JPH0671817U - キャッチロック - Google Patents

キャッチロック

Info

Publication number
JPH0671817U
JPH0671817U JP1158093U JP1158093U JPH0671817U JP H0671817 U JPH0671817 U JP H0671817U JP 1158093 U JP1158093 U JP 1158093U JP 1158093 U JP1158093 U JP 1158093U JP H0671817 U JPH0671817 U JP H0671817U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
movable
engagement piece
engaging
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1158093U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2605203Y2 (ja
Inventor
学 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tochigiya Co Ltd
Original Assignee
Tochigiya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tochigiya Co Ltd filed Critical Tochigiya Co Ltd
Priority to JP1993011580U priority Critical patent/JP2605203Y2/ja
Publication of JPH0671817U publication Critical patent/JPH0671817U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2605203Y2 publication Critical patent/JP2605203Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャッチロックの挿入係合片を、相手方の可
動係合片から自動的に離脱させる。 【構成】 キャッチロック1を、挿入係合片3と、可動
係合片6a,6bを内部に配置した鞘体4とによって構
成する。挿入係合片3には、鞘体4に対する接触子32
と、挿入係合片3を可動係合片6a,6bに係合させる
とその挿入係合片3を離脱させる方向へ作用する蓄勢手
段34とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、箱の身と蓋とを係脱可能に連結するために使用するキャッチロッ クに関する。
【0002】
【従来の技術】
この考案は、実開昭55−132917号公報に開示された「連結具」の改良 技術に関する。ヘルメットの顎紐などの一端部と他端部とを係脱可能に連結する 従来技術の一つとして、前記公報は、鞘体の上面の摘子を回動操作することによ り、挿入係合片の係合段部と一対の可動係合片の係合爪との係合を解くことがで きる手操作が簡単な「連結具」を提案している。なお、この「連結具」は、ヘル メットの顎紐に限らず、一般的なキャッチロックとして広く利用可能なものであ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記公報のキャッチロックでは、一対の係合爪が互いに接近する方 向へバネ付勢してあり、摘子を回動操作することにより、それら一対の係合爪を 離間し、その操作をしている間に挿入係合片を抜き取ることができるようにして ある。したがって、このキャッチロックでは、一方の手で摘子を回動した状態に 保ちながら、もう一方の手で挿入係合片を抜き取る、という具合に両手操作を必 要とするという不便な問題がある。
【0004】 そこで、この考案は可動係合片に係合した挿入係合片を離脱方向へ蓄勢するこ とにより、前記従来技術の問題を解決することを課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案が、前記課題を解決するために手段とするところは、以下のとおりで ある。
【0006】 この考案においては、挿入係合片と、鞘体内に配置され、前記挿入係合片を係 脱させる一対の可動係合片と、鞘体上面の操作子と一体に結合して回動可能に配 置され、一定角度回動したとき前記一対の可動係合片の少なくとも一方に作用し て挿入係合片と一対の可動係合片との係合を解くことが可能な作動片とを備える キャッチロックを前提にしている。
【0007】 かかる前提において、挿入係合片に摺動可能に配置され、鞘体に圧接可能な接 触子と、挿入係合片と接触子との間に配置され、挿入係合片を前記一対の可動係 合片に係合させると挿入係合片をそれら一対の可動係合片から離脱させる方向へ 作用する蓄勢手段とを備えるとともに、前記操作子がシリンダー錠に構成されて いることがこの考案の特徴である。
【0008】
【作用】
このように構成したキャッチロックでは、挿入係合片を可動係合片に係合させ ると、蓄勢手段が挿入係合片を可動係合片から離脱させるように作用する。シリ ンダー錠を操作して、挿入係合片と可動係合片との係合を解くと、蓄勢状態にあ る前者を後者から自動的に離脱させることができる。
【0009】
【実施例】
この考案に係るキャッチロックの詳細を添付の図面を参照して説明すると、以 下のとおりである。
【0010】 図1は、キャッチロック1を取り付けた箱50の部分破断斜視図である。箱5 0は蝶番53を介して開閉する身51と蓋52とからなり、身51と蓋52とは 、キャッチロック1により錠止しておくことができる。図ではキャッチロック1 が解錠して蓋52が少し開いた状態にある。
【0011】 図2は、後記蓋板4bを取り外してキャッチロック1の内部構造を示す平面図 であって、後記挿入係合片3を係合させた状態にある。
【0012】 図3は、図2のX−X線矢視図であって、キャッチロック1の後記鞘体4の内 部構造を示す。挿入係合片3は離脱させた状態にある。
【0013】 図1乃至3において、キャッチロック1は、蓋52に取り付けた挿入係合片3 と、身51に取り付けてあり、挿入係合片3を係脱させる後記可動係合片6a, 6bを内蔵した鞘体4とで構成されている。
【0014】 挿入係合片3は、先端両側部に係合段部5を設けてある。鞘体4は、基板4a と蓋板4bとからなり、先端面が開口している。基板4aには、一対の可動係合 片6a,6bを配置してその中央部を軸7a,7bにより枢着し、可動係合片6 a,6bの後端には作動片8を配置してその上面を後記シリンダー錠17に連結 し、回動可能にしてある。可動係合片6a,6bは、先端部に係合爪10a,1 0b、後端部に互いに接触可能な作用爪11a,11bを設けてある。作動片8 は、側面に突出部12を設けてある。また、基板4aには、突起13でスプリン グ14を装着し、左右の係合爪10a,10bが互いに近接する方向へ可動係合 片6a,6bを回動するように、その後端部に作用させてある。蓋板4bにおい ては、軸孔16を穿ち、その外面に設けた円筒15には鍵穴18を有するシリン ダー錠17を回動可能に嵌合し、シリンダー錠17の回動軸と作動片8とを作動 片8の下面から螺入した螺子8aにより連結してある。作動片8の突出部12に は、一方の可動係合片6aの作用爪11aが接触可能にしてあり、その接触によ り作動片8とシリンダー錠17とを反時計方向へ回動するように付勢する一方、 突出部12は第1ストッパー20へ反時計方向から当接することにより、その反 時計方向への回動範囲が規制されている。一対の可動係合片6a,6bの間には 、挿入係合片3の必要以上の挿入を止める第2ストッパー21を設け、第2スト ッパー21の中央に穿ったビス穴22と、鞘体4の隅部に設けたビス穴23とを 使用して鞘体4を身51に固定する。
【0015】 挿入係合片3には、その上下方向へ摺動可能であり、挿入係合片3を可動係合 片6a,6bに係合させたとき、鞘体4の上端に圧接可能な接触子32を設けて ある。挿入係合片3の幅方向中央には貫通孔31を穿ち、貫通孔31の上端と接 触子32の、貫通孔31内に位置させた受け座33との間に蓄勢用スプリング3 4を装着し、接触子32の下端が鞘体4の上端に外から圧接すると蓄勢用スプリ ング34を圧縮して蓄勢するようにしてある。挿入係合片3には、蓋52への取 り付けのためのビス穴35を設けてある。
【0016】 このように構成したキャッチロック1においては、挿入係合片3の係合段部5 を鞘体4の開口へ押し込むと、可動係合片6a,6bの係合爪10a,10bが スプリング14の作用に抗して互いに離れた後、その押し込みが完了するとスプ リング14の作用により復帰して図2に示すように係合段部5を係合させること ができる。この係合状態にある挿入係合片3においては、蓄勢用スプリング34 が蓄勢している。鍵(図示せず)を鍵穴18へ差し込み、シリンダー錠17を時 計方向へ回動すると、これと一体の作動片8が同方向へ回動するとともに、突出 部12がスプリング14の作用に抗して作用爪11aを反時計方向へ旋回させ、 かつ、作用爪11aが作用爪11bを時計方向へ旋回させ、係合爪10a,10 bが互いに離れて係合段部5との係合を解くことができる。一方、蓄勢用スプリ ング34の作用により挿入係合片3は、鞘体4の上端から離間する方向(図2の 上方向)へ蓄勢された状態にあり、係合を解くと同時に、自動的に可動係合片6 a,6bから離脱する。シリンダー錠17に対する回動力を解くと、スプリング 14の作用により、係合爪10a,10bと作動片8とがそれぞれ復帰する。離 脱した挿入係合片3は、係合段部5が係合爪10a,10bの上縁に載った状態 となり、蓋52は、多少開くことになる。
【0017】 なお、鍵を挿入して回動するシリンダー錠17は、周知の機構を有し、所定の 鍵を使用したときにのみ時計方向へ回動可能である。
【0018】
【考案の効果】 このように構成したキャッチロックでは、シリンダー錠を回動すると、係合し て蓄勢状態にある挿入係合片を自動的に離脱させることができるから、片手操作 が可能になる。
【0019】 挿入係合片を離脱させると、箱の身と蓋との間に隙間が生じるから、蓋の開閉 状態を目視確認することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャッチロックを取り付けた箱の部分破断斜視
図。
【図2】挿入係合片を係合させたキャッチロックの内部
構造を示す平面図。
【図3】挿入係合片を離脱させてある図2のX−X線矢
視図。
【符号の説明】
1 キャッチロック 3 挿入係合片 4 鞘体 6a,6b 可動係合片 8 作動片 17 シリンダー錠 32 接触子 34 蓄勢手段(スプリング)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入係合片と、鞘体内に配置され前記挿入
    係合片を係脱させる一対の可動係合片と、前記鞘体外面
    上の操作子と一体に結合して回動可能に配置され一定角
    度回動したとき前記一対の可動係合片の少なくとも一方
    に作用して前記挿入係合片と前記一対の可動係合片との
    係合を解くことが可能な作動片とを備えるキャッチロッ
    クにおいて、 前記挿入係合片に摺動可能に配置され、前記鞘体に圧接
    可能な接触子と、前記挿入係合片と接触子との間に配置
    され、前記挿入係合片を前記可動係合片に係合させると
    前記挿入係合片を前記一対の可動係合片から離脱させる
    方向へ作用する蓄勢手段とを備えるとともに、前記操作
    子がシリンダー錠に構成されていることを特徴とする前
    記キャッチロック。
JP1993011580U 1993-03-16 1993-03-16 キャッチロック Expired - Lifetime JP2605203Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993011580U JP2605203Y2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 キャッチロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993011580U JP2605203Y2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 キャッチロック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0671817U true JPH0671817U (ja) 1994-10-07
JP2605203Y2 JP2605203Y2 (ja) 2000-07-04

Family

ID=11781854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993011580U Expired - Lifetime JP2605203Y2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 キャッチロック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2605203Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124974A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Sugatsune Ind Co Ltd 施錠装置
CN114251552A (zh) * 2021-12-17 2022-03-29 新联合众(北京)科技有限公司 一种锁扣装置及其自动复位机构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4727038U (ja) * 1971-04-07 1972-11-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4727038U (ja) * 1971-04-07 1972-11-27

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124974A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Sugatsune Ind Co Ltd 施錠装置
JP4580212B2 (ja) * 2004-10-27 2010-11-10 スガツネ工業株式会社 施錠装置
CN114251552A (zh) * 2021-12-17 2022-03-29 新联合众(北京)科技有限公司 一种锁扣装置及其自动复位机构
CN114251552B (zh) * 2021-12-17 2024-06-07 新联合众(北京)科技有限公司 一种锁扣装置及其自动复位机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2605203Y2 (ja) 2000-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2969119B1 (ja) 引き出し回転操作型扉用ロックハンドル装置
JP2798412B2 (ja) ボンネットロック装置
WO2003091521A1 (fr) Charniere
JPH0671817U (ja) キャッチロック
JP3580673B2 (ja) 電池蓋のロック機構
JPH0210153U (ja)
JP3063694U (ja) 防水用ハンドル装置
JPH07170685A (ja) ケースカバーのロック装置
JPH0122871Y2 (ja)
JPH0619007Y2 (ja) カバーの係止構造
JPH0243178Y2 (ja)
JP2548158Y2 (ja) リッドロック装置
JPH0314885Y2 (ja)
JP2590972Y2 (ja) リッドのロック装置
JP2006016798A (ja) ハンドル装置
JP3058503U (ja) 錠止装置を備えたケーシング
JPH0323433Y2 (ja)
JPH0193161U (ja)
JPH0439974Y2 (ja)
JPS5926044Y2 (ja) 扉開放動作装置
JPH08303079A (ja) 錠止装置
JP3074891U (ja) コーナー型掛金装置
JPH0343326Y2 (ja)
JPH05525Y2 (ja)
JPS6228889Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970401

EXPY Cancellation because of completion of term