JPS6346247Y2 - - Google Patents

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JPS6346247Y2
JPS6346247Y2 JP16739882U JP16739882U JPS6346247Y2 JP S6346247 Y2 JPS6346247 Y2 JP S6346247Y2 JP 16739882 U JP16739882 U JP 16739882U JP 16739882 U JP16739882 U JP 16739882U JP S6346247 Y2 JPS6346247 Y2 JP S6346247Y2
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JP
Japan
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cover
inner panel
automobile door
door
side edges
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JP16739882U
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JPS5970820U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車ドアの水抜き装置の改良に関す
るものである。
従来、前述のような水抜き装置として、実公昭
56−8727号公報に記載されているように、自動車
ドアのインナパネルの下端傾斜部に水抜き穴を形
成し、前記インナパネルに一部を固定したゴムな
どの弾性材料からなるカバーで前記水抜き穴を覆
うことにより、自動車ドアの窓下辺部の窓ガラス
とアウタパネルとの間からドア内に侵入した水
を、水抜き穴から排出する機能を防げることな
く、水抜き穴からドア内に塵埃が侵入することを
防止したものが知られている。
しかし、従来の水抜き装置のカバーは、インナ
パネルの断面形状に合せてその水抜き穴周辺部に
確実に密着させることが困難で、カバーとインナ
パネルとの間に隙間ができ、ドア内への塵埃の侵
入を十分に防止できないという問題があつた。
本考案は、カバーの形状を改善することによ
り、前述した問題を解決して、カバーとインナパ
ネルの水抜き穴周辺部との密着性をよくし、また
断面形状が異なつたインナパネルへの追従性をよ
くし、さらに破損し難くした自動車ドアの水抜き
装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、本考案は、前述の
ような自動車ドアの水抜き装置において、カバー
の上縁部および両側縁部に肉厚部を形成し、両側
縁部の肉厚部に下端側に漸次厚さが薄くなる傾斜
を設けると共に、前記カバーの上縁部にインナパ
ネルへの取付用突起を形成したことを特徴として
いる。
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して
説明する。
第1図、第2図において、符号1は自動車ドア
であり、該ドア1には、開閉可能な窓ガラス2が
上部に設けられ、アウタパネル3の下端部を内側
に折曲げてインナパネル4の下端部を挾着し、両
パネル3,4の下端部がスポツト溶接などで固定
されている。インナパネル4の下端部には2つの
屈曲部4a,4bを設けてこれらの間に傾斜部4
cが形成され、傾斜部4cから一部が下方の屈曲
部4b下方に至る横長の水抜き穴5がドア1前後
方向の複数個所に形され、窓下辺部の窓ガラス2
とアウタパネル3との間などからドア1内に侵入
した水が、前記水抜き穴5からドレンとしてドア
外に排出されるようになつている。
前記水抜き穴5を覆うカバー6は、第2図およ
び第3図乃至第5図に示すように、天然ゴム、合
成ゴムのソリツド状ゴムなどの弾性材料の一体成
形品で横長の矩形状に形成され、カバー6裏面の
上縁部および両側縁部に厚さ1.5mmの厚肉部6a,
6bが各辺に沿う凸条状に形成され、両側縁部の
厚肉部6bの下部に下端側に漸次厚さが薄くなる
傾斜6cが形成されて、下端部は厚肉部6bがな
い部分とほぼ平坦にされ、上縁部および両側縁部
以外の部分の薄肉部が厚さ0.3〜0.5mmに形成され
ている。また、カバー6の上縁両側隈部には円錐
台形の取付用突起6dが肉厚部6a,6bからカ
バー6の厚さ方向に、インナパネル4の厚さとほ
ぼ同じ長さの小径嵌合部6eを介して、突設さ
れ、取付用突起6dの先端面から棒状部6fがさ
らに突設されている。
そして、インナパネル4の図示しない取付穴に
カバー6の取付用突起6dが押込まれて、これら
の基端と厚肉部6a,6bとでインナパネル4を
挾着することで、カバー6の上縁部がインナパネ
ル4に固定され、カバー6の裏面がインナパネル
4の傾斜部4c表面の水抜き穴5周辺部に圧接さ
れ、水抜き穴5がカバー6で覆われている。この
場合に、カバー6の下端部が屈曲部4bと対応し
て屈曲されるが、カバー6の下端部は両側縁の厚
肉部6bが傾斜6cで薄くなつているので容易に
屈曲される。
以上説明したように、本考案による自動車ドア
の水抜き装置は、水抜き穴5を覆うカバー6の上
縁部および両側縁部に肉厚部6a,6bを形成し
たので、肉厚部がないものと異なり、カバー6に
波打ちが生じ難く、カバー6をインナパネル4へ
隙間がなく密着させることができ、またカバー6
が破れにくくなり、かつ上縁部にインナパネル4
への取付用突起6dを設けたので、該突起6dが
肉厚部6aで補強されていることで、カバー6が
破損し難く、さらに両側縁部の肉厚部6bに傾斜
6cを設けてこれらの下端側を薄肉したのでカバ
ー6の下端部がインナパネル4の屈曲部4bに追
従して屈曲し易く、したがつて、前述した波打ち
が生じ難いことと相まつて、インナパネル4に対
する密着性がよく、しかもインナパネル4のカバ
ー6圧接部の断面形状が異なつてもその追従性が
よいために良好に密着し、塵埃が水抜き穴5から
ドア1内に入ることを確実に防止でき、ドアの前
後方向に複数個所に設けた水抜き穴や、前後ドア
の水抜き穴のカバーを1種類で間に合せることも
考えられるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による自動車ドアの
水抜き装置を備えた自動車の一例を示す側面図、
第2図は第1図の−線拡大断面図、第3図は
本考案の一実施例のカバーを示す正面図、第4図
は同側面図、第5図は同裏側からみた部分斜視図
である。 1……自動車ドア、2……窓ガラス、3……ア
ウタパネル、4……インナパネル、4a,4b…
…屈曲部、4c……傾斜部、5……水抜き穴、6
……カバー、6a,6b……厚肉部、6c……傾
斜、6d……取付用突起、6e……小径嵌合部、
6f……棒状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車ドアのインナパネルの下端部に水抜き穴
    を形成し、前記インナパネルに一部を固定した弾
    性材料からなるカバーで前記水抜き穴を覆つた自
    動車のドアの水抜き装置において、前記カバーの
    上縁部および両側縁部に肉厚部を形成し、両側縁
    部の肉厚部に下端側に漸次厚さが薄くなる傾斜を
    設けると共に、前記カバーの上縁部にインナパネ
    ルへの取付用突起を形成したことを特徴とする自
    動車ドアの水抜き装置。
JP16739882U 1982-11-04 1982-11-04 自動車ドアの水抜き装置 Granted JPS5970820U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16739882U JPS5970820U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 自動車ドアの水抜き装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16739882U JPS5970820U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 自動車ドアの水抜き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5970820U JPS5970820U (ja) 1984-05-14
JPS6346247Y2 true JPS6346247Y2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=30366237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16739882U Granted JPS5970820U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 自動車ドアの水抜き装置

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JPS5970820U (ja) 1984-05-14

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