JPH067153Y2 - 二重床パネルの切欠口用蓋 - Google Patents

二重床パネルの切欠口用蓋

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JPH067153Y2
JPH067153Y2 JP1986181645U JP18164586U JPH067153Y2 JP H067153 Y2 JPH067153 Y2 JP H067153Y2 JP 1986181645 U JP1986181645 U JP 1986181645U JP 18164586 U JP18164586 U JP 18164586U JP H067153 Y2 JPH067153 Y2 JP H067153Y2
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JP
Japan
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floor panel
lid
plate portion
edge
cutout
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JP1986181645U
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JPS6385753U (ja
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陽英 政田
秀康 甲斐
浩 小林
賢司 杉本
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Taisei Corp
Toshiba Corp
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Taisei Corp
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はOA機器などを設置するための浮床を構成する
二重床パネルの縁部に切欠形成された信号ケーブル、幹
線ケーブルの取り出し口等として使用される切欠口を被
蓋する切欠口用蓋に関するものである。
〈技術背景〉 浮床を構成する二重床パネルには信号ケーブルや幹線ケ
ーブル等を取り出す小さな切り欠き部を縁部に形成した
ものがあった。
しかし、直径の異なる数種の信号ケーブルや幹線ケーブ
ル類をまとめて取り出したり、コンセントボックス等を
取付できない点等で不具合があり、その対応策として信
号ケーブルや幹線ケーブルを複数本一括して取り出した
り、コンセントボックスを取付るための比較的大形な切
欠口を縁部分に有する二重床パネルが提案された。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、このような二重床パネルは信号ケーブルや幹
線ケーブルを取り出す必要がない箇所に敷設される場合
やコンセントボックス等を取着する必要がない箇所に載
設される場合には切欠口を開放状態のまま放置しておく
と、ハイヒールの踵部が落下し転倒して怪我の原因にな
ったり、塵類が基礎床に落下し不潔化の原因になること
から被蓋する必要が生じる。
そこで、比較的強度のあるポリカーボネートで成形した
平板状物の裏面をガラス繊維で裏打補強した断面構造の
蓋体で切欠口を被蓋することが開発途中で提案された。
ところで、上記ポリカーボネート製の平板状の蓋体は切
欠口の口縁に段設された平面視コ型状を呈する段差面に
載置して切欠口を被蓋した際、二重床パネルの縁部に連
続する一辺部分が無支持となる結果、少なくとも厚みが
10mm以上ないと撓み変形のない安全な定形を維持できな
い。
そのため、二重床パネルの切欠口の口縁にはその肉厚に
相当する深さの窪みを形成して、蓋体を載置する載置部
がその窪みの分だけ薄肉状とならざるをえず、大きな荷
重が加わった場合に載置部のコーナー部にクラックが入
ったり、欠落してしまうことが実験によって明かになっ
た。
ちなみに、二重床パネルの厚みを増厚して対処する場合
には材料コストの高騰、重量化による運搬、載設作業の
労働化や面倒化が生じ、床下空間も狭くなってしまい、
好ましくない。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目
的とする処は、薄肉でありながら撓み変形しない耐強度
を有する切欠口用蓋を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記課題を解決するために講じた技術的手段は床パネル
本体の縁部から切欠形成された切欠口の口縁の一段低い
段差面に載置する二重床パネルの切欠口用蓋であって、
金属板で成形され上記段差面に載置される蓋板部と、そ
の蓋板部一縁部から下向きに同一体に折曲形成され床パ
ネル本体の縁部と連続状となる補強板部と、上記蓋板部
裏面に設けられ前記段差面に当接する緩衝性の帯片とで
構成したことを要旨とする。
〈作用〉 上記技術的手段によれば、床パネル本体の縁部から切欠
形成された切欠口口縁の一段低い段差面に載置される切
欠口用蓋は、3辺が平面視コ型状の段差面で支持され、
残り一辺の無支持辺は蓋板部から同一体に下向きに折曲
形成した補強板部で補強して、その補強板部が上記無支
持辺に剛性を付与する結果、薄肉であっても撓み変形の
ない曲げ剛性を発揮する。
且つ緩衝性の帯片が帯板部と床パネル本体の段差面との
接触を回避し、加重による切欠口用蓋と段差面との当た
り音の発生を防止する。
〈実施例〉 本考案の実施の一例を図面について説明する。
符号(A)は切欠口用蓋であり、この切欠口用蓋(A)
はスチール板や鉄板で形成されており、蓋板部(1)
と、その蓋板部(1)の一縁部から同一体に折曲形成し
た補強板部(2)と、上記蓋板部(1)の裏面に設けた
緩衝性の帯片(3)と、上記蓋板部(1)の略中央部に
プレス等の手段で突出形成された突出部(4)とを備え
ている。
蓋板部(1)は、床パネル本体(a)の切欠口(a′)
の口縁に一段低く形成されている上面を一段低い平面視
コ型状の段差面(a−1)とする載置部(a″)と略同
じ平面積に形成されている。
補強板部(2)は、上記切欠口(a′)の高さと略同じ
巾を有して床パネル本体(a)の縁部と連続状となるよ
うに、蓋板部(1)の一縁部から同一体に折曲形成して
上記蓋板部(1)を補強している。
また、切欠口用蓋(A)は詳細には亜鉛メッキ有色クロ
メート処理が施されている。
突出部(4)は、前記蓋板部(1)を重ねてメッキする
場合に重ねた面が密着するのを防止するものである。
帯片(3)はプラスチック,ゴム,布など緩衝性を有す
る薄帯状のものであり、接着剤で前記段差面(a−1)
と対応する蓋板部(1)の裏面部分に接着されている。
この帯片(3)はプラスチックやゴムで形成する場合
に、発泡性のものとすることによって緩衝性を高めて、
加重による切欠口用蓋(A)と段差面(a−1)との当
たり音の発生をより確実に防止することができる。
更に、この帯片(3)の表面に微突起や微凹部を設けた
り粗面にすることにより防滑効果を有するものとなる。
ちなみに、蓋板部(1)及び補強板部(2)の厚みが
1.6mm、帯片(3)の厚みが0.7mmの切欠口用蓋
(A)を製作して実験した処、撓み変形が無く、段差面
(a−1)との間で当たり音も発生しない信頼性のある
ものであった。
〈考案の効果〉 本考案は以上のように床パネル本体の縁部から切欠形成
された切欠口口縁の段差面で支持されない蓋板部の一辺
を、同蓋板部から同一体に下方向に折曲形成した補強板
部で補強した断面形状横向きL型の切欠口用蓋であるか
ら、その形状特殊性で、平板状物よりも薄肉でありなが
ら撓み変形のない強度を付与することができる。
従って、載置する床パネル本体の切欠口の口縁に薄肉化
された蓋板部の板厚と帯片の厚さだけの肉厚分の窪みを
設けるだけでよく、蓋板部を載置する載置部を、その分
肉厚にすることができるから、大きな荷重が加わっても
載置部の隅部にクラックが入ったり、脱落することがな
い信頼性を二重床パネルに備えることができる。
且つ金属板を折曲した単純な断面形状であってポリカー
ボネートにガラス繊維を裏打補強した場合のように成形
型を用いたりして一体成形する必要がなく折曲加工だけ
で済むため、製作コストが1/2程度まで低減すること
が可能である。
また、蓋板部と段差面との直接的な接触を回避する緩衝
性の帯片を帯板部の裏面に設けているから、加重時にお
ける帯板部と段差面との当たり音、即ち騒音の発生を未
然に防止する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案二重床パネルの切欠口用蓋の一実施例を示
すもので、第1図は正面図、第2図は底面図で一部切欠
する、第3図は側面図、第4図は中央縦断拡大側面図、
第5図は使用状態の一部切欠せる斜視図である。 図中(A)は切欠口用蓋、(1)は蓋板部、(2)は補
強板部、(3)は帯片、(a)は床パネル本体、
(a′)は切欠口、(a″)は載置部、(a−1)は段
差面である。
フロントページの続き (72)考案者 甲斐 秀康 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 小林 浩 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)考案者 杉本 賢司 神奈川県横浜市戸塚区名瀬町344番の1 大成建設株式会社技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−208898(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床パネル本体の縁部から切欠形成された切
    欠口の口縁の一段低い段差面に載置する二重床パネルの
    切欠口用蓋であって、金属板で成形され上記段差面に載
    置される蓋板部と、その蓋板部一縁部から下向きに同一
    体に折曲形成され床パネル本体の縁部と連続状となる補
    強板部と、上記蓋板部裏面に設けられ前記段差面に当接
    する緩衝性の帯片とで構成したことを特徴とする二重床
    パネルの切欠口用蓋。
JP1986181645U 1986-11-25 1986-11-25 二重床パネルの切欠口用蓋 Expired - Lifetime JPH067153Y2 (ja)

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JPS6385753U JPS6385753U (ja) 1988-06-04
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