JPH0668442B2 - 印刷回路板のパタ−ン検査装置 - Google Patents

印刷回路板のパタ−ン検査装置

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JPH0668442B2
JPH0668442B2 JP60282817A JP28281785A JPH0668442B2 JP H0668442 B2 JPH0668442 B2 JP H0668442B2 JP 60282817 A JP60282817 A JP 60282817A JP 28281785 A JP28281785 A JP 28281785A JP H0668442 B2 JPH0668442 B2 JP H0668442B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学的方式による印刷回路板の外観検査装置
に係り、特に印刷回路板に対する焦点合せを自動化する
パターン検査装置に関する。
〔従来の技術〕
印刷回路板のパターン検査を行うために光学的方法を使
った検査装置が知られている(たとえば特開昭56−1680
4号公報など)。この方法は印刷回路板の表面を撮像手
段によって撮像し、得られた配線パターンの像からその
良否を判定するものである。この場合印刷回路板表面に
ついて視野の明るさを充分確保するために、対物レンズ
の開口径は大きいものが用いられる。さらに配線パター
ンが高密度化しているため充分な解像度を得る必要があ
り、一般に撮像手段の焦点深度は小さい。たとえば印刷
回路板用の外観検査装置として焦点深度が大きくなるよ
う設計しても±300μm(精度±5μmのとき)程度で
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
外観検査装置の焦点深度は一般に上記のようなものであ
るが、一方印刷回路板にはそりやねじれがある。たとえ
ば日本プリント基板工業会規格によれば、そりやねじれ
によるプリント基板面と垂直な方向への変位は長さが20
0mmの両面プリント基板の場合、その長さの1.3%以下と
規定されている。(1983年合成樹脂工業会発行の印刷配
線板規格対照集による)。従って長さ200mmのプリント
基板の場合最大2.6mm程度の変位が生じている可能性が
ある。このためそりの大きい印刷回路板について上記の
ように小さい焦点深度をもつ撮像手段の焦点を調整しな
いで印刷回路板全体を連続走査しながら外観検査を行う
ことはほとんど不可能な状態であった。
本発明の目的は、そりやねじれのある印刷回路板に巨視
的に追随して自動的に焦点合せを行いながら外観検査を
行うパターン検査装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、印刷回路板の配線パターンを撮像する撮像手
段についてその配線パターンに対する焦点を合わせる方
向にこの撮像手段を駆動する手段と、この撮像手段と一
体に駆動され印刷回路板と撮像手段との間の間隔を計測
し電気量の大きさで出力する変位センサと、この変位セ
ンサの出力を焦点に対応する所定の電気量と比較しその
差分を0とする方向に撮像手段を駆動するよう制御する
手段とを設けた印刷回路板のパターン検査装置を特徴と
する。
さらに本発明は、撮像手段によって撮像され2値化して
画像メモリに格納された配線パターンの画像を識別し、
変位センサが配線パターン上に位置付けられているとき
には上記の制御手段が撮像手段を駆動するのを抑止する
手段を設けた印刷回路板のパターン検査装置を特徴とす
る。
〔作用〕
本発明のパターン検査装置は、変位センサを設け、この
変位センサの検出出力が印刷回路板の撮像手段に対する
焦点からずれているかどうか検出し、この焦点ずれを補
正するように自動焦点合せを行うので、印刷回路板のそ
りやねじれによって生じる焦点ずれに対し動的な補正を
しながらパターン検査を行うものである。
さらに本発明のパターン検査装置は、変位センサが配線
パターン上に位置付けられているときに上記の補正を一
時中止する。これによって印刷回路板の配線パターンや
スルーホールのように3次元的な凹凸のある印刷回路板
に対して精度よく変位センサを適応でき、上記の焦点ず
れの補正が高い精度で行える。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す印刷回路板のパター
ン検査装置の概略構成を示す構成図である。1は検査対
象となる印刷回路板、5はその上に印刷回路板を載置し
図でX方向に移動するXテーブル、7はXテーブル5を
X方向に駆動するX軸モータ、6はXテーブルより上の
部分を載置し図でY方向に移動するYテーブル、8はY
テーブル6をY方向に駆動するY軸モータ、9はベース
となる架台である。10はX軸モータ7およびY軸モータ
8を駆動するモータ制御回路である。モータ制御回路10
はX軸モータ7を介してXテーブル5を連続送りし、X
方向の送りが一方の終端に達するごとにY軸モータ8を
介してYテーブル6をステップ送りする。2は一次元セ
ンサであり、X方向と垂直な方向(Y軸方向)に沿って
たとえば1024個の画像センサ素子が並べられており、対
物レンズ(図示せず)を介して反射光による印刷回路板
1上の配線パターンの像をとらえるものである(照射光
を供給する光源は図示していない)。4は一次元センサ
2を図でZ方向(上下方向)すなわち焦点を合せる方向
に駆動するZ軸モータである。一次元センサ2にはX方
向に沿って2つの変位センサ3−1,3−2が取り付けら
れている。一次元センサ2,変位センサ3−1および変位
センサ3−2の中心はX方向を向いた一直線上にある。
変位センサ3−1,3−2は印刷回路板1と該変位センサ
との間の間隔を計測する装置である。たとえば光学式の
変位センサの場合、印刷回路板1上に光を照射し、その
反射光をリニアセンサによってとらえるものである。印
刷回路板と変位センサとの間の間隔が変動すると、反射
光をとらえるリニアセンサの素子が変わるから、リニア
センサを走査することによってその走査時間の変化を電
圧の大きさに置き換えることができる。いずれにしても
変位センサ3−1、3−2は印刷回路板と該変位センサ
との間の間隔に応じた電気量を出力する。なお変位セン
サは2つあり、後述するように印刷回路板1を図で右方
向に駆動するときには変位センサ3−2の出力を選択
し、左方向に駆動するときには変位センサ3−1の出力
を選択する。18はモータ制御回路10が出力するXテーブ
ル5の移動方向についての情報に応じて変位センサ3−
1,3−2いずれかの出力を選択し、選択された出力をZ
軸モータ4を駆動するためのパルスに変換し、Z軸モー
タ4を駆動するモータ制御回路である。この回路は、変
位センサ3−1または3−2が検出する印刷回路板1と
該変位センサとの間の間隔の変動に追随して一次元セン
サ2の焦点が合うように一次元センサ2をZ軸モータ4
の駆動によって移動させ、その焦点距離を調整する。な
おモータ制御回路18の詳細については後述する。11は一
次元センサ2がとらえた印刷回路板1表面の画像信号を
2値化する2値化回路である。12は2値化された1次元
画像を2次元画像として一時的に蓄積するための画像メ
モリである。画像メモリ12はシフトレジスタ構成となっ
ており、Xテーブル5の移動速度すなわち一次元センサ
2の走査速度に合わせてたとえば新たに入力された画像
情報が1024ビットずつ順次格納され、古い画像情報が10
24ビットずつ順次シフトアウトされるようになってい
る。13は画像メモリ12から画像情報を読み出し、その配
線パターンの像からその良否を判定する欠陥判定回路で
あり、その詳細はすでに知られているから詳細説明を省
略する。14は欠陥判定回路13が欠陥と判定した場合に出
力する信号に応じてモータ制御回路10がそのレジスタに
保持する現在のX座標およびY座標をモータ制御回路10
から読み出して外部に出力する回路である。
第1図に示すパターン拡大回路15,形状判定回路16およ
び遅延回路17について詳細説明する前にここで印刷回路
板1に変位センサを適用する場合の問題点について説明
する。
第2図(a)は、印刷回路板1を板面に対して垂直に切
断した切り口を示す斜視図であり、1−1は配線パター
ン、1−2はスルーホール、1−3はスルーホール1−
2を囲むパッド、3−3はXテーブル5による印刷回路
板1のX方向の移動に従って変位センサ3−1,3−2が
検出する検出対象の軌跡である。第2図(b)は第2図
(a)の印刷回路板1に対応して変位センサ3−1,3−
2が検出する間隔dの電圧値d′を示すもので、横軸は
軌跡3−3上のX位置、縦軸は各X位置に対応する変位
センサの出力d′を示す。第2図(b)に示すように、
配線パターン1−1の端部(肩部)あるいはパッド1−
3の端部では変位センサの計測値3−4が不安定にな
る。またスルーホール1−2部分では計測値3−4はし
ばしばオーバーレンジする。従って変位センサによって
印刷回路板のそりによるdの変動を精度よく計測するた
めには配線パターン1−1やパッド1−3の端部および
スルーホール1−2部分を除外して計測するのがよい。
あるいは配線パターン1−1,パッド1−3およびスルー
ホール1−2の全体を除外して、印刷回路板1の基材が
存在する部分のみを変位センサの計測対象とするのがよ
い。パターン拡大回路15,形状判定回路16および遅延回
路17はモータ制御回路18に対してこのような除外部分に
ついての情報を与えるための回路である。
第3図は、画像メモリ12およびパターン拡大回路15の構
成を示すブロック図である。画像メモリ12は1024ビット
のシフトレジスタ31がm列並び、直列に接続されている
メモリである。パターン拡大回路15は微小部切出回路32
と画像メモリ33とから構成される。微小部切出回路32は
3ビットのシフトレジスタ34が3列とオア回路35によっ
て構成される。画像メモリ12に入力される最新の3ビッ
トが最初のシフトレジスタ34にも入力され、画像メモリ
12の最初のシフトレジスタ31からシフトアウトしたデー
タビットが2列目のシフトレジスタ31に入力されると同
時に2列目のシフトレジスタ34にも入力され、2列目の
シフトレジスタ31からシフトアウトしたデータビットが
3列目のシフトレジスタ31に入力されると同時に3列目
のシフトレジスタ34にも入力される。シフトレジスタ34
のすべてのデータビットはオア回路35に入力され論理和
がとられる。画像メモリ33もシフトレジスタ31をR列並
べてこれらを直列に接続したメモリである。オア回路35
の出力は画像メモリ33の最初のシフトレジスタ31に順に
入力される。第3図に示す回路の動作は、画像メモリ12
に1ビットのデータビットが入力されかつシフトレジス
タ31のデータビットがシフトされるタイミングで微小部
切出回路32のシフトレジスタ34に1ビットのデータビッ
トが入力されかつシフトレジスタ34のデータビットが1
ビットシフトされる。この同じタイミングで微小部切出
回路32から1ビットのデータビットが出力されて画像メ
モリ33に入力されかつ画像メモリ33のシフトレジスタ31
が1ビットずつシフトする。本例では3ビットのシフト
レジスタ34を3列設けたことにより、3×3ビットの微
小領域を切り出すことになる。オア回路35によってこの
領域の全ビットの論理和がとられるので、この領域内の
少なくとも1つのデータビットが“1"であればオア回路
35は“1"を出力する。このようにして3×3ビットの微
小領域は、画像メモリ12に入力される全データビットが
1回ずつ該領域の中心ビット部を通過するように全領域
を走査するので、画像メモリ12に入力された画像情報を
1ビットだけ拡大または膨張させた画像情報を画像メモ
リ33に出力する。一般に微小部切出回路32にnビットの
シフトレジスタXn列を設けることにより、画像メモリ12
に入力された画像情報を(n−1)/2ビット拡大させ
た画像情報を画像メモリ33に出力する。なお画像メモリ
12を構成するシフトレジスタ列の数m(mn−1)
は、欠陥判定回路13が行う欠陥判定処理が必要とするだ
けの数であればよい。同様に画像メモリ33を構成するシ
フトレジスタ列の数R(R1)も後に述べる形状判定
回路16が行う処理が必要とするだけの数であればよい。
第4図は画像メモリ12上の画像情報がパターン拡大回路
15によって拡大される様子を示す図である。第4図
(a)は画像メモリ12上の原画像情報を示すものであ
り、19は印刷回路板1の基材部分であり値が“0"、20は
配線パターンの部分であり値が“1"、21はスルーホール
部分であり値が“0"である。第4図(b)は画像メモリ
33上の画像情報を示すもので、2つの配線パターン20は
つながって1つの配線パターン20−1に変形し、スルー
ホール21はふさがれてしまっている。すなわちパターン
拡大回路15によって第2図に示す配線パターン1−1の
端部およびスルーホール1−2が消去された画像が得ら
れる。
第1図に示す形状判定回路16は、画像メモリ33上のパタ
ーンの中心のドット情報を順次読み出す回路である。す
なわち画像メモリ33上で一次元センサ2の中心に相当す
るドット情報を順次読みとり、その反転情報を順次出力
する回路である。第4図(b)の例によれば、実線部分
22−1は“1"が出力され、変位センサによる計測が可能
な領域を指示する。また破線部分22−2は“0"が出力さ
れ、変位センサによる計測が不可能な領域を指示する。
遅延回路17は形状判定回路16が出力する計測可否を示す
2値情報を遅延させる回路である。一次元センサ2の中
心と変位センサ3−1または3−2の中心との距離をl
とし、Xテーブル5の送り速度をSとすると、形状判定
回路16から遅延回路17に入力される信号をl/Sだけ遅
延させて出力する必要がある。すなわち一次元センサ2
がとらえた印刷回路板1上の同一位置がl/Sだけ遅れ
て変位センサ3−1または3−2によってその間隔dが
検出されることになる。
第5図は、モータ制御回路18の構成を示すブロック図で
ある。セレクタ41はモータ制御回路10からの信号によっ
て変位センサ3−1または3−2のいずれか一方を選択
する回路である。Xテーブル5が第1図の右方向に移動
しているときにはモータ制御回路10から右方向を示す2
値信号が送られ、変位センサ3−2が選択される。Xテ
ーブル5が左方向に移動しているときにはモータ制御回
路10から左方向を示す2値信号が送られ、変位センサ3
−1が選択される。差動増幅器42は選択された変位セン
サ3−1または3−2の出力電圧を所定の電圧値と比較
しその差を出力する回路、AD変換器43は差動増幅器42の
出力を符号付きのディジタル値に変換する回路、パルス
変換回路44はこのディジタル値を0とするようにZ軸モ
ータ4を駆動するためのパルスに変換する回路、ゲート
45は遅延回路17の出力によってZ軸モータ4の駆動をオ
ンまたはオフするゲートである。遅延回路17が“0"を出
力するときゲート45は閉じられZ軸モータ4駆動を停止
する。モータ制御回路18の動作は、モータ制御回路10が
セレクタ41に与える信号に応じて変位センサ3−1また
は3−2のいずれか一方の電圧出力が選択され、選択さ
れた間隔dに対応する電圧d′が差動増幅器42によって
所定の電圧値と比較され、その差分がAD変換器43によっ
て符号つきのディジタル値に変換され、パルス変換回路
44によってこの値を0とする方向にZ軸モータ4を駆動
するためのパルスに変換され、ゲート45を介して遅延回
路17が“1"を出力する期間だけゲート45を開いて上記差
分を0とする方向にZ軸モータ4を駆動する。
なおモータ制御回路10は上述したように、X軸モータ7
およびY軸モータ8を駆動制御するのであるが、X軸モ
ータ7およびY軸モータ8に対してそれぞれXテーブル
5およびYテーブル6を右方向に駆動するか左方向に駆
動するかを示す信号を与える。このうちXテーブル5に
対する方向を示す2値信号を上述したようにモータ制御
回路18にも送出する。またモータ制御回路10は現在の一
次元センサ2の位置を示すX座標およびY座標を保持す
るレジスタを有し、欠陥出力回路14に該情報を提供す
る。
以下本実施例の動作について説明する。モータ制御回路
10の制御の下にX軸モータ7によってXテーブル5が連
続送りされ、Xテーブル5上に載置された印刷回路板1
がX方向に移動する。一次元センサ2は印刷回路板1上
の配線パターンの像を各々のセンサ素子の電圧値によっ
てとらえる。この電圧値は2値化回路11によって2値化
され、たとえば1024ビットずつの画像情報が順次画像メ
モリ12に格納され2次元の画像情報として一時的に蓄積
される。欠陥判定回路13は画像メモリ12からこの画像情
報を読み出し、その配線パターンの像からその良否を判
定する。欠陥判定回路13が配線パターンの像に欠陥部分
を検出したとき、欠陥出力回路14に信号が送られ、欠陥
出力回路14は現在のX座標およびY座標をモータ制御回
路10から読み出して外部へ出力する。
パターン拡大回路15は、画像メモリ12から画像情報を順
次読み出し、微小部切出回路32によって1ビットごとに
拡大操作を行って、拡大された画像情報を画像メモリ33
に格納する。形状判定回路16は画像メモリ33上のパター
ンの中心に相当するビット位置から1ビットずつドット
情報を読み出して、その反転情報を出力する。すなわち
変位センサによる計測が可能な領域は“1"が出力され、
計測不可能な領域は“0"が出力される。この出力は一次
元センサ2によってとらえた印刷回路板1上の同一位置
が遅延回路17によって変位センサ3−1または3−2の
中心に位置付けられるまでの時間だけ遅延されて、モー
タ制御回路18に供給される。モータ制御回路18はモータ
制御回路10が与えるXテーブル5の移動方向を示す情報
に応じて変位センサ3−1または3−2のいずれか一方
を選択し、この変位センサの出力電圧を所定の電圧値と
比較しその差分がAD変換器43を介してパルス変換回路44
によってZ軸モータ4を駆動するためのパルスに変換さ
れて、遅延回路17が“1"を出力する期間、すなわち選択
された変位センサが計測可能領域に位置付けられたとき
だけ、所定の間隔を維持するようにZ軸モータ4にフィ
ードバックが加えられる。この結果印刷回路板1のそり
またはねじれによる一次元センサ2の焦点ずれは補正さ
れ、自動的に焦点合せが行われる。
なお一次元センサ2の中心と変位センサ3−1または3
−2の中心とはlだけ離れているからプリント基板長さ
の最大1.3%のそりがあるとすればこの間に最大l×1.3
/100のずれあるいは誤差が生じる。焦点深度を±300μ
mとすれば、このずれを焦点深度の範囲内に収めるため
にはl23mmにする必要がある。なおプリント基板のそ
りまたはねじれはプリント基板上の長さとともに漸増し
ており、このlの間隔で急激な変化をしているわけでは
ないので、言い換えれば巨視的なそり状態を示すので、
このような遅れを伴なう検出方式で充分実用になる。
本発明の他の実施例として、一次元センサ2の代りに2
次元的な視野で画像をとらえるカメラを用いてもよい。
この場合モータ制御回路10は1回にカメラがとらえるフ
レームの幅に合わせてXテーブル5をステップ送りす
る。またカメラの中心と変位センサ3−1または3−2
の中心との間の距離lはこのフレーム幅の整数倍(m
倍)でなければならない。また画像メモリ12は(m+
1)フレーム分の画像情報を格納できる記憶容量が必要
である。同様に画像メモリ33も(m+1)フレーム分の
画像情報を格納できる記憶容量が必要である。遅延回路
17は不要であるが、形状判定回路16は画像メモリ12に入
力された最新のフレームからm番目の最も古いフレーム
について変位センサの計測可能な領域と計測不可能な領
域を示す信号をモータ制御回路18に送出する。モータ制
御回路18の構成および動作は先に説明したものと同じで
ある。
〔発明の効果〕 本発明によれば、印刷回路板の基材部分を変位センサの
検出対象とし、そりやねじれのある印刷回路板に対して
撮像手段の焦点を自動的に合わせながら印刷回路板の外
観検査を行えるので、精度の高い検査が行えるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である検査装置の概略構成を
示す構成図、第2図は印刷回路板の表面パターンに対応
する変位センサの出力を示す図、第3図はパターン拡大
回路の構成を示すブロック図、第4図は画像情報がパタ
ーン拡大回路によって拡大される様子を示す図、第5図
はモータ制御回路18の構成を示すブロック図である。 1……印刷回路板 2……一次元センサ 3−1,3−2……変位センサ 4……Z軸モータ 15……パターン拡大回路 16……形状判定回路 17……遅延回路 18……モータ制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の速度Sで移動するテーブル上に載置
    された印刷回路板の配線パターンを撮像する撮像手段
    と、該撮像手段によって撮像された画像信号を2値化す
    る手段と、該2値化された画像情報を格納する画像メモ
    リと、該画像メモリから該画像情報を読み出して前記配
    線パターンの良否を判定する手段とを有するパターン検
    査装置であって、前記撮像手段の前記配線パターンに対
    する焦点を合わせる方向に該撮像手段を駆動する駆動手
    段と、前記撮像手段と所定の距離Lだけ離れて一体に駆
    動され前記印刷回路板と該撮像手段との間の間隔を計測
    し電気量の大きさで出力する変位センサと、該変位セン
    サの出力を前記焦点に対応する所定の電気量と比較しそ
    の差分を0とする方向に前記撮像手段を駆動するように
    前記駆動手段を制御する制御手段とを設けたパターン検
    査装置において、前記画像メモリ中に格納された前記配
    線パターンの画像を識別する識別手段と、前記所定速度
    Sと前記所定距離Lから前記変位センサが前記識別され
    た配線パターン上に位置付けられていることを判別する
    手段と、前記変位センサが前記識別された配線パターン
    上に位置付けられているときには前記駆動手段が前記撮
    像手段を駆動するのを抑止する手段とを設けたことを特
    徴とする印刷回路板のパターン検査装置。
JP60282817A 1985-12-18 1985-12-18 印刷回路板のパタ−ン検査装置 Expired - Lifetime JPH0668442B2 (ja)

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