JPH0672737A - 紡糸機における加熱炉制御方法 - Google Patents
紡糸機における加熱炉制御方法Info
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- JPH0672737A JPH0672737A JP24860692A JP24860692A JPH0672737A JP H0672737 A JPH0672737 A JP H0672737A JP 24860692 A JP24860692 A JP 24860692A JP 24860692 A JP24860692 A JP 24860692A JP H0672737 A JPH0672737 A JP H0672737A
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- JP
- Japan
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- heating furnace
- optical fiber
- control
- spinning machine
- tension
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
- C03B37/0253—Controlling or regulating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2205/00—Fibre drawing or extruding details
- C03B2205/40—Monitoring or regulating the draw tension or draw rate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2205/00—Fibre drawing or extruding details
- C03B2205/60—Optical fibre draw furnaces
- C03B2205/72—Controlling or measuring the draw furnace temperature
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱炉内部の温度制御が精密に実施できる光
ファイバの紡糸機における加熱炉制御方法を提供する。 【構成】 加熱炉２内において加熱される光ファイバ母
材１Ａから線引きされた光ファイバ１を鉛直方向に導
き、これに所要のコーティングを施した後巻き取る紡糸
工程において、前記加熱炉２内の温度を計測するととも
に前記光ファイバ１の張力を測定し、これらの炉内温度
および光ファイバ張力の計測データを用いて前記加熱炉
２の加熱装置２１を、必要に応じてＰＩＤ制御を用いて
制御することを特徴とする紡糸機における加熱炉制御方
法である。加熱炉２の内部の温度を直接測定し、また制
御の指標となる光ファイバ１の張力も測定し、その両測
定データによって加熱炉の加熱装置２１の熱量制御をＰ
ＩＤ制御によっておこなうために、紡糸機における加熱
炉制御を精密に実行でき、品質のすぐれた光ファイバを
生産できる効果がある。
ファイバの紡糸機における加熱炉制御方法を提供する。 【構成】 加熱炉２内において加熱される光ファイバ母
材１Ａから線引きされた光ファイバ１を鉛直方向に導
き、これに所要のコーティングを施した後巻き取る紡糸
工程において、前記加熱炉２内の温度を計測するととも
に前記光ファイバ１の張力を測定し、これらの炉内温度
および光ファイバ張力の計測データを用いて前記加熱炉
２の加熱装置２１を、必要に応じてＰＩＤ制御を用いて
制御することを特徴とする紡糸機における加熱炉制御方
法である。加熱炉２の内部の温度を直接測定し、また制
御の指標となる光ファイバ１の張力も測定し、その両測
定データによって加熱炉の加熱装置２１の熱量制御をＰ
ＩＤ制御によっておこなうために、紡糸機における加熱
炉制御を精密に実行でき、品質のすぐれた光ファイバを
生産できる効果がある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は光ファイバの紡糸機に
おける加熱炉制御方法に関するものである。
おける加熱炉制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】光ファイバの紡糸機における加熱炉制御
に関する従来方法について図２を参照して説明する。光
ファイバ母材１Ａは加熱炉２内においてたとえば抵抗線
発熱形式のような適宜の加熱装置２１によって加熱され
ながらその下端から光ファイバ１が鉛直方向に線引きさ
れ、その光ファイバ１はコーティング工程を経て下端の
方向変換ローラ３、ダンサローラ４を経由して巻取装置
８に巻き取られる。
に関する従来方法について図２を参照して説明する。光
ファイバ母材１Ａは加熱炉２内においてたとえば抵抗線
発熱形式のような適宜の加熱装置２１によって加熱され
ながらその下端から光ファイバ１が鉛直方向に線引きさ
れ、その光ファイバ１はコーティング工程を経て下端の
方向変換ローラ３、ダンサローラ４を経由して巻取装置
８に巻き取られる。
【０００３】方向変換ローラ３は光ファイバ１の鉛直方
向の走行方向から通常は水平方向への９０度、一般的に
いえば好適には９０度に近いθ度の方向変換をおこなわ
せるための案内ローラである。符号４は光ファイバ１の
線速の増減に対応するためのダンサローラであり、この
ダンサローラ４を経て巻取装置８に巻き取られる。
向の走行方向から通常は水平方向への９０度、一般的に
いえば好適には９０度に近いθ度の方向変換をおこなわ
せるための案内ローラである。符号４は光ファイバ１の
線速の増減に対応するためのダンサローラであり、この
ダンサローラ４を経て巻取装置８に巻き取られる。
【０００４】さて加熱炉２内の従来の温度制御はＳＣＲ
（たとえば商品名サイリスタ）を使用した定電力制御装
置による定電力制御により実施される。すなわちプロセ
スコントローラ１０２からのアナログ制御信号によって
加熱装置２１の熱量を調整する。もちろん紡糸作業の進
行過程にしたがって設定電力値はあらかじめ異ならせて
あるものとする。
（たとえば商品名サイリスタ）を使用した定電力制御装
置による定電力制御により実施される。すなわちプロセ
スコントローラ１０２からのアナログ制御信号によって
加熱装置２１の熱量を調整する。もちろん紡糸作業の進
行過程にしたがって設定電力値はあらかじめ異ならせて
あるものとする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図２の従
来の制御方法においては、はじめの使用する光ファイバ
母材１Ａの質量差による熱容量の違いによる加熱炉２の
温度変動があらかじめ正確に設定できず、またＳＣＲの
特性上加熱装置２１のＯＮ状態の継続には問題ないがＯ
ＦＦ状態にしにくいためにその熱量の精密な調整が困難
であるため、光ファイバ母材１Ａの溶け出し方が一定と
ならない欠点があり、またこの結果光ファイバ１の張力
が一定にならない不都合があった。したがって本発明は
光ファイバ１の張力が一定になるように加熱炉２の温度
を制御しようとするものである。
来の制御方法においては、はじめの使用する光ファイバ
母材１Ａの質量差による熱容量の違いによる加熱炉２の
温度変動があらかじめ正確に設定できず、またＳＣＲの
特性上加熱装置２１のＯＮ状態の継続には問題ないがＯ
ＦＦ状態にしにくいためにその熱量の精密な調整が困難
であるため、光ファイバ母材１Ａの溶け出し方が一定と
ならない欠点があり、またこの結果光ファイバ１の張力
が一定にならない不都合があった。したがって本発明は
光ファイバ１の張力が一定になるように加熱炉２の温度
を制御しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めにこの発明が採る手段は、加熱炉内において加熱され
る光ファイバ母材から線引きされた光ファイバを鉛直方
向に導き、これに所要のコーティングを施した後巻き取
る紡糸工程において、前記加熱炉内の温度を計測すると
ともに前記光ファイバの張力を測定し、これらの炉内温
度および光ファイバ張力の計測データを用いて前記加熱
炉の加熱装置を制御することを特徴とする紡糸機におけ
る加熱炉制御方法である。
めにこの発明が採る手段は、加熱炉内において加熱され
る光ファイバ母材から線引きされた光ファイバを鉛直方
向に導き、これに所要のコーティングを施した後巻き取
る紡糸工程において、前記加熱炉内の温度を計測すると
ともに前記光ファイバの張力を測定し、これらの炉内温
度および光ファイバ張力の計測データを用いて前記加熱
炉の加熱装置を制御することを特徴とする紡糸機におけ
る加熱炉制御方法である。
【０００７】またこの発明がとる課題を解決するための
手段は、加熱炉の加熱装置をＰＩＤ制御する紡糸機にお
ける加熱炉制御方法である。
手段は、加熱炉の加熱装置をＰＩＤ制御する紡糸機にお
ける加熱炉制御方法である。
【０００８】
【作用】加熱炉の内部の温度を直接測定し、また制御の
指標となる光ファイバの張力も測定し、その両測定デー
タによって加熱炉の加熱装置の熱量制御をおこなうため
に、紡糸機における加熱炉制御が精密に実行できる。
指標となる光ファイバの張力も測定し、その両測定デー
タによって加熱炉の加熱装置の熱量制御をおこなうため
に、紡糸機における加熱炉制御が精密に実行できる。
【０００９】
【実施例】図１についてこの発明の一実施例を説明す
る。既に説明した従来装置と異なる装置についてのみ説
明すると、方向変換ローラ３を回転自在に支持する取付
アーム３１の基部にはロードセル５が取りつけられる。
また加熱炉２の内部の温度を直接測定するための放射高
温計６が加熱炉２に対向して設置される。図３から簡単
な力学によりロードセル５によって測定される取付アー
ム３１にかかる引張力の値は、光ファイバ１の張力を
Ｔ、方向変換ローラ３による光ファイバ１の走行方向の
変換角度の大きさをθとすれば、２Ｔｃｏｓ（θ／２）
に等しいことが知られ、この式から光ファイバ１の張力
の大きさを容易に算出できる。
る。既に説明した従来装置と異なる装置についてのみ説
明すると、方向変換ローラ３を回転自在に支持する取付
アーム３１の基部にはロードセル５が取りつけられる。
また加熱炉２の内部の温度を直接測定するための放射高
温計６が加熱炉２に対向して設置される。図３から簡単
な力学によりロードセル５によって測定される取付アー
ム３１にかかる引張力の値は、光ファイバ１の張力を
Ｔ、方向変換ローラ３による光ファイバ１の走行方向の
変換角度の大きさをθとすれば、２Ｔｃｏｓ（θ／２）
に等しいことが知られ、この式から光ファイバ１の張力
の大きさを容易に算出できる。
【００１０】また本発明で使用する制御装置７には放射
高温計６から加熱炉２内の温度測定データが、またロー
ドセル５からは光ファイバ１の張力測定データが直接入
力され、時々刻々のデータの変化に対応して精密な温度
制御がなされるものである。このためいわゆるＰＩＤ制
御、つまり目標制御値と現在値との偏差に比例した大き
さと偏差の積分値（つまりある時間内の総体変化量）、
微分値（つまり変動の割合）に比例した大きさの和の訂
正操作信号を用いた比例積分微分制御も使用される。
高温計６から加熱炉２内の温度測定データが、またロー
ドセル５からは光ファイバ１の張力測定データが直接入
力され、時々刻々のデータの変化に対応して精密な温度
制御がなされるものである。このためいわゆるＰＩＤ制
御、つまり目標制御値と現在値との偏差に比例した大き
さと偏差の積分値（つまりある時間内の総体変化量）、
微分値（つまり変動の割合）に比例した大きさの和の訂
正操作信号を用いた比例積分微分制御も使用される。
【００１１】
【発明の効果】この発明によれば、加熱炉の内部の温度
を直接測定し、また制御の指標となる光ファイバの張力
も測定し、その両測定データによって加熱炉の加熱装置
の熱量制御をＰＩＤ制御によっておこなうために、紡糸
機における加熱炉制御を精密に実行でき、品質の優れた
光ファイバを生産できる効果がある。
を直接測定し、また制御の指標となる光ファイバの張力
も測定し、その両測定データによって加熱炉の加熱装置
の熱量制御をＰＩＤ制御によっておこなうために、紡糸
機における加熱炉制御を精密に実行でき、品質の優れた
光ファイバを生産できる効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示す簡略側面図である。
【図２】従来技術による加熱炉の制御装置を説明する側
面図である。
面図である。
【図３】この発明による張力測定を説明する簡略側面図
である。
である。
１Ａ 光ファイバ母材 １ 光ファイバ ２ 加熱炉 ２１ 加熱装置 ３ 方向変換ローラ ３１ 取付アーム ４ ダンサローラ ５ ロードセル ６ 放射高温計 ７ 制御装置 ８ 巻取装置
Claims (2)
- 【請求項１】 加熱炉（２）内において加熱される光フ
ァイバ母材（１Ａ）から線引きされた光ファイバ（１）
を鉛直方向に導き、これに所要のコーティングを施した
後巻き取る紡糸工程において、前記加熱炉（２）内の温
度を計測するとともに前記光ファイバ（１）の張力を測
定し、これらの炉内温度および光ファイバ張力の計測デ
ータを用いて前記加熱炉（２）の加熱装置（２１）を制
御することを特徴とする紡糸機における加熱炉制御方
法。 - 【請求項２】 前記加熱装置（２１）をＰＩＤ制御する
ことを特徴とする請求項１記載の紡糸機における加熱炉
制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24860692A JPH0672737A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 紡糸機における加熱炉制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24860692A JPH0672737A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 紡糸機における加熱炉制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0672737A true JPH0672737A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17180618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24860692A Pending JPH0672737A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 紡糸機における加熱炉制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0672737A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1022259A1 (en) * | 1999-01-20 | 2000-07-26 | Alcatel | Furnace for drawing an optical fibre from a preform having a controller for independently controlling the furnace temperature and the draw tension |
| EP1079216A1 (en) * | 1999-08-20 | 2001-02-28 | Alcatel | Infrared high temperature measurement of optical fiber during draw |
| CN104445917A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-03-25 | 中天科技光纤有限公司 | 一种光纤生产温度自动控制系统及控制方法 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP24860692A patent/JPH0672737A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1022259A1 (en) * | 1999-01-20 | 2000-07-26 | Alcatel | Furnace for drawing an optical fibre from a preform having a controller for independently controlling the furnace temperature and the draw tension |
| EP1079216A1 (en) * | 1999-08-20 | 2001-02-28 | Alcatel | Infrared high temperature measurement of optical fiber during draw |
| US6232583B1 (en) | 1999-08-20 | 2001-05-15 | Alcatel | Infrared high temperature measurement of optical fiber during draw |
| CN104445917A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-03-25 | 中天科技光纤有限公司 | 一种光纤生产温度自动控制系统及控制方法 |
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