JPH0671738A - ブロー成形用金型及びブロー成形体 - Google Patents

ブロー成形用金型及びブロー成形体

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JPH0671738A
JPH0671738A JP26921592A JP26921592A JPH0671738A JP H0671738 A JPH0671738 A JP H0671738A JP 26921592 A JP26921592 A JP 26921592A JP 26921592 A JP26921592 A JP 26921592A JP H0671738 A JPH0671738 A JP H0671738A
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blow
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直成 福原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隠しリブ7を有するブロー成形体の製造にお
いて、成形体の外部からみたとき隠しリブの存在を示す
痕跡が少ないブロー成形体を得る。 【構成】 対向する2つの金型21、22の一方の金型
21にのみ、スライド板23を突出可能に設置する。2
つの金型21、22は、その内側形状によりブロー成形
用キャビティを構成する。スライド板23は、その先端
が金型21の内側形状の一部をなし、他方の金型22近
傍まで突出可能とする。金型21、22が閉鎖されたと
き、スライド板23の先端と金型22の内側面の間に挟
まれたパリソンは互いに押し付けられ溶着する(b)。
次ぎに、パリソン4内に空気を吹き込むとほぼ同時にス
ライド板23を抜き出し、退避位置、すなわち、その先
端金型21キャビティ面と連なる位置で固定する
(c)。 【効果】 ブロー成形体の金型22側には、スライド痕
が形成されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隠しリブを内部に有す
るブロー成形体とそれを製造するための金型に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ブロー成形は、図7(a)に示すよう
に、まず所定の内部形状を有し対向して配置された二つ
のブロー成形用金型1及び2の間に、ヘッド3から加熱
軟化した合成樹脂製の筒状パリソン4を所定量降下さ
せ、次いで、両金型1及び2を閉じる方向に動かすとと
もに、ブローノズル5を上昇させ、図7(b)に示すよ
うに、両金型1及び2よりブローノズル5及びパリソン
4の両端部を挟持し、この状態で、ブローノズル5から
高圧空気を吹き込むことにより、両金型1及び2の内部
形状(キャビティ)をかたどった外形状を有する成形体
を製造するというものである。
【0003】ところで、最近、かかるブロー成形を利用
して、図8に示すような内部構造、すなわち、一方の壁
部6aと対向する壁部6bを連結し長手方向に連続する
補強用リブ7を有する成形体6が製造されるようになっ
た(米国特許第4951986号明細書参照)。この補
強用リブ7は成形体6の外部形状からはその存在が認め
られないので、隠しリブと呼ばれている。
【0004】さて、この成形体6は、図9に示す装置1
0を使用することにより製造される。すなわち、この装
置10は、ブロー成形用キャビティを構成する2つの金
型11及び12と、金型11及び12内部にそれぞれ突
出可能とされるリブ成形用スライド板13及び14を備
える。スライド板13及び14は、図9(b)に示す突
出位置と図9(c)に示す退避位置の間で、金型11又
は12に対し相対的に可動であり、上記退避位置にある
ときは、その先端15及び16は、上記ブロー成形用キ
ャビティの一部を構成する。
【0005】この装置10を使用して成形体6を製造す
る手順は、スライド板13及び14の作動を伴う以外
は、図7で説明したものと変わらない。まず、スライド
板13及び14を突出位置に固定し、パリソン4が所定
位置に降下したとき金型11及び12を閉鎖する。金型
11及び12が閉鎖されたとき、スライド板の先端15
と16の間に挟まれた部分は互いに押し付けられ溶着す
る。次ぎに、パリソン4内に空気を吹き込むとほぼ同時
に(正確には若干のタイムラグをおいて)スライド板1
3及び14を抜き出し、退避位置、すなわち、その先端
15及び16が金型11及び12のキャビティ面と連な
る位置で固定する。
【0006】図9(b)、(c)を参照して、パリソン
4の変形の様子を説明すると、図9(b)はパリソン4
内に空気圧がかかり始めた状態を示し、パリソン4が金
型11及び12とスライド板13及び14に沿い始めて
いる。この時点で、スライド板13及び14の引き抜き
を開始し、一方リブ7の先端は溶着一体化されているの
でそのまま離れず残留し、最終的にはパリソン4は図9
(c)に示すようなリブ7を有する成形体とされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、隠し
リブを形成する方法として、当該分野の注目を集めつつ
あるものだが、次のような欠点があった。
【0008】リブ7が連なる位置の外側壁部に、スラ
イド板13又は14に沿った痕跡T(図8参照)が直線
的に残り易い。図10(a)及び(b)に、図9(c)
のスライド板13の先端15の部分の拡大図を示すが、
スライド板13が抜けて二重になった部分の小さい曲率
4aを解消し難いこと(図10(a))、あるいは、金
型11とスライド板13の先端15の位置又は形状不整
合(図10(b))等が、その理由である。
【0009】従来技術では、金型のキャビティ形状が
限定される。すなわち、スライド板13および14は、
その先端15及び16がキャビティの一部を構成すると
同時に、両スライド板13及び14が突出位置にあると
きの両先端15及び16の間隔がほぼ同一であるという
限定条件を必然的に有する。そのため、従来技術の適用
範囲は、図9(a)に示すように、対向する金型11及
び12の壁面が平行な場合か、図11に示すように、対
向する金型11a及び12aの曲率がほぼ同一な場合に
限られ、たとえば、図12に示すように、対向する金型
11b及び12bの壁面間距離が次第に変化するときは
適用が困難である。
【0010】したがって、本発明の第1の目的は、外見
上、隠しリブの存在を示す痕跡がないか又は少ないブロ
ー成形体を得ることであり、また別の目的は、隠しリブ
を各種形状を持つブロー成形体に適用できるようにする
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
上記の目的を達成するため、対向する2つの金型の内側
形状により成形用キャビティを構成するブロー成形用金
型において、一方の金型に、先端が該一方の金型の内側
形状の一部をなすスライド板を成形用キャビティ内の他
方の金型近傍まで突出可能に設置することを特徴とす
る。このときは、スライド板の先端と他方の金型の内側
でパリソンを挟み溶着することになる。
【0012】また、本発明(請求項2)は、対向する2
つの金型の内側形状により成形用キャビティを構成する
ブロー成形用金型において、少なくとも一方の金型に、
先端が該一方の金型の内側形状の一部をなすスライド棒
を成形用キャビティ内に突出可能に設置することを特徴
とする。その実施態様として、該スライド棒を成形用キ
ャビティ内の他方の金型近傍まで突出可能に設置し、好
ましくは、スライド棒を複数本設置することとし、ま
た、各スライド棒の突出長さが、それぞれ別個に調節可
能であることとする。このときは、スライド棒の先端と
他方の金型の内側でパリソンを挟み溶着することにな
る。
【0013】本発明(請求項2)の別の実施態様とし
て、他方の金型にも、先端が該他方の金型の内側形状の
一部をなすスライド棒を成形用キャビティ内に突出可能
に設置する。好ましい具体例では、該他方の金型のスラ
イド棒を一方の金型のスライド棒に対向する位置に配置
し、さらに、各スライド棒を複数本設置することとし、
また、各スライド棒の突出長さが、それぞれ別個に調節
可能であることとする。この具体例では、両スライド棒
の先端でパリソンを挟み溶着することになる。
【0014】また、本発明(請求項2)の別の実施態様
として、他方の金型に、先端が該他方の金型の内側形状
の一部をなすスライド板を成形用キャビティ内に突出可
能に設置する。好ましい具体例では、他方の金型のスラ
イド板を一方の金型のスライド棒に対向する位置に配置
し、さらに、各スライド棒を複数本設置することとし、
また、各スライド棒の突出長さが、それぞれ別個に調節
可能であることとする。この具体例では、両者の先端で
パリソンを挟み溶着することになる。
【0015】上記ブロー成形用金型を使用して成形され
るブロー成形体は、いずれも一方の壁部と対向する壁部
を連結する隠しリブを内蔵し、該隠しリブは、使用され
る金型の違いにより、一方の壁部から連続して他方の壁
部に向かって伸び、その先端が他方の壁部の内側に溶着
したもの(請求項13)、その先端の一部のみ他方の壁
部の内側に溶着したもの(請求項14)、双方の壁部か
ら連続して対向する壁部に向かって伸び、両先端の一部
が成形体内の適所において溶着したもの(請求項1
5)、などの特徴的構造を備えている。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して、本発明をより
具体的に説明する。
【0017】図1(a)〜(c)は、成形用キャビティ
を構成する金型21、22の片側にのみスライド板23
を設置した実施例1を示す図である。金型21側に設置
されたスライド板23は、他方の金型22の近傍まで突
出可能とされ、その先端と金型22の内面間に挟まれた
部分のパリソン4を溶着し、図1(c)に示す隠しリブ
7を形成するもので、その他の成形手順は図9に示した
従来例と同様に行われる。
【0018】しかして、さきに述べたように、従来の隠
しリブ成形用金型に依るときは、スライド板を金型の両
側に設置するため、スライド板に沿った痕跡Tがブロー
成形体の外側両面に直線的に残り、特に装飾的要素の要
求される物品(たとえば、自動車用スポイラー)の場
合、人目にふれやすい表側の研磨仕上げを欠かすことが
できなかった。しかし、本実施例1のごとく金型の片側
にのみスライド板23を設置するときは、ブロー成形体
の一方の面にスライド板の痕跡Tが直線的に残されると
しても、他方の面にはスライド板の痕跡が残らず、金型
内面の仕上げの程度に応じた成形表面を得ることができ
るので、ブロー成形後の研磨仕上げを省略することがで
きる。しかも、金型の製作が従来に比べて容易となると
いう利点もある。
【0019】図2は、成形用キャビティを構成する金型
41、42の片側に複数のスライド棒43を突出可能に
設置した実施例2を示す図である。一方の金型41側に
設置したスライド棒43の先端は成形用キャビティの一
部を構成し、他方の金型42の近傍まで突出可能とさ
れ、その先端と金型42の内面間に挟まれた部分のパリ
ソン4を溶着し、図2(c)に示す隠しリブ7を形成す
るもので、その成形手順は上記実施例1と同様に行われ
る。
【0020】かかるスライド棒43を用いたときは、溶
着部分の形状がスライド棒43の先端形状に応じたもの
となり、詳しくは図3に示す通り、溶着部分ではスライ
ド棒43の形状に応じた棒状のリブ7aが形成され、棒
状リブ7aの両側に連なりやや垂れ下がった形状の板状
リブ7bが形成される。棒状リブ7aの両側にこのよう
な板状リブ7bが形成される理由は、スライド棒43の
先端がパリソン4を前方に押すとき、スライド棒43の
両側の部分も同時に前方に引きずられ、そこが2重とな
り、パリソン内に空気圧がかけられたとき互いに溶着す
るためである。
【0021】さて、上記実施例1で述べたように、金型
の一方にのみスライド板23を設置するときは、ブロー
成形体の一方の面にはスライド板23の痕跡が残らない
という利点があるが、樹脂の加熱温度が低いときなど、
隠しリブ7が溶着した部分に微かに溶着の痕跡(溶着マ
ーク)が出ることがある。溶着マークは、たとえば樹脂
の加熱温度を高くし流動性を高めることにより消すこと
が可能であるが、樹脂の特性により加熱温度を高くでき
ないときなど、溶着マークが直線的に残留し、これは装
飾的見地からすると望ましくない。
【0022】本実施例2のようにスライド棒43を用い
たときでも、条件によっては同様に溶着マークが発生す
ることがあるが、本実施例2では溶着部分が飛び飛びの
点であるため、溶着マークが目立たなくなるという意外
な効果がある。つまり、直線状に付いた溶着マークは、
他の模様(たとえば、梨地模様)に紛れにくく傷として
認識されやすいが、飛び飛びにある点状の溶着マークは
他の模様に紛れやすく、場合によっては研磨仕上げを省
略することができる。
【0023】図4は、突出長さを個別に調整可能とした
複数のスライド棒53を、一方の金型51に設置した実
施例3を示す図である。実施例2と同様にスライド棒5
3の先端は退避位置にあるとき成形用キャビティの一部
を構成し、他方の金型52の近傍まで突出可能とされる
が、突出長さを個別に調整できるため、成形用キャビテ
ィを構成する金型51、52の壁面間距離が変化してい
るようなときでも、隠しリブを支障なく成形することが
できる。なお、複数のスライド棒53の全てを個別に調
整可能とするのが好ましいが、いくつかのグループ毎に
調整可能としてもよい。
【0024】図5は、実施例2又は3と同様のスライド
棒により、成形体6内にカーブした隠しリブ7を形成し
た実施例4を示す図である。これは、金型に一連のスラ
イド棒をカーブ配置することにより容易に形成可能であ
る。無論、実施例1においても、カーブ形状をしたスラ
イド板を金型に設置することで、このようなカーブした
隠しリブを形成することはできるが、金型等の製造上の
容易性から、スライド棒の方が適している。
【0025】以上の実施例2〜4では、スライド棒を、
成形用キャビティを構成する金型の片側にのみ設置した
が、図6に示すように、両側の金型61、62にスライ
ド棒63、64を対向配置し、該キャビティ内の適宜位
置まで突出可能としてもよい(実施例5)。本実施例5
においては、金型61、62の中央付近でスライド棒6
3、64の先端に挟まれた部分が押し付けられて溶着
し、実施例2と同様に溶着部分では棒状のリブ7aが形
成され、棒状リブ7aの両側に連なりやや垂れ下がった
形状の板状リブ7bが形成される。実施例3、4と同様
に、スライド棒の突出長さを個別に調整可能とするこ
と、スライド棒をカーブ配置すること等は必要に応じて
適宜行うことができる。
【0026】実施例5では、スライド棒の痕跡が成形体
の両面に残り、装飾的意味合いからいえば問題がない訳
ではないが、スライド棒の痕跡は成形体表面に飛び飛び
にしか現れず、スライド板の直線的痕跡Tと比較すると
目立たず、また、スライド棒の痕跡は小さいため研磨す
るにしても簡単であることから、実施例5も、やはり本
発明の前記目的にかなうものということができる。
【0027】図示は省略したが、実施例5のスライド棒
64に代えて、成形用キャビティの一部を構成するスラ
イド板(実施例1と同様のスライド板)を使用すること
もできる(実施例6)。このときは、成形用キャビティ
の中央付近でスライド棒とスライド板の先端に挟まれた
部分が押し付けられて溶着し、実施例5と同様の隠しリ
ブを形成することができる。本実施例では、ブロー成形
体の片面にスライド棒の痕跡が、他の片面にスライド板
の痕跡が現れるが、実施例5で述べたようにスライド棒
の痕跡は目立たず研磨も容易である。
【0028】なお、本発明を実施する上で、上記実施例
1〜6に示した隠しリブ形成手段(スライド板、スライ
ド棒)を複数組み合わせることも可能であるし、これら
を図9に示す従来の形成手段と組み合わせることも可能
である。
【0029】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、外見
上、隠しリブの存在を示す痕跡が少ないブロー成形体を
得ることができ、また、隠しリブを各種形状を持つブロ
ー成形体に適用できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライド板を金型の一方にのみ設置した本発明
の実施例を示し、(a)は金型の縦方向断面図、(b)
及び(c)は(a)のB−B矢視断面図である。ただ
し、(c)はスライド板が退避位置にあるときの図であ
る。
【図2】金型の一方にスライド棒を備えた本発明の実施
例を示し、(a)は金型の縦方向断面図、(b)及び
(c)は(a)のD−D矢視断面図である。ただし、
(c)はスライド棒が退避位置にあるときの図である。
【図3】(a)は図2(c)のE−E矢視断面図、
(b)は図2(c)のF−F矢視断面図である。
【図4】個別に調整可能なスライド棒を備えた本発明の
実施例であり、金型の縦方向断面図を示す。
【図5】(a)はカーブした隠しリブを有するブロー成
形体の断面図であり、(b)は(a)のG−G矢視断面
図である。
【図6】金型の両側にスライド棒を備えた本発明の実施
例を示し、図3と同視点の断面図である。
【図7】従来のブロー成形方法を説明する図であり、
(a)は金型閉鎖前、(b)はブロー成形時の状態を示
す。
【図8】隠しリブを有するブロー成形体の一部を切欠い
た斜視図である。
【図9】従来の隠しリブ成形金型であり、(a)は縦方
向断面図、(b)及び(c)は(a)のA−A矢視断面
図である。ただし、(c)はスライド板が退避位置にあ
るときの図である。
【図10】スライド板の先端部分を説明するための図
で、図9(c)の一部拡大図である。
【図11】従来の隠しリブ成形用金型の断面図である。
【図12】対向壁面間距離が次第に変化する金型の断面
図である。
【符号の説明】
4 パリソン 6 ブロー成形体 7 隠しリブ 21、22、41、42、51、52、61、62 ブ
ロー成形用金型 23、スライド板 43、53、63、64 スライド棒

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2つの金型の内側形状により成
    形用キャビティを構成するブロー成形用金型において、
    一方の金型に、先端が該一方の金型の内側形状の一部を
    なすスライド板を成形用キャビティ内の他方の金型近傍
    まで突出可能に設置することを特徴とするブロー成形用
    金型。
  2. 【請求項2】 対向する2つの金型の内側形状により成
    形用キャビティを構成するブロー成形用金型において、
    一方の金型に、先端が該一方の金型の内側形状の一部を
    なすスライド棒を成形用キャビティ内に突出可能に設置
    することを特徴とするブロー成形用金型。
  3. 【請求項3】 スライド棒が、成形用キャビティ内の他
    方の金型近傍まで突出可能であることを特徴とする請求
    項2に記載のブロー成形用金型。
  4. 【請求項4】 スライド棒が複数本設置されることを特
    徴とする請求項2又は3に記載のブロー成形用金型。
  5. 【請求項5】 各スライド棒の突出長さが、それぞれ別
    個に調節可能であることを特徴とする請求項4に記載の
    ブロー成形用金型。
  6. 【請求項6】 他方の金型に、先端が該他方の金型の内
    側形状の一部をなすスライド棒を成形用キャビティ内に
    突出可能に設置することを特徴とする請求項2に記載の
    ブロー成形用金型。
  7. 【請求項7】 複数対のスライド棒が対向配置されるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のブロー成形用金型。
  8. 【請求項8】 各スライド棒の突出長さが、それぞれ別
    個に調節可能であることを特徴とする請求項7に記載の
    ブロー成形用金型。
  9. 【請求項9】 他方の金型に、先端が該他方の金型の内
    側形状の一部をなすスライド板を成形用キャビティ内に
    突出可能に設置することを特徴とする請求項2に記載の
    ブロー成形用金型。
  10. 【請求項10】 スライド棒とスライド板が対向配置さ
    れることを特徴とする請求項9に記載のブロー成形用金
    型。
  11. 【請求項11】 スライド棒が複数本設置されることを
    特徴とする請求項10に記載のブロー成形用金型。
  12. 【請求項12】 各スライド棒の突出長さが、それぞれ
    別個に調節可能であることを特徴とする請求項11に記
    載のブロー成形用金型。
  13. 【請求項13】 一方の壁部と対向する壁部を連結する
    隠しリブを内蔵するブロー成形体において、該隠しリブ
    が、一方の壁部から連続して対向する壁部に向かって伸
    び、その先端が対向する壁部の内側に溶着したものであ
    ることを特徴とするブロー成形体。
  14. 【請求項14】 隠しリブの先端の一部のみ対向する壁
    部の内側に溶着していることを特徴とする請求項13記
    載のブロー成形体。
  15. 【請求項15】 一方の壁部と対向する壁部を連結する
    隠しリブを内蔵するブロー成形体において、該隠しリブ
    が、双方の壁部から連続して対向する壁部に向かって伸
    び、両先端の一部が成形体内の適所において溶着したも
    のであることを特徴とするブロー成形体
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