JP2671069B2 - 光ファイバ線引炉の制御方法 - Google Patents
光ファイバ線引炉の制御方法Info
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- JP2671069B2 JP2671069B2 JP33406391A JP33406391A JP2671069B2 JP 2671069 B2 JP2671069 B2 JP 2671069B2 JP 33406391 A JP33406391 A JP 33406391A JP 33406391 A JP33406391 A JP 33406391A JP 2671069 B2 JP2671069 B2 JP 2671069B2
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- optical fiber
- heating furnace
- tension
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
- C03B37/0253—Controlling or regulating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2205/00—Fibre drawing or extruding details
- C03B2205/40—Monitoring or regulating the draw tension or draw rate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2205/00—Fibre drawing or extruding details
- C03B2205/60—Optical fibre draw furnaces
- C03B2205/72—Controlling or measuring the draw furnace temperature
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光フアイバ線引炉の
制御方法に関するものである。
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2において、光フアイバ母材10を加
熱炉12で連続的に加熱溶融し、光ファイバ16として
線引きする。14は加熱炉の温度調節装置、15は線引
き温度を検出する温度計である。18は冷却筒、20は
一次被覆材料の塗布装置、22は架橋筒、24はターン
プーリ、26は引取機、28は巻取機である。
熱炉12で連続的に加熱溶融し、光ファイバ16として
線引きする。14は加熱炉の温度調節装置、15は線引
き温度を検出する温度計である。18は冷却筒、20は
一次被覆材料の塗布装置、22は架橋筒、24はターン
プーリ、26は引取機、28は巻取機である。
【0003】張力計30により、光ファイバ16の線引
き張力をモニタし、これが一定になるように加熱炉12
への投入電力を調節し、線引き温度を調節する。線引き
張力が高い場合は、加熱炉12の電力を上昇させて光フ
ァイバ母材10の溶融温度を上げると、粘度が低下し、
線引き張力を下げることができる。線引き張力が低い場
合はその逆を行う。線引き張力は光ファイバの特性に与
える影響が大きいため、なるべく一定に保つ必要があ
る。
き張力をモニタし、これが一定になるように加熱炉12
への投入電力を調節し、線引き温度を調節する。線引き
張力が高い場合は、加熱炉12の電力を上昇させて光フ
ァイバ母材10の溶融温度を上げると、粘度が低下し、
線引き張力を下げることができる。線引き張力が低い場
合はその逆を行う。線引き張力は光ファイバの特性に与
える影響が大きいため、なるべく一定に保つ必要があ
る。
【0004】また外径測定器32により、光ファイバ1
6の外径をモニタし、その結果を引取機26にフイード
バックして線引き速度を制御し、所定の外径を保つよう
にしている。34は速度計である。
6の外径をモニタし、その結果を引取機26にフイード
バックして線引き速度を制御し、所定の外径を保つよう
にしている。34は速度計である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】たとえば光ファイバ母
材10の形状変化により光ファイバ16の外径が変化す
る場合がある。そのとき、光ファイバ16の外径を修正
するために線引き速度が変化する。すると、光ファイバ
母材10の温度が適正の場合であっても、線引き速度の
変化に伴って線引き張力も変化する。もし線引き張力を
安定させるべく線引き張力に直接フイードバック制御を
行うと、線引き張力が変化したときに、本来必要ないの
にもかかわらず、上記のように加熱炉12の電力を変化
させる制御系が働く。
材10の形状変化により光ファイバ16の外径が変化す
る場合がある。そのとき、光ファイバ16の外径を修正
するために線引き速度が変化する。すると、光ファイバ
母材10の温度が適正の場合であっても、線引き速度の
変化に伴って線引き張力も変化する。もし線引き張力を
安定させるべく線引き張力に直接フイードバック制御を
行うと、線引き張力が変化したときに、本来必要ないの
にもかかわらず、上記のように加熱炉12の電力を変化
させる制御系が働く。
【0006】また、上記の線引き張力に基づく加熱炉1
2の電力の制御系と、光ファイバ16の外径の制御系と
は、別系統なので、線引き張力の変動(実際に加熱炉1
2の電力制御を必要とする)と、線引き速度の変動(光
ファイバ16の外径制御のための)とが同時に起きる場
合もある。そのような場合、加熱炉12への電力投入が
過大になったり、過小になったりする恐れがあり、実際
にフィードバックをかけると、ゲインを小さくしても発
散する傾向がある。
2の電力の制御系と、光ファイバ16の外径の制御系と
は、別系統なので、線引き張力の変動(実際に加熱炉1
2の電力制御を必要とする)と、線引き速度の変動(光
ファイバ16の外径制御のための)とが同時に起きる場
合もある。そのような場合、加熱炉12への電力投入が
過大になったり、過小になったりする恐れがあり、実際
にフィードバックをかけると、ゲインを小さくしても発
散する傾向がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】光ファイバ16の線引き
張力と線引き速度との比が一定になるように、加熱炉1
2の電力を調節する。
張力と線引き速度との比が一定になるように、加熱炉1
2の電力を調節する。
【0008】線引き張力をT、線引き速度をvとする
と、T/vが一定になるように制御することであるが、
T/vは下記のように、光ファイバ母材10の溶融部の
粘度ηと一定の関係がある。
と、T/vが一定になるように制御することであるが、
T/vは下記のように、光ファイバ母材10の溶融部の
粘度ηと一定の関係がある。
【数1】
【0009】加熱炉12の電力を、T/vが一定になる
ように調節するということは、言い換えれば、光ファイ
バ母材10の溶融部の粘度ηが一定になるように調節す
るということでもある。
ように調節するということは、言い換えれば、光ファイ
バ母材10の溶融部の粘度ηが一定になるように調節す
るということでもある。
【0010】具体的には、図1のように、張力計30と
速度計34の出力を制御装置36に入力し、そこでT/
vまたは粘度ηを演算し、それが一定になるように加熱
炉12の電力をフィードバック制御する。
速度計34の出力を制御装置36に入力し、そこでT/
vまたは粘度ηを演算し、それが一定になるように加熱
炉12の電力をフィードバック制御する。
【0011】なお、線引き張力はガラスの他に被覆の分
担分もある。被覆分担分の張力も線引き速度に比例して
変化する。しかし被覆材の粘度および厚さの変化による
張力の変動は一般的には無視できる程度のものであり、
本方法による制御を行う上で支障とはならない。
担分もある。被覆分担分の張力も線引き速度に比例して
変化する。しかし被覆材の粘度および厚さの変化による
張力の変動は一般的には無視できる程度のものであり、
本方法による制御を行う上で支障とはならない。
【0012】
(1)たとえば光ファイバ16の線引き速度が大になる
と線引き張力も大になるので、T/vの値は大きく変わ
らない。そのため上記のように、線引き速度の変化に伴
って、光ファイバ母材の温度が適正なため本来は不要で
あるような加熱炉12の電力 制御をすることがなくな
る。 (2)過大または過小の電力投入を防ぐことができる。 (3)温度計15が不要になる。
と線引き張力も大になるので、T/vの値は大きく変わ
らない。そのため上記のように、線引き速度の変化に伴
って、光ファイバ母材の温度が適正なため本来は不要で
あるような加熱炉12の電力 制御をすることがなくな
る。 (2)過大または過小の電力投入を防ぐことができる。 (3)温度計15が不要になる。
【図1】本発明の実施例の説明図。
【図2】従来技術の説明図。
10 光ファイバ母材 12 加熱炉 14 加熱炉の温度調節装置 15 温度計 16 光ファイバ 18 冷却筒 20 一次被覆材料塗布装置 22 架橋器 24 ターンプーリ 26 引取機 28 巻取機 30 張力計 32 外径測定器 34 速度計 36 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 光フアイバ母材を、加熱炉において連続
的に加熱溶融させ、光フアイバとして線引きするに際し
て、前記光ファイバの線引き張力と線引き速度との比が
一定になるように、前記加熱炉の電力を調節する、光フ
アイバ線引炉の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33406391A JP2671069B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 光ファイバ線引炉の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33406391A JP2671069B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 光ファイバ線引炉の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05139771A JPH05139771A (ja) | 1993-06-08 |
JP2671069B2 true JP2671069B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=18273094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33406391A Expired - Fee Related JP2671069B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 光ファイバ線引炉の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2671069B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5620494A (en) * | 1994-06-14 | 1997-04-15 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method for manufacturing optical fiber coupler |
US6354113B2 (en) | 1999-01-20 | 2002-03-12 | Alcatel | Fiber optic draw furnace featuring a fiber optic preform heating and fiber drawing programmable logic controller |
KR102365314B1 (ko) | 2014-10-14 | 2022-02-22 | 헤래우스 쿼츠 노쓰 아메리카 엘엘씨 | 모재 또는 튜브의 점성에 기초한 그것의 인발을 위한 장치 및 방법 |
JP7554355B2 (ja) | 2021-05-18 | 2024-09-19 | 株式会社フジクラ | 光ファイバの製造方法及び光ファイバの製造装置 |
CN116023021A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-04-28 | 长飞光纤光缆股份有限公司 | 一种拉丝张力自动控制方法及装置 |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP33406391A patent/JP2671069B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05139771A (ja) | 1993-06-08 |
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