JPH0668194B2 - 間仕切り用支柱 - Google Patents

間仕切り用支柱

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JPH0668194B2
JPH0668194B2 JP1554188A JP1554188A JPH0668194B2 JP H0668194 B2 JPH0668194 B2 JP H0668194B2 JP 1554188 A JP1554188 A JP 1554188A JP 1554188 A JP1554188 A JP 1554188A JP H0668194 B2 JPH0668194 B2 JP H0668194B2
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実 加納
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小松ウオール工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、事務所フロア等を仕切るための間仕切り装
置に使用する間仕切り用支柱に関する。
従来技術 事務所フロア等の室内空間を簡便に仕切るために、各種
の間仕切り装置が開発されている。
このものは、フロアF上に間仕切り用支柱Rを立て、こ
の支柱Rの両側に、パネルP、Pを連結して行くもので
あって(第4図)、各パネルPの下部には、必要に応じ
て、巾木(はばき)Wを設けることもある。
そこで、従来、用いられている支柱Rは、中空状の四角
柱体からなる支柱本体R1の下端面に端板R2を挿着し、こ
の端板R2に設けたねじ孔に対して、座板R3bを有する調
節部材R3の雄ねじR3aを螺入し、ロックナットR3cによっ
て固定するようにしたものが一般的である。フロアFの
上面に多少の凹凸や傾斜があったとしても、調節部材R3
のねじ込み量を調節することによって支柱Rの高さを調
節することができるので、パネルP、Pの上端面は、正
確に水平に設定することができるものである。
発明が解決しようとする課題 而して、かかる従来技術によるときは、調節部材R3の調
節作業は、フロアF上に深くかがんで雄ねじR3aを回転
し、つづいて、立ち上って、パネルP、Pの上端面の傾
きの有無を点検するという両極端の作業を繰り返して行
なうことが強いられるため、作業内容が簡単であるにも
拘らず、作業能率が極めて悪く、重労働となりがちなも
のであった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の実情に鑑
み、支柱本体の内部に、支柱本体の上方から調節設定す
ることができる調節部材を組み込むことによって、作業
能率がよく、しかも、軽快に作業を行なうことができる
ようにした、新規の間仕切り用支柱を提供することにあ
る。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、支柱本
体と、支柱本体の内部に装着する調節部材とからなり、
支柱本体は、パネルの掛止手段を周壁上に形成した中空
状の四角柱体からなる一方、調節部材は、上端が支柱本
体の上端部にあり、下端部に雄ねじを刻設したねじ棒
と、このねじ棒に螺合して、ねじ棒の回転により、支柱
本体の下端からの突出寸法が調節自在のベースブラケッ
トとからなることをその要旨とする。
また、ねじ棒には、支柱本体の内面にほぼ接する振れ止
めリングを嵌着してもよいものとする。
作 用 而して、この構成によるときは、ねじ棒を支柱本体の上
方から回転することによって、ねじ棒の下端部の雄ねじ
に螺合するベースブラケットは、支柱本体の下端からの
突出寸法を自由に調節設定することができるから、ベー
スブラケットをフロア面に接して立てるときは、支柱本
体の上方から、支柱本体の高さを任意に調節することが
できる。
一方、パネルは、支柱本体に対して掛止されるものであ
るから、このようにして支柱本体の高さを調節すること
ができれば、パネルの高さ調節も自在である。
また、ねじ棒は、支柱本体と、支柱本体に掛止されるパ
ネルの重量を支持するものであるが、振れ止めリングを
嵌着しておけば、これらの荷重によるねじ棒の曲がりを
防止することができる。
以上のように作用するものである。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
間仕切り用支柱Rは、支柱本体10と、支柱本体10の内部
に装着される調節部材20からなる(第1図)。
支柱本体10は、板材を折り曲げ加工することによって形
成した中空状の四角柱体11の上端面に、コ字形のブラケ
ット12を嵌着してなる。ただし、四角柱体11の周壁上の
相対向する2面には、パネルPを掛止するための長孔11
a、11a…を設けてある一方、他の相対向する2面には、
棚吊り用または巾木W取付用の長孔11b、11b…が設けて
あり、また、ブラケット12の中央には、丸孔12aが穿設
してある。ブラケット12は、全体として、四角柱体11の
断面形状に適合するように形成されており、また、四角
柱体11の上端に形成した溝11c内において、四角柱体11
の周壁のうち、長孔11a、11a…を設けた相対向する2面
の上端面に載るようにして固着されている。四角柱体11
の下端部には、調節部材20の調節範囲を規制するため
の、別の長孔11dが設けてある。
調節部材20は、ねじ棒21と、ベースブラケット22とを主
要部材としてなる。
ねじ棒21は、その上下両端部に、それぞれ雄ねじ21a、2
1bを刻設するとともに、上端面にすり割り21cを形成し
た棒材であって、その全長は、支柱本体10よりいくぶん
短い程度に設定してあるものとする。上端部の雄ねじ21
aには、支柱本体10の溝11cの深さとほぼ同程度のねじ部
を残して、ナット23aを螺着してある。
ベースブラケット22は、支柱本体10の内部に挿入して、
上下に摺動自在であるように形成した縦長の枠形部材で
あって、その上端面には、ねじ棒21の雄ねじ21bと螺合
するねじ孔22aが設けてある(第2図)。また、その下
端面には、支柱本体10を形成する四角柱体11の周壁にか
かるような突出部22bを設けることにより、ベースブラ
ケット22の全体が支柱本体10の内部に入り込むことがな
いようになっている。ベースブラケット22の側壁には、
支柱本体10の長孔11dと対向するようにして、ねじ孔22c
を設け(第1図)、長孔11dを介して小ねじ24を螺着す
ることができるようになっている。
ねじ棒21の途中には、いくつかの振れ止めリング25、25
…が嵌着してある。振れ止めリング25の外周は、四角柱
体11の内面にほぼ接するように定めてあり、割り溝25a
を介してねじ棒21に嵌め込んだ上、接着によって固定し
てあるものとする(第1図)。振れ止めリング25の材質
としては、硬質ゴムまたはナイロン等の半硬質プラスチ
ックが好適である。
かかる構成の間仕切り用支柱Rは、支柱本体10の内部に
調節部材20を装着して一体に組み立てる(第2図)。た
だし、このときは、ねじ棒21の上端部は、支柱本体10の
ブラケット12の丸孔12aに対して、下方から挿通した
上、ロックナット23bを螺着するものとする。
このようにして組み立てた間仕切り用支柱Rに対して
は、長孔11a、11a…に対して、パネルPのフックP1、P1
…を掛けることによって、パネルP、Pを連結し、ま
た、最下部の長孔11bに対して、2枚の巾木W、Wのフ
ックW1、W1を挿着することによって、巾木W、Wを連結
することができる(第2図、第3図)。この状態では、
支柱本体10にかかる全重量は、ブラケット12と、ナット
23aとを介して、ねじ棒21とベースブラケット22とによ
って支承されている。
いま、ロックナット23bを緩めて、ねじ棒21を回転せし
めると、ねじ棒21の雄ねじ21bに螺合しているベースブ
ラケット22は、支柱本体10に対して相対移動するから、
支柱本体10の下端からの突出寸法dを自由に調節するこ
とができる。そこで、ねじ棒21の全長と雄ねじ21bの長
さを適当に選定すれば、突出寸法dとして、所定の調節
範囲を得ることが可能であり、この調節範囲に合わせ
て、支柱本体10の長孔11dの長さを定めておくものとす
る。
このようにして突出寸法dを調節することにより、間仕
切り用支柱Rの全長を変更することができ、したがっ
て、パネルP、Pの高さ調節を任意に行なうことができ
る(第2図の二点鎖線)。しかも、このときのねじ棒21
の回転は、ねじ棒21の上端面のすり割り21cを介して行
なうことができ、また、調節完了時においては、ロック
ナット23bによってロックしておけばよい。
ねじ棒21には、前述のように、パネルP、Pを含む全重
量が垂直荷重として作用する。しかしながら、ねじ棒21
は、振れ止めリング25、25…によって、その曲がりが拘
束されているので、ねじ棒21は、容易に所定の強度を実
現することが可能である。
以上の説明において、支柱本体10の長孔11a、11a…は、
パネルPのフックP1、P1…とともに、パネルPの掛止手
段を形成するものであるが、この掛止手段の形式は、任
意に変更することができるものとする。たとえば、支柱
本体10にフックを突設し、パネルPに設けたスリットに
対して、このフックを挿着するようにしてもよいもので
ある。
また、巾木Wは、必要に応じて取り付ければ足るもので
あるから、支柱本体10の最下部の長孔11bは、これを省
略することもできる。同様に、他の長孔11b、11b…も、
棚吊り用であるから、必要に応じて設ければ足るもので
あることはいうまでもない。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、支柱本体と、
支柱本体の内部に挿着する調節部材とかなり、調節部材
を形成するねじ棒は、支柱本体の上方から回転可能であ
った。その下端部の雄ねじには、支柱本体の下端からの
突出寸法が調節自在のベースブラケットが螺合してある
ので、パネルの高さ調節の全作業は、支柱本体の上方か
らすることができ、したがって、その作業は、能率がよ
く、しかも、軽快なものとすることができるという優れ
た効果がある。
さらに、ねじ棒に対して振れ止めリングを取り付けると
きは、ねじ棒の曲がりを拘束することができるので、容
易に、ねじ棒の所要強度を実現することができるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は分解斜視
説明図、第2図は組立構造説明図、第3図は使用状態を
示す分解斜視図である。 第4図は従来例を示す第2図相当図である。 R……間仕切り用支柱 10……支柱本体 11……四角柱体 20……調節部材 21……ねじ棒 21b……雄ねじ 22……ベースブラケット 25…振れ止めリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周壁上にパネルの掛止手段を形成し、中空
    状の四角柱体からなる支柱本体と、該支柱本体の内部に
    装着する調節部材とからなり、該調節部材は、上端が前
    記支柱本体の上端部にあり、下端部に雄ねじを刻設した
    ねじ棒と、該ねじ棒に螺合し、該ねじ棒の回転により、
    前記支柱本体の下端からの突出寸法が調節自在のベース
    ブラケットとからなる間仕切り用支柱。
  2. 【請求項2】前記ねじ棒には、前記支柱本体の内面にほ
    ぼ接する振れ止めリングを嵌着してあることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の間仕切り用支柱。
JP1554188A 1988-01-25 1988-01-25 間仕切り用支柱 Expired - Lifetime JPH0668194B2 (ja)

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JPH01190859A JPH01190859A (ja) 1989-07-31
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