JPH0325137Y2 - - Google Patents

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JPH0325137Y2
JPH0325137Y2 JP8819085U JP8819085U JPH0325137Y2 JP H0325137 Y2 JPH0325137 Y2 JP H0325137Y2 JP 8819085 U JP8819085 U JP 8819085U JP 8819085 U JP8819085 U JP 8819085U JP H0325137 Y2 JPH0325137 Y2 JP H0325137Y2
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valve
return
return button
button
gas
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、弁装置を内蔵し、ガス洩れ検知
器・地震感知器・ガス使用状態監視器などからの
遮断信号を受けたとき電磁石を働かせてその弁装
置を作動し、ガス通路を遮断して自動的に安全を
確保する遮断弁付ガスメータに適用するものであ
る。詳しくは、そのようなガスメータにあつて、
危険状態終了後に外部からの押ボタンの押し下げ
操作によつて開弁する弁復帰機構に関する。
従来の技術 従来、この種のガスメータの中には、たとえば
第6図に示す如き構成のものがある。図中符号1
はガスメータの上ケースであり、上ケースには上
方に向け開口して入口通路2と出口通路3とがあ
り、入口通路2は内部の分配室4に通ずる。分配
室4には、概略的に示すクランク機構5を収納
し、本体計量室内の計量膜の動きに起因する往復
回動運動を一方向への回転運動に変換する。そし
て、ガスを順次各計量室に分配するとともに、各
計量室と出口通路3とを逐次結んでその分配した
ガスを適宜排出する。同時に、前記回転運動を図
示しないカウンタケース内の表示機構へ伝達して
ガス流量をその表示窓を通して積算表示する。と
ころで、分配室4内には、弁装置6を収納してあ
り、その弁装置6は、入口通路2下端の弁座7と
対向して弁8を備える。そして、遮断信号を受け
たとき図示しない電磁石を働かせてその弁装置6
を作動し、弁8を動かしてスプリング9の弾性力
で該弁8を弁座7に押し当てる。しかして、ガス
入口通路2を遮断し、自動的に安全を確保する。
ところで、この従来のガスメータにおいて、入
口通路2の遮断後、危険状態を脱したときは、押
ボタン装置10における復帰ボタン11を下方に
押し込むことによつて、復帰軸12をアーム13
に作用させ、該アームと一体の弁8をスプリング
9に抗して押し下げて元の開位置に復帰させ、弁
装置6内に配した永久磁石で該位置を保持してい
た。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、この従来のガスメータにおける
押ボタン装置10によれば、たとえば入口通路2
を遮断し、なお危険状態下にあるにもかかわらず
誤つて復帰ボタン11が押されると、弁8が開い
たり、また平常時であつても、誤つて復帰ボタン
11の上に重量のある物が乗ると、そのために下
降した復帰軸12によつてアーム13を押し付け
たままにするから、その弁8の遮断信号が送られ
ても弁8が動作せず閉じないという欠点があつ
た。
したがつて、この考案は、上述したように危険
状態終了後に外部からの押ボタン操作によつて開
弁する遮断弁付ガスメータにおいて、押ボタン装
置の作動を規制し、弁の開閉動作をより確実にし
て安全を確保することを目的とする。
問題点を解決するための手段 そのため、この考案は、ガス洩れ検知器等から
電気信号を受けたときたとえば入口通路21等の
ガス通路を遮断する弁装置25を内蔵し、危険状
態回避後復帰ボタン50の操作により前記弁装置
の弁27に作用して該弁を開位置に復帰させる押
ボタン装置36を備える遮断弁付ガスメータにお
いて、前記復帰ボタン50と一体に作動する復帰
軸37をスライド可能に設け、前記復帰ボタン側
を本体ケース側のいずれか一方に、復帰ボタン5
0の押し下げ時に他方が当つて障害となるリブ4
0等の係止部材を突出して設けるとともに、その
他方の側に該係止部材が一致すれば復帰ボタン5
0の押し下げを許す案内溝44を設けてなること
を特徴とする。
作 用 しかして、常時は係止部材で押ボタン装置36
の作動を規制し、弁装置25の作動を妨げないよ
うにするとともに、弁装置25が作動して後危険
状態を回避したときは、係止部材を案内溝44の
位置に合わせれば、復帰ボタン50が復帰ガイド
39に沿つて押し下げ可能となり、弁27が開放
される。
実施例 以下、図面に示す一実施例とともに、この考案
について具体的かつ詳細に説明する。
第1図および第2図において、符号20は上ケ
ースであり、該上ケースには上方に向け開口して
入口通路21と出口通路22とがある。入口通路
21は内部の分配室23に通ずる。この分配室2
3内には、クランク機構24とともに弁装置25
を収納している。この弁装置25は、第3図に示
すように、入口通路21下端の弁座26と対向す
る弁27を備える。弁27は、図示するとおり横
方向に突出するアーム28を挟んで止めねじ29
でプランジヤ30に固着する。そして、スプリン
グ31で弁座26方向に付勢し、本体32内にス
ライド自在に収納する。本体32内には、永久磁
石33が配され、またヨーク34に巻き付けてコ
イル35を収納する。そして、常時は永久磁石3
3でプランジヤ30を本体32内に吸引してな
る。ところが、地震発生時、停電時、また未然ガ
スの漏洩時などの緊急事態が発生したときなど、
ガス洩れ検知器・地震感知器・ガス使用状態監視
器などの検知機器でその状態を自動的に検知し、
コイル35に電気信号を送出する。すると、永久
磁石33の吸収力に打ち勝つてプランジヤ30が
動き、スプリング31の弾性力が加つて弁27を
弁座26に押し当て、ガスの供給を完全にストツ
プし安全を確保する。
さて、この状態のとき、アーム28の先端は、
第1図に示すように入口通路21と隣接する押ボ
タン装置36の復帰軸37の先端と対向する。押
ボタン装置36は、上ケース20の復帰座38に
その復帰ガイド39を取付ねじ40,40で取り
付け固定する。復帰座38は、スパナ等が使いや
すいように入口通路21の袖ねじ部41とずらし
て設けてある。復帰ガイド39は、第4図および
第5図から判るとおり、中央に内外周リング部4
2,43が突出して設けられる。そのうちの外周
リング部43にはその高さ方向に沿つて案内溝4
4があけられる。そして、この外周リング部43
の上端には、その案内溝44の入口部分からほぼ
90度の角度範囲にわたつて若干低くした段差をつ
けて段部45が設けられる。また、復帰軸37の
外周に設ける溝にOリング47を嵌め合わせ、復
帰ガイド39の内周リング部42内の中心貫通穴
39aに挿通して該複帰ガイドとの間で圧縮し、
ガスメータ内からガス漏れが生じないようにシー
ルする。そして、復帰軸37にEリング48を嵌
め込んで復帰軸37の抜け止めをする。Eリング
48に代え復帰軸37の下方を拡径につくり、段
部で抜け止めすることもできる。Eリング48の
嵌め込み後、復帰ガイドの内周リング部42と外
周リング部43との間にスプリング49を配す
る。そして、このスプリング49の下端にあるフ
ツク部49aを復帰ガイド39の外周リング部4
3の高さ方向にあけた案内溝44の下側に掛け止
める。他方、スプリング49の上端に突出するフ
ツク部49bは、復帰ボタン50に設ける係止穴
50aに掛け止める。復帰ボタン50は、キヤツ
プ状をなし、復帰軸37の上端に被せて、その中
心ねじ穴50bに組立ねじ51を螺合しそれに取
り付ける。そして、この復帰ボタン50には、第
1図および第4図に示すとおり、その内周壁にリ
ブ46を設け、該リブを復帰ボタン50の深さ方
向にその開口側の途中までのばしてある。しかし
て、このリブ46の先端を復帰ガイド39の段部
45内における案内溝44から離れた端面45a
に寄せてスプリング49で位置決めておく。こう
して組み付けた押ボタン装置36を前記した如く
復帰座38に取り付けるのである。当然、この状
態では、リブ46が段部45に当たるから、復帰
ボタン50を押しても下がることはない。
しかして、前記して検知器からの電気信号に基
づいて入口通路21を遮断して後、危険状態を脱
したときは手で復帰ボタン50を押し下げる。し
かし、このままだと上記した如くリブ46が復帰
ガイド39の段部45に当たつて障害となるか
ら、いつたん復帰ボタン50をスプリング49に
抗してこれをねじるようにして図中反時計方向に
回し、リブ46を案内溝44上に一致させる。そ
こでこの復帰ボタン50をスプリング49に抗し
て押し下げる。すると、復帰軸37がアーム28
に作用しそれを押し下げ、これと一体の弁27を
元の開位置に復帰させることができる。しかる
後、復帰ボタン50から手を離せば、スプリング
49の復帰力によつてリブ46がまず案内溝44
に沿つて上昇し、同じくスプリング49の力で段
部45に沿つて元の端面45a側に戻り、再び復
帰ボタン50の押し下げ規制の状態に戻すことが
できる。
なお、上述した実施例において、復帰ボタン5
0にリブ46を設け、固定的な本体ケース側の復
帰ガイド39に案内溝44を設けた。しかし、こ
の考案では、復帰ボタン側と本体ケース側のいず
れか一方にボタン押し下げ時に他方が当つて障害
となる係止ピン等の係止部材を突出させ、その他
方側に案内溝を設ける限り該案内溝上に係止部材
が一致すれば復帰ボタンの押し下げを解除するよ
うに構成することができる。したがつて、たとえ
ば、前記復帰ガイドにリブや係止ピン等を突出さ
せ、復帰ボタンに案内溝を設けてもよいのであ
る。さらに、リブや係止ピン等を復帰ガイドに限
らず上ケース等の本体ケース側の部材に設けて構
成してもよいのである。
考案の効果 したがつて、この考案によれば、地震発生等の
危険状態となつたとき地震感知器等からの電気信
号を受けてガス通路を遮断する弁装置を内蔵し、
危険状態回避後復帰ボタンの押し込み操作により
弁装置に作用して弁を開位置に復帰させる押ボタ
ン装置を備える遮断弁付ガスメータにおいて、復
帰ボタンの押し下げ規制を解除しない限りその押
ボタン装置が作動しないようにするから、弁の開
閉動作が著しく確実なものとなり十分に安全を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例であ
る弁復帰機構を備える遮断弁付ガスメータを示
し、第1図は上ケース部分の縦断面図、第2図は
平面図である。第3図はその弁装置の断面図、第
4図はそのガスメータに使用する押ボタン装置を
分解して示す斜視図、第5図は押ボタン装置にお
ける復帰ガイドの平面図である。第6図は、従来
の遮断弁付ガスメータの弁復帰構造を備えるガス
メータを示す縦断面図である。 21……入口通路(ガス通路)、25……弁装
置、27……弁、36……押ボタン装置、37…
…復帰軸、39……復帰ガイド、44……案内
溝、46……リブ(係止部材)、50……復帰ボ
タン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気信号を受けたときガス通路を遮断する弁装
    置を内蔵し、危険状態回避後復帰ボタンの操作に
    より前記弁装置の弁に作用してその弁を開位置に
    復帰させる押ボタン装置を備える遮断弁付ガスメ
    ータにおいて、前記復帰ボタンと一体に作動する
    復帰軸をスライド可能に設け、前記復帰ボタン側
    を本体ケース側のいずれか一方に、復帰ボタン押
    し下げ時に他方が当つて障害となる係止部材を突
    出して設けるとともに、その他方側に該係止部材
    が一致すれば前記復帰ボタンの押し下げを許す案
    内溝を設けてなる遮断弁付ガスメータの弁復帰機
    構。
JP8819085U 1985-06-11 1985-06-11 Expired JPH0325137Y2 (ja)

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JP8819085U JPH0325137Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JP8819085U JPH0325137Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JPS61203320U JPS61203320U (ja) 1986-12-20
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JP8819085U Expired JPH0325137Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JPH0619055Y2 (ja) * 1988-05-19 1994-05-18 東京瓦斯株式会社 緊急遮断装置付ガスメータ

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JPS61203320U (ja) 1986-12-20

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