JPH0674539B2 - 織機の口合せ段防止方法 - Google Patents
織機の口合せ段防止方法Info
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- JPH0674539B2 JPH0674539B2 JP20152991A JP20152991A JPH0674539B2 JP H0674539 B2 JPH0674539 B2 JP H0674539B2 JP 20152991 A JP20152991 A JP 20152991A JP 20152991 A JP20152991 A JP 20152991A JP H0674539 B2 JPH0674539 B2 JP H0674539B2
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- loom
- tension
- time
- rotation
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機の送り出し・巻き
取り装置に関し、特に再起動時の口合せ段の防止に有効
な制御方法に係る。
取り装置に関し、特に再起動時の口合せ段の防止に有効
な制御方法に係る。
【0002】
【従来の技術】高速織機では、起動の初期に回転数が定
常回転数に達していないため、スレーやリードなどのお
さ打ち系の慣性力が不足し、織物に織段すなわちひ間段
が生じやすい。このようなひ間段は、織口を強制的に後
退させるか、または駆動モータの起動時のトルクを増大
させることによって、ある程度解消できる。
常回転数に達していないため、スレーやリードなどのお
さ打ち系の慣性力が不足し、織物に織段すなわちひ間段
が生じやすい。このようなひ間段は、織口を強制的に後
退させるか、または駆動モータの起動時のトルクを増大
させることによって、ある程度解消できる。
【0003】しかし前者の手段すなわち織口を強制的に
後退させる手段によると、製織時の1ピック相当分を引
き戻そうとしても、停止中のたて糸の伸びあるいはブレ
ストビームやテンプルなどの強い摩擦的拘束力のため、
戻し量が正確に設定できず、また大きなトルクの駆動機
構が必要とされ、事実上困難である。また、後者の手段
すなわち駆動モータの起動時のトルクを増大させる手段
によっても、高速回転では織段の防止に適切な立ち上が
り特性が得られない。このように、いずれの解決手段に
よっても、ひ間段防止が不充分である。
後退させる手段によると、製織時の1ピック相当分を引
き戻そうとしても、停止中のたて糸の伸びあるいはブレ
ストビームやテンプルなどの強い摩擦的拘束力のため、
戻し量が正確に設定できず、また大きなトルクの駆動機
構が必要とされ、事実上困難である。また、後者の手段
すなわち駆動モータの起動時のトルクを増大させる手段
によっても、高速回転では織段の防止に適切な立ち上が
り特性が得られない。このように、いずれの解決手段に
よっても、ひ間段防止が不充分である。
【0004】一方、特開昭59−21751号の公報に
他の停止段の防止方法が記載されている。その停止段の
防止方法は、織機の始動時におさ打ちを直ちに開始させ
るがよこ入れ、送り出しおよび巻き取り動作を少なくと
も2回のおさ打ち(空打ち)後に開始するように設定し
ている。
他の停止段の防止方法が記載されている。その停止段の
防止方法は、織機の始動時におさ打ちを直ちに開始させ
るがよこ入れ、送り出しおよび巻き取り動作を少なくと
も2回のおさ打ち(空打ち)後に開始するように設定し
ている。
【0005】ところが、この方法によると、織機の主軸
の回転にかかわらず、よこ入れ装置が停止状態となって
いるため、よこ入れ装置と織機の回転との同期が崩れ、
多色織機などでは、連続的な製織が不可能となる。また
この同期を保持しようとすると、織物組織の1繰り返し
に必要な回数だけの空打ちが必要となる。特に、織機の
停止期間中に逆転運転が行われると、巻き取りビームと
テンプルとの区間で織布がゆるむことになるが、起動の
初期に巻き取りが行われず、しかもその後の巻き取りの
初期でも、織布のゆるみがなくなるまで、織布が実質的
に巻き取られない状態にあるため、織口が後退ぎみとな
り、その期間中に厚段が生ずることになる。
の回転にかかわらず、よこ入れ装置が停止状態となって
いるため、よこ入れ装置と織機の回転との同期が崩れ、
多色織機などでは、連続的な製織が不可能となる。また
この同期を保持しようとすると、織物組織の1繰り返し
に必要な回数だけの空打ちが必要となる。特に、織機の
停止期間中に逆転運転が行われると、巻き取りビームと
テンプルとの区間で織布がゆるむことになるが、起動の
初期に巻き取りが行われず、しかもその後の巻き取りの
初期でも、織布のゆるみがなくなるまで、織布が実質的
に巻き取られない状態にあるため、織口が後退ぎみとな
り、その期間中に厚段が生ずることになる。
【0006】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、織機の逆
転後の再起動時におけるひ間段の発生防止に有効な方法
を提供することである。
転後の再起動時におけるひ間段の発生防止に有効な方法
を提供することである。
【0007】
【発明の解決手段】既に記載したように、織機の停止期
間中に織機を逆転しても、織布とテンプルやブレストビ
ームなどの摩擦力によって、織布にたるみが生じるだけ
で、織口が移動していない。しかし、発明者は、実験を
繰り返しているうちに、その後の織機の起動によって、
たて糸および織布に開口運動などによる外力が作用する
と、それを契機として織口が後退することを突き止め
た。すなわち織機の再起動時に開口運動などによる外力
が作用すると、たて糸および織布とテンプル、ブレスト
ビームあるいは各種のロール間に働く静摩擦力のつり合
いが崩れ、織布のゆるみ部分がたて糸の張力によって引
き戻され、その結果、織口が後退する。したがって、た
て糸を高い張力状態にしておけば、おさ打ち力不足を充
分補償し得る程度の織口の後退が期待できる。
間中に織機を逆転しても、織布とテンプルやブレストビ
ームなどの摩擦力によって、織布にたるみが生じるだけ
で、織口が移動していない。しかし、発明者は、実験を
繰り返しているうちに、その後の織機の起動によって、
たて糸および織布に開口運動などによる外力が作用する
と、それを契機として織口が後退することを突き止め
た。すなわち織機の再起動時に開口運動などによる外力
が作用すると、たて糸および織布とテンプル、ブレスト
ビームあるいは各種のロール間に働く静摩擦力のつり合
いが崩れ、織布のゆるみ部分がたて糸の張力によって引
き戻され、その結果、織口が後退する。したがって、た
て糸を高い張力状態にしておけば、おさ打ち力不足を充
分補償し得る程度の織口の後退が期待できる。
【0008】そこで、本発明の口合せ段防止方法は、上
記の事実を基礎とし、たて糸の張力変化に対応して送り
出しビームの回転速度を変更し、かつ、織機の主軸の回
転と連動して巻き取りビームを回転させる織機の送り出
し・巻き取り装置において、織機の停止期間中、送り出
しビームを停止状態に維持するとともに、織機の再起動
時から所定の遅れ時間後に送り出し動作を開始し、該所
定の遅れ時間を織機停止期間中の主軸の逆転回数に比例
して設定している。
記の事実を基礎とし、たて糸の張力変化に対応して送り
出しビームの回転速度を変更し、かつ、織機の主軸の回
転と連動して巻き取りビームを回転させる織機の送り出
し・巻き取り装置において、織機の停止期間中、送り出
しビームを停止状態に維持するとともに、織機の再起動
時から所定の遅れ時間後に送り出し動作を開始し、該所
定の遅れ時間を織機停止期間中の主軸の逆転回数に比例
して設定している。
【0009】織機の停止期間中、送り出しビームが停止
状態に維持されるので、織機の逆転時には、巻き取りビ
ームのみが逆転することになる。このとき、織布とテン
プルやブレストビームなどの摩擦力によって、織布にゆ
るみが生じるだけで、織口は移動していない。つまり、
相対的にたて糸張力の方が織布張力より高い状態にあ
る。
状態に維持されるので、織機の逆転時には、巻き取りビ
ームのみが逆転することになる。このとき、織布とテン
プルやブレストビームなどの摩擦力によって、織布にゆ
るみが生じるだけで、織口は移動していない。つまり、
相対的にたて糸張力の方が織布張力より高い状態にあ
る。
【0010】織機の起動時に開口運動などにより外力に
よって、たて糸の張力と動的につり合い、その結果、織
口が後退するために、織機の起動初期のおさ打ち力不足
が織口の後退によって補償できる。
よって、たて糸の張力と動的につり合い、その結果、織
口が後退するために、織機の起動初期のおさ打ち力不足
が織口の後退によって補償できる。
【0011】また、この織口の後退状態が所定の遅れ時
間、減少しながら維持されるので、起動時のおさ打ち力
の不足がその遅れ時間にわたって補償される。したがっ
て、起動初期におけるひ間段の発生が確実に防止でき
る。
間、減少しながら維持されるので、起動時のおさ打ち力
の不足がその遅れ時間にわたって補償される。したがっ
て、起動初期におけるひ間段の発生が確実に防止でき
る。
【0012】特に、織機の停止中の主軸の逆転回数に比
例して、織機起動後のつり合い状態のたて糸張力は低く
なるが、上記所定の遅れ時間が主軸の逆転回数に比例し
て設定されるので、たて糸張力の正常値への復帰は迅速
に行われることになり、織布の品質の低下が極力抑えら
れる。
例して、織機起動後のつり合い状態のたて糸張力は低く
なるが、上記所定の遅れ時間が主軸の逆転回数に比例し
て設定されるので、たて糸張力の正常値への復帰は迅速
に行われることになり、織布の品質の低下が極力抑えら
れる。
【0013】
【送り出し・巻き取り装置の構成】まず図1は、本発明
の前提となる織機の送り出し・巻き取り装置1を示して
いる。この送り出し・巻き取り装置1は、織機の主軸2
から回転力を取り入れる。すなわち、主軸2は原動モー
タ3によって駆動され、織機の運動と同期して回転し、
その回転をプーリ4およびベルト5により変速機6の入
力軸7に伝達する。
の前提となる織機の送り出し・巻き取り装置1を示して
いる。この送り出し・巻き取り装置1は、織機の主軸2
から回転力を取り入れる。すなわち、主軸2は原動モー
タ3によって駆動され、織機の運動と同期して回転し、
その回転をプーリ4およびベルト5により変速機6の入
力軸7に伝達する。
【0014】変速機6は、入力軸7の回転をてこクラン
ク機構の原理により、一旦往復揺動運動に変換し、その
揺動運動を内部の一方向クラッチによって、一方向のみ
の回転とし、出力軸8に伝達する。この変速機6の変速
比(減速比)は、変速レバー9の回転角によって、運転
中に調整できるようになっている。
ク機構の原理により、一旦往復揺動運動に変換し、その
揺動運動を内部の一方向クラッチによって、一方向のみ
の回転とし、出力軸8に伝達する。この変速機6の変速
比(減速比)は、変速レバー9の回転角によって、運転
中に調整できるようになっている。
【0015】そして、変速機6の出力軸8の回転は、所
定のギヤ比のもとにチエンジギヤ10、11を経て、ギ
ヤ軸12に伝達される。このギヤ軸12は、対応のギヤ
軸13との間で、ベベルギヤ14、15によってかみ合
い、その回転方向を直角方向に変換している。このギヤ
軸13は、例えば電磁式のクラッチ16を介在させた状
態で、ウオーム減速機17の入力側のウオーム軸18に
連結されている。
定のギヤ比のもとにチエンジギヤ10、11を経て、ギ
ヤ軸12に伝達される。このギヤ軸12は、対応のギヤ
軸13との間で、ベベルギヤ14、15によってかみ合
い、その回転方向を直角方向に変換している。このギヤ
軸13は、例えば電磁式のクラッチ16を介在させた状
態で、ウオーム減速機17の入力側のウオーム軸18に
連結されている。
【0016】ウオーム軸18は、ウオーム19を固定す
るとともに、一端で巻き戻しハンドル20に連結されて
いる。上記ウオーム19は、出力側のウオームホイール
21に大きな減速比でかみ合っており、このウオームホ
イール21の軸22は、ピニオンギヤ23により送り出
しビーム24に取付けられたビームギヤ25とかみ合っ
ている。
るとともに、一端で巻き戻しハンドル20に連結されて
いる。上記ウオーム19は、出力側のウオームホイール
21に大きな減速比でかみ合っており、このウオームホ
イール21の軸22は、ピニオンギヤ23により送り出
しビーム24に取付けられたビームギヤ25とかみ合っ
ている。
【0017】上記送り出しビーム24は多数のたて糸2
6を巻き付け状態で保持しており、これらのたて糸26
は、テンションロール27を経て、開口部の織口28で
よこ糸33と交錯し、おさ54で打ち込まれ、織布34
となり、テンプル41、ブレストビーム29、巻き取り
ロール30、ガイドロール31を経て、巻き取りビーム
32の外周に順次巻き取られて行く。この巻き取りロー
ル30、おさ54および前記主軸2は、ともに原動モー
タ3によって駆動される。
6を巻き付け状態で保持しており、これらのたて糸26
は、テンションロール27を経て、開口部の織口28で
よこ糸33と交錯し、おさ54で打ち込まれ、織布34
となり、テンプル41、ブレストビーム29、巻き取り
ロール30、ガイドロール31を経て、巻き取りビーム
32の外周に順次巻き取られて行く。この巻き取りロー
ル30、おさ54および前記主軸2は、ともに原動モー
タ3によって駆動される。
【0018】そして、上記テンションロール27は、定
位置の支点軸35によって揺動自在に支持されたテンシ
ョンレバー36の一端に回動自在に支持されており、ま
たそのテンションレバー36の他端部分は、テンション
スプリング37によって、レバー38に連結されてい
る。
位置の支点軸35によって揺動自在に支持されたテンシ
ョンレバー36の一端に回動自在に支持されており、ま
たそのテンションレバー36の他端部分は、テンション
スプリング37によって、レバー38に連結されてい
る。
【0019】このレバー38は、一端の支点軸39で揺
動自在に支持され、点線で示すように、前記変速レバー
9と機械的に連結されており、他端部分でウエイト40
を保持し、テンションレバー36に時計方向の回転モー
メントを与え、たて糸26に一定の張力を掛けている。
動自在に支持され、点線で示すように、前記変速レバー
9と機械的に連結されており、他端部分でウエイト40
を保持し、テンションレバー36に時計方向の回転モー
メントを与え、たて糸26に一定の張力を掛けている。
【0020】次に、図2は制御回路50を示している。
この回路で、電源端子51に運転スイッチ43を介して
リレー44、45およびタイマーリレー46が並列に接
続されている。また、上記の運転スイッチ43に対し直
列接続の常閉型の停止スイッチ47およびリレー接点4
8が並列に接続されている。
この回路で、電源端子51に運転スイッチ43を介して
リレー44、45およびタイマーリレー46が並列に接
続されている。また、上記の運転スイッチ43に対し直
列接続の常閉型の停止スイッチ47およびリレー接点4
8が並列に接続されている。
【0021】そして上記リレー44は、原動モータ3の
電源回路中に介在している接点49を駆動し、またリレ
ー45およびタイマーリレー46は、クラッチ16の励
磁コイル42の電源回路中に直列に介在している接点5
2、遅れ接点53をそれぞれ駆動するほか、リレー接点
48をも駆動する。この図2で、点線で結ばれているも
のは、連動関係を示している。
電源回路中に介在している接点49を駆動し、またリレ
ー45およびタイマーリレー46は、クラッチ16の励
磁コイル42の電源回路中に直列に介在している接点5
2、遅れ接点53をそれぞれ駆動するほか、リレー接点
48をも駆動する。この図2で、点線で結ばれているも
のは、連動関係を示している。
【0022】
【口合せ段防止方法の内容】次に、本発明の作用を送り
出し・巻き取り装置1の動作とともに説明する。織機の
停止時に、電磁式のクラッチ16は、図3に示すよう
に、非励磁状態(オフ)となり、したがってギヤ軸13
とウオーム軸18の間を分離状態としている。
出し・巻き取り装置1の動作とともに説明する。織機の
停止時に、電磁式のクラッチ16は、図3に示すよう
に、非励磁状態(オフ)となり、したがってギヤ軸13
とウオーム軸18の間を分離状態としている。
【0023】この状態で、織機側の制御装置から運転信
号S1が入力されると、運転スイッチ43が閉じるた
め、リレー44、45は対応の接点48、49、52を
閉じ、原動モータ3を直ちに起動させるとともに、自己
保持回路を形成する。このとき原動モータ3の回転速度
Vは、図3に見られるように、ほぼ経過時間と比例して
立ち上がり、所定の時間の後に定常回転数に到達する。
このようにして、織機の初期の運転が開始される。
号S1が入力されると、運転スイッチ43が閉じるた
め、リレー44、45は対応の接点48、49、52を
閉じ、原動モータ3を直ちに起動させるとともに、自己
保持回路を形成する。このとき原動モータ3の回転速度
Vは、図3に見られるように、ほぼ経過時間と比例して
立ち上がり、所定の時間の後に定常回転数に到達する。
このようにして、織機の初期の運転が開始される。
【0024】一方、タイマーリレー46は運転スイッチ
43のオンの時点から所定の遅れ時間T1を経過した後
に、遅れ接点53をオンの状態とし電磁式のクラッチ1
6の励磁コイル42を励磁状態(オン)とする。このと
き、クラッチ16は、ギヤ軸13とウオーム軸18とを
機械的に連結する。このようにして、この遅れ時間T1
の後に実質的に送り出しが開始される。
43のオンの時点から所定の遅れ時間T1を経過した後
に、遅れ接点53をオンの状態とし電磁式のクラッチ1
6の励磁コイル42を励磁状態(オン)とする。このと
き、クラッチ16は、ギヤ軸13とウオーム軸18とを
機械的に連結する。このようにして、この遅れ時間T1
の後に実質的に送り出しが開始される。
【0025】原動モータ3の回転は、主軸2からプーリ
4およびベルト5によって入力軸7に伝達される。ここ
で変速機6は、変速レバー9によって与えられる変速比
のもとに、出力軸8を駆動し、チエンジギヤ10、1
1、ベベルギヤ14、15を経て、ギヤ軸13に伝達す
る。このギヤ軸13の回転は、クラッチ16のかみ合い
によってウオーム軸18に伝達されるため、ウオーム軸
19は、ウオームホイール21を所定の減速比のもとに
駆動し、ピニオンギヤ23およびビームギヤ25によっ
て送り出しビーム24を所定の送り速度で回転させる。
このようにして送り出しビーム24は、製織の進行とと
もに、たて糸26を順次送り出して行く。一方、巻き取
りロール30は、一定速度で回転し、織布34を順次巻
き取っている。
4およびベルト5によって入力軸7に伝達される。ここ
で変速機6は、変速レバー9によって与えられる変速比
のもとに、出力軸8を駆動し、チエンジギヤ10、1
1、ベベルギヤ14、15を経て、ギヤ軸13に伝達す
る。このギヤ軸13の回転は、クラッチ16のかみ合い
によってウオーム軸18に伝達されるため、ウオーム軸
19は、ウオームホイール21を所定の減速比のもとに
駆動し、ピニオンギヤ23およびビームギヤ25によっ
て送り出しビーム24を所定の送り速度で回転させる。
このようにして送り出しビーム24は、製織の進行とと
もに、たて糸26を順次送り出して行く。一方、巻き取
りロール30は、一定速度で回転し、織布34を順次巻
き取っている。
【0026】この間に、たて糸26の張力が変化する
と、テンションレバー36が支点軸35を中心として回
動するため、その動きは、テンションスプリング37お
よびレバー38を経て、機械的な伝達手段により変速レ
バー9に与えられる。このため変速機6は、たて糸26
の張力の変化に対応して、その変速比を自動的に変え、
たて糸26の張力を常に目標値に保持して行く。
と、テンションレバー36が支点軸35を中心として回
動するため、その動きは、テンションスプリング37お
よびレバー38を経て、機械的な伝達手段により変速レ
バー9に与えられる。このため変速機6は、たて糸26
の張力の変化に対応して、その変速比を自動的に変え、
たて糸26の張力を常に目標値に保持して行く。
【0027】よこ入れミスなどが発生し、停止信号S2
が与えられると、停止スイッチ47がオフの状態になる
ため、リレー44、45は、直ちにリレー接点48や接
点49、52を開放し、原動モータ3の駆動を直ちに停
止し、同時に電磁式のクラッチ16を非励磁の状態と
し、直ちに結合状態を解除する。
が与えられると、停止スイッチ47がオフの状態になる
ため、リレー44、45は、直ちにリレー接点48や接
点49、52を開放し、原動モータ3の駆動を直ちに停
止し、同時に電磁式のクラッチ16を非励磁の状態と
し、直ちに結合状態を解除する。
【0028】しかし織機の主軸2は、回転の慣性のため
に、直ちに停止せず、所定の制動時間T2を経た後に始
めて停止状態となる。このような制動時間T2の間に、
たて糸26が送り出されないため、たて糸26の張力
は、増加傾向となる。この高い張力は、織口28が巻き
取り側に移動するのを抑制するように作用するから、そ
の後の再起動時に、おさ54のたわみ量不足を補うとと
もに、織布34のゆるみを吸収し、織口28を引き戻す
のに役立つ。もちろんこのような制動は、適当なブレー
キ手段などによって与えられる。このときの制動時間T
2は、織機の1回転前後の回転数と対応している。
に、直ちに停止せず、所定の制動時間T2を経た後に始
めて停止状態となる。このような制動時間T2の間に、
たて糸26が送り出されないため、たて糸26の張力
は、増加傾向となる。この高い張力は、織口28が巻き
取り側に移動するのを抑制するように作用するから、そ
の後の再起動時に、おさ54のたわみ量不足を補うとと
もに、織布34のゆるみを吸収し、織口28を引き戻す
のに役立つ。もちろんこのような制動は、適当なブレー
キ手段などによって与えられる。このときの制動時間T
2は、織機の1回転前後の回転数と対応している。
【0029】そして織機の停止期間中に、不良のよこ糸
33の抜き取りや修復などの作業が行われる。このよう
な作業に際し、通常2回転の逆転運転の後に、正転方向
または逆転方向のインチング運転などが必要とされる
が、その間においても、電磁式のクラッチ16が切り離
された状態に設定されているから、主軸2の回転は送り
出しビーム24に伝達されない。
33の抜き取りや修復などの作業が行われる。このよう
な作業に際し、通常2回転の逆転運転の後に、正転方向
または逆転方向のインチング運転などが必要とされる
が、その間においても、電磁式のクラッチ16が切り離
された状態に設定されているから、主軸2の回転は送り
出しビーム24に伝達されない。
【0030】しかも、この間に巻き取りロール30が逆
転しても、織布34がブレストビーム29に摩擦的に保
持されており、かつ、テンプル41によっても強い摩擦
力で係止されているから、織布34がゆるむだけで、織
口28は、殆ど移動しない。したがって、たて糸26の
張力は変化せず、よこ糸33の修復前のままの状態とな
っている。
転しても、織布34がブレストビーム29に摩擦的に保
持されており、かつ、テンプル41によっても強い摩擦
力で係止されているから、織布34がゆるむだけで、織
口28は、殆ど移動しない。したがって、たて糸26の
張力は変化せず、よこ糸33の修復前のままの状態とな
っている。
【0031】このようにして、再起動可能な状態とな
り、その後に、運転信号S1が入力されると、前記と同
様に、織機は、停止角例えば300度から原動モータ3
の立ち上がり特性のもとに始動する。もちろんこれと同
時に、よこ入れ運動おさ打ち運動および巻き取り運動な
どが開始される。
り、その後に、運転信号S1が入力されると、前記と同
様に、織機は、停止角例えば300度から原動モータ3
の立ち上がり特性のもとに始動する。もちろんこれと同
時に、よこ入れ運動おさ打ち運動および巻き取り運動な
どが開始される。
【0032】しかし、送り出し運動は、遅れ時間T1の
後に、始めて開始する。この遅れ時間T1は、後述のよ
うに、主軸2の逆転回数に比例して設定される。
後に、始めて開始する。この遅れ時間T1は、後述のよ
うに、主軸2の逆転回数に比例して設定される。
【0033】起動の初期に、第1回目の開口運動などに
よって、たて糸26および織布34に外力が加えられる
と、高い張力傾向のたて糸26の張力とテンプル41な
どによる織布34の保持力との静的釣合いが崩れ、織口
28は、このときはじめて、実質的に後退する。この後
退によって織布34のゆるみは、直ちに吸収される。前
述のたて糸26の高い張力は、織機の再起動時に、有効
に働く。
よって、たて糸26および織布34に外力が加えられる
と、高い張力傾向のたて糸26の張力とテンプル41な
どによる織布34の保持力との静的釣合いが崩れ、織口
28は、このときはじめて、実質的に後退する。この後
退によって織布34のゆるみは、直ちに吸収される。前
述のたて糸26の高い張力は、織機の再起動時に、有効
に働く。
【0034】しかも織口28が送り出しの休止期間、つ
まり遅れ時間T1の間にわたって、正規の位置より後退
しているため、原動モータ3の回転数が起動初期に、定
常回転数に達していなくても、おさ54のおさ打ち力が
強化される。したがって起動の初期に、ひ間段は、発生
しない。そしてこの遅れ時間T1中にも、巻き取りが行
われているから、織布34のゆるみが吸収され、織口2
8の前進方向の移動があり、したがって厚段の発生はな
い。
まり遅れ時間T1の間にわたって、正規の位置より後退
しているため、原動モータ3の回転数が起動初期に、定
常回転数に達していなくても、おさ54のおさ打ち力が
強化される。したがって起動の初期に、ひ間段は、発生
しない。そしてこの遅れ時間T1中にも、巻き取りが行
われているから、織布34のゆるみが吸収され、織口2
8の前進方向の移動があり、したがって厚段の発生はな
い。
【0035】なおたて止まりのときにも、必ず慣性回転
分の1回転の逆転が行われるから、よこ止まりのときと
同様の作用および効果が得られる。
分の1回転の逆転が行われるから、よこ止まりのときと
同様の作用および効果が得られる。
【0036】
【遅れ時間の他の設定手段】よこ止まりの場合には、不
良のよこ糸33を除去するために、主軸2は、既述のよ
うに、2回転逆転することになる。さらに織物によって
は、3回転以上逆転する必要もある。このように主軸2
の逆転回数が異なっているため、これに対応して遅れ時
間T1を調整する必要がある。
良のよこ糸33を除去するために、主軸2は、既述のよ
うに、2回転逆転することになる。さらに織物によって
は、3回転以上逆転する必要もある。このように主軸2
の逆転回数が異なっているため、これに対応して遅れ時
間T1を調整する必要がある。
【0037】図4は、遅れ時間T1を調整する実施例を
示している。停止期間中にアンド回路55の一方の入力
に“H”レベルの信号S3が入力されており、また他方
の入力に逆転1回転につき例えば1つのパルスを発生す
る信号S4が入力される。この逆転数は、カウンタ56
によって計数される。なお、このカウンタ56は、織機
の停止時に、ワンショットマルチバイブレータ60によ
ってリセット状態に設定され、次の動作に備える。そし
て、カウンタ56の計数値に対応していずれかのリレー
57、58、59が選択的に駆動される。例えば2回の
逆転が行われたとき、2番目のリレー58が励磁され、
対応の接点67がオンの状態に設定される。
示している。停止期間中にアンド回路55の一方の入力
に“H”レベルの信号S3が入力されており、また他方
の入力に逆転1回転につき例えば1つのパルスを発生す
る信号S4が入力される。この逆転数は、カウンタ56
によって計数される。なお、このカウンタ56は、織機
の停止時に、ワンショットマルチバイブレータ60によ
ってリセット状態に設定され、次の動作に備える。そし
て、カウンタ56の計数値に対応していずれかのリレー
57、58、59が選択的に駆動される。例えば2回の
逆転が行われたとき、2番目のリレー58が励磁され、
対応の接点67がオンの状態に設定される。
【0038】さらにアンドゲート61の一方の入力端に
は、織機の起動時に“H”レベルの信号S5が入力され
る。信号S5は、抵抗器62、複数のコンデンサー6
3、64、65および選択用の接点66、67、68か
らなる時定数回路にも入力される。このため、アンドゲ
ート61は、選択された接点67に対応する時定数(抵
抗器62、コンデンサ64)によって、所定の遅れ時間
T1の後に、リレー69を励磁する。このようにして、
再起動時の遅れ時間T1が織機の逆転数に比例して長く
設定される。なお、信号S5は、織機の運転中には、常
に“H”レベルに保持される。
は、織機の起動時に“H”レベルの信号S5が入力され
る。信号S5は、抵抗器62、複数のコンデンサー6
3、64、65および選択用の接点66、67、68か
らなる時定数回路にも入力される。このため、アンドゲ
ート61は、選択された接点67に対応する時定数(抵
抗器62、コンデンサ64)によって、所定の遅れ時間
T1の後に、リレー69を励磁する。このようにして、
再起動時の遅れ時間T1が織機の逆転数に比例して長く
設定される。なお、信号S5は、織機の運転中には、常
に“H”レベルに保持される。
【0039】また抵抗器62を可変抵抗器とすることに
より、逆転1回転に対する単位遅れ時間が調整できる。
より、逆転1回転に対する単位遅れ時間が調整できる。
【0040】
【発明の効果】本発明では、下記の特有の効果が得られ
る。まず、織機の停止期間中、送り出しビームが停止状
態におかれ、織機の逆転時に巻き取りビームだけが逆転
することによって、たて糸の張力が高い傾向に維持され
る一方、織布にのみゆるみが生じ、このゆるみが織機の
起動時に開口運動などにより外力によってたて糸の高ま
り傾向の張力と動的につり合い、その結果、織口が後退
するため、織機の起動初期のおさ打ち力が織口の後退に
よって充分に補償できる。したがって、起動初期におけ
るひ間段の発生が確実に防止できる。
る。まず、織機の停止期間中、送り出しビームが停止状
態におかれ、織機の逆転時に巻き取りビームだけが逆転
することによって、たて糸の張力が高い傾向に維持され
る一方、織布にのみゆるみが生じ、このゆるみが織機の
起動時に開口運動などにより外力によってたて糸の高ま
り傾向の張力と動的につり合い、その結果、織口が後退
するため、織機の起動初期のおさ打ち力が織口の後退に
よって充分に補償できる。したがって、起動初期におけ
るひ間段の発生が確実に防止できる。
【0041】特に、織機の停止期間中、送り出しビーム
が停止状態に維持されるので、織機の逆転時には、巻き
取りビームのみが逆転することになる。このとき、織布
とテンプルやブレストビームなどの摩擦力によって、織
布にゆるみが生じるだけで、織口は移動していない。つ
まり、相対的にたて糸張力の方が織布張力より高い状態
にある。
が停止状態に維持されるので、織機の逆転時には、巻き
取りビームのみが逆転することになる。このとき、織布
とテンプルやブレストビームなどの摩擦力によって、織
布にゆるみが生じるだけで、織口は移動していない。つ
まり、相対的にたて糸張力の方が織布張力より高い状態
にある。
【0042】織機の起動時に開口運動などにより外力に
よって、たて糸の張力と動的につり合い、その結果、織
口が後退するために、織機の起動初期のおさ打ち力不足
が織口の後退によって補償できる。またこの織口の後退
状態が所定の遅れ時間、減少しながら維持されるので、
起動時のおさ打ち力の不足がその遅れ時間にわたって補
償される。したがって、起動初期におけるひ間段の発生
が確実に防止できる。
よって、たて糸の張力と動的につり合い、その結果、織
口が後退するために、織機の起動初期のおさ打ち力不足
が織口の後退によって補償できる。またこの織口の後退
状態が所定の遅れ時間、減少しながら維持されるので、
起動時のおさ打ち力の不足がその遅れ時間にわたって補
償される。したがって、起動初期におけるひ間段の発生
が確実に防止できる。
【0043】さらに、織機の停止中の主軸の逆転回数に
比例して、織機起動後のつり合い状態のたて糸張力は低
くなるが、上記所定の遅れ時間が主軸の逆転回数に比例
して設定されるので、たて糸張力の正常値への復帰は迅
速に行われることになり、織布の品質の低下を極力抑え
ることができる。
比例して、織機起動後のつり合い状態のたて糸張力は低
くなるが、上記所定の遅れ時間が主軸の逆転回数に比例
して設定されるので、たて糸張力の正常値への復帰は迅
速に行われることになり、織布の品質の低下を極力抑え
ることができる。
【図1】送り出し制御装置の概略的側面図である。
【図2】制御回路の回路図である。
【図3】織機の起動運転および停止時のタイムチヤート
図である。
図である。
【図4】制御回路の他の実施例の回路図である。
1 織機の送り出し・巻き取り装置 2 主軸 6 変速機 16 クラッチ 20 巻き戻しハンドル 24 送り出しビーム 26 たて糸 28 織ロ 32 巻き取りビーム 33 よこ糸 34 織布 41 テンプル 43 運転スイッチ 46 タイマーリレー 47 停止スイッチ 50 制御回路 53 遅れ接点 54 おさ 56 カウンタ 62 抵抗器 63 コンデンサ 64 コンデンサ 65 コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 たて糸の張力変化に対応して送り出しビ
ームの回転速度を変更し、かつ、織機の主軸の回転と連
動して巻き取りビームを回転させる織機の送り出し・巻
き取り装置において、織機の停止期間中、送り出しビー
ムを停止状態に維持するとともに、織機の再起動時から
所定の遅れ時間後に送り出し動作を開始し、該所定の遅
れ時間を織機停止期間中の主軸の逆転回数に比例して設
定することを特徴とする口合せ段防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20152991A JPH0674539B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 織機の口合せ段防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20152991A JPH0674539B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 織機の口合せ段防止方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59177552A Division JPH07100906B2 (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 織機の口合せ段防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05239741A JPH05239741A (ja) | 1993-09-17 |
JPH0674539B2 true JPH0674539B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16442558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20152991A Expired - Lifetime JPH0674539B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 織機の口合せ段防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0674539B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1283231B1 (it) * | 1996-03-12 | 1998-04-16 | Nuovo Pignone Spa | Sistema di comando perfezionato per un telaio tessile senza navetta |
EP1308546B1 (de) | 2001-11-01 | 2008-07-09 | Sultex AG | Verfahren zum Weben eines Doppellagengewebes |
CN104264342B (zh) * | 2014-08-21 | 2016-08-24 | 东华大学 | 一种可自动反转的送经机构及其工作方法 |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP20152991A patent/JPH0674539B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05239741A (ja) | 1993-09-17 |
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