JPH1061294A - 引違い窓及び片引き窓の換気機構付き施錠装置 - Google Patents

引違い窓及び片引き窓の換気機構付き施錠装置

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JPH1061294A
JPH1061294A JP24000196A JP24000196A JPH1061294A JP H1061294 A JPH1061294 A JP H1061294A JP 24000196 A JP24000196 A JP 24000196A JP 24000196 A JP24000196 A JP 24000196A JP H1061294 A JPH1061294 A JP H1061294A
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sliding
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sliding window
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保志 塩崎
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建彦 菅波
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主として換気空間の開放量を無段階的に調整
できて、住居者の意に沿う開放量を得ることができ、ク
レセント受けが水平方向に拡がらずに見栄えも良く、し
かも室内の空気の対流に対応させて窓の上下からの換気
もでき、低価格化を図ることができる引違い窓等の換気
機構付き施錠装置を提供すること。 【解決手段】 クレセント1は、クレセント受け4に係
合する係合体10と、回動軸12を中心に前記係合体1
0を回動させる回動ハンドル13からなり、このクレセ
ント1の特徴は係合溝14を前記係合体10に設けてい
る点である。前記係合溝14は、クレセント1の施錠時
に前記クレセント受け4のフック41と係合され、開錠
時に前記フック先端42との係合から開放されるととも
に、クレセント1の回動操作による施錠及び開錠間の過
程で、内外障子2,3の各召合せ框20,30を窓枠面
内方向Yに引分ける引分空間を作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引違い窓や片引き窓
に取付けられる換気機構付き施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】引違い窓を施錠状態にしたままで、換気
を行うことができる従来技術として次の2つのタイプを
代表例に挙げることができる。第1のタイプは換気框タ
イプであり、これは内外障子の何れかの上框に複数の小
さな換気口を設け、これらの換気口をスライド板によっ
て開閉させる構造である。第2のタイプは段階タイプで
あり、これは例えば、実開昭63−102871号に記
載されているように(図20図(a)乃至(c)参
照)、クレセント受け100として施錠用フック101
の他、換気用のフック102,102を複数段設け、何
れかのフックとクレセント103とを係合させて、窓枠
と内外障子間の両サイドの開放幅を段階的に調整する構
造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の換気框
タイプは窓枠の上部を介してのみ換気を行うため、室内
の空気の対流に対応することができずに、効率的な換気
が困難であるという問題点がある他、第2タイプに比べ
て構造が複雑であってサッシ価格を上昇させる要因とな
っている。
【0004】一方、第2の段階タイプは安価ではあるも
のの、段階的に内外障子の開放量を調整するため住居者
の意に沿う換気空間を得ることができなかったり、また
図20(a)に示すようにクレセント受け100が水平
方向に拡がってしまうため、見栄えも悪いという問題点
があった。この第2の段階タイプでは、その他各障子の
「がたつき」が生じ易く、また換気空間となった内外障
子の両サイドから虫が侵入したり、雨等が浸入してしま
うという問題点もあった。
【0005】そこで本願発明は、まず換気空間の開放量
を無段階的に調整できて、住居者の意に沿う開放量を得
ることができ、クレセント受けが水平方向に拡がらずに
見栄えも良く、しかも室内の空気の対流に対応させて窓
の上下からの換気もでき、低価格化を図ることができる
引違い窓等の換気機構付き施錠装置を提供すること、ま
た換気状態のまま、クレセントの施錠を可能にして防犯
対策に優れた引違い窓等の換気機構付き施錠装置を提供
すること、さらに各障子の「がたつき」が生じ難い引違
い窓の換気機構付き施錠装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明の引違い窓の換気機構付き施錠装置は請求
項1に記載のように、外障子の召合せ框に取付けたクレ
セント受けに係合するクレセントを内障子の召合せ框に
回動自在に設けるとともに、前記クレセントの回動操作
による施錠及び開錠間の過程で、各召合せ框を窓枠面内
方向に引分ける引分空間が形成される前記クレセントと
したことにより、施錠状態のまま、窓枠の両サイド或い
は一方のサイドを換気空間にすることを特徴とする。ク
レセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、そ
のクレセントにより引分空間が作られるので、換気空間
の開放量を無段階的に調整できて、住居者の意に沿う開
放量を得ることができる。またクレセント受けを従来の
様に複数段とする必要がないので、クレセント受けが水
平方向に拡がらずに見栄えも良い。しかも室内の空気の
対流に対応させて窓枠の上下からの換気もでき、またク
レセントの改良のみで引違い窓の換気機構付き施錠装置
を提供できるのでサッシの低価格化を図ることができ
る。
【0007】上記クレセントの具体的構成は、請求項2
に記載のようにクレセント受けに係合する係合体と、回
動軸を中心に前記係合体を回動させる回動ハンドルとか
らなり、前記係合体の略半円状の外周に沿って、始端か
ら終端まで所定の角度に亘って設けられた係合溝を備
え、該係合溝は前記クレセント受けのフック内を回動可
能な回動面と、内外障子の各召合せ框を窓枠面内方向に
引分けた場合に、フックの先端を受入れるフック受入凹
部を備え、前記回動面は係合溝の始端から終端にかけて
徐々に幅狭に形成されていることを特徴とする。かかる
クレセントによれば、係合溝はクレセントの施錠時に前
記クレセント受けのフックと係合され、開錠時に前記フ
ックの先端との係合から開放されるとともに、クレセン
トの回動操作による施錠及び開錠間の過程で、内外障子
の各召合せ框を窓枠面内方向に引分ける引分空間を作る
ことができる。
【0008】上述のように、本願発明の引違い窓の換気
機構付き施錠装置は、クレセントの回動操作により換気
空間の開放量を無段階的に調整できるものの、請求項3
に記載のように前記クレセントの回動操作による施錠及
び開錠間の過程で、各召合せ框の引分け可能幅に対応す
る換気空間を示唆する換気位置示唆手段を設けることが
望ましく、この換気位置示唆手段により好適な換気空間
を住居者に報知することができる。
【0009】前記換気位置示唆手段は具体的には請求項
4に記載のように、回動ハンドルの裏面に設けられた孔
にセットされた付勢手段と、この付勢手段によって常
時、クレセントの台座に向けて付勢されている摺動部材
と、この摺動部材の一部が嵌合する嵌合孔を前記台座に
設けてなる。かかる構成によれば、回動ハンドルを回動
する際に前記摺動部材が前記嵌合孔にはまり込んだとき
の音と、回動の抵抗力が回動ハンドルを通じて操作者に
伝わり、好適な換気空間を住居者に報知することができ
る。なお、上記構成とは逆に、前記台座側に付勢手段と
摺動部材をセットする孔を設け、回動ハンドル側に嵌合
孔を設けても良い。
【0010】本願発明の引違い窓の換気機構付き施錠装
置に、請求項4のように前記クレセントの回動操作を規
制する回動規制手段を設ければ換気状態のままクレセン
トの施錠を可能にして防犯対策に優れた引違い窓等の換
気機構付き施錠装置となる。
【0011】前記回動規制手段の具体的構成は、請求項
6に記載のように、回動ハンドルの裏面に設けられた複
数個の回動位置規制孔と、これらの回動位置規制孔に出
没する施錠片を一端に備え、他端に湾曲部を備え、かつ
両端のほぼ中央で軸着されているシーソーレバーと、該
シーソーレバーの軸と前記湾曲部間に配置されて施錠状
態を維持するように前記シーソーレバーを付勢する付勢
手段と、該付勢手段に抗して前記湾曲部を起こす昇降キ
ーからなることを特徴とする。かかる構成によれば、前
記回動位置規制孔を複数個所定の位置に設けることによ
り、所定の換気状態にて仮施錠されているクレセントを
完全施錠にすることができて、防犯対策に優れた引違い
窓等の換気機構付き施錠装置となる。
【0012】上記各構成の引違い窓の換気機構付き施錠
装置では施錠状態から換気状態に移行しても自動的に各
召合せ框が引分かれるものではなく、居住者が内外障子
の各召合せ框を引分けなければならない。そこで請求項
7に記載のように、クレセントのみの操作により、内障
子または外障子の何れか一方の召合せ框を自動的に引分
けたり、内外障子の各召合せ框を等分に引き分けること
ができる障子引分け機構を設けてもよい。この障子引分
け機構によれば、自動的に内外障子の各召合せ框等を引
分けることができるばかりでなく、窓枠と内外障子の竪
框との換気空間を両サイドで略等しくすることもでき、
さらに内外障子の「がたつき」を防止することができ
る。
【0013】前記障子引分け機構の具体的構成は、請求
項8に記載のように、内外障子の何れか一方の竪框又は
両竪框、或いは窓枠の何れか一方の竪枠又は左右両竪枠
に埋め込まれる取付枠と、その取付枠内に収容されたラ
ッチと、該ラッチを付勢する付勢手段からなっているこ
とを特徴とする。かかる構成の障子引分け機構が例えば
内外障子の両竪框にそれぞれ取付けられている場合、ク
レセント受けのフックとクレセントの回動面間には引分
空間が形成され、と同時に前記ラッチが付勢手段に付勢
されて、窓枠の各竪枠を押すことにより、各召合せ框を
等分に引分ける様に作用し、自動的に換気空間を作る。
従って自動的に内外障子の各召合せ框等を引分けること
ができるばかりでなく、窓枠と内外障子の竪框との換気
空間が両サイドで略等しくなり、さらに内外障子の「が
たつき」を防止することができる。
【0014】請求項9に記載のように、片引きサッシ窓
の外障子の召合せ框にクレセント受けを、内障子の召合
せ框に請求項1又は請求項2に記載のクレセントをそれ
ぞれ取り付けたことを特徴とする片引き窓の換気機構付
き施錠装置としてもよい。片引き窓の場合、通常は外障
子が嵌殺しとなっているので、請求項1又は請求項2に
記載のクレセントを用いる場合には、内障子の召合せ框
が引分かれることになり、内障子と窓枠間に換気空間が
形成される。なお、この片引き窓の換気機構付き施錠装
置に上記換気位置示唆手段、回動規制手段、障子引分け
機構を設けてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて上記各発明
のそれぞれの実施の形態を説明する。まず請求項1及び
請求項2に対応する実施の形態に係るクレセントを図1
乃至図3に基づいて説明する。図1はクレセントの正面
図、図2は図1に示したA−A´線矢視のクレセント断
面図、図3は図1に示したB−B´線矢視のクレセント
部分断面図である。なお図2の断面図では後に詳述する
クレセント内部構造を省略している。
【0016】実施形態に係るクレセント1は、図1に示
すように引違い窓の外障子2の召合せ框20に固定され
たクレセント受け4に係合する係合体10と、回動軸1
2を中心に前記係合体10を回動させる回動ハンドル1
3からなり、このクレセント1の特徴は係合溝14を前
記係合体10に設けている点である。
【0017】前記係合溝14は、クレセント1の施錠時
に前記クレセント受け4のフック41と係合され、開錠
時に前記フック41との係合から開放されるとともに、
クレセント1の回動操作による施錠及び開錠間の過程
で、内外障子2,3の各召合せ框20,30を窓枠面内
方向Yに引分ける引分空間を作るものである。即ち、係
合溝14は略半円状の係合体10の外周11に沿って、
始端S1(B矢視の箇所)から終端S2(B´矢視の箇
所)まで約130度に亘って設けられた溝であって、前
記フック41のコ字状部43内を回動可能な或いは摺動
可能な側面(回動面140、以下摺動面ともいう)と、
内外障子2,3の各召合せ框20,30を窓枠面内方向
Yにスライドさせた場合に、フック41の先端42を受
入れるフック受入凹部141を備えている。
【0018】前記摺動面140は図3に示すように係合
溝14の始端S1で最大幅となり、終端S2に向かうに
従い徐々に幅狭となり、終端S2で最小幅となってい
る。而して最大幅と最小幅の「差」が、クレセント1の
回動操作により摺動面140を前記フック41のコ字状
部43から徐々に離脱させることになり、各召合せ框2
0,30を窓枠面内方向Yに引分けることができる引分
空間を作り、ひいては各障子2,3と窓枠間に換気空間
を作ることになる。
【0019】前記受入凹部141は、各召合せ框20,
30を窓枠面内方向Yに引分けた際に外障子2の召合せ
框20に固定されたクレセント受け4のフック先端42
を受入れることができる深さ及び幅に成形されていて、
前記引分空間がクレセント受け4に影響されないように
なっている。
【0020】上記のように構成されたクレセント1は、
回動ハンドル13が召合せ框30と略平行に起立した状
態で完全施錠状態となり、図1の図面上時計回りに回動
した回動ハンドル13が召合せ框30と略直交する状態
で開錠状態となり、その間が仮施錠状態及び換気状態と
なるように係合体10、回動軸12及び回動ハンドル1
3が一体的に成形されている。なお、係合体10と回動
ハンドル13とは一体的に成形し、その係合体10と回
動軸12とを別体として両者を軸着してもよい。
【0021】次に上記クレセント1の動作を図4乃至図
9に基づいて詳細に説明する。図4は完全施錠状態のク
レセント斜視図、図5は同状態でのクレセントとクレセ
ント受けの係合状態を示す要部断面図、図6は同状態で
の引違い窓の概略断面図である。また図7は換気状態の
クレセント斜視図、図8は同状態でのクレセントとクレ
セント受けの係合状態を示す要部断面図、図9は同状態
での引違い窓の概略断面図である。
【0022】図4に示す完全施錠状態では、図5に示す
ようにクレセント受け4のフック41と係合体10の摺
動面140とが緊密に係合し、また図6に示すように内
外障子2,3の各竪框21,31も窓枠に密接してい
る。この完全施錠状態から回動ハンドル13を図7で示
す矢印方向に操作するに従い、各召合せ框20,30が
矢印X方向に引離され、さらに前記回動ハンドル13を
約60度回動させた時点で、図8の実線で示したクレセ
ント受け4のフック41とクレセント1の摺動面140
間には引分空間V(例えば5〜7mm)が形成されるこ
とになる。そこで操作者が内外障子2,3の各召合せ框
20,30を、例えば略等分に図8の窓枠面内方向Y,
Yに引分けると、クレセント受け4のフック先端42が
クレセント1の係合溝14の受入凹部141に入込み
(2点鎖線で現したクレセント受け4)、かつ再びクレ
セント受け4のフック41と係合体10の摺動面140
とが係合して仮施錠状態となる。その結果、図9に示す
ように各障子2,3と窓枠間に換気空間V1,V2(例
えばそれぞれ5〜7mm)が形成され、換気状態とな
る。
【0023】この換気状態から施錠する場合に回動ハン
ドル13を反時計回りに操作すると前記クレセント1の
摺動面140とクレセント受け4のフック41とにより
徐々に各召合せ框20,30の引戻し(図7のZ,Z方
向)及び引寄せ(図7のX方向)が行われ、ハンドル操
作のみで施錠することができる。
【0024】従ってこの実施形態に係る引違い窓の換気
機構付き施錠装置では、引違い窓を施錠状態にしたまま
で、内外障子2,3の換気空間を無段階的に調整でき
て、住居者の意に沿う開放量を得ることができる。ま
た、クレセント受け4が水平方向に拡がらずに室内側か
らの見栄えも良い。さらに各障子2,3と窓枠間に換気
空間が形成されるので、室内の空気の対流に対応させて
窓枠の上下からの換気もでき、しかもクレセントのみ改
良によりサッシの低価格化を図ることができる。
【0025】なお、上記クレセント1の係合溝14は始
端S1から終端S2まで約130度に亘って設けられて
いるが、図10に示すようにその係合溝14を角度α
分、例えば15〜30度程度延ばしてクレセント1Aを
構成してもよい。これは前記係合溝14の始端S1最大
幅と終端S2最小幅を上記クレセント1と同一にしつ
つ、摺動面140の摺動距離を長くすることにより、ク
レセント1Aの回動操作をスムーズに行うための構成で
ある。また係合溝14の始端S1最大幅と終端S2最小
幅の「差」を上記クレセント1より大きくして引分空間
をより広くすることができる構成でもある。
【0026】次に、請求項3及び請求項4に対応する換
気位置示唆手段の実施の形態及び請求項5及び請求項6
に対応する回動規制手段の実施の形態を図11乃至図1
3に基づいて説明する。図11は図1に示したクレセン
ト1のC−C´線矢視断面図、図12は完全施錠状態の
クレセント1の内部構造を示すクレセント背面図、図1
3(a)は開錠状態のクレセント1の内部構造を示すク
レセント背面図である。
【0027】換気位置示唆手段6は換気状態を無段階的
に調整できる前記クレセント1に対し、好適な換気空間
を示唆するもので、図11に示すように回動ハンドル1
3の裏面130に設けられた孔60にセットされた付勢
手段としてのスプリング61と、このスプリング61に
よって常時、台座5の凸状頂面50に向けて付勢されて
いる剛球62と、この剛球62の一部が嵌合する嵌合孔
51を前記凸状頂面50に設けてなる。この嵌合孔51
は、例えば前記回動ハンドル13が起立位置から約30
度回動された位置(第1の換気状態)と、さらに約30
度回動された位置(第2の換気状態)に対応できるよう
に前記凸状頂面50に設けられている。かかる換気位置
示唆手段6では、回動ハンドル13を回動する際に前記
剛球62が前記嵌合孔51にはまり込んだときの「カチ
ッ」という音と、回動の抵抗力が回動ハンドル13を通
じて操作者に伝わるようになっている。
【0028】前記嵌合孔51の位置や数は上記実施の形
態に限定されるものではなく、前記クレセント1の換気
状態において任意に設定することができる。また上記実
施の形態とは逆に、前記台座5の凸状頂面50にスプリ
ングと剛球をセットする孔を設け、ハンドル側に嵌合孔
を設けても良い。また、スプリング及び剛球の代わりに
板バネ等を用いても良い。
【0029】前記回動規制手段7は所定の換気状態でク
レセント1の回動を規制し、防犯対策ともするもので、
図12及び図13(a)のように、上下方向にスライド
するスイッチ70と、このスイッチ70に連動する係止
板71と、回動軸12に一体的に固着されている回転板
74とから構成され、この回転板74には前記係止板7
1に規制される係止凸部75が設けられている。
【0030】そして、施錠時には前記スイッチ70の裏
面に設けられた嵌合凸部72が、前記台座5の内部側面
に設けられた嵌合凹部73に嵌合しており、同時に前記
係止板71が前記係止凸部75を規制し、ダブルロック
状態にしている。スイッチ70を上方にスライドさせる
と、そのスライドに連動して前記係止板71が回転板7
4の係止凸部75を開放し回動ハンドル13を操作でき
るようにしている。図12に示した回動規制手段7は、
施錠を確実にするダブルロック機構として構成されてい
るが、例えば図13(b)のように、前記第1の換気状
態と前記第2の換気状態に対応する回転板74の回転位
置にそれぞれ前記係止凸部75,75,75を設けるよ
うにして、各換気状態でもクレセント1の回動を規制で
きるようにすれば、防犯上有効である。
【0031】なお、図11等に示すように、前記回動軸
12の先端部に回動ハンドル13の操作をスムーズに行
わせる回動円滑手段8が設けられている。該回動円滑手
段8は、一端が前記回動板74の周縁に他端が台座5側
に固定された圧縮スプリング80により構成されてい
て、施錠状態から開錠状態に移行する際に、前記圧縮ス
プリング80が回動力に適度の対抗力を付与するように
なっている。以上のような内部構成を備えたクレセント
1は、ネジを介して前記内障子3の召合せ框30に固定
されている。
【0032】次に、前記回動規制手段7の別構成の実施
の形態を図14及び図15に基づいて説明する。この回
動規制手段7Aは、前記回動規制手段7と同様に施錠の
完全化を図るとともに、所定の換気状態にて仮施錠され
ているクレセント1を完全施錠とするものであり、上記
回動規制手段7とは異なりクレセント1の回動軸12と
別体に構成されている。その具体的構成は、回動ハンド
ル13の裏面に設けられた回動位置規制孔131と、こ
の回動位置規制孔131に出没する施錠片76aを一端
に備え、他端に湾曲部76bを備え、かつ両端のほぼ中
央で軸着されているシーソーレバー76と、軸と前記湾
曲部76b間に配置されて施錠状態を維持するように前
記シーソーレバー76を付勢する付勢手段としてのスプ
リング78と、上方に移動することによりその先端が前
記スプリング78に抗して前記湾曲部76bを起こす昇
降キー77からなっている。なお、前記付勢手段は前記
シーソーレバー76を付勢できるものであればいずれで
もよく、例えば板バネ等でよい。
【0033】かかる構成の回動規制手段7Aにおいて、
前記回動位置規制孔131を第1の換気状態と第2の換
気状態にそれぞれ対応し得る位置に設けることにより、
所定の換気状態にて仮施錠されているクレセント1を完
全施錠にすることができる。なお、図15に示すように
前記スプリング78と前記湾曲部76bの構成を前記回
動規制手段7Aに対し対称的な構成とし、前記換気位置
示唆手段6と併存させてもよい。このようにすれば前記
剛球62が前記嵌合孔51にはまり込むことにより回動
の抵抗力が回動ハンドル13を通じて操作者に伝わった
時点で、前記キー77を操作して施錠することができ
る。
【0034】次に図16〜図18に基づいて請求項7及
び請求項8に対応する障子引分け機構の実施形態を説明
する。上述のように、上記構成の換気機構付きクレセン
ト1では、施錠状態から換気状態に移行しても自動的に
各召合せ框20,30が引分かれるものではなく、操作
者が内外障子2,3の各召合せ框20,30を引分けな
ければならない。そこで換気機構付きクレセントのみの
操作により、内外障子2,3を自動的に引分けることが
できる障子引分け機構9を設けたもので、かかる機構は
図16に示すように内外障子2,3の各竪框21,31
に埋め込まれた取付枠90と、その取付枠90内に収容
されたラッチ91と、該ラッチ91内の収容孔92に収
容され、その一端が前記取付枠90に固定され、他端が
収容孔92に当接或いは固定されてラッチ91を付勢す
る付勢手段としてのスプリング93を備えている。
【0035】かかる構成の障子引分け機構9は、ラッチ
91を窓枠に対向させるように図17に示す位置にて各
竪框21,31にそれぞれ3カ所取付けられていて、次
のように作用する。即ち、図18に示すようにクレセン
ト1の施錠状態時には2点鎖線で示す位置に竪框21,
31が位置し、前記ラッチ91は窓枠の竪枠に設けられ
たヒレ96によって前記取付枠90内に納められてい
る。この状態でクレセント1を換気状態にすると、上述
のようにクレセント受け4のフック41とクレセント1
の摺動面140間には引分空間が形成され、と同時に前
記ラッチ91がスプリング93に付勢されて前記ヒレ9
6を押して内外障子2,3を等分に引分ける様に作用
し、自動的に換気空間を作る。従って、自動的に内外障
子2,3を引分けることができるばかりでなく、窓枠と
内外障子2,3の竪框21,31との換気空間が両サイ
ドで略等しくなり、さらに内外障子2,3の「がたつ
き」を防止することができる。
【0036】上記障子引分け機構9は、内外障子2,3
の竪框21,31に設けられているが、窓枠に設けても
よいし、また両サイドではなく、いずれか一方の側に設
けてもよい。また、付勢手段としては、上記スプリング
の他、板バネ、ゴムでもよい。
【0037】上記各引違い窓の換気機構付き施錠装置に
おいて、図19に示すように窓枠の左右竪枠を構成する
各ヒレの内、室外最外郭のヒレ94,94と室内最外郭
のヒレ95,95を、換気状態時の各竪框21,31の
一部で重複する程度に延在させるようにしてもよい。こ
れは、換気状態時に雨が降っても雨水が室内に浸入する
ことを防ぐための構成で、かかる構成では空気は図19
に示す矢印のような空気流通経路を流れる。
【0038】また、上記構成では室外側からの視線が前
記ヒレ94,95により遮断されるので、プライバシー
の保護を図ることができ、また換気空間に「手」を入れ
ることができないので防犯対策も万全になる。
【0039】さらに、換気空間から虫等が室内に侵入こ
とを防止するため、前記空気流通経路のいずれかに毛足
が長いモヘヤ97等を設けてもよい。
【0040】なお、上記各実施形態では引違い窓に前記
クレセント1を取り付けているが、外障子が嵌殺しの片
引き窓に前記クレセント1を取り付けてもよい。その際
に上記換気位置示唆手段6や回動規制手段7、障子引き
け機構9などを装着するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の引違い窓の換気機構付
き施錠装置によれば、クレセントの回動操作による施錠
及び開錠間の過程で、そのクレセントにより引分空間が
作られるので、換気空間の開放量を無段階的に調整でき
て、住居者の意に沿う開放量を得ることができる。また
クレセント受けを従来の様に複数段とする必要がないの
で、クレセント受けが水平方向に拡がらずに見栄えも良
い。しかも室内の空気の対流に対応させて窓枠の上下か
らの換気もでき、またクレセントの改良のみで引違い窓
の換気機構付き施錠装置を提供できるのでサッシの低価
格化を図ることができる。
【0042】請求項2に記載のクレセントによれば、係
合溝はクレセントの施錠時に前記クレセント受けのフッ
クと係合され、開錠時に前記フックの先端との係合から
開放されるとともに、クレセントの回動操作による施錠
及び開錠間の過程で、内外障子の各召合せ框を窓枠面内
方向に引分ける引分空間を作ることができる。
【0043】請求項3に記載の引違い窓の換気機構付き
施錠装置によれば、好適な換気空間を住居者に報知する
ことができる。
【0044】請求項4に記載の換気位置示唆手段によれ
ば、回動ハンドルを回動する際に前記摺動部材が前記嵌
合孔にはまり込んだときの音と、回動の抵抗力が回動ハ
ンドルを通じて操作者に伝わり、好適な換気空間を住居
者に報知することができる引違い窓の換気機構付き施錠
装置となる。
【0045】請求項5に記載の引違い窓の換気機構付き
施錠装置のように、前記クレセントの回動操作を規制す
る回動規制手段を設ければ、換気状態のままクレセント
の施錠を可能にして防犯対策に優れた引違い窓等の換気
機構付き施錠装置となる。
【0046】請求項6に記載の回動規制手段によれば、
前記回動位置規制孔を複数個所定の位置に設けることに
より、所定の換気状態にて仮施錠されているクレセント
を完全施錠にすることができて、防犯対策に優れた引違
い窓等の換気機構付き施錠装置となる。
【0047】請求項7に記載の引違い窓の換気機構付き
施錠装置によれば、自動的に内外障子の各召合せ框等を
引分けることができるばかりでなく、窓枠と内外障子の
竪框との換気空間が両サイドで略等しくなり、さらに内
外障子の「がたつき」を防止することができる。
【0048】請求項8に記載の障子引分け機構によれ
ば、この障子引分け機構が例えば内外障子側に取付けら
れてる場合、クレセント受けのフックとクレセントの摺
動面間には引分空間が形成され、と同時に前記ラッチが
付勢手段に付勢されて、内外障子を引分ける様に作用
し、自動的に換気空間を作る。従って自動的に内外障子
の各召合せ框等を引分けることができるばかりでなく、
窓枠と内外障子の竪框との換気空間が両サイドで略等し
くなり、さらに内外障子の「がたつき」を防止すること
ができる。
【0049】請求項9に記載の発明によれば、片引き窓
の場合、通常は外障子が嵌殺しとなっているので、請求
項1又は請求項2に記載のクレセントを用いる場合に
は、内障子の召合せ框が引分かれることになり、内障子
と窓枠間に換気空間が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に対応する実施形態に係るクレセント
の正面図、
【図2】図1に示したA−A´線矢視のクレセント断面
図、
【図3】図1に示したB−B´線矢視のクレセント部分
断面図、
【図4】完全施錠時のクレセント斜視図、
【図5】図4に示した状態でのクレセントとクレセント
受けの係合状態を示す要部断面図、
【図6】図4に示した状態での引違い窓の概略断面図、
【図7】換気操作時のクレセント斜視図、
【図8】図7に示した状態でのクレセントとクレセント
受けの係合状態を示す要部断面図、
【図9】図7に示した状態での引違い窓の概略断面図、
【図10】クレセントの別構成を示すその正面図、
【図11】図1に示したクレセントのC−C´線矢視断
面図、
【図12】クレセントの内部構造を示すクレセントの背
面図、
【図13】(a)はクレセントの内部構造を示すクレセ
ントの背面図、(b)は別構成の回転板の裏面図、
【図14】回動規制手段の別構成の実施の形態を示すク
レセントの縦断面図、
【図15】さらに回動規制手段の別構成を示すその概略
図、
【図16】障子引分け機構の断面図、
【図17】障子引分け機構を取り付けた窓枠の正面図、
【図18】障子引分け機構の作用を説明するための竪框
横断面図、
【図19】雨対策などを施した引違い窓の断面図、
【図20】(a)は従来技術のクレセント受けの斜視
図、(b)は同クレセントの斜視図、(c)は同クレセ
ント受けとクレセントの係合状態を示す引違い窓の要部
断面図である。
【符号の説明】
1 クレセント 10 係合体 11 外周 12 回動軸 13 回動ハンドル 130 裏面 131 回動位置規制孔 14 係合溝 140 摺動面 141 受入凹部 2 外障子 20 召合い框 21 竪框 3 内障子 30 召合い框 31 竪框 4 クレセント受け 41 フック 42 フック先端 43 コ字状部 5 台座 50 凸状頂面 51 嵌合孔 6 換気位置示唆手段 60 孔 61 スプリング 62 剛球 7 7A 回動規制手段 70 スイッチ 71 係止板 72 嵌合凸部 73 嵌合凹部 74 回転板 75 係止凸部 76 シーソーレバー 76a 施錠片 76b 湾曲部 77 昇降キ
ー 78 スプリング 8 回動円滑手段 80 圧縮ス
プリング 9 障子引分け機構 90 取付枠 91 ラッチ 92 収容孔 93 スプリ
ング 94,95 96 ヒレ 97 モヘ
ヤ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外障子を窓枠内に開閉自在に装着させ
    た引違い窓において外障子の召合せ框に取付けたクレセ
    ント受けに係合するクレセントを内障子の召合せ框に回
    動自在に設けるとともに、 前記クレセントの回動操作による施錠及び開錠間の過程
    で、各召合せ框を窓枠面内方向に引分ける引分空間が形
    成される前記クレセントとすることにより、施錠状態の
    まま、窓枠の両サイド或いは一方のサイドを換気空間に
    することを特徴とする引違い窓の換気機構付き施錠装
    置。
  2. 【請求項2】 前記クレセントは、クレセント受けに係
    合する係合体と、回動軸を中心に前記係合体を回動させ
    る回動ハンドルとからなり、 前記係合体の略半円状の外周に沿って、始端から終端ま
    で所定の角度に亘って設けられた係合溝を備え、 該係合溝は前記クレセント受けのフック内を回動可能な
    回動面と、内外障子の各召合せ框を窓枠面内方向に引分
    けた場合に、フックの先端を受入れるフック受入凹部を
    備え、 前記回動面は係合溝の始端から終端にかけて徐々に幅狭
    に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の引
    違い窓の換気機構付き施錠装置。
  3. 【請求項3】 前記クレセントの回動操作による施錠及
    び開錠間の過程で、各召合せ框の引分け可能幅に対応す
    る換気空間を示唆する換気位置示唆手段を設けたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の引違い窓の換
    気機構付き施錠装置。
  4. 【請求項4】 前記換気位置示唆手段は、回動ハンドル
    の裏面に設けられた孔にセットされた付勢手段と、この
    付勢手段によって常時、クレセントの台座に向けて付勢
    されている摺動部材と、この摺動部材の一部が嵌合する
    嵌合孔を前記台座に設けてなることを特徴とする請求項
    3に記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置。
  5. 【請求項5】 前記クレセントの回動操作を規制する回
    動規制手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項4の何れかに記載の引違い窓の換気機構付き施錠装
    置。
  6. 【請求項6】 前記回動規制手段は回動ハンドルの裏面
    に設けられた複数個の回動位置規制孔と、これらの回動
    位置規制孔に出没する施錠片を一端に備え、他端に湾曲
    部を備え、かつ両端のほぼ中央で軸着されているシーソ
    ーレバーと、該シーソーレバーの軸と前記湾曲部間に配
    置されて施錠状態を維持するように前記シーソーレバー
    を付勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗して前記湾曲
    部を起こす昇降キーからなることを特徴とする請求項5
    に記載の引違い窓の換気機構付き施錠装置。
  7. 【請求項7】 前記クレセントのみの操作により、内障
    子または外障子の何れか一方の召合せ框を自動的に引分
    けたり、内外障子の各召合せ框を等分に引き分けること
    ができる障子引分け機構を設けたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項6の何れかに記載の引違い窓の換気機構
    付き施錠装置。
  8. 【請求項8】 前記障子引分け機構は、内外障子の何れ
    か一方の竪框又は両竪框、或いは窓枠の何れか一方の竪
    枠又は左右両竪枠に埋め込まれる取付枠と、その取付枠
    内に収容されたラッチと、該ラッチを付勢する付勢手段
    からなっていることを特徴とする請求項7に記載の引違
    い窓の換気機構付き施錠装置。
  9. 【請求項9】 片引き窓の外障子の召合せ框にクレセン
    ト受けを、内障子の召合せ框に請求項1又は請求項2に
    記載のクレセントをそれぞれ取り付けたことを特徴とす
    る片引き窓の換気機構付き施錠装置。
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