JPH0672604B2 - コンクリート部材の穿設孔内に結合剤により固定されるアンカボルト - Google Patents
コンクリート部材の穿設孔内に結合剤により固定されるアンカボルトInfo
- Publication number
- JPH0672604B2 JPH0672604B2 JP5020963A JP2096393A JPH0672604B2 JP H0672604 B2 JPH0672604 B2 JP H0672604B2 JP 5020963 A JP5020963 A JP 5020963A JP 2096393 A JP2096393 A JP 2096393A JP H0672604 B2 JPH0672604 B2 JP H0672604B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threaded rod
- sleeve
- hole
- anchor bolt
- plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 title claims description 21
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims abstract description 22
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 15
- 239000006223 plastic coating Substances 0.000 claims description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 15
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 abstract 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 abstract 1
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 abstract 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 239000003708 ampul Substances 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/14—Non-metallic plugs or sleeves; Use of liquid, loose solid or kneadable material therefor
- F16B13/141—Fixing plugs in holes by the use of settable material
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/04—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
- F16B13/06—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve
- F16B13/063—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve by the use of an expander
- F16B13/065—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve by the use of an expander fastened by extracting the screw, nail or the like
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/14—Non-metallic plugs or sleeves; Use of liquid, loose solid or kneadable material therefor
- F16B13/141—Fixing plugs in holes by the use of settable material
- F16B2013/148—Means for inhibiting adhesion between dowel or anchor bolt parts and the surrounding grouting composition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S411/00—Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
- Y10S411/924—Coupled nut and bolt
- Y10S411/929—Thread lock
- Y10S411/93—Flowing metal or settable material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Dowels (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の上位概念部
に記載の形式の、コンクリート部材の穿設孔内に結合剤
により固定されるアンカボルトに関する。
に記載の形式の、コンクリート部材の穿設孔内に結合剤
により固定されるアンカボルトに関する。
【0002】
【従来の技術】結合剤を用いてねじ山付きロッドを固定
するために、穿設孔底部の範囲にアンダカットを有して
いる穿設孔を形成することは公知である。DE−A1第
3516866号明細書にはこのような固定形式が記載
されている。この公知のアンカボルトの固定は、ポリエ
ステル樹脂、硬化剤及び添加剤から成る結合剤を入れた
ガラスアンプルが穿設孔内にはめ込まれることによって
行なわれる。アンカボルトを穿設孔内に差し込むと、ガ
ラスアンプルは砕けて、結合剤の成分が混合によって活
性化する。結合剤が硬化すると、アンカボルトは穿設孔
内に不動に結合され固定される。この場合、この固定形
式はほぼ、結合剤と穿設孔壁との間の接着結合に基づく
ものである。しかしながらこの結合は、固定箇所を通っ
て亀裂が生じた場合、著しく損なわれる。この亀裂に基
づく穿設孔の拡大によって穿設孔壁の結合剤が剥離され
るので、アンカボルトのまっすぐなシャフト部分にはわ
ずかな保持力しか残らない。しかしながらこの公知のア
ンカボルトは、穿設孔のアンダカットの範囲に円錐形の
拡大部を有しているため、この範囲には比較的大きな保
持力が残されている。
するために、穿設孔底部の範囲にアンダカットを有して
いる穿設孔を形成することは公知である。DE−A1第
3516866号明細書にはこのような固定形式が記載
されている。この公知のアンカボルトの固定は、ポリエ
ステル樹脂、硬化剤及び添加剤から成る結合剤を入れた
ガラスアンプルが穿設孔内にはめ込まれることによって
行なわれる。アンカボルトを穿設孔内に差し込むと、ガ
ラスアンプルは砕けて、結合剤の成分が混合によって活
性化する。結合剤が硬化すると、アンカボルトは穿設孔
内に不動に結合され固定される。この場合、この固定形
式はほぼ、結合剤と穿設孔壁との間の接着結合に基づく
ものである。しかしながらこの結合は、固定箇所を通っ
て亀裂が生じた場合、著しく損なわれる。この亀裂に基
づく穿設孔の拡大によって穿設孔壁の結合剤が剥離され
るので、アンカボルトのまっすぐなシャフト部分にはわ
ずかな保持力しか残らない。しかしながらこの公知のア
ンカボルトは、穿設孔のアンダカットの範囲に円錐形の
拡大部を有しているため、この範囲には比較的大きな保
持力が残されている。
【0003】それ故に、まっすぐな固定エレメントとし
てアンカボルトを構成することには問題がある。なぜな
ら、亀裂が生じたさい穿設孔壁の結合剤が剥離され、従
ってアンカボルトにはわずかな保持力しか残されないか
らである。
てアンカボルトを構成することには問題がある。なぜな
ら、亀裂が生じたさい穿設孔壁の結合剤が剥離され、従
ってアンカボルトにはわずかな保持力しか残されないか
らである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コン
クリート部材の穿設孔内に結合剤により固定されるアン
カボルトを、コンクリート部材のまっすぐな穿設孔内に
固定したさいに引張り力をうける区域に高い保持力がえ
られるように製作することにある。
クリート部材の穿設孔内に結合剤により固定されるアン
カボルトを、コンクリート部材のまっすぐな穿設孔内に
固定したさいに引張り力をうける区域に高い保持力がえ
られるように製作することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
記載の特徴を有する構成によって解決されている。アン
カボルトは、拡開円錐部を有するねじ山付きロッドから
成っており、上記拡開円錐部は拡開可能なスリーブによ
って取り囲まれている。保持力が減少したさい、例えば
結合剤に亀裂が生じたさいにも確実な後拡開動作がえら
れるようにするために、ねじ山付きロッドはスリットの
入った拡開スリーブの範囲ではプラスチックで被覆され
ている。上記のスリットの入った拡開スリーブの範囲に
は、拡開円錐部と、ねじ山付きロッドの、上記拡開円錐
部につづくまっすぐなシャフト区分と、拡開円錐部の端
面とがある。上記のプラスチック被覆は、結合剤がスリ
ーブとねじ山付きロッドとを解離不能に接着することを
防止する。このような解離不能の接着が生じた場合に
は、ねじ山付きロッドの拡開円錐部がスリーブを後拡開
させるためにスリーブ内に入り込むことがもはやできな
くなる。
記載の特徴を有する構成によって解決されている。アン
カボルトは、拡開円錐部を有するねじ山付きロッドから
成っており、上記拡開円錐部は拡開可能なスリーブによ
って取り囲まれている。保持力が減少したさい、例えば
結合剤に亀裂が生じたさいにも確実な後拡開動作がえら
れるようにするために、ねじ山付きロッドはスリットの
入った拡開スリーブの範囲ではプラスチックで被覆され
ている。上記のスリットの入った拡開スリーブの範囲に
は、拡開円錐部と、ねじ山付きロッドの、上記拡開円錐
部につづくまっすぐなシャフト区分と、拡開円錐部の端
面とがある。上記のプラスチック被覆は、結合剤がスリ
ーブとねじ山付きロッドとを解離不能に接着することを
防止する。このような解離不能の接着が生じた場合に
は、ねじ山付きロッドの拡開円錐部がスリーブを後拡開
させるためにスリーブ内に入り込むことがもはやできな
くなる。
【0006】鋼キャップ又は類似のものをねじ山付きロ
ッドと端面側で摩擦力で結合させること、それも、この
ような形式の結合の結果該結合が鋼キャップとねじ山付
きロッドとの間の軸方向の相対運動によって取り外し可
能であるようにすることが特に有利である。このこと
は、穿設孔内に結合剤により接着された鋼キャップが、
後拡開過程でねじ山付きロッドの軸方向運動を妨げない
という利点を有している。
ッドと端面側で摩擦力で結合させること、それも、この
ような形式の結合の結果該結合が鋼キャップとねじ山付
きロッドとの間の軸方向の相対運動によって取り外し可
能であるようにすることが特に有利である。このこと
は、穿設孔内に結合剤により接着された鋼キャップが、
後拡開過程でねじ山付きロッドの軸方向運動を妨げない
という利点を有している。
【0007】取り外し可能な結合手段として、鋼キャッ
プから突出している結合ピンを設けることができ、該結
合ピンは孔を通してプラスチック被覆に係合していて、
この場合このプラスチック被覆は結合ピンに密に接して
いる。プラスチック被覆は、一体成形のプラスチック被
覆として又は、プラスチックスリーブと端面側に載って
いるプラスチックディスクとから構成することができ
る。この場合スリーブの縁曲げされた縁部が、プラスチ
ックディスクの縁部に上から係合し該プラスチックディ
スクを拡開円錐部の端面に不動に保持するようにするこ
とができる。
プから突出している結合ピンを設けることができ、該結
合ピンは孔を通してプラスチック被覆に係合していて、
この場合このプラスチック被覆は結合ピンに密に接して
いる。プラスチック被覆は、一体成形のプラスチック被
覆として又は、プラスチックスリーブと端面側に載って
いるプラスチックディスクとから構成することができ
る。この場合スリーブの縁曲げされた縁部が、プラスチ
ックディスクの縁部に上から係合し該プラスチックディ
スクを拡開円錐部の端面に不動に保持するようにするこ
とができる。
【0008】穿設孔の全深さにわたって穿設孔壁とスリ
ーブとの間の結合を可能にするために、上記のスリーブ
は、ねじ山付きロッドのシャフトのできる限り長い範囲
にわたってのびている。スリーブの外周面は、穿設孔壁
とスリーブとの間の接着結合を強化するために、ねじ山
又は別の構造を備えている。
ーブとの間の結合を可能にするために、上記のスリーブ
は、ねじ山付きロッドのシャフトのできる限り長い範囲
にわたってのびている。スリーブの外周面は、穿設孔壁
とスリーブとの間の接着結合を強化するために、ねじ山
又は別の構造を備えている。
【0009】
【実施例】図1に示されているアンカボルトは、ねじ山
付きロッド1、スリーブ2及び端面側の鋼キャップ3か
ら成っている。ねじ山付きロッド1はねじ山付き区分4
を有しており、該ねじ山付き区分には、コンクリート部
材の表面に対象物を固定するためのナットがねじはめら
れる。上記ねじ山付き区分4にはまっすぐなシャフト部
分5がつづいており、該シャフト部分は拡開円錐部6に
移行している。この拡開円錐部6はアンカボルトの、穿
設孔7内にはめ込まれたさい穿設孔底部8側にある端部
にある。鋼キャップ3は、穿設孔7内にはめ込まれたさ
い、前に穿設孔内にはめ込まれた、結合剤9を含むガラ
スアンプルを押し砕くのに役立ち、上記結合剤9ははめ
込み過程で押し出され、その結果この結合剤は穿設孔開
口部11まで穿設孔の全壁10に分配される。穿設孔7
はコンクリート部材12内にまっすぐな穿設孔として形
成される。穿設孔の範囲に亀裂が生じた場合にも、スリ
ーブ2と穿設孔壁10との間の保持力は十分に大きく、
スリーブは後拡開過程のために穿設孔内に十分に固定さ
れている。この場合後拡開は、ねじ山付きロッド1の、
矢印13の方向での極めてわずかな軸方向運動がスリー
ブ2を拡開範囲14においてわずかに拡開させるという
形式で行なわれる。拡開円錐部6の軸方向移動が拡開範
囲14の円錐形の内面15を外方へ押圧し、このことに
よってスリーブ2と穿設孔10との間の保持力が高めら
れる。
付きロッド1、スリーブ2及び端面側の鋼キャップ3か
ら成っている。ねじ山付きロッド1はねじ山付き区分4
を有しており、該ねじ山付き区分には、コンクリート部
材の表面に対象物を固定するためのナットがねじはめら
れる。上記ねじ山付き区分4にはまっすぐなシャフト部
分5がつづいており、該シャフト部分は拡開円錐部6に
移行している。この拡開円錐部6はアンカボルトの、穿
設孔7内にはめ込まれたさい穿設孔底部8側にある端部
にある。鋼キャップ3は、穿設孔7内にはめ込まれたさ
い、前に穿設孔内にはめ込まれた、結合剤9を含むガラ
スアンプルを押し砕くのに役立ち、上記結合剤9ははめ
込み過程で押し出され、その結果この結合剤は穿設孔開
口部11まで穿設孔の全壁10に分配される。穿設孔7
はコンクリート部材12内にまっすぐな穿設孔として形
成される。穿設孔の範囲に亀裂が生じた場合にも、スリ
ーブ2と穿設孔壁10との間の保持力は十分に大きく、
スリーブは後拡開過程のために穿設孔内に十分に固定さ
れている。この場合後拡開は、ねじ山付きロッド1の、
矢印13の方向での極めてわずかな軸方向運動がスリー
ブ2を拡開範囲14においてわずかに拡開させるという
形式で行なわれる。拡開円錐部6の軸方向移動が拡開範
囲14の円錐形の内面15を外方へ押圧し、このことに
よってスリーブ2と穿設孔10との間の保持力が高めら
れる。
【0010】ねじ山付きロッド1とスリーブ2の拡開範
囲14の、内面との間の良好な摺動可能性を保証するた
めに、ねじ山付きロッド1はプラスチック被覆16を有
しており、該プラスチック被覆はプラスチックスリーブ
17と、拡開円錐部6の端面側に設けられたプラスチッ
クディスク18とから成っている。該プラスチックディ
スク18は、スリーブ2の縁曲げ加工された縁部19に
よって保持されている。
囲14の、内面との間の良好な摺動可能性を保証するた
めに、ねじ山付きロッド1はプラスチック被覆16を有
しており、該プラスチック被覆はプラスチックスリーブ
17と、拡開円錐部6の端面側に設けられたプラスチッ
クディスク18とから成っている。該プラスチックディ
スク18は、スリーブ2の縁曲げ加工された縁部19に
よって保持されている。
【0011】くさび形に形成された鋼キャップ3は、プ
ラスチックディスク18を覆いかつ結合ピン20によっ
て摩擦接続的にプラスチックディスク18に結合してい
る。結合ピン20は、軸方向に鋼キャップ3から下方へ
突出しかつ該鋼キャップに不動に結合されている。上記
結合ピン20は、プラスチックディスク18の孔21
(図3)を通って、ねじ山付きロッド1の、軸方向に配
置された袋孔22内に係合している。袋孔22の直径は
結合ピン20の直径より大であるが、孔21の直径は結
合ピン20の直径よりわずかに小である。これにより、
結合ピン20が摩擦接続的にプラスチックディスク18
内に保持され、従って穿設孔7内に結合剤9により接着
された鋼キャップ3は矢印13の方向でのねじ山付きロ
ッド1の軸方向運動を妨げない。
ラスチックディスク18を覆いかつ結合ピン20によっ
て摩擦接続的にプラスチックディスク18に結合してい
る。結合ピン20は、軸方向に鋼キャップ3から下方へ
突出しかつ該鋼キャップに不動に結合されている。上記
結合ピン20は、プラスチックディスク18の孔21
(図3)を通って、ねじ山付きロッド1の、軸方向に配
置された袋孔22内に係合している。袋孔22の直径は
結合ピン20の直径より大であるが、孔21の直径は結
合ピン20の直径よりわずかに小である。これにより、
結合ピン20が摩擦接続的にプラスチックディスク18
内に保持され、従って穿設孔7内に結合剤9により接着
された鋼キャップ3は矢印13の方向でのねじ山付きロ
ッド1の軸方向運動を妨げない。
【0012】図2に示されているスリーブ2は、雄ねじ
23を備えている。図1では、スリーブ2の外周面が別
の形式で構成されており、この場合外周面は螺旋形構造
24になっている。
23を備えている。図1では、スリーブ2の外周面が別
の形式で構成されており、この場合外周面は螺旋形構造
24になっている。
【0013】図3には、プラスチックスリーブ17の側
面図及びプラスチックディスク18の平面図が示されて
いる。両方の部分は共に、ねじ山付きロッド1におけ
る、スリーブ2のスリットの付いた拡開範囲14に相当
する範囲にプラスチック被覆を構成している。この場
合、プラスチック被覆が縦方向スリット25の全長にわ
たって延び、これにより、縦方向スリット25の範囲に
おいても結合剤9がねじ山付きロッド1の金属表面に接
触しないということが重要である。このことにより、金
属製のスリーブ2と金属製のねじ山付きロッド1との接
着が確実に避けられる。 図4では、鋼キャップ3が平
面図で示されている。鋼キャップ3は、円形の底面を有
するくさびを形成している。
面図及びプラスチックディスク18の平面図が示されて
いる。両方の部分は共に、ねじ山付きロッド1におけ
る、スリーブ2のスリットの付いた拡開範囲14に相当
する範囲にプラスチック被覆を構成している。この場
合、プラスチック被覆が縦方向スリット25の全長にわ
たって延び、これにより、縦方向スリット25の範囲に
おいても結合剤9がねじ山付きロッド1の金属表面に接
触しないということが重要である。このことにより、金
属製のスリーブ2と金属製のねじ山付きロッド1との接
着が確実に避けられる。 図4では、鋼キャップ3が平
面図で示されている。鋼キャップ3は、円形の底面を有
するくさびを形成している。
【図1】アンカボルトの部分的縦断面図。
【図2】図1のアンカボルトのスリーブを示す図。
【図3】図1のアンカボルトの、プラスチックスリーブ
とプラスチックディスクとの2つの構成部分から成るプ
ラスチック被覆を示す図。
とプラスチックディスクとの2つの構成部分から成るプ
ラスチック被覆を示す図。
【図4】図1のアンカボルトの端面側の鋼キャップの平
面図。
面図。
1 ねじ山付きロッド 2 スリーブ 3 鋼キャップ 4 ねじ山付き区分 5 シャフト部分 6 拡開円錐部 7 穿設孔 8 穿設孔底部 9 結合剤 10 穿設孔壁 11 穿設孔開口部 12 コンクリート部材 13 矢印方向 14 拡開範囲 15 内面 16 プラスチック被覆 17 プラスチックスリーブ 18 プラスチックディスク 19 縁部 20 結合ピン 21 孔 22 袋孔 23 雄ねじ 24 螺旋構造 25 縦方向スリット
Claims (8)
- 【請求項1】 コンクリート部材又はこれに類似のもの
の穿設孔内に結合剤により固定されるアンカボルトであ
って、ねじ山付きロッドを有しており、該ねじ山付きロ
ッドが穿設孔底部側の端部に、ねじ山付きロッド端部に
向って広がる拡開円錐部を有しており、該拡開円錐部
が、この拡開円錐部によって拡開可能なスリーブにより
取り囲まれている形式のものにおいて、拡開円錐部
(6)が外周面及び端面にプラスチック被覆(16)を
有していることを特徴とする、コンクリート部材又はこ
れに類似のものの穿設孔内に結合剤により固定されるア
ンカボルト。 - 【請求項2】 プラスチック被覆(16)が、ねじ山付
きロッド(1)の、拡開円錐部(6)に隣接するまっす
ぐなシャフト部分(5)の部分的範囲をも被っているこ
とを特徴とする、請求項1記載のアンカボルト。 - 【請求項3】 端面側で鋼キャップ(3)が、摩擦接続
的にねじ山付きロッド(1)に結合されかつ軸方向に取
り外し可能であることを特徴とする、請求項1又は2記
載のアンカボルト。 - 【請求項4】 鋼キャップ(3)に結合ピン(20)が
軸方向に突出しており、該結合ピンが孔(21)を通っ
てプラスチック被覆(16)内に係合しており、この場
合孔(21)に結合ピン(20)が貫通して係合してい
ないとき、孔(21)が結合ピン(20)の直径より小
さい直径を有していることを特徴とする、請求項3記載
のアンカボルト。 - 【請求項5】 鋼キャップ(3)が穿設孔底部(8)に
向かってくさび形に延びていることを特徴とする、請求
項3又は4記載のアンカボルト。 - 【請求項6】 プラスチック被覆(16)が、ねじ山付
きロッド(1)の外周面を取り囲んでいるプラスチック
スリーブ(17)とねじ山付きロッド(1)の端面側に
載っているプラスチックディスク(18)とから成るこ
とを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記
載のアンカボルト。 - 【請求項7】 スリーブ(2)の縁曲げ加工された縁部
(19)が、プラスチックディスク(18)縁部範囲に
上から係合していることを特徴とする、請求項6記載の
アンカボルト。 - 【請求項8】 スリーブ(2)が、ねじ山付きロッド(1)
を、拡開円錐部(6)側とは反対側の端部に構成されて
いるねじ山付き区分(4)まで被っていてかつ拡開範囲
(14)に縦方向スリット(25)を有しており、上記ス
リーブ(2)の外周面がねじ山(23)のような螺旋形
に、又は別の形に構成されていることを特徴とする、請
求項1から7までのいずれか1項記載のアンカボルト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4204214.3 | 1992-02-13 | ||
DE4204214A DE4204214A1 (de) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | Anker zur verankerung mittels einer verbundmasse in einem bohrloch eines betonteils |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05280516A JPH05280516A (ja) | 1993-10-26 |
JPH0672604B2 true JPH0672604B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=6451574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5020963A Expired - Lifetime JPH0672604B2 (ja) | 1992-02-13 | 1993-02-09 | コンクリート部材の穿設孔内に結合剤により固定されるアンカボルト |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5344268A (ja) |
EP (1) | EP0555542B1 (ja) |
JP (1) | JPH0672604B2 (ja) |
AT (1) | ATE129319T1 (ja) |
BR (1) | BR9300549A (ja) |
DE (2) | DE4204214A1 (ja) |
ES (1) | ES2080420T3 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4439861A1 (de) * | 1994-11-08 | 1996-05-09 | Fischer Artur Werke Gmbh | Ankerbolzen zur Verankerung mittels einer Verbundmasse |
US5685678A (en) * | 1995-02-21 | 1997-11-11 | Giannuzzi; Anthony C. | Fail-safe anchor bolt assembly for cracked masonry |
DE19522026A1 (de) * | 1995-06-17 | 1996-12-19 | Mkt Metall Kunststoff Technik | Spreizdübel |
DE19523867A1 (de) * | 1995-06-30 | 1997-01-02 | Fischer Artur Werke Gmbh | Spreizanker zur Verankerung mittels eines Reaktionsharzes |
US5807051A (en) * | 1995-09-18 | 1998-09-15 | United Industries Corporation | Dielectric adhesive insert anchor |
DE19541564A1 (de) * | 1995-11-08 | 1997-05-15 | Fischer Artur Werke Gmbh | Metallspreizanker |
US5984369A (en) * | 1997-06-16 | 1999-11-16 | Cordant Technologies Inc. | Assembly including tubular bodies and mated with a compression loaded adhesive bond |
DE19900676C2 (de) * | 1999-01-11 | 2002-10-24 | Mea Meisinger Stahl & Kunststo | Anker zur Verankerung in einer Verbundmasse |
EP2384391B1 (en) * | 2009-09-01 | 2015-06-24 | FCI Holdings Delaware, Inc. | Yielding bolt and assembly |
US20110183025A1 (en) * | 2010-01-25 | 2011-07-28 | Funka Jr Thomas M | Scoop incorporating a heat transfer fluid |
US9909330B2 (en) | 2012-05-22 | 2018-03-06 | Gerald R. Gray | Method and apparatus to fill and fire proof holes in concrete floors |
US8959863B2 (en) | 2012-05-22 | 2015-02-24 | Gerald R. Gray | Method and apparatus to fill and fire proof holes in concrete floors of commercial buildings utilizing a precast plug |
US9765541B2 (en) | 2012-05-22 | 2017-09-19 | Gerald R. Gray | Method and apparatus to fill and fire proof holes in concrete floors |
DE102015115833A1 (de) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | Fischerwerke Gmbh & Co. Kg | Befestigungsanordnung |
JP6991562B2 (ja) * | 2017-11-09 | 2022-01-12 | Fsテクニカル株式会社 | 接着系アンカー用のアンカーボルト、接着系アンカーおよび接着系アンカーの施工方法 |
EP3569876A1 (de) * | 2018-05-14 | 2019-11-20 | HILTI Aktiengesellschaft | Ankerbolzen zur verwendung in befestigungsmörtel, befestigungssystem und verfahren zur herstellung eines ankerbolzens |
US11644062B2 (en) | 2020-10-12 | 2023-05-09 | Siemens Medical Solutions Usa, Inc. | Anchoring system for attaching equipment to a building foundation |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2203178A (en) * | 1930-02-20 | 1940-06-04 | Ralph S Peirce | Anchoring device |
US2994243A (en) * | 1958-05-02 | 1961-08-01 | Langstroth Hall | Fastening device |
DE7021545U (de) * | 1970-06-09 | 1970-09-17 | Mueller Peter | Maueranker mit selbsttaetiger fuell- u. haftstoffauspressung an vorbestimmbare haftzonen. |
DE2622114A1 (de) * | 1976-05-18 | 1977-12-01 | Brueckl Technik | Verfahren und vorrichtung zum setzen eines befestigungsankers |
DE8229356U1 (de) * | 1982-10-20 | 1987-12-10 | Fischer, Artur, Dr.H.C., 7244 Waldachtal | Befestigungselement für die Verankerung in einem Bohrloch unter Verwendung einer reaktiven Mehrkomponentenmasse |
US4516883A (en) * | 1983-04-01 | 1985-05-14 | Die-Matic Corporation | Mine roof bolt mounting assembly |
DE3516866A1 (de) * | 1985-05-10 | 1986-11-13 | Artur Dr.H.C. 7244 Waldachtal Fischer | Verankerung einer gewindestange mittels einer verbundmasse |
ES2019647B3 (es) * | 1986-06-24 | 1991-07-01 | Forges Et Boulonneries D'ars-Sur-Moselle | Bulon de contencion extensible, metodo de contencion, utilizacion del bulon. |
DE3708764C2 (de) * | 1987-03-18 | 1995-07-13 | Upat Max Langensiepen Kg | Ankerstange für einen Kunstharzklebeanker |
DE3823163A1 (de) * | 1988-07-08 | 1990-02-01 | Hilti Ag | Ankerstange |
US5082399A (en) * | 1988-08-08 | 1992-01-21 | Jennmar Corporation | Mine roof anchor having adjustable resin retaining washer and expansion shell assembly with friction reducing means |
DE3841577A1 (de) * | 1988-12-09 | 1990-06-13 | Fischer Artur Werke Gmbh | Injektionsadapter mit einem befestigungselement und verfahren zum anbringen eines korrosionsschutzes |
US5076733A (en) * | 1990-05-04 | 1991-12-31 | Jennmar Corporation | Mine roof anchor assembly having an expansion shell assembly with a friction reducing means |
DE4116149A1 (de) * | 1991-05-17 | 1992-11-19 | Hilti Ag | Spreizduebel mit reibungsmindernder beschichtung |
-
1992
- 1992-02-13 DE DE4204214A patent/DE4204214A1/de not_active Withdrawn
- 1992-12-11 DE DE59204070T patent/DE59204070D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-11 ES ES92121122T patent/ES2080420T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-11 EP EP92121122A patent/EP0555542B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-11 AT AT92121122T patent/ATE129319T1/de not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-02-05 US US08/014,387 patent/US5344268A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-09 JP JP5020963A patent/JPH0672604B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-11 BR BR9300549A patent/BR9300549A/pt unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5344268A (en) | 1994-09-06 |
EP0555542B1 (de) | 1995-10-18 |
ES2080420T3 (es) | 1996-02-01 |
JPH05280516A (ja) | 1993-10-26 |
DE4204214A1 (de) | 1993-08-19 |
EP0555542A1 (de) | 1993-08-18 |
DE59204070D1 (de) | 1995-11-23 |
ATE129319T1 (de) | 1995-11-15 |
BR9300549A (pt) | 1993-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0672604B2 (ja) | コンクリート部材の穿設孔内に結合剤により固定されるアンカボルト | |
JP2514476B2 (ja) | 連結用アンカ― | |
US4712957A (en) | Adhesively secured fastener | |
US4929134A (en) | Expansion dowel assembly | |
US5328300A (en) | Anchoring means for anchoring by means of a bonding mass in a drilled hole in a concrete part | |
US4664561A (en) | Combined resin-mechanical mine roof bolt anchor | |
CA2150514C (en) | Construction fastener assembly | |
US4789284A (en) | Self-cutting expansion anchor | |
US4475329A (en) | Anchoring expansible fastener | |
JPH0637884B2 (ja) | 打込み式拡張栓 | |
US6185886B1 (en) | Fixing element for reinforcement connection with a secondary action, especially for earthquake-resistant securement | |
US4921381A (en) | Expansion dowel assembly and method of anchoring the assembly | |
HUT73260A (en) | Anchoring plug for anchoring with binder material | |
JP2963063B2 (ja) | 打ち込みアンカを組み付けるための装置 | |
JPS6396306A (ja) | 拡張栓 | |
JP2007501362A (ja) | 軟質のまたは多孔質の建築材料のための、金属から成る拡張アンカ | |
JP2001116029A (ja) | 壁面材の固定構造及びリベットアンカ− | |
KR200485838Y1 (ko) | 벽 고정용 앵커볼트 | |
US4454701A (en) | Anchoring of material to concrete | |
JP2002070177A (ja) | コンクリート用アンカー及びその固定方法 | |
JPH058333Y2 (ja) | ||
JP3413614B2 (ja) | コンクリート止着用無拡張型金属アンカー | |
JP2002349522A (ja) | メカニカルアンカーボルト | |
JPH02217604A (ja) | アンカーボルト固定方法 | |
JPS6111357Y2 (ja) |