JP2002274542A - 把手及び把手付きプラスチックボトル - Google Patents
把手及び把手付きプラスチックボトルInfo
- Publication number
- JP2002274542A JP2002274542A JP2001071979A JP2001071979A JP2002274542A JP 2002274542 A JP2002274542 A JP 2002274542A JP 2001071979 A JP2001071979 A JP 2001071979A JP 2001071979 A JP2001071979 A JP 2001071979A JP 2002274542 A JP2002274542 A JP 2002274542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- mounting arm
- grip portion
- projection
- bottle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
がない把手及び把手付きプラスチックボトルを提供す
る。 【解決手段】 握り部31と、該握り部31の上下部か
ら横方向に突出する上部取り付け腕32と下部取り付け
腕33とを備えた把手3において、上部取り付け腕32
上面の先端部に形成した突起4のさらに上端に小突起4
1を形成したことを特徴とする。
Description
プラスチックボトルに関する。
大きいポリエチレンテレフタレートで代表されるポリエ
ステル樹脂などのプラスチックからなるボトル本体に、
それとは別体の把手を取り付けた把手付きプラスチック
ボトルが実用化され、なかでもボトル本体の側面に形成
した把手取付け用凹部に、握り部と該握り部の上下両端
から横方向に突出する取り付け腕を備えた把手を、前記
取り付け腕の端部を把手取付け用凹部内の壁に埋め込む
ようにして取り付けてなる把手付プラスチックボトルが
市場に流通している。
ボトルは、図6に一部切り欠いた側面図を示すように、
ブロー成形用型の中に、あらかじめ別体の把手3をその
取り付け腕32,33の端部をブロー成形用型内に突出
するようセットしておき、そのブロー成形用型の中でボ
トル本体1をブロー成形すると同時に、ボトル壁20に
より取り付け腕32,33の端部を包み込むようにして
一体化する方法で製造されている。そして、取り付け腕
32,33の端部には外方に突出片321,331が形
成され、この突出片321,331もボトル壁20に埋
め込むようにして抜け止め作用を果たしている。しかし
ながら、上記従来の把手付きプラスチックボトルにおい
ては、把手の取り付け強度を更に向上させて落下時の衝
撃によっても把手が外れる恐れのないもの、すなわち落
下衝撃強度の向上が望まれている。
叶えた新規の把手体及び把手付きプラスチックボトルを
提供することを目的とする。
によって達成される。すなわち、本発明は握り部と、該
握り部の上下部から横方向に突出する上部取り付け腕と
下部取り付け腕とを備えた把手において、前記上部取り
付け腕の上面先端部に形成した突起のさらに上端に小突
起を形成したことを特徴とする把手を提案するものであ
り、更に本発明は握り部と、該握り部の上下部から横方
向に突出する上部取り付け腕と下部取り付け腕とを備え
た把手において、前記上部取り付け腕の上面先端部に形
成した突起のさらに後方に突起を併設したことを特徴と
する把手及び握り部と、該握り部の上下部から横方向に
突出する上部取り付け腕と下部取り付け腕とを備えた把
手において、前記上部取り付け腕の上面先端部に平坦部
を介して突起を形成したことを特徴とする把手及びボト
ル本体に把手取り付け用凹部を形成し、該凹部にボトル
本体とは別体の把手を取り付けてなる把手付きプラスチ
ックボトルにおいて、握り部と、上下部から横方向に突
出する上部取り付け腕と下部取り付け腕とを備え、前記
上部取り付け腕上面の先端部に突起を形成した突起のさ
らに上端に小突起を形成した把手を、前記把手取り付け
用凹部にボトル本体の壁が前記突起の後ろに回り込むよ
うにして取着したことを特徴とする把手付きプラスチッ
クボトルを提案するものである。本発明によれば、内容
物を充填した把手付きプラスチックボトルを落下させた
場合に、衝撃によりボトル本体の把手取り付け用凹部が
変形し、上部取り付け腕が外れる場合があったが、上部
取り付け腕上面の先端部に形成した突起のさらに上端に
小突起にボトル本体の壁が複雑に回り込むようにして確
実に保持するので、落下の衝撃によっても把手が極めて
外れにくくなるものである。同様に、突起のさらに後方
に突起を併設したことにより生じる突起と突起との間に
ボトル本体の壁が複雑に回り込むようにして確実に保持
するので、落下の衝撃によっても取着した把手が極めて
外れにくくなるものである。さらに、上部取り付け腕上
面の先端部に平坦部を介して突起を形成したことにより
突起の前に生じる空間及び突起の後ろに、ボトル本体の
壁が複雑に回り込むようにして確実に保持するので、落
下の衝撃によっても取着した把手が極めて外れにくくな
るものである。
らに詳細に説明する。図1(a)は本発明の把手の側面
図、図1(b)は図1(a)の上面図、図2は図1
(a)の部分正面図、図3(a)は他の例を示す把手の
側面図であり、図3(b)は図3(a)の上面図、図4
(a)はさらに他の例を示す把手の側面図、図4(b)
は図4(a)の上面図、図5は本発明の把手付きプラス
チックボトルの一部切り欠いた側面図である。
に示すように握り部31と、該握り部31の上下部から
横方向に突出する取り付け腕32,33とを備えた把手
3において、前記上部取り付け腕32の上面先端部に形
成した突起4のさらに上端に小突起41を形成したこと
を特徴とする把手であり、また、本発明は図3(a),
(b)に示すように握り部31と、該握り部31の上下
部から横方向に突出する上部取り付け腕32と下部取り
付け腕33とを備えた把手において、前記上部取り付け
腕32の上面先端部に形成した突起4のさらに後方に突
起4を併設したことを特徴とする把手及びさらに本発明
は図4(a),(b)に示すように握り部31と、該握
り部31の上下部から横方向に突出する上部取り付け腕
32と下部取り付け腕33とを備えた把手において、前
記上部取り付け腕32の上面先端部に平坦部42を介し
て突起4を形成したことを特徴とする把手である。
仕切9を介して上面板6と下面板7とを横断面H型をな
すように接続してある。
が突起4のさらに上端に小突起41を設ける代わりに突
起4自体の上端に凹凸を設けてもよい。
体1に把手取り付け用凹部2を形成し、該凹部2にボト
ル本体1とは別体の把手3を取り付けてなる把手付きプ
ラスチックボトルにおいて、握り部31と、上下部から
横方向に突出する上部取り付け腕32と下部取り付け腕
33とを備え、前記上部取り付け腕32上面の先端部に
形成した突起4のさらに上端に小突起41を形成した把
手3を、前記把手取り付け用凹部2にボトル本体1の壁
が前記突起4の後ろに回り込むようにして取着したこと
を特徴とする把手付きプラスチックボトルである。
手3に代えて図3,図4に示す把手3をボトル本体1に
同様に取着してもよいことは勿論のことである。本例の
把手は、図1(a)に示すように、握り部31の上下部
から横方向に突出する取り付け腕32,33の先部に、
上方向乃至幅方向などに突出した突起4を形成してあ
り、ブロ−成形工程において、この突起4をボトル壁で
包み込むようにして一体化できるようにしてあるものが
好ましいが、これに限られるものではない。
と外側板52とを中央リブ53により連結した横断面H
形構造とするとともに図3(a)に示すように内側板5
1及び外側板52の両側縁部のみに凹凸部10を設けれ
ば、横断面H形構造自体の撓みやすさに加えて両側縁部
付近のみに凹凸部10を形成して内側板51と外側板5
2などに微妙な柔らかさを生み出し、一方両側縁部付近
を除く、中央部の大部分には滑らかに仕上げて全体の感
触を損なうことなく凹凸部10による滑り止め効果を発
揮するので好ましい。また、図3(a)に示すように下
部取り付け腕33の底面にも凹凸部10を設ければボト
ル壁20が成形時にこの凹凸部10にも充分食い込み、
把手3は一層外れにくくなり好ましい。
上下の取り付け腕32,33の先端面近く(先端面から
4mm以下の位置)まで、内側板51と外側板52と
を、中央縦リブ53によって連結した横断面である長さ
方向に直角な断面をH形構造とすることが好ましい。
得ようとすると、その分、厚さを大きく取る必要が生
じ、厚さを大きく取ると、把手体を射出成形するときの
冷却過程における収縮により、特に突起4の先端面に凹
み(ヒケともいう)が生じやすく、H形構造とするとこ
のヒケが生じにくく目立たないからである。
型と固定型とから構成され、両型が把手体3の中央に対
応する部分から分割できる射出成形型(図示せず)を用
いるものが通常であるが、握り部31や下部取り付け腕
33などが内側板51と外側板52とを、中央縦リブ5
3によって連結した横断面である長さ方向に直角な断面
がH形構造であると射出成形型の分割方向および製品把
手体3の抜き方向に対して抵抗となるアンダーカット部
が生じないので、両型を分割して製品把手体3を取り出
す工程が容易になるという利点もある。
えばポリエチレンテレフタレートで代表されるポリエス
テル樹脂を用いて、まず、射出成形により中間製品であ
る管状素材(プリフォームという。)を形成し、つい
で、該プリフォームを延伸温度、例えばポリエチレンテ
レフタレートの場合は90〜120℃まで加熱した状態
でブロー成形型内にセットし、前記プリフォーム内に高
圧空気などを吹き込んで2軸延伸ブロー成形して得られ
る。
フタレートで代表されるポリエステル樹脂、ポリプロピ
レン、ポリエチレンなどが使用できる。
様のポリエステル樹脂を採用すると、回収してリサイク
ルする際に、本体と一緒に処理することができ、また把
手として再生樹脂を使用することができるので好まし
い。
めには、例えばブロ−成形用型の中に、予め別体の把手
を、その取り付け腕の端部をブロ−成形用型内に突出す
るようにセットしておき、そのブロ−成形用型の中でボ
トル本体をブロ−成形すると同時に、膨張するボトル壁
により前記取り付け腕の端部を包み込むように一体化す
る方法で製造するのが好ましいが、これに限られるもの
ではない。
から横方向に突出する上部取り付け腕と下部取り付け腕
とを備えた把手において、前記上部取り付け腕の上面先
端部に形成した突起のさらに上端に小突起を形成したこ
とを特徴とする把手及び握り部と、該握り部の上下部か
ら横方向に突出する上部取り付け腕と下部取り付け腕と
を備えた把手において、前記上部取り付け腕の上面先端
部に形成した突起のさらに後方に突起を併設したことを
特徴とする把手及び握り部と、該握り部の上下部から横
方向に突出する上部取り付け腕と下部取り付け腕とを備
えた把手において、前記上部取り付け腕の上面先端部に
平坦部を介して突起を形成したことを特徴とする把手及
びボトル本体に把手取り付け用凹部を形成し、該凹部に
ボトル本体とは別体の把手を取り付けてなる把手付きプ
ラスチックボトルにおいて、握り部と、上下部から横方
向に突出する上部取り付け腕と下部取り付け腕とを備
え、前記上部取り付け腕上面の先端に突起をを形成した
突起のさらに上端に小突起を形成した把手を、前記把手
取り付け用凹部にボトル本体の壁が前記突起の後ろに回
り込むようにして取着したことを特徴とする把手付きプ
ラスチックボトルであるから内容物を充填した把手付き
プラスチックボトルを落下させた場合に、衝撃によりボ
トル本体の把手取り付け用凹部が変形し、上部取り付け
腕が外れる場合があったが、上部取り付け腕上面の先端
部に形成した突起のさらに上端に小突起を設けると該小
突起にボトル本体の壁が複雑に回り込むようにして確実
に保持するので落下の衝撃によっても取着した把手が極
めて外れにくくなるものである。同様に、突起のさらに
後方に突起を併設したことにより生じる突起と突起との
間にボトル本体の壁が複雑に回り込むようにして確実に
保持するので、落下の衝撃によっても取着した把手が極
めて外れにくくなる。そして上部取り付け腕上面の先端
部に平坦部を介して突起を形成したことにより突起の前
に生じる空間及び突起の後ろに、ボトル本体の壁が複雑
に回り込むようにして確実に保持するので、落下の衝撃
によっても取着した把手が極めて外れにくくなるもので
ある。
図、図1(b)は図1(a)の上面図である。
図、図3(b)は図3(a)の上面図である。
図、図4(b)は図4(a)の上面図である。
り欠いた側面図である。
欠いた側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 握り部と、該握り部の上下部から横方向
に突出する上部取り付け腕と下部取り付け腕とを備えた
把手において、前記上部取り付け腕の上面先端部に形成
した突起のさらに上端に小突起を形成したことを特徴と
する把手。 - 【請求項2】 握り部と、該握り部の上下部から横方向
に突出する上部取り付け腕と下部取り付け腕とを備えた
把手において、前記上部取り付け腕の上面先端部に形成
した突起のさらに後方に突起を併設したことを特徴とす
る把手。 - 【請求項3】 握り部と、該握り部の上下部から横方向
に突出する上部取り付け腕と下部取り付け腕とを備えた
把手において、前記上部取り付け腕の上面先端部に平坦
部を介して突起を形成したことを特徴とする把手。 - 【請求項4】 ボトル本体に把手取り付け用凹部を形成
し、該凹部にボトル本体とは別体の把手を取り付けてな
る把手付きプラスチックボトルにおいて、握り部と、上
下部から横方向に突出する上部取り付け腕と下部取り付
け腕とを備え、前記上部取り付け腕上面の先端部に突起
を形成した突起のさらに上端に小突起を形成した把手
を、前記把手取り付け用凹部にボトル本体の壁が前記突
起の後ろに回り込むようにして取着したことを特徴とす
る把手付きプラスチックボトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001071979A JP2002274542A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 把手及び把手付きプラスチックボトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001071979A JP2002274542A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 把手及び把手付きプラスチックボトル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002274542A true JP2002274542A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18929625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001071979A Pending JP2002274542A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 把手及び把手付きプラスチックボトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002274542A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262987A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製把手体 |
JP2012032426A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Sharp Corp | 取付構造および画像形成装置 |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001071979A patent/JP2002274542A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262987A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製把手体 |
JP2012032426A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Sharp Corp | 取付構造および画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002274542A (ja) | 把手及び把手付きプラスチックボトル | |
JP2931996B2 (ja) | 把手付きプラスチックボトルの製造方法 | |
JP2002249143A (ja) | 把手及び把手付きプラスチックボトル | |
JP2002240829A (ja) | 把手及び把手付きプラスチックボトル | |
JP3836625B2 (ja) | 把手付プラスチックボトル | |
JPH08300452A (ja) | 把手付ポリエステルボトルの製造方法 | |
JP2002234541A (ja) | 把手及び把手付きプラスチックボトル | |
JP2533785Y2 (ja) | 発泡ビーズを充填した断熱性中空物品 | |
JP4139496B2 (ja) | 把手付プラスチックボトル | |
JP3834438B2 (ja) | 把手付プラスチックボトル | |
JP2521035Y2 (ja) | 自動車外板用パネル部材 | |
JP2007039135A (ja) | 把手体および把手付プラスチックボトル | |
JPH08217075A (ja) | 取手付プラスチツクボトル | |
JP2768445B2 (ja) | 合成樹脂製壜体のブロー成形方法 | |
JP2000211647A (ja) | 把手体および把手付プラスチックボトル | |
JPH0611162Y2 (ja) | プラスチック製中空二重壁構造のブロー成形品 | |
JPH1016980A (ja) | 把手付プラスチックボトルの製造方法 | |
JPH07156952A (ja) | 把手付二軸延伸ブロー成形ボトル | |
JP2000043887A (ja) | 把手付きプラスチックボトル | |
JPH1086214A (ja) | プラスチック製中空二重壁構造のブロー成形品 | |
JP2000281068A (ja) | 把 手 | |
JP2000109085A (ja) | 把手体および把手付プラスチックボトル | |
JPH06263150A (ja) | 把手付きプラスチック容器 | |
JPH0853138A (ja) | 取手付ポリエステル製ボトル | |
JP2000109079A (ja) | 把手体および把手付プラスチックボトル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040727 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20040727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051213 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060712 |