JPH1016980A - 把手付プラスチックボトルの製造方法 - Google Patents
把手付プラスチックボトルの製造方法Info
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- JPH1016980A JPH1016980A JP8166028A JP16602896A JPH1016980A JP H1016980 A JPH1016980 A JP H1016980A JP 8166028 A JP8166028 A JP 8166028A JP 16602896 A JP16602896 A JP 16602896A JP H1016980 A JPH1016980 A JP H1016980A
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- Japan
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- blow
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/20—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor of articles having inserts or reinforcements ; Handling of inserts or reinforcements
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D23/00—Details of bottles or jars not otherwise provided for
- B65D23/10—Handles
- B65D23/104—Handles formed separately
- B65D23/106—Handles formed separately the gripping region of the handle extending between the neck and the base of the bottle or jar and being located in a radial plane comprising the axis of the bottle or jar
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C49/20—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor of articles having inserts or reinforcements ; Handling of inserts or reinforcements
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- B29C2049/2034—Attachments, e.g. hooks to hold or hang the blown article
- B29C2049/2039—Handles, e.g. handles or grips on bottles
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2949/00—Indexing scheme relating to blow-moulding
- B29C2949/07—Preforms or parisons characterised by their configuration
- B29C2949/0715—Preforms or parisons characterised by their configuration the preform having one end closed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/06—Injection blow-moulding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポリエステル樹脂製ボトル本体に、これと同
種の樹脂よりなる別体の把手を取付け可能になした把手
付プラスチックボトルの製造方法を提供する。 【解決手段】 握り部に係止部を連設してなる把手を、
係止部がブロー成形型内に突出するように予めセットす
ると共に、同じくブロー成形型内に予熱したパリソンを
セットし、該パリソン内に加圧流体を吹込んでこれを延
伸ブローすることにより、ボトル本体の壁面に前記係止
部を係合してボトル本体に把手を取付けるにあたり、予
め、前記係止部を冷却しておくことを特徴とする把手付
プラスチックボトルの製造方法。
種の樹脂よりなる別体の把手を取付け可能になした把手
付プラスチックボトルの製造方法を提供する。 【解決手段】 握り部に係止部を連設してなる把手を、
係止部がブロー成形型内に突出するように予めセットす
ると共に、同じくブロー成形型内に予熱したパリソンを
セットし、該パリソン内に加圧流体を吹込んでこれを延
伸ブローすることにより、ボトル本体の壁面に前記係止
部を係合してボトル本体に把手を取付けるにあたり、予
め、前記係止部を冷却しておくことを特徴とする把手付
プラスチックボトルの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は把手付プラスチック
ボトルの製造方法に係り、特に、ポリエステル樹脂製ボ
トル本体に、これと同質樹脂よりなる別体の把手をブロ
ー成形により取付け可能になした把手付プラスチックボ
トルの製造方法に関するものである。
ボトルの製造方法に係り、特に、ポリエステル樹脂製ボ
トル本体に、これと同質樹脂よりなる別体の把手をブロ
ー成形により取付け可能になした把手付プラスチックボ
トルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、プラスチック製のブロー
ボトルは、大型化すると取扱いが不便になるので、ボト
ル本体に別体の把手を取付けて使用されるようになって
おり、その把手をボトル本体に取付けるためには、例え
ば、把手を予めボトル本体のブロー成形型内にセットし
ておき、加熱されたパリソン内に加圧流体を吹込んでこ
れをブロー成形してボトルを形成すると共に、ボトル本
体の凹陥部に把手の係止部を埋設して把手をボトル本体
に一体的に装着する方法が実用化されている。
ボトルは、大型化すると取扱いが不便になるので、ボト
ル本体に別体の把手を取付けて使用されるようになって
おり、その把手をボトル本体に取付けるためには、例え
ば、把手を予めボトル本体のブロー成形型内にセットし
ておき、加熱されたパリソン内に加圧流体を吹込んでこ
れをブロー成形してボトルを形成すると共に、ボトル本
体の凹陥部に把手の係止部を埋設して把手をボトル本体
に一体的に装着する方法が実用化されている。
【0003】前記把手は、成形性や価格面からポリプロ
ピレンやポリエチレン等のプラスチックを射出成形法に
より成形したものが用いられていたが、近年、廃棄物の
処理やリサイクルの面から、プラスチックボトル本体と
これに取付けられる把手は同一の材質からなるものが要
求されるようになり、プラスチックボトル本体の材質が
ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂であ
る場合には、これに取付けられる把手の材質もポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル樹脂であることが
望まれている。
ピレンやポリエチレン等のプラスチックを射出成形法に
より成形したものが用いられていたが、近年、廃棄物の
処理やリサイクルの面から、プラスチックボトル本体と
これに取付けられる把手は同一の材質からなるものが要
求されるようになり、プラスチックボトル本体の材質が
ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂であ
る場合には、これに取付けられる把手の材質もポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル樹脂であることが
望まれている。
【0004】しかしながら、前記ポリプロピレンやポリ
エチレン等からなる材質の把手に代えて、ポリエステル
樹脂製ボトル本体と同質のポリエステル樹脂製把手をブ
ロー成形によりボトル本体へ取付ける場合に、把手を成
形型内にセットして加熱されたパリソンに加圧流体を吹
込みブロー成形すると、ボトル本体の凹陥部に埋設して
係合する把手の係止部が変形してしまったり、或いは、
成形中のボトル本体が破裂を起し易くなりボトル成形が
困難になると云う問題がある。
エチレン等からなる材質の把手に代えて、ポリエステル
樹脂製ボトル本体と同質のポリエステル樹脂製把手をブ
ロー成形によりボトル本体へ取付ける場合に、把手を成
形型内にセットして加熱されたパリソンに加圧流体を吹
込みブロー成形すると、ボトル本体の凹陥部に埋設して
係合する把手の係止部が変形してしまったり、或いは、
成形中のボトル本体が破裂を起し易くなりボトル成形が
困難になると云う問題がある。
【0005】即ち、ボトル本体の壁面により把手の係止
部を包み込むようにしてブロー成形する際に、成形途中
におけるボトル本体の凹陥部の壁面と、該壁面に当接す
る把手の係止部は共にガラス転移点(70℃程度)以上
の温度になって軟化するので両者が融着し、また、ボト
ル本体の凹陥部の壁面が把手の係止部との間で滑らない
ままに延伸されるために、把手の係止部が変形したり、
凹陥部の壁面が過延伸を起して極めて肉薄状態となり、
遂には、ボトル本体が破裂する等のトラブルを起こすも
のである。
部を包み込むようにしてブロー成形する際に、成形途中
におけるボトル本体の凹陥部の壁面と、該壁面に当接す
る把手の係止部は共にガラス転移点(70℃程度)以上
の温度になって軟化するので両者が融着し、また、ボト
ル本体の凹陥部の壁面が把手の係止部との間で滑らない
ままに延伸されるために、把手の係止部が変形したり、
凹陥部の壁面が過延伸を起して極めて肉薄状態となり、
遂には、ボトル本体が破裂する等のトラブルを起こすも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためのものであって、その要旨は、握り部に係止部
を連設してなる把手を、係止部がブロー成形型内に突出
するように予めセットすると共に、同じくブロー成形型
内に予熱したパリソンをセットし、該パリソン内に加圧
流体を吹込んでこれを延伸ブローすることにより、ボト
ル本体の壁面に前記係止部を係合してボトル本体に把手
を取付けるにあたり、予め、前記係止部を冷却しておく
ことを特徴とする把手付プラスチックボトルの製造方法
である。
するためのものであって、その要旨は、握り部に係止部
を連設してなる把手を、係止部がブロー成形型内に突出
するように予めセットすると共に、同じくブロー成形型
内に予熱したパリソンをセットし、該パリソン内に加圧
流体を吹込んでこれを延伸ブローすることにより、ボト
ル本体の壁面に前記係止部を係合してボトル本体に把手
を取付けるにあたり、予め、前記係止部を冷却しておく
ことを特徴とする把手付プラスチックボトルの製造方法
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例で得
られた把手付プラスチックボトルを一部切欠側断面図で
示し、図2は、本発明でボトル本体に取付ける把手の一
例を斜視図で示し、図3は、本発明における成形途中の
状態を側断面図で示す。
づき具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例で得
られた把手付プラスチックボトルを一部切欠側断面図で
示し、図2は、本発明でボトル本体に取付ける把手の一
例を斜視図で示し、図3は、本発明における成形途中の
状態を側断面図で示す。
【0008】本発明は、図1に側断面図で、図2に斜視
図で、また、図3に側断面図で示す如く、握り部21に
係止部24を連設してなる把手2を、係止部24がブロ
ー成形型A内に突出するように予めセットすると共に、
同じくブロー成形型A内に予熱したパリソン3をセット
し、該パリソン3内に加圧流体Bを吹込んでこれを延伸
ブローすることにより、ボトル本体1の壁面に前記係止
部24を係合してボトル本体1に把手2を取付けるにあ
たり、予め、前記係止部24を冷却しておくことを特徴
とし、また、ポリエステル樹脂製ボトル本体1の壁面に
係合する同質樹脂よりなる把手2の係止部24を、予
め、冷却しておくことを特徴とするものである。本発明
でボトル本体1並びに把手2に適用するプラスチックと
しては、ポリエチレンテレフタレートで代表されるポリ
エステル樹脂が好適である。
図で、また、図3に側断面図で示す如く、握り部21に
係止部24を連設してなる把手2を、係止部24がブロ
ー成形型A内に突出するように予めセットすると共に、
同じくブロー成形型A内に予熱したパリソン3をセット
し、該パリソン3内に加圧流体Bを吹込んでこれを延伸
ブローすることにより、ボトル本体1の壁面に前記係止
部24を係合してボトル本体1に把手2を取付けるにあ
たり、予め、前記係止部24を冷却しておくことを特徴
とし、また、ポリエステル樹脂製ボトル本体1の壁面に
係合する同質樹脂よりなる把手2の係止部24を、予
め、冷却しておくことを特徴とするものである。本発明
でボトル本体1並びに把手2に適用するプラスチックと
しては、ポリエチレンテレフタレートで代表されるポリ
エステル樹脂が好適である。
【0009】本発明により、プラスチックボトル本体1
に把手2を取付けるにあたり、把手2の係止部24のう
ち少なくとも下方係止部24−2を予め冷却した後にブ
ロー成形を行なえば、下方係止部24−2の剛性が高ま
り軟化し難いため、成形中に把手2の下方係止部24−
2が変形したり、ボトル本体1が破裂する等のトラブル
が削減乃至解消されるものであると考えられ、更に、ポ
リエステル樹脂製のボトル本体1と同質樹脂よりなる把
手2の場合は、冷却による影響が大きいものと考えられ
る。
に把手2を取付けるにあたり、把手2の係止部24のう
ち少なくとも下方係止部24−2を予め冷却した後にブ
ロー成形を行なえば、下方係止部24−2の剛性が高ま
り軟化し難いため、成形中に把手2の下方係止部24−
2が変形したり、ボトル本体1が破裂する等のトラブル
が削減乃至解消されるものであると考えられ、更に、ポ
リエステル樹脂製のボトル本体1と同質樹脂よりなる把
手2の場合は、冷却による影響が大きいものと考えられ
る。
【0010】
【実施例】本例で使用するボトル本体1はポリエチレン
テレフタレートからなり、把手2は、ボトル本体1と同
質のポリエチレンテレフタレートからなり、通常の射出
成形法により成形されるものであって、図2に示す如
く、握り部21の上端部より上方嵌着片22、並びに、
下端より下方嵌着片23を各々略水平に同一方向へ突設
し、上方嵌着片22の先端から上方係止部24−1を立
上げ形成すると共に、下方嵌着片23の先端から下方係
止部24−2を垂下形成してあり、全体として略コ字状
をなしている。
テレフタレートからなり、把手2は、ボトル本体1と同
質のポリエチレンテレフタレートからなり、通常の射出
成形法により成形されるものであって、図2に示す如
く、握り部21の上端部より上方嵌着片22、並びに、
下端より下方嵌着片23を各々略水平に同一方向へ突設
し、上方嵌着片22の先端から上方係止部24−1を立
上げ形成すると共に、下方嵌着片23の先端から下方係
止部24−2を垂下形成してあり、全体として略コ字状
をなしている。
【0011】そして、ブロー成形法により、前記ポリエ
チレンテレフタレート製把手2を同質のボトル本体1に
一体的に取付けるにあたり、先ず、図3に示す如く、一
点鎖線で示すポリエチレンテレフタレート製のパリソン
3を成形温度の95〜115℃になるように加熱し、該
パリソン3をブロー成形型Aの割型の中央に据えたのち
割型を閉型する。
チレンテレフタレート製把手2を同質のボトル本体1に
一体的に取付けるにあたり、先ず、図3に示す如く、一
点鎖線で示すポリエチレンテレフタレート製のパリソン
3を成形温度の95〜115℃になるように加熱し、該
パリソン3をブロー成形型Aの割型の中央に据えたのち
割型を閉型する。
【0012】一方、前記把手2の下方嵌着片23及びそ
の先端から垂下形成した下方係止部24−2を予め冷却
しておき、図3に示す如く、この把手2を割型の前記パ
リソン3の脇の位置に堀込み形成してある把手セット用
の凹部A1にセットする。しかる後、割型を閉型してパ
リソン3内に流体Bを吹込んでブロー成形を開始する。
そして、パリソン3が図中矢印方向に拡開して破線で示
す程度に膨大して成形が進行した段階で、ボトル本体1
の凹陥部11の下方抱持部13の壁面が、把手2の下方
係止部24−2を包み込むようにして延伸される。
の先端から垂下形成した下方係止部24−2を予め冷却
しておき、図3に示す如く、この把手2を割型の前記パ
リソン3の脇の位置に堀込み形成してある把手セット用
の凹部A1にセットする。しかる後、割型を閉型してパ
リソン3内に流体Bを吹込んでブロー成形を開始する。
そして、パリソン3が図中矢印方向に拡開して破線で示
す程度に膨大して成形が進行した段階で、ボトル本体1
の凹陥部11の下方抱持部13の壁面が、把手2の下方
係止部24−2を包み込むようにして延伸される。
【0013】[実施例1]上述した実施例の本発明にお
いて、把手2の下方嵌着片23及び下方係止部24−2
を、予め、液体窒素に5秒間浸漬してその前面温度が−
20℃となるように冷却しておき、これをブロー成形し
て成形途中におけるボトル本体100個中の破裂数を調
べた結果は、下記表1に記載した通りである。
いて、把手2の下方嵌着片23及び下方係止部24−2
を、予め、液体窒素に5秒間浸漬してその前面温度が−
20℃となるように冷却しておき、これをブロー成形し
て成形途中におけるボトル本体100個中の破裂数を調
べた結果は、下記表1に記載した通りである。
【0014】[実施例2]本発明において、把手2の下
方嵌着片23及び下方係止部24−2を、予め、液体窒
素に3秒間浸漬してその前面温度が−5℃となるように
冷却しておき、これをブロー成形して成形途中における
ボトル本体100個中の破裂数を調べた結果は、下記表
1に記載した通りである。
方嵌着片23及び下方係止部24−2を、予め、液体窒
素に3秒間浸漬してその前面温度が−5℃となるように
冷却しておき、これをブロー成形して成形途中における
ボトル本体100個中の破裂数を調べた結果は、下記表
1に記載した通りである。
【0015】[実施例3]本発明において、把手2の下
方係止部24−2を、予め、氷水に1時間浸漬してその
前面温度が1℃となるように冷却しておき、これをブロ
ー成形して成形途中におけるボトル本体100個中の破
裂数を調べた結果は、下記表1に記載した通りである。
方係止部24−2を、予め、氷水に1時間浸漬してその
前面温度が1℃となるように冷却しておき、これをブロ
ー成形して成形途中におけるボトル本体100個中の破
裂数を調べた結果は、下記表1に記載した通りである。
【0016】[比較例1]上記実施例1〜3に準ずる
が、把手2の下方係止部24−2を冷却せずに、その前
面温度が25℃の場合には、これをブロー成形して成形
途中におけるボトル本体100個中の破裂数を調べた結
果は、下記表1に記載した通りである。
が、把手2の下方係止部24−2を冷却せずに、その前
面温度が25℃の場合には、これをブロー成形して成形
途中におけるボトル本体100個中の破裂数を調べた結
果は、下記表1に記載した通りである。
【0017】
【表1】
【0018】上記表1の通り、比較例1に示す如く、常
温下で下方係止部24−2の前面温度が25℃の場合に
は、殆んどのボトル本体1が破裂してしまうが、実施例
2の如く液体窒素に3秒間浸漬した場合や、実施例3の
如く氷水に1時間浸漬した場合には破裂数が略半減し、
実施例1の如く液体窒素に5秒間浸漬した場合には破裂
数はゼロである。
温下で下方係止部24−2の前面温度が25℃の場合に
は、殆んどのボトル本体1が破裂してしまうが、実施例
2の如く液体窒素に3秒間浸漬した場合や、実施例3の
如く氷水に1時間浸漬した場合には破裂数が略半減し、
実施例1の如く液体窒素に5秒間浸漬した場合には破裂
数はゼロである。
【0019】前記実施例1〜3で示した通り、ブロー成
形中に延伸しようとするボトル本体1の下方抱持部13
の壁面と、把手2の下方係止部24−2との間で融着す
る程度は、下方係止部24−2の予め冷却する温度が低
ければ低いほど少なくなり、ボトル本体1が破裂する個
数も下方係止部25の予め冷却する温度が低ければ低い
ほど少なくなる傾向にある。
形中に延伸しようとするボトル本体1の下方抱持部13
の壁面と、把手2の下方係止部24−2との間で融着す
る程度は、下方係止部24−2の予め冷却する温度が低
ければ低いほど少なくなり、ボトル本体1が破裂する個
数も下方係止部25の予め冷却する温度が低ければ低い
ほど少なくなる傾向にある。
【0020】即ち、ボトル本体1の下方抱持部13の壁
面が延伸により肉薄となる程度や、ボトル本体1が破裂
する個数は、把手2の係止部24、取分け下方係止部2
4−2の予め冷却する温度と密接な関連を有するもので
ある。そして、流体の吹込みを終りブロー成形が完了す
れば、ボトル本体1が成形型Aの内窩形状通りに形成さ
れると共に、把手2がボトル本体1に確実且つ一体的に
取付けられる。
面が延伸により肉薄となる程度や、ボトル本体1が破裂
する個数は、把手2の係止部24、取分け下方係止部2
4−2の予め冷却する温度と密接な関連を有するもので
ある。そして、流体の吹込みを終りブロー成形が完了す
れば、ボトル本体1が成形型Aの内窩形状通りに形成さ
れると共に、把手2がボトル本体1に確実且つ一体的に
取付けられる。
【0021】なお、ブロー成形が進み、前述の下方抱持
部13と同時進行して延伸しようとするボトル本体1の
上方抱持部12の壁面と、把手2の上方係止部24−1
との間は比較的滑り易いためボトル本体1が破裂する虞
れは少ないが、より円滑にブロー成形するために把手2
の上方係止部24−1を冷却してもよい。また、本例で
は、液体窒素や氷水等に浸漬して冷却したが、このほか
低温気体の吹付けや低温治具への接触等により係止部2
4を冷却してもよい。
部13と同時進行して延伸しようとするボトル本体1の
上方抱持部12の壁面と、把手2の上方係止部24−1
との間は比較的滑り易いためボトル本体1が破裂する虞
れは少ないが、より円滑にブロー成形するために把手2
の上方係止部24−1を冷却してもよい。また、本例で
は、液体窒素や氷水等に浸漬して冷却したが、このほか
低温気体の吹付けや低温治具への接触等により係止部2
4を冷却してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記構成よりなるので下記効果
を奏する。即ち、本発明により、プラスチックボトル本
体をブロー成形すると共に、予め、ブロー成形型内にセ
ットした把手と一体化するにあたり、特に、ポリエステ
ル樹脂製ボトル本体に、これと同質の把手をブロー成形
で一体的に取付ける場合に、前記把手の少なくとも下方
係止部を予め冷却した後にブロー成形することによっ
て、把手の係止部が成形中に変形したり、ボトル本体が
破裂する等の従来発生していたトラブルを削減乃至解消
することができる。
を奏する。即ち、本発明により、プラスチックボトル本
体をブロー成形すると共に、予め、ブロー成形型内にセ
ットした把手と一体化するにあたり、特に、ポリエステ
ル樹脂製ボトル本体に、これと同質の把手をブロー成形
で一体的に取付ける場合に、前記把手の少なくとも下方
係止部を予め冷却した後にブロー成形することによっ
て、把手の係止部が成形中に変形したり、ボトル本体が
破裂する等の従来発生していたトラブルを削減乃至解消
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で得られた把手付プラスチッ
クボトルを一部切欠側断面図で示す。
クボトルを一部切欠側断面図で示す。
【図2】本発明でボトル本体に取付ける把手の一例を斜
視図で示す。
視図で示す。
【図3】本発明における成形途中の状態を側断面図で示
す。
す。
1 ボトル本体 11 凹陥部 12 上方抱持部 13 下方抱持部 2 把手 21 握り部 22 上方嵌着片 23 下方嵌着片 24 係止部 24−1 上方係止部 24−2 下方係止部 3 パリソン A ブロー成形型 A1 凹部 B 圧力流体
Claims (2)
- 【請求項1】 握り部に係止部を連設してなる把手を、
係止部がブロー成形型内に突出するように予めセットす
ると共に、同じくブロー成形型内に予熱したパリソンを
セットし、該パリソン内に加圧流体を吹込んでこれを延
伸ブローすることにより、ボトル本体の壁面に前記係止
部を係合してボトル本体に把手を取付けるにあたり、予
め、前記係止部を冷却しておくことを特徴とする把手付
プラスチックボトルの製造方法。 - 【請求項2】 ポリエステル樹脂製ボトル本体の壁面に
係合する同質樹脂よりなる把手の係止部を、予め、冷却
しておくことを特徴とする請求項1記載の把手付プラス
チックボトルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8166028A JPH1016980A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 把手付プラスチックボトルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8166028A JPH1016980A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 把手付プラスチックボトルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1016980A true JPH1016980A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15823611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8166028A Pending JPH1016980A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 把手付プラスチックボトルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1016980A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2444038A (en) * | 2006-11-22 | 2008-05-28 | Plastic Can Company Ltd | Method and apparatus for moulding a container with a handle |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8166028A patent/JPH1016980A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2444038A (en) * | 2006-11-22 | 2008-05-28 | Plastic Can Company Ltd | Method and apparatus for moulding a container with a handle |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |