JPH0673636A - 高速製織方法 - Google Patents
高速製織方法Info
- Publication number
- JPH0673636A JPH0673636A JP4250487A JP25048792A JPH0673636A JP H0673636 A JPH0673636 A JP H0673636A JP 4250487 A JP4250487 A JP 4250487A JP 25048792 A JP25048792 A JP 25048792A JP H0673636 A JPH0673636 A JP H0673636A
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- Japan
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- polymer compound
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 毛羽、ループ、糸切れの発生がなく、高品位
織物を高速で製織する方法を提供する。 【構成】 交絡糸を経糸として用い、600rpm以上の高速
で製織するに際し、該経糸に常温で液状であって平均分
子量5,000 〜50,000のプロピレンオキサイド/エチレン
オキサイド共重合体のような水溶性高分子化合物を間歇
的に付着させ、かつその付着量を繊維重量当たり、0.1
〜3 重量%とし、ウオータージェットルームで製織す
る。
織物を高速で製織する方法を提供する。 【構成】 交絡糸を経糸として用い、600rpm以上の高速
で製織するに際し、該経糸に常温で液状であって平均分
子量5,000 〜50,000のプロピレンオキサイド/エチレン
オキサイド共重合体のような水溶性高分子化合物を間歇
的に付着させ、かつその付着量を繊維重量当たり、0.1
〜3 重量%とし、ウオータージェットルームで製織す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交絡糸を経糸として用
いる場合の高速製織方法に関する。
いる場合の高速製織方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルマルチフィラメント糸条を
製織用経糸に用いる場合、多くの場合、製織時の激しい
外力に耐えるために撚糸または糊付けをしたり、あるい
は撚糸と糊付けを併用するのが通例であるが、近年は流
体処理交絡による無撚無糊糸を用いる製織方法も行われ
ている。しかし、織機が低速の場合にはそれで充分支障
なく製織することができたが、回転数が600rpm以
上の高速になると縦糸の交絡糸に毛羽やループが発生し
て糸切れが生じやすくなり、製織性が低下するという問
題が現れてきた。
製織用経糸に用いる場合、多くの場合、製織時の激しい
外力に耐えるために撚糸または糊付けをしたり、あるい
は撚糸と糊付けを併用するのが通例であるが、近年は流
体処理交絡による無撚無糊糸を用いる製織方法も行われ
ている。しかし、織機が低速の場合にはそれで充分支障
なく製織することができたが、回転数が600rpm以
上の高速になると縦糸の交絡糸に毛羽やループが発生し
て糸切れが生じやすくなり、製織性が低下するという問
題が現れてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決するた
め、流体の吹きつけ圧力を高くして交絡数を増し、交絡
糸の集束性を向上させる方法が行われたが、この方法で
は流体の消費量が増して交絡処理のコストが高くなるだ
けでなく、交絡糸に最初からループなどが生じやすくな
り、製織においてはかえって毛羽やループ、さらには糸
切れが増加して製織性が低下するという問題が発生し
た。
め、流体の吹きつけ圧力を高くして交絡数を増し、交絡
糸の集束性を向上させる方法が行われたが、この方法で
は流体の消費量が増して交絡処理のコストが高くなるだ
けでなく、交絡糸に最初からループなどが生じやすくな
り、製織においてはかえって毛羽やループ、さらには糸
切れが増加して製織性が低下するという問題が発生し
た。
【0004】かかる製織中における毛羽や糸切れを防止
し、織物のイラツキを防止するため、紡糸油剤にポリプ
ロピレンオキサイドとポリエチレンオキサイドとの共重
合体のようなポリアルキレングリコールを主体とする活
性剤を含有させる方法が提案されている(例えば特開昭
58−180674号公報、特公昭59−615号公
報、特開昭60−25748号公報、特開昭61−63
770号公報など)。しかし、これらの方法によると、
製糸油剤として付与するため該化合物の糸への実質的な
付着量が乏しく、糸全体の抱合性が完全なものが得られ
るレベルには至らず、近年の600rpm以上のような
高速製織において毛羽立ちや停台の原因ともなりやすい
という問題を含んでいる。
し、織物のイラツキを防止するため、紡糸油剤にポリプ
ロピレンオキサイドとポリエチレンオキサイドとの共重
合体のようなポリアルキレングリコールを主体とする活
性剤を含有させる方法が提案されている(例えば特開昭
58−180674号公報、特公昭59−615号公
報、特開昭60−25748号公報、特開昭61−63
770号公報など)。しかし、これらの方法によると、
製糸油剤として付与するため該化合物の糸への実質的な
付着量が乏しく、糸全体の抱合性が完全なものが得られ
るレベルには至らず、近年の600rpm以上のような
高速製織において毛羽立ちや停台の原因ともなりやすい
という問題を含んでいる。
【0005】また、交絡数10〜25ケ/m、糊剤付着
量1.0〜3.5重量%の交絡糸を経糸として用いるこ
とにより前記問題を解決しようとする提案もなされてい
る(特開昭64−33239号公報)。しかしこの方法
によると、糊剤が経糸全体に付与されるため、コストが
高く、また綜絖および筬部でスカムがたまりやすいとい
う問題がある。
量1.0〜3.5重量%の交絡糸を経糸として用いるこ
とにより前記問題を解決しようとする提案もなされてい
る(特開昭64−33239号公報)。しかしこの方法
によると、糊剤が経糸全体に付与されるため、コストが
高く、また綜絖および筬部でスカムがたまりやすいとい
う問題がある。
【0006】従って、本発明は、経糸交絡糸の交絡数を
増やすことなく、毛羽やループが発生せず、従って糸切
れも生ぜしめずに、しかも低コストで高速で製織するこ
とができる高速製織方法を提供することを目的とする。
増やすことなく、毛羽やループが発生せず、従って糸切
れも生ぜしめずに、しかも低コストで高速で製織するこ
とができる高速製織方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、交絡糸を経糸
として用い、600rpm以上の高速で製織するに際し
て、該経糸に常温で液状であって、平均分子量5,00
0〜50,000の水溶性高分子化合物を間歇的に付着
させ、かつ該高分子化合物の付着量を繊維重量当たり
0.1〜3重量%として製織することを特徴とする高速
製織方法である。
として用い、600rpm以上の高速で製織するに際し
て、該経糸に常温で液状であって、平均分子量5,00
0〜50,000の水溶性高分子化合物を間歇的に付着
させ、かつ該高分子化合物の付着量を繊維重量当たり
0.1〜3重量%として製織することを特徴とする高速
製織方法である。
【0008】本発明において用いる経糸の交絡糸として
は、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフ
タレートなどのポリエステル、ナイロン6やナイロン6
6などのポリアミドからなるマルチフィラメントが、強
度、耐摩耗性などの点から好適である。
は、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフ
タレートなどのポリエステル、ナイロン6やナイロン6
6などのポリアミドからなるマルチフィラメントが、強
度、耐摩耗性などの点から好適である。
【0009】交絡糸の製法としては、従来公知のインタ
ーレース処理などの空気などの流体吹きつけ処理を挙げ
ることができる。
ーレース処理などの空気などの流体吹きつけ処理を挙げ
ることができる。
【0010】交絡数は10〜30ケ/mとするのが、製
織性とイラツキ防止の両方を満足させるために良好であ
る。交絡数が10ケ/m未満では糸切れや開口不良が生
じやすくなって製織性が低下する。一方、交絡数が30
ケ/mを超えると織物の経糸に交絡部が多く残存してイ
ラツキが目立つようになる。交絡数は特公昭61−43
464号公報に記載されている光電管式交絡度測定装置
によって測定される交絡数による。
織性とイラツキ防止の両方を満足させるために良好であ
る。交絡数が10ケ/m未満では糸切れや開口不良が生
じやすくなって製織性が低下する。一方、交絡数が30
ケ/mを超えると織物の経糸に交絡部が多く残存してイ
ラツキが目立つようになる。交絡数は特公昭61−43
464号公報に記載されている光電管式交絡度測定装置
によって測定される交絡数による。
【0011】本発明においては、このような交絡糸を撚
糸することなく、経糸として用い、該縦糸に常温で液状
であって、平均分子量5,000〜50,000の水溶
性高分子化合物を間歇的に付着させ、かつ該水溶性高分
子化合物の付着量を繊維重量当たり0.1〜3重量%と
して製織する。
糸することなく、経糸として用い、該縦糸に常温で液状
であって、平均分子量5,000〜50,000の水溶
性高分子化合物を間歇的に付着させ、かつ該水溶性高分
子化合物の付着量を繊維重量当たり0.1〜3重量%と
して製織する。
【0012】水溶性高分子化合物が常温で液状でない場
合、製織中にスカムが発生し好ましくない。また平均分
子量が5,000未満の場合、集束性が不充分で本発明
の効果が得られない。一方50,000を超えるとスカ
ムが発生する。
合、製織中にスカムが発生し好ましくない。また平均分
子量が5,000未満の場合、集束性が不充分で本発明
の効果が得られない。一方50,000を超えるとスカ
ムが発生する。
【0013】本発明において水溶性高分子化合物とは、
分子内に親水基を持った高分子化合物をいい、例えばプ
ロピレンオキサイド(PO)とエチレンオキサイド(E
O)との共重合体〔PO:EO(モル比)=20:80
〜70:30〕などのポリアルキレンオキサイド共重合
体、トリグリセライドとジカルボン酸とのポリエステル
化合物、(EO)アルキルアミンとジカルボン酸とのエ
ステル化合物を挙げることができる。
分子内に親水基を持った高分子化合物をいい、例えばプ
ロピレンオキサイド(PO)とエチレンオキサイド(E
O)との共重合体〔PO:EO(モル比)=20:80
〜70:30〕などのポリアルキレンオキサイド共重合
体、トリグリセライドとジカルボン酸とのポリエステル
化合物、(EO)アルキルアミンとジカルボン酸とのエ
ステル化合物を挙げることができる。
【0014】かかる水溶性高分子化合物は経糸に間歇的
に付着させることが必要である。連続的に本発明の付着
量を付着させたのではコスト低減効果が得られず、また
綜絖や筬にスカムがたまりやすい。間歇的に水溶性高分
子化合物を付着させる方法としては、例えば、図1に示
すような、周面に切欠部(溝)4を有するローラー1を
用いる方法を挙げることができる。図1に示すローラー
1において、切欠部(溝)4の個数は糸速に応じて変化
させればよい。
に付着させることが必要である。連続的に本発明の付着
量を付着させたのではコスト低減効果が得られず、また
綜絖や筬にスカムがたまりやすい。間歇的に水溶性高分
子化合物を付着させる方法としては、例えば、図1に示
すような、周面に切欠部(溝)4を有するローラー1を
用いる方法を挙げることができる。図1に示すローラー
1において、切欠部(溝)4の個数は糸速に応じて変化
させればよい。
【0015】このようなローラー1を水溶性高分子化合
物の溶液を満たした浴槽3に浸漬し、その外周面上部に
糸条2を接触させて通過させると、水溶性高分子化合物
は浴槽3から、ローラー1の外周面の非切欠部に付着し
てローラー1の回転に伴い、糸条2に接触すると糸条2
に移って、糸上に付着部を形成する。ローラー1外周面
の切欠部(溝)4は糸条の付着部に対応する。このよう
にして、水溶性高分子化合物を糸軸方向に間歇的に付着
させることができる。
物の溶液を満たした浴槽3に浸漬し、その外周面上部に
糸条2を接触させて通過させると、水溶性高分子化合物
は浴槽3から、ローラー1の外周面の非切欠部に付着し
てローラー1の回転に伴い、糸条2に接触すると糸条2
に移って、糸上に付着部を形成する。ローラー1外周面
の切欠部(溝)4は糸条の付着部に対応する。このよう
にして、水溶性高分子化合物を糸軸方向に間歇的に付着
させることができる。
【0016】水溶性高分子化合物の付着量は、繊維重量
に対し、0.1〜3重量%とする。該付着量が0.1重
量%未満では本発明の目的とする製織効率が充分でな
く、一方、付着量が3重量%を超えるとスカムが綜絖や
筬に付着し、製織性が低下するのみならず、乾燥に多大
なエネルギーコストが必要となるためかえってマイナス
要因となる。
に対し、0.1〜3重量%とする。該付着量が0.1重
量%未満では本発明の目的とする製織効率が充分でな
く、一方、付着量が3重量%を超えるとスカムが綜絖や
筬に付着し、製織性が低下するのみならず、乾燥に多大
なエネルギーコストが必要となるためかえってマイナス
要因となる。
【0017】本発明においては、水溶性高分子化合物を
付着させた後の糸条において、該化合物の付着部および
非付着部の糸軸方向の長さがそれぞれ、0.5〜50m
mおよび5〜50mmとなるように、水溶性高分子化合
物を糸条に付着させることが好ましい。付着部の長さが
0.5mm未満では充分な集束性が得られず、一方50
mmを超えると充分なコスト低減効果が得られず、また
スカムが綜絖や筬にたまりやすい。また、非付着部の長
さが5mm未満では同様に充分なコスト低減効果が得ら
れず、スカムが綜絖や筬にたまりやすく、50mmを超
えると集束性が不足する。
付着させた後の糸条において、該化合物の付着部および
非付着部の糸軸方向の長さがそれぞれ、0.5〜50m
mおよび5〜50mmとなるように、水溶性高分子化合
物を糸条に付着させることが好ましい。付着部の長さが
0.5mm未満では充分な集束性が得られず、一方50
mmを超えると充分なコスト低減効果が得られず、また
スカムが綜絖や筬にたまりやすい。また、非付着部の長
さが5mm未満では同様に充分なコスト低減効果が得ら
れず、スカムが綜絖や筬にたまりやすく、50mmを超
えると集束性が不足する。
【0018】本発明の方法は、600rpm以上の高速
製織方法において行われ、織機としてはウオータージェ
ットルームなどが好適に例示される。
製織方法において行われ、織機としてはウオータージェ
ットルームなどが好適に例示される。
【0019】
【作用】本発明においては、経糸に間歇的に付着させた
水溶性高分子化合物が集束剤として作用するとともに、
経糸と綜絖や筬との間の潤滑剤として働いて、高速で製
織しても経糸に糸切れはもちろん発生せず、毛羽やルー
プの発生することもなく製織性が向上し、品位の優れた
織物を得ることができる。
水溶性高分子化合物が集束剤として作用するとともに、
経糸と綜絖や筬との間の潤滑剤として働いて、高速で製
織しても経糸に糸切れはもちろん発生せず、毛羽やルー
プの発生することもなく製織性が向上し、品位の優れた
織物を得ることができる。
【0020】また、水溶性高分子化合物を間歇的に付着
させることにより、その付着量を全体として低減させ、
綜絖や筬部にたまるスカムの量を減らし、またコストを
低減させることができる。さらに、水溶性高分子化合物
の付着部分により、充分な集束性を発現させることがで
きる。
させることにより、その付着量を全体として低減させ、
綜絖や筬部にたまるスカムの量を減らし、またコストを
低減させることができる。さらに、水溶性高分子化合物
の付着部分により、充分な集束性を発現させることがで
きる。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。なお、実施例中、%は重量%である。 実施例1〜3、比較例1〜4 50デニール/20フィラメントのポリエステルフィラ
メント糸をインターレース処理ノズルに通して空気を吹
きつけることにより交絡数25ケ/mの交絡糸を得た。
該交絡糸に表1に示す共重合割合および平均分子量を有
する、プロピレンオキサイド(PO)とエチレンオキサ
イド(EO)との共重合体〔PO/EO=20/80
(モル)、水溶性高分子化合物〕を付着部の長さが2m
m、非付着部の長さが2mmとなるように、表1に示す
付着量、間歇的に付着させて得られた交絡糸を経糸とし
て、WJLを用いて700rpmで製織した。結果を表
1に示す。なお、水溶性高分子化合物を連続的に付着さ
せた交絡糸を用いて製織した結果についても示す(比較
例5)。
説明する。なお、実施例中、%は重量%である。 実施例1〜3、比較例1〜4 50デニール/20フィラメントのポリエステルフィラ
メント糸をインターレース処理ノズルに通して空気を吹
きつけることにより交絡数25ケ/mの交絡糸を得た。
該交絡糸に表1に示す共重合割合および平均分子量を有
する、プロピレンオキサイド(PO)とエチレンオキサ
イド(EO)との共重合体〔PO/EO=20/80
(モル)、水溶性高分子化合物〕を付着部の長さが2m
m、非付着部の長さが2mmとなるように、表1に示す
付着量、間歇的に付着させて得られた交絡糸を経糸とし
て、WJLを用いて700rpmで製織した。結果を表
1に示す。なお、水溶性高分子化合物を連続的に付着さ
せた交絡糸を用いて製織した結果についても示す(比較
例5)。
【0022】なお、毛羽発生数(ケ/106 ピック)は
WJLが停台するに及んだ毛羽を目視により測定した数
値である。
WJLが停台するに及んだ毛羽を目視により測定した数
値である。
【0023】
【表1】
【0024】実施例1〜3においては製織性、織物品位
ともに良好であった。他方、比較例1および3において
は、経糸の集束性が不充分なため経糸の毛羽発生が多
く、充分な製織性が得られなかった。比較例2および4
においては、綜絖および筬でスカムが発生し、充分な製
織性が得られなかったし、生機にスカムによる汚れが発
生した。また、水溶性高分子化合物を連続的に付着させ
た比較例5においては製織性は良かったが生機にスカム
による汚れが発生し、また充分なコスト低減効果が得ら
れなかった。
ともに良好であった。他方、比較例1および3において
は、経糸の集束性が不充分なため経糸の毛羽発生が多
く、充分な製織性が得られなかった。比較例2および4
においては、綜絖および筬でスカムが発生し、充分な製
織性が得られなかったし、生機にスカムによる汚れが発
生した。また、水溶性高分子化合物を連続的に付着させ
た比較例5においては製織性は良かったが生機にスカム
による汚れが発生し、また充分なコスト低減効果が得ら
れなかった。
【0025】
【発明の効果】本発明の方法によれば、高速で、高品位
の織物を効率よく製織することができる。
の織物を効率よく製織することができる。
【図1】本発明の方法の実施に用いる水溶性高分子化合
物を間歇的に付着させる装置の一態様を示す概略図であ
る。
物を間歇的に付着させる装置の一態様を示す概略図であ
る。
1 ローラー 2 糸条 3 水溶性高分子化合物溶液を満たした浴槽 4 切欠部(溝)
Claims (3)
- 【請求項1】 交絡糸を経糸として用い、600rpm
以上の高速で製織するに際して、該経糸に常温で液状で
あって、平均分子量5,000〜50,000の水溶性
高分子化合物を間歇的に付着させ、かつ該高分子化合物
の付着量を繊維重量当たり0.1〜3重量%として製織
することを特徴とする高速製織方法。 - 【請求項2】 交絡糸として、その交絡数が10〜30
ケ/mのものを用いる請求項1記載の高速製織方法。 - 【請求項3】 水溶性高分子化合物の付着部の長さを
0.5〜50mmとし、かつ非付着部の長さを5〜50
mmとする請求項1または2記載の高速製織方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4250487A JPH0673636A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 高速製織方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4250487A JPH0673636A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 高速製織方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0673636A true JPH0673636A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17208597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4250487A Withdrawn JPH0673636A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 高速製織方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0673636A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10471482B2 (en) | 2008-04-18 | 2019-11-12 | Oy Halton Group Ltd. | Exhaust apparatus, system, and method for enhanced capture and containment |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP4250487A patent/JPH0673636A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10471482B2 (en) | 2008-04-18 | 2019-11-12 | Oy Halton Group Ltd. | Exhaust apparatus, system, and method for enhanced capture and containment |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |