JP3378181B2 - スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント - Google Patents

スクリーン紗用ポリエステルモノフィラメント

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーン紗用ポ
リエステルモノフィラメントに関する。さらに詳細に
は、製織時における白粉スカムの発生が少なく、品質の
優れたスクリーン紗を効率よく製造することができるポ
リエステルモノフィラメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来ポリエステルモノフィラメント(単
に繊維と称することがある)、特にポリエチレンテレフ
タレートモノフィラメントは、多くの優れた特性を有し
ているため、スクリーン印刷用のスクリーン紗用途に広
く使用されてきた。近年では、エレクトロニクス、高級
印刷などの分野にも進出し、モノフィラメントの細デニ
ール化、高強力化、耐久性などに対する要求が高まって
いる。
【0003】しかしながら、このポリエステルモノフィ
ラメントを用いてスクリーン紗を製織する際には、白粉
スカムが発生して種々の障害を引き起こしやすい。特に
繊度が30デニール未満の細デニールモノフィラメント
を経糸として使用する、260メッシュ以上の高密度ス
クリーン紗を製織する場合に多く発生しやすい。この白
粉スカムは、繰返し行われる筬の擦過により発生するも
のであり、特に破断強度が6.0g/de以上という高
強度ポリエステルモノフィラメントの場合には、通常高
倍率で延伸して高配向・高結晶化させるために、擦過に
よるポリマー削れは著しく増加する。
【0004】このようにして発生した白粉スカムは、筬
羽に付着して生機に経筋斑を発生させたり、一部が織物
中に織り込まれて精密印刷時に欠点の要因になるといっ
た品質問題を引き起こすため、製織を中断して筬羽を清
掃しなければならず、生産効率を著しく悪化させる。
【0005】このような問題を解消するため、繊維と筬
羽間の摩擦抵抗を低減させる処理剤をモノフィラメント
表面に付与する方法が提案されている。例えば、反応性
シリコン樹脂を含有する処理剤を付与する方法(特開昭
58−169540号公報)、および変性シリコンを含
有する処理剤を付与する方法(特開昭61−63775
号公報、特開平6−108318号公報)が提案されて
いる。しかし前者の方法では、繊維表面の擦過によりポ
リマー削れは減少するものの、製糸工程の加熱装置(ロ
ーラ,プレート等)上で架橋反応が起こるため、加熱装
置上に樹脂被膜が固着し、これが熱セット斑の要因とな
って品質斑を発生させやすい。一方、後者の方法でも、
確かにモノフィラメントと筬羽間の摩擦抵抗が低減して
製織時の白粉スカムは減少するが、高級スクリーン印刷
用のスクリーン紗としては未だスカム発生量は多く、さ
らなる改善が要求されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の有する問題点に鑑みなされたもので、その目的は、
スクリーン紗製織時においては白粉スカムの発生が少な
く、且つ得られる紗には経筋などの欠点もなく、品位に
優れた高密度スクリーン紗を製造するのに好適なポリエ
ステルモノフィラメントを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成すべく鋭意検討した結果、ポリエステルモノフィ
ラメントの表面に、特定の成分を含有する油剤を付与す
ることにより、最終的に得られるスクリーン紗の品位が
極めて向上することを見出し、本発明に到達した。
【0008】かくして本発明によれば、ポリエステルモ
ノフィラメント表面に、炭素数10〜24のα−オレフ
ィン/不飽和二塩基酸共重合体エステル化合物を、油剤
有効成分に対して1〜10重量%含有する油剤が付与さ
れていることを特徴とするスクリーン紗用ポリエステル
モノフィラメントが提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のポリエステルモノフィラ
メントとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレートまたはポリブチレンテレフタレート
よりなるモノフィラメントを主たる対象とする。しか
し、これらのポリエステルに物性を損わない範囲で第3
成分を共重合および/または混合したポリエステルより
なるモノフィラメントであってもよい。ポリエステルの
固有粘度(35℃のオルソクロロフェノール溶液で測
定)は、0.5以上、好ましくは0.7〜1.2の範囲
が適当である。また、該モノフィラメントは、マルチフ
ィラメントとして溶融紡糸、延伸した後に分繊しても、
また最初からモノフィラメントとして溶融紡糸、延伸し
てもよい。
【0010】本発明のポリエステルモノフィラメント
は、繊度が30デニール以下であるときに効果が顕著で
あり好ましい。繊度が30デニールを越える場合には、
比較的低メッシュの、高精度の印刷が要求されない分野
のスクリーン紗として利用されることが多いため、厳し
い品質の要求はされない場合が多い。繊度は小さいほど
高精度の印刷を行うには好ましいが、余りに小さくなり
すぎると得られる紗の寸法安定性が低下して高精度の印
刷が困難になるので、6デニール以上が好ましい。
【0011】さらに、本発明のポリエステルモノフィラ
メントは、破断強度が6.0g/de以上、好ましくは
6.0〜7.0g/deで、且つ10%荷伸強度が4.
0g/de以上(荷伸曲線における10%伸長時の引張
強度が4.0g/de以上)、好ましくは4.0〜5.
0g/deの範囲であることが好ましい。ここで破断強
度が6.0g/de未満、10%荷伸強度が4.0g/
de未満のモノフィラメントにあっては、強度が小さい
ために紗製織時の筬による高張力下での擦過により、部
分的に弱い箇所が他より部分的に大きな伸長を受けやす
くなり、得られる紗に経筋斑やたるみなどが発生して、
品位が低下しやすくなる。
【0012】本発明においては、上記のポリエステルモ
ノフィラメント表面には、繊維表面上の油剤の膜強度
(以下油膜強度と称することがある)を強化させるため
に、炭素数10〜24のα−オレフィン/不飽和二塩基
酸共重合体エステル化合物を、油剤有効成分に対して1
〜10重量%、好ましくは2〜8重量%配合した油剤が
付与されていることが肝要である。該共重合体の含有量
が1重量%未満の場合には、油膜強度が低下して、高接
圧下時繊維表面の擦過によるポリマー削れが発生するた
め、前記本発明の目的を達成することができない。一
方、共重合体の含有量が10重量%を越える場合には、
油剤の粘度が高くなりすぎるため、製糸工程や製織準備
工程での摩擦が大きくなって走行糸の乱れが発生し、製
糸工程調子の低下や得られる織物品位の低下を引き起こ
すため好ましくない。
【0013】本発明で用いられるα−オレフィン/不飽
和二塩基酸共重合体エステル化合物としては、α−オレ
フィンと不飽和二塩基酸との共重合体を適当なヒドロキ
シ化合物でエステル化反応させたものであっても、また
α−オレフィンと不飽和二塩基酸エステルとを共重合さ
せたものであってもよい。
【0014】α−オレフィンの炭素数は、あまりに小さ
くなりすぎると、油剤中の平滑剤成分との相溶性が低下
して油膜強度向上効果が小さくなり、一方、炭素数が大
きくなりすぎると入手が困難になるので、10〜24の
範囲が適当であり、12〜18が特に好ましい。他方好
ましく用いられる不飽和二塩基酸としては、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸などが挙げら
れ、なかでもマレイン酸またはフマル酸が好ましい。ま
た、これらの共重合モル比は1:0.7〜0.7:1の
範囲が好ましい。共重合体エステル化合物の分子量は小
さくなりすぎると、製糸工程などでの極圧潤滑性が低下
して単糸切れを起こしやすくなり、また製織工程の織機
上での綜コウや筬との摩擦が増大して単糸切れや断糸を
起こしやすくなる。一方、共重合体エステル化合物の分
子量が大きくなりすぎると、製糸工程や製織準備工程な
どでの摩擦が大きくなって走行糸の乱れが発生し、製糸
工程調子の低下や得られる織物品位の低下が起こりやす
くなる。したがって、共重合体エステル化合物の分子量
は1000〜5000、特に1500〜3000の範囲
が適当である。
【0015】本発明で用いられる油剤は、上記炭素数1
0〜24のα−オレフィン/不飽和二塩基酸共重合体エ
ステル化合物の他に、通常油剤成分として用いられてい
る平滑剤、乳化剤、帯電防止剤、酸化防止剤等を含有す
るが、これらは従来公知のものを適宜選択して使用する
ことができるが、なかでも、平滑剤成分として分子量が
300〜450の脂肪族一塩基酸エステルを50〜70
重量%、乳化剤としてエチレンオキサイド付加多価アル
コールエステルを15〜30重量%、および、アルキレ
ンオキサイド付加アルキルアミノエーテルもしくはアル
キレンオキサイド付加アルキルエーテルを5〜10重量
%を含有する油剤が好ましい。
【0016】ここで脂肪族一塩基酸エステルとは、一価
の脂肪族アルコールと一価の脂肪族カルボン酸とのエス
テル化合物をいい、この分子量が450を越えると走行
糸と製織機糸導等との摩擦が増大して白粉スカムが発生
しやすくなり、一方、分子量が300未満になると、製
糸時の加熱により揮散して発煙を生じ、作業環境汚染の
問題を引き起こしやすくなるので、分子量は350〜4
50の範囲のものが特に好ましい。また、2価以上の多
塩基酸エステルでは、白粉スカム発生の抑制効果が小さ
くなる。
【0017】かかる脂肪族一塩基酸エステルの処理剤有
効成分中に占める割合は、少なすぎると平滑性が不足し
て、製織時の白粉スカム発生が増加すると同時にモノフ
ィラメント製造工程でのトラブルも増加し、一方、多す
ぎると安定した油剤エマルジョンを得ることが困難にな
るので、50〜70重量%の範囲が適当である。
【0018】また、上記平滑剤と併用するアルキレンオ
キサイド付加多価アルコールエステルは、脂肪族一塩基
酸エステルの乳化性に優れ、しかも油膜強化剤としての
作用も有するので繊維間の摩擦抵抗も小さくなり、白粉
スカムの発生もより少なくなるので好ましい。
【0019】かかる乳化剤としては、エチレンオキサイ
ド付加トリメチロールプロパンジオレエート、エチレン
オキサイド付加ペンタエリスリトールジオレエート、エ
チレンオキサイド付加ソルビタントリラウレート、エチ
レンオキサイド付加ソルビタントリオレエート、エチレ
ンオキサイド付加グリセリンジオレエート、エチレンオ
キサイド付加水添ヒマシ油トリラウレート等が挙げられ
る。なかでも、エチレンオキサイド付加ソルビタンのト
リエステルまたはエチレンオキサイド付加水添ヒマシ油
のトリエステルが好ましい。かかる剤の油剤中含有量
は、少なすぎると油剤エマルジョンの安定性が低下し、
一方、多くなりすぎると繊維と筬羽の摩擦抵抗が大きく
なりすぎて白粉スカムの抑制が難しくなるので、15〜
30重量%の範囲が適当である。
【0020】さらに、アルキレンオキサイド付加アルキ
ルアミノエーテルもしくはアルキレンオキサイド付加ア
ルキルエーテルは、前記脂肪族一塩基酸エステルの乳化
作用を有すると同時に、油剤の繊維表面への濡れ性を向
上させて、油剤の付着斑による製織時の白粉スカム発生
を防止する作用を有する。
【0021】好ましく用いられるアルキレンオキサイド
付加アルキルアミノエーテルとしては、例えばエチレン
オキサイド10モル付加ラウリルアミノエーテル、エチ
レンオキサイド10モル付加ステアリルアミノエーテル
などが挙げられる。またアルキレンオキサイド付加アル
キルエーテルとしては、炭素数8〜15のアルコールに
プロピレンオキサイドおよび/またはエチレンオキサイ
ドを3〜9モル、好ましくは7〜9モル付加させたもの
が挙げられる。ここでアルコールは直鎖状でも分岐状で
もよいが、第2級または第3級、特に第2級のアルコー
ルは、上記の効果がより顕著になるので好ましい。かか
るアルコールとしては、2ーエチルヘキシルアルコー
ル、6ードデシルアルコール、炭素数12〜14の第2
級アルコール等を例示することができる。
【0022】このようなアルキレンオキサイド付加アル
キルアミノエーテルもしくはアルキレンオキサイド付加
アルキルエーテルの油剤中含有量は、少なすぎると油剤
を繊維表面に均一に付着させることが困難となり、一
方、多すぎると摩擦抵抗が大きくなりすぎ、また繊維表
面の油膜強度も低下して製織時の白粉スカムが増大する
ため、5〜10重量%の範囲が適当である。
【0023】上記油剤のモノフィラメントへの付与は、
従来公知の手段いづれをも採用することができるが、な
かでも通常の溶融紡糸工程でエマルジョンの形で付与す
る方法が好ましい。もちろん、延伸・整経の各工程中あ
るいはその前後で、エマルジョンあるいはストレートの
状態で付与してもかまわない。
【0024】油剤のモノフィラメントへの付着量は、あ
まりに少ないと平滑性不足による毛羽、断糸などの問題
が発生しやすく、逆に多すぎると粘性アップによるスカ
ムの発生が増加する傾向にあるので、モノフィラメント
重量を基準として0.1〜0.4重量%(有効成分とし
て)の範囲が特に好ましい。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。なお、実施例中の各特性は下記方法にしたが
った。
【0026】<強伸度> インストロンTM−M型(米国インストロン社製)を使
用し、20℃×65%RHに調節された雰囲気下、測定
フィラメント長20cm、ストレッチ速度100%/分
の条件で、任意の10パーンについて、各パーンとも5
サンプル測定しその平均値で表した。
【0027】<擦過試験> 糸長20mのモノフィラメントを、30cmの間隔で相
対した2本の把持棒に、0.3mmのピッチで平行に3
0往復引掛け、負荷総加重3gの緊張状態で固定し、こ
のモノフィラメントの中央に設置された摺動可能な擦過
用筬羽に通して400回/分の速度で120分間擦過
し、筬羽に付着したスカム量を観察して下記4段階に級
付けをした。 ◎ :白粉スカムが殆ど発生しない ○ :白粉スカムが少ない △ :白粉スカムやや多い × :白粉スカム多い
【0028】[実施例1〜7、比較例1〜2] ポリエチレンテレフタレートを溶融し、孔径が0.65
mmのノズル孔を有する紡糸口金から紡糸温度295
℃、延伸後の繊度が16デニールとなる割合で吐出し、
冷却固化させた後に表2に記載の処理剤(油剤組成は表
1に記載)を繊維重量に対して0.25重量%付着さ
せ、引取速度900m/分で一旦巻取った。得られた未
延伸糸を温度110℃で延伸し、ついで温度190℃で
高温熱処理して、繊度が16デニールで、表2に記載す
る特性を有する各種ポリエステルモノフィラメントを得
た。これらのモノフィラメントの擦過試験結果を表2に
併せて示す。
【0029】また、得られたモノフィラメントを整経
し、経糸本数を10,177本、緯糸には経糸と同じモ
ノフィラメントを用いて180回/分の速度で300メ
ッシュのスクリーン紗を製織した。製織した結果も併せ
て表2示す。
【0030】表中A反率は、白粉スカム詰まりによる経
糸切れ、生機の経筋斑、製織時の筬擦過による経筋、ゆ
るみなどにより判定するもので、これらの少ないものを
A反といい、この割合が88%以上を良好と判定した。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】本発明のスクリ−ン紗用ポリエステルモ
ノフィラメントは、その表面に高接圧下でも平滑性に優
れた特定の油剤が付与されているので、製糸工程での工
程調子を悪化させることなく、製織工程における白粉ス
カムの発生を著しく抑制することができ、品位の良好な
高密度スクリーン印刷に好適な紗を提供することが可能
となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤松 哲也 大阪府茨木市耳原3丁目4番1号 帝人 株式会社 大阪研究センター内 (56)参考文献 特開 昭63−126918(JP,A) 特開 平2−242971(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 13/00 - 15/72

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルモノフィラメントであっ
    て、該モノフィラメントの表面には、炭素数10〜24
    α−オレフィン/不飽和二塩基酸共重合体エステル化
    合物を油剤有効成分に対して1〜10重量%含有する油
    剤が付与されていることを特徴とするスクリーン紗用ポ
    リエステルモノフィラメント。
  2. 【請求項2】 油剤の付着量が、繊維重量に対して0.
    1〜0.4重量%である請求項1記載のスクリーン紗用
    ポリエステルモノフィラメント。
  3. 【請求項3】 ポリエステルモノフィラメントの繊度が
    6〜30デニール、破断強度が6.0〜7.0g/d
    、10%荷伸強度が4.0〜5.0g/deである請
    求項1または2記載のスクリーン紗用ポリエステルモノ
    フィラメント。
  4. 【請求項4】 油剤が、下記(a)〜(c)を含有する
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスクリーン紗
    用ポリエステルモノフィラメント。 (a)分子量300〜450の脂肪族一塩基酸エステル 50〜70重量% (b)エチレンオキサイド付加多価アルコールエステル 15〜30重量% (c)アルキレンオキサイド付加アルキルアミノエーテルまたはアルキレンオキ サイド付加アルキルエーテル 5〜10重量%
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