JPH0670415U - 噛み込み防止構造を有する電線収容プロテクタ - Google Patents
噛み込み防止構造を有する電線収容プロテクタInfo
- Publication number
- JPH0670415U JPH0670415U JP008762U JP876293U JPH0670415U JP H0670415 U JPH0670415 U JP H0670415U JP 008762 U JP008762 U JP 008762U JP 876293 U JP876293 U JP 876293U JP H0670415 U JPH0670415 U JP H0670415U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- protector
- electric wire
- prevention plate
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓋体の閉止時の力が小さい状態で電線の噛み
込みを防止することができ、しかも電線の収容量を減ら
すことのない噛み込み防止構造を有する電線収容プロテ
クタを提供する。 【構成】 樋状のプロテクタ本体1と蓋体3とからな
り、前記プロテクタ本体1の側壁1b上に電線はみ出し
防止板11を立設し、前記蓋体3に該電線はみ出し防止
板11に対する受入れ部20を設けた。
込みを防止することができ、しかも電線の収容量を減ら
すことのない噛み込み防止構造を有する電線収容プロテ
クタを提供する。 【構成】 樋状のプロテクタ本体1と蓋体3とからな
り、前記プロテクタ本体1の側壁1b上に電線はみ出し
防止板11を立設し、前記蓋体3に該電線はみ出し防止
板11に対する受入れ部20を設けた。
Description
【0001】
本考案は、噛み込み防止構造を有する電線収容プロテクタに関する。
【0002】
図5〜図8に、実開平3−111121号公報に記載の従来のこの種のプロテ クタの一例を示す。このプロテクタは、樋状のプロテクタ本体1と、このプロテ クタ本体1の開口部を閉止する蓋体3とからなる。蓋体3は、その一側縁がプロ テクタ本体1の一方の側壁1aの上端にヒンジ5を介して連結され、プロテクタ 本体1に対して開閉自在とされている。プロテクタ本体1の他方の側壁1bの外 面には、蓋体3の閉止時に蓋体3側の係止突起7と係合する係止枠9が設けられ ている。
【0003】 プロテクタ本体1の他方の側壁1bの上端には、可撓性の電線はみ出し防止板 11が立設されている。一方、蓋体3の他側縁には、該電線はみ出し防止板11 に対する傾斜状の折り曲げ駆動片13が設けられている。
【0004】 このプロテクタによれば、図7、図8に示すように、蓋体3を閉じる際に可撓 性の電線はみ出し防止板11の上端が、折り曲げ駆動片13に当たる。そして、 蓋体3の閉止動作に伴って電線はみ出し防止板11が斜面の作用で内側に撓み、 蓋体3とプロテクタ本体1の間に電線Wを噛み込むのを防ぐ。
【0005】
ところで、上記従来のプロテクタは、蓋体3を閉じる際に折り曲げ駆動片13 により電線はみ出し防止板11を撓ませるので、蓋体3の閉止の際に大きな力が 必要である。また、蓋体3の閉止時に電線はみ出し防止板11が内方に倒れるの で、電線収容のための容量が減少するという問題がある。
【0006】 本考案は、上記事情を考慮し、蓋体の閉止時の力が小さい状態で電線の噛み込 みを防止することができ、しかも電線の収容量を減らすことのない噛み込み防止 構造を有する電線収容プロテクタを提供することを目的とする。
【0007】
本考案は、樋状のプロテクタ本体とこのプロテクタ本体の開口部を閉止する蓋 体とからなり、前記プロテクタ本体の側壁上に電線はみ出し防止板を立設し、前 記蓋体に該電線はみ出し防止板に対する受入れ部を設けてなることを特徴として いる。
【0008】
上記構成のプロテクタでは、電線はみ出し防止板があることで、蓋体の閉止時 に電線の噛み込みが防止される。また、蓋体の閉止時に電線はみ出し防止板が受 入れ部に収容されるので、同防止板を撓ませる力を必要とせず、また同防止板が 内方に撓んで電線収容空間を狭めることもない。さらに、受入れ部に電線はみ出 し防止板が案内されることになるので、蓋体とプロテクタ本体のロックがスムー ズに行われる。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、実施例中、図5〜 図8に示した従来例と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0010】 この実施例のプロテクタでは、蓋体3の電線はみ出し防止板11に対向する部 分に、蓋体3の閉止時に、電線はみ出し防止板11を受け入れるための溝状の受 入れ部20を形成している。受入れ部20は、蓋体3の側縁部を袋状(逆U字状 )に構成することにより形成されている。
【0011】 このプロテクタでは、図3に示すように電線はみ出し防止板11が電線Wのは み出しを防止するため、蓋体3を閉止する際に電線Wを蓋体3とプロテクタ本体 1の合わせ部間に噛み込むおそれがない。また、蓋体3の閉止の際には、同防止 板11が蓋体3側の受入れ部20内に収容されるので、防止板11を撓ませる必 要がなく、係合突起7と係合枠9の係合に必要な力だけ加えれば、蓋体3を図4 に示すような閉止状態にすることができる。また、電線はみ出し防止板11が受 入れ部20に受け入れられることにより、蓋体3の閉止動作が案内されることに なり、係合突起7と係合枠9の係合がスムーズに行われる。
【0012】 なお、上記実施例では、蓋体3をプロテクタ本体1にヒンジ5で連結した場合 を示したが、ヒンジで連結しないで、係合突起と係合枠とで係合するようにして もよい。その場合は、プロテクタ本体1の両方の側壁に電線はみ出し防止板を立 設し、蓋体の両方の側縁に受入れ部を設けるのが望ましい。
【0013】
以上説明したように、本考案によれば、蓋体の閉止に大きな力を要することな く電線の噛み込みを防止することができる。また、電線はみ出し防止板が受け入 れ部に収容されるので、同防止板の撓みによる電線収容量の減少もなくなる。さ らに、同防止板と受入れ部の案内作用により、蓋体とプロテクタ本体のロックが スムーズになる。
【図1】本考案の一実施例のプロテクタの蓋体を開いた
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例のプロテクタの蓋体を開いた
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図3】本考案の一実施例のプロテクタの蓋体を閉じる
直前の状態を示す断面図である。
直前の状態を示す断面図である。
【図4】本考案の一実施例のプロテクタの蓋体を閉じた
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図5】従来のプロテクタの蓋体を開いた状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】従来のプロテクタの蓋体を開いた状態を示す平
面図である。
面図である。
【図7】従来のプロテクタの蓋体を閉じる直前の状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図8】従来のプロテクタの蓋体を閉じた状態を示す断
面図である。
面図である。
1 プロテクタ本体 1b 側壁 3 蓋体 11 電線はみ出し防止板 20 受入れ部
Claims (1)
- 【請求項1】 樋状のプロテクタ本体とこのプロテクタ
本体の開口部を閉止する蓋体とからなり、前記プロテク
タ本体の側壁上に電線はみ出し防止板を立設し、前記蓋
体に該電線はみ出し防止板に対する受入れ部を設けてな
ることを特徴とする噛み込み防止構造を有する電線収容
プロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP008762U JPH0670415U (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 噛み込み防止構造を有する電線収容プロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP008762U JPH0670415U (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 噛み込み防止構造を有する電線収容プロテクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670415U true JPH0670415U (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=18528685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP008762U Pending JPH0670415U (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 噛み込み防止構造を有する電線収容プロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670415U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10196015B2 (en) | 2015-07-06 | 2019-02-05 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Wire housing protector |
US10214161B2 (en) | 2015-07-06 | 2019-02-26 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Wire housing protector |
US11485300B2 (en) | 2018-03-16 | 2022-11-01 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness protector and routing structure of wire harness using wire harness protector |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP008762U patent/JPH0670415U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10196015B2 (en) | 2015-07-06 | 2019-02-05 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Wire housing protector |
US10214161B2 (en) | 2015-07-06 | 2019-02-26 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Wire housing protector |
US11485300B2 (en) | 2018-03-16 | 2022-11-01 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness protector and routing structure of wire harness using wire harness protector |
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