JPH0673511B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
食器洗浄機Info
- Publication number
- JPH0673511B2 JPH0673511B2 JP63021602A JP2160288A JPH0673511B2 JP H0673511 B2 JPH0673511 B2 JP H0673511B2 JP 63021602 A JP63021602 A JP 63021602A JP 2160288 A JP2160288 A JP 2160288A JP H0673511 B2 JPH0673511 B2 JP H0673511B2
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- Japan
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- washing
- cleaning
- water tank
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は食器洗浄機の改良に関する。
従来、この種の食器洗浄機において、その初回サイクル
に相当する洗浄サイクルでは、洗浄室の底部に位置する
洗浄タンク内に洗浄室を通し給水弁により洗浄水を給湯
し、この給湯の終了に伴い洗浄タンク内の洗浄水を洗浄
ポンプにより汲上げて洗浄ノズルから洗浄室内に噴射循
環させ、かつ当該循環洗浄水に洗剤を混ぜた上で食器を
洗浄した後同循環洗浄水を排水ポンプにより排水し、そ
の後の数回のすすぎサイクルでは、洗剤なしで前記洗浄
サイクルと同様の過程を繰返し食器をすすぎ、かつ最終
のすすぎサイクルで使用した洗浄水を次の洗浄サイクル
の洗浄にそのまま使用するようにしたものがある(例え
ば、特開昭57-175338号公報)。
に相当する洗浄サイクルでは、洗浄室の底部に位置する
洗浄タンク内に洗浄室を通し給水弁により洗浄水を給湯
し、この給湯の終了に伴い洗浄タンク内の洗浄水を洗浄
ポンプにより汲上げて洗浄ノズルから洗浄室内に噴射循
環させ、かつ当該循環洗浄水に洗剤を混ぜた上で食器を
洗浄した後同循環洗浄水を排水ポンプにより排水し、そ
の後の数回のすすぎサイクルでは、洗剤なしで前記洗浄
サイクルと同様の過程を繰返し食器をすすぎ、かつ最終
のすすぎサイクルで使用した洗浄水を次の洗浄サイクル
の洗浄にそのまま使用するようにしたものがある(例え
ば、特開昭57-175338号公報)。
ところで、通常、洗浄サイクルでは、洗剤による汚れの
落ちを一番良くするためには、洗浄水の温度が60(℃)
前後であることが望ましい。一方、各すすぎサイクルで
は、十分な殺菌効果を得るためには、洗浄水の温度が80
(℃)以上であることが望ましい。かかる観点からする
と、上述のように構成すれば、洗浄サイクルにおける洗
浄水の温度及び各すすぎサイクルにおける洗浄水の温度
をそれぞれ洗剤による洗浄及び洗剤なしのすすぎに適し
た温度に維持し得るものと考えられるものの、洗浄が長
時間なされずに洗浄タンク内の洗浄水の温度が不必要に
低下したことに気付かず、そのまま次の洗浄サイクルで
同洗浄水を使用してしまうおそれが生じる。また、上述
の温度低下に気付いたとき適宜な手動スイッチにより洗
浄水を排水することも考えられるが、手動スイッチの操
作が面倒でありその操作を忘れることもある。
落ちを一番良くするためには、洗浄水の温度が60(℃)
前後であることが望ましい。一方、各すすぎサイクルで
は、十分な殺菌効果を得るためには、洗浄水の温度が80
(℃)以上であることが望ましい。かかる観点からする
と、上述のように構成すれば、洗浄サイクルにおける洗
浄水の温度及び各すすぎサイクルにおける洗浄水の温度
をそれぞれ洗剤による洗浄及び洗剤なしのすすぎに適し
た温度に維持し得るものと考えられるものの、洗浄が長
時間なされずに洗浄タンク内の洗浄水の温度が不必要に
低下したことに気付かず、そのまま次の洗浄サイクルで
同洗浄水を使用してしまうおそれが生じる。また、上述
の温度低下に気付いたとき適宜な手動スイッチにより洗
浄水を排水することも考えられるが、手動スイッチの操
作が面倒でありその操作を忘れることもある。
そこで、本発明は、このようなことに対処すべく、食器
洗浄機において、その洗浄タンク内のすすぎ後に残留す
る洗浄水の温度を、洗浄適正温度よりも低下しないよう
に保持しつつ、同洗浄水を、その次の食器洗浄に使用す
るようにしようとするものである。
洗浄機において、その洗浄タンク内のすすぎ後に残留す
る洗浄水の温度を、洗浄適正温度よりも低下しないよう
に保持しつつ、同洗浄水を、その次の食器洗浄に使用す
るようにしようとするものである。
上記目的を達成するために、上記請求項1に記載の第1
発明の構成上の特徴は、第1図(A)に示すように、食
器を収容する洗浄室1aと、洗浄室1a内に設けられて食器
に向けて湯を噴射する洗浄ノズル1bと、洗浄室1a内の底
部に設けられて湯を貯える洗浄湯タンク1cと、洗浄湯タ
ンク1cへの給湯を制御する給湯弁2aと、洗浄湯タンク1c
内の湯を汲み上げて洗浄ノズル1bに供給する洗浄ポンプ
2bと、洗浄湯タンク1c内の湯を外部へ排出する排出ポン
プ2cと、食器の洗浄開始を指示する洗浄開始スイッチ3
と、洗浄開始スイッチ3の操作に応答して洗浄湯タンク
1c内に湯が満たされていないことを条件に湯が満たされ
るまで同給湯弁2aを開いた後に同洗浄ポンプ2b及び排出
ポンプ2cをこの順にそれぞれ所定時間ずつ作動させる一
連の制御を所定回数だけ繰り返させるとともに同所定回
数の最後に一連の制御のうちの排出ポンプの作動のみを
省略する第1制御手段4とを備えた食器洗浄機におい
て、洗浄湯タンク1c内の湯の温度を検出する温度センサ
5aと、洗浄湯タンク1c内に設けられて同洗浄湯タンク1c
内の洗浄湯を加熱する加熱手段5bと、第1制御手段4に
よって前記一連の制御が所定回数だけ繰り返された後に
前記検出された湯の温度が所定温度より低くなったとき
加熱手段5bを作動させて洗浄湯タンク1c内の洗浄湯の温
度を上昇させる第2制御手段6とを備えたことにある。
発明の構成上の特徴は、第1図(A)に示すように、食
器を収容する洗浄室1aと、洗浄室1a内に設けられて食器
に向けて湯を噴射する洗浄ノズル1bと、洗浄室1a内の底
部に設けられて湯を貯える洗浄湯タンク1cと、洗浄湯タ
ンク1cへの給湯を制御する給湯弁2aと、洗浄湯タンク1c
内の湯を汲み上げて洗浄ノズル1bに供給する洗浄ポンプ
2bと、洗浄湯タンク1c内の湯を外部へ排出する排出ポン
プ2cと、食器の洗浄開始を指示する洗浄開始スイッチ3
と、洗浄開始スイッチ3の操作に応答して洗浄湯タンク
1c内に湯が満たされていないことを条件に湯が満たされ
るまで同給湯弁2aを開いた後に同洗浄ポンプ2b及び排出
ポンプ2cをこの順にそれぞれ所定時間ずつ作動させる一
連の制御を所定回数だけ繰り返させるとともに同所定回
数の最後に一連の制御のうちの排出ポンプの作動のみを
省略する第1制御手段4とを備えた食器洗浄機におい
て、洗浄湯タンク1c内の湯の温度を検出する温度センサ
5aと、洗浄湯タンク1c内に設けられて同洗浄湯タンク1c
内の洗浄湯を加熱する加熱手段5bと、第1制御手段4に
よって前記一連の制御が所定回数だけ繰り返された後に
前記検出された湯の温度が所定温度より低くなったとき
加熱手段5bを作動させて洗浄湯タンク1c内の洗浄湯の温
度を上昇させる第2制御手段6とを備えたことにある。
また、上記請求項2に記載した第2発明の構成上の特徴
は、第1(B)図に示すように、前記第1発明の温度セ
ンサ5a及び第2制御手段6に代えて、第1制御手段4に
よって前記一連の制御が所定回数だけ繰り返されてから
の時間を計測するタイマ手段7と、タイマ手段7によっ
て計測された時間が所定時間に達したとき加熱手段5bを
作動させて洗浄湯タンク1c内の洗浄湯の温度を上昇させ
る第2制御手段8とを設けたことにある。
は、第1(B)図に示すように、前記第1発明の温度セ
ンサ5a及び第2制御手段6に代えて、第1制御手段4に
よって前記一連の制御が所定回数だけ繰り返されてから
の時間を計測するタイマ手段7と、タイマ手段7によっ
て計測された時間が所定時間に達したとき加熱手段5bを
作動させて洗浄湯タンク1c内の洗浄湯の温度を上昇させ
る第2制御手段8とを設けたことにある。
(発明の作用効果) 上記のように構成した第1発明においては、洗浄室1a内
に汚れた食器を入れるとともに洗剤を入れて、洗浄開始
スイッチ3を操作すると、第1制御手段4は、洗浄湯タ
ンク1c内に湯が満たされていないことを条件に湯が満た
されるまで給湯弁2aを開いた後に洗浄ポンプ2b及び排出
ポンプ2cをこの順にそれぞれ所定時間ずつ作動させる一
連の制御を所定回数だけ繰り返させる。したがって、洗
浄湯タンク1c内への給湯、洗浄ノズル1bによる食器への
洗浄湯の噴射及び洗浄湯タンク1c内から洗浄湯の排出が
この順に行われて、初回の一連の制御によって食器が洗
剤を含んだ洗浄湯で洗浄された後、2回目以降の一連の
制御によって食器は洗剤を含まない洗浄湯ですすぎ洗い
される。また、第1制御手段4は最後の一連の制御のう
ちの排出ポンプの作動を省略するので、最後にすすぎ洗
いに利用された湯は洗浄湯タンク1c内にそのまま残るこ
とになる。この食器の洗浄後、短時間しか経過していな
くて洗浄湯タンク1c内の湯の温度がまだ高い間は、第2
制御手段4は洗浄ポンプ2b及び排出ポンプ2cを作動させ
ることはないので、洗浄湯タンク1c内の湯はそのまま保
存される。そして、このような状態で洗浄開始スイッチ
3がふたたび操作されると、給湯弁2aが開かれることは
なく、同タンク1c内に残った湯が新たな食器の洗浄に使
われる。この場合、洗浄湯タンク1c内の湯の温度はある
程度高く保たれているとともに、同湯は最後のすすぎ洗
いに使われたものであって汚れていないので、高温及び
清浄な洗浄湯で食器が洗浄される。
に汚れた食器を入れるとともに洗剤を入れて、洗浄開始
スイッチ3を操作すると、第1制御手段4は、洗浄湯タ
ンク1c内に湯が満たされていないことを条件に湯が満た
されるまで給湯弁2aを開いた後に洗浄ポンプ2b及び排出
ポンプ2cをこの順にそれぞれ所定時間ずつ作動させる一
連の制御を所定回数だけ繰り返させる。したがって、洗
浄湯タンク1c内への給湯、洗浄ノズル1bによる食器への
洗浄湯の噴射及び洗浄湯タンク1c内から洗浄湯の排出が
この順に行われて、初回の一連の制御によって食器が洗
剤を含んだ洗浄湯で洗浄された後、2回目以降の一連の
制御によって食器は洗剤を含まない洗浄湯ですすぎ洗い
される。また、第1制御手段4は最後の一連の制御のう
ちの排出ポンプの作動を省略するので、最後にすすぎ洗
いに利用された湯は洗浄湯タンク1c内にそのまま残るこ
とになる。この食器の洗浄後、短時間しか経過していな
くて洗浄湯タンク1c内の湯の温度がまだ高い間は、第2
制御手段4は洗浄ポンプ2b及び排出ポンプ2cを作動させ
ることはないので、洗浄湯タンク1c内の湯はそのまま保
存される。そして、このような状態で洗浄開始スイッチ
3がふたたび操作されると、給湯弁2aが開かれることは
なく、同タンク1c内に残った湯が新たな食器の洗浄に使
われる。この場合、洗浄湯タンク1c内の湯の温度はある
程度高く保たれているとともに、同湯は最後のすすぎ洗
いに使われたものであって汚れていないので、高温及び
清浄な洗浄湯で食器が洗浄される。
一方、前記食器の洗浄後から長時間が経過した場合に
は、洗浄湯タンク1c内の湯の温度が下がる。しかし、こ
の場合には、温度センサ5aにより検出された洗浄湯の温
度が所定温度より低くなり、第2制御手段6が加熱手段
5bを作動させて洗浄湯タンク1c内の湯の温度を上昇させ
る。したがって、次に洗浄開始スイッチ3が操作されて
新たな食器洗浄が行われる場合には、洗剤を含んだ温度
の高い湯で食器が洗浄されることになる。
は、洗浄湯タンク1c内の湯の温度が下がる。しかし、こ
の場合には、温度センサ5aにより検出された洗浄湯の温
度が所定温度より低くなり、第2制御手段6が加熱手段
5bを作動させて洗浄湯タンク1c内の湯の温度を上昇させ
る。したがって、次に洗浄開始スイッチ3が操作されて
新たな食器洗浄が行われる場合には、洗剤を含んだ温度
の高い湯で食器が洗浄されることになる。
その結果、前回の食器洗浄から短時間しか経過していな
い場合でも、前回の食器の洗浄から長時間が経過した場
合でも、使用者が給湯のための操作を新たに行うことな
く、前回のすすぎ湯が洗浄に利用されるとともに、同利
用される洗浄湯の温度はいつも高い温度に保たれている
ので、洗浄湯の節約が常に図られるとともに食器の汚れ
が良好に落とされる。
い場合でも、前回の食器の洗浄から長時間が経過した場
合でも、使用者が給湯のための操作を新たに行うことな
く、前回のすすぎ湯が洗浄に利用されるとともに、同利
用される洗浄湯の温度はいつも高い温度に保たれている
ので、洗浄湯の節約が常に図られるとともに食器の汚れ
が良好に落とされる。
また、上記のように構成した第2発明においては、湯の
温度の代わりに、前回の食器洗浄完了からの時間がタイ
マ手段7によって計測される。そして、この計測された
時間が所定時間に達すると、第2制御手段8が加熱手段
5bを作動させる。この時間の計測は第1発明の洗浄湯タ
ンク1c内の湯の温度が低くなったことを直接的に検出す
ることに対応するので、この第2発明においても、上記
第1発明の同じ効果が期待される。また、この第2発明
によれば、タイマ手段7による時間計測によって残され
た洗浄湯の温度を推定するようにし、このタイマ手段7
は、電気回路に、特にマイクロコンピュータ等にソフト
的又はハード的に簡単に内蔵されるものであるので、洗
浄湯タンク1c内の洗浄水の温度を検出する格別の温度セ
ンサを設ける必要がなく、第1発明の場合よりも装置全
体の構成を簡単にすることができる。
温度の代わりに、前回の食器洗浄完了からの時間がタイ
マ手段7によって計測される。そして、この計測された
時間が所定時間に達すると、第2制御手段8が加熱手段
5bを作動させる。この時間の計測は第1発明の洗浄湯タ
ンク1c内の湯の温度が低くなったことを直接的に検出す
ることに対応するので、この第2発明においても、上記
第1発明の同じ効果が期待される。また、この第2発明
によれば、タイマ手段7による時間計測によって残され
た洗浄湯の温度を推定するようにし、このタイマ手段7
は、電気回路に、特にマイクロコンピュータ等にソフト
的又はハード的に簡単に内蔵されるものであるので、洗
浄湯タンク1c内の洗浄水の温度を検出する格別の温度セ
ンサを設ける必要がなく、第1発明の場合よりも装置全
体の構成を簡単にすることができる。
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第2
図及び第3図は本発明に係る食器洗浄機の全体構成を示
している。この食器洗浄機の本体(以下、洗浄機本体B
という)は、第2図に示すごとく、ハウジング10内にて
このハウジング10の内壁上方部に一体形成した洗浄室20
を有しており、この洗浄室20の周壁上部には給水弁30が
取付けられている。給水弁30は、そのソレノイドSv(第
3図参照)の選択的励磁により開成し、給湯源(図示し
ない)からの80(℃)以上の洗浄水を、洗浄室20を通
し、この洗浄室20の底壁左側部から下方へ延出する洗浄
タンク21内に供給する。なお、第2図にて符号22はすの
こを示し、また符号23は保温用断熱材を示す。
図及び第3図は本発明に係る食器洗浄機の全体構成を示
している。この食器洗浄機の本体(以下、洗浄機本体B
という)は、第2図に示すごとく、ハウジング10内にて
このハウジング10の内壁上方部に一体形成した洗浄室20
を有しており、この洗浄室20の周壁上部には給水弁30が
取付けられている。給水弁30は、そのソレノイドSv(第
3図参照)の選択的励磁により開成し、給湯源(図示し
ない)からの80(℃)以上の洗浄水を、洗浄室20を通
し、この洗浄室20の底壁左側部から下方へ延出する洗浄
タンク21内に供給する。なお、第2図にて符号22はすの
こを示し、また符号23は保温用断熱材を示す。
洗浄タンク21の周壁中央部には、洗浄ポンプ40が断熱材
23を介し取付けられており、この洗浄ポンプ40は、この
洗浄ポンプ40に同軸的に組付けた洗浄電動機Mpにより駆
動されて、洗浄タンク21内の洗浄水を汲上げ、洗浄室20
の底壁中央に軸支した洗浄ノズル50から当該洗浄水を洗
浄室20内に噴射循環させて、洗浄棚60上に載置した各食
器70a,70b,70cを洗浄する。排水ポンプ80は、この排水
ポンプに同軸的に組付けた排水電動機Mdにより駆動され
て、洗浄タンク21の周壁底部から延出する管路21aを通
し洗浄タンク21内の洗浄水を汲出して管路81及び排水管
24から排出する。加熱器Hは、洗浄タンク21内にその周
壁底部から延出しているもので、この加熱器Hは、その
内蔵の加熱コイルCh(第3図参照)の発熱エネルギーに
応じ、洗浄タンク21内の洗浄水を加熱する。なお、排水
管24は、洗浄室20内の洗浄水の溢水分をも排出する役割
を果す。
23を介し取付けられており、この洗浄ポンプ40は、この
洗浄ポンプ40に同軸的に組付けた洗浄電動機Mpにより駆
動されて、洗浄タンク21内の洗浄水を汲上げ、洗浄室20
の底壁中央に軸支した洗浄ノズル50から当該洗浄水を洗
浄室20内に噴射循環させて、洗浄棚60上に載置した各食
器70a,70b,70cを洗浄する。排水ポンプ80は、この排水
ポンプに同軸的に組付けた排水電動機Mdにより駆動され
て、洗浄タンク21の周壁底部から延出する管路21aを通
し洗浄タンク21内の洗浄水を汲出して管路81及び排水管
24から排出する。加熱器Hは、洗浄タンク21内にその周
壁底部から延出しているもので、この加熱器Hは、その
内蔵の加熱コイルCh(第3図参照)の発熱エネルギーに
応じ、洗浄タンク21内の洗浄水を加熱する。なお、排水
管24は、洗浄室20内の洗浄水の溢水分をも排出する役割
を果す。
次に、本実施例の電気回路構成を第3図を参照して説明
すると、操作回路90は、常開型押ボタン式洗浄開始スイ
ッチ91を有しており、この洗浄開始スイッチ91は、その
一端にて接地され、その他端にて抵抗92を介し直流電源
(図示しない)の正側端子に接続されている。しかし
て、洗浄開始スイッチ91の閉成時には、操作回路90が、
洗浄開始スイッチ91と抵抗92との共通端子(以下、出力
端子93という)からローレベルにて洗浄開始信号を発生
する。また、この洗浄開始信号は、洗浄開始スイッチ91
の開成により消滅する。
すると、操作回路90は、常開型押ボタン式洗浄開始スイ
ッチ91を有しており、この洗浄開始スイッチ91は、その
一端にて接地され、その他端にて抵抗92を介し直流電源
(図示しない)の正側端子に接続されている。しかし
て、洗浄開始スイッチ91の閉成時には、操作回路90が、
洗浄開始スイッチ91と抵抗92との共通端子(以下、出力
端子93という)からローレベルにて洗浄開始信号を発生
する。また、この洗浄開始信号は、洗浄開始スイッチ91
の開成により消滅する。
水量検出回路100は、常開型フロートスイッチ101を有し
ており、このフロートスイッチ101は、すのこ22に作動
可能に介装されている(第2図参照)。また、フロート
スイッチ101は、第3図に示すごとく、その一端にて接
地されており、このフロートスイッチ101の他端は、抵
抗102を介し前記直流電源の正側端子に接続されてい
る。しかして、洗浄タンク21内の洗浄水が満水状態に相
当する所定レベルLa以上に達したとき、フロートスイッ
チ101がそのフロートの作動により閉成する。また、洗
浄タンク21内の洗浄水が所定レベルLaよりも低く減少し
たとき、フロートスイッチ101がそのフロートの非作動
状態への復帰により開成する。従って、水量検出回路10
0は、フロートスイッチ101の閉成により、このフロート
スイッチ101と抵抗102との共通端子(以下、出力端子10
3という)からローレベルにて水量検出信号を発生す
る。また、この水量検出信号は、フロート水101の開成
により消滅する。
ており、このフロートスイッチ101は、すのこ22に作動
可能に介装されている(第2図参照)。また、フロート
スイッチ101は、第3図に示すごとく、その一端にて接
地されており、このフロートスイッチ101の他端は、抵
抗102を介し前記直流電源の正側端子に接続されてい
る。しかして、洗浄タンク21内の洗浄水が満水状態に相
当する所定レベルLa以上に達したとき、フロートスイッ
チ101がそのフロートの作動により閉成する。また、洗
浄タンク21内の洗浄水が所定レベルLaよりも低く減少し
たとき、フロートスイッチ101がそのフロートの非作動
状態への復帰により開成する。従って、水量検出回路10
0は、フロートスイッチ101の閉成により、このフロート
スイッチ101と抵抗102との共通端子(以下、出力端子10
3という)からローレベルにて水量検出信号を発生す
る。また、この水量検出信号は、フロート水101の開成
により消滅する。
温度検出回路110は、温度センサ111を有しており、この
温度センサ111は、第2図に示すごとく、洗浄タンク21
の周壁に直接固着されている。また、温度センサ111
は、第3図に示すごとく、その一端にて接地されてお
り、この温度センサ111の他端は抵抗112を介し前記直流
電源の正側端子に接続されている。しかして、温度検出
回路110は、温度センサ111による洗浄タンク21の検出温
度に応じ、前記直流電源からの直流電圧(+Vc)を、温
度センサ111及び抵抗112によって分圧し、この分圧結果
を、洗浄タンク21内の洗浄水の現実の温度に相当するレ
ベルの温度検出信号として、温度センサ111と抵抗112と
の共通端子(以下、出力端子113という)から発生す
る。
温度センサ111は、第2図に示すごとく、洗浄タンク21
の周壁に直接固着されている。また、温度センサ111
は、第3図に示すごとく、その一端にて接地されてお
り、この温度センサ111の他端は抵抗112を介し前記直流
電源の正側端子に接続されている。しかして、温度検出
回路110は、温度センサ111による洗浄タンク21の検出温
度に応じ、前記直流電源からの直流電圧(+Vc)を、温
度センサ111及び抵抗112によって分圧し、この分圧結果
を、洗浄タンク21内の洗浄水の現実の温度に相当するレ
ベルの温度検出信号として、温度センサ111と抵抗112と
の共通端子(以下、出力端子113という)から発生す
る。
マイクロコンピュータ120は、第4図〜第7図に示すフ
ローチャートに従い、操作回路90、水量検出回路100及
び温度検出回路110との協働により、コンピュータプロ
グラムを実行し、この実行中において、各リレーコイル
130a,140a,150aにそれぞれ接続した各駆動回路130,140,
150,160の駆動制御に必要な演算処理を行う。但し、上
述のコンピュータプログラムはマイクロコンピュータ12
0のROMに予め記憶されている。各駆動回路130,140,150,
160は、マイクロコンピュータ120の制御のもとに、各リ
レーコイル130a,140a,150a,160aをそれぞれ選択的に励
磁する。
ローチャートに従い、操作回路90、水量検出回路100及
び温度検出回路110との協働により、コンピュータプロ
グラムを実行し、この実行中において、各リレーコイル
130a,140a,150aにそれぞれ接続した各駆動回路130,140,
150,160の駆動制御に必要な演算処理を行う。但し、上
述のコンピュータプログラムはマイクロコンピュータ12
0のROMに予め記憶されている。各駆動回路130,140,150,
160は、マイクロコンピュータ120の制御のもとに、各リ
レーコイル130a,140a,150a,160aをそれぞれ選択的に励
磁する。
常開型リレースイッチ30bはリレーコイル130aと共にリ
レーを構成するもので、このリレースイッチ130bは、リ
レーコイル130aの励磁下でのみ閉成し商用電源Psからの
給電電圧をソレノイドSvに付与してこれを励磁する。常
開型リレースイッチ140bはリレーコイル140aと共にリレ
ーを構成するもので、このリレースイッチ140bは、リレ
ーコイル140aの励磁下でのみ閉成し商用電源Psからの給
電電圧を洗浄電動機Mpに付与してこれを駆動する。ま
た、常開型リレースイッチ150bは、リレーコイル150aと
共にリレーを構成するもので、このリレースイッチ150b
は、リレーコイル150aの励磁下でのみ閉成し商用電源Ps
からの給電電圧を排水電動機Mdに付与してこれを駆動す
る。また、常開型リレースイッチ160bは、リレーコイル
160aの励磁下でのみ閉成し商用電源Psからの給電電圧を
加熱コイルChに付与してこの加熱コイルChから発熱させ
る。なお、リレースイッチ160bはリレーコイル160aと共
にリレーを構成する。
レーを構成するもので、このリレースイッチ130bは、リ
レーコイル130aの励磁下でのみ閉成し商用電源Psからの
給電電圧をソレノイドSvに付与してこれを励磁する。常
開型リレースイッチ140bはリレーコイル140aと共にリレ
ーを構成するもので、このリレースイッチ140bは、リレ
ーコイル140aの励磁下でのみ閉成し商用電源Psからの給
電電圧を洗浄電動機Mpに付与してこれを駆動する。ま
た、常開型リレースイッチ150bは、リレーコイル150aと
共にリレーを構成するもので、このリレースイッチ150b
は、リレーコイル150aの励磁下でのみ閉成し商用電源Ps
からの給電電圧を排水電動機Mdに付与してこれを駆動す
る。また、常開型リレースイッチ160bは、リレーコイル
160aの励磁下でのみ閉成し商用電源Psからの給電電圧を
加熱コイルChに付与してこの加熱コイルChから発熱させ
る。なお、リレースイッチ160bはリレーコイル160aと共
にリレーを構成する。
このように構成した本実施例において、マイクロコンピ
ュータ120を作動させるとともに操作回路90から洗浄開
始信号を発生させれば、マイクロコンピュータ120が第
4図のフローチャートに従いステップ200にてコンピュ
ータプログラムの実行を開始し、ステップ210にて初期
化し、ステップ220にて操作回路90からの洗浄開始信号
を読込み、この読込内容に基き、ステップ230にて「YE
S」と判別し、ステップ230aにて、加熱コイルChの加熱
に必要な加熱出力信号を消滅状態にし、コンピュータプ
ログラムを洗浄制御ルーティン240に進める(第4図及
び第5図参照)。
ュータ120を作動させるとともに操作回路90から洗浄開
始信号を発生させれば、マイクロコンピュータ120が第
4図のフローチャートに従いステップ200にてコンピュ
ータプログラムの実行を開始し、ステップ210にて初期
化し、ステップ220にて操作回路90からの洗浄開始信号
を読込み、この読込内容に基き、ステップ230にて「YE
S」と判別し、ステップ230aにて、加熱コイルChの加熱
に必要な加熱出力信号を消滅状態にし、コンピュータプ
ログラムを洗浄制御ルーティン240に進める(第4図及
び第5図参照)。
すると、マイクロコンピュータ120が、同洗浄制御ルー
ティン240の実行をステップ240aにて開始し、ステップ2
41にて、給水弁30のソレノイドSvの励磁に必要なソレノ
イド励磁出力信号を発生し、これに応答して駆動回路13
0がリレーコイル130aを励磁し、リレースイッチ30bが閉
成し、給水弁30がソレノイドSvの励磁により閉成し前記
給湯源からの洗浄水を洗浄室20を介し洗浄タンク21内に
供給する。しかして、ステップ243における「NO」との
判別の繰返し中において、水量検出回路100が水量検出
信号を生じると、マイクロコンピュータ120が、同水量
検出信号をステップ242にて読込み、この読込み結果に
基きステップ243にて「YES」と判別し、かつステップ24
3aにてソレノイド励磁出力信号を消滅させる。このた
め、駆動回路130が同消滅に基きリレーコイル130aを消
磁し、リレースイッチ130bが開成し、給水弁30がソレノ
イドSvの消磁により閉成して前記給湯源から洗浄室20へ
の給水を停止する。これにより、洗浄タンク21内には洗
浄水が満水状態にて維持される。なお、ステップ243に
おける所定レベルLaはマイクロコンピュータ120のROMに
予め記憶されている。
ティン240の実行をステップ240aにて開始し、ステップ2
41にて、給水弁30のソレノイドSvの励磁に必要なソレノ
イド励磁出力信号を発生し、これに応答して駆動回路13
0がリレーコイル130aを励磁し、リレースイッチ30bが閉
成し、給水弁30がソレノイドSvの励磁により閉成し前記
給湯源からの洗浄水を洗浄室20を介し洗浄タンク21内に
供給する。しかして、ステップ243における「NO」との
判別の繰返し中において、水量検出回路100が水量検出
信号を生じると、マイクロコンピュータ120が、同水量
検出信号をステップ242にて読込み、この読込み結果に
基きステップ243にて「YES」と判別し、かつステップ24
3aにてソレノイド励磁出力信号を消滅させる。このた
め、駆動回路130が同消滅に基きリレーコイル130aを消
磁し、リレースイッチ130bが開成し、給水弁30がソレノ
イドSvの消磁により閉成して前記給湯源から洗浄室20へ
の給水を停止する。これにより、洗浄タンク21内には洗
浄水が満水状態にて維持される。なお、ステップ243に
おける所定レベルLaはマイクロコンピュータ120のROMに
予め記憶されている。
ステップ243aにおける演算後、マイクロコンピュータ12
0は、ステップ243bにて、洗浄電動機Mpの駆動に必要な
洗浄出力信号を発生するとともに、タイマ(マイクロコ
ンピュータ120に内蔵)をリセット始動させる。する
と、駆動回路140がマイクロコンピュータ120からの洗浄
出力信号に応答してリレーコイル140aを励磁し、リレー
スイッチ140bが閉成し、洗浄ポンプ40が洗浄電動機Mpに
より駆動されて洗浄タンク21内の洗浄水を汲上げて洗浄
ノズル50から洗浄室20内に噴射循環させる。これによ
り、各食器70a〜70bは、洗剤混入による洗浄水により洗
浄される。また、前記タイマはそのリセット始動により
計時し始める。
0は、ステップ243bにて、洗浄電動機Mpの駆動に必要な
洗浄出力信号を発生するとともに、タイマ(マイクロコ
ンピュータ120に内蔵)をリセット始動させる。する
と、駆動回路140がマイクロコンピュータ120からの洗浄
出力信号に応答してリレーコイル140aを励磁し、リレー
スイッチ140bが閉成し、洗浄ポンプ40が洗浄電動機Mpに
より駆動されて洗浄タンク21内の洗浄水を汲上げて洗浄
ノズル50から洗浄室20内に噴射循環させる。これによ
り、各食器70a〜70bは、洗剤混入による洗浄水により洗
浄される。また、前記タイマはそのリセット始動により
計時し始める。
しかして、前記タイマの計時値Tが所定洗浄時間Tp(マ
イクロコンピュータ120のROMに予め記憶済み)に達する
と、洗浄終了との判断のもとに、マイクロコンピュータ
120が、ステップ244にて「YES」と判別し、ステップ244
aにて、洗浄出力信号を消滅させ、これに応答して駆動
回路140がリレーコイル140aを消磁し、洗浄ポンプ40
が、リレースイッチ140bの閉成に伴う洗浄電動機Mpの停
止により洗浄水の汲上げを停止する。
イクロコンピュータ120のROMに予め記憶済み)に達する
と、洗浄終了との判断のもとに、マイクロコンピュータ
120が、ステップ244にて「YES」と判別し、ステップ244
aにて、洗浄出力信号を消滅させ、これに応答して駆動
回路140がリレーコイル140aを消磁し、洗浄ポンプ40
が、リレースイッチ140bの閉成に伴う洗浄電動機Mpの停
止により洗浄水の汲上げを停止する。
然る後、マイクロコンピュータ120が、ステップ244bに
て、排水電動機Mdの駆動に必要な排水出力信号を発生す
るとともに、前記タイマをリセット始動させる。する
と、駆動回路150がマイクロコンピュータ120からの排水
出力信号に応答してリレーコイル150aを励磁し、リレー
スイッチ150bが閉成し、排水ポンプ80が排水電動機Mdに
より駆動されて洗浄タンク21内の洗浄水を汲出して管路
81及び排水管24から排出する。また、前記タイマがその
リセット始動により計時し始める。しかして、このタイ
マの計時値Tが所定排水時間Td(マイクロコンピュータ
120のROMに予め記憶済み)に達すると、排水終了との判
断のもとに、マイクロコンピュータ120が、ステップ245
にて「YES」と判別し、ステップ245aにて排水出力信号
を消滅させ、駆動回路150がリレーコイル150aを消磁
し、排水ポンプ80が、リレースイッチ150bの開成に伴う
排水電動機Mdの停止により洗浄水の排出を停止する。
て、排水電動機Mdの駆動に必要な排水出力信号を発生す
るとともに、前記タイマをリセット始動させる。する
と、駆動回路150がマイクロコンピュータ120からの排水
出力信号に応答してリレーコイル150aを励磁し、リレー
スイッチ150bが閉成し、排水ポンプ80が排水電動機Mdに
より駆動されて洗浄タンク21内の洗浄水を汲出して管路
81及び排水管24から排出する。また、前記タイマがその
リセット始動により計時し始める。しかして、このタイ
マの計時値Tが所定排水時間Td(マイクロコンピュータ
120のROMに予め記憶済み)に達すると、排水終了との判
断のもとに、マイクロコンピュータ120が、ステップ245
にて「YES」と判別し、ステップ245aにて排水出力信号
を消滅させ、駆動回路150がリレーコイル150aを消磁
し、排水ポンプ80が、リレースイッチ150bの開成に伴う
排水電動機Mdの停止により洗浄水の排出を停止する。
このように洗浄制御ルーティン240の実行が終了する
と、マイクロコンピュータ120がコンピュータプログラ
ムをすすぎ制御ルーティン250(第4図参照)に進め
る。すると、マイクロコンピュータ120が、第6図のフ
ローチャートに従い、すすぎ制御ルーティン250の実行
をステップ250aにて開始し、各ステップ251〜254aにお
いて、各ステップ241〜244a(第5図参照)における演
算処理と同様の演算処理を行う。これによって、給水弁
30を介する洗浄タンク21への洗浄水の供給が満水状態に
なるまで行なわれた後、洗浄ポンプ40により洗浄タンク
21から汲出される洗浄水が洗浄ノズル50から洗浄室20内
に噴射循環せられて各食器70a〜70cを洗剤なしの状態で
すすぐ。
と、マイクロコンピュータ120がコンピュータプログラ
ムをすすぎ制御ルーティン250(第4図参照)に進め
る。すると、マイクロコンピュータ120が、第6図のフ
ローチャートに従い、すすぎ制御ルーティン250の実行
をステップ250aにて開始し、各ステップ251〜254aにお
いて、各ステップ241〜244a(第5図参照)における演
算処理と同様の演算処理を行う。これによって、給水弁
30を介する洗浄タンク21への洗浄水の供給が満水状態に
なるまで行なわれた後、洗浄ポンプ40により洗浄タンク
21から汲出される洗浄水が洗浄ノズル50から洗浄室20内
に噴射循環せられて各食器70a〜70cを洗剤なしの状態で
すすぐ。
すすぎ制御ルーティン250がステップ254bに進むと、マ
イクロコンピュータ120が、ステップ254bにて、ステッ
プ210において零と初期化済みの回数データNを「1」
と更新し、ステップ255にてN=1に基き「NO」と判別
し、然る後、各ステップ255a〜256aにおいて、各ステッ
プ244b〜255aにおける演算処理と同様の演算処理を行
う。これにより、洗浄タンク21内の洗浄水が排水ポンプ
80によって上述と同様に排出される。
イクロコンピュータ120が、ステップ254bにて、ステッ
プ210において零と初期化済みの回数データNを「1」
と更新し、ステップ255にてN=1に基き「NO」と判別
し、然る後、各ステップ255a〜256aにおいて、各ステッ
プ244b〜255aにおける演算処理と同様の演算処理を行
う。これにより、洗浄タンク21内の洗浄水が排水ポンプ
80によって上述と同様に排出される。
このようにして第1回目のすすぎ排水を終了すると、マ
イクロコンピュータ120が、再び、各ステップ251〜254b
における演算処理を行い、各食器70a〜70cの第2回目の
すすぎを上述と同様にして行う。ついで、すすぎ洗浄ル
ーティン250がステップ254bに進むと、マイクロコンピ
ュータ120がステップ254bにてN=2と更新し、ステッ
プ255にて、N=2に基き「YES」と判別する。換言すれ
ば、マイクロコンピュータ120が、N=2の成立を前提
に、すすぎ洗浄ルーティン250を、ステップ255からステ
ップ255aへの移行を禁止した上で、ステップ220(第4
図参照)に進める。このため、各食器70a〜70cの第2回
目のすすぎのために使用された洗浄水は、すすぎ中に排
水管24から流出した部分を除き、洗浄タンク21内に貯わ
えられたままとなる。また、この洗浄タンク21内の洗浄
水の温度は、各食器70a〜70cのすすぎ中に徐々に低下
し、すすぎ終了時には、60℃前後に低下する。
イクロコンピュータ120が、再び、各ステップ251〜254b
における演算処理を行い、各食器70a〜70cの第2回目の
すすぎを上述と同様にして行う。ついで、すすぎ洗浄ル
ーティン250がステップ254bに進むと、マイクロコンピ
ュータ120がステップ254bにてN=2と更新し、ステッ
プ255にて、N=2に基き「YES」と判別する。換言すれ
ば、マイクロコンピュータ120が、N=2の成立を前提
に、すすぎ洗浄ルーティン250を、ステップ255からステ
ップ255aへの移行を禁止した上で、ステップ220(第4
図参照)に進める。このため、各食器70a〜70cの第2回
目のすすぎのために使用された洗浄水は、すすぎ中に排
水管24から流出した部分を除き、洗浄タンク21内に貯わ
えられたままとなる。また、この洗浄タンク21内の洗浄
水の温度は、各食器70a〜70cのすすぎ中に徐々に低下
し、すすぎ終了時には、60℃前後に低下する。
かかる段階において、操作回路90からの洗浄開始信号が
発生したままであれば、マイクロコンピュータ120が、
上述と同様に、ステップ230における「YES」との判別
後、洗浄制御ルーティン240の実行に移行する。また、
このとき、上述の食器70a〜70cに代えて、高温では落ち
にくい汚れの付着した他の食器を洗浄棚60に載置するも
のとする。しかして、マイクロコンピュータ120が、第
5図のフローチャートに従い上述と同様に各ステップ24
1〜243aにおける演算処理を行い、洗浄タンク21内の洗
浄水の不足分を補給する。これにより、洗浄タンク21内
には、60℃前後の洗浄水が満水状態に維持されることと
なる。
発生したままであれば、マイクロコンピュータ120が、
上述と同様に、ステップ230における「YES」との判別
後、洗浄制御ルーティン240の実行に移行する。また、
このとき、上述の食器70a〜70cに代えて、高温では落ち
にくい汚れの付着した他の食器を洗浄棚60に載置するも
のとする。しかして、マイクロコンピュータ120が、第
5図のフローチャートに従い上述と同様に各ステップ24
1〜243aにおける演算処理を行い、洗浄タンク21内の洗
浄水の不足分を補給する。これにより、洗浄タンク21内
には、60℃前後の洗浄水が満水状態に維持されることと
なる。
然る後、マイクロコンピュータ120が各ステップ243b〜2
44aにおける演算処理を上述と同様に行うとともに、洗
浄ポンプ40が洗浄タンク21内の洗浄水を洗浄ノズル50か
ら洗浄室20内に噴射循環させる。このため、前記他の食
器が60℃前後の洗浄水により洗剤混入のもとに洗浄され
ることとなる。その結果、前記他の食器に付着した高温
では落ちにくい汚れが容易にしかも確実に落ち得る。こ
のようにして洗浄した後は、マイクロコンピュータ120
が、各ステップ244b〜245aにおける演算処理及びすすぎ
制御ルーティン250における演算処理を行い、上述と同
様の排水、すすぎ等を達成する。
44aにおける演算処理を上述と同様に行うとともに、洗
浄ポンプ40が洗浄タンク21内の洗浄水を洗浄ノズル50か
ら洗浄室20内に噴射循環させる。このため、前記他の食
器が60℃前後の洗浄水により洗剤混入のもとに洗浄され
ることとなる。その結果、前記他の食器に付着した高温
では落ちにくい汚れが容易にしかも確実に落ち得る。こ
のようにして洗浄した後は、マイクロコンピュータ120
が、各ステップ244b〜245aにおける演算処理及びすすぎ
制御ルーティン250における演算処理を行い、上述と同
様の排水、すすぎ等を達成する。
以上の説明から理解されるとおり第2回目のすすぎに使
用する洗浄水の温度がすすぎ終了時には60℃前後に低下
することに着目して、当該洗浄水を排水することなく洗
浄タンク21内に貯えて次の食器の洗剤混入による洗浄に
利用するようにしたので、節水に役立つのは勿論のこ
と、食器の洗浄時には、洗剤混入による洗浄に適した温
度(60℃前後)の洗浄水を確保し、かつ、食器のすすぎ
時には、すすぎに適した温度(80℃前後)の洗浄水を確
保して、食器の落ちにくい汚れの除去及び殺菌を伴うす
すぎを確実に実現できる。
用する洗浄水の温度がすすぎ終了時には60℃前後に低下
することに着目して、当該洗浄水を排水することなく洗
浄タンク21内に貯えて次の食器の洗剤混入による洗浄に
利用するようにしたので、節水に役立つのは勿論のこ
と、食器の洗浄時には、洗剤混入による洗浄に適した温
度(60℃前後)の洗浄水を確保し、かつ、食器のすすぎ
時には、すすぎに適した温度(80℃前後)の洗浄水を確
保して、食器の落ちにくい汚れの除去及び殺菌を伴うす
すぎを確実に実現できる。
また、ステップ255における「YES」との判別後、ステッ
プ230における判別が「NO」となった場合には、マイク
ロコンピュータ120が保温判定ルーティン260(第4図参
照)の実行に移行する。すると、マイクロコンピュータ
120が、第7図のフローチャートに従い、保温判定ルー
ティン260の実行をステップ260aにて開始し、ステップ2
61にて水量検出回路100からの水量検出信号を読込む。
現段階において、水量検出回路100から水量検出信号が
発生していなければ、マイクロコンピュータ120がステ
ップ262にて「NO」と判別する。
プ230における判別が「NO」となった場合には、マイク
ロコンピュータ120が保温判定ルーティン260(第4図参
照)の実行に移行する。すると、マイクロコンピュータ
120が、第7図のフローチャートに従い、保温判定ルー
ティン260の実行をステップ260aにて開始し、ステップ2
61にて水量検出回路100からの水量検出信号を読込む。
現段階において、水量検出回路100から水量検出信号が
発生していなければ、マイクロコンピュータ120がステ
ップ262にて「NO」と判別する。
一方、ステップ262における判別が「YES」になる場合に
は、マイクロコンピュータ120がステップ262aにて、温
度検出回路110からの温度ディジタル信号の値をディジ
タル温度Dにディジタル変換し、このディジタル温度D
を基準温度Doとステップ263において比較判別する。但
し、基準温度Doは、60℃前後の値としてマイクロコンピ
ュータ120のROMに予め記憶されている。しかして、D≧
Doが成立すれば、洗浄タンク21内の洗浄水の温度が60℃
前後の値を維持しているとの判断のもとに、マイクロコ
ンピュータ120がステップ263にて「YES」と判別する。
逆に、D<Doが成立する場合には、洗浄タンク21内の洗
浄水の温度が、洗浄に適さない値に低下しているとの判
断のもとに、マイクロコンピュータ120が、ステップ263
にて「NO」と判別する。
は、マイクロコンピュータ120がステップ262aにて、温
度検出回路110からの温度ディジタル信号の値をディジ
タル温度Dにディジタル変換し、このディジタル温度D
を基準温度Doとステップ263において比較判別する。但
し、基準温度Doは、60℃前後の値としてマイクロコンピ
ュータ120のROMに予め記憶されている。しかして、D≧
Doが成立すれば、洗浄タンク21内の洗浄水の温度が60℃
前後の値を維持しているとの判断のもとに、マイクロコ
ンピュータ120がステップ263にて「YES」と判別する。
逆に、D<Doが成立する場合には、洗浄タンク21内の洗
浄水の温度が、洗浄に適さない値に低下しているとの判
断のもとに、マイクロコンピュータ120が、ステップ263
にて「NO」と判別する。
上述のようにステップ262における「NO」との判別後、
或いはステップ263における「YES」との判別後、マイク
ロコンピュータ120がステップ263aにて加熱出力信号を
消滅状態にし、コンピュータプログラムをステップ220
に進める。かかる場合、ステップ262からステップ263a
への移行は洗浄タンク21内の洗浄水の量が不足すること
に対応し、一方、ステップ263からステップ263aへの移
行は洗浄タンク21内の洗浄水の温度が適正であることに
対応する。また、上述のようにステップ263における判
別が「NO」となる場合には、マイクロコンピュータ120
がステップ263bにて加熱出力信号を発生し、これに応答
して駆動回路160がリレーコイル160aを励磁し、リレー
コイル160bが閉成し商用電源Psからの給電電圧を加熱コ
イルChに付与する。このため、加熱器Hが加熱コイルCh
の発熱に応じ洗浄タンク21内の洗浄水を加熱する。
或いはステップ263における「YES」との判別後、マイク
ロコンピュータ120がステップ263aにて加熱出力信号を
消滅状態にし、コンピュータプログラムをステップ220
に進める。かかる場合、ステップ262からステップ263a
への移行は洗浄タンク21内の洗浄水の量が不足すること
に対応し、一方、ステップ263からステップ263aへの移
行は洗浄タンク21内の洗浄水の温度が適正であることに
対応する。また、上述のようにステップ263における判
別が「NO」となる場合には、マイクロコンピュータ120
がステップ263bにて加熱出力信号を発生し、これに応答
して駆動回路160がリレーコイル160aを励磁し、リレー
コイル160bが閉成し商用電源Psからの給電電圧を加熱コ
イルChに付与する。このため、加熱器Hが加熱コイルCh
の発熱に応じ洗浄タンク21内の洗浄水を加熱する。
このように、第2回目のすすぎ終了後洗浄タンク21内に
残留する洗浄水の温度が不必要に低下することがあって
も、当該残留洗浄水が加熱器Hの加熱により即座に自動
的に洗浄適正温度に上昇維持されるので、余分な操作を
伴うことなく、洗浄タンク1b内の残留洗浄水の温度を常
に自動的に適正洗浄温度に保持しつつその次の食器洗浄
に同洗浄水を使用できる。従って、不必要に温度が低下
した洗浄タンク21内の残留洗浄水がその後の食器洗浄に
誤まって使用されるというようなことはない。
残留する洗浄水の温度が不必要に低下することがあって
も、当該残留洗浄水が加熱器Hの加熱により即座に自動
的に洗浄適正温度に上昇維持されるので、余分な操作を
伴うことなく、洗浄タンク1b内の残留洗浄水の温度を常
に自動的に適正洗浄温度に保持しつつその次の食器洗浄
に同洗浄水を使用できる。従って、不必要に温度が低下
した洗浄タンク21内の残留洗浄水がその後の食器洗浄に
誤まって使用されるというようなことはない。
次に、前記実施例の変形例について説明すると、この変
形例においては、第6図のフローチャートの一部を第8
図に示すごとく変更し、かつ第7図のフローチャートを
第9図に示すごとく変更したことにその構成上の特徴が
ある。なお、その他の構成は、温度検出回路110を省略
する点を除き、前記実施例と実質的に同様である。
形例においては、第6図のフローチャートの一部を第8
図に示すごとく変更し、かつ第7図のフローチャートを
第9図に示すごとく変更したことにその構成上の特徴が
ある。なお、その他の構成は、温度検出回路110を省略
する点を除き、前記実施例と実質的に同様である。
以上のように構成した本変形例において、前記実施例と
同様に、コンピュータプログラムがすすぎ制御ルーティ
ン250のステップ255(第6図及び第8図参照)に進んだ
とき「YES」との判別がなされれば、マイクロコンピュ
ータ120が、ステップ255bにて、他のタイマ(以下、第
2タイマという)をリセット始動させる。これにより、
この第2タイマが計時を開始する。なお、同第2タイマ
はマイクロコンピュータ120に内蔵されている。
同様に、コンピュータプログラムがすすぎ制御ルーティ
ン250のステップ255(第6図及び第8図参照)に進んだ
とき「YES」との判別がなされれば、マイクロコンピュ
ータ120が、ステップ255bにて、他のタイマ(以下、第
2タイマという)をリセット始動させる。これにより、
この第2タイマが計時を開始する。なお、同第2タイマ
はマイクロコンピュータ120に内蔵されている。
然る後、前記実施例と同様に、コンピュータプログラム
が保温判定ルーティン260のステップ262(第7図及び第
9図参照)に進んだとき「YES」との判別がなされれ
ば、マイクロコンピュータ120がステップ263Aにおける
判別に移行する。しかして、前記第2タイマの計時値T
αが所定時間Tαo(=60分)以下であれば、洗浄タン
ク21内の洗浄水の温度が60℃前後の値を維持しているも
のとの判断のもとに、マイクロコンピュータ120がステ
ップ263Aにて「NO」と判別する。一方、Tα>Tαoが
成立する場合には、洗浄タンク21内の洗浄水の温度が洗
浄に適さない温度に低下しているとの判断のもとに、マ
イクロコンピュータ120が、ステップ263Aにて「YES」と
判別する。
が保温判定ルーティン260のステップ262(第7図及び第
9図参照)に進んだとき「YES」との判別がなされれ
ば、マイクロコンピュータ120がステップ263Aにおける
判別に移行する。しかして、前記第2タイマの計時値T
αが所定時間Tαo(=60分)以下であれば、洗浄タン
ク21内の洗浄水の温度が60℃前後の値を維持しているも
のとの判断のもとに、マイクロコンピュータ120がステ
ップ263Aにて「NO」と判別する。一方、Tα>Tαoが
成立する場合には、洗浄タンク21内の洗浄水の温度が洗
浄に適さない温度に低下しているとの判断のもとに、マ
イクロコンピュータ120が、ステップ263Aにて「YES」と
判別する。
上述のようにステップ262或いは263Aにおける「NO」と
の判別後、マイクロコンピュータ120がステップ263aに
て加熱出力信号を消滅状態にし、コンピュータプログラ
ムをステップ220に進める。かかる場合、ステップ262か
らステップ263aへの移行は洗浄タンク21内の洗浄水の量
が不足することに対応し、一方、ステップ263Aからステ
ップ263aへの移行は洗浄タンク21内の洗浄水の温度が適
正であることに対応する。また、上述のようにステップ
263Aにおける判別が「YES」となる場合には、マイクロ
コンピュータ120がステップ263bにて加熱出力信号を発
生し、これに応答して駆動回路160がリレーコイル160a
を励磁し、リレーコイル160bが閉成し商用電源Psからの
給電電圧を加熱コイルChに付与する。このため、加熱器
Hが加熱コイルChの発熱に応じ洗浄タンク21内の洗浄水
を加熱する。
の判別後、マイクロコンピュータ120がステップ263aに
て加熱出力信号を消滅状態にし、コンピュータプログラ
ムをステップ220に進める。かかる場合、ステップ262か
らステップ263aへの移行は洗浄タンク21内の洗浄水の量
が不足することに対応し、一方、ステップ263Aからステ
ップ263aへの移行は洗浄タンク21内の洗浄水の温度が適
正であることに対応する。また、上述のようにステップ
263Aにおける判別が「YES」となる場合には、マイクロ
コンピュータ120がステップ263bにて加熱出力信号を発
生し、これに応答して駆動回路160がリレーコイル160a
を励磁し、リレーコイル160bが閉成し商用電源Psからの
給電電圧を加熱コイルChに付与する。このため、加熱器
Hが加熱コイルChの発熱に応じ洗浄タンク21内の洗浄水
を加熱する。
このように、第2回目のすすぎ終了後洗浄タンク21内に
残留する洗浄水の温度が不必要に低下することがあって
も、当該残留洗浄水が加熱器Hの加熱により即座に自動
的に洗浄適正温度に上昇維持されるので、余分な操作を
伴うことなく、洗浄タンク1b内の残留洗浄水の温度を常
に自動的に適正洗浄温度に保持しつつその次の食器洗浄
に同洗浄水を使用できる。従って、不必要に温度が低下
した洗浄タンク21内の残留洗浄水がその後の食器洗浄に
誤まって使用されるというようなことはない。
残留する洗浄水の温度が不必要に低下することがあって
も、当該残留洗浄水が加熱器Hの加熱により即座に自動
的に洗浄適正温度に上昇維持されるので、余分な操作を
伴うことなく、洗浄タンク1b内の残留洗浄水の温度を常
に自動的に適正洗浄温度に保持しつつその次の食器洗浄
に同洗浄水を使用できる。従って、不必要に温度が低下
した洗浄タンク21内の残留洗浄水がその後の食器洗浄に
誤まって使用されるというようなことはない。
ここで、上述の所定時間Tαoの決定根拠について説明
する。第2回目のすすぎ終了後の洗浄タンク21内の洗浄
水の温度の低下状況を実験により調べたところ、この洗
浄水の温度の低下状況は、第10図に示す特性曲線Lによ
り特定されることが確認できた。これによれば、第2回
目のすすぎが特性曲線L上の点La(時刻零分に対応)に
て終了するものとすると、その後、洗浄水の温度がほぼ
直線的に低下し、50(℃)に達した時60(分)だけ経過
することが分かる。従って、洗浄水の温度が50(℃)未
満の範囲(第10図にて符号A参照)の時洗浄に適さない
ことを考慮すれば、所定時間Tαoは例えば60(分)と
定めてもよいことが理解される。
する。第2回目のすすぎ終了後の洗浄タンク21内の洗浄
水の温度の低下状況を実験により調べたところ、この洗
浄水の温度の低下状況は、第10図に示す特性曲線Lによ
り特定されることが確認できた。これによれば、第2回
目のすすぎが特性曲線L上の点La(時刻零分に対応)に
て終了するものとすると、その後、洗浄水の温度がほぼ
直線的に低下し、50(℃)に達した時60(分)だけ経過
することが分かる。従って、洗浄水の温度が50(℃)未
満の範囲(第10図にて符号A参照)の時洗浄に適さない
ことを考慮すれば、所定時間Tαoは例えば60(分)と
定めてもよいことが理解される。
第1図は特許請求の範囲に記載の発明の構成に対する対
応図、第2図及び第3図は本発明の一実施例を示す全体
構成図、第4図〜第7図は第3図のマイクロコンピュー
タの作用を示すフローチャート、第8図は第6図のフロ
ーチャートの変形例を示す要部フローチャート、第9図
は第7図のフローチャートの変形例を示すフローチャー
ト、並びに第10図は洗浄タンク内の洗浄水の温度の第2
回目のすすぎ終了後の低下状況説明図である。 符号の説明 B……洗浄機本体、Ch……加熱コイル、H……加熱器、
Md……排水電動機、Mp……洗浄電動機、Sv……ソレノイ
ド、20……洗浄室、21……洗浄タンク、30……給水弁、
40……洗浄ポンプ、50……洗浄ノズル、70a〜70c……食
器、80……排出ポンプ、120……マイクロコンピュー
タ、130,140,150,160……駆動回路、130a,140a,150a,16
0a……リレーコイル、130b,140b,150b160b……リレース
イッチ。
応図、第2図及び第3図は本発明の一実施例を示す全体
構成図、第4図〜第7図は第3図のマイクロコンピュー
タの作用を示すフローチャート、第8図は第6図のフロ
ーチャートの変形例を示す要部フローチャート、第9図
は第7図のフローチャートの変形例を示すフローチャー
ト、並びに第10図は洗浄タンク内の洗浄水の温度の第2
回目のすすぎ終了後の低下状況説明図である。 符号の説明 B……洗浄機本体、Ch……加熱コイル、H……加熱器、
Md……排水電動機、Mp……洗浄電動機、Sv……ソレノイ
ド、20……洗浄室、21……洗浄タンク、30……給水弁、
40……洗浄ポンプ、50……洗浄ノズル、70a〜70c……食
器、80……排出ポンプ、120……マイクロコンピュー
タ、130,140,150,160……駆動回路、130a,140a,150a,16
0a……リレーコイル、130b,140b,150b160b……リレース
イッチ。
Claims (2)
- 【請求項1】食器を収容する洗浄室と、前記洗浄室内に
設けられて食器に向けて湯を噴射する洗浄ノズルと、前
記洗浄室内の底部に設けられて湯を貯える洗浄湯タンク
と、前記洗浄湯タンクへの給湯を制御する給湯弁と、前
記洗浄湯タンク内の湯を汲み上げて前記洗浄ノズルに供
給する洗浄ポンプと、前記洗浄湯タンク内の湯を外部へ
排出する排出ポンプと、食器の洗浄開始を指示する洗浄
開始スイッチと、前記洗浄開始スイッチの操作に応答し
て前記洗浄湯タンク内に湯が満たされていないことを条
件に湯が満たされるまで前記給湯弁を開いた後に前記洗
浄ポンプ及び排出ポンプをこの順にそれぞれ所定時間ず
つ作動させる一連の制御を所定回数だけ繰り返させると
ともに同所定回数の最後に一連の制御のうちの排出ポン
プの作動のみを省略する第1制御手段とを備えた食器洗
浄機において、 前記洗浄湯タンク内の湯の温度を検出する温度センサ
と、 前記洗浄湯タンク内に設けられて同洗浄湯タンク内の洗
浄湯を加熱する加熱手段と、 前記第1制御手段によって前記一連の制御が所定回数だ
け繰り返された後に前記検出された湯の温度が所定温度
より低くなったとき前記加熱手段を作動させて前記洗浄
湯タンク内の洗浄湯の温度を上昇させる第2制御手段と
を設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 【請求項2】食器を収容する洗浄室と、前記洗浄室内に
設けられて食器に向けて湯を噴射する洗浄ノズルと、前
記洗浄室内の底部に設けられて湯を貯える洗浄湯タンク
と、前記洗浄湯タンクへの給湯を制御する給湯弁と、前
記洗浄湯タンク内の湯を汲み上げて前記洗浄ノズルに供
給する洗浄ポンプと、前記洗浄湯タンク内の湯を外部へ
排出する排出ポンプと、食器の洗浄開始を指示する洗浄
開始スイッチと、前記洗浄開始スイッチの操作に応答し
て前記洗浄湯タンク内に湯が満たされていないことを条
件に湯が満たされるまで前記給湯弁を開いた後に前記洗
浄ポンプ及び排出ポンプをこの順にそれぞれ所定時間ず
つ作動させる一連の制御を所定回数だけ繰り返させると
ともに同所定回数の最後に一連の制御のうちの排出ポン
プの作動のみを省略する第1制御手段とを備えた食器洗
浄機において、 前記第1制御手段によって前記一連の制御が所定回数だ
け繰り返されてからの時間を計測するタイマ手段と、 前記洗浄湯タンク内に設けられて同洗浄湯タンク内の洗
浄湯を加熱する加熱手段と、 前記タイマ手段によって計測された時間が所定時間に達
したとき前記加熱手段を作動させて前記洗浄湯タンク内
の洗浄湯の温度を上昇させる第2制御手段とを設けたこ
とを特徴とする食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021602A JPH0673511B2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021602A JPH0673511B2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | 食器洗浄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01195834A JPH01195834A (ja) | 1989-08-07 |
JPH0673511B2 true JPH0673511B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=12059585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63021602A Expired - Fee Related JPH0673511B2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0673511B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59144433A (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-18 | 三洋電機株式会社 | 食器洗浄機の運転制御装置 |
JPS61197944U (ja) * | 1985-05-09 | 1986-12-10 |
-
1988
- 1988-02-01 JP JP63021602A patent/JPH0673511B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01195834A (ja) | 1989-08-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |