JPH067242Y2 - 遮断弁内蔵ガスメータ - Google Patents

遮断弁内蔵ガスメータ

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JPH067242Y2
JPH067242Y2 JP1987067342U JP6734287U JPH067242Y2 JP H067242 Y2 JPH067242 Y2 JP H067242Y2 JP 1987067342 U JP1987067342 U JP 1987067342U JP 6734287 U JP6734287 U JP 6734287U JP H067242 Y2 JPH067242 Y2 JP H067242Y2
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JP
Japan
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gas
nozzle
upper case
valve body
cam
Prior art date
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JP1987067342U
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English (en)
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JPS63173574U (ja
Inventor
雄治 山田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、遮断弁内臓ガスメータの弁開閉機構に関
し、特に小形化および標準メータとの互換性を図ったも
のに関する。
《従来の技術》 先に本出願人は、第3図に示すようにガスメータ1にソ
レノイド式の遮断弁2を組み付けて、ガスメータ1の上
ケース1a内に供給されるガスの減圧状態の検出や、他
の例えばガス洩れ検知器や、感震器等の出力に連繋して
遮断弁を作動させる機構を開発した。
この構造の利点は、ガス元でガスを遮断できることであ
る。
この種の遮断弁2には復帰機構が付加されている。この
復帰機構は前記遮断弁2から突出する弁体2aに流路側
に形成されたノズル4を挟んで対向する復帰棒5を備え
ていて、該復帰棒5を上ケース1aの前部に気密を保っ
た状態で突出させ、前記弁体2aがノズル4を閉じた状
態でこれを解放する場合に復帰棒5を押圧動作すれば、
弁体2aは押し戻され、流路を解放する。
《考案が解決しようとする問題点》 しかし、この構造によれば、遮断弁2の対向する側に復
帰棒5を設けなければならないので、復帰棒5の突出位
置は、必然的に上ケース1aに設けた積算室6の上部に
位置させる必要があり、全体の高さが高くなり、大形化
するとともに、取付場所に高さの制限がある場合には、
遮断弁のない標準メータの代わりに遮断弁付きのメータ
を取り付けることができなかった。
この考案は、以上の問題を解決するもので、弁開閉機構
に位置制限があったとしても小形化でき、標準メータと
の互換性に富むメータを得ることを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、上方にガスの入
口ポート及び排出ポートを有する上ケースと、この上ケ
ースの下側に設けられ、前記入口ポートに連通する流入
通路からガスを吸引して前記排出ポート側に排出し、そ
の際に膜の往復移動によってガスの流量を測定する吸排
機構を有する下ケースと、前記上ケースが前記下ケース
より前方に突き出したオーバーハング部の前面に設けら
れ、前記膜の往復移動を回転運動に変換してガスの流量
を積算値として表示する積算表示部と、この積算表示部
の後方に投影される上ケース内に設けられ、前記流入通
路の一部を構成するノズルと、前記積算表示部の後方に
投影される位置に設けられ、前記ノズルに離接する弁体
を有し、この弁体を前記ノズルに当接することによって
前記流入通路を遮断する遮断弁と、前記ノズル内に、上
部を支点にして揺動自在に設けられ、下部が前記弁体側
に揺動した際に同下部で弁体を前記ノズルから離れる方
向に移動し、遮断弁を開状態に復帰させるカムと、この
カムの中間位置に先端部が当接し、基端側の操作部が前
記上ケースのオーバーハング部の下側から斜めに突き出
しており、操作部を押し込むことによって、前記カムの
下部を前記弁体側に揺動させる復帰棒とを備えたことを
特徴としている。
《作用》 ノズル及び遮断弁を積算表示部の後方への投影位置に設
け、復帰棒の操作部を上ケースのオーバーハング部の下
側から突き出させているので、遮断弁等を設けることに
よりガスメータの高さが高くなるのを防止することがで
きる。
したがって、取付場所に高さの制限がある場合でも、遮
断弁がないものと同様に設置することができる。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図はこの考案によるガスメータの1部切欠側面図で
ある。
図において、ガスメータ10は、上ケース12と、下ケ
ース14をフランジ12a,14aを介して気密に接続
したものである。
上ケース12の上部両側には、ガス入口ポート16およ
び、図示しない出口ポートが設けられ、入口ポート16
から導入されたガスは、上ケース12から下ケース14
内に連通する流入通路16aを通り、下ケース14に内
装されたメータ駆動のための図示しない膜板を膨張収縮
させ、次いで再度上ケース12を経て出口ポートから末
端機器側へと供給される。
そして、この膜板の膨張収縮力を上ケース12内に配置
された図示しない動力伝達機構を介して取り出し、上ケ
ース12のオーバーハング部12bの前面に設けた積算
室(積算表示部)18にガス消費量として積算表示する
ようになっている。
オーバーハング部12bは、下ケース14から前方に突
き出した形状になっている。
入口ポート16の下部には、流入通路16aの一部を構
成し、上ケース12を前後に連通するノズル20が入口
ポート16と直交して配置されている。このノズル20
は、積算室18の後方に投影される位置に設けられてい
る。
ノズル20のガス上流側にはソレノイド式の遮断弁22
が配置され、ノズル20内にはカム24が枢支軸26を
介して揺動可能に配置されている。
前記遮断弁22は、上ケース12の背面に気密に固定さ
れたソレノイド22aと、ソレノイド22aの上端より
突出し、前記ノズル20に対向する弁体22bからなっ
ている。この遮断弁22は、積算室18の後方に投影さ
れる位置に設けられている。
ソレノイド22aは、ガス洩れ検知器,感震器等に連動
しており、これらのうちの1種またはそれ以上の検知出
力によって作動するものである。
前記カム24は、その上部が枢支軸26によって揺動自
在に支持されており、その下部が弁体22b側に揺動し
た際に同下部で弁体22bをノズル20から離れる方向
に移動させて、ノズル20が開状態になるように遮断弁
22を復帰させるようになっている。このカム24の中
間位置には、上ケース12のオーバーハング部12bの
下部に斜めに形成した軸孔18aに、気密にかつ進退可
能に貫通した復帰棒28の先端部が当接している。
復帰棒28の基端側の操作部は、オーバーハング部12
bの下側から斜め前方に突き出している。そして、この
操作部は、前記積算室18の下部に斜めに結合した復帰
カバー30に保持されており、該復帰カバー30の端部
外周に着脱可能に結合したネジキャップ式の透明キャッ
プ32を通じて復帰棒28の作動状態の確認が行われ
る。
前記復帰カバー30内には第2図に詳しく示すように、
前記復帰棒28の操作部を軸受支持する透明材料からな
る復帰ツマミ34が進退可能に保持され、その突出端を
復帰棒28とともに前記キャップ32の端部に覗かせて
いる。そして、復帰カバー30内には前記復帰ツマミ3
4を突出側すなわち後退側に付勢する圧縮コイルスプリ
ング36が介挿されている。
また、復帰棒28と復帰ツマミ34間には一端を復帰棒
28の外周に結合したE−リング38に当接し、他端を
復帰ツマミ34の先端に当接させた第2のスプリング4
0が介挿されている。
したがって、前記スプリング36のばね圧によって前記
復帰棒28は復帰ツマミ34と共に後退位置に付勢され
ているとともに、第2のスプリング40の比較的弱い付
勢力によって前進側に付勢されていることになる。
以上の構成において、通常状態では図示の如くノズルは
開きガスを流通させている。
この状態では復帰棒28は第2のスプリング40のばね
圧によって前進し、カム24をノズル20の上流側に回
動付勢し、復帰棒28の操作部はキャップ32側の表示
側端部から離れ、ガスが流通している状態を表示する。
この状態から異常事態が発生すると、遮断弁22のソレ
ノイド22aに励磁電流が印加され、弁体22bは突出
し、ノズル20に当接してこれを閉じる。
この結果、復帰棒28は後退し、復帰ツマミ34および
キャップ32を通じて復帰棒28の操作部が見え、復帰
棒28が後退したことを確認できる。
異常事態解除の後、流路解放動作する場合には、キャッ
プ32を取り、復帰ツマミ34を押せば、復帰棒28は
前進し、カム24をノズル20から突出させ、その結
果、弁体22bは後退し、ノズル20を開く。
その後、復帰ツマミ34を離せば、復帰ツマミ34は復
帰カバー30の端部に突出する。一方、復帰棒28は第
2スプリング40の付勢力によって前進位置に位置した
ままであるから、表示部分には見えず、流路が開いてい
ることが再度確認できるのである。
《効果》 以上実施例によって詳細に説明したようにこの考案にあ
っては、ノズル及び遮断弁を積算表示部の後方への投影
位置に設け、復帰棒の操作部を上ケースのオーバーハン
グ部の下側から突き出させているので、遮断弁等を設け
ることによりガスメータの高さが高くなるのを防止する
ことができる。したがって、取付場所に高さの制限があ
る場合でも、遮断弁がないものと同様に設置することが
できる。
またこの考案によれば、この種の開閉機構を組込んでい
ない標準形ガスメータの上ケースと同一寸法の上ケース
が得られるため、必要に応じて上ケースのみを交換すれ
ば良いものとなり、互換性に富む。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるガスメータの1部切欠側面図、
第2図は復帰棒のガスメータからの突出部分の部品構成
を示す分解斜視図、第3図は従来のガス開閉機構付きガ
スメータの一部切欠側面図である。 10……ガスメータ 12……上ケース 12a……フランジ 12b……オーバーハング部 14……下ケース 14a……フランジ 16……ガス入口ポート 16a……流入通路 18……積算室(積算表示部) 18a……軸孔 20……ノズル 22……遮断弁 22b……弁体 24……カム 28……復帰棒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方にガスの入口ポート及び排出ポートを
    有する上ケースと、 この上ケースの下側に設けられ、前記入口ポートに連通
    する流入通路からガスを吸引して前記排出ポート側に排
    出し、その際に膜の往復移動によってガスの流量を測定
    する吸排機構を有する下ケースと、 前記上ケースが前記下ケースより前方に突き出したオー
    バーハング部の前面に設けられ、前記膜の往復移動を回
    転運動に変換してガスの流量を積算値として表示する積
    算表示部と、 この積算表示部の後方に投影される上ケース内に設けら
    れ、前記流入通路の一部を構成するノズルと、 前記積算表示部の後方に投影される位置に設けられ、前
    記ノズルに離接する弁体を有し、この弁体を前記ノズル
    に当接することによって前記流入通路を遮断する遮断弁
    と、 前記ノズル内に、上部を支点にして揺動自在に設けら
    れ、下部が前記弁体側に揺動した際に同下部で弁体を前
    記ノズルから離れる方向に移動し、遮断弁を開状態に復
    帰させるカムと、 このカムの中間位置に先端部が当接し、基端側の操作部
    が前記上ケースのオーバーハング部の下側から斜めに突
    き出しており、操作部を押し込むことによって、前記カ
    ムの下部を前記弁体側に揺動させる復帰棒とを備えたこ
    とを特徴とする遮断弁内蔵ガスメータ。
JP1987067342U 1987-05-02 1987-05-02 遮断弁内蔵ガスメータ Expired - Lifetime JPH067242Y2 (ja)

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JPS63173574U JPS63173574U (ja) 1988-11-10
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0749162Y2 (ja) * 1990-06-25 1995-11-13 シーケーディ株式会社 電磁弁の手動操作装置
JP3553172B2 (ja) * 1995-02-03 2004-08-11 東京瓦斯株式会社 ガスメータ

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