JPH0670271U - 混成集積回路装置 - Google Patents

混成集積回路装置

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JPH0670271U
JPH0670271U JP1426093U JP1426093U JPH0670271U JP H0670271 U JPH0670271 U JP H0670271U JP 1426093 U JP1426093 U JP 1426093U JP 1426093 U JP1426093 U JP 1426093U JP H0670271 U JPH0670271 U JP H0670271U
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JP
Japan
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circuit board
insulator
external connection
mother
connection terminals
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JP1426093U
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Inventor
裕次 日高
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 回路基板および母回路基板が変形し難く、
しかも回路基板が曲がって母回路基板に接近しない混成
集積回路装置を提供する。 【構 成】 回路基板1の主面には、外部接続端子4と
接続するランド電極2が配列されている。そして、当該
回路基板1上の前記ランド電極2を含む部分に配置され
る絶縁体3には、外部接続端子4が互いに離間しながら
絶縁体3の少なくとも二側面にわたって固定され、絶縁
体3と回路基板1との間に挟まれた部分がランド電極2
と接続される。また、外部接続端子4のリード部41
は、その一方の端部が、絶縁体3の一側面に沿って回路
基板1から突出されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回路基板と母回路基板とを接続する際に、安定した固着ができる混 成集積回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来例におけるシングルインライン型回路基板と母回路基板との取付け 状態を説明するための図である。 回路基板81は、少なくともその端部の一側面に図示されていない配線パター ンと共にランド電極82、82′が形成されている。外部接続端子83は、回路 基板81のランド電極82、82′を挟持するクリップ部84と、リード部85 とから構成されている。また、母回路基板86は、外部接続端子83のリード部 85を挿入するためのスルーホール87と前記リード部85を取り付けるための ランド電極88とが形成されている。
【0003】 回路基板81は、外部接続端子83のクリップ部84で、ランド電極82の部 分を挟持した後、はんだ付けが行なわれる。このような回路基板81における外 部接続端子83のリード部85は、母回路基板86のスルーホール87に挿入さ れた後、母回路基板86に形成されているランド電極88とリード部85とがは んだ付けされる。 また、外部接続端子83のクリップ部84とリード部85とを直角に折曲げて 、回路基板81の両端部に取り付けるとデュアルインライン型回路基板となる。 デュアルインライン型回路基板は、前記と同様に、リード部85を母回路基板 86のスルーホール87に挿入した後、母回路基板86に形成されているランド 電極88とリード部85とがはんだ付けされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例における母回路基板のスルーホールには、外部接続端子のリード部 が挿入され、このリード部で回路基板と母回路基板とを取り付けている。 しかし、このような状態で、回路基板に何らかの応力が加わった場合、上記リ ード部は、簡単に曲がってしまう。また、母回路基板上に取り付けられている回 路基板の外部接続端子が曲がると、回路基板と母回路基板とは、近接して両者の 金属部分どうしが接触してショート事故に至り危険である。 さらに、母回路基板が経年変化によって反った場合、一部のリード部とスルー ホールとを接合するはんだに応力が加わるため、母回路基板に取り付けられてい る回路基板のリード部がスルーホールから抜けるという問題を有している。
【0005】 本考案は、以上のような課題を解決するためのもので、回路基板および母回路 基板が変形し難く、しかも回路基板が曲がって母回路基板に接近しない混成集積 回路装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案の混成集積回路装置は、外部接続端子4と 接続するランド電極2が主面上に配列された回路基板1と、当該回路基板1上の 前記ランド電極2を含む部分に配置される絶縁体3と、互いに離間しながら絶縁 体3の少なくとも二側面にわたって固定され、絶縁体3と回路基板1との間に挟 まれた部分がランド電極2と接続されると共に、一方の端部が、絶縁体3の一側 面に沿って回路基板1から突出された複数のリード部41とから構成される。
【0007】
【作 用】
本考案の混成集積回路装置は、母回路基板のスルーホールに挿入されるリード 端部が外部接続端子を構成する絶縁体の一側面に沿わされた部分から延長して突 設されている。すなわち、回路基板が絶縁体の側面に沿って取り付けられている 外部接続端子のリード部を介した状態で母回路基板上に実装されているので、回 路基板の応力は、そのリード部に伝わることがない。したがって、回路基板と母 回路基板とは、回路基板に加わる応力によって接近することがない。
【0008】 また、混成集積回路装置が母回路基板上に実装された状態で、絶縁体は、その 底面で母回路基板上に接していると共に、当該絶縁体の側面に沿って取り付けら れているリード部が母回路基板に形成されたスルーホールに挿入されて固定され ている。このため、絶縁体に取り付けられている外部接続端子の配列方向への母 回路基板の「反り」が規制される。また、リード部は、絶縁体の少なくとも二側 面にわたって固定されていると共に、絶縁体が母回路基板上に接して取り付けら れるため、母回路基板に反りが発生しても、母回路基板のスルーホールから抜け ない。
【0009】
【実 施 例】
図1は本考案における一実施例で、デュアルインライン型回路基板に適用した 場合を説明するための図である。図2は図1における斜視図である。 図1および図2において、回路基板1の主面には、厚膜ペーストを所定のパタ ーンで印刷した後、乾燥、焼成して、図示されていない配線パターンと共に外部 接続端子4を取り付けるランド電極2が形成される。その後、前記配線パターン およびランド電極2には、リフローソルダリングのためのはんだペーストが塗布 される。 外部接続端子4は、後述する母回路基板のスルーホールに挿入して、母回路基 板に形成されたランド電極とはんだ付けするリード部41と、前記回路基板1に 形成されたランド電極2とはんだ付けするリード基部42と、絶縁体3に引っか けるリード鉤部43とから構成されている。
【0010】 また、外部接続端子4は、そのリード部41の一部、リード基部42、および リード鉤部43が絶縁体3の側面に沿って互いに離間して取り付けられる。外部 接続端子4と絶縁体3とは、たとえば接着剤で固定される。さらに、外部接続端 子4は、その一個が部品となって、自動機によって絶縁体3に多数取り付けられ る。回路基板1は、上面の所定の位置に接着剤で回路部品が仮固定された後、裏 面にも回路部品を載置する。また、回路基板1は、外部接続端子4が取り付けら れた絶縁体3を一つの部品として、回路基板3の対向する二縁に沿ってそれぞれ 配置し、各ランド電極2と接するように位置決めを行なう。
【0011】 回路基板1と外部接続端子4が取り付けられている絶縁体3とを固定するに際 し、回路基板1および絶縁体3の互いに対応する位置に、予め透孔および凸形の 突起部を形成しておくと、両者の位置決めが容易となる。 このような状態で、リフローソルダリングを行ない、外部接続端子4は、ラン ド電極2を介して回路基板1に取り付けられる。 その後、回路基板1および絶縁体3は、洗浄されてリフローソルダリングの際 に付着したフラックス成分が除去される。
【0012】 図3は本考案における一実施例で、シングルインライン型回路基板に適用した 場合を説明するための図である。図4は図3における斜視図である。 図3および図4において、回路基板5の一端には、前記同様に図示されていな い配線パターンと共に、ランド電極6が形成されている。そして、外部接続端子 4のリード部41が取り付けられている側を前記ランド電極6にはんだ付けする 。
【0013】 図5はシングルインライン型回路基板を母回路基板に取り付けた状態を説明す るための図である。 たとえば、シングルインライン型回路基板5を母回路基板11に取り付けた場 合を説明する。母回路基板11には、ランド電極12とスルーホール13とが形 成されている。そして、シングルインライン型回路基板5の外部接続端子4は、 母回路基板11のスルーホール13に挿入された後、外部接続端子4とランド電 極12とがはんだ14によって取り付けられる。 このような取り付けにおいて、絶縁体3が回路基板5および母回路基板11に 密着しているため、回路基板5および母回路基板11は、絶縁体3の長さ方向に 曲がり難い。特に、母回路基板11の場合、スルーホール13に接続されたリー ド部41によって絶縁体3が押し付けられているため、「反り」は確実に防止さ れる。同時にリード部41がスルーホール13から外れることが防止される。 回路基板5は、外部接続端子4と絶縁体3とによって支えられているため、外 部接続端子4の部分から曲がることがない。したがって、回路基板5と母回路基 板11が接近して、ショート事故が発生しない。
【0014】 図6は本考案の他の実施例で、デュアルインライン型回路基板の外部接続端子 を説明するための図である。図7は本考案の他の実施例で、シングルインライン 型回路基板の外部接続端子を説明するための図である。 図6および図7において、外部接続端子4と外部接続端子4′とが交互に向き を変えて取り付けられている。すなわち、絶縁体3は、外部接続端子4と外部接 続端子4′とによって抱持されているため、外部接続端子4および4′と絶縁体 3との取り付けが強固になる。 このような外部接続端子4および4′を備えた回路基板1または5は、千鳥状 に穿設された母回路基板11のスルーホールに挿入された後、ランド電極に取り 付けられる。
【0015】 以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は、前記実施例に限定されるもの ではない。そして、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱すること がなければ、種々の設計変更を行なうことが可能である。 たとえば、外部接続端子は、実施例のようなリード鉤部を必ずしも設ける必要 がない。また、絶縁体は、実施例に限定されず、回路基板および母回路基板側が 平面であれば、どのような形状にも変形できる。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、外部接続端子が絶縁体の少なくとも二側面にわたって互いに 離間して固定されていると共に、絶縁体が回路基板および母回路基板上に接して 取り付けられるため、回路基板への応力は、外部接続端子のリード部に伝わらな い。そのため、回路基板と母回路基板とは、接近してショート事故を発生するこ とがない。また、上記のような絶縁体が回路基板と母回路基板とに固定されてい るため、回路基板および母回路基板が絶縁体の長さ方向に変形しない。したがっ て、回路基板に取り付けられているリード部は、母回路基板に形成されているラ ンド電極からはずれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における一実施例で、デュアルインライ
ン型回路基板に適用した場合を説明するための図であ
る。
【図2】図1における斜視図である。
【図3】本考案における一実施例で、シングルインライ
ン型回路基板に適用した場合を説明するための図であ
る。
【図4】図3における斜視図である。
【図5】シングルインライン型回路基板を母回路基板に
取り付けた状態を説明するための図である。
【図6】本考案の他の実施例で、デュアルインライン型
回路基板の外部接続端子を説明するための図である。
【図7】本考案の他の実施例で、シングルインライン型
回路基板の外部接続端子を説明するための図である。
【図8】従来例におけるシングルインライン型回路基板
と母回路基板との取付け状態を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1、5・・・回路基板 2、6・・・ランド電極 3・・・絶縁体 4・・・外部接続端子 41・・・リード部 42・・・リード基部 43・・・リード鉤部 11・・・母回路基板 12・・・ランド電極 13・・・スルーホール 14・・・はんだ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部接続端子と接続するランド電極が主
    面上に配列された回路基板と、 当該回路基板上の前記ランド電極を含む部分に配置され
    る絶縁体と、 互いに離間しながら絶縁体の少なくとも二側面にわたっ
    て固定され、絶縁体と回路基板との間に挟まれた部分が
    ランド電極と接続されると共に、一方の端部が、絶縁体
    の一側面に沿って回路基板から突出された複数のリード
    部と、 から構成されたことを特徴とする混成集積回路装置。
JP1426093U 1993-03-04 1993-03-04 混成集積回路装置 Withdrawn JPH0670271U (ja)

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JP1426093U JPH0670271U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 混成集積回路装置

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JP1426093U JPH0670271U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 混成集積回路装置

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JPH0670271U true JPH0670271U (ja) 1994-09-30

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Effective date: 19970703