JPH0640388Y2 - 遮断弁内蔵閉止弁 - Google Patents

遮断弁内蔵閉止弁

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JPH0640388Y2
JPH0640388Y2 JP1987072842U JP7284287U JPH0640388Y2 JP H0640388 Y2 JPH0640388 Y2 JP H0640388Y2 JP 1987072842 U JP1987072842 U JP 1987072842U JP 7284287 U JP7284287 U JP 7284287U JP H0640388 Y2 JPH0640388 Y2 JP H0640388Y2
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gas
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plunger
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、ガス遮断弁機能を閉止弁に一体に組付けた
遮断弁内蔵閉止弁に関する。
《従来の技術》 コック式閉止弁は、一般に屋内における元栓としてガス
配管の末端に設けられるもので、この閉止弁の先端に突
出するニップルにホースを介してガス器具と接続し、コ
ックの開閉操作によってガス器具に対するガスの供給遮
断を行う。
他方、ガス遮断弁はガス漏れ警報器などの検知器の警報
出力によりソレノイドを駆動してガスを遮断するもので
その構造は様々なものが知られている。
また、この遮断弁およびガス漏れ警報器は最近になって
から実用化が推奨されてきたので、新築以外では後から
既設配管に組込まれる場合が多い。
つまり、ガス洩れ警報器の増設に伴い、より安全性を高
める場合に施主の注文に応じて遮断弁を既設配管の途中
に接続するようにしている。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、この場合には、配管接続作業が面倒で、
接続部も多くなるため、この部分における信頼性および
配管強度が低下し、かつ工事費などの余分なコストがか
かっていた。
また、厨房機器などとの取合い上の関係や、屋内の錯雑
な状態を避けるために、屋内側には原則として前記コッ
ク式の閉止弁以外は設けられないので、前記ガス遮断弁
は必然的に屋外にのみ設置しなければならない。
したがって、ガス遮断弁を屋外に設置し、室内側の警報
器に連動させるには配線を屋外に引き出さなければなら
ず、外壁に穴を開けるなどの作業も含むため、配線引き
廻しおよび外観処理等も面倒なものとなっていた。
この考案は、以上の問題点を解決するもので、閉止弁に
ガス遮断弁機能を組付けることにより、双方の機構にお
ける部品の共用化を図り、これにより機構の簡素化と配
管接続作業の簡素化および接続部の増加による信頼性、
配管強度低下などを防止することを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案では、弁ハウジング
内のガス流路を手動操作で開閉するコックを有し、かつ
外部からの異常信号に基づいて前記ガス流路を弁座を介
して開閉する遮断弁を有する遮断弁内蔵閉止弁であっ
て、前記遮断弁と、この遮断弁に対向するよう前記弁ハ
ウジングに配置したリセット棒とからなり、前記遮断弁
は、前記弁座に対向するように設けられた弁体と、この
弁体を前記弁座に離接する方向に案内するプランジャ
と、このプランジャを介して前記弁体を弁座から離れた
状態に保持するマグネットと、前記弁体を弁座に当接さ
せるように付勢する補助用スプリングと、前記弁ハウジ
ングの外側に設けられ、異常時に前記マグネットの磁力
を中和することによって、前記補助用スプリングの付勢
力で前記弁体を前記弁座に当接させるソレノイドとから
構成され、前記リセット棒は、その一端部を前記弁体に
対向させて前記プランジャと反対の方向に延在し、他端
部を前記弁ハウジングの外側に露出させた状態で軸方向
に移動自在に設けられ、外部から押圧操作によって、前
記弁体を前記マグネットで保持可能な位置まで押圧移動
するように構成したことを特徴とする。
《作用》 以上の遮断弁内蔵閉止弁は、閉止弁として用いるので、
配管接続が不要であり、屋内のガス管末端にねじこみ固
定するだけで装着が完了する。ガス洩れ警報器と連動さ
せるための配線も屋内間だけでよいため、配線工事も簡
単である。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図はこの考案に係る遮断弁内蔵閉止弁(以下単に閉
止弁と略記する)1を用いたガス配管説明図、第2図は
同閉止弁1の断面図である。
先ず第1図において、ガスボンベ2,圧力調整器3および
ガスメータ4は屋外にガス管5を介して直列に接続され
ている。ガスメータ4の吐出側ガス管5は外壁6を通じ
て屋内Rに引き込まれ、その供給端に前述の閉止弁1が
配管接続されている。
この閉止弁1の吐出ポートにはゴムホース7を介してガ
スコンロその他のガス器具8が接続されている。ガス器
具8の近傍にはガス漏れ警報器等の検知器9が配置さ
れ、その信号ケーブル10を閉止弁1に接続している。
なお、検知器9と連動する従来のガス遮断弁単体は一般
的には接続スペースの関係で同第1図中Aで囲われた屋
外ガス管5中に接続されるようになっており、信号ケー
ブル10も外壁6を貫通して配線するようにしていた。
前記閉止弁1は、第2図に示すように、一端にガス配管
にネジ結合されるガス供給ポート101を、他端に前記ゴ
ム管7を圧入してガス器具8に接続するガス吐出ポート
102を夫々形成した弁ハウジング103と、弁ハウジング10
3の中央にあって、ガス上流側と下流側に仕切るコック
部104と、コック部104によって仕切られたガス下流側の
垂直なガス通路105に形成された弁座、すなわちノズル
部106と、ノズル部106のガス上流側、すなわち下部に弁
体107を対向させた状態で弁ハウジング103の下面に固定
されたソレノイド108と、下端を前記弁体107に対向さ
せ、上端を弁ハウジング103の上部に突出させたリセッ
ト棒109とから概略構成されている。
前記コック部104は、ハウジング103内に固定された一対
のボールシール110の内部に回転可能に嵌合されたボー
ル111と、下端をボール111に結合し、弁ハウジング103
の頂部に突出する中間軸112と、中間軸112の上端に結合
した操作軸113と、操作軸113の上部外周に一体化された
開閉操作用のノブ114と、操作軸113の外周に設けられた
前記中間軸112と操作軸113間の切離し用スプリング115
からなっている。
図示する状態は前記ボール111に貫通形成された流通孔1
11aがガス上流側と下流側とを連通した状態であり、ガ
スは流通している。この状態から流路を閉止するにはノ
ブ114を押し、中間軸112に操作軸113を連結し、一方向
に回せば、ボール111は回動し流通孔111aを交差させ、
流路を閉じる。
前記ソレノイド108は弁ハウジング103の下面にビス等を
介して固定されたケース116と、ケース116内に固定配置
されたソレノイドコイル117と、ソレノイドコイル117か
ら外部に引出された前述の信号ケーブル10と、ソレノイ
ドコイル117の上部に設けたマグネット118と、ソレノイ
ドコイル117の中央に摺動可能に配置され、かつ前記弁
ハウジング103を貫通して内部に突出するプランジャ119
を備え、プランジャ119の先端に前記弁体107を一体化し
ている。
そして、ソレノイドコイル117の非励磁状態でマグネッ
ト118の吸引力によりプランジャ119を下部側に吸引し、
励磁状態での反撥によりプランジャ119を突出付勢する
ようになっている。
また、プランジャ119の弁ハウジング103側突出端周囲に
はスプリング受け120が設けられ、プランジャ108の外周
においてスプリング受け120と弁ハウジング103の内底面
にはプランジャ108を上方に突出付勢するための補助用
スプリング121が介装されている。
前記リセット棒109のハウジング103側突出部の基部には
E−リング122が固定され、リセット棒109の抜け止めを
行っているとともに、ハウジング103の外側の上端には
リセットボタン123が一体化され、さらにリセットボタ
ン123とハウジング103の上部間に復帰用スプリング124
を介挿し、リセット棒109を常時上方に付勢している。
なお、図示は省略したが、前記リセットボタン123の外
周に透明キャップなどの保護キャップを配置すること
で、通常状態における誤操作などを未然に防止できる。
また、説明は省略したが、前記各部品の弁ハウジング10
3に対する貫通部および流路遮断部分には図示のごとく
当然パッキン、O−リングなどの気密性を保持するため
のシール部材が配置される。
次に以上の構成の閉止弁1の作用が説明する。
検知器9によりガス漏れが検出されると、その検知出力
により信号ケーブル10を介してソレノイドコイル117が
励磁し、マグネット118の磁力が中和し補助用スプリン
グ121の付勢力によりプランジャ119は突出し、弁体107
を押し上げ、ノズル部106に当接し、流路を遮断する。
前記弁体107による遮断作用が持続している段階でガス
器具8側が正常復帰し、屋内のガスが換気されると、ガ
ス洩れ警報器9の警報動作が終了する。そして、現状復
帰させる場合には、リセットボタン123を押せばリセッ
ト棒109が下降し、弁体107を押し下げてノズル部106か
ら離間させる。そうすると、プランジャ119がマグネッ
ト118で保持され、弁体107は図に示す元位置に復帰し、
正常にガス流通が行われる。
《考案の効果》 以上実施例により詳細に説明したように、この考案によ
れば、従来のようにガス遮断弁単体をガス配管中に組込
むものに比して配管接続を簡単にでき、かつ接続個所増
加による信頼性低下や強度低下がなく、また低コストに
取付けることができる。
さらに、検知器に対する配線も屋内配線でよく、既存の
ガス配管に本考案品を付設する場合でも従来の閉止弁と
交換をするのみでよく簡単に換装できる。
さらにまた、リセット棒が遮断弁のプランジャとは反対
側に延在していて、同プランジャに干渉することがない
から、リセット棒の作動部の構造を極めて簡単にするこ
とができる。しかも、リセット棒としては単に弁体を押
圧するための細い棒状のもので済むから、リセット棒が
弁ハウジングを貫通する部分を例えばOリングなどの簡
単かつ安価なシール部材でシールすることができる。さ
らに、ソレノイドが弁ハウジングの外側に設けられてい
るからせ、電気的な火花がガス流路内で発生することが
なく、防爆上の安全を図ることができる。
したがって、きわめて安全で、しかも安価かつ簡単な構
造にすることができるという顕著な作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る遮断弁内蔵閉止弁を用いたガス
配管説明図、第2図は同閉止弁の断面図である。 1…遮断弁内蔵閉止弁 101…ガス供給ポート 102…ガス吐出ポート 103…弁ハウジング 104…コック部 106…ノズル部 107…弁体 108…ソレノイド 109…リセット棒 118…マグネット 119…プランジャ 121…補助用スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁ハウジング内のガス流路を手動操作で開
    閉するコックを有し、かつ外部からの異常信号に基づい
    て前記ガス流路を弁座を介して開閉する遮断弁を有する
    遮断弁内蔵閉止弁であって、 前記遮断弁と、この遮断弁に対向するよう前記弁ハウジ
    ングに配置したリセット棒とからなり、 前記遮断弁は、前記弁座に対向するように設けられた弁
    体と、この弁体を前記弁座に離接する方向に案内するプ
    ランジャと、このプランジャを介して前記弁体を弁座か
    ら離れた状態に保持するマグネットと、前記弁体を弁座
    に当接させるように付勢する補助用スプリングと、前記
    弁ハウジングの外側に設けられ、異常時に前記マグネッ
    トの磁力を中和することによって、前記補助用スプリン
    グの付勢力で前記弁体を前記弁座に当接させるソレノイ
    ドとから構成され、 前記リセット棒は、その一端部を前記弁体に対向させて
    前記プランジャと反対の方向に延在し、他端部を前記弁
    ハウジングの外側に露出させた状態で軸方向に移動自在
    に設けられ、外部からの押圧操作によって、前記弁体を
    前記マグネットで保持可能な位置まで押圧移動するよう
    に構成したことを特徴とする遮断弁内蔵閉止弁。
JP1987072842U 1987-05-18 1987-05-18 遮断弁内蔵閉止弁 Expired - Lifetime JPH0640388Y2 (ja)

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