッター開閉手段を構成したので、壁面または天井面から突出する厚みを薄くすることができ、また、シャッターの傾きや揺動が防止され、シャッターは確実に開閉する換気装置を提供できる。
【0041】
また、レバーの傾斜溝の長さを主軸部の移動端部の回動距離よりも長い長さに形成したので、シャッターの開閉操作を軽やかに行うことができる。
【0042】
また、レバーの傾斜溝の高位置側端部に、レバーの横動方向と平行な高位置側保持溝を設けたので、シャッターを閉鎖状態で確実に保持することができる。
【0043】
また、レバーの傾斜溝の低位置側端部に、レバーの横動方向と平行な低位置側保持溝を設けたので、シャッターを開放状態で確実に保持することができる。
【0044】
また、レバーの傾斜溝の高位置側端部に主軸部の移動端部がロックされるロック手段を設けたので、レバーを横動しない限りシャッターが開放されることがなくなり、シャッターを閉鎖状態で確実にロックすることができる。
【0045】
また、レバーの傾斜溝の低位置側端部に主軸部の移動端部がロックされるロック手段を設けたので、レバーを横動しない限りシャッターが閉鎖されることがなくなり、シャッターを開放状態で確実にロックすることができる。
【0046】
また、レバーを横動してシャッターを閉鎖したときに、前記シャッターの開放を阻止するように設けられるリブを前記レバーに設けたので、レバーとともにリブが移動してシャッターを確実に閉鎖状態で保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の換気装置の設置時におけるシャッター閉鎖時の断面図
【図2】同換気装置の設置時におけるシャッター開放時の断面図
【図3】同換気装置の分解斜視図
【図4】同換気装置のシャッター開閉時のシャッターの運動軌跡を示す側面図
【図5】同換気装置のレバーの斜視図
【図6】本発明の実施の形態2の換気装置のレバーの斜視図
【図7】同換気装置の主軸部の移動状態を示す斜視図
【図8】本発明の実施の形態3の換気装置のレバーの斜視図
【図9】本発明の実施の形態4の換気装置のレバーの斜視図
【図10】本発明の実施の形態5の換気装置のレバーの斜視図
【図11】本発明の実施の形態6の換気装置のレバーの斜視図
【図12】本発明の実施の形態7の換気装置のレバーの斜視図
【図13】同換気装置の分解斜視図
【図14】従来の換気装置の設置時におけるシャッター閉鎖時の断面図
【図15】同換気装置の設置時におけるシャッター開放時の断面図
【符号の説明】
2 換気用パイプ
3 筒状部
4 開口部
6 フレーム
7 吸込口
8 化粧枠
10 シャッター
10A シャッター
11 レバー
11A レバー
11B レバー
11C レバー
11D レバー
11E レバー
11F レバー
12 シャッター開閉手段
13 通風口
15 化粧パネル
16A 高位置側端部
17A 低位置側端部
18 傾斜溝
18A 傾斜溝
18B 傾斜溝
18C 傾斜溝
18D 傾斜溝
18E 傾斜溝
23 移動端部
24 主軸部
25 補助軸部
26 高位置側保持溝
26A 高位置側保持溝
27 低位置側保持溝
27A 低位置側保持溝
28 ロック手段
28A ロック手段
29 リブ

Claims (7)

  1. 室内と室外を連通する換気用パイプに装着される筒状部および、通風路を形成する開口部を有したフレームと、このフレームの開口部に連通する吸込口が形成され前記フレームに着脱自在に設けられる化粧枠と、この化粧枠の吸込口を開閉するシャッターと、このシャッターをレバーの横動操作により前後方向に移動して開閉するシャッター開閉手段と、このシャッター開閉手段により開閉されるシャッターの開放時に周囲に通風口が形成されるように前記化粧枠の前方に設けられる化粧パネルとを備え、前記シャッターの全体を、レバーの横動運動に連動して起伏運動を行うシャッター開閉手段により開閉する構成とした換気装置であって、端部の高さ位置が異なる傾斜溝を有し、前記化粧枠の前面下方部に横動自在に設けられる前記レバーと、前記シャッターの前後移動距離に見合う高さに起きる長さでほぼコの字状に曲折し、前記シャッターに回動自在に設けられ、一端を前記化粧枠の前方に回動自在に設け、他端をほぼ逆L字状に曲折し移動端部を形成して前記レバーの傾斜溝に係合する主軸部と、この主軸部とほぼ同様の形状で両端部が前記化粧枠の前方に回動自在に設けられ、前記シャッターを保持するように前記主軸部にほぼ平行に設けられ、前記主軸部の動きに連動して起伏される補助軸部とを備え、前記レバーの横動操作により前記レバーに設けた前記傾斜溝に係合している前記主軸部を起伏させて前記シャッターを開閉する前記シャッター開閉手段を構成したことを特徴とする換気装置。
  2. レバーの傾斜溝の長さを主軸部の移動端部の回動距離よりも長い長さに形成した請求項1記載の換気装置。
  3. レバーの傾斜溝の高位置側端部に、レバーの横動方向と平行な高位置側保持溝を設けた請求項1または2記載の換気装置。
  4. レバーの傾斜溝の低位置側端部に、レバーの横動方向と平行な低位置側保持溝を設けた請求項1または2記載の換気装置。
  5. レバーの傾斜溝の高位置側端部に主軸部の移動端部がロックされるロック手段を設けた請求項1、2、3記載の換気装置。
  6. レバーの傾斜溝の低位置側端部に主軸部の移動端部がロックされるロック手段を設けた請求項1、2または4記載の換気装置。
  7. レバーを横動してシャッターを閉鎖したときに、前記シャッターの開放を阻止するように設けられるリブを前記レバーに設けた請求項1〜のいずれかに記載の換気装置。
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